JPH01230656A - ゴム変性スチレン系樹脂組成物 - Google Patents
ゴム変性スチレン系樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH01230656A JPH01230656A JP25155388A JP25155388A JPH01230656A JP H01230656 A JPH01230656 A JP H01230656A JP 25155388 A JP25155388 A JP 25155388A JP 25155388 A JP25155388 A JP 25155388A JP H01230656 A JPH01230656 A JP H01230656A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- less
- particle size
- particles
- resin composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011342 resin composition Substances 0.000 title claims abstract description 18
- 125000003011 styrenyl group Chemical class [H]\C(*)=C(/[H])C1=C([H])C([H])=C([H])C([H])=C1[H] 0.000 title 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims abstract description 77
- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims abstract description 22
- PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N Styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1 PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 16
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 8
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 8
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims abstract description 4
- 229920001890 Novodur Polymers 0.000 claims description 13
- 150000003440 styrenes Chemical class 0.000 claims description 3
- 239000000178 monomer Substances 0.000 abstract description 5
- 239000005062 Polybutadiene Substances 0.000 abstract description 4
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 abstract description 4
- 229920002857 polybutadiene Polymers 0.000 abstract description 4
- 125000003118 aryl group Chemical group 0.000 abstract description 3
- 238000012662 bulk polymerization Methods 0.000 abstract description 3
- 239000000806 elastomer Substances 0.000 abstract description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract 2
- 238000010557 suspension polymerization reaction Methods 0.000 abstract 1
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 12
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 7
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 7
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 5
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 4
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 4
- RRHGJUQNOFWUDK-UHFFFAOYSA-N Isoprene Chemical compound CC(=C)C=C RRHGJUQNOFWUDK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 3
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 3
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 3
- NLHHRLWOUZZQLW-UHFFFAOYSA-N Acrylonitrile Chemical compound C=CC#N NLHHRLWOUZZQLW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- XYLMUPLGERFSHI-UHFFFAOYSA-N alpha-Methylstyrene Chemical compound CC(=C)C1=CC=CC=C1 XYLMUPLGERFSHI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 2
- 238000000635 electron micrograph Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229920001955 polyphenylene ether Polymers 0.000 description 2
- -1 polysiloxane Polymers 0.000 description 2
- 229920005990 polystyrene resin Polymers 0.000 description 2
- 229920003048 styrene butadiene rubber Polymers 0.000 description 2
- JZHGRUMIRATHIU-UHFFFAOYSA-N 1-ethenyl-3-methylbenzene Chemical group CC1=CC=CC(C=C)=C1 JZHGRUMIRATHIU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- JLBJTVDPSNHSKJ-UHFFFAOYSA-N 4-Methylstyrene Chemical compound CC1=CC=C(C=C)C=C1 JLBJTVDPSNHSKJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000005063 High cis polybutadiene Substances 0.000 description 1
- 239000005064 Low cis polybutadiene Substances 0.000 description 1
- 238000003917 TEM image Methods 0.000 description 1
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 125000000217 alkyl group Chemical group 0.000 description 1
- 239000012986 chain transfer agent Substances 0.000 description 1
- 238000013329 compounding Methods 0.000 description 1
- 150000001993 dienes Chemical class 0.000 description 1
- 229920005669 high impact polystyrene Polymers 0.000 description 1
- 239000004797 high-impact polystyrene Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000003607 modifier Substances 0.000 description 1
- 239000003505 polymerization initiator Substances 0.000 description 1
- 230000000379 polymerizing effect Effects 0.000 description 1
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 1
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 229920001897 terpolymer Polymers 0.000 description 1
- 239000012745 toughening agent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、衝撃強度が改良されたゴム変性スチレン系樹
脂組成物に関するものである。
脂組成物に関するものである。
さらに詳しくは、強靭化剤として使用するゴム状弾性体
の含有量、ゴム状弾性体を含有してなる軟質成分(以下
軟質成分という。)の粒子径分布を特定することによっ
て、衝撃強度が著しく改良され、へBS樹脂代替品とし
て使用可能なゴム変性スチレン系樹脂組成物に関するも
のである。
の含有量、ゴム状弾性体を含有してなる軟質成分(以下
軟質成分という。)の粒子径分布を特定することによっ
て、衝撃強度が著しく改良され、へBS樹脂代替品とし
て使用可能なゴム変性スチレン系樹脂組成物に関するも
のである。
〈従来の技術〉
硬く脆いスチレン系樹脂の衝撃強度を改良するために、
ゴム状弾性体とスチレン系重合体とをブレンドしたり、
ゴム状弾性体をスチレン系単量体に溶解した後、重合し
て、ゴム変性スチレン系樹脂組成物にすることは、よ(
知られている。
ゴム状弾性体とスチレン系重合体とをブレンドしたり、
ゴム状弾性体をスチレン系単量体に溶解した後、重合し
て、ゴム変性スチレン系樹脂組成物にすることは、よ(
知られている。
しかしながら、ABS樹脂と比較すると未だ衝撃強度が
低く、該ゴム変性スチレン系樹脂の耐衝撃強度の改良の
ために、特開昭57−170949号、特開昭57−1
72948号、特開昭57−187345号、特開昭6
1−85461号等では、有機ポリシロキサンが添加さ
れたり、特開昭49−354号、特開昭59−6641
2号等では、ボリフェニレンエーテノベアクリロニトリ
ルやα−メチルスチレンとの共重合が、試みられている
。
低く、該ゴム変性スチレン系樹脂の耐衝撃強度の改良の
ために、特開昭57−170949号、特開昭57−1
72948号、特開昭57−187345号、特開昭6
1−85461号等では、有機ポリシロキサンが添加さ
れたり、特開昭49−354号、特開昭59−6641
2号等では、ボリフェニレンエーテノベアクリロニトリ
ルやα−メチルスチレンとの共重合が、試みられている
。
しかしながら、そのような衝撃強度改良方法では、添加
剤の購入や供給設備の設置、ポリフェニレンエーテル、
アクリロニトリルやα−メチルスチレン等の貯蔵や配合
設備にコストがかかり、またスチレン系樹脂特有のすぐ
れた加工性を損うという欠点が生じる。
剤の購入や供給設備の設置、ポリフェニレンエーテル、
アクリロニトリルやα−メチルスチレン等の貯蔵や配合
設備にコストがかかり、またスチレン系樹脂特有のすぐ
れた加工性を損うという欠点が生じる。
〈発明が解決しようとする課題〉
本発明者らは、衝撃強度改良剤の添加やスチレン系単1
体と共重合可能な単量体を重合させて連続相を形成させ
るという手段をとることなしに、ゴム変性スチレン系樹
脂の衝撃強度を著しく改良させる方法を鋭意研究した結
果、ゴム状弾性体の含有量と軟質成分の粒子径分布を特
定することにより、著しい衝撃強度の改良が認められる
ことを見い出し、本発明を完成するに至った。
体と共重合可能な単量体を重合させて連続相を形成させ
るという手段をとることなしに、ゴム変性スチレン系樹
脂の衝撃強度を著しく改良させる方法を鋭意研究した結
果、ゴム状弾性体の含有量と軟質成分の粒子径分布を特
定することにより、著しい衝撃強度の改良が認められる
ことを見い出し、本発明を完成するに至った。
〈課題を解決するための手段〉
すなわち本発明は、
スチレン系樹脂がマトリックスを形成し、ゴム状弾性体
を含有してなる軟質成分が粒子状に分散しているゴム変
性スチレン系樹脂組成物において、 (A)ゴム状弾性体の含有量が、該樹脂組成物の5、9
wt%以上、10. Qwt%以下であり、かつ、(B
)該軟質成分の粒子径が、 (a) 粒子径0.5μ以下の粒子が30%以上70
%未満であり、 ら)粒子径1.0μ以下の粒子が40%以上75%未満
であり、 (c) 粒子径2.5μ以上の粒子が20%以上55
%未満である 粒子径分布をもつことを特徴とするゴム変性スチレン系
樹脂組成物に関するものであり、その目的とするところ
は、衝撃強度が著しく改良されたゴム変性スチレン系樹
脂組成物を提供することにある。
を含有してなる軟質成分が粒子状に分散しているゴム変
性スチレン系樹脂組成物において、 (A)ゴム状弾性体の含有量が、該樹脂組成物の5、9
wt%以上、10. Qwt%以下であり、かつ、(B
)該軟質成分の粒子径が、 (a) 粒子径0.5μ以下の粒子が30%以上70
%未満であり、 ら)粒子径1.0μ以下の粒子が40%以上75%未満
であり、 (c) 粒子径2.5μ以上の粒子が20%以上55
%未満である 粒子径分布をもつことを特徴とするゴム変性スチレン系
樹脂組成物に関するものであり、その目的とするところ
は、衝撃強度が著しく改良されたゴム変性スチレン系樹
脂組成物を提供することにある。
本発明の目的を達成するには、これらの要件をすべて満
足する必要がある。
足する必要がある。
本発明に用いるゴム変性スチレン系樹脂組成物は、ゴム
状弾性体を芳香族モノビニル単量体に溶解した後、塊状
重合又は塊状−懸濁二段重合法によって製造される。
状弾性体を芳香族モノビニル単量体に溶解した後、塊状
重合又は塊状−懸濁二段重合法によって製造される。
芳香族モノビニル単量体としては、スチレンが一12的
ではあるが0−メチルスチレン、m−メチルスチレン、
p−メチルスチレン等のアルキル置換スチレンも利用で
きる。
ではあるが0−メチルスチレン、m−メチルスチレン、
p−メチルスチレン等のアルキル置換スチレンも利用で
きる。
また、ゴム状弾性体としては、ポリブタジェン、スチレ
ン−ブタジェン共重合体類、エチレン−プロピレン系共
重合体類、エチレン−プロピレン−非共役ジエンの三元
共重合体類、イソプレン重合体類、スチレン−イソプレ
ン共重合体類が使われるが、その中でもポリブタジェン
が最も好ましく使われる。
ン−ブタジェン共重合体類、エチレン−プロピレン系共
重合体類、エチレン−プロピレン−非共役ジエンの三元
共重合体類、イソプレン重合体類、スチレン−イソプレ
ン共重合体類が使われるが、その中でもポリブタジェン
が最も好ましく使われる。
ポリブタジェンとしては、シス含有率の高いハイシスポ
リブタジェン、シス含有率の低いローシスポリブタジェ
ンともに用いることができる。
リブタジェン、シス含有率の低いローシスポリブタジェ
ンともに用いることができる。
本発明の目的を達成するためには、(A) ゴム変性ス
チレン系樹脂組成物中に含有されるゴム状弾性体の量を
5.9wt%以上、10. Qwt%以下、好ましくは
、5.9wt%以上、9.Qwt%以下に調節しなけれ
ばならない。ゴム状弾性体含有量が5.9wt%未滴の
場合には、衝撃強度の改良効果は小さなものとなるか又
は発現しない。ゴム状弾性体含有量が10. Qwt%
を越えると、該樹脂組成物の耐熱性や剛性が低下し、機
能材料として使いにくいものとなる。
チレン系樹脂組成物中に含有されるゴム状弾性体の量を
5.9wt%以上、10. Qwt%以下、好ましくは
、5.9wt%以上、9.Qwt%以下に調節しなけれ
ばならない。ゴム状弾性体含有量が5.9wt%未滴の
場合には、衝撃強度の改良効果は小さなものとなるか又
は発現しない。ゴム状弾性体含有量が10. Qwt%
を越えると、該樹脂組成物の耐熱性や剛性が低下し、機
能材料として使いにくいものとなる。
また、(B)本発明によるゴム変性スチレン系樹脂にお
いて、軟質成分の粒子径分布は、(a) 0.5μ以
下の粒子は30%以上70%未満の範囲でなければなら
ない。該粒子径0.5μ以下の粒子が30%未満、ある
いは70%以上の場合には、衝撃強度の改良効果は、発
現上ないかまたは小さなものになる。
いて、軟質成分の粒子径分布は、(a) 0.5μ以
下の粒子は30%以上70%未満の範囲でなければなら
ない。該粒子径0.5μ以下の粒子が30%未満、ある
いは70%以上の場合には、衝撃強度の改良効果は、発
現上ないかまたは小さなものになる。
また(b)軟質成分の粒子径1.0μ以下の粒子は40
%以上、75%未満の範囲でなければならない。該粒子
径1.0μ以下の粒子が40%未満、あるいは75%以
上の場合には、衝撃強度の改良効果は、発現しないかま
たは小さなものになる。
%以上、75%未満の範囲でなければならない。該粒子
径1.0μ以下の粒子が40%未満、あるいは75%以
上の場合には、衝撃強度の改良効果は、発現しないかま
たは小さなものになる。
さらに、(c)軟質成分の粒子径2.5μ以上の粒子は
、20%以上55%未満の範囲でなければならない。該
粒子径2.5μ以上の粒子が20%未満あるいは、55
%以上の場合には、衝撃強度の改良効果は、発現しない
かまたは小さなものになる。
、20%以上55%未満の範囲でなければならない。該
粒子径2.5μ以上の粒子が20%未満あるいは、55
%以上の場合には、衝撃強度の改良効果は、発現しない
かまたは小さなものになる。
また、軟質成分の平均粒子径は、好ましくは、2.6μ
以下である。平均粒子径が2.6μを越えると、弾性率
や機械的強度の低下が起こるため、実用的には好ましく
ない。
以下である。平均粒子径が2.6μを越えると、弾性率
や機械的強度の低下が起こるため、実用的には好ましく
ない。
なお、ここで云う軟質成分の粒子径とは、樹脂の超薄切
片の透過型電子顕微鏡写真をとり、写真中の任意に選ん
だ軟質成分粒子約1000個の粒子径を測定して求めた
ものである。
片の透過型電子顕微鏡写真をとり、写真中の任意に選ん
だ軟質成分粒子約1000個の粒子径を測定して求めた
ものである。
粒子径分布は、便宜上表−1のように級別し、使って算
出した。
出した。
また平均粒子径は、次式によって算出した。
ここでn、は粒子径りの軟質成分粒子の個数である。
また、電子顕微鏡写真のゴム粒子は完全な円形ではない
ので、長手方向径aと長平方向と直角なより算出した。
ので、長手方向径aと長平方向と直角なより算出した。
粒子径分布は、コールタ−カウンターの如き分析装置を
用いて測定しても良いが、その時には、電子顕微鏡写真
による測定値との差を考慮しなければならない。
用いて測定しても良いが、その時には、電子顕微鏡写真
による測定値との差を考慮しなければならない。
本発明において特定された軟質成分の粒子径分布は、重
合工程における攪拌強度、重合温度、重合開始剤や連鎖
移動剤の量を加減することや、重合の進んだ重合液の一
部を原料単量体にフィードバックしたり、あるいは、重
合度の異なる重合液を所定量抜き取って混合した後、重
合を完成させる等の方法により調節することができる。
合工程における攪拌強度、重合温度、重合開始剤や連鎖
移動剤の量を加減することや、重合の進んだ重合液の一
部を原料単量体にフィードバックしたり、あるいは、重
合度の異なる重合液を所定量抜き取って混合した後、重
合を完成させる等の方法により調節することができる。
また、簡易的には、ゴム状弾性体の平均粒子径、粒子径
分布の異なる二種以上のゴム変性スチレン系樹脂を所定
量混合することにより、本発明で特定した粒子径分布を
得ることもできる。
分布の異なる二種以上のゴム変性スチレン系樹脂を所定
量混合することにより、本発明で特定した粒子径分布を
得ることもできる。
〈実施例〉
以下に実施例を示すが、本発明は実施例のみに限定され
るものではない。
るものではない。
実施例及び比較例に示されたアイゾツト衝撃強度はJ
I S K7110に基づいて測定されたものである
。
I S K7110に基づいて測定されたものである
。
実施例−■
軟質成分の粒子径分布が、0.5μ以下71%、1.0
μ以下80%、2.5μ以上12%で、平均粒子径が0
,2μのゴム変性ポリスチレン(以下旧PSと略す)グ
レードAと粒子径分布が0.5μ以下O%、1.0μ以
下2,6%、265μ以上93%で平均粒子径が4.9
μのHIPSグレードBとを90対10の割合に混合し
た後、射出成形した。
μ以下80%、2.5μ以上12%で、平均粒子径が0
,2μのゴム変性ポリスチレン(以下旧PSと略す)グ
レードAと粒子径分布が0.5μ以下O%、1.0μ以
下2,6%、265μ以上93%で平均粒子径が4.9
μのHIPSグレードBとを90対10の割合に混合し
た後、射出成形した。
この試料の軟質成分は、粒子径0.5μ以下64%、1
.0μ以下72%、2,5μ以上20%の分布を持ち、
平均粒子径は0.7μであり、アイゾツト衝撃強度は、
11.4 kg−cm/cmもの高い値を示した。
.0μ以下72%、2,5μ以上20%の分布を持ち、
平均粒子径は0.7μであり、アイゾツト衝撃強度は、
11.4 kg−cm/cmもの高い値を示した。
実施例−2
実施例−1に使用した旧PSグレードAとグレードBと
を75対25の割合に混合した後、射出成形した。
を75対25の割合に混合した後、射出成形した。
この試料の軟質成分は、粒子径0.5μ以下53%、1
.0μ以下61%、2.5μ以上32%の分布を持ち、
平均粒子径は1.4μであり、アイゾッ) 1%撃強度
は、11.1 kg−cn+/cmもの高い値を示シタ
。
.0μ以下61%、2.5μ以上32%の分布を持ち、
平均粒子径は1.4μであり、アイゾッ) 1%撃強度
は、11.1 kg−cn+/cmもの高い値を示シタ
。
実施例−3
実施例−1に使用した旧PSグレードAと粒子径分布が
0.5μ以下0%、1.0μ以下0.7%、2.5μ以
上89%で、平均粒子径が4.2μの旧PSグレードC
とを50対50の割合に混合した後、射出成形した。
0.5μ以下0%、1.0μ以下0.7%、2.5μ以
上89%で、平均粒子径が4.2μの旧PSグレードC
とを50対50の割合に混合した後、射出成形した。
この試料の軟質成分は、粒子径0.5μ以下35%、1
.0μ以下41%、2.5μ以上50%の分布を持ち、
平均粒子径は2.2μであり、アイゾツト衝撃強度は、
11.1kg−cm/cmもの高い値ヲ示シタ。
.0μ以下41%、2.5μ以上50%の分布を持ち、
平均粒子径は2.2μであり、アイゾツト衝撃強度は、
11.1kg−cm/cmもの高い値ヲ示シタ。
比較例−1
実施例−1に使用した旧PSグレードAと粒子径分布が
0.5μ以下O%、1.0μ以下47%、2.5μ以上
7%で、平均粒子径が1.0μの旧PSグレードDとを
60対40の割合に混合した後、射出成形した。
0.5μ以下O%、1.0μ以下47%、2.5μ以上
7%で、平均粒子径が1.0μの旧PSグレードDとを
60対40の割合に混合した後、射出成形した。
この試料の軟質成分は、粒子径0.5μ以下43%、1
.0μ以下67%、2.5μ以上10%の分布を持ち、
平均粒子径は0.5μであり、アイゾツト衝撃強度は、
6.8kg−cm/cmと低かった。
.0μ以下67%、2.5μ以上10%の分布を持ち、
平均粒子径は0.5μであり、アイゾツト衝撃強度は、
6.8kg−cm/cmと低かった。
比較例−2
実施例−3に使用した旧PSグレードCと比較例−1に
使用した旧PSグレードDとを15対85の割合に混合
した後、射出成形した。
使用した旧PSグレードDとを15対85の割合に混合
した後、射出成形した。
この試料の軟質成分は、粒子径0.5μ以下0%、1.
0μ以下40%、2.5μ以上20%の分布を持ち、平
均粒子径は1.5μであり、アイゾツト衝撃強度は、8
.3kg−cm/cmと低かった。
0μ以下40%、2.5μ以上20%の分布を持ち、平
均粒子径は1.5μであり、アイゾツト衝撃強度は、8
.3kg−cm/cmと低かった。
比較例−3
実施例−1に使用した旧PSグレードAと、粒子径分布
が0.5μ以下6%、1.0μ以下1%、2.5μ以上
45%で、平均粒子径が2.4μの旧PSグレードEと
を45対55の割合に混合した後、射出成形した。
が0.5μ以下6%、1.0μ以下1%、2.5μ以上
45%で、平均粒子径が2.4μの旧PSグレードEと
を45対55の割合に混合した後、射出成形した。
この試料の軟質成分は、粒子径0.5μ以下32%、1
.0μ以下37%、2.5μ以上30%の分布を持ち、
平均粒子径は1,4μであり、アイゾツト衝撃強度は、
7.4kg−cm/cmと低かった。
.0μ以下37%、2.5μ以上30%の分布を持ち、
平均粒子径は1,4μであり、アイゾツト衝撃強度は、
7.4kg−cm/cmと低かった。
実施例と比較例をまとめると表−2のようになる。
実施例−4〜5、比較例−4〜5
実施例−1において製造したポリスチレン樹脂組成物に
該樹脂組成物と同じ極限粘度をもつポリスチレン樹脂(
以下GPPSと略す)を旧PSとGPPSが表−3に示
した割合になるように混合した後、射出成形した試料の
衝撃強度を測定した。結果を表=3に示す。
該樹脂組成物と同じ極限粘度をもつポリスチレン樹脂(
以下GPPSと略す)を旧PSとGPPSが表−3に示
した割合になるように混合した後、射出成形した試料の
衝撃強度を測定した。結果を表=3に示す。
〈発明の効果〉
以上述べたように、本発明の樹脂組成物は、きわめて高
い衝撃強度を有し、これまでABS樹脂が使用されてき
た電気機器のハウジング、各種容器などにABS樹脂の
代替品として使用でき、コストダウンにかかわる経済的
価値はきわめて大であると云える。
い衝撃強度を有し、これまでABS樹脂が使用されてき
た電気機器のハウジング、各種容器などにABS樹脂の
代替品として使用でき、コストダウンにかかわる経済的
価値はきわめて大であると云える。
Claims (2)
- (1)スチレン系樹脂がマトリックスを形成し、ゴム状
弾性体を含有してなる軟質成分が粒子状に分散している
ゴム変性スチレン系樹脂組成物において、 (A)ゴム状弾性体の含有量が、該樹脂組成物の5.0
wt%以上、10.0wt%以下であり、かつ、 (B)該軟質成分の粒子径が、 (a)粒子径0.5μ以下の粒子が30%以上70%未
満であり、 (b)粒子径1.0μ以下の粒子が40%以上75%未
満であり、 (c)粒子径2.5μ以上の粒子が20%以上55%未
満である 粒子径分布をもつことを特徴とするゴム変性スチレン系
樹脂組成物。 - (2)軟質成分の平均粒子径が2.6μ以下である請求
項1記載のゴム変性スチレン系樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25155388A JPH01230656A (ja) | 1987-10-16 | 1988-10-04 | ゴム変性スチレン系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26243987 | 1987-10-16 | ||
JP62-262439 | 1987-10-16 | ||
JP25155388A JPH01230656A (ja) | 1987-10-16 | 1988-10-04 | ゴム変性スチレン系樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01230656A true JPH01230656A (ja) | 1989-09-14 |
Family
ID=26540241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25155388A Pending JPH01230656A (ja) | 1987-10-16 | 1988-10-04 | ゴム変性スチレン系樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01230656A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100583524B1 (ko) * | 1999-12-17 | 2006-05-24 | 제일모직주식회사 | 괴상중합 연속공정으로 제조된 낙하충격강도가 우수한고충격 폴리스티렌 수지 |
-
1988
- 1988-10-04 JP JP25155388A patent/JPH01230656A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100583524B1 (ko) * | 1999-12-17 | 2006-05-24 | 제일모직주식회사 | 괴상중합 연속공정으로 제조된 낙하충격강도가 우수한고충격 폴리스티렌 수지 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20150067743A (ko) | 내화학성이 우수한 열가소성 수지 조성물 및 이로부터 제조된 성형품 | |
EP0560297B1 (en) | Rubber modified styrene based resin composition | |
JPS58129043A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
JPH01230656A (ja) | ゴム変性スチレン系樹脂組成物 | |
CA1326575C (en) | Rubber-modified styrene resin composition | |
JP2524367B2 (ja) | 残存ブタジエン含量を低滅させたabs成形用組成物 | |
JP3942687B2 (ja) | 透明キャリアテープに好適な樹脂組成物 | |
JPH01230654A (ja) | ゴム変性スチレン系樹脂組成物 | |
JPH0660273B2 (ja) | ゴム変性ポリスチレン樹脂組成物 | |
JPH05132605A (ja) | ゴム変成ポリスチレン組成物 | |
CA1202444A (en) | P-methylstyrene-conjugated diene-styrene block copolymers and blends thereof with polystyrene, poly(p-methylstyrene) and copolymers thereof | |
JP2725330B2 (ja) | ゴム変性スチレン系樹脂組成物 | |
JPH05194676A (ja) | ゴム変性芳香族ビニル系共重合体樹脂及びその製造方法 | |
JPH05247149A (ja) | ゴム変性芳香族ビニル系共重合体樹脂及びその製造方法 | |
JPH07258501A (ja) | ニトリル樹脂組成物 | |
JPH0158216B2 (ja) | ||
JPH0768319B2 (ja) | スチレン系樹脂 | |
JP2921031B2 (ja) | ゴム変性スチレン系樹脂組成物 | |
KR100447742B1 (ko) | 광택도가 낮고 충격강도가 우수한 스티렌계 수지 조성물 | |
JP3599072B2 (ja) | ビニル芳香族重合体含有樹脂組成物 | |
JP2902424B2 (ja) | ポリフェニレンエーテル系樹脂組成物 | |
KR860001118B1 (ko) | 폴리메틸 메트 아크릴레이트 및 스티렌 공중합체의 투명블랜드 | |
JP2908093B2 (ja) | ゴム変性スチレン系樹脂組成物 | |
JP4768150B2 (ja) | 電子部品包装用成形体 | |
JPH0684461B2 (ja) | ゴム変性スチレン系樹脂組成物 |