JPH01187278A - 自動車用ドアの自動閉鎖装置 - Google Patents

自動車用ドアの自動閉鎖装置

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JPH01187278A
JPH01187278A JP63009527A JP952788A JPH01187278A JP H01187278 A JPH01187278 A JP H01187278A JP 63009527 A JP63009527 A JP 63009527A JP 952788 A JP952788 A JP 952788A JP H01187278 A JPH01187278 A JP H01187278A
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Jun Yamagishi
純 山岸
Koichi Shioda
塩田 孝一
Masaharu Matsumoto
正春 松本
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OI SEISAKUSHO CO Ltd
Mitsui Kinzoku ACT Corp
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OI SEISAKUSHO CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の分野〕 本発明は、自動車におけるドアを、モータ等の適宜の駆
動手段により、いわゆる半ドア状態である位置(そのと
きの状態を、ハーフラッチ状態という)から、完全閉止
状態である位置(そのときの状態を、フルラッチ状態と
いう)まで、強制的に閉止させるようにしたドアの自動
閉鎖装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の装置としては1例えば特開昭58−19188
4号公報に開示されているものがある。
この開示された装置は、ドア又は車体のいずれか一方に
カムを、同じく他方にカムに係合可能なピンをそれぞれ
設けておき、ドアがハーフラッチ位置まで閉じたとき、
モータ等の適宜の駆動手段により、カム又はピンのいず
れか一方を移動させ、カムとピンとの噛み合いにより、
ドアを、ハーブラッチ位置からフルラッチ位置まで、強
制的に閉止させるようにし、もってドアを、軽力で閉じ
ることができるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のような装置は、実際には種々の安全装置と組合わ
されて自動車に装着されるが、もし単独で実施した場合
、万一ドアと車体との間に異物が挾み込まれ、ドアがど
うしてもフルラッチ状態まで完全に閉じなかったとき、
駆動手段が作動し続け、電力を無駄に消費するとともに
、駆動手段が過負荷状態となって故障しやすい等の問題
点がある。
本発明は、このような問題点を解決した自動車用ドアの
自動閉鎖装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための手段は、ドアのハーフラッ
チ状態を検知するハーフラッチ検知手段と、該ハーフラ
ッチ検知手段の作動に基づいて。
ドアを適宜の駆動手段によりハーフラッチ状態からフル
ラッチ状態まで強制的に閉止させるクロージヤーと、ク
ロージヤーの作動途中で作動させることにより、前記駆
動手段を反転させて、前記クロージヤーを原位置に復帰
させる復帰手段とを備えることを特徴とするものである
〔作 用〕
本発明の装置によると、正常時には、ドアがハーフラッ
チ位置まで閉じて、ハーフラッチ検知手段が作動すると
、クロージヤーが作動して、ドアは一定時間内に自動的
にフルラッチ位置まで閉じられる。
もし、クロージヤーの作動途中で、復帰手段が作動させ
られると、駆動手段が反転させられ、クロージヤーは原
位置に戻される。
従って、車体とドブとの間に異物が挾まれた状態のまま
クロージヤーの駆動手段が作動し続けているような場合
に、復帰手段を作動させることにより、このような誤作
動状態を解消することができる。
なお、復帰手段を、ハーフラッチ検知手段が作動して、
“一定時間内にフルラッチ状態とならなかったときに作
動するようにしたタイマーとすれば、上述のような誤作
動状態は自動的に解消される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明を、自動車のスライドドアに適用した
場合の要部の外観図である。
図において、(1)はスライドドアで、図示しないスラ
イドローラおよびガイドレール等に案内されることによ
り、開扉時の初期には、車体(2)の側面に対し斜後方
に引出され、その後、車体(2)と平行にスライドする
ようにして、車体(2)に取付けられている。
スライドドア(1)内には、車体(2)の側面に設けた
開口端面に固着したストライカ(図示路)と係合するド
アロック装置(3)と、このドアロック装置(3)にロ
ッド(4)等を介して連結されたアウトサイドハンドル
(5)やインサイドハンドル(図示路)等からなる開扉
操作装置、及びキーシリンダ(6)やノブ(7)等から
なる施解錠操作装置(図示路)と、ドアロック装置(3
)におけるラッチ(図示路)をハーフラッチ位置からフ
ルラッチ位置まで強制的に回動させるクロージヤー(8
)と、このクロージヤー(8)を各種のリレー等をもっ
て電気的に制御するコントローラ(9)等が設けられて
いる。
前記コントローラ(9)内には、復帰手段としてのタイ
マー(46) (第3図参照)が設けられている。
前記クロージヤー(8)は、このタイマー(46)が作
動したとき、作動を中止して原位置に復帰することがで
きる。
前記施解錠操作装置におけるノブ(7)の施解錠操作は
1手動、または第3図に示すように、操作装置(49)
によりアクチュエータ(47)を作動させて自動的にな
し得るようになっている。
(lO)は給電コネクタ装置で、スライドドア(1)の
前端面(1a)に取付けられたドア側のコネクタ(11
)と、これと相対して車体(2)のセンターピラー(2
a)に取付けられた車体側のコネクタ(12)とからな
っている。
第2図を参照して、給電コネクタ装置(io)について
簡単に説明する。
スライドドア(1)側のコネクタ(11)は、本体(1
3a)、突部(13b) 、取付片(13c)からなる
ベース(13)と、ベース(13)に出没自在に嵌挿さ
れ、かっ前端に半球状の接点(14a)を有する上下1
対の導電性移動軸(14)と、同じくベース(13)に
出没自在に嵌挿されるとともに、移動軸(14)を嵌挿
することにより、これと一体的に摺動するようにしたホ
ルダー(I5)と、移動軸(14)を、常時突出する方
向、すなわち前方へ向けて付勢する圧縮コイルばね(1
6)と、突部(13b)に、移動軸(14)のいずれか
−方(本実施例では下方側)と接触可能に設けられ、ス
ライドドア(1)がハーフラッチ位置に達したことを検
知するハーフラッチ検知手段であるハーフラッチ検知ス
イッチ(17)とからなっている。
各移動軸(14)の後端面には、導電線(18) (第
1図参照)が接続され、これら2本の導電線(18)は
前記スライドドア(1)内のコントローラ(9)と電気
的に接続されている。
移動軸(14)およびホルダー(15)は、所要のスト
ローク、すなわち移動軸(14)が圧縮コイルばね(I
6)に付勢されて最前方に位置している状態がら、ホル
ダー(15)の後端面が、ベース(13)に形成された
案内孔(13d)の底面と当接又は近接する間のストロ
ーク分だけ、出没自在となっている。
ハーフラッチ検知スイッチ(17)は、中央に軸孔(1
9a)を有する絶縁性の案内部材(19)と、前端たる
基端部がこの案内部材(19)に外嵌され、がっ前端か
ら後方へ向けて所要長さの案内孔(20a)が設けられ
た有底の絶縁性ケース(2o)と、前記下側の移動軸(
14)と同軸上にあって、先端部が移動軸(14)の後
端と当接しうるように、案内部材(19)の軸孔(19
a)に摺動自在に嵌挿され、がっ後端の大径部(21a
)が、案内孔(20a)に摺動可能に嵌挿された導電性
の可動接点(21)と、案内孔(20a)内における大
径部(21a)とケース(20)の後部底面との間に縮
設された圧縮コイルばね(22)とからなり、可動接点
(21)は、圧縮コイルばね(22)により常時前方へ
向は付勢されるとともに、ケース(20)の底面と圧縮
コイルばね(22)との間に介装された端子(23)と
電気的に接続されている。また、可動接点(21)は、
端子(23)に接続された導電線(24)をもって、前
記スライドドア(1)内のコントローラ(9)と電気的
に接続されている。
車体(2)側のコネクタ(12)は、取付片(25a)
と一体をなすベース(25)と、このベース(25)に
、前記スライドドア(1)側の移動軸(I4)と相対し
て出没自在に嵌挿され、かつ後端に円盤状の接点(26
a)を有する上下1対の移動軸(26)と、これを嵌挿
することにより一体的に摺動するホルダー(27)と、
移動軸(26)を常時後方へ向けて付勢するための、前
記圧縮コイルばね(16)とばね定数の等しい圧縮コイ
ルばね(28)とからなっている。
各移動# (26)は、ホルダー(27)の前端面がベ
ース(25)に形成された案内孔(25b)の底面と当
接する間のストローク分だけ、出没自在となっている。
(29)は、各移動軸(26)に接続された導電線で、
その1本は、車体(2)側に設けられた、リレー等を有
するコントロー5.(30)に、また他の1本は、バッ
テリ(3I)に、それぞれ接続されている(第1図参照
)。
第1図において、車体(2)のセンターピラー(2a)
付近には、スライドドア(1)によりON、 OFFさ
れる給電スイッチ(32)が設けられており、このスイ
ッチ(32)は、スライドドア(1)を閉じたとき、ド
アロツタ装置(3)における図示しないラッチがハーフ
ラッチ位置となる少し手前においてON作動するように
なっている。
給電スイッチ(32)は、導電線(33)をもってコン
トローラ(30)に電気的に接続され、給電スイッチ(
32)とコントローラ(3o)とにより、車体(2)側
のコネクタ(12)への給電をコントロールしている。
第1図に示すように、クロージヤー(8)は、スライド
ドア(1)内に設けられた駆動手段である正逆回転可能
のモータ(35)と、適宜の減速機構(図示略)を介し
て、モータ(35)に連係された駆動ギヤ(36)と、
この駆動ギヤ(36)と噛合するようにして、スライド
ドア(1)内に軸(38)をもって枢設されたセクター
ギヤ(37)と、セクターギヤ(37)に固着された駆
動レバー(39)と、ドアロック装置(3)のブラケッ
ト(40)に枢設され、かつワイヤー(42)をもって
駆動レバー(39)に連係されるとともに、ドアロック
装置(3)内におけるラッチ(図示時)と一体的に形成
された突出レバー(43)に係合して、突出レバー(4
3)を介してラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ
位置まで強制的に回動させるクローズレバー(41)と
、ブラケット(40)に設けられ、かつクローズレバー
(41)がラッチをフルラッチ位置とするまで回動した
とき、クローズレバー(41)に当接して、ON作動さ
せられるようにしたフルラッチスイッチ(44)と、セ
クターギヤ(37)の後方に設けられ、かつセクターギ
ヤ(37)が予め定めた原位置に達したときにOFF作
動するようしたリミットスイッチ(45)とを備えてい
る。
次に、上記実施例の作用を、第3図の回路図を参照して
説明する。
第3図において、(R1)、(R2)、(R3)、(R
4)、(R5)はリレー、(rl)、 (R2−1)、
(R2−2)、(R3)、(R4)、(R5−1) (
R5−2)はそれらの接点、(46)は、復帰手段であ
る動作遅延型のタイマー、(46a) (46b)はこ
れの接点、(47)は、電源(48)に接続された操作
装置(49)を操作することにより、ノブ(7)等の施
解錠操作装置を自動的に施解錠するようにしたアクチュ
エータを示す。その他の符号は、上述した各部材を電気
的に示したものである。
スライドドア(1)が所定の位置まで閉じられ、給電ス
イッチ(32)がスライドドア(1)により自動的にO
Nされると、コントローラ(30)内に設けたリレー(
R1)に通電され、これの接点(rl)の閉作動により
、バッテリ(31)から、車体(2)側のコネクタ(1
2)に給電される。
スライドドア(1)がハーフラッチ位置の直前に達する
と、スライドドア(1)側のコネクタ(11)における
移動軸(14)の接点(14a)が、車体(2)側の移
動軸(26)の接点(26a)に当接し、その瞬間に、
車体(2)側からスライドドア(1)側への給電が開始
される。
この状態から、さらにドア(1)が若干閉じられ、ドア
ロック装置(3)におけるラッチと車体側のストライカ
(いずれも図示時)とが辛うじて係合するハーフラッチ
位置となったとき、すなわちスライドドア(1)が半ド
ア状態となったとき、後方に没入した移動軸(14)の
後端部が、ハーフラッチ検知スイッチ(17)における
可動接点(21)と当接し、ハーフラッチとなった旨の
信号が、ドア(1)に設けられたコントローラ(9)に
発せられる。
ハーフラッチ検知スイッチ(17)が作動すると、これ
と直列に接続されたリレー(R3)における接点(R3
)およびタイマー接点(46a)の常閉作用により、リ
レー(R2)に通電され、これの接点(R2−2)が閉
じることにより、タイマー(46)にも通電される。
タイマー(46)は、このときから一定時間(例えば5
秒間)の計時をし始めている。
リレー(R2)への通電と同時に、これの可動接点(R
2−1,)は常開側へ切換ねり、クロージヤー(8)に
おけるモータ(35)が一方向に回転駆動させられる。
モータ(35)が回転すると、図示しない減速機構を介
して駆動ギヤ(36)が、第1図における時計方向に回
動され、これと噛合しているセクターギヤ(37)は、
軸(38)を中心として、原位置から前限位置へ向けて
反時計方向に回動させられる。
セクターギヤ(37)が回動すると、これと一体をなす
駆動レバー(39)が、ドアロック装置(3)のブラケ
ット(40)に枢着されたクローズレバー(41)を、
ワイヤー(42)をもって平面視反時計方向に回動させ
る。
これにより、ハーブラッチ位置にあるラッチは、これと
一体的に突設された突出レバー(43)が、クローズレ
バー(41)における一方の腕部に当接して回動させら
れることにより、強制的にフルラッチ位置まで回動させ
られ、半ドア状態にあったスライドドア(1)は、完全
に閉止される。
ラッチがフルラッチ位置となると、クローズレバー(4
1)の他方の腕部が、ブラケット(40)上に設けられ
たフルラッチスイッチ(44)と当接することにより、
これが閉じられ、リレー(R3)への通電により、それ
まで常閉側にあった接点(R3)は、常開側に切換えら
れて、リレー(R3)を自己保持するとともに、常閉側
を開いてリレー(R2)における接点(R2−1)を常
閉側に復帰させてモータ(35)を停止させる。
また、このとき、セクターギヤ(37)の後方に設けら
れたリミットスイッチ(45)における接点は、セクタ
ーギヤ(37)が原位置から外れることによりすでに閉
じられているため、フルラッチスイッチ(44)が閉じ
るのと同時に、リレー(R4)が作動し、可動接点(R
4)の常開側への閉作動により、モータ(35)は、前
記と反対方向に回転する。これにより、セクターギヤ(
37)は、時計方向に回動させられ、原位置に復帰した
ところで、上記リミットスイッチ(45)はOFFとな
り、リレー(R4)における可動接点(R4)の常閉側
への復帰をもって、モータ(35)は直ちに停止する。
なお、タイマー(46)は、リレー(R3)の作動によ
り接点(R3)が常開側へ切換えられて自己保持された
とき、すなわちリレー(R2)への通電が断たれ、これ
の接点(R2−2)が開いたときにその作動が中止され
、それまでの計時はストップする。従って、その後タイ
マー(46)は作動することはない。
また、スライドドア(1)がハーフラッチ位置を経ない
で一度にフルラッチ位置まで閉じられた場合でも、上述
と同様の一連の作動はなされるが、タイマー(46)へ
の通電は、上記と同様に接点(R3)が切換ねったとき
に断たれるため、その後、タイマー(46)が作動して
モータ(35)やアクチュエータ(47)等が作動する
恐れはない。
ところで、上述の一連の動作は、スライドドア(1)と
車体(2)との間に何も障害物がなく、タイマー(46
)が作動する前の一定時間内(例えば5秒以内)に、ド
ア(1)がハーフラッチ位置からフルラッチ位置まで正
常に閉じられた場合であるが、万一、ドア(1)の間に
、手指、その他の異物等が挾み込まれ、ドア(1)が、
一定時間経過してもフルラッチ位置とならなかった場合
、ハーフラッチ検知スイッチ(17)の作動直後、すな
わちリレー(R2)への通電時から計時しているタイマ
ー(46)が作動して、接点(46a)を常開側に切換
えるとともに、接点(46b)を閉じる。
このとき、リレー(R2)への通電が断たれて、接点(
R2−2)は開くこととなるが、タイマー(46)への
通電は、接点(46b)が閉じることにより引き続いて
行なわれるため、接点(46a)は常開側で自己保持さ
れる。
リレー(R2)への通電が断たれるのと同時に、それま
で常開側に作動してモータ(35)を一方向に回転させ
ていた可動接点(R2−1)が、常閉側に復帰して直ち
にモータ(35)を停止させる。
モータ(35)が停止すると、前述と同様に、リレー(
R4)が作動して接点(R4)が切換えられ、モータ(
35)は反転する。
この結果、セクターギヤ(37)は原位置に復帰させら
れ、同時にスライドドア(1)は、直ちに閉扉動作を中
止してハーフラッチ位置まで戻り1手動による開扉が可
能となる。
このとき、もしノブ(7)等の施解錠操作装置が施錠さ
れていた場合、タイマー(46)の作動と同時にリレー
(R5)に通電され、接点(R5−1)、(R5−2)
が共に常開側に切換わることにより、アクチュエータ(
47)が作動し、施錠状態にある施解錠操作装置は自動
的にロック解除させられる。
従って、外からのキー操作や、車内側よりのノブ操作に
よって解錠しなくとも、上記ハーフラッチ位置に戻った
ドア(1)は開扉可能となる。
この実施例において、リレー(R5)と並列に、2点鎖
線示のようなランプ(50)およびブザー(51)のい
ずれか一方、もしくは、その両方を設けておけば、タイ
マー(46)が作動したと同時に、光又は音、もしくは
その両方によって警告を発することができる。
次に、第4図の回路図を参照して、本発明の他の実施例
について説明スる。
この実施例は、上述のタイマー(46)およびこれの接
点(46a) (46b)を廃止する代りに、アウトサ
イドハンドル(5)またはインサイドハンドルの開扉方
向への操作によって作動する復帰手段としての反転スイ
ッチ(52)を、リレー(R3)、(R4)と直列で、
かつフルラッチスイッチ(44)と並列に設けたもので
ある。
スライドドア(1)がハーフラッチ位置まで閉じられ、
ハーフラッチ検知スイッチ(17)が作動すると、上述
の実施例と同様の作動により、ドア(1)は自動的にフ
ルラッチ位置まで閉扉される。
しかし、上記ハーフラッチ位置からフルラッチ位置への
作動途中に、万一、ドア(1)の間に異物等が挾み込ま
れ、閉扉不能となった場合、アウトサイドハンドル(5
)またはインサイドハンドルを開扉方向へ手動操作する
ことにより、反転スイッチ(52)がONされ、フルラ
ッチスイッチ(44)が作動したと同様の見掛上のフル
ラッチ状態が形成される。
これにより、リレー(R3)に通電され、それまで常閉
側にあった接点(R3)は常開側に切換えられ。
かつ常閉側を開いてリレー(R2)における接点(R2
−1)を常閉側に復帰させ、モータ(35)の停止によ
り上記閉扉動作は直ちに中止される。同時に。
リレー(R4)が作動して、上述と同様に、モータ(3
5)の反転をもって、セクターギヤ(37)は原位置に
復帰するとともに、ドア(1)はハーフラッチ位置まで
戻って開扉可能となる。
なお、この実施例においても、前述の実施例と同様に、
反転スイッチ(52)が作動したとき、施解錠用のアク
チュエータ(47)を作動させるようにしてもよい。
また1反転スイッチ(52)を、第3図の2点鎖線示で
示すように、タイマー(46)と併用してもよく、この
ようにすれば、万一タイマー(46)が作動しなかった
ような場合、反転スイッチ(52)を作動させることが
できるので安全性がより高まる。
以上のように、上記実施例においては、復帰手段として
のタイマー(46)または反転スイッチ(52)を作動
させることにより、閉扉動作を中止してドア(1)を再
びハーフラッチ位置に戻すことができるので、例えば、
ドア(1)が、風圧や、傾斜地に停車させている際のド
アの自重等により、運転者等の意に反してハーフラッチ
位置まで閉じられ、このようなときに、ドアと車体との
間に誤って手指、その他の異物等が挾み込まれたような
場合の危険防止が図れる。
なお、本発明は、上記スライドドア以外に、スウィング
式のドアやバックドア、またはトランクリッド等にも適
用することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ハーフラッチ位置まで閉じられたドア
が、フルラッチ状態まで完全に閉じられなかった場合、
復帰手段の作動により閉扉動作を中止して、クロージヤ
ーを自動的に原位置に復帰させることができるので、手
指、その他の異物等が、車体とドアとの間に挾み込まれ
た状態のまま駆動手段が作動し続けたり、ドアが閉扉し
続けたりする恐れはない。
従って、電力の浪費や駆動手段が過負荷状態となるのを
防止しうるとともに、ドアや車体の損傷等を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明を、自動車のスライドドアに適用した
ときの要部の外観図。 第2図は、給電コネクタ装置の縦断面図、第3図は、本
発明の第1実施例を示す回路図、第4図は、同じく他の
実施例を示す回路図である。 (1)スライドドア      (2)車体(3)ドア
ロック装置     (5)アウトサイドハンドル(8
)クロージヤー      (11) (12)コネク
タ(17)ハーフラッチ検知スイッチ(ハーブラッチ検
知手段)(32)給電スイッチ      (35)モ
ータ(駆動手段)(41)クローズレバー     (
43)突出レバー(44)フルラッチスイッチ   (
45)リミットスイッチ(46)タイマー(復帰手段)
    (47)アクチュエータ(52)反転スイッチ
(復帰手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ドアのハーフラッチ状態を検知するハーフラッチ
    検知手段と、 該ハーフラッチ検知手段の作動に基づいて、ドアを適宜
    の駆動手段によりハーフラッチ状態からフルラッチ状態
    まで強制的に閉止させるクロージャーと、 クロージャーの作動途中で作動させることにより、前記
    駆動手段を反転させて、前記クロージャーを原位置に復
    帰させる復帰手段 とを備えることを特徴とする自動車用ドアの自動閉鎖装
    置。
  2. (2)復帰手段が、ハーフラッチ検知手段が作動して、
    一定時間内にフルラッチ状態とならなかったときに作動
    するようにしたタイマーである請求項(1)記載の自動
    車用ドアの自動閉鎖装置。
  3. (3)復帰手段が、ドアの開扉操作装置の開扉操作によ
    り作動するようにした反転スイッチである請求項(1)
    記載の自動車用ドアの自動閉鎖装置。
  4. (4)復帰手段が作動したとき、ドアの施解錠操作装置
    がロック解除されるようになっている請求項(1)(2
    )又は(3)記載の自動車用ドアの自動閉鎖装置。
JP952788A 1987-12-22 1988-01-21 自動車用ドアの自動閉鎖装置 Expired - Fee Related JPH0739783B2 (ja)

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