JPH0739782B2 - 自動車用ドアの自動閉鎖装置 - Google Patents

自動車用ドアの自動閉鎖装置

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JPH0739782B2
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
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    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/12Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators
    • E05B81/20Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators for assisting final closing or for initiating opening

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車におけるドアを、モータ等の駆動手段
により、いわゆる半ドア状態である位置(そのときの状
態を、ハーフラッチ状態という)から、完全閉止状態で
ある位置(そのときの状態を、フルラッチ状態という)
まで、強制的に閉止させるようにした自動車用ドアの自
動閉鎖装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の装置としては、例えば特開昭58-191884号公報
に開示されているものがある。
この開示された装置は、ドア又は車体のいずれか一方に
カムを、同じく他方にカムに係合可能なピンをそれぞれ
設けておき、ドアがハーフラッチ位置まで閉じたとき、
モータ等の適宜の駆動手段により、カム又はピンのいず
れか一方を移動させ、カムとピンとの噛み合いにより、
ドアを、ハーフラッチ位置からフルラッチ位置まで、強
制的に閉じさせるようにし、もってドアを、軽力で閉止
することができるようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のような装置は、実際には種々の完全装置と組合わ
されて自動車に装着されるが、もし単独で実施する場
合、ドアがハーフラッチ位置まで閉じると、いかなる場
合も駆動手段が作動して、ドアをフルラッチ位置まで強
制的に閉じるようにすると、危険な場合も考えられる。
例えば、ドアが、運転者等の意に反して、風圧や、傾斜
地に自動車を停車させている際のドアの自重等により、
ハーフラッチ位置まで閉じられることがあり、このよう
なときに、万一、ドアと車体との間に人体や衣服又はそ
の他の物が挾まれていると危険である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は、駆動手段の正転によりドアをハーフラッ
チ状態からフルラッチ状態に強制的に閉扉し、かつ駆動
手段の反転により原位置に復帰するようにしたクロージ
ャーと、ドアのハーフラッチ状態を検知するハーフラッ
チ検知手段と、ドアのフルラッチ状態を検知するフルラ
ッチ検知手段と、作動許可スイッチと、前記ハーフラッ
チ検知手段と作動許可スイッチとがともに作動すること
により、駆動手段を正転させて、ドアをハーフラッチ状
態からフルラッチ状態に強制的に閉扉し、かつその後に
フルラッチ検知手段が作動するか又は作動許可スイッチ
が不作動となることに、駆動手段を反転させてクロージ
ャーを原位置に復帰させるようにした制御回路とを備え
ることにより解決される。
上記作動許可スイッチは、ドアのアウトサイドハンドル
やインサイドハンドル等に連係され、それらを操作した
ときに作動するようにしたハンドルスイッチとすること
が望ましい。
〔作用〕
本発明の自動車用ドアの自動閉鎖装置によると、作動許
可スイッチが作動している状態で、ドアがハーフラッチ
状態まで閉じ、ハーフラッチ検知手段が作動したとき、
又はドアがハーフラッチ状態まで閉じて、ハーフラッチ
検知手段が作動した後に、作動許可スイッチが作動した
ときに、始めてクロージャーの駆動手段が作動し、クロ
ージャーによって、ドアはハーフラッチ状態からフルラ
ッチ状態まで、強制的に閉じられる。
また、クロージャーの作動途中に作動許可スイッチをOF
Fとすると、直ちに閉扉動作が中止されて自動的にハー
フラッチ位置に戻るので、手指等の挾み込まれる恐れが
ある。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明を、自動車のスライドドアに適用した
場合の要部の外観図である。
図において、(1)はスライドドアで、図示しないスラ
イドローラおよびガイドレール等に案内されることによ
り、開扉時の初期には、車体(2)の側面に対し斜後方
に引出され、その後、車体(2)と平行にスライドする
ようにして、車体(2)に取付けられている。
スライドドア(1)内には、車体(2)の側面に設けた
開口の後端面に固着したストライカ(図示略)と係合す
るドアロック装置(3)と、このドアロック装置(3)
にロッド(4)等を介して連結されたアウトサイドハン
ドル(5)やインサイドハンドル(図示略)等からなる
開扉操作装置、及びキーシリンダ(6)やノブ(7)等
からなる施解錠操作装置(図示略)と、ドアロック装置
(3)におけるラッチ(図示略)をハーフラッチ位置か
らフルラッチ位置まで強制的に回動させるクロージャー
(8)と、このクロージャー(8)を各種のリレー等を
もって電気的に制御するコントローラ(9)等が設けら
れている。
開扉操作装置であるアウトサイドハンドル(5)および
インサイドハンドルには、これを操作したときだけON作
動するようにした作動許可スイッチの一つであるハンド
ルスイッチ(34)(第3図参照)が連係されている。
(10)は給電コネクタ装置で、スライドドア(1)の前
端面(1a)に取付けられたドア側のコネクタ(11)と、
これと相対して車体(2)のセンターピラー(2a)に取
付けられた車体側のコネクタ(12)とからなっている。
第2図を参照して、給電コネクタ装置(10)について簡
単に説明する。
スライドドア(1)側のコネクタ(11)は、本体(13
a)、突部(13b)、取付片(13c)からなるベース(1
3)と、ベース(13)に出没自在に嵌挿され、かつ前端
に半球状の接点(14a)を有する上下1対の導電性移動
軸(14)と、同じくベース(13)に出没自在に嵌挿され
るとともに、移動軸(14)を嵌挿することにより、これ
と一体的に摺動するようにしたホルダー(15)と、移動
軸(14)を、常時突出する方向、すなわち前方へ向けて
付勢する圧縮コイルばね(16)と、突部(13b)に、移
動軸(14)のいずれか一方(本実施例では下方側)と接
触可能に設けられ、スライドドア(1)がハーフラッチ
位置に達したことを検知するハーフラッチ検知手段であ
るハーフラッチ検知スイッチ(17)とからなっている。
各移動軸(14)の後端面には、導電線(18)(第1図参
照)が接続され、これら2本の導電線(18)は、前記ス
ライドドア(1)内のコントローラ(9)と電気的に接
続されている。
移動軸(14)およびホルダー(15)は、所要のストロー
ク、すなわち移動軸(14)が圧縮コイルばね(16)に付
勢されて最前方に位置している状態から、ホルダー(1
5)の後端面が、ベース(13)に形成された案内孔(13
d)の底面と当接又は近接する間のストローク分だけ、
出没自在となっている。
ハーフラッチ検知スイッチ(17)は、中央に軸孔(19
a)を有する絶縁性の案内部材(19)と、前端たる基端
部がこの案内部材(19)に外嵌され、かつ前端から後方
へ向けて所要長さの案内孔(20a)が設けられた有底の
絶縁性ケース(20)と、前記下側の移動軸(14)と同軸
上にあって、先端部が移動軸(14)の後端と当接しうる
ように、案内部材(19)の軸孔(19a)に摺動自在に嵌
挿され、かつ後端の大径部(21a)が、案内孔(20a)に
摺動可能に嵌挿された導電性の可動接点(21)と、案内
孔(20a)内における大径部(21a)とケース(20)の後
部底面との間に縮設された圧縮コイルばね(22)とから
なり、可動接点(21)は、圧縮コイルばね(22)により
常時前方へ向け付勢されるとともに、ケース(20)の底
面と圧縮コイルばね(22)との間に介装された端子(2
3)と電気的に接続されている。また、可動接点(21)
は、端子(23)に接続された導電線(24)をもって、前
記スライドドア(1)内のコントローラ(9)と電気的
に接続されている。
車体(2)側のコネクタ(12)は、取付片(25a)と一
体をなすベース(25)と、このベース(25)に、前記ス
ライドドア(1)側の移動軸(14)と相対して出没自在
に嵌挿され、かつ後端に円盤状の接点(26a)を有する
上下1対の移動軸(26)と、これを嵌挿することにより
一体的に摺動するホルダー(27)と、移動軸(26)を常
時後方へ向けて付勢するための、前記圧縮コイルばね
(16)とばね定数の等しい圧縮コイルばね(28)とから
なっている。
各移動軸(26)は、ホルダー(27)の前端面がベース
(25)に形成された案内孔(25b)の底面と当接する間
のストローク分だけ、出没自在となっている。
(29)は、各移動軸(26)に接続された導電線で、その
1本は、車体(2)側に設けられた、リレー等を有する
コントローラ(30)に、また他の1本は、バッテリ(3
1)に、それぞれ接続されている(第1図参照)。
第1図において、車体(2)のセンターピラー(2a)付
近には、スライドドア(1)によりON、OFFされる給電
スイッチ(32)が設けられており、このスイッチ(32)
は、スライドドア(1)を閉じたとき、ドアロック装置
(3)における図示しないラッチがハーフラッチ位置と
なる少し手前においてON作動するようになっている。
給電スイッチ(32)は、導電線(33)をもってコントロ
ーラ(30)に電気的に接続され、給電スイッチ(32)と
コントローラ(30)とにより、車体(2)側のコネクタ
(12)への給電をコントロールしている。
第1図に示すように、クロージャー(8)は、スライド
ドア(1)内に設けられた駆動手段である正逆回転可能
のモータ(35)と、適宜の減速機構(図示略)を介し
て、モータ(35)に連係された駆動ギヤ(36)と、この
駆動ギヤ(36)と噛合するようにして、スライドドア
(1)内に軸(38)をもって枢設されたセクターギヤ
(37)と、セクターギヤ(37)に固着された駆動レバー
(39)と、ドアロック装置(3)のブラケット(40)に
枢設され、かつワイヤー(42)をもって駆動レバー(3
9)に連係されるとともに、ドアロック装置(3)内に
おけるラッチ(図示略)と一体的に形成された突出レバ
ー(43)に係合して、突出レバー(43)を介してラッチ
をハーフラッチ位置からフルラッチ位置まで強制的に回
動させるクローズレバー(41)と、ブラケット(40)に
設けられ、かつクローズレバー(41)がラッチをフルラ
ッチ位置とするまで回動したとき、クローズレバー(4
1)に当接して、ON作動させられるようにしたフルラッ
チ検知手段としてのフルラッチスイッチ(44)と、セク
ターギヤ(37)の後方に設けられ、かつセクターギヤ
(37)が予め定めた原位置に達したときにOFF作動する
ようにしたリミットスイッチ(45)とを備えている。
次に、上記実施例の作用を、第3図の制御回路図を参照
して説明する。
第3図において、(R1)(R2)(R3)(R4)(R5)はリ
レー、(r1)(r2−1)(r3)(r4)(r5)はそれらの
接点、(34)は、アウトサイドハンドル(5)及びイン
サイドハンドルに連係され、それらのいずれかを操作し
ているときだけON作動するようにした上述のハンドルス
イッチを示す。その他の符号は、上述した各部材を電気
的に示したものである。
まず、スライドドア(1)が、運転者の操作によらず、
自動車が前下がりの傾斜地で停車していて、自重により
閉じた場合について説明する。
スライドドア(1)が所定の位置まで閉じられ、給電ス
イッチ(32)がスライドドア(1)により自動的にONさ
れると、コントローラ(30)内に設けたリレー(R1に通
電され、これの接点(r1)の閉作動により、バッテリ
(31)から、車体(2)側のコネクタ(12)に給電され
る。
スライドドア(1)がハーフラッチ位置の直前に達する
と、スライドドア(1)側のコネクタ(11)における移
動軸(14)の接点(14a)が、車体(2)側の移動軸(2
6)の接点(26a)に当接し、その瞬間に、車体(2)側
からスライドドア(1)側への給電が開始される。
この状態から、さらにドア(1)が若干閉じられ、ドア
ロック装置(3)におけるラッチと車体側のストライカ
(いずれも図示略)とが辛うじて係合するハーフラッチ
位置となったとき、すなわちスライドドア(1)が半ド
ア状態となったとき、後方に没入した移動軸(14)の後
端部が、ハーフラッチ検知スイッチ(17)における可動
接点(21)と当接し、ハーフラッチとなった旨の信号
が、ドア(1)に設けられたコントローラ(9)に発せ
られる。
しかしながら、この状態ではまだコントローラ(9)内
のリレー(R3)の回路が開いているため、リレー(R3)
には通電されず、従って、クロージャー(8)のモータ
(35)等は作動することはない。
その後、上記ハーフラッチ状態において、アウトサイド
ハンドル(5)またはインサイドハンドルを操作する
と、これと連係しているハンドルスイッチ(34)がONと
なり、コントローラ(9)内に設けられたリレー(R4)
における接点(r4)の常閉作用により、リレー(R3)に
通電され、可動接点(r3)の常開側への閉作動をもっ
て、クロージャー(8)におけるモータ(35)が一方向
に回転駆動させられる。
モータ(35)が回転すると、図示しない減速機構を介し
て駆動ギヤ(36)が、第1図における時計方向に回動さ
れ、これと噛合しているセクターギヤ(37)は、軸(3
8)を中心として、原位置から前限位置へ向けて反時計
方向に回動させられる。
セクターギヤ(37)が回動すると、これと一体をなす駆
動レバー(39)が、ドアロック装置(3)のブラケット
(40)に枢着されたクローズレバー(41)を、ワイヤー
(42)をもって平面視反時計方向に回動させる。
これにより、ハーフラッチ位置にあるラッチは、これと
一体的に突設された突出レバー(43)が、クローズレバ
ー(41)における一方の腕部に当接して回動させられる
ことにより、強制的にフルラッチ位置まで回動させら
れ、半ドア状態にあったスライドドア(1)は、完全に
閉止される。
ラッチがフルラッチ位置となると、クローズレバー(4
1)への他方の腕部が、ブラケット(40)上に設けられ
たフルラッチスイッチ(44)と当接することにより、こ
れが閉じられ、リレー(R4)への通電により、それまで
常閉側にあった接点(r4)は、常開側に切換えらえて、
リレー(R4)を自己保持するとともに、常閉側を開いて
リレー(R3)における接点(r3)を常閉側に復帰させて
モータ(35)を停止させる。
また、このとき、セクターギヤ(37)の後方に設けられ
たリミットスイッチ(45)における接点は、セクターギ
ヤ(37)が原位置から外れることにより、すでに閉じら
れているため、フルラッチスイッチ(44)が閉じるのと
同時に、リレー(R5)が作動し、リレー(R5)における
可動接点(r5)の常開側への閉作動により、モータ(3
5)は、前記と反対方向に回転する。
これにより、セクターギヤ(37)は、時計方向に回動さ
せられ、原位置に復帰したところで、上記リミットスイ
ッチ(45)はOFFとなり、リレー(R5)における可動接
点(r5)が常閉側に復帰して、モータ(35)は直ちに停
止する。
上述の作動は、スライドドア(1)が操作者の意に反し
てハーフラッチ位置まで閉じた場合のものであるが、操
作者が閉扉の意志をもって、アウトサイドハンドル
(5)またはインサイドハンドルを操作したままスライ
ドドア(1)を閉じた場合は、先にハンドルスイッチ
(34)が閉じ、その後にハーフラッチスイッチ(17)が
閉じて、リレー(R3)が作動されられ、ドア(1)は、
前述と同様にハーフラッチ位置からフルラッチ位置まで
強制的に閉じられる。
以上のように、この実施例においては、スライドドア
(1)がハーフラッチ位置となって、ハーフラッチ検知
スイッチ(17)が作動した場合でも、スライドドア
(1)側に給電が開始された後、少なくとも1回でも、
アウトサイドハンドル(5)またはインサイドハンドル
に連係されたハンドルスイッチ(34)を作動させない限
り、ドア(1)はフルラッチ位置とならないので、ドア
(1)を安全に閉止する前の安全確認ができ、従って手
指、衣服等の異物がドアの間に挾み込まれる恐れがなく
完全である。
また、上記実施例においては、リレー(R2)の常閉接点
(r2−1)を、フルラッチスイッチ(44)と並列に設
け、フルラッチスイッチ(44)が作動しなくとも見掛上
のフルラッチ状態が形成されるようになっており、従っ
て上記ハーフラッチ位置にからフルラッチ位置への作動
途中は、アウトサイドハンドル(5)またはインサイド
ハンドルから手を離してハンドルスイッチ(34)がOFF
となると、リレー(R2)への通電が断たれることにより
これの接点(r2−1)が閉じ、フルラッチスイッチ(4
4)が作動したと同様の見掛上のフルラッチ状態が形成
される。
これにより、リレー(R4)に通電され、それまで常閉側
にあった接点(r4)は常開側に切換えられ、かつ常閉側
を開いてリレー(R3)における接点(r3)を常閉側に復
帰させ、モータ(35)の停止により上記閉扉動作は直ち
に中止される。
モータ(35)が停止すると同時に、リレー(R5)が作動
し、接点(r5)が常開側へ切換わることにより、モータ
(35)は、上記と反対方向に回転し、クロージャー
(8)等が原位置に復帰したところで、リミットスイッ
チ(45)が開いて、クロージャー(8)の作動はすべて
停止する。
これにより、スライドドア(1)は、一旦自動的にハー
フラッチ位置まで戻ることとなるが、この状態からハン
ドルスイッチ(34)を再度ONすることにより、ドア
(1)をフルラッチ状態まで閉止することができる。
以上説明したように、上記実施例においては、アウトサ
イドハンドル(5)またはインサイドハンドルを操作し
た場合にのみ、クロージャー(8)が作動し、しかもク
ロージャー(8)の作動中にあっても、アウトサイドハ
ンドル(5)等から手を離してハンドルスイッチ(34)
をOFFとすれば、直ちに閉扉動作を中止して、自動的に
ハーフラッチ位置まで戻すことができるので、手指等を
挾み込まれる恐れは殆んどなく、極めて安全性が高い。
なお、本発明は、上記スライドドア以外に、スウィング
式のドアやバックドア、またはトランクリッド等にも適
用し得ることは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、作動許可スイッチ、すなわちドアハン
ドルに設けたハンドルスイッチが作動しなければ、駆動
手段及びクロージャーを作動させてドアを閉扉すること
ができず、しかもクロージャーの作動途中であってもド
アハンドルから手を離すと、駆動手段が反転してクロー
ジャーが原位置に復帰し、ドアをもとのハーフラッチ状
態に戻すことができるので、手指等がドアと車体との間
に挾まれる恐れはなく、安全性を著しく向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を、自動車のスライドドアに適用した
ときの要部の外観図、 第2図は、給電コネクタ装置の縦断面図、 第3図は、本発明の実施例を示す制御回路図である。 (1)スライドドア(ドア)、(2)車体 (3)ドアロック装置、(5)アウトサイドハンドル (8)クロージャー、(11)(12)コネクタ (17)ハーフラッチ検知スイッチ(ハーフラッチ検知手
段) (32)給電スイッチ (34)ハンドルスイッチ(作動許可スイッチ) (35)モータ(駆動手段)、(41)クローズレバー (43)突出レバー (44)フルラッチスイッチ(フルフラッチ検知手段) (45)リミットスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動手段の正転によりドアをハーフラッチ
    状態からフルラッチ状態に強制的に閉扉し、かつ駆動手
    段の反転により原位置に復帰するようにしたクロージャ
    ーと、 ドアのハーフラッチ状態を検知するハーフラッチ検知手
    段と、 ドアのフルラッチ状態を検知するフルラッチ検知手段
    と、 作動許可スイッチと、 前記ハーフラッチ検知手段と作動許可スイッチとがとも
    に作動することにより、駆動手段を正転させて、ドアを
    ハーフラッチ状態からフルラッチ状態に強制的に閉扉
    し、かつその後にフルラッチ検知手段が作動するか又は
    作動許可スイッチが不作動となることにより、駆動手段
    を反転させてクロージャーを原位置に復帰させるように
    した制御回路とを備えることを特徴とする自動車用ドア
    の自動閉鎖装置。
  2. 【請求項2】作動許可スイッチが、ドアに設けたハンド
    ルに連係され、該ハンドルの操作により作動するように
    したハンドルスイッチである請求項(1)記載の自動車
    用ドアの自動閉鎖装置。
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