JPH01186324A - 基板位置決めクランプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、たとえはプリント配線基板の製造工程におい
て基板の位置決めおよびクランプを行う基板位置決めク
ランプ装置に関する。

（従来の技術） 従来から、プリント配線基板の製造ラインにおいて、基
板に配線パターンのスクリーン印刷を行う場合に、基板
をスクリーンに対して位置決めし、固定する必要がある
。このように基板を位置決めし、クランプを行う場合に
基板位置決めクランプ装置が用いられている。

第６図は基板のスクリーン印刷工程に用いられる従来の
基板位置決めクランプ装置を示すもので、同図において
、１．１はそれぞれ対向配置されたフレームを示してい
る。これらのフレーム１には、基板を搬送するための搬
送コンベア２．２が対向して配設されている。斌た、フ
レーム１．１の間には、シリンダ３により上下動可能と
された基板支持プレート４が配設されている。

この基板支持プレート４は、その表面に位置決めすべき
基板に対応した吸引孔（図示省略）が形成されており、
真空ポンプ５により真空引きされるようになっている。

したがって、基板は、基板支持プレート４に吸着される
ようになっている。

また、一方のフレーム１側には、位置決めピンユニット
６．６が配設されている。位置決めピンユニット６．６
には、位置決めピン（図示省略）が上下動可能に配設さ
れており、これらの位置決めピンが、基板に形成された
位置決め用の孔に挿入されることにより、基板が所定の
位置に位置法めされるようになっている。

そして基板のスクリーン印刷か行われる場合、まず、基
板が矢印六方向に搬送コンベア２．２により搬送される
と、図示を省略したストッパにより停止され、次に位置
決めピンユニット６．６の位置決めピンが上昇されて、
位置決めピンが基板の位置決め孔に挿入されることによ
り基板の位置決めが行われる。この後、基板支持プレー
ト４か上昇され、真空ポンプ５が作動されて真空引き状
態とされるとともに、基板の下面に当接して基板が基板
支持プレート４に吸着されて固定される。

そして基板支持プレート４が所定の高さまで上昇されて
停止し、図示を省略したスクリーン下部に基板がセット
され、所定のスクリーン印刷が行われる。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上述した従来の基板位置決めクランプ装
置では、基板支持プレートの吸引孔にごみが付着するた
め、基板の位置決め不良が発生ずるという問題があり、
また位置決め、クランプを行うべき基板のサイズ、形状
に対応した吸引孔を有する基板支持プレートを用意する
必要があるなめ、コストが高くなり、またプレートの交
換作業が繁雑であるという問題が生じていた。

このように従来の基板位置決めクランプ装置では、基板
位置決め性の向上、コストダウンおよび作業性を向上さ
せたいという課題が残されていた。

本発明は上述した課題に対処してなされたもので、簡単
な構成であり、コストダウンを図ることができ、しかも
各種の基板の位置決めおよびクランプを行うことのでき
る基板位置決めクランプ装置を提供することを目的とす
る。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、対向する一対のフレームに対向して設けられ
基板を搬送する搬送コンベアと、前記一対のフレームの
間に上下動可能に設けられたバックアッププレートと、
前記一方のフレーム側に設けられ前記バックアッププレ
ートの上昇に伴って前記基板を上昇させる下部クランパ
ーおよびこの下部クランパーの上昇により前記基板を介
して上昇される上部クランパーを有するクランプユニッ
トと、前記他方のフレーム側に設けられ前記バックアッ
ププレートの上昇に伴って前記基板を上昇させる下部ク
ランパー、前記バックアッププレートの上昇に伴って前
記基板に形成された位置決め孔に挿入される位置決めピ
ンおよび前記下部クランパーの上昇により前記基板を介
して上昇される上部クランパーを有し一方が固定、他方
が可動可能とされた少なくとも２つの位置決めクランプ
ユニットとを備えたものである。

く作　用） 本発明では、基板を、各フレーム側に設けた下部クラン
パーおよび上部クランパーにより挟持し、また位置決め
ピンを基板の位置決め孔に挿入することにより、基板の
位置決めを行うので、簡単な構成であり、コストダウン
を図ることができ、しかも各種の基板の位置決めおよび
クランプを行うことが可能である。

（実施例） −以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。

第１図は本発明の一実施例の基板位置決めクランプ装置
を説明するための斜視図、第２図は第１図の位置決めク
ランプユニットを説明するための正面図、第３図は第２
図の側面図、第４図は第１図のクランプユニットを示す
背面図、第５図は第４図の側面図である。

これらの図において、１１．　ａ、ｌｌｂは、それぞれ
対向する基台を示している。一方の基台１１ａ側には、
ガイドレール１２と、搬送コンベア１３ａとが配設され
ている。他方の基台１１ｂ側には、搬送コンベア１３ａ
に対向する搬送コンベア１３ｂが矢印Ｂ１、Ｂ２方向に
移動可能に配設されている。搬送コンベア１３ａ、１３
ｂの間には、バックアッププレート１４がクランプ１５
により上下動可能に設けられている。

また、搬送コンベア１３ａ側のカイトレール１２には、
位置決めクランプユニット１６ａ、１６ｂが配設されて
いる゛。一方の位置決めクランプユニット１６ａはカイ
トレール１２に固定されており、他方の位置決めクラン
プユニット１６ｂはガイドレール１２に移動可能に設け
られている。

位置決めクランプユニット１６ａ、１６ｂは、第２図お
よび第３図に示したように、ホルダー１７がガイドレー
ル１２に装着されて取付られており、ユニット１６ａ側
のポルター１７は、ハンドル１８を回転さぜることによ
りカイトレール１２に沿って移動可能とされている。ホ
ルタ−１７内には、ピン保持部材・１９、クランパー保
持部材２０が上下動自在に設けられている。ピン保持部
材１９はバネ２１ａにより上方向に向けて付勢され、ク
ランパー保持部材２０はバネ２１ｂにより下方向に向け
て付勢されている。ピン保持部材１９の上端には、位置
決めピン１９ａが設けられており、下端はバックアップ
プレート１４の下面に係止されている。またクランパー
保持部材２０の上端には、下部クランパー２２か設けら
れており、下端はバックアッププレート１４の上面に係
止されている。また、ホルタ−１７には、搬送コンベア
１３ａ上側に位置する上部クランパー２３ａを支持した
支持ブロック２３が上下動自在に配設されており、支持
ブロック２３は、バネ２１ｃにより下方向に向けて付勢
されている。ホルタ−１７のピン保持部材１９側の下側
には、その上下動を検知するセンサ２４が配設されてい
る。

また、搬送コンベア１３ｂ側には、第４図および第５図
に示したように、クランプユニット２５か設けられてい
る。このクランプユニット２５は、上部クランパー２６
と下部クランパー２７とから構成されている。

上部クランパー２６は、支持アーム２８を有しており、
支持アーム２８の両端には、ガイド軸２９．２９が設け
られている。これらのガイド軸２９．２９は、それぞれ
搬送コンベア１３ｂのフレーム３０に配設されたボール
軸受け３１に挿入されて上下動可能に支持されている。

また、搬送コンベア１３ｂのフレーム３０には、支持板
３２が取付けられており、支持板３２には、ボール軸受
け３３が配設されている。また、搬送コンベア１３ｂ側
のバックアッププレート１４上には、下部−クランパー
２７が取付けられた支持ブロック３４が載置されている
。支持ブロック３４には、軸挿入孔３５が形成されてい
る。軸挿入孔３５には、ガイド軸３６が遊挿されており
、ガイド軸３６は上述のボール軸受け３３に支持されて
いる。したがって、下部クランパー２７は、バックアッ
ププレート１４が上昇されることにより、カイト軸３６
にカイトされて上昇されるようになっている。

次に、このように構成された基板位置決めクランプ装置
の動作について説明する。

まず、基板Ｂか矢印Ａ方向に搬送コンベア１３ａ、１３
ｂにより搬送され、所定の位置で停止される。次にバッ
クアッププレート１４か上昇され、これにより、位置決
めクランプユニット１６ａ、１６ｂのピン保持部材１９
およびクランパー保持部材２０か上昇され、位置決めピ
ン１９ａが基板Ｂに形成された位置決め孔（図示省略）
に挿入されて基板Ｂの位置決めが行われ、また下部クラ
ンパー２２か基板Ｂの下面に当接されて基板Ｂが上昇さ
れる。また上述したバックアッププレート１４の上昇と
同時に、クランプユニット２５の下部クランパー２７が
基板Ｂの下面に当接され、基板Ｂが上昇される。

次いで、バックアッププレート１４が上昇されると、下
部クランパー２２．２７により基板Ｂが上昇され、基板
Ｂの上面が上部クランパー２３ａ、２６に当接される。

したがって、基板Ｂは、下部クランパー２２．２７およ
び上部クランパー２３ａ、２６により挟持されて上昇さ
れる。そして基板Ｂは、図示を省略したスクリーン下面
に配置され、所定のスクリーン印刷が施される。

したがって、この実施例では、従来の装置に使用した基
板を吸着する真空ポンプおよび治具を不要とした簡単な
構成とすることができ、しかも、コストダウンを図るこ
とができる。また、また、搬送コンベア１３ｂが移動可
能とされ、また基板の位置決めおよびクランプを行う位
置決めクランプユニット１６ａが移動可能とされている
ので、各種の基板に対応させて位置決めおよびクランプ
を行うことができる。

なお、上述した実施例では、基板位置決めクランプ装置
を特に基板の製造工程におけるスクリーン印刷工程に用
いた場合について説明したが、上＝　１１− 述した実施例のバックアッププレート１４の形状を変え
ることにより、あるいは各クランパーによる基板の上昇
させる高さを変えることにより、たとえば基板の部品実
装工程に用いてもよい。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明の基板位置決めクランプ装置
は、基板を、各フレーム側に設けた下部クランパーおよ
び上部クランパーにより挟持し、また位置決めピンを基
板の位置決め孔に挿入することにより、基板の位置決め
を行うので、簡単な構成であり、コストダウンを図るこ
とができ、しかも各種の基板の位置決めおよびクランプ
を行うことが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の基板位置決めクランプ装置
を説明するための斜視図、第２図は第１図の位置決めク
ランプユニットを説明するための正面図、第３図は第２
図の側面図、第４図は第１図のクランプユニットを示す
背面図、第５図は第４図の側面図、第６図は従来の基板
位置決めクランプ装置を説明するための斜視図である。 １１ａ、１　ｌ　ｂ　・・・基台、１３ａ、１３　ｂ−
・・搬送コンベア、１４・・・バックアッププレート、
１５・・・シリンダ、１６ａ、１６ｂ・・・位置決めク
ランプユニット、１９ａ・・・位置決めピン、２２．２
７・・・下部クランパー、２３ａ、２６・・・上部クラ
ンパー、２５・・・クランプユニット。 出願人　　　　　　株式会社　東芝 代理人　弁理士　　須　山　佐　− 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）対向する一対のフレームに対向して設けられ、基
   板を搬送する搬送コンベアと、 前記一対のフレームの間に上下動可能に設けられたバッ
   クアッププレートと、 前記一方のフレーム側に設けられ、前記バックアッププ
   レートの上昇に伴って前記基板を上昇させる下部クラン
   パーおよびこの下部クランパーの上昇により前記基板を
   介して上昇される上部クランパーを有するクランプユニ
   ットと、 前記他方のフレーム側に設けられ、前記バックアッププ
   レートの上昇に伴って前記基板を上昇させる下部クラン
   パー、前記バックアッププレートの上昇に伴って前記基
   板に形成された位置決め孔に挿入される位置決めピンお
   よび前記下部クランパーの上昇により前記基板を介して
   上昇される上部クランパーを有し、一方が固定、他方が
   可動可能とされた少なくとも２つの位置決めクランプユ
   ニットと を具備したことを特徴とする基板位置決めクランプ装置
   。