JPH01140215A - パッケージ挿抜方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は情報処理装置や通信機器等のディジタル装置に
おけるパッケージの取り替え、パッケージの挿し込みや
抜去を行うパッケージ挿抜方式に関し、特にハードウェ
ア構成上、複数のパッケージをもち、かつそれらがバス
形式にて互いに信号の授受を行う形式のディジタル装置
で電源が投入された状態でパッケージの挿抜を行う方式
に関する。

（従来の技術） 従来、この種の装置例えばプロセッサのバス形式にて複
数のパッケージが共通の配線系（バックボード配線等）
により結合された装置では、パンケージの新規挿入や取
り替えのため抜去する際は、電源を断にしてから行うの
が普通であった。電源投入したままパッケージの挿抜を
行うと、この挿抜時にデータバス信号が影響を受け、装
置の誤動作を招き易いからである。

（発明が解決しようとする問題点） 従来のディジタル装置におけるパッケージ挿抜にはその
つと電源を断にして行っているのでその操作がやっかい
であり、装置の動作状態を一時的にも中断することにな
る。また、例えばプロセッサによる制御のように中断す
ることが許されないシステム応用例の場合は、制御装置
の主９１ｍ能の一時停止によりサービスの低下を招くと
いう問題があり、サービスの維持を確保しなければなら
ない各種応用例が増加してくると、電源投入のまま、し
かも装置の誤動作を招くことなくパンケージを挿抜した
いという要求が高まってきている。

（問題点を解決するための手段） 本発明のパッケージ挿抜方式は、パッケージ上に一対の
電極と、パッケージの入出力信号線のうちデータバスに
かかわるものをハイインピーダンス状態にし得るリセッ
ト回路と、電源のオア機能を有するダイオードとを有し
、又パッケージ外には上記電極と接続可能な二次電池等
外部電源を用意しておき、パッケージを挿入する場合は
、前記二次電池をパッケージ上の電極に接続し、本パッ
ケージ内の回路のうち少なくともデータバスに入出力さ
れる信号線に関わるデバイスに対し通電し、かつ上記リ
セット回路にてそれらのデバイスをハイインピーダンス
に保つ手段を有する。パッケージを抜去するときは、同
じくパンケージ上の電極に二次電池を接続し、本パッケ
ージ内の回路のうち少なくともデータバスに入出力され
る信号線に関わるデバイスに対しては、通常の内部電源
と、外部からの前記二次電池とをオアとし、かつ、上記
リセット回路又は通常の内部側からの制御にてそれらの
デバイスをハイインピーダンスに保つ手段を有している
。

（実施例） 次に、本発明を図面を参照して実施例について説明する
。

第１図は本発明を適用してバックボードにパンケージを
挿抜するときの状態を示した斜視図であり、第２図は本
発明に係るパッケージの具体的な回路例を示したもので
ある。１は挿抜しようとするパッケージ、２はパンケー
ジ１を収容するバックボードであり、複数のパッケージ
が挿入可能で、第２図のようにデータバス８、電源バス
９などバス形式のデータ線の配線がなされている。パッ
ケージ１には、外部電池（二次電池）接続用の一対の電
極４ａ、４ｂ、リセット回路５、データバスに入出力さ
れる信号を扱うデバイス６、内部回路と外部二次電池と
の電圧のオアをとるダイオード７等が搭載されており、
また外部電池として前記電極４ａ、４ｂに着脱される二
次電池３が用意されている。

次に本発明の実施例におけるパッケージ挿抜動作を説明
する。まずパッケージ１をバックボード２に挿入すると
きは、挿入に先だち、電極４ａ。

４ｂに二次電池３を装着、接続する。これによりデータ
バスに接続されるデバイス６は第２図の回路図に示すよ
うにダイオード７を通じて通電される。本実施例ではス
イッチを閉じてリセット回路５を働かせると、デバイス
６はハイインピーダンス状態になる。この状態でパッケ
ージ１をバックボード２に挿入すると、データバスにデ
バイス６が接続され、また電源バス９からパッケージｌ
に電源を取り込むことができる。この状態で二次電池３
を離脱させると、該電源バスからの電源にてパッケージ
１が作動する。このとき、デバイス６はハイインピーダ
ンスを保っているので、バスに影響を与えない。実際に
このパッケージの作動を開始するには、リセット回路５
の機能を外してからであり、本実施例ではスイッチを開
くことにより実施できる。

次に、通常状態で使用しているパッケージ１をバックボ
ード２から抜去するときは、やはり電極４ａ、４ｂに二
次電池３を装着、接続する。これによりデバイス６はバ
ックボード２の電源バス９からと二次電池３からとのオ
アがとられている。

次に、リセット回路５を働かせ、デバイス６をハイイン
ピーダンスに保つ、これにより、バックボード２のデー
タバス８がら完全にパッケージ１のデータバス信号線は
電気的に隔離されるので、データバスに影響することな
く、抜去することが可能となる。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、パッケージ上に予め二次
電池を接続できる電極と、データバスに関係する入出力
デバイスをハイインピーダンスに保つ回路と、バックボ
ードおよび二次電池からの電源のオアをとる回路を設け
ることにより、−時的にハイインピーダンス状態に保ち
つつデータバス上の信号に何ら影響を与えずにパッケー
ジの挿抜を可能とする作用がある。この作用により、電
源投入状態でパッケージの取り替えが可能となり、制御
装置の主要機能停止を不要とする効果があり、−旦電源
投入後、サービスを維持しなければならない各種応用装
置に適用して有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例におけるパッケージ挿抜動作
状態を示す斜視図、第２図は本発明の実施例に係るパッ
ケージの回路図である。 １・・・パッケージ、２・・・バックボード、３・・・
二次電池、４ａ、４ｂ・・・電極、５・・・リセット回
路、６・・・データバス接続デバイス、７・・・ダイオ
ード、８・・・データバス、９・・・電源バス。 代理人　　弁理士　　染　川　利　吉 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電池接続用の一対の電極と、データバス接続デバイスに
   対しこれをハイインピーダンス状態に制御するリセット
   回路と、電源のオア回路とをパッケージ上に設け、パッ
   ケージの挿抜に当り二次電池を前記一対の電極間に挿入
   接続し、前記リセット回路により前記デバイスをハイイ
   ンピーダンスに保った状態でパッケージ挿抜動作を行う
   ことを特徴とするパッケージ挿抜方式。