JPS6039900A - 共通バス擾乱抑止方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）発明の技術分野 本発明は共通バス擾乱抑止方式に関する。

（ｂ）技術の背景と問題点 直流共通バスと直流共通バスに挿抜可能に接続されるプ
リント板とを具えた電子機器は、第１図のように構成さ
れているのが一般的である。

第１図は直流共通バスとプリント板との接続部を示す斜
視図である。

同図において１は図示してないプリント板収容筐体のバ
ックボードである。ハックボード１にはコネクタ３が並
設されている。またこれらのコネクタ３に接続される電
源線および信号線である直流共通ハス２が、ハックボー
ド１に形成されている。それぞれのコネクタ３にはプリ
ント板４が挿着されている。

このように構成された電子機器は稼働状態のままでプリ
ンＩ−板の保守・点検を実施するのが一般である。この
場合障害あるプリン（・板の抜去、良品プリント板の挿
着時には、コネクタの接触子の結合、離反により過度現
象が生しる。この過度現象が直流共通バスへの擾乱を引
き起こして他の稼働中のプリント板が誤動作をしたり、
損傷する恐れがある。またこのようなことは電子機器の
増設時にも起こる。

（Ｃ）発明の目的 本発明の目的は上記従来の問題点が除去された共通ハス
擾乱抑止方式を提供することにある。

（ｄ）発明の構成 この目的を達成するために本発明は、プリント板の抜去
直前に該プリント板と直流共通ハスとを結ぶ信号線が実
質的に開状態となり、プリント板の挿入直後に該プリン
ト板と該直流共通バスとを結ぶ信号線が実質的に閉状態
となる手段を、該直流共通ハス側に構成せしめてそれぞ
れのプリント板の挿抜時の過度現象の影響を阻止するよ
うにしたものである。

（ｅ）発明の実施例 以下図示実施例を参照して本発明について詳細に説明す
る。なお全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第２図は本発明の一実施例のプリン［・板側回路の斜視
図であり、第３図は本発明の一実施例の信号抑止回路図
である。

第２図においてプリント板４のコネクタ３に挿入する接
栓部４ａには、コネクタの信号線用接触子（第３図の信
号線用接触子１０）に対応して信号線パターン５が形成
されている。また接栓部４ａの一方の側縁の近傍には、
コネクタ３の一方の端の一対の制御用接触子（第３図の
制御用接触子８）に対応して制御用パターン６が接栓部
４ａの表面と裏面とに形成されている。この制御用パタ
ーン６は接栓部４ａの前縁４ｂよりも所望に離れた位置
に形成され、しかも表面と裏面との制御用パターン６は
短絡されている。例えば図のように接栓部４ａの側縁を
跨るパターンによって接続するとか、あるいはスルーポ
ールにより接続するなどして短絡する。なおこの制御用
パターン６は接栓部４ａの端部に限定されるものでなく
、コネクタ３の制御用接触子８に対応した位置に設ける
ことは言うまでもない。

したがってプリント板４をコネクタに挿入するときには
まず信号線パターン５がコネクタ３の信号線用接触子と
接触して電気的に接続され、その後制御用パターン６が
制御用接触子８に接触し、一対の制御用接触子８を短絡
せしめる。またプリント板４をコネクタ３より抜去する
ときには、まず制御用パターン６と制御用接触子８が離
れて、一対の制御用接触子８が開となる。その後信号線
パターン５と信号線用接触子１ｏとは離れて開となるも
のである。

第３図においてコネクタ３のそれぞれの信号線用接触子
１０はハックボー１・１上に対応して構成されたＡＮＤ
回路９を介して直流共通バス２に接続されている。この
ＡＮＤ回路９の出方端子は直流共通ハス２に接続されて
いる。またハックボーＦ’　ｌには、それぞれのＡ　Ｎ
　ｌ）回路９の他方の入力端子に１１電位あるいはＬ電
位を給電する制御周回−路７が形成されている。この制
御用回路７には一対の制御用接触子８が挿入されており
、一対の制御用接触子８が短絡状態の時、即ちプリント
板４の制御用パターン６が挿入状態のとき、ＡＮＤ回路
９にＩ−１電位が給電されるように回路構成されている
。また制御用回路７には制御用接触子８の開閉時の過度
現象防止回路をも構成されている。

なおバックボードＩの電源線１１はコネクタ３の電源線
用接触子１１ａに接続され、電源線用接触子１１ａはプ
リン１〜板４の電源線パターン１２に接続され２．。

信号抑止回路は上述のように構成されているので、プリ
ン１板４がコネクタ３に挿着されているときは、制御用
接触子８と制御用パターン６が接触している。したがっ
てＡＮＤ回路９の制御用回路７例の入力端子には品持Ｈ
電位が給電されていて、直流共通ハス２と信号線パター
ン５間の信号線は抑止されない。

プリント扱４を抜去するときには、まず制御用接触子８
と制御用パターン６との接触が断たれるのでＡＮＤ回路
９にＬ電位が給電された状態となり信号線は抑止された
状態となる。その後信号線用接触子１０と信号線パター
ン５との接触および電源線パターン１２と電源線用接触
子１１ａとの接触がそれぞれ［υｉたれる。この瞬間に
過度現象によりプリンｉ板側の信号線に異常な信号が発
生ずることがあるが、直流共通ハス２例の信号線は抑止
された状態にあるので直流共通ハス２への擾乱は起こら
ない。

またプリン！・板４を挿着するときには、制御用接触子
８と制御用パターン６が接触前、即ち信号線が抑止され
°ζいるうぢに、信号線用接触子１０と信号線パターン
５とが接触する。したがってプリント板側の信号線に異
常な信号が発生しても、直流共通パス２側の信号線は抑
止された状態にあるので直流共通ハス２への擾乱は起こ
らない。

（ｆ）発明の詳細 な説明したように本発明は、プリンｉ板の挿抜に伴う過
度現象がプリント板側の信号線に発生しても、直流共通
ハスへの擾乱を引き起こして他の稼働中のプリント板が
誤動作をしたり、損傷したりすることがないという実用
上で優れた効果のある共通ハス擾乱抑止方式である。

【図面の簡単な説明】

第１図は直流共通ハスとプリン（・板との接続部を示す
斜視図、第２図は本発明の一実施例のプリント板側回路
の斜視図であり、第３図は本発明の一実施例の信号抑止
回路図である。 同図におい′Ｃ１はハックボード、２は直流共通ハス、
３はコネクタ、４はプリント板、５むよ信号線パターン
、６は制御用パターン、７は制御用回路、８は制御用接
触子、９ばへＮＤ回路、１０４よ信号線用接触子、ｌｌ
ａは電源線用接触子、Ｉ２は電源綿パターンをそれぞれ
示す。 隼＋Ｗ 第２ヌ［ 阜３　周

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 直流共通バスと該直流共通バスに挿抜可能に接続される
   プリンＩ・板とを具えてなる電子機器において、該プリ
   ント板の抜去直前に該プリント板と該直流共通バスとを
   結ぶ信号線が実質的に閉状態となり、該プリント板の挿
   入直後に該プリント板と該直流共通バスとを結ぶ信号線
   が実質的に閉状態となる手段を、該直流共通バス側に構
   成せしめてそれぞれの該プリント板の挿抜時の過度現象
   の影響を阻止することを特徴とする共通バス擾乱抑止方
   式。