JPH01131664A - 芳香剤 - Google Patents

芳香剤

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Publication number
JPH01131664A
JPH01131664A JP62288508A JP28850887A JPH01131664A JP H01131664 A JPH01131664 A JP H01131664A JP 62288508 A JP62288508 A JP 62288508A JP 28850887 A JP28850887 A JP 28850887A JP H01131664 A JPH01131664 A JP H01131664A
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JP
Japan
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paper
viscose
aromatic
fragrance
supported
Prior art date
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Pending
Application number
JP62288508A
Other languages
English (en)
Inventor
Horyu Mishima
三島 方隆
Masao Fujita
真夫 藤田
Hiroyuki Odagiri
裕行 小田桐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukui Kagaku Kogyo Kk
Sansho Co Ltd
Takasago International Corp
Original Assignee
Fukui Kagaku Kogyo Kk
Sansho Co Ltd
Takasago International Corp
Takasago Perfumery Industry Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Fukui Kagaku Kogyo Kk, Sansho Co Ltd, Takasago International Corp, Takasago Perfumery Industry Co filed Critical Fukui Kagaku Kogyo Kk
Priority to JP62288508A priority Critical patent/JPH01131664A/ja
Publication of JPH01131664A publication Critical patent/JPH01131664A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H19/00Coated paper; Coating material
    • D21H19/10Coatings without pigments
    • D21H19/14Coatings without pigments applied in a form other than the aqueous solution defined in group D21H19/12
    • D21H19/34Coatings without pigments applied in a form other than the aqueous solution defined in group D21H19/12 comprising cellulose or derivatives thereof

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、芳香剤に関し、詳しくは香料に徐放性を与え
る芳香剤に関するものである。
〔従来の技術および発明が解決しようとする問題点〕建
物室内、車室内で使用する芳香器具としては香料液を含
浸させた海綿状体を容器に収納し、容器に抜き差し可能
な支軸付蓋で密封したものを引き上げて揮散させる構造
のもの、香料混合液を噴霧するスプレー式のもの、合成
樹脂シートに香料を含浸させたもの等が知られている。
最近、香料が多方面で使用されるようになり、その使用
形態も様々となってきている。その1例として、袋に入
った香料も多く知られており、そのような袋の材質とし
ては紙や穴あき合成樹脂シートが代表的なものである。
たとえばポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフ
ィン系樹脂等の撥水性を有する多孔性シートで香料を包
装してなる芳香剤(特開昭57−139346号公報)
、液体に対しては不透過性であり、かつガス体に対して
は透過性を存する肉厚50〜100ミクロンのポリオレ
フィン樹脂薄膜の外面に紙をラミネートしたもので内袋
を形成し、該内袋の内部に香料液を密封して、この内袋
をさらに軽金属箔の内面または外面に合成樹脂薄膜をラ
ミネートして成形した外袋に密封してなる芳香材(実公
昭59−33406号公報)、ポリエチレン等の通気調
節剤を塗布もしくは貼着した和紙、不織布等の通気性素
材で一部を形成し、他の部分をセロファン等の透視可能
な非通気性素材で形成してなる包装材によって揮散性薬
剤を包覆してなる防虫防臭剤(実開昭52−16068
0号公報)等が知られている。また、蒸発速度を調節し
ながら揮散させるものとして、花弁状を呈するケイ酸カ
ルシウムおよび/または花弁状を呈するシリカを使用す
ることは特公昭59−27783号公報に開示されてい
る。しかしながら、これらの方法では蓋を開放した瞬間
に一時的ないし部分的に刺激性のある過大な香気を揮散
させるために香料自体は急速に消失してしまう。
しかも、容器が嵩ぼり、高価であって数個の室内に対し
て同時に数種の芳香剤を使用するには経済的にも不向き
である上、さらに経時揮散に伴う体積の減少の面や徐放
性の面からも満足して使用でき得るものではない。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明者らは、上記欠点を解消し、経済的で取扱
いやすい芳香剤を得るべく研究を重ねた結果、熱シール
性を有するビスコース加工紙を利用することにより従来
の欠点を改良できることを見出し、本発明を完成するに
至った。
すなわち、本発明は粉末香料あるいは有機質または無機
質担体に担持させた液体香料を熱シール性を有するビス
コース加工紙で包装してなる芳香剤を提供するものであ
る。
本発明で用いる熱シール性を有するビスコース加工紙は
、特開昭59−1798号公報および特開昭59−17
99号に開示されているように、親水性繊維と疎水性で
、かつ熱シール性を有する熱可塑性繊維からなる混抄紙
および親水性繊維からなる層と、親水性繊維と疎水性で
、かつ熱シール性を有する熱可塑性繊維からなる層の抄
き合せ紙に、該熱可塑性繊維の熱シール性が損なわれな
い範囲で再生セルロース層が形成さたものである。すな
わち、上記混抄紙および抄き合せ紙の少なくとも一方の
面にビスコース液をロールコータ−等で塗布するか、あ
るいは含浸せしめ、凝固浴で処理し、次いでセルロース
再生浴中で処理することによって得られる。
また、本発明で用いる熱シール性を有するビスコース紙
は、微細な穴のあいたセルロースフィルムを形成した通
気度コントロールタイプのもので、坪量12〜70g/
ボ、好ましくは18〜60g/醒、厚さ0.02〜0.
2 rtmOものが好ましく、香料の性質や希望持続期
間により適当な通気度を持ったものを選べばよい。
本発明において、熱シール性を有するビスコース加工紙
で香料を包装するにあたり、粉末香料の場合はそのまま
でもよいが、液体香料の場合は有機質または無機質担体
に担持させて用いる。また、粉末香料においても適当な
溶媒下で、有機質または無機質担体に担持させて用いて
もよい。香料を担持させる有機質または無機質担体とし
ては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル
、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体
等のポリマー粒子や、活性炭、ゼオライト類、シリカゲ
ル、ケイ酸カルシウム、ホワイトカーボンなどをあげる
ことができる。香料を担体に担持させるには、担体と香
料比99.9〜20 : 0.1〜80の割合で配合し
、室温〜100°Cの温度下で十分撹拌させればよい。
香料を熱シール性を有するビスコース加工紙で包装する
には、以下に示す方法で行なうことができる。まず、熱
シール性を有するビスコース加工紙を1対づつ適当な大
きさに機械的に裁断した後、−側縁に開口部を残し、三
方側縁を熱シールして袋とする。この袋に封入機で連続
的に所定量の粉末香料または香料を担持した担体を注入
した後、開口部を熱シールして密封する。このようにし
て得られた芳香剤は、香料に所望の徐放性を与えること
ができる。
なお、芳香剤をセロハン紙、塩化ビニリデン薄膜等の非
透過性外袋に密封し、低温度下に保つことにより長期間
保存することができる。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例により説明する。
なお、調製例および実施例で用いるシトラス系香料KM
−1110.フローラル系香料KM−1120およびフ
ルーティー系香料KM−1100は以下の処方にて調製
した。
Y−37 −−/・)”、・1′ 処方例1 処方例2 処方例3 調製例 処方例で得たシトラス系香料KM−111帆フローラル
系香料KM−1120およびフルーティー系香料KM−
1100の各香料10gに、溶剤として3−メチル−3
=メトキシブタノール(クラレ株式会社製、商品名:フ
ルフィット)10gおよびイソパラフィン(クラレ株式
会社製、商品名二■Pツルヘン)1620)10gを加
えたものをあらかじめ担体として用意しておいた濾紙(
8X7cm、厚さ0.35m)、エチレン酢酸ビニル共
重合体ベレット50 g 、ケイ酸カルシウム20〜3
0μM(徳島曹達株式会社製、商品名:フローライトR
)Logおよびフェルト(8×7X0.6CI11)約
10gのそれぞれに、室温で必要に応じて撹拌しながら
担持させた。調製後はできるだけ早く密閉できるガラス
容器に入れ、低温にて保存した。
製造例 調製例で得られた香料10gを担持した各種担体を第1
表に示す包装紙で作った縦10cmx横8cmの袋に封
入した。調製後はできるだけ早く密閉できるガラス容器
に入れ、低温にて保存した。
第1表 第2表、フローラル系香料KM−1120には通気度と
持続日数にほぼ比例関係が認められるので、通気度を決
めて持続日数を予測することや、希望する持続日数を決
めれば必要な通気度の熱シール性を有するビスコース加
工紙を選ぶことが可能である。
本 本発明で使用した熱シール性を有するビスコ−ス加
工紙 (福井化学工業株式会社製および三品株式会社製)**
 セロハン紙をラミネートしたビスコース加工紙 ***  上質和紙(坪量81.7 g /ボ)に肉厚
80μのポリエチレン薄膜をラミネートしたもの。
実施例1 製造例で得られたもののうち、フローラル系香料KM−
1120を濾紙に担持したものについて、100m1容
のビーカーに入れ室温(25°C)にて放置し、化学天
秤で一定期間毎に秤量して自然に揮散する址を測定した
。この結果を第2表に示す。なお、包装紙番号は第1表
と同じである。
/ 2/″ // 2〜′ 第2表 実施例2 製造例で得られたもののうち、シトラス系香料KM−1
110を濾紙に担持したものについて、100m1容の
ビーカーに入れ、室温(25°C)にて放置し、化学天
秤で一定期間毎に秤量して自然に揮散する量を測定した
。この結果を第3表に示す。なお、包装紙番号は第1表
と同じである。
第3表 実施例3 製造例で得られたもののうち、フルーティー系KM−1
100を濾紙に担持したものについて、100m1容の
ビーカーに入れ、室温(25°C)にて放置し、化学天
秤で一定期間毎に秤量して自然に揮散する量を測定した
。この結果を第4表に示す。なお、包装紙番号は第1表
と同じである。
第4表 比較例1 調製例で溶剤として用いた3−メチル−3−メトキシブ
タノールIOgを調製例と同様の方法で濾紙に担持させ
た後、製造例と同様の操作で各包装紙で作った袋に封入
した。これを100m1容のビーカーに入れ、室m(2
5°C)にて放置し、化学天秤で一定期間毎に秤量して
自然に揮散する量を測定した。
この結果を第5表に示す。なお、包装紙番号は第1表と
同じである。
第5表より、極性溶剤が多い場合は、熱シール性を有す
るビスコース加工紙で持続日数を調整することが可能で
ある。
第5表 比較例2 調粒例で溶剤として用いたイソパラフィンlogをaT
tJI g例と同様の方法で濾紙に担持させた後、製造
例と同様の操作で各包装紙で作った袋に封入した。これ
を100m1容のビーカーに入れ、室温(25’c >
にて放置し、化学天秤で一定期間毎に秤量して自然に揮
散する量を測定した。この結果を第6表に示す。なお、
包装紙番号は第1表と同じである。
第6表 第6表より、無極性溶媒が多い場合は、10万秒以上の
透気度がないと希望する長期間持続は難しいことがわか
った。
実施例4 製造例で得られたもののうち、フルーティー系香料KM
−1100を担持した3種類の担体を熱シール性を有す
るビスコース加工紙(商品名:サフロン1035 )で
包装したものについて、100m l容のビーカーに入
れ、室温(25°C)にて放置し、化学天秤で一定期間
毎に秤量して自然に揮散するffi(g)を測定した。
この結果を第7表に示す。
〔発明の高価〕
本発明の芳香剤は、用いる香料の性質や使用目的に応じ
て熱シール性ビスコース加工紙を選択することにより、
希望の徐放性を発現することができる。また、本発明の
芳香剤は簡便にtl #!/することができる上に、持
ち運びが手軽であるので、室内に置くだけでなく、ポケ
ットに入れたり枕元に置く等従来用いられなかった用途
に対しても有効に利用できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粉末香料あるいは有機質または無機質担体に担持
    させた液体香料を熱シール性を有するビスコース加工紙
    で包装してなる芳香剤。
JP62288508A 1987-11-17 1987-11-17 芳香剤 Pending JPH01131664A (ja)

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JP62288508A JPH01131664A (ja) 1987-11-17 1987-11-17 芳香剤

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ID=17731133

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JP62288508A Pending JPH01131664A (ja) 1987-11-17 1987-11-17 芳香剤

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11117195A (ja) * 1997-10-07 1999-04-27 Rengo Co Ltd 揮散性薬剤放出シート
US7234648B2 (en) 2003-10-31 2007-06-26 The Procter And Gamble Company Volatile substance-controlling composition
CN106178057A (zh) * 2015-05-06 2016-12-07 关沈清麟 香精纸圈及其制造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11117195A (ja) * 1997-10-07 1999-04-27 Rengo Co Ltd 揮散性薬剤放出シート
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