JPH0112697B2 - - Google Patents
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- JPH0112697B2 JPH0112697B2 JP57176001A JP17600182A JPH0112697B2 JP H0112697 B2 JPH0112697 B2 JP H0112697B2 JP 57176001 A JP57176001 A JP 57176001A JP 17600182 A JP17600182 A JP 17600182A JP H0112697 B2 JPH0112697 B2 JP H0112697B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/75—Arm-rests
- B60N2/79—Adaptations for additional use of the arm-rests
- B60N2/793—Adaptations for additional use of the arm-rests for use as storage compartments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車などのアームレストに関する。
さらに詳しくは、小物などを収容する蓋付収容部
を設けた比較的大型のアームレストに関する。
さらに詳しくは、小物などを収容する蓋付収容部
を設けた比較的大型のアームレストに関する。
自動車のアームレストは乗員、乗客が肘を乗せ
るものであるが、ドアに取付けられるアームレス
トは把手の機能をもたせた比較的小型のものが多
い。かかる小型のアームレストをブロー成形によ
り製造することは知られており（たとえば実開昭
56−111026号公報参照）、製造が簡単で安価であ
るという利点がある。
るものであるが、ドアに取付けられるアームレス
トは把手の機能をもたせた比較的小型のものが多
い。かかる小型のアームレストをブロー成形によ
り製造することは知られており（たとえば実開昭
56−111026号公報参照）、製造が簡単で安価であ
るという利点がある。
一方、自動車の多様化にともなつてアームレス
トに小物などの収容機能をもたせることが行なわ
れつつある。
トに小物などの収容機能をもたせることが行なわ
れつつある。
そこで本発明者は、かかる収容機能を有する大
型のアームレストをブロー成形により製造すべく
鋭意研究を重ねた結果、本発明に到達した。
型のアームレストをブロー成形により製造すべく
鋭意研究を重ねた結果、本発明に到達した。
すなわち本発明は、ブロー成形により一体的に
成形された、中空状の合成樹脂製アームレスト本
体と該本体に屈曲可能な連結部を介して連設され
た蓋部とからなり、該本体の上面に該蓋部で閉鎖
可能な開口部を設けて本体の内部空間を収容部と
してなり、かつ該収容部内に前記本体の前壁と後
壁との間に前記開口部近傍で両壁を突張るように
補強部材を配設したことを特徴とするアームレス
トに関する。
成形された、中空状の合成樹脂製アームレスト本
体と該本体に屈曲可能な連結部を介して連設され
た蓋部とからなり、該本体の上面に該蓋部で閉鎖
可能な開口部を設けて本体の内部空間を収容部と
してなり、かつ該収容部内に前記本体の前壁と後
壁との間に前記開口部近傍で両壁を突張るように
補強部材を配設したことを特徴とするアームレス
トに関する。
本発明は、アームレスト本体と蓋部をブロー成
形で一体的に成形し、本体に開口部を設けてブロ
ー成形品の中空部をそのまま小物などの収容部と
して利用するものであり、収容機能を有する大型
のアームレストが簡便かつ安価にえられるという
利点がある。
形で一体的に成形し、本体に開口部を設けてブロ
ー成形品の中空部をそのまま小物などの収容部と
して利用するものであり、収容機能を有する大型
のアームレストが簡便かつ安価にえられるという
利点がある。
さらに、本発明においてはブロー成形品である
アームレスト本体に開口部を設けているため、ブ
ロー成形品の特徴である閉構造による剛性が損な
われる傾向があるが、本発明においてはこの問題
を開口部の内側に補強部材を配設することによつ
て解決した。
アームレスト本体に開口部を設けているため、ブ
ロー成形品の特徴である閉構造による剛性が損な
われる傾向があるが、本発明においてはこの問題
を開口部の内側に補強部材を配設することによつ
て解決した。
つぎに図面に基づいて本発明を説明する。
第１図は本発明のアームレストの一実施例を示
す斜視図、第２図は第１図のＡ―Ａ線拡大断面
図、第３図は第１図のＢ―Ｂ線拡大断面図であ
る。
す斜視図、第２図は第１図のＡ―Ａ線拡大断面
図、第３図は第１図のＢ―Ｂ線拡大断面図であ
る。
１は中空状のアームレスト本体であり、２は屈
曲可能な連結部３を介して本体１に連設されてい
る蓋部である。該本体１、蓋部２および連結部３
はブロー成形により一体的に成形されたものであ
る。本体１の上面には開口部４が設けられてお
り、該開口部４は第４図に示されるごとく本体１
と蓋部２をブロー成形により一体成形したのち本
体１の上面の蓋部２に対応する部分〔斜線部４
ａ〕を切除することによつて形成される。
曲可能な連結部３を介して本体１に連設されてい
る蓋部である。該本体１、蓋部２および連結部３
はブロー成形により一体的に成形されたものであ
る。本体１の上面には開口部４が設けられてお
り、該開口部４は第４図に示されるごとく本体１
と蓋部２をブロー成形により一体成形したのち本
体１の上面の蓋部２に対応する部分〔斜線部４
ａ〕を切除することによつて形成される。
蓋部２は屈曲可能な連結部３により開閉自在で
あり、閉鎖状態ではその突出端縁５が本体１の係
止部６に係合するようになつている。
あり、閉鎖状態ではその突出端縁５が本体１の係
止部６に係合するようになつている。
しかして本体１の中空部は蓋部２で閉鎖可能
な、小物などの収容部７を構成する。
な、小物などの収容部７を構成する。
本体１には取付ネジの挿通孔８が設けられ、そ
の中央部には鍔状係止部９が突設されている。１
０は取付ネジのボスであり、このボス１０は本体
１とは別途成形したものを本体１の取付面１１の
方向から挿通孔８に挿入し、係止部９に固着した
ものである。しかして本発明のアームレストは取
付ネジ１２によりドアトリム１３に取付けられ
る。別途成形したボス１０にかえて、本体１に一
体的にボス部を形成してもよい。
の中央部には鍔状係止部９が突設されている。１
０は取付ネジのボスであり、このボス１０は本体
１とは別途成形したものを本体１の取付面１１の
方向から挿通孔８に挿入し、係止部９に固着した
ものである。しかして本発明のアームレストは取
付ネジ１２によりドアトリム１３に取付けられ
る。別途成形したボス１０にかえて、本体１に一
体的にボス部を形成してもよい。
本体１には取付面１１の一部を凹ませて把手部
１４が一体的に設けられている。アームレストを
ドア以外の個所に取付けるばあいまたはアームレ
ストとは別途に把手を設けるばあいは、把手部１
４は省略される。
１４が一体的に設けられている。アームレストを
ドア以外の個所に取付けるばあいまたはアームレ
ストとは別途に把手を設けるばあいは、把手部１
４は省略される。
本体１の前面には溝部１５が設けられており、
このものは装飾的な役目とともに、開口部４にお
いては切除された残りの部分が係止部６を構成し
ている。
このものは装飾的な役目とともに、開口部４にお
いては切除された残りの部分が係止部６を構成し
ている。
本発明においては、本体１の開口部４の内側に
補強部材１６が配設される。本発明のアームレス
トにおいては、ブロー成形した本体１に開口部４
を設けるため、それによりブロー成形品の特徴で
ある閉構造による剛性が損なわれる傾向がある。
そのため本体１の前壁が開口部４の部分で内側に
変形し、蓋部２を閉めたとき蓋部２と本体１が合
わないなどの不都合が生じるばあいがある。前記
補強部材１６は本体１の開口部４における前記の
ごとき変形を防止するためのものである。
補強部材１６が配設される。本発明のアームレス
トにおいては、ブロー成形した本体１に開口部４
を設けるため、それによりブロー成形品の特徴で
ある閉構造による剛性が損なわれる傾向がある。
そのため本体１の前壁が開口部４の部分で内側に
変形し、蓋部２を閉めたとき蓋部２と本体１が合
わないなどの不都合が生じるばあいがある。前記
補強部材１６は本体１の開口部４における前記の
ごとき変形を防止するためのものである。
補強部材１６としては第２図および第５図（第
２図のＣ―Ｃ線断面図）に示されるごとく、硬鋼
線などの線材の両端部をカギ状に曲げたものがあ
げられる。このものは第５図の破線で示されるご
とくたわませて開口部４から本体１の内部に入
れ、そののち力を開放するとその反撥弾性により
固定される。
２図のＣ―Ｃ線断面図）に示されるごとく、硬鋼
線などの線材の両端部をカギ状に曲げたものがあ
げられる。このものは第５図の破線で示されるご
とくたわませて開口部４から本体１の内部に入
れ、そののち力を開放するとその反撥弾性により
固定される。
補強部材１６の他の例としては第６図に示され
るごとく線材の両端部を本体の縦断面形状に沿う
ように屈曲させたものがあげられる。
るごとく線材の両端部を本体の縦断面形状に沿う
ように屈曲させたものがあげられる。
補強部材１６として前記のごとき線材を用いる
と、はめ込み時にその反撥弾性を利用できるので
組付性がよい。しかしながら、本発明に用いる補
強部材は本体１の開口部４の内側への変形を防止
しうるものであればよく、線材に限定されるもの
ではない。
と、はめ込み時にその反撥弾性を利用できるので
組付性がよい。しかしながら、本発明に用いる補
強部材は本体１の開口部４の内側への変形を防止
しうるものであればよく、線材に限定されるもの
ではない。
本発明のアームレストを製造するには、第４図
に示されるごとき本体１（開口部４の設けられて
いないもの）とこれに連結部３を介して連設され
ている蓋部２を一体的にブロー成形する。ブロー
成形は、たとえば押出しダイよりパリソンを押出
し、該パリソンを第７図に示されるごとく（第７
図において、パリソンは紙面に対して垂直方向よ
り導入される）、本体１および蓋部２に対応した
形状のキヤビテイを有し、連結部３に対応する圧
縮部１７ａを有する分割式の金型１７の間に位置
せしめ、金型１７を閉鎖し、パリソン内に吹込口
１８より空気などの気体を吹込み、ついで金型１
７を開いて成形品を取出すことによつて行なわれ
る。かくして中空体の本体１および蓋部２が薄肉
の屈曲可能な連結部３により結合された成形品が
えられる。つぎに本体１の蓋部２に対応する部分
〔第４図における斜線部４ａ〕を切除して開口部
４を形成し、ついで補強部材１６を配設すること
によつて本発明のアームレストがえられる。
に示されるごとき本体１（開口部４の設けられて
いないもの）とこれに連結部３を介して連設され
ている蓋部２を一体的にブロー成形する。ブロー
成形は、たとえば押出しダイよりパリソンを押出
し、該パリソンを第７図に示されるごとく（第７
図において、パリソンは紙面に対して垂直方向よ
り導入される）、本体１および蓋部２に対応した
形状のキヤビテイを有し、連結部３に対応する圧
縮部１７ａを有する分割式の金型１７の間に位置
せしめ、金型１７を閉鎖し、パリソン内に吹込口
１８より空気などの気体を吹込み、ついで金型１
７を開いて成形品を取出すことによつて行なわれ
る。かくして中空体の本体１および蓋部２が薄肉
の屈曲可能な連結部３により結合された成形品が
えられる。つぎに本体１の蓋部２に対応する部分
〔第４図における斜線部４ａ〕を切除して開口部
４を形成し、ついで補強部材１６を配設すること
によつて本発明のアームレストがえられる。
本発明のアームレストを構成する合成樹脂とし
てはブロー成形できるものであればとくに制限さ
れず、たとえばポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン―プロピレン共重合体、エチレン―酢酸
ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、
ポリエステル、ABS樹脂などがあげられる。ア
ームレストの感触をよくし、衝撃を弱めるために
内層を硬質樹脂、外層を軟質樹脂で構成した二層
構造としてもよい。かかる二層構造のアームレス
トは低密度ポリエチレン、軟質ポリ塩化ビニルな
どの軟質樹脂のパリソンとポリエステル、ABS
樹脂、ポリプロピレン、高密度ポリエチレンなど
の硬質樹脂のパリソンを用い、これらを同時にブ
ロー成形すればよい。
てはブロー成形できるものであればとくに制限さ
れず、たとえばポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン―プロピレン共重合体、エチレン―酢酸
ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、
ポリエステル、ABS樹脂などがあげられる。ア
ームレストの感触をよくし、衝撃を弱めるために
内層を硬質樹脂、外層を軟質樹脂で構成した二層
構造としてもよい。かかる二層構造のアームレス
トは低密度ポリエチレン、軟質ポリ塩化ビニルな
どの軟質樹脂のパリソンとポリエステル、ABS
樹脂、ポリプロピレン、高密度ポリエチレンなど
の硬質樹脂のパリソンを用い、これらを同時にブ
ロー成形すればよい。
第１図は本発明のアームレストの一実施例を示
す斜視図、第２図は第１図のＡ―Ａ線拡大断面
図、第３図は第１図のＢ―Ｂ線拡大断面図、第４
図は開口部を設ける前の中間品の斜視図、第５図
は第２図のＣ―Ｃ線断面図、第６図は補強部材の
他の例を示す斜視図、第７図はブロー成形時の状
態を示す断面図である。 図面の主要符号、１：アームレスト本体、２：
蓋部、３：連結部、４：開口部、７：収容部、１
６：補強部材。
す斜視図、第２図は第１図のＡ―Ａ線拡大断面
図、第３図は第１図のＢ―Ｂ線拡大断面図、第４
図は開口部を設ける前の中間品の斜視図、第５図
は第２図のＣ―Ｃ線断面図、第６図は補強部材の
他の例を示す斜視図、第７図はブロー成形時の状
態を示す断面図である。 図面の主要符号、１：アームレスト本体、２：
蓋部、３：連結部、４：開口部、７：収容部、１
６：補強部材。
Claims (1)
- １ ブロー成形により一体的に成形された、中空
状の合成樹脂製アームレスト本体と該本体に屈曲
可能な連結部を介して連接された蓋部とからな
り、該本体の上面に該蓋部で閉鎖可能な開口部を
設けて本体の内部空間を収容部とし、かつ該収容
部内に前記本体の前壁と後壁との間に前記開口部
近傍で両壁を突張るように補強部材を配設してな
ることを特徴とするアームレスト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57176001A JPS5967129A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | ア−ムレスト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57176001A JPS5967129A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | ア−ムレスト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5967129A JPS5967129A (ja) | 1984-04-16 |
| JPH0112697B2 true JPH0112697B2 (ja) | 1989-03-01 |
Family
ID=16005971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57176001A Granted JPS5967129A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | ア−ムレスト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5967129A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0521458Y2 (ja) * | 1986-07-24 | 1993-06-02 | ||
| JPH0529145Y2 (ja) * | 1986-09-19 | 1993-07-27 | ||
| US4869543A (en) * | 1988-08-12 | 1989-09-26 | Davidson Textron Inc. | Automotive armrest |
| JP2004529743A (ja) | 2001-06-19 | 2004-09-30 | ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー | 調整可能なアームレスト |
| DE10303345A1 (de) * | 2003-01-29 | 2004-08-12 | Volkswagen Ag | Türinnenverkleidung mit einem Staufach |
| CN105922940B (zh) * | 2016-06-09 | 2019-08-02 | 绍兴市积成包装机械有限公司 | 一种客运车辆贵重物品保险箱 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4819210U (ja) * | 1971-07-13 | 1973-03-05 | ||
| JPS55107443U (ja) * | 1979-01-24 | 1980-07-28 | ||
| JPS5752342B2 (ja) * | 1972-12-29 | 1982-11-06 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5846899Y2 (ja) * | 1980-09-12 | 1983-10-26 | 日産自動車株式会社 | 自動車の物入れ兼用ア−ムレスト |
-
1982
- 1982-10-05 JP JP57176001A patent/JPS5967129A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4819210U (ja) * | 1971-07-13 | 1973-03-05 | ||
| JPS5752342B2 (ja) * | 1972-12-29 | 1982-11-06 | ||
| JPS55107443U (ja) * | 1979-01-24 | 1980-07-28 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5967129A (ja) | 1984-04-16 |
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