JPS5967129A - ア−ムレスト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車などのアームレストに関スる。

さらに詳しくは、小物などを収容する蓋付収容部を設け
た比軸的大型のアームレストに関する。

自動車のアームレストは乗員、乗客が肘を乗せるもので
あるが、ドアに取付けられるアームレストは把手の機能
をもたせた比較的小型のものカ多い。かかる小型のアー
ムレストをブロー成形により製造することは知られてお
り（たとえば実開昭５６−１１１０２６号公報参照）、
製造が簡単で安価であるという利点がある。

一方、自動車の多様化にとも４「つでアームレストに小
物などの収容機能をもたせることが行なわれつつある。

そこで本発明者は、かかる収容機能を有する大型のアー
ムレストをプロー成形により製造すべく鋭意研究を重ね
た結果、本発明に到達しブ為すなわち本発明は、ブロー
成形により一体的に成形された、中空状の合成樹脂製ア
ームレスト本体と該本体に屈曲可能な連結部を介して連
設された蓋部とからなり、該本体の上面に該蓋部で閉鎖
可能な開口部を設けて本体の内部空間を収容部としてな
り、好ましくは該本体の開口部の内側に補強部材を配設
したことを特徴とするアームレストに関スル。

本発明は、アームレスト本体と蓋部をプ四−成形で一体
的に成形し、本体に開口部を設けてブロー成形品の中空
部をそのまま小物などの収容部として利用するものであ
り、収容機能を有する大型のアームレストが簡便かつ安
価にえられるという利点がある。

さらに、本発明においてはブロー成形品であるアームレ
スト本体に開口部を設けているため、ブロー成形品の特
徴である閉構造による剛性が損なわれる傾向があるが、
本発明においてはこの問題を開口部の内側に補強部材を
配設することによって解決した。

つぎに図面に基づいて本発明を説明する。

第１図は本発明のアームレストの−・実施例を示す斜視
図、第２図は第１図の（Ａ）　−（Ａ）線拡大断面図、
第３図は第１図の（Ｂ）　−ＣＢ）線拡大断面図である
。

（１）は中空状のアームレスト本体であり、（２）は屈
曲可能な連結部（８）を介して本体（１）に連設されて
いる蓋部である。該本体（１）、蓋部（２）および連結
部（８）はブロー成形により一体的に成形されたもので
ある。本体（１）の上面には開口部（４）が設けられて
おり、該開口部（４）は第４図に示されるごとく本体（
１）と蓋部（２）をブロー成形により一体成形したのち
本体（１）の上面の蓋部（２）に対応する部分〔斜線部
（４Ｂ）　）を切除することによって形成される。

蓋部（２）は屈曲可能な連結部（３）により開閉自在で
あり、閉鎖状態ではその突出端縁（５）が本体（りの係
止部（６）に係合するようになっている。

しかして本体（１）の中空部は蓋部（２）で閉鎖可能な
、小物などの収容部（７）を構成する。

本体（１）には取付ネジの挿通孔（８）が設けられ、そ
の中央部には鍔状係止部（９）が突設されてし・る。

θＯ）は取付ネジのボスであり、このボス（１０）は不
休（１）とは別途成形したものを本体（１）の取付面（
１１）の方向から挿通孔（８）に挿入し、係止部（９）
に固着したものである。しかして本発明のアームレスト
は取付ネジ（ロ）によりドアトリム０３）に取付けられ
る。別途成形したボス００）にかえて、本体（１）に一
体的にボス部を形成してもよい。

本体（１）には取付面（１υの一部を凹ませて把手部０
優が一体的に設けられている。アームレストをドア以外
の個所に取付けるばあいまたはアームレストとは別途に
把手を設けるばあいは、把手部（樽は省略される。

本体（１）の前面には溝部（］５）が設けられており、
このものは装飾的な役目とともに、開口部（４）におい
ては切除された残りの部分が係止部（６）を構成してい
る。

本発明においては、好ましくは本体（］）の開口部（４
）の内側に補強部材０６）が配設される。本発明のアー
ムレストにおいては、ブロー成形した本体（１）に開［
１部（４）を設けるため、それによりブロー成形品の特
徴である閉構造による剛性が損なわれる傾向がある。そ
のため本体（１）の前壁が開口部（４）の部分で内側に
変形し、蓋部（２）を閉めたとき蓋部（２）と本体（１
）が合わないなどの不都合が生じるばあいがある。前記
補強部材０６）は本体（１）の開口部（４）における前
記のごとき変形を防止するためのものである。

補強部材０６）としては第２図および第５１図（第２図
の（Ｃり　−（０）線断面図）に示されるごとく、硬鋼
線などの線材の両端部をカギ状に曲げたものがあげられ
る。このものは第５図の破線で示されるごとくたわませ
て開口部（４）から本体（１）の内部に入れ、そののち
力を開放するとその反撥弾性により固定される。

補強部材０６）の他の例としては第６図に示されるごと
く線材の両端部を本体の縦断面形状に沿うように屈曲さ
せたものがあげられる。

補強部材θ６）として前記のごとき線材を用いると、は
め込み時にその反撥弾性を利用できるので組付性がよい
。しかしながら、本発明に用いる補強部材は本体（１）
の開口部（４）の内側への変形を防止しうるものであれ
ばよく、線材に限定されるものではない。

本発明のアームレストを製造するには、第４図に示され
るごとき本体（１）（開口部（４）の設けられていない
もの）とこれに連結部（３）を介して連設されている蓋
部（２）を一体的にブロー成形する。

ブロー成形は、たとえば押出しダイよりパリソンを押出
し、該パリソンを第７図に示されるごとく（第７図にお
いて、パリソンは紙面に対して垂直方向より導入される
）、本体（１）および前部（２）に対応しンコ形状のキ
ャビティを有し、連結部（８）に対応する王縮部（１７
ａ）を有する分割式の金型（１７）の間に位置せしめ、
金型（１７）を閉鎖し、パリソン内に吹込口０８）より
空気などの気体を吹込み、ついで金型０７）を開いて成
形品を取出すことによって行なわれる。

かくして中空体の本体（１）および蓋部（２）が薄肉の
屈曲可能な連結部（８）により結合された成形品かえら
れる。つぎに本体（１）の蓋部（２）に対応する部分（
第４図における斜線部（４ａ）　）を切除して開口部（
４）を形成し、ついで好ましくは補強部材０６）を配設
することによって本発明のアームレストかえられる。

本発明のアームレストを構成する合成樹脂としてはブ胃
−成形できるものであればとくに制限されず、たとえば
ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン
−１Ｒ合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化
ビニル、ポリアミド、ポリエステル、ＡＥＳ樹脂などが
あげられる。アームレストの１１触をよくし、衝撃を弱
めるために内層を硬質樹脂、外層を斬質樹脂で構成した
二層構造としてもよい。かかる二層構造のアームレスト
は低密度ポリエチレン、軟質ポリ塩化ビニルなどの軟質
樹脂のパリソンとポリエステル、ｈＢｓ樹脂、ポリプロ
ピレン、高密度ポリエチレンなどの硬質樹脂のパリソン
を用い、これらを同時にブロー成形すればよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のアームレストの一実施例を示す斜視図
、第２図は第１図の（Ａ）　−（Ａ）線拡大断面図、第
３図は第１図の（Ｂ）　−（Ｅ）線拡大断面図、第４図
は開口部を設ける前の中間品の斜視図、第５　［ｆｆｌ
　ハＭ　２　図（７）　（０）　−（０）　線断ｉＮｉ
　Ｉｆｉ、第６図は補強部材の他の例を示す斜視図、第
７図はブロー成形時の状態を示す断面図である。 （図面の主要符号） （１）ニア−ムレスト本体 （２）：蓋部 （８）：連結部 （４）−開口部 （ア）：収容部 ０６）：補強部材 特許出願人　ダイノ・ツ工業株式会社 ２１収 第２図 ７５凶 オ６０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　プロー成形により一体的に吃形された、中空状の合
   成樹脂製アームレスト本体と該本体に屈曲可能な連結部
   を介して連設された蓋部とからなり、該本体の上面に該
   蓋部で閉鎖可能な開口部を設けて本体の内部空間を収容
   部としてなることを特徴とするアームレスト。 ２　前記開口部の内側に補強部側が配設されてなる特許
   請求の範囲第１項記載の了−ムレスト。