JPS6328677Y2 - - Google Patents

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JPS6328677Y2
JPS6328677Y2 JP1982153564U JP15356482U JPS6328677Y2 JP S6328677 Y2 JPS6328677 Y2 JP S6328677Y2 JP 1982153564 U JP1982153564 U JP 1982153564U JP 15356482 U JP15356482 U JP 15356482U JP S6328677 Y2 JPS6328677 Y2 JP S6328677Y2
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JP
Japan
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armrest
rear wall
front wall
hole
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JP1982153564U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車などのアームレストの取付構造
に関する。さらに詳しくは、小物などを収容する
蓋付収容部を設けた比較的大型のアームレストの
取付構造に関する。
自動車のアームレストは乗員、乗客が肘を乗せ
るものであるが、ドアに取付けられるアームレス
トは把手の機能をもたせた比較的小型のものが多
い。かかる小型のアームレストをブロー成形によ
り製造することは知られており(たとえば実開昭
56−111026号公報参照)、製造が簡単で安価であ
るという利点がある。
一方、自動車の多様化にともなつてアームレス
トに小物などの収容機能をもたせることが行なわ
れつつある。
そこで本考案者は、かかる収容機能を有する大
型のアームレストをブロー成形により製造すべく
鋭意研究をした結果、中空状の合成樹脂製アーム
レスト本体と該本体に屈曲可能な連結部を介して
連設された蓋部をブロー成形により一体的に成形
し、ついで本体の蓋部に対応する上面を切除して
開口部を形成し、本体の内部空間を蓋部で閉鎖可
能な収容部としてなるアームレストを開発した。
第1図は前記アームレストの一例を示す斜視
図、第2図は第1図のA−A線拡大断面図、第3
図は第1図のB−B線拡大断面図である。
1は中空状のアームレスト本体であり、2は屈
曲可能な連結部3を介して本体1に連設されてい
る蓋部である。該本体1、蓋部2および連結部3
はブロー成形により一体的に成形されたものであ
る。本体1の上面には開口部4が設けられてお
り、該開口部4は第4図に示されるごとく本体1
と蓋部2をブロー成形により一体成形したのち本
体1の上面の蓋部2に対応する部分〔斜線部4
a〕を切除することによつて形成される。
蓋部2は屈曲可能な連結部3により開閉自在で
あり、閉鎖状態ではその突出端縁5が本体1の係
止部6に係合するようになつている。
しかして本体1の中空部は蓋部2で閉鎖可能
な、小物などの収容部7を構成する。
本体1には取付面8の一部を凹ませて把手部9
が一体的に設けられている。アームレストをドア
以外の個所に取付けるばあい、またはアームレス
トとは別途に把手を設けるばあいには把手部9は
省略される。
本体1の前面には溝部10が設けられており、
このものは装飾的な役目とともに、開口部4にお
いては切除された残りの部分が係止部6を構成し
ている。
本体1の開口部4の内側には好ましくは補強部
材11が配設されている。前記アームレストにお
いては、ブロー成形した本体1に開口部4を設け
たため、それによりブロー成形品の特徴である閉
構造による剛性が損なわれる傾向がある。そのた
め本体1の前壁が開口部4の部分で内側に変形
し、蓋部2を閉めたとき蓋部2と本体1が合わな
いなどの不都合が生じる。前記補強部材11は本
体1の開口部4における前記のごとき変形を防止
するためのものである。
補強部材11としては第2図および第5図(第
2図のC−C線断面図)に示されるごとく、硬鋼
線などの線材の両端部をカギ状に曲げたものがあ
げられる。このものは第5図の破線で示されるご
とくたわませて開口部4から本体1の内部に入
れ、そののち力を開放するとその反撥弾性により
固定される。
本体1にはスクリユウネジ12の導入孔13が
設けられており、導入孔13の底部には挿入孔1
4′を有する取付座14が設けられている。
前記アームレストをドアに取付けるには、ドア
トリムボード15にグロメツト16が挿通しうる
孔17を穿ち、インナーパネル18にグロメツト
16の先端部が嵌入しうる孔19を穿つておく。
インナーパネルの孔19にグロメツト16を嵌入
し、本体1の導入孔13を通してスクリユウネジ
12をグロメツト16に螺入し、締めあげるとア
ームレストがドアに固定される。
しかしながら、ブロー成形した中空状のアーム
レストを前記のごとく取付けると、第6図に示さ
れるごとくスクリユウネジ12の締めあげにより
取付座14がドアトリムボード15の孔17に落
ち込み、それにつれて本体1の前面部分が凹み、
外観が見苦しくなるという問題がある。
本考案は前記の点に鑑みて、大型の中空状アー
ムレストを取付けるばあいの外観不良の問題を解
決しうる取付構造を提供するにある。
すなわち本考案は、合成樹脂製中空成形体の本
体と、該本体の上壁に設けられた開口部を覆う開
閉可能な蓋部と、前記本体内の前記開口部近傍
に、本体の前壁と後壁との間に両壁をつつぱるよ
うに配設された補強部材と、前記本体の前壁と後
壁との間に延び、その両端部が前壁と後壁とに一
体化されている筒状部であつて、その内部に、前
壁に開口する締付部材用の導入孔を有する筒状部
と、前記導入孔の底部に対応する後壁に、その周
囲に取付座を残して穿たれた締付部材用の挿通孔
とからなる大型のアームレストを前記締付部材で
他部材に固定するにあたつて、前記アームレスト
本体の後壁の取付面に設けられた前記締付部材用
の挿通孔の周縁にほぼ円筒状で高さが他部材の厚
さにほぼ相当する突出部を一体的に形成し、該突
出部を他部材に穿たれた孔に嵌入した状態で締付
部材でアームレスト本体を他部材に締着してなる
ことを特徴とするアームレストの取付構造に関す
る。
つぎに図面に基づいて本考案を前述のブロー成
形により成形した蓋付の収容部を有する大型のア
ームレストを例にとつて説明する。
第7図は本考案におけるアームレストの一実施
例の斜視図であり、このものは裏面方向から見た
ものである。第8図は本考案の取付構造の一実施
例を示す断面図(第7図のD−D線拡大断面図に
相当する)である。なお第7図のアームレストを
表方向から見た斜視図は第1図と同様であり、第
7図のE−E線拡大断面図は第2図と同様であ
る。第7〜8図において、第1〜6図におけるも
のと同一の部材は同一の図面符号で示す。
本考案におけるアームレストは前述のアームレ
ストと同じく中空状のアームレスト本体1と該本
体1に屈曲可能な連結部3を介して連設された蓋
部2とからなるものであり、これらはブロー成形
により一体成形されたものである。本体1の上面
には斜線部4aを切除することによつて開口部4
が形成され、本体1の内部空間は蓋部2で閉鎖可
能な収容部7を構成している。
本体1には、前壁と後壁との間に延び、その両
端部が前壁と後壁とに一体化されている筒状部が
設けられ、その内部には上面に開口する、スクリ
ユウネジ12の導入孔13が設けられており、導
入孔13の底部には挿通孔14′を有する取付座
4が設けられている。取付座14には外方に突出
するほぼ円筒状の突出部20が一体的に形成され
ている。該突出部20はドアトリムボード15に
穿たれた孔17に挿通しうるように構成されてお
り、その高さはドアトリムボード15の厚さとほ
ぼ同じである。
しかして前記アームレストをドアに取付けるに
は、インナーパネル18に穿たれた孔19にグロ
メツト16の先端を嵌入し、ついで本体1の突出
部20をドアトリムボード15の孔17に挿通
し、スクリユウネジ12を導入孔13から導入
し、グロメツト16に螺入して締めあげると、ア
ームレストがドアに固定される。そのばあい、グ
ロメツト16の底面に突出部20の先端が当接し
ているのでスクリユウネジ12を締めあげても取
付座14の部分が孔17に落ち込むことがなく、
本体1の前面が凹むなどの惧れはない。
本考案におけるアームレストの製造は、まず第
4図に示されるごとき本体1(開口部4の設けら
れていないもの)とこれに連結部3を介して連設
されている蓋部2を一体的にブロー成形する。ブ
ロー成形は、たとえば押出しダイよりパリソンを
押出し、該パリソンを第9図に示されるごとく
(パリソンは紙面に垂直な方向に導入される)、本
体1および蓋部2に対応した形状のキヤビテイを
有し、連結部3に対応する圧縮部21aを有する
分割式の金型21の間に位置せしめ、金型21を
閉鎖し、パリソン内に吹込口22より空気などの
気体を吹込み、ついで金型21を開いて成形品を
取出すことによつて行なわれる。かくして中空体
の本体1および蓋部2が薄肉の屈曲可能な連結部
3により結合された成形品がえられる。つぎに本
体1の蓋部2に対応する部分〔第4図における斜
線部4a〕を切除して開口部4を設け、好ましく
はついで補助部材11を配設することによつてア
ームレストがえられる。
アームレストを構成する合成樹脂としてはブロ
ー成形できるものであればとくに制限されず、た
とえばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリエス
テル、ABS樹脂などがあげられる。アームレス
トの感触をよくし、衝撃を弱めるために内層を硬
質樹脂、外層を軟質樹脂で構成した二層構造とし
てもよい。かかる二層構造のアームレストは低密
度ポリエチレン、軟質ポリ塩化ビニルなどの軟質
樹脂のパリソンとポリエステル、ABS樹脂、ポ
リプロピレン、高密度ポリエチレンなどの硬質樹
脂のパリソンを用い、これらを同時にブロー成形
すればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は蓋付収容部を有する大型のアームレス
トの一例を示す斜視図、第2図は第1図のA−A
線拡大断面図、第3図は第1図のアームレストの
取付構造を示す断面図(第1図のB−B線拡大断
面図に相当する)、第4図は第1図のアームレス
トの開口部を設ける前の中間品を示す斜視図、第
5図は第2図のC−C線断面図、第6図は第1図
のアームレストの取付時の状態を示す断面図、第
7図は本考案におけるアームレストの一実施例を
示す斜視図、第8図は本考案の取付構造の一実施
例を示す断面図(第7図のD−D線断面図に相当
する)、第9図は本考案におけるアームレストを
ブロー成形するばあいの状態を示す断面図であ
る。 図面の主要符号、1……アームレスト本体、2
……蓋部、3……連結部、4……開口部、7……
収容部、12……スクリユウネジ、13……導入
孔、14……取付座、14′……挿入孔、15…
…ドアトリムボード、16……グロメツト、18
……インナーパネル、19……孔、20……突出
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製中空成形体の本体と、該本体の上壁
    に設けられた開口部を覆う開閉可能な蓋部と、前
    記本体内の前記開口部近傍に、本体の前壁と後壁
    との間に両壁をつつぱるように配設された補強部
    材と、前記本体の前壁と後壁との間に延び、その
    両端部が前壁と後壁とに一体化されている筒状部
    であつて、その内部に、前壁に開口する締付部材
    用の導入孔を有する筒状部と、前記導入孔の底部
    に対応する後壁に、その周囲に取付座を残して穿
    たれた締付部材用の挿通孔とからなる大型のアー
    ムレストを前記締付部材で他部材に固定するにあ
    たつて、前記アームレスト本体の後壁の取付面に
    設けられた前記締付部材用の挿通孔の周縁にほぼ
    円筒状で高さが他部材の厚さにほぼ相当する突出
    部を一体的に形成し、該突出部を他部材に穿たれ
    た孔を嵌入した状態で締付部材でアームレスト本
    体を他部材に締着してなることを特徴とするアー
    ムレストの取付構造。
JP15356482U 1982-10-08 1982-10-08 ア−ムレストの取付構造 Granted JPS5957241U (ja)

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JP15356482U JPS5957241U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 ア−ムレストの取付構造

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JP15356482U JPS5957241U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 ア−ムレストの取付構造

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JPS5957241U JPS5957241U (ja) 1984-04-14
JPS6328677Y2 true JPS6328677Y2 (ja) 1988-08-02

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JP15356482U Granted JPS5957241U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 ア−ムレストの取付構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60157540U (ja) * 1984-03-30 1985-10-19 河西工業株式会社 ドアア−ムレストの取付構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS482924U (ja) * 1971-05-24 1973-01-13

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53153183U (ja) * 1977-05-09 1978-12-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS482924U (ja) * 1971-05-24 1973-01-13

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JPS5957241U (ja) 1984-04-14

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