JPH01123964A - 冷却剤回収装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、空気調和システム又は熱ポンプシステムの如
き冷却システムから使用済みの冷却剤を回収し、精製し
、及び／又は貯蔵するための装置に関する。

〔従来の技術〕

多くの科学者たちが、ハロゲン冷却剤を大気中に放出す
ることは、地球を紫外線太陽放射から保護するよう取り
巻いているオゾン層に有害な影響を及ぼすことを主張し
ている。関連する規則や法律につながる近年の国際会議
及び条約では、後に精製して再使用したりまたは適切な
廃棄を行うために、冷却システムから使用済みの冷却剤
を回収及び貯蔵するための装置に関する興味が高まった
。本出願人に対して譲渡された米国特許節４，２６１，
１７８号に開示の冷却剤回収システムにおいては、圧縮
器の入口が蒸発器を介しまた手動弁を介して、冷却剤を
回収すべき冷却システムへと連結されている。圧縮蓋取
システムを開示している。圧縮器の出口は、凝縮器を介
して冷却剤貯蔵容器へと連結されている。

凝縮器及び蒸発器は単一のアセンブリ内に組み込まれ、
このアセンブリを通って冷却空気がファンによって循環
させられている。貯蔵容器の中身は、上に容器を載せて
その容器内の液状冷却剤の重量を検出するためのスケー
ルにより、また凝縮器と容器との間の流体導管に連結さ
れ１ま た圧力スイッチにより貯蔵容器内の蒸気圧を検出するこ
とによりモニターされている。容器が一杯だという状態
がスケールにより検出されるか、又は高圧状態が圧力ス
イッチにより検出されると、圧縮器のモーターの作動は
停止される。

大口弁と蒸発器との間には真空スイッチが配置されてお
り、冷却システムからの冷却剤の排出を検出して、圧縮
器のモーターの作動を自動的に停止するようになってい
る。

〔発明の解決しようとする課題〕

この開示されたシステムは、従来の冷却剤回収装置に対
する大きな進歩を示すものではあったが、さらなる改良
を行うことが望まれている。

本発明の課題は、既述のような特徴を有する冷却剤回収
システムであって、ビルの空調又はヒートポンプシステ
ムのような作業を行う場所へと簡単に運ぶことができ、
かかる作業場所において使用済みの冷却剤を後に精製又
は廃棄すべく排出させ又は貯蔵するよう作動され、そし
て−人の、あまり熟練していないオペレータによっても
物理的に容易に操作及び作動されるものを提供すること
である。本発明の別の課題は、前述の如き特徴の冷却剤
回収システムであって、製造及び組み立てが経済的に行
われ、長い作動寿命の全体にわたって信頼性があり、且
つ所望に応じて修理又は取り換えを行うようシステムの
各種の構成部材に対して容易に接近可能であるものを提
供することである。以上の課題を押し進めると、特にそ
れらが可搬性及び大きさの縮小に関する場合においては
、本発明のさらに別のより特定的な課題は、圧縮器の入
口へと供給され入ってくる冷却剤の気化、圧縮器の出口
から貯蔵容器へと供給される冷却剤の液化、及び冷却剤
からの油の除去のすべてを、別個のファンその他による
補助的な空気の循環又は冷却なしに行うよう組み合わせ
られた熱交換器／油分離ユニットを提供することである
。

本発明の別の課題は、経済的で信頼性があり、可搬性で
操作が簡単な、回収した冷却剤を精製するための装置を
提供することである。本発明のさらなる課題は、冷却剤
回収及び精製装置の組み合わせを提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の一つの重要な側面によれば、前述した特徴を有
する冷却剤回収システムであって例えば上記の米国特許
に記載のものにおいて、冷却剤蒸発器、凝縮器及び油分
離器は、頂壁、底壁及び実質的に円筒形の側壁を有する
密閉キャニスタ−内に、単一の一体のアセンブリとして
組み合わせられている。キャニスタ−において蒸発器の
入口及び出口は、キャニスタ−の頂壁に隣接するキャニ
スタ−内部へと冷却剤を供給し且つ取り出すように配置
されている。同様にして、凝縮器の入口及び出口はキャ
ニスタ−の頂壁に配置されると共に、凝縮器のコイルと
連結されている。このコイルは凝縮器の入口からキャニ
スタ−の底壁付近へと、そしてそこから凝縮器の出口へ
とキャニスタ−内を延伸している。キャニスタ−の底壁
には油ドレンが配置されている。本発明の好ましい実施
例において、凝縮器のコイルは一対の同軸に入れ子式に
されたコイルからなり、これらのコイルは底壁に隣接し
たところで相互に結合され、キャニスタ−の２分の１以
下の実質的に等しい軸方向の長さを有している。凝縮器
のコイルからは、熱交換用のフィンが一体に半径方向外
方へと突出している。蒸発器の入口は、入ってくる冷却
剤をキャニスタ−内でキャニスタ−の側壁に向けて半径
方向外方へと方向付けるための邪魔板及び側部開口を含
み、直径方向に見て反対側のキャニスタ−側壁の表面付
近から気化された冷却剤を受容するために、蒸発器の出
口も同様な邪魔板を含んでいる。キャニスタ−の底壁は
、油ドレンにおける油の収集性を高めるために鉢形にな
っているのが最も好ましい。

本発明の別の重要な側面によれば、冷却剤回収システム
は、車輪付き支持体、最も好ましくは二輪手押し車に保
持された自立型アセンブリからなる。冷却剤容器は、容
器が一杯である状態を指示するように車輪付き支持体上
に設けられたスケールによって支えられている。自動的
な冷却剤の回収を実施するための回路が車輪付き支持体
に保持されていて、冷却剤を蒸発器へと選択的に通すた
めのソレノイド弁と、ソレノイド弁及び圧縮器へと電力
を選択的に印加すべくオペレータに応答する回路と、蒸
発器の入口にある圧力センサーと、排出動作の完了に際
して圧力センサーに応答しソレノイド弁及び圧縮器への
電力を断つための回路とを含んでいる。

回収した冷却剤の容器を上に載せるスケールは、容器が
一杯の場合に上記の自動的な冷却剤回収動作を禁止する
ためのスイッチを含んでいる。

本発明のさらなる側面によれば、このようにして回収さ
れた冷却剤の精製を行うための装置が提供される。一つ
の実施例において、精製装置は独立型のユニットであり
、可搬性のスタンドに設けられた液体ポンプ及び濾過器
／乾燥器を含んでいる。このポンプは回収された冷却剤
を貯蔵容器の液体ボートから濾過器／乾燥器を介して取
り出し、そして容器の気体ポートへと冷却剤を戻す。濾
過器／乾燥器は取り替え可能なコアを有し、またコアの
取り替えの必要性を示すために差動圧力ゲージが濾過器
／乾燥器にわたって接続されている。冷却剤が精製され
たことをオペレータに対して指示するために、水分イン
ジケータがポンプの出口と貯蔵容器との間に接続されて
いる。容器内の冷却剤はその後、本出願人に譲渡された
米国特許第４，６８８，３８８号に開示された特徴を有
する充填装置のごときを用いて空調システムに充填を行
うよう再使用が可能である。第二の実施例において、精
製装置及び回収システムは単一の独立型の可搬性ユニッ
トに組み込まれる。

〔実施例〕

本発明はさらなる課題、特徴及び利点などと共に、以下
の記載、特許請求の範囲及び添付図面から最も良く理解
されるであろう。

第１図から第３図は、本発明による冷却剤回収及び貯蔵
システム１０の現在好ましい実施例を、一対の車輪１６
によって支持された垂直なフレーム１４を含む手押し車
１２を有するものとして示している。圧縮器１８は緩衝
取付具２０により、前方に延びているフレーム１４の基
部２２上に支持されている。圧縮器１８は入口を有し、
これは導管２４により、圧縮器１８の上方でフレーム１
４の垂直方向に延伸しているパネル２９に取着されてい
る組合せ熱交換／油分離ユニット２６の蒸発器の部分を
通り、また導管２５及び電気的に作動されるソレノイド
弁２８を介して入口マニホールド３０へと連結されてい
る。入口マニホールド３０は熱交換／油分離ユニット２
６に隣接してパネル２９に設けられており、冷却剤が回
収される冷却システムの高圧側及び低圧側に接続するた
めの一対のホース３２．３３を含んでいる。入口マニホ
ールド３０はまた、通常の手動弁３４　、３５及び圧力
ゲージ３６゜３７を有している。回収圧力スイッチ４０
（第３図）が、ソレノイド弁２８と熱交換／油分離ユニ
ット２６の蒸発器の部分との間に接続されており、冷却
システムから圧縮器の入力への圧力が所定の低圧になる
ことに応じて、冷却システムから冷却剤が排出されたこ
とを示す。

圧縮器１８の出口は、導管４２により熱交換／油分離ユ
ニット２６の凝縮器の部分を通り、逆止弁４４を通りそ
して一対の手動弁４６．４８を直列に通って、充填可能
な冷却剤貯蔵容器５０の気体入口ポート４９（第３図）
へと接続されている。貯蔵容器５０は通常の構成のもの
であり、適当な充填レベルインジケータ５３へと連結す
るための第二のポート５２、減圧ポート５４、及び液体
ポート５７へと接続された手動の液体弁５６を含んでい
る。

適当な貯蔵容器５０はマンチェスター・タンク・カンパ
ニー社から商標名“’ＵＬＴＲＡＬＩＮＥ”の下に市販
されており、弁４８，５６　、ポート５４の減圧弁およ
びポート５２に連結された充填レベルインジケータ５３
を、全体のアセンブリの一部として含んでいる。圧力ス
イッチ５８が逆止弁４４と手動弁４６の間のラインに接
続されており、手動弁４６．４８が開放している場合に
は貯蔵容器５０内の気体の圧力に応答して、貯蔵容器内
の所定レベル以上の過剰の気体圧力を示すようになって
いる。

貯蔵容器５０は、フレーム１４の後ろ側に対してヒンジ
ピン６２により枢着された台座６０の上に支持されてい
る。台座６０の下側において、平坦な水平基部６４がフ
レーム１４から後方に突出しており、フレームから離れ
た方の台座６０の端部において、一対のコイルばね６６
が台座６０と基部６４との間に圧縮状態で受容されてい
る。基部６４上にはリミットスイッチ６８が設けられて
おり、フレームから離れた方の台座６０の端部と係合す
るように上方へと突出しているスイッチ付勢アーム７０
を有している。かくして台座６０、ヒンジピン６２、フ
レーム１４、基部６４、コイルばね６６およびリミット
スイッチ６８はスケール７２を形成し、このスケールで
はリミットスイッチ６８が貯蔵容器５０内の冷却剤の所
定の重量に適宜応答して、貯蔵容器が一杯であるという
状態を制御エレクトロニクス７４（第１図及び第５図）
に対して指摘する。リミットスイッチ６８によって検出
される重量は、コイルばね６６の選択又は偏倚、及び／
又はスイッチアクチュエータ即ちスイッチ付勢アーム７
０の位置決めによって調節可能である。

運搬を行うために手押し車１２がハンドル７６によって
後方に傾斜される場合、ストラップ又はベルト７５（第
２図）が貯蔵容器５０を手押し車１２に保持する。

第４図は、密閉すなわち無孔のほぼ円筒形の側壁８２と
、外方へと鉢形をなした底壁８４と、底壁の中央に配置
された手動の油ドレン弁８６とを有するキャニスタ−８
０からなるものとして、熱交換／油分離ユニット２６を
より詳細に示している。熱交換／油分離ユニット２６の
蒸発器の部分は、外方に凸状をなしたキャニスタ−８０
の頂壁９２によって保持された、入口継手８８および出
口継手９０を含んでいる。入口継手８８は、頂壁９２の
直ぐ下側のキャニスタ−の側壁８２に向かって側方且つ
外方へと向いている側部開口９８を有する中空のパイプ
９６に連結された、ネジ付きニップル９４を含んでいる
。傾斜した即ち勾配の付いた偏向板すなわち邪魔板１０
０が、キャニスタ−の頂部の下側において、入ってくる
冷却剤をキャニスター８０の開放内部容積へと側方且つ
外方へと押しやる。同様に、出口継手９０もネジ付きニ
ップル９４及びパイプ９６を有し、入口継手８８におけ
る同様の開口と直径方向反対側において側方へと向けら
れた側部開口９８及び邪魔板１００とにより、冷却剤を
受容しこれをキャニスタ−８０の開放容積から圧縮器１
８の入口へと供給するようになっている。

熱交換／油分離ユニット２６の凝縮器の部分には、閉じ
た凝縮器コイル１０６を形成するチューブ又は導管の連
続長によってキャニスタ−８０内で相互に結合された、
入口継手１０２及び出口継手１０４が含まれている。よ
り詳しく言うと、凝縮器コイル１０６は、上端が入口継
手１０２に連結されている内側コイル１０８と、上端が
出口継手１０４に連結されている外側コイル１１０とを
含んでいる。これらのコイル１０８．１１０は入れ子穴
にされている緊密に形成されたらせん形又は渦巻きであ
り、またキャニスタ−の底壁８４に隣接して下端部が相
互に一体に結合されている。こうして凝縮器コイル１０
６は、キャニスタ−の側壁及び底壁から間隔を置きなが
ら、継手１０２．１０４に連結された一定長のコイル導
管によって、キャニスタ−の頂壁９２から下がっており
、コイル１０８、１１０の各々の回旋は、キャニスタ−
８０の軸方向寸法の全体の２分の１に満たない。凝縮器
コイル１０６を形成している導管は、銅又はその他の適
当な構成であるのが好ましく、半径方向外方へと突出し
ている一体の熱交換用のフィン１１２を有している。継
手１０２．１０４の各々は、ネジ付きニップル１１４を
含んでいる。

熱交換／油分離ユニット２６の作動において、冷却シス
テムから排出されて入ってくる液体の冷却剤、或いは冷
却剤の液体及び気体の混合物は入口継手８８を介して供
給され、液体の冷却剤は重力によって凝縮器コイル１０
６の上及びその周囲に落下する。同時に、圧縮器の出口
からの気体が凝縮器の入口継手１０２から凝縮器コイル
１０６へと供給され、該コイルにおいては圧縮された冷
却剤気体から熱が失われて、凝縮器コイル１０６の外側
を取り巻いている液体の冷却剤へと伝達される。この加
熱された液体冷却剤は気化され、蒸発器の出口継手９０
を通って圧縮器の入口へと取り出される。その間に、圧
縮器の出口は凝縮器コイル１０６での熱の消失によって
液化され、凝縮器の出口継手１０４を通って貯蔵容器５
０へと供給される。入ってくる液体の冷却剤に混入して
いる油は熱交換／油分離ユニット２６の蒸発器の部分で
再度気化されることはな（、熱交換／油分離ユニット２
６の鉢形の底壁８４に液相において溜まり、所望に応じ
て油ドレン弁８６から取り除かれる。

第５図は、熱交換／油分離ユニット２６の上方において
フレーム１４に取着されたオペレータパネル１１６（第
１図）の後ろ側に保持されている制御エレクトロニクス
７４の概略的なダイヤグラムである。回収圧力スイッチ
４０、スケールのリミットスイッチ６８及び貯蔵容器の
圧力スイッチ５８は１２０ＶＡＣの電源の両端に、オペ
レータのサイクル開始用押しボタン１２２及び制御リレ
ーＩＣＲのコイルと共に、オペレータの電源スィッチ１
２１と直列に接続されている（第１図及び第５図）。

制御リレーＩＣＲの第一の常開接点ＩＣＲ−１は、オペ
レータのサイクル開始用押しボタン１２２の両端に接続
されている。第二の常開接点ＩＣＲ−２は１２０ＶＡＣ
の電源の両端に、電源スィッチ１２１及び圧縮器１８と
直列に接続されている。ソレノイド弁２８のソレノイド
２ＣＲは、圧縮器のオン状態を示すランプ１２４と同様
に、圧縮器１８の両端に接続されている（第１図及び第
５図）。貯蔵容器の満杯を示すランプ１２６がスケール
のリミットスイッチ６８の両端に接続されており、また
高圧を示すランプ１２８が圧力スイッチ５８の両端に接
続されている。抵抗器１３０が、回収圧力スイッチ４０
、リレーＩＣＲのコイル及び押しボタン１２２の両端に
接続されていて、ランプ１２６及び１２８への電流の通
路を与えている。

システム全体の作動において、まずはホース３２．３３
が排出を行う冷却システムに対して通常のようにして接
続され、手動弁３４．３５の一方又は両方が開放される
。スケールのリミットスイッチ６８は常閉であり、スイ
ッチ付勢アーム７０が台座６０によって係合される開放
状態を想定している。圧力スイッチ５８は常閉であり、
貯蔵容器５０内の気圧がスイッチの闇値を越える開放状
態を想定している。回収圧力スイッチ４０も同様に常閉
であり、冷却システムから圧縮器の入力への圧力がスイ
ッチの圧力レベル以下に減少する開放状態を想定してい
る。システムに電力を印加するように電力スイッチ１２
１が閉じられている状態で、オペレータが回収サイクル
を開始するために押しボタン１２２を押すと、閉じてい
るスイッチ４０．５８，６８，１２１及び１２２を通っ
て制御リレーＩＣＲのコイルが付勢される。押しボタン
１２２が解放された場合にリレーＩＣＲのコイルを通る
電流の流れを維持するために、接点ＩＣＲ−１が閉じら
れる。ソレノイド弁を開放し圧縮器を付勢すべく圧縮器
１８及びソレノイド弁２８に電力を印加するために、接
点ＩＣＲ−２も同様に閉じられる。

次いで液体の冷却剤が、熱交換／油分離ユニット２６の
蒸発器部分を介して冷却システムから取り出され、圧縮
器１８により圧縮され、熱交換／油分離ユニット２６の
凝縮器部分において再度液化され、そして貯蔵容器５０
へと給送される。実質的に全部の冷却剤が冷却システム
から取り出されたならば、回収圧力スイッチ４０が解放
し、リレーＩＣＲが消勢されて、圧縮器１８及びソレノ
イド弁２８から電力が失われる。貯蔵容器５０が一杯で
あることを表示するために台座６０がスケールのリミッ
トスイッチ６８に係合した場合、リミットスイッチ６８
は解放し、圧力スイッチ５８と抵抗器１３０又はランプ
１２８と抵抗器１３０の何れかを介してランプ１２６が
点灯する。同様に、貯蔵容器の高圧が圧力スイッチ５８
を解放した場合には、抵抗器１３０及びランプ１２６又
はリミットスイッチ６８の何れかを介してランプ１２８
が点灯する。どちらの場合にも、圧力スイッチ５８及び
／又はリミットスイッチ６８の解放状態は、オペレータ
のサイクル開始用押しボタン１２２とは別個にリレーＩ
ＣＲＯ付勢を防止する。回収サイクルの間における圧力
スイッチ５８又はリミットスイッチ６８の何れかの解放
はリレーＩＣＲを消勢し、それによりサイクルを終了さ
せる。

第６図は、貯蔵容器（図示せず）が別個に設けられる場
合について使用するための、本発明の修正された実施例
による簡単化された冷却剤回収システム２００を図示し
ている。このシステム２００は、冷却システムに直接連
結されたソレノイド弁２８と、回収圧力スイッチ４０と
、熱交換／油分離ユニット２６と、圧縮器１８と、逆止
弁４４と、別個に設けられる貯蔵容器に対して液体の冷
却剤を供給するための手動弁４６とを含んでいる。第６
図のシステム２００のための制御エレクトロニクスは第
５図に図示されたものと類似しているが、しかしスイッ
チ６８．５８　、ランプ１２６．１２８及び抵抗器１３
０は除かれている。システム２００の利点は、このシス
テムが非常にコンパクトな構造であって、スーツケース
のような可搬性の入れ物に収容して、別個の貯蔵容器と
共にオペレータが作業現場へと容易に運べるということ
にある。

第７図から第９図は、回収した冷却剤を貯蔵容器５０内
において精製するための自立型の装置１４０を示してい
る。Ｌ字形のスタンド１４６の基部１４４上には、液体
ポンプ１４２が設けられている。取り替え可能なコアを
有する何らかの適当な通常のタイプの濾過／乾燥ユニッ
ト１４８が、液体ポンプ１４２の上部でスタンド１４６
の背部１５０に取着されている。スタンド１４６はラバ
ーマウント１５２上に載置されている。ホース１５４が
濾過／乾燥ユニット１４８の入口から手動弁１５６を通
って、減圧弁５６のところで貯蔵容器５０の液体ポート
５７へと接続するために連結部材１５８へと延びている
。濾過／乾燥ユニット１４８の出口はホース１６０によ
って液体ポンプ１４２の入口へと接続されており、液体
ポンプ１４２の出口はホース１６２によって、水分イン
ジケータ１６４及び手動弁１６６を通り手動弁４８のと
ころで貯蔵容器５０の気体入口ボート４９に接続するた
めに、連結部材１６８へと接続されている。濾過／乾燥
ユニット１４８の両端には、差動圧力ゲージ１７０が接
続されている。電力は電力コード１７２及びオペレータ
の電源スィッチ１７４を介して、液体ポンプ１４２へと
選択的に印加される。背部１５０の上端にある横長の開
口１７６は、この自立型装置１４０の全体を把持して持
ち運ぶことを可能にする。

差動圧力ゲージ１７０及び電源スィッチ１７４は、濾過
／乾燥ユニット１４８に隣接してスタンド１４６の背部
１５０に固定されたハウジング１７８内に設けられてい
る。

作動にあたっては、オペレータはまず連結部材１５８．
１６８を貯蔵容器５０へと装着し、次いで弁４８．５６
．１５６．１６６を解放する。ここで電源スィッチ１７
４を介して液体ポンプ１４２に電力を印加すると、液体
は貯蔵容器５０の下側の部分から取り出され、濾過／乾
燥ユニット１４８及び液体ポンプ１４２を通って循環し
、気体入口ボート４９から貯蔵容器５０の上部へと戻さ
れる。この過程は、冷却剤から総ての水分が除去された
ことを水分インジケータ１６４が表示するまで継続され
、表示が行われた時点において作動は終了されて、貯蔵
容器５０は分離される。このとき貯蔵容器５０内の冷却
剤は、冷却システムに再充填するために再使用する準備
が整う。適当な再充填装置は、本出願人に譲渡された米
国特許第４，６８８，３８８号に開示されている。濾過
／乾燥ユニット１４８における圧力降下が、指示計器に
マークされている所定の闇値を上回ったことを差動圧力
ゲージ１７０が示したならば、オペレータは濾過／乾燥
ユニット１４８のコアを交換する。

第１０図から第１２図は、本発明のさらに別の実施例に
よる組み合わせの冷却剤回収／精製システム１８０を示
している。このシステム１８０はこれまでに詳細に説明
した冷却剤回収及び貯蔵システム１０（第１図から第５
図）及び自立型装置１４０（第７図から第９図）の多く
の構成部材を含むものであり、同じ参照番号は対応する
同一の構成要素を示している。システム１８０において
は、単一の入口連結部材１８２（第１２図）がインプッ
トマニホールド３０（第１図及び第３図）と置き換わっ
ている。液体ポンプ１４２は圧縮器１８に隣接して基部
２２上に設けられており、濾過／乾燥ユニット１４８は
液体ポンプ１４２の上方でフレーム後部のパネル２９上
に設けられている。液体ポンプ１４２の出口は、水分イ
ンジケータ１６４及び逆止弁１８４（第１２図）を通っ
て、逆止弁４４と手動弁１６６との間に接続された丁字
形のカップラ１８６へと続いている。濾過／乾燥ユニッ
ト１４８の出口と液体ポンプ１４２の入口との間には、
減圧弁１８８が接続されている。熱交換／油分離ユニッ
ト２６、弁２８，４４，１８４，１８８及び圧力スイッ
チ４０．５８は、フレーム１４上に設けられたハウジン
グ１９０内に収容されている。オペレータの制御装置お
よび表示計器類、即ち電源スィッチ１２Ｌ１７４　、押
しボタン１２２、ランプ１２４．１２６，１２８　、差
動圧力ゲージ１７０、水分インジケータ１６４及び精製
ポンプ電力ランプ１９２などは、ハウジング１９０の傾
斜の付けられた制御パネル１９４上に設けられ、使用の
便宜のために第１１図に示すように適当にラベルが付け
られる。

第１０図から第１２図の組み合わせのシステムにおける
冷却剤回収セクション及び精製セクションは、以上に詳
細に説明したようにして個別に運転可能であることが理
解されるであろう。この組み合わせユニットの冷却剤回
収セクションは、貯蔵容器５０が一杯になるまで使用す
るものである。次いで精製セクションが、回収された冷
却剤が精製されるまで作動され、その時点で貯蔵容器５
０は別の空の貯蔵容器と取り替えられる。貯蔵容器一部
分の精製には、約１時間を要するであろう。貯蔵容器が
一杯であることを示すリミットスイッチ６８及び圧力ス
イッチ５８は、精製装置の作動を妨げるものではない。

さらにこの組み合わせユニットの冷却剤回収セクション
及び精製セクションを同時に作動することもできるが、
そのような作動は回収時間を引き延ばすことになるであ
ろう。

〔発明の効果〕

以上の如く本発明のシステムによれば、ビルの空調又は
ヒートポンプシステムのような作業を行う場所へと節単
に運ぶことができ、かかる作業場所において使用済みの
冷却剤を後に精製又は廃棄すべく排出させ又は貯蔵する
よう作動され、そして−人の、あまり熟練していないオ
ペレータによっても物理的に容易に操作及び作動される
ことが可能である。またこのシステムの製造及び組み立
ては経済的に行われ、長い作動寿命の全体にわたって信
頼性があり、且つ所望に応じて修理又は取り換えを行う
ようシステムの各種の構成部材に対して容易に接近可能
である。また特に本発明のシステムに使用される熱交換
／油分離ユニットは、別個のファンその他による補助的
な空気の循環又は冷却を必要としない利点がある。

〔発明の要約〕

最後に本発明の理解を便ならしめるため、本発明の要約
を記すと、本発明は圧縮器を含む冷却剤回収システムで
ある。この圧縮器は、蒸発器及びソレノイド弁を介して
冷却剤を回収する冷却システムへと連結された入口と、
凝縮器を介して冷却剤貯蔵容器へと連結された出口とを
有している。蒸発器及び凝縮器は、熱交換及び油分離の
ために円筒形の密閉キャニスタ−内に収容されており、
このキャニスタ−は油ドレン弁を底部に有している。冷
却剤貯蔵容器はリミットスイッチを有するスケールに支
持されており、このスイッチは容器が満杯の場合にさら
なる冷却剤の回収を阻止又は停止させるよう制御エレク
トロニクスに連結されている。この制御エレクトロニク
スを含めた全体のシステムは、ビルの空調又はヒートポ
ンプシステムの如き作業現場へと搬送するのを容易なら
しめるため、二輪の手押し車上に載置される。回収され
た冷却剤を精製するための装置は、取り替え可能なコア
を有する濾過／乾燥ユニットと、貯蔵容器の液体ポート
からコアを介して貯蔵容器の気体ポートへと冷却剤を循
環させるための液体ポンプを含んでいる。コアの取り替
えの必要性を表示するために、濾過／乾燥ユニットの両
端には差動圧力ゲージが接続されている。水分インジケ
ータが、冷却剤中の水分濃度を表示する。精製装置は、
回収システムと別個でも、又は組み込まれていてもよい
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の現在のところ好ましい実施例による、
自立型の可搬性冷却剤回収及び貯蔵システムの正両立面
図； 第２図は第１図のシステムの背面立面図；第３図は第１
図及び第２図の冷却剤回収システムの概略的なダイヤグ
ラム； 第４図は第１図から第３図のシステムにおいて使用され
ている熱交換／油分離ユニ・ントの部分断面立面図； 第５図は第１図及び第２図のシステムにおける制御用エ
レクトロニクスの概略的な電気的ダイヤグラム； 第６図は第３図に類似してはいるが、本発明の修正した
実施例を図示している概略的なダイヤグラム； 第７図は本発明の別の実施例による冷却剤端製システム
の正両立面図； 第８図は第７図のシステムの側部立面図；第９図は第７
図及び第８図の精製システムの作動時の概略的なダイヤ
グラム； 第１０図は本発明のさらなる実施例による回収及び精製
用の組み合わせシステムの正両立面図；第１１図は第１
０図のシステムの制御パネルの平面図； 第１２図は第１０図及び第１１図のシステムの概略的な
ダイヤグラムである。 １０−・−冷却剤回収及び貯蔵システム１２−手押し車
　　１４−フレーム　　１６−車輪１８−圧縮器　　２
６−熱交換／油分離ユニ・ント２８−　ソレノイド弁　
　４〇−回収圧力スイッチ４４−・−逆止弁　　４９−
気体入口ボート５０・−貯蔵容器　　５３−充填レベル
インジケータ５７−液体ポート　　５８−圧力スイッチ
６０−台座　　６４−基部　　６ローコイルばね６８−
　リミットスイッチ　　７２・−スケール７４−制御エ
レクトロニクス ８０−　キャニスタ−８２・−側壁 ８４−底壁　　８６−油ドレン弁 ８８−・入口継手　　９０−出口継手 ９２−・頂壁　　９８−側部開口　１００−邪魔板１０
２−人口継手　１０．ｔ−出口継手１０６−凝縮器コイ
ル　１０８−内側コイル１１０−外側コイル　１１２−
　フィン１２２−サイクル開始用押しボタン １２４、１２６．１２８−　ランプ　１４０−　自立型
装置１４２−液体ポンプ　１４４−基部 １４６−・・スタンド　１４８−濾過／乾燥ユニット１
５０”−一背部　１７０−差動圧力インジケータ１８０
−冷却剤回収／精製システム ２００−ｍ−冷却剤回収システム　１ｃＲ−制御リレー
ＩＣＲ−１−・第一の接点　ＩＣＲ−２−第二の接点出
願人代理人　　　古　谷　　　馨 同　　　溝部孝彦 同　　　古谷　聡 □□−上） り 」−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　入口及び出口を有する冷却剤圧縮器と；冷却剤を回
   収すべき冷却システムに対して該圧縮器の入口を接続す
   るための回収制御弁及び蒸発器手段を含む手段と、前記
   圧縮器の入口に対する冷却剤の圧力を検出するための手
   段と；前記圧縮器の出口と熱交換を行うよう連結された
   凝縮器手段と；前記蒸発器手段と熱交換を行う関係にお
   いて前記圧縮器の出口と連結されて、前記圧縮器の出口
   からの冷却剤を液化する凝縮器手段と；前記冷却剤から
   油を分離するための手段と；及び液体冷却剤を前記凝縮
   器手段から貯蔵手段へと供給するための手段とを含む冷
   却剤回収システムにおいて： 前記蒸発器手段、前記凝縮器手段及び前記 油分離手段が、頂壁と、底壁と、実質的に円筒形の側壁
   及び開放内部容積を有する密閉キャニスター内で一体の
   アセンブリを構成しており；蒸発器の入口及び蒸発器の
   出口は前記頂壁に隣接して前記キャニスターの開放内部
   容積へと冷却剤を供給しまた取り出すように前記キャニ
   スターに配置されており；凝縮器の入口及び凝縮器の出
   口が前記頂壁にあり、凝縮器コイル手段が前記キャニス
   ターの開放内部容積内において前記凝縮器の入口から前
   記底壁の付近へ、そしてそこから前記凝縮器の出口へと
   延伸しており；前記底壁に油ドレン弁があることを特徴
   とするシステム。 ２　前記凝縮器コイル手段は、前記底壁に隣接して相互
   に結合された一対の入れ子式にされた同軸のコイルを含
   んでいる、請求項１記載のシステム。 ３　前記コイルは前記キャニスターの軸方向において実
   質的に同じ長さである、請求項２記載のシステム。 ４　前記コイルの長さは前記キャニスターの２分の１を
   越えない、請求項３記載のシステム。 ５　前記コイルの各々は、該コイルと一体で半径方向外
   方へと突出している熱交換用のフィンを有する導管の連
   続長からなる、請求項４記載のシステム。 ６　前記蒸発器の入口は、入ってくる冷却剤を前記側壁
   へと半径方向外方に向けるよう前記頂壁に隣接して前記
   キャニスターの開放内部容積内に配置された手段を含む
   、請求項５記載のシステム。 ７　前記底壁は前記キャニスターの開放内部容積に対し
   て軸方向外方へと鉢形になっており、前記油ドレン弁は
   前記底壁の中央に配置されている、請求項５記載のシス
   テム。 ８　前記回収制御弁は電気的に作動されるソレノイド弁
   を含み；前記圧力検出手段は、前記圧縮器の入口に対す
   る冷却剤の圧力の関数として電気的な信号を供給する圧
   力センサーを含み；前記システムがさらに、オペレータ
   に応答して前記ソレノイド弁を開放し前記圧縮器を付勢
   するための手段を含む制御手段と、冷却システムから実
   質的に全部の冷却剤が回収された場合に前記ソレノイド
   弁を閉じて前記圧縮器を消勢するよう前記圧力センサー
   に応答する手段を含んでいる、請求項７記載のシステム
   。 ９　前記圧力センサーは圧力スイッチを含み；前記制御
   手段はオペレータの始動によって閉じる接点を有する開
   始スイッチと、電源の両端に対して前記開始スイッチ及
   び前記圧力スイッチと直列に接続された制御リレーと、
   前記開始スイッチの接点の両端に接続された第一のリレ
   ースイッチ手段と、前記ソレノイド弁及び前記圧縮器に
   対して電力を供給するための第二のリレースイッチ手段
   とを含んでいる、請求項８記載のシステム。 １０　車輪付きの支持体と；該支持体上に設けられ入口
   及び出口を有する冷却剤圧縮器と；冷却剤蒸発器手段及
   び凝縮器手段を含む熱交換アセンブリと；冷却剤を回収
   すべき冷却システムへと前記圧縮器の入口を前記蒸発器
   手段を通して接続するための第一の圧力センサーと、該
   第一の圧力センサーが冷却剤の圧力の関数である電気信
   号を前記蒸発器手段に対して供給していることと；前記
   支持体によって保持された冷却剤貯蔵容器と；前記圧縮
   器の出口を前記凝縮器手段を通して前記貯蔵容器へと接
   続するための手段と；前記貯蔵容器の満杯が切迫してい
   ることを検出するために前記貯蔵容器の内容物に応答す
   る手段と；前記支持体上に設けられ、前記蒸発器手段へ
   と冷却剤を選択的に通すためのソレノイド弁と、オペレ
   ータの付勢に応答して前記ソレノイド弁及び前記圧縮器
   へと電力を選択的に印加するための手段と、前記第一の
   圧力センサーに応答して前記ソレノイド弁及び前記圧縮
   器から電力を消失させるための手段と、前記貯蔵容器が
   満杯の切迫した状態にある場合に前記内容物に応答する
   手段に応答して前記ソレノイド弁及び前記圧縮器に対す
   る電力の印加を禁ずるための手段を含む、自動冷却剤回
   収制御手段とを含んでいる：独立型可搬性冷却剤回収シ
   ステム。 １１　前記内容物に応答する手段が、前記支持体に設け
   られ前記貯蔵容器を支持しているスケールを含む、請求
   項１０記載のシステム。 １２　前記スケールは前記支持体に枢支された台座と、
   前記支持体に対して前記貯蔵容器及び台座の重量を支え
   ているばね手段と、前記冷却剤貯蔵容器の満杯状態に相
   当する前記ばね手段の所定の圧縮を検出するためのリミ
   ットスイッチを含む、請求項１１記載のシステム。 １３　前記内容物に応答する手段が、前記貯蔵容器に貯
   蔵された冷却剤の蒸気圧を検出するための第二の圧力セ
   ンサーをさらに含む、請求項１１記載のシステム。 １４　前記第一及び第二の圧力センサー及び前記スケー
   ルはそれぞれに電気的スイッチ手段を含んでおり；前記
   制御手段は、オペレータの付勢に応答する開始スイッチ
   手段と、電源の両端に対して前記開始スイッチ手段、前
   記第一及び第二の圧力センサーのスイッチ手段並びに前
   記スケールのスイッチ手段と直列に接続された制御リレ
   ー手段と、前記開始スイッチ手段の両端に接続された第
   一のリレースイッチ手段と、及び前記電源を前記圧縮器
   及び前記ソレノイド弁へと接続するための第二のリレー
   スイッチ手段とを含んでいる、請求項１３記載のシステ
   ム。 １５　導通状態を表示するために前記スケールのスイッ
   チ手段の両端及び前記第二の圧力センサーのスイッチ手
   段の両端に接続されたランプをさらに含む、請求項１４
   記載のシステム。 １６　前記車輪付きの支持体は、前記システムの残りの
   部分が設けられるフレームを有する二輪の手押し車を含
   む、請求項１３記載のシステム。 １７　前記凝縮器手段と前記貯蔵容器との間に接続され
   た逆止弁をさらに含む、請求項１３記載のシステム。 １８　冷却剤から油を分離するための手段を更に含み、
   前記蒸発器手段、前記凝縮器手段及び該油分離手段が、
   頂壁、底壁、実質的に円筒形の側壁及び開放内部容積を
   有する密閉キャニスター内で一体のアセンブリを構成し
   ており；前記頂壁に隣接して前記キャニスターの前記開
   放内部容積に冷却剤を供給しまた取り出すため前記キャ
   ニスターに配置された蒸発器入口及び蒸発器出口と；前
   記頂壁にある凝縮器入口及び凝縮器出口と、前記キャニ
   スター容積内で前記凝縮器入口から前記底壁に隣接する
   位置まで延び、次いでそこから前記凝縮器出口まで延び
   る凝縮器コイル手段と；及び前記底壁にある油ドレン弁
   をさらに含む、請求項１３記載のシステム。 １９　前記凝縮器コイル手段は、前記底壁に隣接して相
   互に結合された、入れ子式になった同軸の一対のコイル
   からなる、請求項１８記載のシステム。 ２０　前記コイルは、それと一体で半径方向外方へと突
   出している熱交換用のフィンを有する導管の連続長から
   なる、請求項１９記載のシステム。 ２１　前記蒸発器入口は、入ってくる冷却剤を前記側壁
   へ向けて半径方向外方へと方向付けるよう前記頂壁に隣
   接して前記キャニスター容積内に配置された手段を含む
   、請求項２０記載のシステム。 ２２　前記底壁は前記キャニスター容積の軸方向外方へ
   と鉢形にされており、前記油ドレン弁は該底壁の中央に
   配置されている、請求項２１記載のシステム。 ２３　前記冷却剤貯蔵容器は別々の気体及び液体ポート
   を含み；前記システムが通過する冷却剤から水分を除去
   するためのろ過／乾燥手段と、液体ポンプと、前記ろ過
   ／乾燥手段と前記ポンプとを前記ポートに接続して液体
   冷却剤を前記液体ポートから前記ろ過／乾燥手段及び前
   記ポンプを通り前記気体ポートへの経路を循環させるた
   めの手段と、該経路における冷却剤の水分の濃度を表示
   するための手段と、及び前記液体ポンプを前記自動回収
   制御手段とは独立して作動させるための手段とをさらに
   含む、請求項１１記載のシステム。 ２４　前記ろ過／乾燥手段の作動状態を表示するために
   前記ろ過／乾燥手段に連結された手段をさらに含む、請
   求項２３記載のシステム。 ２５　前記状態表示手段は、前記ろ過／乾燥手段の両端
   に接続された差動圧力表示手段を含む、請求項２４記載
   のシステム。 ２６　前記車輪付き支持体はシステムの残りの部分を載
   置するためのフレームを有する二輪手押し車を含む、請
   求項２５記載のシステム。 ２７　別個の液体及び気体ポートを有する貯蔵容器内の
   冷却剤を精製するための装置であって、通過する冷却剤
   から水分を除去するためのろ過／乾燥手段と、液体ポン
   プと、前記ろ過／乾燥手段と前記ポンプとを前記ポート
   に接続して液体冷却剤を前記液体ポートから前記ろ過／
   乾燥手段及び前記ポンプを通り前記気体ポートへの経路
   を循環させるための手段と、該経路における冷却剤の水
   分の濃度を表示するための手段と、及び前記ろ過／乾燥
   手段に連結されて該ろ過／乾燥手段の作動状態を表示す
   るための手段とを含んでなる装置。 ２８　前記状態表示手段は、前記ろ過／乾燥手段の両端
   に接続された差動圧力表示手段を含む、請求項２７記載
   のシステム。 ２９　前記装置は基部及び背部を有するＬ字形のスタン
   ド上に設けられ、前記装置を手動で搬送するために前記
   背部はその上端にハンドル手段を含んでいる、請求項２
   ８記載の装置。