JPH01115892A - 液相成長装置 - Google Patents

液相成長装置

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JPH01115892A
JPH01115892A JP27420787A JP27420787A JPH01115892A JP H01115892 A JPH01115892 A JP H01115892A JP 27420787 A JP27420787 A JP 27420787A JP 27420787 A JP27420787 A JP 27420787A JP H01115892 A JPH01115892 A JP H01115892A
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JP
Japan
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melt
holder
semiconductor substrate
base
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP27420787A
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English (en)
Inventor
Akihiro Shima
島 顕洋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、化合物半導体の製造プロセスにおけるエピ
タキシャル層形成時に使用される液相成長装置に関する
〔従来の技術〕
従来から、この種の液相成長装置の一例として、第5図
の外観斜視図および第6図の分解斜視図に示すような回
転式カーボンボートが知られている。
この図における符号10はカーボンボートであって、こ
のカーボンボート10は複数(図では、6つ)の透孔1
1a〜llfが平面配置された円板状のメルトホルダ1
1と、これを下側から摺動自在に支持する同じく円板状
のベース12と、前記メルトホルダ11の中心位置に固
着されてこれを回動操作するための回動線13とによっ
て構成されている。そして、メルトホルダ11に形成さ
れた透孔11a〜Ilfのそれぞれは、メルトホルダ1
1と上下一体に組み合わされたベース12の上面12a
がその底面となることにより、所定の半導体材料からな
る融液が収容されるメルト(融液)溜として構成される
ようになっている。なお、以下の説明においては、この
ようにして構成されたメルト溜について、符号118〜
llfを付して説明する。一方、ベース12の上面12
aの所定位置には、処理すべき半導体基板15が載置さ
れる基板嵌入孔16および回動環13が差し込まれる回
動支持孔17が形成されている。
そして、上記構成のカーボンボート10を使用して半導
体基板15の表面に所定のエピタキシャル層を成長させ
る際には、通常矩形状に形成されている所要の半導体基
板15をベース上面12aの基板嵌入孔16内に載置し
たうえで、回動環13を回動操作することによって前記
メルト溜11a〜11fのそれぞれに収容された融液が
半導体基板15の表面に順次接触させられるようになっ
ている。
すなわち、このカーボンボート10によるエピタキシャ
ル層成長処理について詳しく説明すれば、つぎのように
なる。
まず、メルトホルダ11に形成されたメルト溜11a〜
llfのそれぞれに、成長させるべきエピタキシャル層
の組成に対応する所定の半導体材料からなる融液を収容
しておく、なお、このような融液は、例えば、ガリウム
を溶媒とし、tfItとしてガリウム砒素多結晶および
アルミニウム、条件によってはマグネシウムやテルルと
いうような不純物を仕込んだものであって、これらの仕
込み割合によって目的とするエピタキシャル層の組成が
決定されることになる。そして、このような融液を収容
したカーボンボートlOを水素雰囲気中で70〜80℃
程度の温度にまで加熱し、前記溶質を溶媒中に十分溶か
し込む、そののち、カーボンボート10を除冷すること
によって融液に過飽和度を生じさせながら、回動軸13
の回動操作によってベース12上のメルトホルダ11を
摺動させてメルト溜11a〜11fを半導体基板15の
表面に順次接触させる。このことにより、半導体基板1
5の表面には、メルト溜11a〜llfのそれぞれに収
容された融液に対応する組成のエピタキシャル層20a
〜20fが、第7図に示すようにして順次成長させられ
る。
なお、第7図(a)は、半導体基板15の表面にメルト
溜11a〜llfのそれぞれを1回ずつ順次接触させる
ことによって、メルト溜11aの融液によるエピタキシ
ャル層20aからメルト溜11fの融液によるエピタキ
シャル層2Ofまでを合計6層にわたって多層成長させ
た構造の縦断面図である。また、第7図(b)は、半導
体基板15にメルト溜tta〜11「の融液をそれぞれ
所定回数にわたって順次接触させることによってエピタ
キシャル層を成長させた構造の例を示す縦断面図であっ
て、この図では、第7図(a)に示した構造と比べて、
エピタキシャル層20c、20dのそれぞ乳が2層ずつ
形成された合計8IIの構造となっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、従来の回転式カーボンボート10は以上説明
したように構成されているので、つぎのような問題点が
あった。すなわち、半導体基板15表面の多層構造を構
成するエピタキシャル層の形成順序は、メルトホルダ1
1のメルト溜11a〜Iffに収容された融液の配役順
序と、メルトホルダ11の回動方向によって一律的に決
まってしまう。したがって、例えば、エピタキシャルl
120fの上にエピタキシャル層20cを続けて成長さ
せる必要があっても、半導体基板15の表面に接触する
メルト溜をメルト溜11fからメルト溜!ICへと連続
して直接的に移動することはできないため、上記のよう
な所要順序で構成された多層構造を得ることはできなか
った。そして、上記のような多層構造を強いて得ようと
すれば、メルトホルダ11におけるメルト溜11fの隣
にメルト溜11cと同一の融液を収容したメルト溜を新
たに増設する必要があった。
この発明は、このような問題点を解消するためになされ
たちのあって、メルトホルダに設けられたメルト溜の配
役順序によって制限されることなく、半導体基板の表面
に必要なエピタキシャル層を所要の順序で成長させるこ
とができる液相成長装置の提供を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、このような目的を達成するため、複数の透
孔が平面配置されたメルトホルダと、咳メルトホルダを
その下側から摺動自在に支持し、かつ、前記透孔の底面
となる上面を有するベースとを備えるとともに、該ベー
ス上面に保持された半導体基板の表面に前記透孔に収容
された融液を接触させることによってエピタキシャル層
を成長させる液相成長装置において、前記ベースに前記
半導体基板を保持する基板ホルダを設けるとともに、該
基板ホルダを前記メルトホルダの摺動軌跡に対して交差
する方向に摺動自在に配置した構成に特徴を有するもの
である。
〔作用〕
上記構成によれば、半導体基板を保持した基板ホルダを
ベースから引き出すことにより、この半導体基板をその
表面がメルトホルダの摺動軌跡と交差する位置、すなわ
ち、そのメルト溜と接触する位置からこれと接触しない
位置まで移動させて引き離すことができ、また、この基
板ホルダをベースに押し入れることによって半導体基板
表面を所要のメルト溜に接触させることが可能となる。
したがって、半導体基板表面に成長させるエピタキシャ
ル層を自由に選択することができ、必要なエピタキシャ
ル層を所要の順序で成長させた多層構造が構成されるこ
とになる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図は液相成長装置としての回転式カーボンボートの
外観斜視図、第2図はその分解斜視図である。なお、本
実施例におけるカーボンボートの構造は、そのベースに
基板ホルダを設けた以外、従来例の構造と基本的に異な
らないので、第1図および第2図において、第5図およ
び第6図と互いに同一もしくは相当する部分には同一符
号を付し、その説明は省略する。
本実施例におけるカーボンボート10を構成するベース
12には、処理すべき半導体基[15を保持する矩形板
状の基板ホルダ30が設けられており、この基板ホルダ
30はメルトホルダ11の摺動軌跡に対して交差する方
向、すなわち、メルトホルダ11の回動方向と直交する
方向(図では、矢印Aで示す)に沿ってベース上面12
aに形成された溝12bにより、摺動自在に支持されて
いる。そして、この基板ホルダ30の長手方向に沿う中
途部にはメルトホルダ11を回動操作する回動棒13が
挿通する長孔31が形成されており、その外端部には基
板ホルダ30をベース12に出入操作するための基板ホ
ルダ棒32が設けられている。
したがって、この基板ホルダ30に保持された半導体基
板15は、基板ホルダ棒32を介して基板ホルダ30が
ベース12から引き出されることによってメルトホルダ
11に配設されたメルト溜11a〜llfのそれぞれと
接触する位置から接触しない位置まで移動させられるこ
とになり、また、この基板ホルダ30が押し入れられる
ことによってメルト溜11a〜llfのそれぞれと接触
する位置にまで移動させられることになる。
つぎに、上記構成のカーボンボート10によるエピタキ
シャル層成長処理について説明する。
まず、前述した従来例と同様に、メルトホルダ11のメ
ルト溜11a〜llfのそれぞれに所要の融液を収容す
るとともに、基板ホルダ30上に半導体基板15をセッ
トしたのち、融液に過飽和度を生じさせる。そして、半
導体基板15の表面にエピタキシャル層を成長させると
きは、基板ホルダ棒32を介して基板ホルダ30をベー
ス12内に押し入れることによって半導体基板15を所
定の融液を収容したメルト溜との接触位置に配置し、回
動棒13の回動動作によってベース12上のメルトホル
ダ11を摺動させて半導体基板15の表面をメルト溜に
接触させる。
また、逆に、半導体基板15の表面にエピタキシャル層
を成長させないときは、基板ホルダ棒32を介して基板
ホルダ30を引き出し、この半導体基板15をその表面
がいずれのメルト溜とも接触しない位置に配置する。し
たがって、上記手順によるエピタキシャル層の成長を行
うことにより、半導体基板15の表面には、第3図の縦
断面図に示すような多層構造が構成されることになる。
なお、第3図に示す構造は、つぎのようにして構成され
たものである。まず、ベース12に基板ホルダ30を押
し込んだ状態で、半導体基板15の表面にメルトホルダ
11に配設されたメルト溜11a〜11rのそれぞれを
1回ずつ接触させることによって、メルト溜11aによ
るエピタキシャル層20aからメルト溜11fによるエ
ピタキシャル層2Ofまでを連続して順次成長させる。
つぎに、このエピタキシャル層20f上にエピタキシャ
ル層20dを成長させるにあたっては、半導体基板15
と接触するメルト溜を、メルト溜11a〜llc、11
6を飛ばしてメルト溜11fからメルト溜lidへと直
接的に移動させなければならない、そこで、基板ホルダ
棒32を介して基板ホルダ30をベース12から引き出
し、回動環13による回動操作によってメルト溜lid
を所定位置まで移動させ、基板ホルダ30を再び押し込
むことによって半導体基板15の表面にメルト溜lid
を接触させることによってエピタキシャル層20dを成
長させる。さらに、引き続いて、同様な手順によってエ
ピタキシャル層20b、2013を成長させることによ
り゛、第3図に示す多層構造が構成されている。
ところで、以上の説明においては、本発明を液相成長装
置としての回転式カーボンボートlOに適用して説明し
たが、本発明が適用さ、れる液相成長装置はこれに限定
されるものではなく、例えば、第4図に示すように、メ
ルトホルダ11がベース12に対して水平方向(図では
、矢印B)に移動するように構成されたスライド式カー
ボンボート40に対しても通用できることはいうまでも
ない、なお、この図において、符号41はメルトホルダ
11を移動操作するためのメルトホルダ棒を示している
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、液相成長装置
を構成するベースに半導体基板を保持する基板ホルダを
設け、かつ、この基板ホルダをメルトホルダの摺動軌跡
に対して交差する方向に摺動自在に配置している。した
がって、この基板ホルダをベースから引き出すことによ
り、半導体基板をその表面がメルトホルダの摺動軌跡と
交差する位置、すなわち、そのメルト溜と接触する位置
からこれと接触しない位置まで移動させて引き離すこと
ができ、かつ、この基板ホルダをベースに押し入れるこ
とによって半導体基板の表面を所要のメルト溜に接触さ
せることができる。
そのため、メルトホルダに設けられたメルト溜の配役順
序によって制限されることなく、半導体基板表面に成長
させるエピタキシャル層を自由に選択することができ、
必要なエピタキシャル層を所要の順序で成長させた多層
構造を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明にかかり、第1図はその一
実施例にかかる液相成長装置としての回転式カーボンボ
ートを示す外観斜視図、第2図はその分解斜視図、第3
図はこのカーボンボートによってエピタキシャル層を多
層成長させた構造の縦断面図であり、第4図は他の実施
例としてのスライド式カーボンボートを示す外観斜視図
である。 また、第5図ないし第7図(a) 、 (b)は従来例
にかかり、第5図は回転式カーボンボートを示す外観斜
視図、第6図はその分解斜視図、第7図(a)1(b)
はこのカーボンボートによってエピタキシャル層を多層
成長させた構造の縦断面図である。 図において、符号10は回転式カーボンボート(液相成
長装置)、11はメルトホルダ、Ila〜llfはメル
ト溜(透孔)、12はベース、12aはベース上面、1
5は半導体基板、20a〜20fはエピタキシャル層、
30は基板ホルダ、32は基板ホルダ捧である。 なお、図中の同一符号は、互いに同一もしくは相当する
部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の透孔が平面配置されたメルトホルダと、該
    メルトホルダをその下側から摺動自在に支持し、かつ、
    前記透孔の底面となる上面を有するベースとを備えると
    ともに、ベース上面に保持された半導体基板の表面に前
    記透孔に収容された融液を接触させることによってエピ
    タキシャル層を成長させる液相成長装置において、 前記ベースに、前記半導体基板を保持する基板ホルダを
    設けるとともに、 該基板ホルダを前記メルトホルダの摺動軌跡に対して交
    差する方向に摺動自在に配置したことを特徴とする液相
    成長装置。
JP27420787A 1987-10-29 1987-10-29 液相成長装置 Pending JPH01115892A (ja)

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JP27420787A JPH01115892A (ja) 1987-10-29 1987-10-29 液相成長装置

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JP27420787A JPH01115892A (ja) 1987-10-29 1987-10-29 液相成長装置

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JP (1) JPH01115892A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5696107A (en) * 1995-12-13 1997-12-09 Roussel Uclaf Method of treating male sterility
JP2011080409A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Mitsubishi Electric Corp 遠心送風機および電気掃除機
US8257043B2 (en) 2006-10-12 2012-09-04 Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. Multiblade impeller

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