JPH01109671A

JPH01109671A - コネクタ

Info

Publication number: JPH01109671A
Application number: JP62265338A
Authority: JP
Inventors: Juzo Inaba; 稲葉　重三; Kazuto Otaka; 一人大高; Shigemi Hashizawa; 橋沢　茂美
Original assignee: Yazaki Corp
Current assignee: Yazaki Corp
Priority date: 1987-10-22
Filing date: 1987-10-22
Publication date: 1989-04-26
Also published as: JPH0514388B2; US4925402A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は雌型ハウジングと雄型ハウジングとの嵌合形態
の確認を可能にしたコネクタに関する。

（従来の技術）従来、コネクタにおける雌型ハウジングと雄型ハウジン
グの嵌合状態を確認するものには、実開昭５３−第９５
１８７号公報に見られるように嵌合位置に光を投射しそ
の嵌合位置で反射された反射光を電気信号に変換する光
−電気交換素子を設けたコネクタ接続装置が知られてい
る。

（発明が解決しようとする問題点）ところが、前述した従来技術では反射板が必要であると
共に発光１ｉｆｆｉと受光装置からなる検出装置が必要
である。雄型ハウジングと雌型ハウジングの嵌合作業中
にその検出装置を使い嵌合状態を確認するには、その検
出装置自体が大きいこと、また、確認作業も位置決め作
業など複雑であることから嵌合作業がしにくいという問
題がある。

また、ハウジングに斜め２本の光通路を設けるのに型が
複雑で製作コストが高価になる。

さらに、雌型ハウジングと雄型ハウジングの嵌合度合い
を検出することはできず、コネクタの種類の識別を行な
うこともできない。

本発明は上記問題点を改善するため、コネクタの嵌合状
態が正規の位置にあるか否かを確認すると共に嵌合度合
いまで確認でき、■合作業がやりやすく、製作コストを
安価に、しかもコネクタの種類の識別を可能ならしめた
コネクタを提供することにある。

［発明の構成１（問題点を解決するための手段）本発明は上記目的を達成するために、雌型ハウジングと
、その雌型ハウジングに嵌合する雄型ハウジングとから
なり、前記雌型ハウジングにおける適宜な面に両ハウジ
ングの嵌合状態を確認する確認孔を設け、前記雌型ハウ
ジングにおける適宜な面に対向した雄型ハウジングの対
向面に前記確認孔と一致すべく確認部を設けてなるコネ
クタを構成した。

（作用）本発明のコネクタを採用することにより、雌型ハウジン
グに雄型ハウジングを嵌合させると、雌型ハウジングの
適宜な面に設けられた確認孔と、雌型ハウジングの適宜
な面に対向した雄型ハウジングの対向面に設けられた確
認部が嵌合される。

確認孔および確認部には、それぞれ例えば適数の対向し
た貫通孔が貫通されているので、例えば光検出装置で光
の透過状態により嵌合状態が確認される。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図を参照するに、コネクタ１は雌型ハウジング３と
雄型ハウジング５とからなっている。雌型ハウジング３
における上面には雄型ハウジング５を係合ロックするた
め、内部に係止溝を形成したロック部７が突設されてい
る。また、雌型ハウジング３の適宜な面例えば右側面に
は、コ字形状をしたガイド部９が前後方向第１図におい
て左右方向に突出して設けられている。そのガイド部９
の後端部第１図において右端部は先細り状の受部になっ
ている。

ガイド部９の上面および下面の対向した位置には、嵌合
状態を確認する確認孔としての適数例えば３個の第１虞
通孔１１Ａ、１１Ｂ、１１Ｇ、第２山通孔１３Ａ、１３
８．１３Ｇが形成されている。雌型ハウジング３内には
例えば２本の電線１５の先端に接続口された図示省略の
雄端子が収容されている。

一方、雄型ハウジング５における上面には、前記雌型ハ
ウジング３における上面に設けられたロック部７に係合
ロックされる係止爪１７Ａと係止部１７Ｂを備えたプレ
ート状の被ロック部１７が前後方向第１図において左右
方向に突出して設けられている。雄型ハウジング５にお
ける側面には前記ガイド部９に嵌合自在な突出板からな
る被ガイド部１９が突出して設けられている。その被ガ
イド部１９の前端部は先細り状の被受部となっている。

その被ガイド部１９には、前記第１貫通孔１１Ａ、１１
Ｂ、１１Ｃ，第２貫通孔１３Ａ、１３Ｂ。

１３Ｇに一致すべく第３貫通孔２１Ａ、２１８゜２１Ｃ
が形成されている。雄型ハウジング５内には例えば２本
の電線２３の先端に接続固定された雌端子が収容されて
いる。

上記構成により、第１図において雌型ハウジング３に対
して雄型ハウジング５を右方へ動かして嵌合せしめると
、被ロック部１７がロック部７に入り込んで、係止爪１
７Ａが図示省略の係止孔に係合し係合部１７Ｂの先端部
がロック部７の前端部に係止し係合ロックされ第２図に
示した嵌合状態となる。

雌型ハウジング３に雄型ハウジング５が第２図に示した
如き嵌合状態になることは、ガイド部９に被ガイド部１
９が嵌合されることである。

したがって、ガイド部９に被ガイド部１９が嵌合された
状態を確認することによって雌型ハウジング３と雄型ハ
ウジング５との嵌合状態を把握することができる。

この嵌合状態をチエツクするためのセンサとして、例え
ば、第２図および第３図に示された断面がコ字形状をし
た光センサ２５が使用される。その先センサ２５は第３
図に示す如くコ字形状の上部に発光素子２５Ａが、下部
に受光素子２５Ｂが設けられ、光が発光素子２５Ａから
発光されて受光素子２５Ｂで受光する構造となっている
。

而して、光センサ２５を例えば第２図に示した矢印の如
く、被ガイド部１９が嵌合されたガイド部９にはさみ込
んだ状態で通過させる。その結果、光センサ２５で光の
断続信号を読み取り、その信号を電気信号に変換させ決
められた信号かどうかを光センサ２５に接続されたコン
ピュータなどで読み取り嵌合状態を確認することができ
る。

雌型ハウジング３と雄型ハウジング５との嵌合状態を確
認する具体的な例を第４図、第５図および第６図をもと
にして説明する。第４図の（Ａ＞は確認孔としての第１
貫通孔１１Ａ、１１Ｂ、１１Ｇ、第２貫通孔１３Ａ、１
３Ｂ、１３Ｃに対して確認部としての第３貞通孔２１Ａ
、２１Ｂ、２１Ｃがそれぞれ正規に嵌合された状態を示
しており、この場合には光センサ２５によって波形が第
４図の（Ｂ）に示す如く３つ検出されるため、口型ハウ
ジング３と雄型ハウジング５とは完全嵌合として確認さ
れることになる。

第５図の（Ａ）は＊ａ孔としての第１負通孔１１Ａ、１
１８．１１Ｃ，第２貫通孔１３Ａ、１３Ｂ、１３Ｃに対
して確認部としての第３具通孔２１Ａ、２１８．２１Ｃ
のうち第３貫通孔２１Ｂ。

２ＩＣの２つが貫通した状態で嵌合されており、この場
合には光センサ２５によって波形が第５図の（Ｂ）に示
す如く２つしか検出されないため、雌型ハウジング３と
雄型ハウジング５とは不完全嵌合として確認されること
になる。

第６図の（Ａ＞は確認孔としての第１具通孔１１Ａ、１
１Ｂ、１１Ｃ，第２瓜通孔１３Ａ、１３Ｂ、１３Ｃに対
して、確認部としての第３貫通孔２１Ａ、２１８．２１
０の３つがすべて貫通されない状態で嵌合されており、
この場合には光センサ２５によって波形が第６図の（Ｂ
）に示す如く１つも検出されないため、第５図とは違っ
た状態の不完全嵌合として確認されることになる。

上記実施例においては確認孔として第１貫通孔１１Ａ、
１１８．１１Ｃ：第２貫通孔１３Ａ、１３８．１３Ｃ，
確認部としての第３貫通孔２１△。

２１Ｂ、２１Ｃによる３ＷＪでかつ孔数を３個の場合に
ついて説明したが、貫通孔の層数は２層や４層でも対応
することができ、また孔数は１個でもあるいは複数個で
あってもよく、情報の数により、増減することができる
。

ｎ通孔の層数および孔数を多くすればするほど嵌合状態
の正確度を増して確認することができる。

貫通孔の孔数を多くするだけでなく、孔の形状例えば孔
の幅や高さを種々変えることによって、波形の形状を種
々変化させて検出することができる。

その波形の形状を例えばコンピュータなどでパターンが
判別できるため、雌型ハウジング３と雄型ハウジング５
の嵌合状態だけを確認するのみならず、種々なコネクタ
自体の種類やＷＢ造Ｎｏなども同時に記憶することがで
きる。

したがって、雌型ハウジング３と雌型ハウジング５の嵌
合状態を正確に確認することができる。

その結果がコンピュータなどに記憶できるためチツエッ
ク時の確認も容易になる。

また、雌型ハウジング３と雄型ハウジング５との嵌合状
態が正規であることを確認してからでないと次の作業に
移行できないように生産技術上設計することができ、ミ
スが排除される。

さらに、貫通孔の数、孔の間隔および孔の形状を種々変
えることにより、数種の信号を記録、０録しておくと、
コネクタの種類の識別数を増加することができる。

なお、本発明は前述した実施例に限定されることなく、
適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実施し
得るものである。例えば、第７図に本発明の他実施例を
示したように、第１図における確認部として第３貫通孔
２１Ａ、２１Ｂ、２１Ｃの代りに反射面２７Ａ、２７Ｂ
、２７Ｇを形成せしめる。その反射面２７Ａ、２７Ｂ、
２７Ｃは例えば赤、青、白といったように反射率の異な
る塗布材を塗ったものや、反射率の異なる反射部材を取
付けてなるものである。

また、確認孔としては第１貫通孔１１Ａ、１１Ｂ、１１
Ｃがあればよく、第２貫通孔１３Ａ、１３Ｂ、１３Ｃは
設けてなくても構わない。その他は上述した実施例と同
じである。

光センサ２５としては反射型のものを使用し、第１貫通
孔１１Ａ、１１Ｂ、１１Ｃから投射した光を反射面２７
Ａ、２７８．２７０で反射せしめて受光することによっ
て対応することも可能である。光センサ２５を使用せず
目視にて確認することもできる。その効果は第１図にお
ける実施例のものと同様である。

［発明の効果］以上のごとき実施例の説・明より理解されるように本発
明によれば、雌型ハウジングに雄型ハウジングを嵌合せ
しめると、雌型ハウジングの適宜な面に設けられた確認
孔と、雌型ハウジングの適宜な面に対向した雄型ハウジ
ングの対向面に設けられた確認部が嵌合される。確認孔
および確認部には、それぞれ例えば適数の対向した貫通
孔が貫通されているので、例えば光検出装置で光の透過
状態により嵌合状態を確認することができる。しかも、
本発明では特に種々な嵌合度合いが確認できると共に、
その確認結果を記録できるようにすることによってチエ
ツク時の確認が容易となる。

嵌合状態が正規であることを確認してからでないと次の
作業に移行できないよう生産技術上設計することもでき
る。

確認孔の孔数、形状、孔間隔などを変えることにより数
種の信号を記録、登録することによってコネクタの種類
の識別数を増やすことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明におけるコネクタの分解組立て斜視図、
第２図は第１図におけるコネクタに光センサを備えた斜
視図、第３図は光センサの正面図である。第４図の（Ａ）、（Ｂ）、第５図の（Ａ）。（Ｂ）および第６図の（Ａ）、（Ｂ）は確認孔と確認部
の嵌合状態例と透過した光の波形を示す図である。第７
図は本発明におけるコネクタの他の実施例の分解組立て
斜視図である。１・・・コネクタ３・・・雌型ハウジング５・・・雄型ハウジング９・・・ガイド部１１Ａ、１１８．１１０・・・第１貫通孔１３Ａ、１３
Ｂ、１３Ｃ・・・第２貫通孔１９・・・被ガイド部２１Ａ、２１Ｂ、２１Ｃ・・・第３貫通孔２５・・・光
センサ代理人　弁理士　　三　好　保　男第２図第３図第４　図第５図第６図第７図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）雌型ハウジングと、その雌型ハウジングに嵌合す
る雄型ハウジングとからなり、前記雌型ハウジングにお
ける適宜な面に両ハウジングの嵌合状態を確認する確認
孔を設け、前記雌型ハウジングにおける適宜な面に対向
した雄型ハウジングの対向面に前記確認孔と一致すべく
確認部を設けてなることを特徴とするコネクタ。
（２）前記確認孔が雌型ハウジングの側面に突出して設
けられたガイド部の上面および下面に対向して設けられ
た適数の第１貫通孔、第２貫通孔よりなり、前記確認部
は雄型ハウジングの側面に突出して設けられ、かつ前記
ガイド部に嵌合自在な被ガイド部に前記第１貫通孔、第
２貫通孔に一致すべく設けられた第３貫通孔よりなるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のコネクタ。