JPH081579Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH081579Y2
JPH081579Y2 JP10617890U JP10617890U JPH081579Y2 JP H081579 Y2 JPH081579 Y2 JP H081579Y2 JP 10617890 U JP10617890 U JP 10617890U JP 10617890 U JP10617890 U JP 10617890U JP H081579 Y2 JPH081579 Y2 JP H081579Y2
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JP10617890U
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正光 千島
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、一対のコネクタハウジングを嵌合して電気
導通させるコネクタに関するもので、詳しくは、その一
対のコネクタハウジングが正常に嵌合したかどうかを検
知確認する嵌合姿勢の検知確認機構を有するコネクタに
関するものである。
「従来の技術」 一対のコネクタハウジングを嵌合する場合、嵌合量の
不足によって正常に嵌合しない半嵌合コネクタを生ずる
危険があるので、その半嵌合コネクタの発生防止のため
に嵌合状態の検知確認機構を設けたものが種々提案され
ており、その公知例のうち、光センサーを応用する手段
のものが、特開平1−109671号公報・特開昭63−225480
号公報に示されている。
即ち、この公知例は嵌合する一対のコネクタハウジン
グのそれぞれの表面に確認孔または確認マークを設け、
嵌合したコネクタに光発生装置を近接させて、その確認
孔または確認マークに検知光を射出して検出し、コネク
タハウジングの嵌合状態を検知確認するようになってい
る。
「考案が解決しようとする課題」 以上の従来手段によると、嵌合したコネクタに光発生
装置を近接させて、使用状態のコネクタ表面に検知光を
射出する必要があるので、コネクタが電線群間で複雑多
様な姿勢をとる自動車用ワイヤハーネスでは、コネクタ
の個別表面に光センサーを近接できないものがあり、嵌
合状態の検知確認不能のコネクタが発生する。そして、
結合使用状態のコネクタ個々に、光発生装置を近接させ
て検知確認する手段は、手数と時間を要して非能率であ
り、近年の量産システムの品質確認手段としての適性に
欠ける。以上の不具合点がある。
本考案は、以上の従来手段の難点を解消するコネクタ
を提供するものである。
「課題を解決するための手段」 以上の技術課題を解決する本考案のコネクタは 「一対のコネクタハウジングを嵌合するコネクタにお
いて、該一対のコネクタハウジングの一側に、別体の検
知スペーサを装着すると共に、該検知スペーサは、一対
のコネクタハウジングが正常嵌合姿勢のみにおいて、取
り出し可能に構成され、 さらに、該検知スペーサに、所要のバーコードを付し
たバーコード表示部を設けた構造」になっている。
「作用」 以上の構成の本考案のコネクタは、一対のコネクタハ
ウジングが正常な嵌合姿勢のときは検知スペーサが抜き
取り自在となり、嵌合不良の半嵌合のときは検知スペー
サが抜き取り不能となるので、その検知スペーサの存在
・不存在によって嵌合姿勢の良否が的確に検知確認でき
る。
そして、抜き取った検知スペーサのバーコード表示部
に基づいて、光センサーによって嵌合良否(光センサー
で確認された検知スペーサのコネクタは嵌合良にして、
確認されないものは嵌合不良)が確認できるので、使用
状態のコネクタの表面に、個別に光センサーを近接させ
る必要がなく、抜き取った検知スペーサを集めて一括確
認すると、自動車用ワイヤハーネスのコネクタ群の嵌合
良否の具体的状態が体系的にして能率的に把握できる。
「実施例」 以下、実施例に基づいて詳しく説明する。まず、検知
スペーサの後方抜き取りタイプの一実施例を示す第1図
を参照して、雄端子(図示しない)を収容した雄コネク
タハウジング2(以下、単に雄ハウジング2という)の
前半部分の嵌合部3に、雌端子(図示しない)を収容し
た雌コネクタハウジング1(以下、単に雌ハウジング1
という)の前半を嵌合して両者の端子を接続するコネク
タにおいて、 雌ハウジング1の端子収容部4の上側には、スペーサ
収容部5が設けられ、別体の検知スペーサ6をスペーサ
収容部5の後方から挿着係止して、その検知スペーサ6
の先端を雌ハウジング1の前方に臨ませて組合せられる
構造になっている。
詳しくは、検知スペーサ6は基部7から前方に伸長す
る平行二本の片持梁状の弾性係止片8を突設して、その
自由端に下方に***する係止爪9を有し、さらに、基部
7の上面平坦面は、所要のバーコードを印刷したバーコ
ード体が貼着されたバーコード表示部17に形成されてい
る。
そして、検知スペーサ6を受け入れるスペーサ収容部
5は、雌ハウジング1の上部に形成されて後方から前方
に貫通する溝状をなすと共に、そのスペーサ収容部5の
底には、前端に係止部11を有する係止突状10が前後方向
に隆設されており、第1図(C)のように、検知スペー
サ6が雌ハウジング1の後方からスペーサ収容部5に挿
着されると、自由状態の弾性係止片8の係止爪9が係止
突条10先端の係止部11とかみ合って、検知スペーサ6が
引き出ないように係止される検知スペーサ6の後退係止
手段が設けられている。
そして、その係止姿勢の係止爪9が、嵌合する雄ハウ
ジング2の係止解離部12(後述)と対峠すると共に、検
知スペーサ6の基部7が雌ハウジング1の後端から突き
出しており、その突き出し部分が検知スペーサ6の「存
在確認部」と、引き抜くときの「摘み部」として機能す
る形状になっている。
一方、雄ハウジング2の嵌合部3の後底部位には、前
方へ突出する舌片状の係止解離部12が設けられており、
この係止解離部12は雌雄ハウジング1・2が正常姿勢に
嵌合したとき、前記の後退係止手段を解離させて検知ス
ペーサ6を自由になす意図で設けたもので、第1図
(B)のように、雌雄ハウジング1・2が正常な嵌合姿
勢のとき、係止解離部12の先端13が雌ハウジング1側の
係止部11と近接して対向し、係止部11とかみ合っている
弾性係止片8の係止爪9を上方へ押し上げて、弾性係止
片8を弾性撓させ、両者の係合を解離する相対位置と相
対形状を有している。
なお、係止解離部12による係止爪9の押し上げを円滑
にするため係止爪9の前端は案内テーパー14が付してあ
る。
また、雌雄ハウジング1・2には、雄ハウジング2側
のロック爪15と雌ハウジング1側のロック片16からなる
嵌合ロック機構が設けてあり、雌雄ハウジング1・2が
正常に嵌合すると、このロック爪15とロック片16が嵌合
して嵌合姿勢がロックされる。
以上の検知スペーサ6を有するコネクタは、ハウジン
グ相互が正常姿勢に嵌合すると、雄ハウジング2側の係
止解離部12の前端が、雌ハウジング1側の係止部11と近
接対向し、係止部11に係止している検知スペーサ6の弾
性係止片8を押し上げるので、検知スペーサ6の係止が
解離されて引き出し自由となり、第1図(B)のよう
に、正常姿勢嵌合後に検知スペーサ6が抜き取られ、検
知スペーサ6無しのものが正常嵌合のコネクタとなる。
そして、雌雄ハウジング1・2の嵌合量が不足する半
嵌合のときは、第1図(C)のように、係止解離部12の
前進量が不足して、その前端13が係止状態の検知スペー
サ6の係止爪9に達せず、検知スペーサ6の係止状態が
持続されるので、拭き取り不能になり、検知スペーサ6
の装着存在のものが、嵌合不足の不良コネクタとなる。
つぎに、検知スペーサの側方抜きタイプの第二実施例
を第2図に基づいて説明する。即ち、雌ハウジング1と
雄ハウジング2を嵌合し、その正常嵌合姿勢をロック片
16とロック爪15によってロックするコネクタにおいて、 雄ハウジング2のロック爪15の下方には、ハウジング
の嵌合方向と直交方向に、板状の別体の検知スペーサ6
がスライド自在に装着され、この検知スペーサ6は中間
上面に下方撓凹部19を有し、この下方撓凹部19は雌雄ハ
ウジング1・2が嵌合するとき、下方撓するロック片16
の先端が、第2図(E)のように受け入れるようになっ
ている。
そして、この下方撓凹部19の両側(検知スペーサ6の
出し入れ方向の両側)には、干渉凸部20A20Bが隆設さ
れ、この干渉凸部20A20Bは検知スペーサ6を抜き出すと
き、第2図(C)のように自由姿勢のロック片16の通過
を許容すると共に、第2図(E)のように下方撓姿勢の
ロック片16と干渉する高さHの形状を有している。
そして、検知スペーサ6の下方撓凹部19の凹所表面
は、前記第一実施例と同一のバーコード表示部17に形成
されている。なお、検知スペーサ6は、後端が雄ハウジ
ング2から突き出す出し入れ用の摘み部21になり、雄ハ
ウジング2の側壁の装着孔22から出し入れされる。
以上の第2図示のコネクタは、第2図(B)(C)の
ように雌雄ハウジング1・2が正常姿勢に嵌合してロッ
ク片16とロック爪15が係合し、ロック片16が自由姿勢に
なると、検知スペーサ6はコネクタの側方へ抜き取り自
在となり、第2図(D)(E)のように雌雄ハウジング
1・2の嵌合量が不足してロック片16が下方撓姿勢にな
っていると、検知スペーサ6が抜き取り不能となる。
以上の第一・二実施例によると検知スペーサ6の抜き
取り不存在によって雌雄ハウジング1・2の正常嵌合が
的確に確認できると共に、検知スペーサ6の抜き取り不
能存在によって半嵌合不良を的確に確認することができ
る。
そして、バーコード表示部17のバーコードをコネクタ
の使用位置やコネクタ種類に基づく管理情報のバーコー
ドになし、抜き取った検知スペーサ6を一括して所定場
所のバーコードセンサーにかけると、電線群間に多様な
姿勢で使用されている多数のコネクタ群を有する自動車
用ワイヤハーネスのコネクタ群の嵌合良否の状態を、具
体的にして的確かつ能率的に一括把握することができ
る。
なお、本考案の前記の構成において、バーコード表示
部17は前記実施例のように検知スペーサ6の表面位置の
みではなく、検知スペーサ6の裏面等の任意位置でも良
い。
「考案の効果」 以上の説明のとおり、本考案のコネクタは検知スペー
サ6の抜き取り不存在と抜き取り不能存在によって、コ
ネクタハウジングの嵌合状態を、視覚・触覚によって確
認することができるので、その嵌合状態の確認信頼性が
向上すると共に、抜き取った検知スペーサ6のバーコー
ド検知によって、自動車用ワイヤハーネス等に使用され
るコネクタ群の嵌合良否を的確かつ能率的に一括把握し
て、コネクタの品質信頼性を向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案第一実施例のコネクタを示し、(A)は
その構成部材の斜視図、(B)(C)はその作用状態の
正面図、第2図:本考案第二実施例のコネクタを示し、
(A)はその構成部材の斜視図、(B)(D)はその作
用状態の正面図、(C)(E)はその作用状態の側面図 主な符号、1:雌コネクタハウジング、2:雄コネクタハウ
ジング、3:嵌合部、5:スペーサ収容部、6:検知スペー
サ、7:基部、8:弾性係止片、9:係止爪、10:係止突条、1
1:係止部、12:係止解離部、15:ロック片、16:ロック
爪、17:バーコード表示部、19:下方撓凹部、20A20B:干
渉凸部、21:摘み部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のコネクタハウジングを嵌合するコネ
    クタにおいて、 該一対のコネクタハウジングの一側に、別体の検知スペ
    ーサを装着すると共に、該検知スペーサは、一対のコネ
    クタハウジングが正常嵌合姿勢のみにおいて、取り出し
    可能に構成され、 さらに、該検知スペーサに、所要のバーコードを付した
    バーコード表示部を設けた構造を特徴とするコネクタ。
JP10617890U 1990-10-08 1990-10-08 コネクタ Expired - Lifetime JPH081579Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10617890U JPH081579Y2 (ja) 1990-10-08 1990-10-08 コネクタ
GB9121121A GB2249438B (en) 1990-10-08 1991-10-04 Connector
DE4133336A DE4133336A1 (de) 1990-10-08 1991-10-08 Steckverbinder
US07/773,003 US5203718A (en) 1990-10-08 1991-10-08 Connector

Applications Claiming Priority (1)

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JP10617890U JPH081579Y2 (ja) 1990-10-08 1990-10-08 コネクタ

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Publication Number Publication Date
JPH0461876U JPH0461876U (ja) 1992-05-27
JPH081579Y2 true JPH081579Y2 (ja) 1996-01-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112017002195B4 (de) 2016-04-26 2023-07-20 Autonetworks Technologies, Ltd. Elektrische Verbindungsvorrichtung, welche eine Verbindungs- Detektionsfunktion aufweist

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2508996B2 (ja) * 1990-11-08 1996-06-19 矢崎総業株式会社 コネクタのロック結合検知装置
JP3495908B2 (ja) * 1998-03-17 2004-02-09 矢崎総業株式会社 コネクタ装置
JP4821652B2 (ja) * 2007-02-27 2011-11-24 住友電装株式会社 コネクタ

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DE112017002195B4 (de) 2016-04-26 2023-07-20 Autonetworks Technologies, Ltd. Elektrische Verbindungsvorrichtung, welche eine Verbindungs- Detektionsfunktion aufweist

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