JPH01104175A - 組換え精製プロテア−ゼネキシン - Google Patents

組換え精製プロテア−ゼネキシン

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JPH01104175A
JPH01104175A JP62139623A JP13962387A JPH01104175A JP H01104175 A JPH01104175 A JP H01104175A JP 62139623 A JP62139623 A JP 62139623A JP 13962387 A JP13962387 A JP 13962387A JP H01104175 A JPH01104175 A JP H01104175A
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JP
Japan
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sequence
dna
protease nexin
dna encoding
recombinant
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Application number
JP62139623A
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English (en)
Inventor
Michael P Mcgrogan
マイケル ピー.マッグローガン
Randy W Scott
ランディ ダブリュ.スコット
Joffrey B Baker
ジョフレイ ビー.ベーカー
Christian C Simonsen
クリスチャン シー.シモンセン
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Invitron Corp
University of Kansas
Original Assignee
Invitron Corp
University of Kansas
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Publication date
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  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、心臓血管系に影響を及ぼすタンパクの組換え
生産に関する。特に1本発明は、プロテアーゼネキシン
I  (PN−1)の種々の型をコードする遺伝子のク
ローニングおよび発現に関与する。
(従来の技術) 結合組織の細胞は、セリンプロテアーゼに特異的なプロ
テアーゼ阻害剤を分泌する。セリンプロテアーゼは細胞
の発生や移動に関与するので、これら酵素の活性の制御
は2組織の再構成または破壊について制御するのに必要
である(Proteases側 Biolo 1cal
 Control (1975)、 Re1ch+ E
、l etal、 eds、、 Co1d Sprin
g Harbor、 New York) 、プロテア
ーゼネキシンに特異的である阻害剤は、その触媒部位で
、セリンプロテアーゼに不可逆的に37−45) 、そ
してリセブター媒介のエンドサイトシスやりソソーム分
解により結合したプロテアーゼの開裂を生じる(Low
、 D、A、、 et al+ Proc Natl八
caへ  Sci  (USA)  (1981)  
ヱ8  :  2340−2344;  Barker
J、B、、 et al、 in The Rece 
tors 3 (1985)+ Conn。
P、M、、 ed、 Academic Press、
印刷中)。
3つのプロテアーゼネキシンが同定されている。
プロテアーゼネキシンI (PN−1)は、ヒトの***
細胞により調製された無血清培地から精製される(Sc
ott、 R,W、、 et al、 J Biol 
Chem (1983)58 :10439−1044
4 )。それは、 43kdの糖タンパクであり、この
タンパクは、繊維芽細胞、筒管、心筋細胞、および脈管
平滑筋細胞により放出される。その放出は、プラスミノ
ーゲンアクチベーターの放出を伴って、ホルボールエス
テルにより、またマイトジェンにより、刺激される(B
aton、 D、L、 + etal、 J Ce1l
 Biol (1983) 123 : 128) 、
天然のPN−Iは、約6%の炭水化物を含むおよそ40
0のアミノ酸のタンパクである。天然PN−1は血清中
には微量レベルでしか存在しないので、それは明らかに
間質細胞の表面で、あるいはその近くで1機能する。P
N−1は、ウロキナーゼプロ酵素、プラスミン。
トリプシン、トロンビンおよびXa因子の全ての公知の
アクチベーターを阻害する(Eaton、 D、L、、
 etal、 J旧oI Chem (198−I) 
259 : 6241)。それはまた1組織プラスミノ
ーゲンアクチベーターやウロキナーゼを阻害する。
神経突起の促進因子(NPF)と呼ばれるタンパクも、
神経膠腫細胞から単離され得、 43kdの分子量を有
し、そしてウロキナーゼまたはプラスミノーゲンアクチ
ベーターにより触媒されるタンパク分解を阻害すること
、が報告されている(Guenther。
J、、 et al、  [EMBOJournal 
(1985) 4 : 1963−1966)。
そのタンパクは、神経芽細胞腫の神経突起派生物を誘導
すると最初に報告された(Barde、 Y、A、、 
etat、 Nature (1978) 274 :
 81B)。このタンパクのアミノ酸配列(しかし、そ
のタンパクをコードしているcDNAの配列ではない)
がGloor、 S、、  ら。
超旦(1986) 47 : 687−693に開示さ
れている。このDN八とここで報告された事実との間の
いかなる関係も不確かである。ダリアのcDNAに対す
る制限地図が、ここで開示されたcDNAの制限酵素地
図とは明らかに異なるからである。このNPFタンパク
は、18アミノ酸のMetに続くシグナルにより生じる
379アミノ酸配列である。それは、成熟タンパクのア
ミノ酸の位置241において、ここで開示されたPN−
1βとは異なる。
精製されたPN4の実際的な必要量は数倍である。
まず、 PN−Tは、ウロキナーゼや組織プラスミノー
ゲンアクチベーターの過剰量により特徴づけられた条件
に対する薬剤として、または血液凝固の溶液の試薬とし
てのこれら酵素の過剰用量に対する解毒剤として、明白
な用途がある。PN−r処理に明らかに感受性のある指
標には、ふつう犬がかかる自己免疫病ペンフィガス(p
enphigus) 、およびプラスミノーゲンアクチ
ベーターの過剰生産によると考えられる乾廚、が含まれ
る。2番目には1組織形成や再構成の種々の発生段階を
調節するPN−Iの役割が比較的複雑であるため、 I
’N−Iの果たす役割をより詳しく識別するために、モ
デル系を使用し得ることが望ましいだろう。実際的な定
量が利用可能ならば、このことは単に効果的になされ得
る。最後に、 PN−1は、血清中または他の組織中の
免疫レベルの分析、または他の生物学的分析、のための
免疫学的分析における分析試薬として有用である。
PN−1の役割のさらなる研究が望ましい状態の例には
、腫瘍転移、傷の治癒、および潰瘍である。
III瘍転移において、悪性細胞は、脈管の平滑筋細胞
が並んでいる細胞外マトリックスを通り抜けねばならな
い。その過程は2分泌されたプラスミノーゲンアクチベ
ーターにより媒介される。Jones。
P、八、、  et  al、   Cancer  
Res  (1980)  40  :  3222 
 のモデル系(これは、ヒトの繊維芽細胞による細胞外
マトリックスの侵入に基づくインビトロの系である)で
は、0.1μ門のPN−1は、その侵入をほぼ完全に抑
制することが示された(Ilergman、 B、L、
+et  at、   Proc  Natl  八c
ad  Sci  USA  (1986)  )  
、  傷の治癒において重要な繊維芽細胞のマイトジェ
ンであるトロンビンのタンパク分解活性は2分泌された
PN−Iの濃度以上の濃度でトロンビンを培養物に加え
たときにのみ有効である(Barker+ J、B、+
et al、  J Ce旦」立旦o1 (1982)
■2 : 291: Low。
D、Δ、、 et al、  Nature (198
2) 298 : 2476) 、 PN−Iは抗炎症
性機能を有することが示唆されている。
層膜の繊維芽細胞によるPN−1の分泌が、インターロ
イキン1で細胞を処理すると、著しく増加するからであ
る(Krane、 S、+  八rth Rheum 
拝ト→27 :52−I)。PN−1は神経学的機能を
も有するかもしれない。上で述べた同様のプロテアーゼ
阻害剤は、神経突起の伸長を刺激するからである(Mo
nard etat、 Pro  Brain Res
 (1983) 58 : 359)。
前述のどれにおいても、 PN−1の正確な機能の解明
は、純粋な物質の必要量を入手できれば、非常に簡単に
なるだろう。このような量は、また、薬剤として、およ
び診断や分析の際に、 PN−I中に用いるのにも必要
である。本発明は、 PN−Iの充分な量を得ることの
問題点の解決、およびその解決をより効果的にするため
にl’N−rの構造を修飾する機構を提供する。
(発明の要旨) 本発明は1組換え型を含む高度に精製したPN−1タン
パク、配列をコードするDNA 、発現系、および組換
え哺乳類PN−Iを生産する方法を提供する。
r’N−1の2つの代表型が開示されている。
本発明の組換えDNAは、補乳頻プロテアーゼネキシン
I (PN−1)をコードする組換えDNAであって、
該PN−IをコードするDNAと関連したもとのDNA
配列を含まない。
本発明のPN−1の調製方法は、咄乳頚プロテアーゼネ
キシンI (PN−1)をコードする組換えDNAであ
って、該PN−1をコードするDNAと関連したもとの
DNA配列を含まない組換えDNAがトランスフェクト
された組換え宿主細胞を培養すること、および該培養物
からPN−Iを回収すること、を包含する。
本発明のPN−1は、上記方法により調製される。
本発明のプロテアーゼネキシン■は1通常、結合してい
る不純物を含まず、グリコシル化されたとき43kdの
分子量を有し、かつN−末端配列: 5er−11is
 −Phe−Asn −Pro−Leu−5er−Le
u−G 1u−G lu−Leu−Gl y−5er−
八5n−Thr−Gly−11e−Gin−Val−P
he−八sn−Gln−11e−Val−Lys−3e
r−Arg−Pro−旧5−A5p−Asn−11e−
Val−11eを有し、そして重量で約2.3%のアミ
ノ糖、約1.1%の中性糖、および約、3.0%のシア
ル酸を含む。
本発明の天然PN−1の精製方法は、 PN−1を含む
培地を、固体支持体に結合したヘパリンを用いるアフィ
ニティークロマトグラフィーにかけること。
次いでゲル濾過クロマトグラフィーを施すこと。
を包含する。
本発明の抗体は、上記PN−Iの調製方法または上記天
然PN−1の精製方法に従い調製されたPN−1と免疫
反応性であり、そして哺乳動物の免疫に応じて形成され
る。
これらの物質および方法を用いることにより。
このPN−1タンパクの所望量が、 IJi化された型
、または、糖化されていない型のいずれかで、生産され
得る。この量は、用いた発現系に依存する。この遺伝子
は、もし望むなら、タンパクの所望の特性を高めるため
に、正確なアミノ酸配列を変えるべく、修飾され得る。
このことは、ヒトPN−Iをコードする遺伝子を入手す
ることを通して、全く可能である。この遺伝子は、対応
するPN−1を生産するのに直接的に有効であり1種々
の種のこれらの遺伝子をコードするcDNA配列を得る
ためのプローブとしても有効である。
2つの非常に関連したPN−1タンパクをコードするヒ
トの遺伝子を、以下に例示する。他の種のPN−1をコ
ードするDNAの探索も望ましい。ネズミのタンパクを
コードするDNAは特に望ましい。このような因子の役
割の詳しい解説を提供するための多くのモデル系が、ネ
ズミ細胞9組織、または全体組織に、うまく基づいてい
るからである。
それゆえ、ある局面では1本発明は補乳頚PN−1をコ
ードするDNA配列、およびその誘導体に関する。その
誘導体は、 PN−I活性のあるタンパクを得るように
発現され得る。他の局面では2本発明は。
これらDNA配列で形質転換された細胞に関し、そして
これらの細胞により生産されたI’N−1タンパクに関
する。さらに2本発明は、ここで開示された天然タンパ
クのN末端配列を有する精製されたタンパクに関し2組
換え体または精製された天然タンパクの投与により調製
された抗体に関し、そしてPN−1cDNAを探索でき
るDNAプローブに関する。
零 Bを  する 工 A、n ここで用いられるように、「プロテアーゼネキシンI 
J  (PN−1)は、 r’N−1に対する標準的な
診断上の検定において活性なタンパクを示す。この検定
は、以下のような4つの基準に基づいている:(1)こ
のタンパクがトロンビンと複合体を形成する;(2)こ
の複合化は、ヘパリンによって促進される;(3)この
タンパクは、その由来の細胞2例えば、以下に例示の繊
維芽細胞、と結合する;そして(−I)ヘパリンは、こ
の結合を阻害しなければならない。
PN−1は、他の2つのプロテアーゼネキシン因子。
PN−IIおよびPN−11(Knauer+ D、J
、、 et al、  JBiol Chem (19
82)257 : 15098−1510−I)と区別
される。これらもまた、主要なトロンビン阻害物質であ
るが、このプロテアーゼにはそれほど強く結合しない。
「制御配列」とは、所望のコード配列とうまく連結され
たとき、このような配列と和合可能な宿主中で、その発
現を生じ得るDN^配列を示す。このような制御配列に
は、原核生物宿主および真核生物宿主中でのプロモータ
ーが少なくとも含まれ。
好ましくは、転写終結シグナルが含まれる。発現を生じ
るのに必要かまたは役に立つ付加的な因子も、同一視さ
れ得る。ここで用いられるように。
「制御配列」とは、単に、用いられる特定の宿主におい
て1発現を生じるのに必要な全てのDNA配列を示す。
「細胞」または「細胞培養」、または「組換え宿主細胞
」または「宿主細胞」は1文脈から明らかなように、し
ばしば、交換可能に使用される。
これらの用語には、直接の対象となる細胞、および、も
ちろんその子孫の細胞が含まれる。突然変異または環境
の変化に出くわすために、すべての子孫が、親細胞と正
確に同じとは限らないことは。
明らかである。しかしながら、天然に形質転換された細
胞に与えられる特性と関連した特性を子孫が保持する限
り、このような変化した子孫はこれらの用語に含まれる
。本件の場合では9例えば。
このような特性は2組換えPN−1を生じる能力であろ
う。
「精製された」または[純粋なjとは1本来の状態で見
出されたとき9通常、それに付随した物質を含まない材
料を示す。それゆえ、「純粋な」r’N−rをコードす
るDNAとは、その本来の環境から単離された状態で見
出され1本来PN4を生成する細胞により1通常産生さ
れる他のタンパクをコードしたDN八に付随していない
DNAを指す。「純粋なJ PN−1とは、ヒトまたは
他の哺乳類組織にて。
もとの環境と通常付随している材料を含まないPN−I
を指す。もちろん、「純粋なJ PN4には、グリコシ
ド残基または2例えば、治療上の処方に導入される材料
のような、共有結合で結合している材料を含み得る。「
純粋な」とは、言及される物質が。
本来の環境、および通常その環境に伴う材料から単離さ
れ得るか、または単離されている状態を単に示す。
もちろん、精製され1通常それに付随した物質を含まな
いが、 PN−1をコードするように、ここで請求され
るDNAには1例えば、以下のコード配列の5゛末端お
よび/または3°末端の付加配列を含み得る。このコー
ド配列は、このDN八がcDNパライブラリ−に由来す
るとき、メツセンジャーRNAの非コード部分の逆転写
から生じるか、または成熟タンパクをコードする配列だ
けでな(シグナル配列のための逆転写産物を含むだろう
DNA配列に述べられるように、「〜と縮重」とは、参
照されるアミノ酸配列と同じアミノ酸配列をコードする
ヌクレオチド配列のことを言う。
「動作可能に連結された」とは、構成物が、それらの通
常の機能を達成するように配列されたような並置状態の
ことを言う。それゆえ、コード配列に動作可能に連結さ
れた制御配列またはプロモーターは、このコード配列の
発現を生じ得る。
B、二殿方屋記述 マイクロキャリアー培養中の、ヒト***繊維芽細胞によ
り調製された無血清培地から、ヘパリン−アガロースの
アフィニティークロマトグラフィー、続いてゲル濾過ク
ロマトグラフィーにより。
PN−Iを均一になるまで精製した。このことは、 5
cott。
R,W、、  ら、 J Biol Chem (19
85) 260 : 7029−7034に詳細に記述
され、その内容はここに示されている。もちろん、アフ
ィニティー結合のためにヘパリンを含む他のクロマトグ
ラフィー支持体も使用可能である。この精製されたタン
パクは、沈降平衡分析に基づく42〜43kdのし、ま
たはゲル濾過クロマトグラフィーで算出される47kd
のM、を示す。この精製された材料は、調製された培地
中に含まれるとき、PN4の特性を示す。この特性には
トロンビン、ウラキナーゼおよびプラスミンとのドデシ
ル硫酸ナトリウムに安定な複合体の形成;プロテアーゼ
活性の阻害:ヘパリンにより増幅されるトロンビン阻害
;およびヘパリン怒受性反応でのプロテアーゼ−PN複
合体の細胞結合が含まれる。この精製された天然のタン
パクは、2.3%アミノF、1.1%中性糖、および3
.0%シアル酸を有するおよそ6%の炭水化物を含んで
いた。単離され精製されたプロテアーゼネキシンのN末
端アミノ酸配列は、最初の34アミノ酸が、 5er−
His−Phe−Asn−Pro−Leu−Ser−L
eu−Glu−Glu−Leu−Gly−5er−八5
n−Thr−G l y−11e−G ln−Va 1
−Phe−Asn−G1 n−I 1 e−Va l−
Lys−Ser−Arg−r’ro−His−Asp−
Asn−11e−Val−11cと決定された。
完全なヒトPN−1タンパクをコードするcDNAは。
***繊維芽細胞DN^ライブラリーから得られた。
このクローンの検索には、天然のタンパクで決定された
アミノ酸配列に基づくプローブを利用した。
このクローン化されたcDN^は、上述のように、原核
生物の生体および真核生物の生体の両方の組換え細胞中
で、キャリアーベクターからコード配列を切断すること
、および適当な発現系にそれを連結することにより9発
現を受けた。NetのN末端アミノ酸(こ糺は2発現系
の選択により、プロセッシングされるかまたはされない
)で始まる成熟タンパクは、所望の全ての追加N末端ま
たはC末端配列に対する融合タンパクとして生産され得
るか、またはシグナル配列、それ自体、または異種の配
列(これは1例えば、バクテリアのβ−ラクタマーゼ遺
伝子と関連するかまたは、インシュリン、成長ホルモン
のような分泌されるヒト遺伝子と関連した公知のシグナ
ル配列により供給される)で始まる場合は、成熟タンパ
クとして分泌され得るので、このPN−1は直接に産生
され得る。部位特異的な変異操作により、所望のコード
配列に関して、適当な位置に適当な制限部位を与える手
段は。
よく知られており、それゆえ、このコード配列は。
シグナル配列または融合配列への連結のための適切な部
位とともに、または発現ベクターの中に供給され得る。
もしバクテリア宿主が選択されるなら、グリコシル化さ
れていない形でタンパクが産生されるであろう。もし、
このPN−1が細胞内で「成熟」タンパクとして産生さ
れるなら、このN末端メチオニンは9部分的にだけプロ
セッシングされるか、または全くプロセッシングされな
いだろう。それゆえ、生産されたタンパクは、N末端M
etを含み得る。細胞内で、または、このようなバクテ
リアの宿主が分泌された状態、のいずれかで生産された
タンパクの修飾は、多糖基質を供給すること、ジスルフ
ィド結合を切断し再生する技術、または他の翻訳後のエ
クスビボプロセッシング技術を用いて再生することによ
りなされ得る。もしこのタンパクが、咄乳頚または他の
真核細胞宿主内で生産されるなら、この細胞のグリコシ
ル化された形のタンパクが生産される。
この組換え細胞は1問題の宿主に適した条件下で培養さ
れる。そして、このタンパクは、細胞ライゼートまたは
培地から2発現様式で決定されるように1回収される。
このタンパクの精製は、 Sco t t 。
R,W、、 et al+  J Biol Chem
  (前出)によって開示の方法と同様の方法を用いて
、または他の当該技術分野に公知の方法により達成され
る。
この精製されたタンパクは、その適用に応じて処方され
る。薬学上の適用に関しては、このタンパクは、標準的
な賦形剤を用いる組成物に処方される。このことは、当
業者に良く知られており。
例、t ハ、 ル」頂■士す’s Pha工叩旦鼎1兵
旦Is劇至厖逓シュ1atest edition、M
ack Publishing Company+  
Easton+PA、に開示されている。もし1診断ま
たは免疫検定に用いるなら、このタンパクは、放射活性
腫(例えば、蛍光マーカー)を用いて標識され得る。
抗体調製物を得るのに使うなら、このタンパクは。
適当なアジュバントとともに注射用に調製される。
本発明の組換えタンパクを、所望の用途に従って修飾す
る方法は、当該分野で6熟練した技術により、一般に明
らかである。
PN−Iの2つの形、PN4αおよびPN−1βを以下
に例示する。これらは高い相同性があり、成μ)タンパ
クにそれぞれ378アミノ酸および379アミノ酸を含
み、310の位置(ここでは、 PN−1αのArgが
PN−IβのThr−Glyと置き換わっている)だけ
が違う。両方ともMetで始まる19アミノ酸シグナル
を有する。このN末端の位置は、配列決定された本来の
タンパクから推定され、それは、かなり確実に正しいと
思われる。しかしながら、違うプロセッシング部位(1
つまたは複数)も有用であり得る可能性は、少しある。
C,JIL;1汰 細胞を形質転換すること、ベクターを構築すること、メ
ツセンジャーRNAを抽出すること、 cDNAライフ
゛ラリ−を8用型すること、などに用いられるほとんど
の技術は、当該分野において広〈実施されており、また
ほとんどの従事者は、特定の条件や手段についての標準
的な原材料に精通している。
しかしながら3便宜上、以下の節はガイドラインとして
役立つであろう。
C11,主および ′配置 原核細胞系および真核細胞系の両方の系は2本発明のP
N−1をコードする配列の発現に用いられ得る。もちろ
ん、原核細胞宿主が、クローニング手段として最も好都
合である。最もよく用いられる原核細胞は工1之ヱ 2
i(E、  coli)の種々の株に代表される。しか
し、他の微生物株もまた用いられ得る。この宿主と和合
可能な種に由来の複製部位2選択マーカーおよび制御配
列を含むプラスミドベクターが用いられる。例えば、エ
セリ之ヱ ユニは、典型的には、 pBR322,(こ
れは工セリシア ユニ種からポリバールらによって得ら
れたプラスミド(Bolivar、 et al、 G
ene (1977)2 : 95)である)の誘導体
を用いて、形質転換される。pBR322は、アンピシ
リンおよびテトラサイクリン耐性のための遺伝子を含む
。それゆえ、これは、所望のベクターを構築する際に、
保持されるかまたは破壊され得る多様な選択可能マーカ
ーとなる。通常用いられる原核細胞の制御配列(これは
転写開始のためのプロモーターを、必要に応じてオペレ
ーター、リボゾーム結合部位配列とともに含むように、
ここで定義されている)は、β−ラクタマーゼ(ペニシ
リナーゼ)とラクトース(Iac)とのプロモーター系
(Chang、 at al+ Nature(197
7) 198 : 1056)、  トリプトファン(
trp)プロモーター系(Goeddel、 et a
l、 Nucleic Ac1ds Re5(1980
) 8 : 4057)、およびラムダ由来のPLプロ
モーターおよびN遺伝子リボゾーム結合部位(Shim
atake。
et al、  Nature (1981) 292
 : 128)のような通常用いられるプロモーターを
含む。
バクテリアに加えて、酵母のような真核微生物もまた。
宿主として用いられ得る。研究室用の株サツカロマイセ
ス セレビシェ(Saccharom cescere
visiae)  (パン酵母)がもっともよく用いら
れる。しかし、他の多くの株や種も通常利用可能である
。ベクターとしては1例えば、 Broach、 J。
Roの2μ複製オリジン(Meth Enz (198
3) 101 :307) 、または酵母に和合可能な
複製オリジン(例えば、 Stinchcomb、 e
t al、  Nature (1979) 282 
:39、 Tschumper、 G、、 et al
、 Gene (1980) 10 : 157および
C1arke、 L、 et al、  Meth E
nz (1983) 10し:300を参照)を用いる
ベクターが使用可能である。
酵母ベクターのための制御配列には9解糖酵素の合成の
ためのプロモーター(tress、 et al、  
J Adv且互匹」皿(1968) 7 : 149+
 Ho1land、 et al。
Biochemistr  (1978) 17 : 
4900)が含まれる。当該分野で公知の付加的なプロ
モーターとしては。
3−ホスホグリセレートキナーゼのプロモーター(t(
itzeman、 et at、  J Biol C
hem (1980) 255 :2073 )が含ま
れる。他のプロモーター(これらは。
生育状態および/または遺伝的背景によって転写が制御
されるといった付加的利点を有する)は。
アルコールデヒドロゲナーゼ2.イソチトクロームC2
酸性ホスフアターゼ、窒素代謝に関連する分解酵素、ア
ルファ因子系、およびマルトースやガラクトース資化に
関与する酵素、に対するプロモーター領域にある。ター
ミネータ−配列としては、また、このコード配列の3゛
末端が望ましいと考えられる。このようなターミネータ
−は、酵母由来の遺伝子中における。このコード配列に
続く3”非翻訳領域に見い出される。
もちろん、真核宿主細胞の培養物中にてポリペプチドを
コードする遺伝子(これは多細胞生物の組織に由来する
)を発現させることも可能である。
例えば、八xelら、米国特許第4,339,216を
参照せよ。これらの系は、イントロンをスプライスでき
るという付加的な利点を有し、それゆえ、ゲノム断片を
発現させるべく直接用いられ得る。有用な宿主細胞系に
は、 VHRO細胞およびII e L a細胞、そし
てチャイニーズハムスター卵巣(CIIO)Ill胞が
含まれる。このような細胞のための発現ベクターには。
哺乳動物細胞と和合可能なプロモーターおよび制御配列
、シミアンウィルス40 (Simian Virus
 40+SV 40)からの通常用いられる初期プロモ
ーターおよび後期プロモーター(Fiers、 et 
at、 Nature (1978) 273 : 1
13)、 または他のウィルスプロモーターが含まれる
。他のウィルスプロモーターには。
例えば、ポリオーマウィルス、アデノウィルス2(Ad
enovirus 2 ) + ウシ乳頭腫ウィルスま
たはトリ肉腫ウィルスに由来のウィルスがある。制御可
能なプロモーターhMTII (Karin、 Ll 
et al、 Nature(1982) 2敦: 7
97−802)もまた用いられ得る。哺乳動物の細胞宿
主系の形質転換についての一般的な局面は、 Axel
 (前出)によって記述されている。
最適な発現には、“エンハンサ−′′領領域重要である
こともまた。現在明らかである。これらの領域は、一般
に、非コードDNAjI域において、プロモーターの上
流側あるいは下流側に見出される配列である。もし必要
であれば、複製のオリジンがウィルス源から得られる。
しかしながら、この染色体への組込みは、真核生物での
DNA複製と共通の機構である。
C020皿互伝■ 用いられる宿主細胞に依存して、形質転換は。
このような細胞に適する標準的な方法を用いて行われる
。Cohen、 S、N、により記述されるような塩化
カルシウムを使用するカルシウム処理法(Cohen。
S、N、、 Proc Natl Acad Sci 
(USA) (1972) 69 : 2110)また
は、 M31iatis+  ら、 Mo1ecula
r C1onin  : ALaborator  M
anual (19B2) Co1d Spring 
HarborPress+ p、254やHanaha
n+ o、、 J Mol Biol (1983)皿
: 557−580に記述されるRbC1z法は、原核
生物細胞、または堅固な細胞壁の障壁を含む他の細胞に
用いられ得る。このような細胞壁をもたない哺乳動物細
胞には、 GrahamおよびVan der Eb。
n皿且■(1978) 52 : 546のリン酸カル
シウム沈澱法や、必要に応じて、 Wigler、 M
、、  ら、超旦(1979) 16 : 777−7
85によるその改変法が用いられ得る。酵母への形質転
換は、 Beggs+ J−D−+の方法(Natur
e (1978) 275 : 104−109)また
は旧nnen。
A、、らの方法(Proc Natl Acad Sc
i (USA) (1978)751929 )に従っ
て行われ得る。
C03,丘え叉二盪築 所望のコード配列および制御配列を含む適当なベクター
の構築には、当該技術分野でよく知られている標準的な
連結方法および制限方法が使用される。単離されたプラ
スミド、  DNA配列または合成オリゴヌクレオチド
は、開裂され、仕立てられ。
所望の形状に再結合される。
このベクターを構成するDNA配列は、多数のソースか
ら入手可能である。バックボーンとなるベクターおよび
制御系は、構築の際に大部分の配列を使用する適当な“
宿主°°ベクターに2−船釣に見出される。典型的な配
列は上の0.1.に述べている。適当なコード配列のた
めに、最初の構築は、 cDNパライフ゛ラリ−または
ゲノムDNAライフ゛ラリ−から適当な配列を回収する
ことであり得、ふつうはそうである。しかしながら、こ
の配列が一旦現れると、この個々のヌクレオチド誘導体
から開始するインビトロでの全遺伝子を合成することが
できる。例えば、500〜1000bpの相当の長さの
遺伝子に対する全遺伝子配列は9個々のオーバーラツプ
している相補的なオリゴヌクレオチドを合成すること、
およびデオキシリボヌクレオチド三リン酸の存在下にて
DNAポリメラーゼを用いる一本鎖の標準的な非オーバ
ーラツプ部分を埋めること、により調製される。この方
法は、公知の配列のいくつかの遺伝子の構築に有効に用
いられている。例えば、 Edge、 M、 D、、N
ature (1981) 292 ニア56 ; N
ambajr、 K、 P、ら、 5cience (
198−I) 223 :1299 ; Jay、 I
Ernest、 J Biol CheIIl(198
−I) 259 :6311を参照せよ。
合成オリゴヌクレオチドは、 Edgeら、 Natu
re (前出)やDuckwor thら、 Nucl
eic Ac1ds Res (1981)β−: 1
691に記述のようなホスホトリエステル法。
または、 Beaucage、 S、L、、およびCa
ruthers+ M。
H,、Tet Letts (1981) 22:18
59およびMatjeuCC1+M、D、、およびCa
ruthers M、H,、J Am CheIIIS
oc(1981)103 : 3185に記述のような
ホスホラミダイト法のいずれかによって調製される。こ
のオリゴヌクレオチドは、商業的に入手可能な自動オリ
ゴヌクレオチド合成装置を用いて調製され得る。アニー
リングに先立って、または標識化のための一本鎖のキナ
ーゼ化は、50mM)リス(pH7,6) 、 10t
anHgc1z+ 5taMジチオトレイトール、  
1〜2mM ATP。
1.7pmol 1 ”P−ATP(2,9mC1/m
mole)、 0.1mMスペルミジン、 0.1mM
 EDTAの存在下にて、過剰量(例えば、  lnm
ol基質に対して約10ユニツトのポリヌクレオチドキ
ナーゼ)を用いて達成される。
所望のベクターの成分がいったん入手できると。
その成分は、標準的な制限手順および連結手順を用いて
切断され、また連結され得る。
部位特異的なりNA開裂は、当該技術分野で一般に知ら
れている条件下にて、および商業的に入手可能な制限酵
素の製造者により特定される事項に基づいて、適当な制
限酵素の処理により達成される。例えばNew Eng
land Biolabs、 Product Cat
alogを参照せよ。一般に、約1μgのプラスミドま
たはDN^配列は、約20μlの緩衝液中の1ユニツト
の酵素で切断される;ここでの実施例では、典型的には
、このDNA基質の完全な分解を保証するべく、過剰な
制限酵素が用いられる。約37°Cで約1〜2時間のイ
ンキュベーション時間が使用可能である。しかし、変動
は無視され得る。各インキュベーション後、フェノール
/クロロホルムで抽出スることにより、タンパクが除去
される。次いで。
このタンパクはエーテル抽出にかけられ、エタノールで
沈澱させることより、核酸が水性画分から除去され得る
。もし望むならば、開裂された断片の大きさによる選別
が、標準的な方法を用いるポリアクリルアミドゲルまた
はアガロースゲル電気泳動により達成され得る。大きさ
による選別の一般的な記述は、 Methods in
 Enz molo  (1980) 65 :499
−560に見出される。
制限酵素で開裂された断片は、50mM)リス(p)I
7.6) 、 50mM NaC1,6mM MgC1
g、  6mM DTTおよび0.1〜1.OmM d
NTP中で、 20〜25°Cで約15〜25分間のイ
ンキュベーション時間を用いて、4つのデオキシヌクレ
オチド三リン酸(dNTP’)存在下にて。
エセリシア ユfiDNAポリメラーゼ■の大きい断片
(クレノー)で処理することにより、平滑末端化され得
る。たとえ4つのdNTPが存在しても、クレノー断片
は、5”−末鎖突出部を満たすが、突き出た3′−本積
を削る。もし望むなら、この突出部の性質から指示され
る制限内で、 dNTPの1つだけあるいは選択された
dNTPを与えることにより2選択的な修復が達成され
得る。クレノー処理後、この混合物は、フェノール/ク
ロロホルムで抽出され、エタノールで沈殿される。S1
ヌクレアーゼまたはBAL−31を用いる適当な条件で
の処理により。
いずれの−本鎖部分も加水分解される。
以下の標準的な条件および温度下にて、15〜50μl
の容量で連結が行われる:この条件は1例えば、20m
Mトリス−11cI (pH7,5) 、 10mM 
MgCh、 10mM DTT、 33μg/InIB
SA、 10〜50mM NaC1,および40μM 
ATP、 0.01〜0.02 (Weiss)ユニッ
トT、 DNAリガーゼをO″Cにて(“粘性末端°”
連結)または1mM ATP、  0.3〜0.6 (
Weiss)ユニットT、 DNAリガーゼを14°C
にて(“平滑末端“連結)のいずれかである。分子間“
粘性末端”連結は、ふつうは。
33〜100μglrd全DNA濃度(5〜1001M
の全末端濃度)で行われる。分子間平滑末端連結は、1
μNの全末端濃度で達成される。
“ベクター断片”°を使用するベクター構築において、
5′リン酸塩を除去し、かつベクターの自己連結を妨げ
るために、このベクター断片は9通常。
細菌のアルカリホスファターゼ(13AP)または子牛
の腸のアルカリホスファターゼ(CIP)で処理される
。ベクター1μg当り約1ユニツトのBAPまたはCI
Pを用い、約10mM )リス−IC1,1mM ED
TA中にて、 pH8,60°Cで約1時間にわたり分
解が行われる。この核酸断片を回収するために、この調
製物は、フェノール/クロロホルムで抽出され、エタノ
ールで沈殿される。他方、追加の制限酵素分解および不
要な断片の分離によって2重に切断されたベクターでは
、再結合が妨げられ得る。
配列の修飾を必要とするcDNAまたはゲノムDNAに
由来のベクターの部分には、突然変異を導く部位特異的
なプライマーが用いられ得る( Z o 11 e r
 +M、J、およびSm1th、 M、  Nucle
ic Ac1ds Res (1982)10 : 6
4B?−6500およびAdelman、 J、P、ら
韮(1983)2 : 183−193)。これは、制
限されるミスマツチや所望の変異の表出のため以外は、
突然変異され得る一本鎖ファージl1iNAに相補的な
プライマー合成オリゴヌクレオチドを用いて2行われる
。要約すれば、この合成オリゴヌクレオチドは、このフ
ァージと相補的な鎖の合成を行うためのプライマーとし
て用いられる。得られた一部または全部が二本鎖のDN
Aは、ファージを支持する宿主細菌中に形質転換される
。この形質転換された細菌の培養物は寒天上に置かれ、
このファージを含む1個の細胞からプラークを形成させ
る。
理論的には、新しいプラークの50%は一本鎖として変
異型を有するファージを含むだろう:50%1よオリジ
ナルな配列を有するだろう。キナーゼ化された合成プラ
イマーとのハイブリダイゼーション後、得られたプラー
クは、以下の洗浄温度で洗浄される。この洗浄温度では
、正確な適合による結合を可能にするが、オリジナル鎖
との不適合(ミスマツチ)があれば結合を妨害するよう
な十分な温度である。このプローブとハイブリダイズさ
れるプラークは2次いで1選択され9培養され。
そしてDNAが回収される。
C14,構築■鑑皿 ベクターの構築の確認のため、または他の配列化のため
に、  DNAがまず増幅され単離される。この単離さ
れたDNAは、制限酵素で分析され、および/または以
下のダイデオキシヌクレオチド法により、配列決定され
る。この方法とは、 Messingら Nuclei
c Ac1ds Res (1981) 9 :309
によってさらに記述されたSanger、 Fら、 P
roc Natl AcadSci (USA) (1
977)  74 : 5463の方法またはMaxa
mら、 Methods in Enz mono  
 (1980)  65 : 499の方法である。
(以下余白) (実施例) 以下の実施例は9例証を目的とし1本発明を限定するも
のではない。ある局面では、この実施例は、所望cDN
A配列を検索する方法を詳細に述べる。
しかしながら、この過程は、繰り返される必要はない。
このPN−IαクローンおよびPN−Iβクローン中へ
の挿入物のコード領域のための完全なりNA配列を、第
3図および第4図に示す。標準的な合成方法は、これら
正確な配列、または交互のコドンを使用する等価で縮重
した配列のいずれかを構築するべく用いられ得る。この
長さのDNA配列の合成は、現在、技術的にほぼ型には
まっている。例えば、 Edgeら、 Nature 
(1981) 292 : 756を参照せよ。さらに
、 1986年6月4日に、出願人は、メリーランド州
、ロックウィルのアメリカン タイプ カルチャー コ
レクションに、 ATCCNo、 40238を有する
λg tlOファージのPN−18クローンを寄託して
いる。これは、 PN−1αのための、適切なコード配
列を含む。このコード配列は、生体物質から出発して操
作され得る。このPN−Iβ配列は1部位特異的な突然
変異誘発を用いて容易に得られうる。
PN−1は、 5cott、 R,W、 +ら、 J 
Biol Chem (1985)(前出)に記述のよ
うに、無血清条件下の培地から調製された。要約すると
、この回収された培地は、45μミリポアフィルタ−を
通して濾ゝ過され。
そしてこのタンパクは、アミコンホロー繊維濾過により
、濃縮された。単一の312の微粒子担体培養物から濃
縮した培地は、  0.7X30cmのヘパリン−アガ
ロースカラムに通して、リン酸塩緩衝液中の0.3M塩
化ナトリ゛ウム中であらかじめ平衡化し、リン酸塩緩衝
液中の1.0Mの塩化ナトリウムで溶出′した。ここで
、リン酸塩緩衝液は、ともに0.02%のアジ化ナトリ
ウムを含んでいた。溶出物が、 0.55−0.6M塩
化ナトリウム中で得られた。このPN−Iを含む両分は
、透析により濃縮され2次いで、  0.5M塩化ナト
リウムを含むカラム緩衝液に1dあたり1〜2mgPN
−1を透析させることにより、ゲル濾過クロマトグラフ
ィーにかけた。そして、この両分をlX60cmのBt
o−Gel P−100(Bio−Rad 100−2
00メツシユ)カラムに適用し、そしてカラム緩衝液で
溶出させた。このピークの両分を、1m2まで濃縮し、
そして−80°Cで貯蔵した。このアミノ酸配列および
糖成分を、この精製された物質で決定した。
最初の34アミノ酸に対するN末端アミノ酸配列を、上
に述べた結果を用いて決定した。
人の***繊維芽細胞を30X 150mmフラスコ中に
て、 5cott、 R,W、、  J Biol C
hem (1983) 258:10439に記述のよ
うに、集合体にまで成長させたところ。
約1〜2X101′細胞が得られた。収穫する24時間
前に、細胞を再び加えて、 PN−I mRNAの生産
物を刺激するようにした。この細胞を水冷中で収穫し。
そしてリン酸塩緩衝化生理食塩水(PBS)で2回洗浄
した。この細胞ペレットを回収し、 20mMのバナジ
ルコンプレックスおよび0.2%Non1det P−
40洗浄剤を含む緩衝液中でホモジナイズし1次いで。
14000rpmで10分間遠心分離した。RNAを、
フェノール/クロロホルム抽出によりこの上清みから調
製した。得られた全12NAを、 mRNAを得るため
に。
オリゴ−dTアフィニティークロマトグラフィーにかけ
た。
この単離したメツセンジャーをゲル分割し、そして第1
図aに示す配列を有する24種類の14量体の混合物で
プローブ化した。これは、決定されたN末端配列の20
〜24アミノ酸をコードしている縮重した逆の相補性の
DNAを表す。そのプローブは。
長さにおいて、約2500〜2700ヌクレオチドのm
RNAにハイブリダイズする。
次いで、全mRNAの調製物を、λgtlo中にてcD
NAライブラリーを調製するための鋳型として用いた。
このことは、 l1uynh+ T、V−+ら、 DN
A C1onin二国吐−ni ues−戦Pract
ical A  roach (198−I)+ Gl
over+D、、 ed、IRL、 0xfordに充
分に記述されている。
しかし、 Gubler、 V、+  ら、 Gene
 (1983) 25 :263−269の方法に従っ
て行われる第2番目の鎖の合成を用いてなされる。得ら
れたcDNAを、  EcoRIで切1析し、そしてλ
gtlOのEcoR1部位に、 Ifuynh ら(前
述)により記述されるように、挿入した。数百万のファ
ージプラークを得、そして3枚のフィルターリフトを調
製した。プラークを、上記14遺体の5゛末端を32P
−ATPで標識した混合物を用いて。
中程度の厳密な条件下で(6X5SC,30°C)、二
度スクリーニングにかけた。これにより、多数の陽性ク
ローンを得た。
選びとられそして培養された60クローンのうち。
48クローンもまた。第1図すに示される36ヌクレオ
チドオリゴマーの配列に対し、同等に厳重な条件下でハ
イブリダイズさせた。このオリゴマーの配列は、アミノ
酸14〜25に基づいて示される共通配列、つまり本来
のタンパク中で決定された配列であった。
これら48クローンのうちの15クローンは、完全な配
列をコードするのに充分な長さのmRNAから予期され
る大きさに近かった。これらは、大きさによって2つの
組(2000bpと3000bp )に分かれた。
3000bpのあるクローンは、 PN−18と命名さ
れ、そして2000bpのあるクローンはPN−33と
命名された。
これらのクローンは、類似のコード配列を有する。
PN−5,PN−8およびPN−11と命名されたクロ
ーンは。
PN−18と同じコード配列を有する。 PN−9クロ
ーンは、 PN−33に含まれる少し異なったコード配
列を有する。制限地図により、これらのクローンが。
遺伝子の5′末端を含むことが示される:これらの地図
を、第2図に示す。
r’N−18を5au3AIで制限し、そしてM13(
7)Bamll1部位にクローニングした。正しいcD
NAの存在を確認するために、得られたM13サブクロ
ーンを14量体混合物でスクリーニングした。また、 
55bpの断片を配列決定し、そして本来のタンパクの
17〜34アミノ酸をコードする正しい配列を含むこと
が見出された。
上の15クローンのうちの13クローンが、 14ff
1体プローブにハイブリダイズし、そしてこの遺伝子の
5゛部分をコードすると思われる75obpのEcoR
I−BglI[断片を含んでいた。この分節を配列決定
した。この決定された配列は、上の55bpの5au3
旧断片、および、上で決定されたN末端配列のコドンを
含む。さらに、  ATGの後方に伸長した。19アミ
ノ酸のシグナル配列に対するコドンを含む。
PN−1αに対する完全なコード配列は、 PN−18
に含まれていた。そして、推定されるアミノ酸配列を第
3図に示す。この最初の19のコード化アミノ酸は、推
定されるシグナル配列であり、そして20位のセリンで
始まる推定される成熟タンパクの最初の34アミノ酸は
1本来のタンパクのN末端に完全に一致する。PN−1
8は、アメリカンタイプカルチャーコレクションに寄託
され、そしてATCC40238という受は入れ番号を
有する。
PN−1産物を用いたPN−18の同定′を、第5図に
示すように、ノーザンプロットによって実証した。
PN4Bから得た55bpの5au3AI断片を標識化
し、そして人の***繊維芽細胞、およびPN−1の産生
能力のないいくつかの他の細胞系から得たmRNAの配
列決定をするために用いた。このプローブは、 PN−
1を生産する細胞からの約2.8kbのmRNAにのみ
、ハイブリダイズする。
PN−IβをコードするDNAを含むPN−33クロー
ンもまた。そのコード領域について完全に配列決定がな
され、その結果を、推定されるアミノ酸配列とともに、
第4図に示す。PN−1αについては、最初の19のコ
ード化アミノ酸は、推定されるシグナル配列であり、そ
して20位のセリンで始まる成熟タンパクの最初の34
アミノ酸は2本来のタンパクのN末端に正確に一致する
。PN−Iβをコードする配列は、成熟タンパクの31
0位のコドンの後のグリシンに対応する付加コドンの包
含、およびその位置のアルギニン残基に対するスレオニ
ンの置換。
を除いて、 PN−Iαの配列とほとんど同一である。
それゆえ、成熟PN−1αは378アミノ酸を含む;成
熟PN−Iβは379アミノ酸を含む。
第3図および第4図に示されるPN−18およびPN−
33cDNAの完全な配列部分は、上のアミノ酸配列の
変換に対応するコドンを除いて、同一である。このこと
から、ヒトのゲノムライブラリーからPN−I遺。
伝子の一部分を回収するために、 PN−18をcDN
Aプローブとして用いることにより、 mRNAをスプ
ライシングする際に差があることが実証された。アミノ
酸に違い(この違いは、2つの隣接するエキソン間に存
在し、このエキーソンを分離しているイントロンにまで
続いている)がある領域について配列決定することによ
り、このスプライス部位に3bpの相違があることが確
認された。これらの結果は、第6図に示す。PN−1α
中のアルギニンに対する310位のコドンの始めにある
Aは、 PN−1βの310位コドン中の対応するAよ
りも1次のエクソンへさらに3bpだけ下流側にスプラ
イスされる。
PN−1αの前述のArg、およびPN−rβのThr
−Glyを含むこのコード領域にわたって設計されたプ
ローブは2人の***繊維芽細胞の調製物中のmRNAの
相対量、および対応するcDNAライブラリー中のcD
NAの相対量を算出するべく用いられた。これらのノー
ダンプロット法およびサチンプロット法の結果により、
それぞれ、2つのタンパクがおよそ等量で形成されるこ
とが示された。それゆえ、いずれの型が、“正常”であ
るのか優位であるのかが明らかでない。
このPN−IタンパクをコードするゲノムDNAは。
次のようにさらに研究された:SK肝癌細胞から単離さ
れたヒトDNへのサザンハイブリダイゼーション分析物
を、  Bgl II 、 l1indI[[、または
EcoRIで制限分析した。二重鎖サンプルの組をアガ
ロースゲル上で分離し、メンブランフィルタ−にエレク
トロプロットした。得られたプロットを 22pで標識
されたプローブにハイブリダイズした:このプローブは
、2kbのPN挿入物(PN−33)または5°末端か
らの650bpのBgl I[断片のいずれかである。
完全なPN−1プローブを用いて得られたハイブリダイ
ゼーションのパターンに基づき、このPN遺伝子を。
少なくとも20kbに及ぶように見積もった。期待され
たように、この5゛プローブは、 PN−Iの特異的断
片のサブセットにハイブリダイズされ、そして−本のバ
ンドだけが、各酵素分解に対して認められた。これらの
結果は、単一のPN−I遺伝子に合致する。
実施例2に記述の方法と同様の方法により、マウスの繊
維芽細胞から抽出したmRNAからλgtloに調製さ
れたcDN^ライブラリーを、 PN−18由来の55
bpの5au3AI断片を用いてスクリーニングする。
−このプローブにハイブリダイズするファージを1次い
で、取り出し、そして所望のマウスPN−I cDNA
を得るべ(クローニングする。
PN−33またはPN−18のEcoRIカセット由来
のコード配列を、 1987年2月4日出願の出願番号
がついていない出願(Docket No、 INVO
OIIP)に記述の増幅可能な宿主発現ベクターpsT
II−MDIにそれぞれ連結させた。このベクターは、
同じ受託者に委託され、その内容はここに示され、一部
再現されている。この増幅可能なりIIPR配列は、天
然のプロモーターの制御下にあり、そして肝炎表面抗原
の遺伝子の終結配列に続いている。完成したベクターで
は、二のI’N−I配列は、 SV40初期プロモータ
ーの制御下にあり、そしてまた肝炎表面抗原の終結配列
に続く。
PN−IαおよびPN−1βをコードするDNAを、 
tPA発現カセットの代わりに、宿主ベクターp S 
T II −M D IF中に、以下の3方向の連結を
用いて挿入した。この連結では、このコード配列の5”
末端および3”末端、および発現系の適当な部分を9分
離断片として挿入した。これらのベクター、  psN
cXH−dhfrおよびpSNβ1+−dhfrの構築
のために、実質的に同等の連結を行った。しかし、この
連結は適当な開始剤とともに達成された。
psNαll司hrやpNex a −HBV3’ R
1の構築のために。
肝炎の終結配列に続(遺伝子のC末端コード部分を含む
ベクターを、  BglIIおよびEcoRIで分解し
この発現系の3°末端を単離した。この発現系の5゛末
端を含むベクターpSV−Nex αをBglIIおよ
び5alIで分解し、ネキシン5”末端を含むベクタ一
部分を単離した。これらの断片を、3方向の連結にて。
この〇〇FR選択可能マーカーに連結し、  EcoR
I / Sal 1分解によってpsTII〜MDHか
ら切り取り9選択および増幅のためにエセリシア・コリ
に形質転換した。
所望の構築を示すプラスミドDNへ、 pSNαH−d
hfrを、成功した形質転換体から単離した。
全く同じ方法ではあるが、対応するPN−Iαを含むベ
クターの代わりにpNexβ−HBV3’RIおよびp
SV−Nexβを用いて、  pSNβH−dhfrを
構築した。
α型およびβ型の両方に共通のネキシン5゛末端に動作
可能に連結されたSV40初期プロモーターを含むベク
ターは、これらの構築物に共通である。
この中間物ベクター、 pSV−NexBal lを、
 PN−33,pUc18およびpsVorillBV
3’を用いて構築した。PN−1を含む挿入物を切り出
すために、 PN−33をEcoIIIで切断し、 B
a131で逆方向に切断した後、この^TG開始コドン
を通して、この5”末端を含む仕立てられたネキシン挿
入物を得るために、  5aclで分解した。l1in
c II /Sac Iで分解したpUC18ヘクター
断片にこの断片を連結して、 pUCNex−Bal 
Tを得た。pUCNex−BalIを旧ndnIおよび
5allで切断し、α型およびβ型に共通のネキシン5
゛末端断片を切り出した。
このホキシン5゛−末端断片は、所望のpSVNex−
Bal rを与えるべ(、ll1ndI[I/Sal 
Iで切断されたpSVori−+1BV3’ ベクター
断片(以下参照)に連結されている。
EcoRIおよび1lpalでPN−33を分解し、 
1650bp断片を単離し、そしてpUc−Nex3’
を得るへ< EcoRIおよびSma Iで分解された
pUc18中にその断片を連結することにより、3゛配
列を含む付加的ベクタ+、 psVNex3’1lBV
を構築した。ll1ndI[およびBamHTで分解し
、所望のpSVNex3’ HBVを得るべく l1i
nd m /BamHIで分解されたpSVori−)
IV3’ (以下参照)中に、ホキシン3゛末端を連結
することにより、肝炎終結配列とともにpUc−Nex
3”を供給した。
この2つの付加的な中間物ベクター、 pSVNexα
およびpSVNexβを、 PN−33またはPN−1
8(どちらか適当な物質)に由来の540bpの内部断
片およびpSVNex−Bat IやpSVNex3’
 HBVに由来の対応する5゛末端および3°末端を用
いて得た。各場合では、 pSVNex−Bal  I
をBglllおよびSal Iで分解し、 pSVNe
x3’ IIBVを旧ndn[および5allで分解し
、そしてPN−18由来のPN−Iαまたはl’N−3
3由来のPN−IβのBgl IF /旧nd m 5
40bp内部断片で3方向の連結方法により連結して、
それぞれpSVNexαおよびpSVNexβを得た。
このBam1l r /Sac 11分解pUc−HB
V3’中に、 pSVNex txまたはpSVNex
βのBgl U /Sac U挿入部分(どちらか適当
な物′ff)を挿入することにより1発現系の極端な3
′末端のHcoRI部位を配置するために、これらを修
飾した。得られたベクター、 pNexαII B V
 3°RIおよびpNexβIIBV3°R1を1次い
で、前述の構築に用いた。得られたベクター(psNI
I−dhfrと一般に呼ばれる)を第7図に示す。
このベクターを、−時的な発現のためにCO5−7細胞
中にトランスフェクトするか、またはD II F R
欠失C110細胞中にトランスフェクトし1次いでメト
トレキセートで増幅し、 PN−IαまたはPN−Iβ
の生産のために培養した。このPN−Iは、シグナル配
列がこの構築物中に保持され、かつ宿主細胞と和合可能
なので、この培地中に分泌される。
この形質転換された細胞の培地を、 Eaton、 D
、L。
ら、去」劇ユ」1Ld堕、(1983)旦7 : 17
5−185に記述のトロンビン結合性分析を用いて、 
PN−1生産に関して分析する。要約すれば、集合物の
細胞培養物とともに72時間にわたり前培養された無血
清培地を遠心にかけ、細胞破片を除去した。0.1βg
/mlで標識されたトロンビンC2’I−Th)を37
°Cで45分間この培地とインキュベートした。12J
−Th−PN複合体が分解しない条件下にて、 ”’I
−Th−PN複合体を7%ゲルを用いて5OS−アクリ
ルアミドゲル電気泳動により分析し、そしてPNおよび
ThがTh−PN複合体中で等モル量存在すると仮定し
て、ガンマシンチレーションカウンターで定量した。形
成された複合体は、 PN−1ウサギ抗血清を用いる免
疫沈降により、 PN−Iを含むことが確認された。
この分析の結果から、うまくトランスフェクトされたC
HO細胞またはCO57細胞により、 PN−1αまた
はPN−1βの生産がわかる。
追放 開用」用■盪築 pSVor 1HBV3°は、複製開始点、および肝炎
8表面抗原遺伝子に由来の3゛終結配列の上流側にある
SV40の初期プロモーターおよび後期プロモーターを
含む。この終結配列とこのプロモーターとの間には、外
来遺伝子の挿入部位がある。psVorit!BV3゜
をpML、 SV40およびIIBVから構築する。p
MLをEcoRIで分解し、クレノーで平滑末端にし2
次いで旧ndII[で分解する。エセリシア・コリの複
製開始点およびアンピシリン耐性遺伝子を含むベクター
断片を単離し、 SV40 (これは、 l1indI
IIおよび旧ncllによ−るSV40 ONAの分解
によって得られた)の複製開始点、および初期プロモー
ターと後期プロモーターとを含むこの単離された540
断片に連結した。得られたベクター(これはpSVor
iと命名された)を。
次いで表面抗原遺伝子の3゛終結配列を含むIIBV 
DNAのBam1l I /Bgl U分解から単離さ
れた585bp断片を導入するため、BamHIで分解
する。正確な方向を制限分析で確認する。旧ndlI[
およびBam1l Iの分解により、この正しいベクタ
ーから350bp断片が生じる。連結されて得られたベ
クター、 psVorillBV3’は、それゆえ、 
HBVターミネータ−の上流側に5v40プロモ一ター
配列および複製開始点配列を含み。
コード配列をプロモーターとターミネータ−との間にう
まく挿入させる。
バクテリア複製ベクター中にtp^遺伝子の仕立てられ
た上流部分を含むptpA−BAt、t7も調製した。
このtPA cDN^をPenn1ca、 D、ら N
ature (1983)301 :214−221に
記述されるように、 tPAに対し得られた全cDNA
配列の挿入物を含むバクテリアベクターpMoN−10
68から供給する。もちろん、このコード配列を含むバ
クテリア複製ベクターなら、いずれも同様に使用できる
だろう。以下で設計される制限部位は、 Nature
の参照文献に示されるtPA cDNAの開示された配
列に含まれている。このtPAをコードするcDNAを
切り取るために、まずPMON−10をBamtl I
で分解し2次いでBa1−31で分解してこの遺伝子の
各末端を削り取る。線状断片の長さおよび配列の分析か
ら、この断片の5′末端がATG開始コドンの17bp
以内であることが示されるまで、 BAL−31による
分解を続ける。削り取った正確な長さは。
この発現カセット内にて、このプロモーターから動作可
能な距離にATGを置くのに十分に短い距離の範囲内に
ある限り1重大ではない。実際、この断片において、約
10bpのATGからの5°末端の断片の分離が示され
ている。次いで、この選択された線状断片を5acl(
これは、 tPA遺伝子のコード配列の内側を切断する
)で分解した。そして得られた平滑末端/5acI断片
を単離した。これは。
この遺伝子の適切に仕立てられた5”末端を含み。
この中間物プラスミドptPA−BAL17を与えるべ
く。
Sac T / Hinc IIで分解されたpUc1
3に連結した。
pUc−DHFRを、 DHPRをコードする配列(こ
れは。
関連した制御配列をもたない)のためのクローニングベ
クターとして用いた。Fnu4111でpDHFR−1
1(Simonsen、 C,C,、et al、  
Proc Natl Acad 5ciUSA (19
83)  胆: 2495−2499)を分解し、クレ
ノーで平滑末端にし2次いで、  Bglllで分解し
て。
ここで述べたような660bpの断片を単離し、この断
片をpUc13に連結することにより、 pUC−DI
IFRを構築した。このpUc13は、 1IincI
IおよびBam1l Iで分解される。それゆえ、ρU
C−DHPRは、 DHI’Rに対する直接のクローニ
ングベクターを表す。このD 11 F Rは、上記の
tPA遺伝子の5′部分に対し記述されるptPA−B
AL17ベクターに類似している。
最後に、肺炎Bの表面抗原遺伝子に由来の終結配列に対
する分離のクローニングベクター、 pUC−11BV
3’を、上記のように、BamHIおよびBgl II
で11BV DNAを分解し、  585bp断片を単
離し、そしてBam1l fで分解したpUc13中に
この断片を連結することにより、構築した。
SV40プロモーターおよびIIBV終結配列の制御下
ニテ、tPAD−ド配列の全体を含むpsv−tPA1
7を。
11indIIIおよびBam1l Iで分解されたp
sVorillBV3’に由来のベクター断片の3方向
の連結物として調製した。これは、それゆえ、ベクター
配列を伴うプロモーターおよびターミネータ−を提供す
る; tPAの3′末端をpMON−1068のSac
 I /Bgl If分解により得た;このtPAコー
ド配列の仕立てられた5′部分を、 ptPA−BAL
17の旧nd III /Sac r分解物として得た
得られた連結混合物を、エセリシア・コリに形質転換し
、この形質転換体をアンピシリン耐性について選択し、
そして所望のpsv−tl’A17を含むプラスミドD
NAを単離した。
DHPR発現のための片方のベクター(これはpSV−
DIIFI?と命名された)もまた、3方向の連結方法
で得た。psVorillBV3’ の旧nd III
 / Bam1l I分解から得られたベクター断片を
、再び制御配列を供給するべく用いた。そしてこのD 
II P Rコード配列の5″部分および3”部分を、
それぞれ1lindlT[と5ack(一部)。
およびBgl IIとTaqI(一部)を用いたpUC
−DHr’Rの分解により、得た。この連結混合物を、
エセリシア・コリに形質転換し、アンピシリン耐性のあ
る形質転換体を選択し、そしてpSV−DIIPRと命
名されたプラスミドDNAを単離した。
このDIIPRコード配列の弱い発現系を含む単一のプ
ラスミドも調製した。このプラスミドp M D It
を。
pDR34のHcoRI/Taq I  (一部)分解
によるlkb断片、  EcoRI/Sal Iで分解
したpMLに由来のベクター断片、および5acl(一
部) /Sal Iで分解したpSV−DIIFRから
単離された遺伝子の3゛末端を用いて。
3方向の連結方法で得た。(このpDl?34ベクター
は、  Ga55er  c、s、l  et  al
、  Proc  Natl  Acad  Se4韮
(1982)頚: 6522−6526 (前出)に記
述され。
このベクターはそれ自身のプロモーターと連結されたマ
ウスDHFR遺伝子を含む)。得られたベクタ+、 p
MDl(は、このDHFR遺伝子がマウスDHr’Rプ
ロモーターの制御下にあること以外は、 pSV−DI
IPRに類似している。pMDH上に存在する弱い発現
カセットおよびpSV−tPA17上に存在する強い発
現カセットは、これらを混合して適当なりHFI?欠失
細胞に形質転換するように用いられるとき2本発明の発
現系の1実施態様を構成する。
最後に、単一のベクター上のtPAおよびDHFRの発
現カセットを含むpsTIl−MDHを、 pSV−t
PA17 、 pMDI(およびpUC−HBV3°の
適切に単離された断片の3方向での連結物として構築し
た。psv−LPA17をSac IIおよびSal 
Iで切断し、 pMDIIをEcoRIおよびSma 
1で、そしてpUC−1+BV3’をSac IIおよ
びEcoRIで切断した。
(発明の要約) 2つのわずかに異なるプロテアーゼ、ネキシン■型(P
N−IαおよびPN−1β)をコードするDNA区分節
は1診断および治療の用途のために、実用的なPN−1
9を供給するべく、クローン化され、そして発現される
。PN−1は、タンパク分解活性により媒介される状況
を制御する際に、有用なセリンプロテアーゼ阻害剤であ
る。
46 パ の〜 な云゛日 第1図aおよび第1図すは、 PN−Iクローンを同定
するために、以下の例示で用いた2つのプローブ混合物
の配列を示す。
第2図は、 I’N−9(PN−33が属するクラスの
代表物)およびPN−18と命名されたcDNAクロー
ンの制限地図を示す。そのうちの各々は、完全なPN−
1タンパクのコード配列を含む。
第3図は、 PN−18のコード領域のヌクレオチド配
列、およびPN−Iαの推定されたアミノ酸配列を示す
第4図は、 PN−33のコード領域のヌクレオチド配
列、およびPN−1βの推定されたアミノ酸配列を示す
第5図は、 PN−18の5au3AI断片をプローブ
として用いるいくつかの細胞系からのmRNA抽出物の
ノーザンプロットを示す。
第6図は、 PN〜■α型およびPN−1β型の生産を
説明するPN−1遺伝子のスプライス連結領域を示す。
第7図は2発現ベクター1)SNII−dhfrを示す
以下に本発明の図面をさらに補足的に説明する。
第1図a: プロテアーゼネキシンのアミノ酸残基20から24に規
定されるコドンを、このアミノ酸配列の下に示す。この
コード配列に逆の相補体として設計された14ff1体
の混合オリゴマーは、24種類の順列の混合物からなる
第1図b: プロテアーゼネキシンのアミノ酸残基14から25は、
36塩基オリゴマーを規定する最も明確なコード配列に
対応する。位置3.6.30および33での4つの混合
部位を有するコンセンサス36量体は、示されるような
残留の不確定塩基を指定するのにより好ましいコドンを
用いることにより、設計された。
第2図: cDNA挿入物PN18およびPN9の制限地図。PN
18は認められた典型的な3kd挿入物であり、他方P
N9は2kdサイズのクラスの代表的なものである。こ
のcDNAクローンの5゛末端および3”末端のEco
Rr部位は、このクローニング過程で用いられたEco
RIリンカ−に由来する。
第5図: RN^サンプルを変性させ、メチル水根アガロースゲル
で分画し、シーンスクリーンメンブランフィルタ−に電
気泳動的に移した。このPN−18プローブを、 ”l
’−dCTP存在下にて113クローンのブライマー伸
長により調製した。このRNAフィルターをホルムアミ
ド ハイプリダイゼーシジン緩衝液(50%ホルムアミ
ド、5XSSC,2Xデンハート、 20mMリン酸ナ
トリウム緩衝液(ptl 7.0) 、 0.2%SO
Sおよび100μg/戚酵母RNA )中で72×IQ
’ cpmの32pで標識したプローブと、42°Cで
36時間ハイブリダイズさせた。このフィルターを0.
2%SOSを含むzxssc中にて42°Cで洗浄し、
X線フィルムに感光させた。
レーン1)1μgヒト繊維芽細胞の非ポリA l1lN
A 。
レーン2)6μgヒト繊維芽細胞のポリ^+RNA 1
−23゜レーン3)8μgヒト繊維芽細胞のポリA” 
RNA 1−6゜レーン−I)8μgヒト293細胞ポ
リ^+RNA 。
レーン5)8μg骨髄黒色腫ポリ^” RN^。
レーン6)5μg SK肝炎非ポリA RNA 。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、哺乳類プロテアーゼネキシン I (PN− I )をコ
    ードする組換えDNAであって、該PN− I をコード
    するDNAと関連したもとのDNA配列を含まない組換
    えDNA。 2、酵素的に活性なPN− I をコードし、かつ30℃
    で6×SSCに相当する適度に厳密な条件下でPN−1
    8またはPN−33のDNA配列にハイブリダイズする
    DNAと縮重している特許請求の範囲第1項に記載のD
    NA。 3、第3図または第4図のヌクレオチド配列を有するか
    、またはこれらの図の成熟PN− I αまたはPN− I
    Bと縮重し、またはそれらの天然に存在する対立遺伝
    子変種と縮重している特許請求の範囲第1項に記載のD
    NA。 4、発現制御配列と動作可能に連結された特許請求の範
    囲第1項に記載のDNA。 5、組換え宿主細胞にトランスフェクトされた特許請求
    の範囲第1項に記載のDNA。 6、哺乳類プロテアーゼネキシン I (PN− I )をコ
    ードする組換えDNAであって、該PN− I をコード
    するDNAと関連したもとのDNA配列を含まない組換
    えDNAがトランスフェクトされた組換え宿主細胞を培
    養すること、 および該培養物からPN− I を回収すること、を包含
    するPN− I の調製方法。 7、哺乳類プロテアーゼネキシン I (PN− I )をコ
    ードする組換えDNAであって、該PN− I をコード
    するDNAと関連したもとのDNA配列を含まない組換
    えDNAがトランスフェクトされた組換え宿主細胞を培
    養すること、 および該培養物からPN− I を回収すること、を包含
    するPN− I の調製方法により調製されるプロテアー
    ゼネキシン I 。 8、通常、結合している不純物を含まず、グリコシル化
    されたとき43kdの分子量を有し、かつN−末端配列
    :【遺伝子配列があります】 を有し、そして重量で約2.3%のア ミノ糖、約1.1%の中性糖、および約3.0%のシア
    ル酸を含むプロテアーゼネキシン I 。 9、PN− I を含む培地を、固体支持体に結合したヘ
    パリンを用いるアフィニティークロマトグラフィーにか
    けること、次いでゲル濾過クロマトグラフィーを施すこ
    と、を包含する本来のPN− I の精製方法。 10、(a)哺乳類プロテアーゼネキシン I (PN−
    I )をコードする組換えDNAであって、該PN− I
    をコードするDNAと関連したもとのDNA配列を含
    まない組換えDNAがトランスフェクトされた組換え宿
    主細胞を培養すること、および該培養物からPN− I
    を回収すること、を包含するPN− I の調製方法、ま
    たは、 (b)PN− I を含む培地を、固体支持体に結合した
    ヘパリンを用いるアフィニティークロマトグラフィーに
    かけること、次いでゲル濾過クロマトグラフィーを施す
    こと、を包含する本来のPN− I の精製方法。 に従い調製されたPN− I と免疫反応性であり、そし
    て哺乳動物の免疫に応じて形成される抗体。
JP62139623A 1986-06-03 1987-06-03 組換え精製プロテア−ゼネキシン Pending JPH01104175A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62223194A (ja) * 1986-02-04 1987-10-01 インサイト ファーマスーティカルズ,インコーポレイティド 神経突起促進因子及びその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62223194A (ja) * 1986-02-04 1987-10-01 インサイト ファーマスーティカルズ,インコーポレイティド 神経突起促進因子及びその製造方法

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