JP7470225B2 - 化粧料塗布具 - Google Patents

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Description

本発明は化粧料塗布具に関し、例えば、アイライナー、アイブロウ等の塗布具において、合成樹脂製繊維からなる穂首を用いた化粧料塗布具に関する。
化粧用塗布具において、従来からノック式の繰り出し容器が採用されている。この従来のノック式繰り出し容器は、ボールペン同様のカム機構を利用し、ノック体、回転子、内筒にそれぞれカムを設けノックすることにより、スプリングによって後方に付勢された状態の回転子を連続的に回転させ、回転子の回転を外径部にネジ部(雄ネジ)を設けたネジ棒に伝える。このネジ棒は、軸本体に少なくとも回転方向に固定されたネジ体の内径部に設けられたネジ部(雄ネジ)と螺合しているため、ネジ棒の回転によりネジ体に対してネジ棒が前進し、内容物を繰り出すもの(カーンノック式と称される)が知られている(特許文献1乃至3参照)。
しかしながら、前記ノック式操出容器において、ネジ棒を前進させる方式のものでは、回転子の回転力をカム形状とスプリングの強さで決定し、内容物である液体化粧料の粘度が高い場合や軸本体とピストンの時間経過による貼り付き現象が起きてしまった場合等、回転動作が不能になることが考えられる。また、部品点数が多くなってしまい、細径化等の外観上の制限も出てしまう。
これに対し、本出願人は、特許文献4において、鋸状のカム歯を同一ピッチで形成した第1のカム面と第2のカム面とを備えた回転体を、鋸状のカム歯を同一ピッチで形成した第1の固定カムと第2の固定カムにより押圧、押圧解除を繰り返すことによって回転させ、その回転の力をネジ棒に伝えてピストンを前進させるノック式操出容器を提案している。このノック式操出容器によれば、ピストンの貼り付きによる回転動作不良防止及び部品点数削減を図ることができる。
特開昭60-116495号公報 特開平9-118095号公報 特開2002-068332号公報 特開2011-72488号公報
ところで、本出願人が特許文献4に開示したノック式操出容器の実施形態にあっては、先端の塗布体として、多数の繊維が束ねられ、先端が尖った筆先状の穂首を例に説明している。
特許文献4に記載しているように、従来のアイライナーやアイブロウ等の液体化粧料を塗布するための穂首としては、先端が尖った筆先状のものが一般的であった。
しかしながら、単に筆先状に形成された穂首に液体化粧料等の流動体を供給し、この穂首により塗布する場合、例えば眉や目元への化粧塗布において、穂先が細く尖っているため、細太の描き分けが容易ではないという課題があった。
また、重ね塗りをする場合、前塗り塗膜を筆先が掻き、滓状物が生じ易いという課題があった。
本発明は、前記した点に着目してなされたものであり、例えばノック式操出容器を有する化粧料塗布具において、描き分けが容易であり、重ね塗りの際、滓状物の生じにくい穂首を有する化粧料塗布具を提供することを目的とする。
前記した課題を解決するために、本発明に係る化粧料塗布具は、先端に塗布部を備え、収容部に収容された液体化粧料が、塗布部内に配置されたパイプを通り、前記塗布部を介して塗布される化粧料塗布具であって、前記塗布部の最先端部が該塗布部の軸線から外れた位置に配されるとともに、前記軸線に対する垂直線と塗布部の側部稜線の挟む角度θが10°~60°に形成され、前記塗布部の後端には円形のフランジ部が形成され、前記塗布部の収容部先端からの突出長さが5~8mmであり、前記塗布部の収容部先端開口部の長径Y、短径Xの比がY:X=1.3~2:1であるとともに、前記塗布部の最先端部から変形荷重0.01Nの塗布面積Aと変形荷重0.1Nでの塗布面積Bとした時、A<B<3Aを満たすことを特徴としている。
このように本発明の構成によれば、多数の細繊維を束ねた塗布体の先端を軸線に対する垂直線と塗布部の側部稜線の挟む角度θが10°~60°に形成され、前記塗布部の後端には円形のフランジ部が形成され、前記塗布部の収容部先端からの突出長さが5~8mmであり、前記塗布部の収容部先端開口部の長径Y、短径Xの比がY:X=1.3~2:1であるとともに、前記塗布部の最先端部から変形荷重0.01Nの塗布面積Aと変形荷重0.1Nでの塗布面積Bとした時、A<B<3Aであることにより、液体化粧料の塗布、具体的には、アイライナーやアイブロウで線引きや、細太線の描き分けなどを容易なものとすることができる。
ここで、軸本体後端部のノック操作による押圧の力を回転の力に変換するノック機構部と、軸本体に固定したネジ体と、ネジ体に螺合させたネジ棒とを有し、そのノック機構部が変換した回転の力でネジ棒を回転させることによってネジ体を介して該ネジ棒を前進させて前記内容物を繰り出すことが望ましい。
また、前記塗布部は、抗菌剤を含むことが望ましい。
更に、前記塗布部は、直径0.10mmの繊維を60~95%、直径0.15mmの繊維を5~40%配合されていることが望ましい。
また、前記塗布部は複数の繊維を束ねた繊維結束体からなり、各繊維の先端部が曲率を有することが望ましい。
繊維の先端部が曲率を有するとは、鋭利な部分がないことを意味し、それにより塗布でのソフト感を得ることができる。
また、前記塗布部は複数の繊維を束ねた繊維結束体からなり、塗布部の側部稜線に対する、各繊維の先端のばらつきが1mmの範囲内にあることが望ましい。
このように、各繊維の先端のばらつきが1mmの範囲内にあることにより、穂首22の側部稜線が直線状となり、使用時の力加減で線幅を任意に調整し易くなるため、好ましい。
更に、前記塗布部は、外径の小さい複数の繊維と、外径の大きい繊維を束ねた繊維結束体からなり、前記外径の小さい繊維が、前記外径の大きい繊維よりも多く配合されていることが望ましい。
このように、塗布部において外径の小さい繊維を、前記外径の大きい繊維よりも多く配合することにより、好適なしなやかさを得ることができ、重ね塗りをする際の滓状物の発生等を防止することができる。
また、前記液体化粧料の粘度は、1.5mPa・s~70mPa・sの範囲内であり、塗布流量が1~5mg/mであることが望ましい。
本発明によれば、例えばノック式操出容器を有する化粧料塗布具において、描き分けが容易であり、重ね塗りの際、滓状物の生じにくい穂首を有する化粧料塗布具を提供することができる。
図1は、本発明に係る化粧料塗布具のキャップを外した状態の斜視図である。 図2(a)は、図1の化粧料塗布具にキャップを被せた状態の正面図であり、図2(b)は、その断面図である。 図3は、図2(b)の状態から栓体を外した状態の断面図である。 図4は、塗布部となる穂首を拡大して示す側面図である。 図5は、栓体の斜視図である。 図6(a)は、穂首部材をその後側からみた斜視図、図6(b)は、穂首部材をその先端側からみた斜視図、図6(c)は、穂首部材の側面図、図6(d)は、穂首部材の平面図である。 図7(a)は、本発明に係る化粧料塗布具のキャップの斜視図であり、図7(b)は、断面図である。 図8(a)は、図7のキャップ内に収容されたインナーキャップを後方側からみた斜視図であり、図8(b)は前方側からみた斜視図である。 図9(a)は、図5とは異なる他例の栓体の斜視図であり、図9(b)は異なる方向からみた斜視図である。 図10は、塗布部の変形量を示す評価方法の一例である。 図11は、塗布部を構成する繊維の例を示す図である。 図12は、塗布部の側部稜線に対する繊維のばらつきを示す図である。 図13は、化粧料塗布具のキャップの正面図である。 図14は、化粧料塗布具のキャップの左側面図である。 図15は、化粧料塗布具のキャップの平面図、 図16は、化粧料塗布具のキャップの底面図である。 図17は、化粧料塗布具のキャップの平面側斜視図、 図18は、化粧料塗布具のキャップの底面側斜視図である。 図19は、図13に示した化粧料塗布具のキャップの断面図である。
以下、本発明に係る化粧料塗布具の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は、本発明に係る化粧料塗布具のキャップを外した状態の斜視図である。図2(a)は、図1の化粧料塗布具にキャップを被せた状態の正面図であり、図2(b)は、その断面図である。また、図3は、図2(b)の状態から栓体を外した状態の断面図である。
図2(b)に示すように、化粧料塗布具1は、軸本体10後端部に配設された天冠12を軸方向前方に押圧することにより収容部24内の内容物(液体化粧料)を繰り出すことが可能な容器である。より具体的には、使用者のノック操作による天冠12の押圧の力を回転の力に変換するノック機構部Kと、軸本体10に固定したネジ体28と、ネジ体28に螺合させたネジ棒30とを有し、そのノック機構部Kが変換した回転の力でネジ棒30を回転させることによってネジ体28を介して該ネジ棒30を前進させて前記内容物を繰り出すものである。
前記化粧料塗布具1において、軸本体10の前端部10aには、継手14、パイプ継手16、パイプ18、先軸20、穂首22が取り付けられ、軸本体10内の内容物(液体化粧料)の収容部24から繰り出された内容物はパイプ18を通り穂首22に吐出される。また、使用後にキャップ26を装着できるよう形成されている。
尚、符号24aは、収容部24内の内容物を往復動によって攪拌する攪拌ボール、26aはインナーキャップ、26bはインナーキャップ後方付勢用のスプリング、栓体27は未使用時における内容物のパイプ18以降への流通を閉鎖する栓体である。パイプ18後端部には、未使用時ではシールボール24bが継手14の内径部に密着してパイプ18内に内容物が流れ込まないようになっており、一方、使用時は、栓体27を軸本体10から引き抜き、先軸20を後端側に押し込むことにより、シールボール24bが継手14の内径部から外され、内容物がパイプ18内に流入し、塗布することができる。
キャップ26は、図7(a)の斜視図に示すように筒状の外キャップ26cの外面に表面に未使用時における転がり防止用の突起26c1が形成されている。前記突起26c1は開口端部から長さ3~10mm、幅1~3mm、高さ0.3~1mmとすることで転がり防止の機能と意匠性の両立を得ることができる。また前記突起26c1は実施形態(図7(a))では等間隔に二箇所形成されているが、少なくとも一箇所以上形成されていればよい。
また、図7(b)の断面図に示すように、キャップ26(外キャップ26c)の内部には、スプリング26bと、このスプリング26bからの付勢力を受けつつキャップ26内に嵌められたインナーキャップ26aとが設けられる。
インナーキャップ26aは、図8(a)、(b)に示されているように、未使用時に穂首が収容される収容部26a1と、インナーキャップ後方付勢用のスプリング26bのスプリング受け面26a2と、断面が十字状に形成された柱部26a3とからなる。柱部26a3を設けることにより、インナーキャップ26aを前方に押し込みすぎた際の外キャップ26cとの食いつき防止の効果が得られる。柱部26a3の断面は、円形や四角形状等でもよいが、外キャップ26cとの当接で座屈を防ぐために図示するような十字状に形成することが好ましい。
尚、栓体27は、図1、図5に示すように、つまみ部分27aが大きく形成され、そこに矢印が記されている。この矢印は、正しい引き抜き方向を視覚的に明確に示すために設けられている。即ち使用者は、矢印の方向に栓体27を引張り、これを軸本体10から正しく引き抜くことで不良発生することなく使用することができる。
また、図9に他例を示す栓体27のように肉厚部27bを形成することで、引っ張る際のつまみ部分27aのねじ切りを防ぐことができる。
また、図4は、塗布部となる穂首を拡大して示す側面図であり、図6は、塗布部となる穂首22の拡大図である。図6(a)は、穂首22をその後側からみた斜視図、図6(b)は、穂首22をその先端側からみた斜視図、図6(c)は、穂首22の側面図、図6(d)は、穂首22の平面図である。
これらに図示する穂首22は、所定長さの合成樹脂製繊維の一端部を結束一体化した繊維結束体からなり、穂首先端側に行くにしたがって徐々に細くなるテーパ形状に形成されている。より具体的には、使用する合成樹脂製繊維は、外径の異なる繊維を組み合わせて繊維結束体を形成し(例えば直径0.10mmの繊維を60%、直径0.15mmの繊維を40%で配合)、それをカットして図4、図6に示す形状となされている。
前記穂首22の最先端部22aが穂首22の軸線23から外れた位置に配されるとともに、前記軸線23を挟んで前記最先端部22aの反対側に位置する端部22bと前記最先端部22aとを結ぶ側部稜線22cを有する。
前記側部稜線22cは、穂首22の軸線23に対する垂直線と塗布部の側部稜線の挟む角度θが10°~60°、より好ましくは30°~50°に形成され、前記塗布部の後端には先軸に取り付けるための円形のフランジ部22dが熱融着によって形成される。また、熱融着の安定性と、描き分けと重ね塗りの容易性から合成樹脂製繊維は300~1500本とすることが好ましい。
また、図4に示すように、前記塗布部の収容部先端からの突出長さLが5~8mmに形成されている。また、図6(c)に示すように、前記塗布部の収容部先端開口部の長径Y、短径Xの比がY:X=1.3~2:1に形成されている。
更に、前記塗布部の最先端部から変形荷重0.01Nの塗布面積Aと変形荷重0.1Nでの塗布面積Bとした時、A<B<3Aとなるように形成されている。
ところで、前記穂首22を形成する合成樹脂製繊維22Aとしては、図11(a)に示すように円柱状のストレート繊維22Aaを用いることができる。また、図11(b)に示すように、先端に向かうにしたがって径が徐々に小さく形成され、先端部に先細りのテーパ面22Ab1が形成されたテーパ繊維22Abを用いることができる。このテーパ繊維22Abのテーパ面22Ab1長さlは、合成樹脂製繊維の先端から0.5~15mmの範囲に形成されている。
更に、図11(a)に示す円柱状のストレート繊維22Aaと、図11(b)に示すテーパ繊維22Abを混合して用いても良い。
このテーパ繊維22Abを得るためのテーパ化処理は、具体的には、合成樹脂製繊維に対して溶解性、あるいは膨潤性の処理液を用いて、合成樹脂製繊維を膨潤させながら研磨摺擦しながら行われる。
そして、このようにして得られたテーパ繊維22Abの繊維束、あるいはテーパ繊維22Abとストレート繊維22Aaとを混合した繊維束を、穂首22の軸線23に対する垂直線と塗布部の側部稜線の挟む角度θが10°~60°になるように斜めに揃え、その後、合成樹脂製繊維の一端部を結束一体化(フランジ部22dを形成)して繊維結束体を形成しても良い。
このように、テーパ繊維22Abを含む繊維結束体によって、繊維結束体の下方に行くほど腰の強さ(曲げ強度)を強くすることができ、使用感を向上させることができる。
例えば、マスカラを塗布する際、テーパ繊維22Abの先端部がまつ毛の間に入り込み易くなされている。また、テーパ面22Ab1、さらには直胴部22Ab2にかけて下方側に行くほど腰の強さ(曲げ強度)を強くすることができるため、まつ毛のコシに負ける事なく、まつ毛一本ずつの間に繊維が入り易くなり、まつ毛1本ずつに対して液を綺麗に塗ることができ、塗布後に上まつ毛を押し上げ、下まつ毛を押し下げるなど、両まつ毛をしっかりとカールする事も可能となる。さらには、テーパ繊維で先端が細くなっている事で、まつ毛の根元や肌に対して、肌あたりが良いのに加えて、液の塗り過ぎを抑制できる。
特に、前記テーパ繊維22Abは、合成樹脂製繊維に対して溶解性、あるいは膨潤性の処理液を用いて、合成樹脂製繊維を膨潤させながら研磨摺擦しながら形成されるため、テーパ繊維22Abの先端部は、曲面(曲率)を有する。曲面(曲率)の形成により鋭利な部分がないため、ソフト感を得ることができる。
尚、前記したように、テーパ繊維22Abを形成する際、先端部には曲面(曲率)が形成されるが、テーパ面22Ab1を形成することなく、前記溶解性あるいは膨潤性の処理液に繊維を浸漬し、先端部に曲面(曲率)のみを形成しても良い。
ここで、先端部に曲面(曲率)を有する繊維とは、先端部に加工が施された鋭利な部分がない繊維であることを意味する。
また、穂首22の塗布液を含まない乾燥重量を0.03~0.1gとすることがよい。また、図4、図6(c)に示すように、穂首22の先端からの突出長さL分の後方(塗布部の収容部先端開口部)の断面積の長径Y:短径Xの比を1.3~2:1とし、先端面積Aを2~4mmとすることがよい。この先端面積Aを2~4mmとすることにより、穂首22に0.01N荷重を加えた際の接触面積Aを2~4mmとすることができる(先端面積Aと穂首22に0.01N荷重を加えた際の接触面積Aは略同等とみなすことができる)。
それにより、穂先が不必要に接着することがなく、細太の描き分けを容易なものとすることができる。
また、前記穂首22は、外径の小さい複数の繊維と、外径の大きい繊維を束ねた繊維結束体からなり、前記外径の小さい繊維が、前記外径の大きい繊維よりも多く配合されていることが望ましい。
例えば、直径0.10mmの繊維を60~95%、直径0.15mmの繊維を5~40%で配合することで、穂首22にしなやかさが生まれ、重ね塗りの際に滓状物の発生等を防止することができる。
また、図12に示すように、塗布部22の側部稜線22cに対する、短い繊維の先端(図中のM1)と長い繊維の先端(図中のM2)のばらつきtが1mmの範囲内にあることが望ましい。
このように、各繊維の先端のばらつきが1mmの範囲内にあることにより、穂首22の側部稜線が直線状となり、使用時の力加減で線幅を任意に調整し易くなるため、好ましい。
また、穂首22は、抗菌剤を付与することができる。抗菌剤は穂首22の表面への被覆又は合成樹脂繊維内に混練する等により形成できる。具体的には、安息香酸およびその塩類、サリチル酸およびその塩類、ソルビン酸およびその塩類、デヒドロ酢酸およびその塩類、パラオキシ安息香酸エステルおよびそのナトリウム塩、フェノキシエタノール、トリクロロヒドロキシジフェニルエーテル、ラウリルジアミノエチルグリシンナトリウム、レゾルシン、イソプロピルメチルフェノール、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、オルトフェニルフェノール、オルトフェニルフェノールナトリウム、グルコン酸クロルヘキシジン、クレゾール、クロラミンT、クロルキシレノール、クロルフェネシン、クロルヘキシジン及びその塩、臭化アルキルイソキノリウム、チモール、ヒノキチオール、ピリチオン亜鉛、ポリアミノプロピルビグナイド、メチルイソチアゾリノン、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、感光素、イソプロピルメチルフェノール、及び、エチルヘキシルグリセリン、ペンタンジオール、ヘキサンジオールオクタンジオールなどのアルカンジオール、銀含有硝子粒子、亜鉛含有硝子粒子などが挙げられる。好ましくは液体化粧料へ又は唾液等への溶解度が低いもの、かつ、常温で固体のものが選ばれる。
液体化粧料への又は唾液等への溶解度が低ければ、対象に僅かずつ溶け出して本発明の効果を長期間維持することができる。また、常温で固体であれば長期に亘って塗膜あるいは抗菌層を維持することができる。驚くべきことに、常温で固体の抗菌剤はフィラメントへの付着性に優れており、かつ、フィラメントを屈曲させても付着したまま脱落しない密着性にも優れていた。このような抗菌剤として、特に、パラオキシ安息香酸エステルおよびそのナトリウム塩、クロルヘキシジン、銀含有硝子粒子及び亜鉛含有硝子粒子を挙げることができる。
これらの抗菌剤は有機溶剤などに希釈させて、この希釈液に上記のフィラメントあるいは穂筆を浸漬させ、抗菌剤のコートを行うことも出来る。この抗菌剤の濃度が高ければ高いほどフィラメント表面に隙間なく厚みを持ってコートが出来ることになるが、常温で固体の抗菌剤、例えばパラベン類の場合、希釈液の濃度が10重量%以上になると、コートした抗菌剤が僅かな力によって脱落してしまい、期待する抗菌効果が得られないことが多くなる。むしろ5重量%程度の濃度の方が結果的に良好な効能を発揮する。言うまでもないが、この濃度が低すぎ、例えば0.01重量%以下であるとフィラメント表面のコートは不十分なものとなり、こちらも期待する抗菌効果が得られないこととなる。
内容物は、少なくとも染料または無機顔料を液体化粧料全体の0.001~30.0質量%と、分散剤と、被膜形成剤を固形分換算で液体化粧料全体の5~35質量%と、防腐剤と、アルカンジオールと、水とを含む液体化粧料である。また、前記被膜形成剤が、アクリル酸、メタクリル酸、又はそれらの(C1~C4及びC8)アルキルエステル、又はスチレンのうちから選択される1種または2種以上の化合物を原料モノマーとする単独重合体若しくは共重合体のエマルジョンの液体化粧料である。
また、前記無機顔料としては、カーボンブラックや、ベンガラ(酸化鉄赤)、黒酸化鉄、黄酸化鉄等の酸化鉄顔料や、群青、チタンブラック、コンジョウ、酸化チタン等の顔料が好適に使用できる。好ましくは、カーボンブラック及び/又は酸化鉄顔料の使用が望ましい。また、酸化鉄顔料を用いる場合は、経時安定性の点から、平均粒子径は、100nm以下が好ましく、より好ましくは、30~100nmとなるものが望ましい。
この「平均粒子径」は、動的光散乱法による粒子径測定器FPAR-1000(大塚電子社製)より求めた値である。これらの無機顔料の含有量は、液体化粧料全体(全量)に対して、0.001~30.0%とすることが好ましく、より好ましくは、0.001~20.0%とすることが望ましい。この無機顔料の含有量が0.001%未満であると着色力が弱くなり、一方、30.0%を越えると、自然な仕上がりとならず、好ましくない。
更に、化粧時の液量調整の点、化粧料の安定性の点から、コーンプレート型粘度計による温度25℃、ずり速度38.3/Sでの粘度を1.5mPa・s~70mPa・smPa・sの範囲とすることが望ましく、特に好ましくは、1.8mPa・s~40mPa・sとすることが望ましい。この粘度値を1.5mPa・s以上とすることにより、塗布性に優れ、本発明の効果を更に発揮することができ、70mPa・s以下とすることにより、液体化粧料を塗布手段として筆穂又はペン芯を用いる液体化粧料塗布具に使用した場合に液がスムーズに吐出されることとなる。なお、粘度測定条件(後述する実施例等も含む)は、具体的には、トキメック社製、コーンプレート型粘度計標準コーンローター10rpmにおける温度25℃、ずり速度38.3/Sで測定した値を意味する。
このような液体化粧料であれば、経時での色分離も無く、経時安定性、化粧もちに優れる例えばアイライナー、アイブロウ化粧料とすることができる。
このように構成された化粧料塗布具1を未使用の状態から初回時に使用する場合、使用者は、栓体27に記される矢印の方向に栓体27を引張り、軸本体10から外す。
そして、使用者が先軸20を後端側に押し込むと、シールボール24bが継手14の内径部から外され、内容物である液体化粧料がパイプ18に流入し塗布可能となる。
この塗布の際に、穂首22の先端カット角θが10°~60°であり、前記塗布部の収容部先端からの突出長さが5~8mmであり、前記塗布部の収容部先端開口部の長径Y、短径Xの比がY:X=1.3~2:1である。更に、前記塗布部の最先端部から変形荷重0.01Nの塗布面積Aと変形荷重0.1Nでの塗布面積Bとした時、A<B<3Aであることから、例えばアイブロウの場合には、眉に当てやすく、視覚的に斜めのラインを認識しながら描くことができる。また、太描線と細描線との差が明瞭化し、使いやすいという効果を得ることができる。
また、穂首22は、外径の異なる細繊維を組み合わせて形成されているため、好適なしなやかさを得ることができ、重ね塗りをする場合、前塗り塗膜を筆先が掻き、滓状物が生じるといった不具合を無くすことができる。
また、液体化粧料の粘度を1.5mPa・s~70mPa・sとし、単位距離(m)あたりの塗布流量を1~5mgとすることにより、穂首22が不必要に接着することなく、また適量な塗布量を得ることができる。
尚、穂首22に新たに液体化粧料を供給する場合には、天冠12を軸線方向に押圧し、ノックを行えばよい。それによりノック機構部Kが変換した回転の力でネジ棒30を回転させ、ネジ体28を介して該ネジ棒30を前進させて穂首22に新たな液体化粧料が供給される。
以上のように本発明に係る実施の形態によれば、多数の細繊維を束ねた穂首22の先端を軸線に対する垂直線と塗布部の側部稜線の挟む角度θが10°~60°に形成され、前記塗布部の後端には円形のフランジ部が形成され、前記塗布部の収容部先端からの突出長さが5~8mmであり、前記塗布部の収容部先端開口部の長径Y、短径Xの比がY:X=1.3~2:1であるとともに、前記塗布部の最先端部から変形荷重0.01Nの塗布面積Aと変形荷重0.1Nでの塗布面積Bとした時、A<B<3Aであることにより、液体化粧料の塗布、具体的には、アイライナーやアイブロウで線引きや、細太線の描き分けなどを容易なものとすることができる。
また、穂首22において外径の細い繊維を外径の太い繊維よりも多く配合することにより、好適なしなやかさを得ることができ、重ね塗りをする際の滓状物の発生等を防止することができる。
尚、前記実施の形態においては、ノック式操出容器を有する化粧料塗布具を例に説明したが、本発明に係る化粧料塗布具にあっては、その形態に限定されるものではなく、例えば、液体化粧料に穂首を浸漬して、その穂首により塗布を行うもの、即ち単なる棒状体の先端に穂首を取り付けたものにも適用することができる。
また、図7に示した本発明にかかる化粧料塗布具のキャップの一形態を、図13乃至図19により具体的に示す。尚、本発明は、図13乃至図19に示される化粧料塗布具のキャップに限定されるものではない。
ここで、図13は化粧料塗布具のキャップの正面図である。化粧料塗布具のキャップの背面図は、化粧料塗布具のキャップの正面図と同一に表れる。図14は化粧料塗布具のキャップの左側面図である。化粧料塗布具のキャップの右側面図は化粧料塗布具のキャップの左側面図と同一に表れる。図15は化粧料塗布具のキャップの平面図、図16は化粧料塗布具のキャップの底面図である。図17は化粧料塗布具のキャップの平面側斜視図、図18は化粧料塗布具のキャップの底面側斜視図、図19は図13に示した化粧料塗布具のキャップの断面図である。
本発明に係る化粧用塗布具について、実施例に基づきさらに説明する。
<サンプルの作成>
表1(実施例1~6)、表2(比較例1~7)の内容にてサンプルを作成した。塗布面積A及びBの測定は、図10に示した通り塗布具を角度θ傾斜させ、市販のロードセル上に上質紙をセットした。そして、押圧速度1mm/sで荷重0.01Nに達した直後に塗布具を上質紙から離して、上質紙に塗布された面積をA(mm)とした。また、押圧速度1mm/sで荷重0.1Nに達した直後に塗布具を上質紙から離して、上質紙に塗布された面積をB(mm)とした。塗布面積の測定は楕円の計算式を用い、長軸と短軸から求めた。穂首を形成する合成繊維は、ポリブチレンテレフタレート製とした。
<試験1>
液体化粧料の塗布を行い、発明者自ら目元に塗布を行い、描き分けの容易さを検証した。用いた液体化粧料は、水溶性染料(赤227号が1.47質量%、黄4号が1.67質量%、青1号が1.06質量%)と、顔料(カーボンブラックが0.13質量%、ベンガラが0.83質量%)と、分散剤(ベヘネス30が0.04質量%、ポリアスパラギン酸Naが0.08質量%)と、被膜形成剤(アクリレーツコポリマーが8.4質量%)と、増粘剤(結晶セルロース製剤が2.4質量%)と、アルカンジオール(1,3-ブチレングリコールが8質量%)と、防腐剤(パラベンが0.3質量%、フェノキシエタノールが0.5質量%、デヒドロ酢酸Naが0.25質量%)と、水とを含み、25℃での粘度が22mPa・sである。
表1、2に示す評価結果の意味は以下の通りである。
A:細太の描き分けが容易であった。
B:細太の描き分けは容易ではないものの可能ではあった。
C:細太の描き分けが困難であった。
<試験2>
液体化粧料の重ね塗り発明者自らの目元に塗布を行い、滓状物の発生の有無を検証した。用いた液体化粧料は、試験1と同じである。表1、2に示す評価結果の意味は以下の通りである。
A:滓状物の発生は見られなかった。
B:滓状物の発生は僅かながら見られたが、従来と比較して少なかった。
C:滓状物の発生があり従来と同様であった。
Figure 0007470225000001
Figure 0007470225000002
表1、2に示すように、実施例1~6によれば、描き分けが容易にでき、滓の発生も見られなかったため、本発明の効果を確認することができた。
1 化粧料塗布具
10 軸本体
12 天冠
14 継手
16 パイプ継手
18 パイプ
20 先軸
22 穂首(塗布部)
22a 最先端部
22b 端部
22c 側部稜線
24 収容部

Claims (1)

  1. 先端に塗布部を備え、収容部に収容された液体化粧料が、塗布部内に配置されたパイプを通り、前記塗布部を介して塗布される化粧料塗布具であって、
    前記塗布部の最先端部が該塗布部の軸線から外れた位置に配されるとともに、前記軸線に対する垂直線と塗布部の側部稜線の挟む角度θが10°~60°に形成され、
    前記塗布部の収容部先端開口部の長径Y、短径Xの比がY:X=1.3~2:1であるとともに、
    前記塗布部の最先端部から変形荷重0.01Nの塗布面積Aと変形荷重0.1Nでの塗布面積Bとした時、A<B<3Aを満たし、
    前記液体化粧料の粘度は、1.5mPa・s~70mPa・sの範囲内であり、塗布流量が1~5mg/mであることを特徴とする化粧料塗布具。
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