JP2014148082A - 塗布具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 毛筆状塗布具は、紙等の塗布媒体に毛筆特有のなめらかな塗布感で、綺麗な筆跡を書く手段の塗布具である。しかし、毛筆であるが故に筆穂先端の弾性が柔らかく、軽い筆記圧で用意に筆穂が沈んでしまうため、筆穂の扱いに慣れていない人には塗布時の強弱をつけることが困難であり、太い筆跡や細い筆跡などの思い通りの筆跡を得ることができないとう問題があり不十分であった。
【解決手段】 内部にインキが内蔵された軸筒と、その軸筒の先端にテーパーを有する繊維が集束された筆穂を固定部材を介して配した毛筆状塗布具において、前記固定部材で保持された筆穂が、筆穂弾性試験より得られる筆穂先端からの各変異(mm)xによる弾性荷重(g)yが、y=2.5xからy=9.5xの式の範囲に入るように設定した毛筆状塗布具。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内部にインキが内蔵された軸筒と、その軸筒の先端にテーパーを有する繊維が集束された筆穂を固定部材を介して配した毛筆状塗布具に関するものである。
従来、繊維先端にテーパーを有する獣毛や、繊維先端にテーパー加工を施した合成樹脂製の繊維を集束した毛筆状塗布具は、毛筆特有のなめらかな塗布感で、綺麗な筆跡を書く手段の塗布具として知られている。
しかし、これまでの毛筆状塗布具は、毛筆であるが故に筆穂先端の弾性が柔らかく、軽い筆記圧でも容易に筆穂が撓んでしまう。そのため、筆穂の扱いに不慣れな使用者には塗布時の強弱をつけることが困難であり、太い筆跡や細い筆跡など、思い通りの筆跡を得ることができないと言った問題を有していた。
この問題を解決する為に、筆穂を構成する繊維の繊維径を太くしたり、先端弾性の強いポリエステル製の繊維を組合せて配合したりすることが考えられてきた。
しかし、このような繊維径の太い繊維や先端弾性の強いポリエステル製の繊維を組合わせる配合は、その配合割合を多くするほど筆穂弾性を向上させることができるが、一定割合の配合を超えてしまうと繊維同士の毛細管力が弱くなるため、筆穂がまとまり難く筆穂割れが発生し易くなり、塗布具としての機能を発揮することができなくなってしまっていた。即ち、筆穂弾性を強くするには限界があった。
そこで、このような問題を解決する為に、ペン先を形成する樹脂を押出し成形にて形成すると共に、内部に放射状のインキ流通路を有する樹脂体を形成し、次いで、その樹脂体をノズルに通すと共に、樹脂を流して外皮を形成して、円錐形状や砲弾形状に芯擦り加工を施し、ペン先のショアD硬度を48〜54に設定した筆ペン用ペン先などが発案されている(特開平9−193588(特許文献1))。
即ち、押出し成形にて得られた樹脂体のペン先のショア硬度を48〜54に設定することによって、塗布した際に硬筆感が得られ、筆穂の扱いに不慣れな使用者にも扱い易い筆ペン用ペン先が得られるのである。
特開平9−193588
しかしながら、特許文献1に記載の樹脂体で形成された筆ペン用ペン先は、塗布した際に硬筆感を得ることができるが、ペン先が撓り難くなり、筆記圧がペン先の先端付近に集中して、塗布感が硬くなり、毛筆独特のなめらかな塗布感が得られないと言う問題がある。
本発明は、内部にインキが内蔵された軸筒と、その軸筒の先端にテーパーを有する繊維が集束された筆穂を固定部材を介して配した毛筆状塗布具にであって、前記固定部材で保持された筆穂が、筆穂弾性試験より得られる筆穂先端からの各変異x(mm)による弾性荷重y(g)が、y=2.5xからy=9.5xの式の範囲に入るように設定したことを要旨とするものである。
本発明は、内部にインキが内蔵された軸筒と、その軸筒の先端にテーパーを有する繊維が集束された筆穂を固定部材を介して配した毛筆状塗布具にであって、前記固定部材で保持された筆穂が、筆穂弾性試験より得られる筆穂先端からの各変異x(mm)による弾性荷重y(g)が、y=2.5xからy=9.5xの式の範囲に入るように設定としたので、塗布時に一定の力を加えたとき、腰の強い弾性が得られ、筆圧の調整がし易く、筆運びを容易にすることが可能となり、筆穂の扱いに不慣れな使用者にも扱いやすく、毛筆独特の滑らかな書き味が得られる。
本発明に係わる毛筆状塗布具の概略の側面図。 本発明に係わる毛筆状塗布具の横断面図。 本発明に係わる筆毛の側面図。 本発明に係わる筆穂の側面図および断面図。 本発明に係わる固定部材の横断面図。 前軸先端部より突出した筆穂の拡大側面図。 本発明に係わる筆穂弾性の範囲を示すグラフ。
以下、添付した図面に基づき本発明の実施例を説明する。図1は、本発明による毛筆状塗布具1の例である。参照符号2は筆穂である。その筆穂2を固定部材3に挿入固定し、さらに、それら筆穂2および固定部材3を前軸4に挿入固定している。そして、その前軸4は、インキが内蔵された後軸5に螺合装着されている。これらの結合によって、毛筆状塗布具1を成している。尚、前記筆穂2は、先端をテーパー加工した合成樹脂製の筆毛6を用いて長手方向に集束し、後端を熱溶着や接着剤などの方法により形成したものである。
具体的に説明すると、前記筆穂2は、ポリアミド製の繊維先端をテーパー加工している繊維径Dが0.20mmの筆毛6と、ポリエステル製の繊維先端をテーパー加工している繊維径Dが0.15mmの筆毛6とを用いて均一になるように混毛し長手方向に集束し、その後端を熱溶着している。
尚、ここでいう筆毛6の繊維径Dとは、テーパー加工されていない部分の直径をいう。
又、前記筆穂2の筆毛6に使用する合成樹脂製繊維の材質としては、ポリアミド(6,6−ナイロン、6−ナイロン、12−ナイロン、6,10−ナイロン、6,12−ナイロンなど)ポリエステル( ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなど)、ポリウレタン、ポリアクリロニトリル、アクリロニトリル−スチレン共重合物、アクリロニトリル−ブタジエン共重合物などを用いることができるが、各筆毛6の材質は同一であっても異なっていても良い。
尚、筆穂2に用いる筆毛6の材質は、1種類であっても2種類であっても何種類混ぜても構わない。
又、前記筆穂2を構成する筆毛6は、合成樹脂製繊維の先端をテーパー化している。そのテーパー化する方法としては、処理液により加工する方法が挙げられる。具体的一例としては、ポリアミド製の繊維に対しては、メタクレゾールと塩化カルシウム− メタノール溶液との混和液、ポリエステル製の繊維に対しては水酸化ナトリウム水溶液などの組み合わせが挙げられる。但し、必ずしもこの方法に限定されるものではなく、例えば、合成樹脂製繊維に熱延伸を与えてテーパー状に引き伸ばす方法やグラインダー研磨など機械的にテーパー化するなどの他の方法を採用しても良い。
又、筆穂2に用いる筆毛6の繊維径Dは、製造用途又は大きさ(太さ及び長さ)によっても異なるが、本発明に係る毛筆状塗布具1の筆穂2における筆毛6は、0.10〜0.25mmのものを用いて構成している。その理由としては、繊維径Dが0.10mmに満たないと、筆穂弾性が弱くなり塗布時の筆穂2の戻りが悪くなり、繊維径Dが0.25mmを超えると筆毛6の毛細管力が弱くなり筆毛6が集束し難く、筆穂2のまとまりが悪くなる。また、塗布感がハードになることで使用感が悪くなるからである。
尚、筆穂2に用いる筆毛6の繊維径Dは、1種類であっても2種類であっても何種類混ぜても構わない。
本発明は、筆穂2を固定部材3に挿入固定して筆穂2を保持し、さらに筆穂2および固定部材3を前軸4に挿入固定し、インキが内蔵された後軸5を前軸4に螺合装着して毛筆状塗布具1を構成している。そして、筆穂弾性試験より得られる筆穂先端から各変異x(mm)による弾性荷重y(g)が、y=2.5xからy=9.5xの式の範囲に入るように構成している。即ち、図7に示すグラフの領域になる。
その目的は、塗布部である筆穂2の筆穂弾性を高弾性にすることで、塗布時に一定の力を加えたときに筆穂2の反発力が強くなる為、腰の強い弾性が得られることで筆圧の調整がし易く、筆運びを容易にすることが可能となり、筆穂2の扱いに不慣れな使用者にも扱いやすく、さらには、毛筆独特の滑らかな書き味を得るためである。
また、固定部材3を含む筆穂2の筆穂弾性が、筆穂弾性試験より得られる筆穂先端からの各変異x(mm)による弾性荷重y(g)が、y=2.5xからy=9.5xの式の範囲を超えてしまうと、塗布時の筆記圧に対する反発力が強く、筆運びが良好になる反面、塗布感が硬くなり過ぎてしまい、毛筆独特のなめらかな塗布感が得られなくなる。又、筆穂2の各変異時の筆穂弾性荷重が各範囲を下回ってしまうと塗布時の筆記圧に対する反発力が弱く、軽い筆記圧でも筆穂2が容易に撓んでしまい、筆穂2の扱いに不慣れな使用者は、筆運びが困難になり太い筆跡や細い筆跡等の思い通りの筆跡を書くことができないのである。
尚、毛筆状塗布具1の筆穂弾性を得る筆穂弾性試験は、以下の条件で測定した。
弾性試験:塗布具をFUDOHレオメーターRTC−3010D(株式会社レオテック製)にて筆穂進入角度60°、押し付け速度2.0cm/minの条件にて設定し、筆穂先端からの変異した距離(mm)に対する弾性荷重(g)を測定した。
さらに、前記筆穂2を保持する固定部材3は、筆穂2の筆穂テーパー部8まで被覆していると共に、固定部材内面10の内面が筆穂外周部9に接するように構成している。なぜなら、通常は、筆穂2の固定部材3は、筆穂2の筆穂ストレート部8で保持されるため、筆穂2が広がってしまい、筆穂割れし易くなるからである。そこで、固定部材3を筆穂2の筆穂テーパー部8の形状に合わせて被覆することで、筆穂2を構成する筆毛6の集束体を筆穂テーパー部8の形状に抑え込み、これによって、筆穂割れを防止しているのである。さらには、固定部材3が筆穂2を構成する筆毛6を中心に集束するようにガイドする為、通常の配合では筆穂割れし易い太い繊維やポリエステル製の繊維の配合割合を増やすことが可能となり、筆穂弾性の調整がし易くなるのである。
尚、固定部材内面10を筆穂外周部9に接させる理由としては、筆穂2を構成する繊維同士の密集率が向上し、筆穂弾性が向上させるためである。さらには、密集率の向上により繊維間の毛細管力が強くなり、インキ追従性を良好にすることが可能となる。
又、前記筆穂2を保持する固定部材3は、比較的硬質な材質で成形しても良いが、エラストマー等の弾性部材で成形したものを用いるのが好ましい。なぜなら、通常、固定部材3は、弾性を持たない樹脂体で成形し、筆穂2の保持のみを目的としている為、塗布時に筆穂2の塗布面に接する部分のみが撓んでしまい筆穂2そのものの弾性しか得ることができないからである。そこで、固定部材3をエラストマー等の弾性部材で成形し、筆穂2を保持することにより、塗布時に一定の筆記圧が掛かった際に、筆穂2の塗布面に接する部分と共に固定部材3が一体となって撓み、塗布時に発生する筆記圧に対する固定部材3の反発力が筆穂2に加わり、筆穂に弾性を付与させることが可能となるからである。
又、前記固定部材3のショアD硬度は、70〜90に構成していることが好ましい。なぜならば、筆穂2に用いる固定部材3のショア硬度が70に満たない場合、塗布時に一定の筆記圧を掛けた際に筆穂2と共に固定部材3も撓む。しかし、固定部材3が軟らかすぎてしまい、筆記圧に対する反発力が生まれず、筆穂2が固定部材3と共に撓みすぎてしまうことで腰が安定しなくなり、腰砕けしたような塗布感になってしまう。一方、固定部材3のショア硬度が90を超えてしまうと、固定部材3が硬すぎてしまい、塗布時に筆穂2と共に固定部材3が撓む効果が得られなくなり、筆穂2の塗布面に接する部分のみが撓んでしまい筆穂2そのものの弾性しか得ることができなくなってしまう。
尚、固定部材3のショアD硬度はJISK7215「プラスチックのデュロメーター試験法」にて測定した。
又、前記筆穂2と筆穂2を保持する固定部材3の前軸先端部11より突出している筆穂突出部12を一部または全域に亘り溶着または接着して構成している方がより好ましい。なぜならば、通常、筆穂2および固定部材3を含む筆穂突出部12は溶着または接着されていない為、塗布時に筆穂2の塗布面に接する部分で繊維間のズレが発生し、筆記圧を分散させてしまい筆穂弾性が弱くなってしまうからである。そこで、筆穂2および固定部材3を含む筆穂突出部12を接着し一体とすることで、筆穂2が固定され腰が強くなり筆穂弾性が向上するのである。
尚、前記筆穂2と固定部材3の前軸先端部11より突出している筆穂突出部12を一部または全域に亘り溶着または接着して構成する方法としては、筆穂2に低融点の合成繊維からなる筆毛6を10wt%〜50wt%配合し、熱処理によって繊維間の繊維長手方向の一部または全域に亘り固着して構成することが好ましい。なぜならば、通常、筆穂2は繊維間が固着されていない為、塗布時に筆穂2の塗布面に接する部分で繊維間のズレが発生し、筆穂が塗布面に広がることで筆記圧を分散させてしまい筆穂弾性が弱くなってしまうからである。そこで、筆穂2の繊維間を固着することで、筆穂2の塗布面に接する部分の繊維間のズレが無くなる為、筆穂が広がらなくなり筆記圧が塗布面の1点に集中することで、筆穂弾性を向上することが可能となるのである。
尚、前記筆穂2を構成する低融点の合成繊維からなる筆毛6の配合比率は、10wt%〜50wt%であることが好ましい。その理由としては、筆穂2を構成する低融点繊維が10wt%に満たない場合、繊維同士を固着できる範囲が狭い為、満足に繊維のズレを防止することが出来ず、塗布時に筆穂2が広がってしまうからである。また、低融点繊維が50wt%を越えてしまうと、筆穂2の広範囲で繊維同士が固着されてしまう為、筆穂内部でのインキ浸透が著しく悪くなってしまう。さらには、広範囲に亘り繊維同士が固着されることで塗布感がハードになってしまい、毛筆独特の塗布感を得ることができなくなってしまう。
また、筆穂突出部12の筆穂2および固定部材3の一部または全域を接着または溶着する手段としては、必ずしもこの方法に限定されるものではない。
例えば、筆穂突出部12に構成されている固定部材3を赤外線や熱溶着などの方法により筆穂2と固着させるなどの他の方法を採用しても良い。なぜなら、筆穂2と固定部材3とを固着することで、筆穂2と固定部材3との間に隙間がなくなり、塗布時のガタつきを無くし、塗布感を良好にすることが可能となるからである。
又、筆穂2の一部または全部を接着剤や熱溶着などの方法で筆穂外周部9を固定する方法を用いてもよい。
但し、筆穂2の固定は、筆穂2の中心部まで及ばないことが好ましい。なぜなら、筆穂2の中心部まで固定してしまうとインキの浸透が外側に偏り、筆穂2の内部でインキ浸透しないため、インキ吐出が著しく悪くなるからである。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。図1は、本発明による毛筆状塗布具1の例である。参照符号2は筆穂である。筆穂2を固定部材3に挿入固定し、さらに筆穂2および固定部材3を前軸4に挿入固定し、インキが内蔵された後軸5を前軸4に螺合装着することで、筆穂弾性試験より得られる筆穂先端からの各変異x(mm)による弾性荷重y(g)が、y=2.5xからy=9.5xの式の範囲に入る毛筆状塗布具1を構成している。
また、前記筆穂2は、先端をテーパー加工した合成樹脂製の筆毛6を用いて長手方向に集束し、後端を熱溶着や接着剤などの方法により形成したものを用いた。
詳しくは、前記筆穂2の筆毛6は、テーパー加工したポリアミド製繊維の繊維径Dが0.20mmおよびテーパー加工したポリエステル製繊維の繊維径Dが0.15mmを用いて筆穂2を形成した。
上記の構成を基に、固定部材3の被覆位置、固定部材3のショアD硬度および筆穂突出部12の溶着の有無を設定した各実施例、並びに、比較例を表1に示す。
Figure 2014148082
前記表1に示した実施例1〜18、比較例19〜25の官能試験の評価結果を表2に示す。
尚、官能試験は、以下の通りである。
官能試験(モニター試験)
方法:任意に抽出したモニターに実際に塗布具を使用してもらい、使用性についてモニター調査を実施した。
尚、評価項目を、弾力性(コシの強さ)書き味、筆穂割れとして取り上げ、各々評価を行った。
弾力性(コシの強さ):塗布具を紙面に塗布し、紙面への腰の強さを官能にて評価した。
書き味:塗布具を紙面に塗布し、紙面への塗布感を官能にて評価した。
筆穂割れ:塗布具を紙面に塗布し、筆穂が割れるか評価した。
Figure 2014148082
1 毛筆状塗布具
2 筆穂
3 固定部材
4 前軸
5 後軸
6 筆毛
7 筆穂テーパー部
8 筆穂ストレート部
9 筆穂外周部
10 固定部材内面
11 前軸先端部
12 筆穂突出部
D 繊維外径

Claims (4)

  1. 内部にインキが内蔵された軸筒と、その軸筒の先端にテーパーを有する繊維が集束された筆穂を固定部材を介して配した毛筆状塗布具において、前記固定部材で保持された筆穂が、下記筆穂弾性試験より得られる筆穂先端からの各変異(mm)xによる弾性荷重(g)yが、y=2.5xからy=9.5xの式の範囲に入るように設定したことを特徴とする毛筆状塗布具。

    弾性試験
    塗布具をFUDOHレオメーターRTC−3010D(株式会社レオテック製)にて筆穂進入角度60°、押し付け速度2.0cm/minの条件にて設定し、筆穂先端からの変異した距離(mm)に対する弾性荷重(g)を測定する。
  2. 前記筆穂の固定部材を筆穂のテーパー部まで被覆すると共に、その固定部材内面は筆穂外周部に接してなることを特徴とする請求項1に記載の毛筆状塗布具。
  3. 前記筆穂の固定部材は、弾力性を有する材料で成形された請求項1および請求項2に記載の毛筆状塗布具。
  4. 前記筆穂および/または筆穂を保持する固定部材の前軸先端部より突出している筆穂突出部の一部または全域を、溶着または接着したことを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記載の毛筆状塗布具。
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