JP7444650B2 - バンドクランプ - Google Patents
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Description
したがって、バンドクランプのコルゲートへの取付作業を容易かつ効率よく行うことができる。
この発明により、前記当接部の前記バックル部に対する位置ズレを効果的に抑制でき、バンドクランプのコルゲートへの取付作業を一層容易かつ効率よく行うことができる。
前記コルゲートを外装したワイヤーハーネスを車両に配索した後に、バンドクランプに対する前記コルゲートの位置ズレが起きると、種々の不具合が生じ得るが、前記巻き付け状態において、前記軸方向凸部が前記コルゲートの凹部に嵌り込むため、バンドクランプに対する前記コルゲートの位置ズレを抑制することができる。
この発明により、所定の前記貫通孔に前記挿通装着部を挿通するという簡易な作業により前記規制部を装着できるため、作業の一層の容易化及び効率化を図ることができる。また、貫通孔と挿通装着部という簡素な態様で前記被装着部及び前記装着部を構成しているため、バンドクランプ全体の構造の簡素化を図ることができる。
この発明により、前記貫通孔に前記挿通装着部を挿通した後、前記規制部に、前記貫通孔から前記挿通装着部が抜ける方向の力が作用したとしても、前記先端拡大部を前記貫通孔の周縁部に当接させることができる。これにより、前記規制部が前記バンド部から外れることが抑制でき、作業の確実性を高めることができる。また、前記規制部が前記バンド部から外れることが抑制されることにより、適切な巻き付け量となる位置以上に前記バンド部が引っ張られて、前記バンド部による前記コルゲートの過剰締め付けを一層抑制できる。
この発明により、前記巻き付け状態において前記バンド部から前記コルゲート側に突出することとなる前記先端拡大部を、前記コルゲートの凹部内に配置させることができる。これにより、前記先端拡大部が、前記バンド部による前記コルゲートの締め付けを阻害することを回避でき、かつ、前記コルゲートの凹部内に位置した前記先端拡大部により、バンドクランプに対する前記コルゲートの位置ズレを抑制することができる。
まず、バンドクランプ1の概要について、図1に基づいて簡単に説明する。ここで、図1はコルゲート100へ取り付けた状態のバンドクランプ1の概略斜視図を示している。
ここで、図2はコルゲート100へ取り付けた状態のバンドクランプ1の側面図を示し、図3はバンドクランプ1を構成するバンド部10を展開した状態の説明図を示している。図4はバンドクランプ1を構成するバックル部20の説明図を示し、図5はバンドクランプ1を構成する規制部30の説明図を示し、図6はバンドクランプ1に規制部30を組み付ける状態の説明図を示している。
具体的には、被係合部11は、最もバックル部20側にある被装着部12aからバンド部10の先端辺りまでの、各被装着部12を除く領域に設けられている。
つまり、所定の位置の被装着部12に規制部30を装着した状態で、後述する図6に示すように、バックル部20にバンド部10の先端を挿通し、コルゲート100にバンド部10を巻き付けていくと、規制部30はバックル部20の側へと徐々に近づき、所定の巻き付け量の際に規制部30がバックル部20に当接することになる。
このようにして、被装着部12は、バンド部10がコルゲート100に対して所定の巻き付け量となる位置に規制部30を装着する部位として機能する。
特に、本実施形態では、各被装着部12は、バンドクランプ1で固定する例えば、φ10,φ15,φ20,φ25などのコルゲート100の径にそれぞれ対応して設けられている。そして、被装着部12においてバックル部20の側、つまり基部側から先端に向かって対応する小径から大径の順で配置されている。本実施形態では、バンド部10において、φ10のコルゲート100用の被装着部12a、φ15用の被装着部12b、φ20用の被装着部12c、及びφ25用の被装着部12dが基部側(図3において左側)から先端(図3において右側)に向かって配置されている。
つまり、規制部30は、被装着部12に装着部31を挿通することで被装着部12に対して装着され、また、装着した被装着部12に対応する巻き付け量となった際に、当接部32がバックル部20に当接するようになっている。
なお、少なくとも先端拡大部31bについては弾性変形する素材を用いており、先端拡大部31bを被装着部12に挿通することができる。
なお、規制部30を装着する被装着部12の位置に応じて空間Sの形状が大きく変わるような場合には、各位置に対応する当接部32を有する規制部30を用意してもよい。
図6は、バンドクランプ1をコルゲート100に取り付ける各段階の状態を示す説明図である。
このように、この実施形態のバンドクランプ1によると、バンドクランプ1のコルゲート100への取付作業を容易かつ効率よく行うことができる。
以下同様に、
コルゲート保持部はコルゲート保持部2に対応し、
バンド部はバンド部10に対応し、
被装着部は被装着部12に対応し、
軸方向凸部は軸方向凸部13に対応し、
被装着部は被装着部14に対応し、
拡大孔部は拡大孔部14aに対応し、
軸孔部は軸孔部14bに対応し、
バックル部はバックル部20に対応し、
規制部は規制部30に対応し、
装着部は装着部31に対応し、
装着軸部は装着軸部31aに対応し、
先端拡大部は先端拡大部31bに対応し、
当接部は当接部32に対応し、
車両取付部は車両取付部3に対応し、
コルゲートはコルゲート100に対応し、
凹部は凹部100aに対応し、
車両は車両200に対応し、
取付け箇所は取付け箇所201に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
そのため、バンドクランプ1のコルゲート100への取付作業後の規制部30の取り扱いとして、規制部30を挿着した状態としたままとする場合により好ましい。
そのため、バンドクランプ1のコルゲート100への取付作業後の規制部30の取り扱いとして、規制部30をバンドクランプ1から取り外す場合により好ましい。
特に、バンド部10の素材として硬度の高いものを用いる場合には、軸方向凸部13を点在させる構成とすれば、軸方向凸部13がバンド部10の巻き付けを阻害しにくくなる。その他、バンド部10に軸方向凸部13を採用しない構成としてもよい。
2…コルゲート保持部
3…車両取付部
10…バンド部
10B…内面
12…被装着部
13…軸方向凸部
14…被装着部
14a…拡大孔部
14b…軸孔部
20…バックル部
30…規制部
31…装着部
31a…装着軸部
31b…先端拡大部
32…当接部
100…コルゲート
100a…凹部
200…車両
201…取付け箇所
Claims (7)
- コルゲートを保持するコルゲート保持部と、車両における所定の取付け箇所に取り付ける車両取付部とで構成されるバンドクランプであって、
前記コルゲート保持部は、
前記コルゲートの外周に巻き付けるバンド部と、
前記コルゲートに巻き付けた状態で前記バンド部を固定するバックル部と、
前記バックル部に当接して前記バンド部の巻き付け量を規制する規制部とで構成され、
前記バンド部に、所定の巻き付け量となる位置に前記規制部を装着する複数の被装着部が設けられ、
前記規制部は、
前記コルゲートに巻き付けた巻き付け状態の前記バンド部の外周側から前記被装着部に装着する装着部と、
前記バックル部に当接する当接部とで構成された
バンドクランプ。 - 前記当接部は、
前記巻き付け状態で、前記バンド部と前記バックル部との間に差し込まれるくさび形状で形成された
請求項1に記載のバンドクランプ。 - 前記バンド部における、前記巻き付け状態で径内側となる内面側に、前記バンド部の長手方向に延びるとともに、前記コルゲートの凹部に嵌り込める軸方向凸部が設けられた
請求項1又は請求項2に記載のバンドクランプ。 - 前記被装着部は、前記バンド部を厚み方向に貫通する貫通孔で構成され、
前記装着部は、前記貫通孔を挿通する挿通装着部で構成した
請求項1乃至請求項3のうちいずれかに記載のバンドクランプ。 - 前記挿通装着部は、
前記貫通孔を貫通する装着軸部と、該装着軸部の挿通方向先端に設けた先端拡大部とで構成された
請求項4に記載のバンドクランプ。 - 前記先端拡大部は、前記コルゲートの凹部に挿入可能な径で形成された
請求項5に記載のバンドクランプ。 - 前記貫通孔は、
前記先端拡大部が挿通できる拡大孔部と、
前記装着軸部が挿通できるとともに、前記先端拡大部は挿通できない軸孔部とで構成され、
前記拡大孔部と前記軸孔部とが、前記バンド部における長手方向に配置され、且つ連通する
請求項5又は請求項6のうちいずれかに記載のバンドクランプ。
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JP2012057741A (ja) | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ワイヤハーネス用外装材へのバンドクランプ取付構造 |
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2020
- 2020-03-16 JP JP2020045790A patent/JP7444650B2/ja active Active
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