JP2001268757A - コルゲートチューブ用バンドクランプ - Google Patents
コルゲートチューブ用バンドクランプInfo
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- JP2001268757A JP2001268757A JP2000082153A JP2000082153A JP2001268757A JP 2001268757 A JP2001268757 A JP 2001268757A JP 2000082153 A JP2000082153 A JP 2000082153A JP 2000082153 A JP2000082153 A JP 2000082153A JP 2001268757 A JP2001268757 A JP 2001268757A
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- JP
- Japan
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- band
- corrugated tube
- locking
- tightening
- band portion
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- Clamps And Clips (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コルゲートチューブの外径に対応して最適な
締め付け状態に調整できるようにする。 【解決手段】 コルゲートチューブ１の外周に巻き付け
るバンド部１２と、上記バンド部１２の基部１３に設け
られ、コルゲートチューブ１に巻き付けたバンド部１２
の先端を挿入して固定するバンドロック部１４とを備
え、上記基部１３には上記バンド部１２の締め付け方向
に延出する締め付け量規制部１６を設ける。また、上記
バンド部１２には上記コルゲートチューブ１の外径に対
応させて上記締め付け量規制部１６に係止する係止部１
２ｂを形成する。
締め付け状態に調整できるようにする。 【解決手段】 コルゲートチューブ１の外周に巻き付け
るバンド部１２と、上記バンド部１２の基部１３に設け
られ、コルゲートチューブ１に巻き付けたバンド部１２
の先端を挿入して固定するバンドロック部１４とを備
え、上記基部１３には上記バンド部１２の締め付け方向
に延出する締め付け量規制部１６を設ける。また、上記
バンド部１２には上記コルゲートチューブ１の外径に対
応させて上記締め付け量規制部１６に係止する係止部１
２ｂを形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コルゲートチュー
ブ用バンドクランプに関し、詳しくは、コルゲートチュ
ーブの外径に対応して最適な締め付け状態に調整できる
ようにするものである。
ブ用バンドクランプに関し、詳しくは、コルゲートチュ
ーブの外径に対応して最適な締め付け状態に調整できる
ようにするものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車に配索するワイヤハーネスＷ／Ｈ
は、他部材と接触することにより損傷する恐れがある箇
所に、図５（Ａ）に示すように、環状の凹凸部１ａを長
手方向に連続させた蛇腹形状のコルゲートチューブ１を
外装させて、車体パネル等に位置決め保持させている。
そして、上記コルゲートチューブ１を外装したワイヤハ
ーネスＷ／Ｈを車体パネルの所要位置に固定する手段と
して、特開平１１−１９６５２２号公報に記載のバンド
クランプ２が用いられており、図５（Ｂ）に示すよう
に、該バンドクランプ２は、長尺なバンド部３の基部に
形成したバンドロック部４に、車体取付用のクリップ５
を一体成形している。そして、バンド部３の内面にはコ
ルゲートチューブ１の凹凸部１ａに係合して位置ずれを
防止するリブ３ａを突設している。
は、他部材と接触することにより損傷する恐れがある箇
所に、図５（Ａ）に示すように、環状の凹凸部１ａを長
手方向に連続させた蛇腹形状のコルゲートチューブ１を
外装させて、車体パネル等に位置決め保持させている。
そして、上記コルゲートチューブ１を外装したワイヤハ
ーネスＷ／Ｈを車体パネルの所要位置に固定する手段と
して、特開平１１−１９６５２２号公報に記載のバンド
クランプ２が用いられており、図５（Ｂ）に示すよう
に、該バンドクランプ２は、長尺なバンド部３の基部に
形成したバンドロック部４に、車体取付用のクリップ５
を一体成形している。そして、バンド部３の内面にはコ
ルゲートチューブ１の凹凸部１ａに係合して位置ずれを
防止するリブ３ａを突設している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
コルゲートチューブ１は長さ方向に形成されたスリット
１ｂにより開閉可能とされているため、コルゲートチュ
ーブ１の外周に対する上記バンド部３の過度の締め付け
によって、図５（Ｃ）に示すように、スリット部１ｂに
おいて重なりが生じて縮径状態となる。このような状態
になると、コルゲートチューブ１のエッジでワイヤハー
ネスＷ／Ｈの電線被覆を損傷させるおそれがあった。ま
た、コルゲートチューブ１には、φ１０ｍｍ、φ１３ｍ
ｍ、φ１５ｍｍ…等種々の外径のものがあり、バンドク
ランプ２は、これら種類の異なるコルゲートチューブ１
に共用されるが、各外径に対応する締め付けの目安がな
いため、締め付け過ぎが生じ易い。締め付け過ぎとなっ
た場合には、その都度バンドロック部４を解除してバン
ド部３を戻さなければならず、非常に手間を要してい
た。
コルゲートチューブ１は長さ方向に形成されたスリット
１ｂにより開閉可能とされているため、コルゲートチュ
ーブ１の外周に対する上記バンド部３の過度の締め付け
によって、図５（Ｃ）に示すように、スリット部１ｂに
おいて重なりが生じて縮径状態となる。このような状態
になると、コルゲートチューブ１のエッジでワイヤハー
ネスＷ／Ｈの電線被覆を損傷させるおそれがあった。ま
た、コルゲートチューブ１には、φ１０ｍｍ、φ１３ｍ
ｍ、φ１５ｍｍ…等種々の外径のものがあり、バンドク
ランプ２は、これら種類の異なるコルゲートチューブ１
に共用されるが、各外径に対応する締め付けの目安がな
いため、締め付け過ぎが生じ易い。締め付け過ぎとなっ
た場合には、その都度バンドロック部４を解除してバン
ド部３を戻さなければならず、非常に手間を要してい
た。
【０００４】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、コルゲートチューブの外径の大きさに対応する最
適なバンド部の締め付け状態を確保できるようにするこ
とを課題としている。
ので、コルゲートチューブの外径の大きさに対応する最
適なバンド部の締め付け状態を確保できるようにするこ
とを課題としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、コルゲートチューブの外周に巻き付ける
バンド部と、上記バンド部の基部に設けられ、コルゲー
トチューブに巻き付けたバンド部の先端を挿入して固定
するバンドロック部とを備え、上記基部には上記バンド
部の締め付け方向に延出する締め付け量規制部を設ける
一方、上記バンド部には上記コルゲートチューブの外径
に対応させて上記締め付け量規制部に係止する係止部を
形成しているコルゲートチューブ用バンドクランプを提
供している。
め、本発明は、コルゲートチューブの外周に巻き付ける
バンド部と、上記バンド部の基部に設けられ、コルゲー
トチューブに巻き付けたバンド部の先端を挿入して固定
するバンドロック部とを備え、上記基部には上記バンド
部の締め付け方向に延出する締め付け量規制部を設ける
一方、上記バンド部には上記コルゲートチューブの外径
に対応させて上記締め付け量規制部に係止する係止部を
形成しているコルゲートチューブ用バンドクランプを提
供している。
【０００６】上記構成によれば、コルゲートチューブに
バンド部を巻き付けて締め付け操作する際、バンド部に
設けた係止部を締め付け量規制部に係止することで、そ
のコルゲートチューブの外径に最適な締め付け状態とす
ることができる。
バンド部を巻き付けて締め付け操作する際、バンド部に
設けた係止部を締め付け量規制部に係止することで、そ
のコルゲートチューブの外径に最適な締め付け状態とす
ることができる。
【０００７】上記係止部は上記バンド部を巻き付けるべ
き外径の異なるコルゲートチューブに対応して複数箇所
に設けると共に、上記締め付け量規制部には上記係止部
の係止状態を解除する係止解除部を設けるようにするの
が好ましい。このようにすれば、外径の異なるコルゲー
トチューブにバンドクランプを共用する場合において
も、各外径に対応する係止部を締め付け量規制部に係止
することで、各外径に最適な締め付け状態を得ることが
できる。また、解除操作部により締め付け量規制部の係
合を解除できるため、複数の係止部の位置調整も容易に
行うことができる。
き外径の異なるコルゲートチューブに対応して複数箇所
に設けると共に、上記締め付け量規制部には上記係止部
の係止状態を解除する係止解除部を設けるようにするの
が好ましい。このようにすれば、外径の異なるコルゲー
トチューブにバンドクランプを共用する場合において
も、各外径に対応する係止部を締め付け量規制部に係止
することで、各外径に最適な締め付け状態を得ることが
できる。また、解除操作部により締め付け量規制部の係
合を解除できるため、複数の係止部の位置調整も容易に
行うことができる。
【０００８】上記バンド部の内周には、上記コルゲート
チューブの外周の谷部に嵌入する位置ずれ防止突起を突
設するのが好ましい。これにより、コルゲートチューブ
の長さ方向に対するバンドクランプの位置ずれを確実に
防止することができる。
チューブの外周の谷部に嵌入する位置ずれ防止突起を突
設するのが好ましい。これにより、コルゲートチューブ
の長さ方向に対するバンドクランプの位置ずれを確実に
防止することができる。
【０００９】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態を図面を参
照して説明する。図１乃至図３はバンドククランプの第
一実施形態を示し、該バンドクランプ１１は、合成樹脂
製からなり、ワイヤハーネスＷ／Ｈに外装したコルゲー
トチューブ１の外面に巻き付けるバンド部１２と、該バ
ンド部１２の基部１３に設けたバンドロック部１４およ
び車体パネルへ係止固定するためのクリップ部１５から
構成している。
照して説明する。図１乃至図３はバンドククランプの第
一実施形態を示し、該バンドクランプ１１は、合成樹脂
製からなり、ワイヤハーネスＷ／Ｈに外装したコルゲー
トチューブ１の外面に巻き付けるバンド部１２と、該バ
ンド部１２の基部１３に設けたバンドロック部１４およ
び車体パネルへ係止固定するためのクリップ部１５から
構成している。
【００１０】上記基部１３にはバンド部１２の先端を挿
入する挿通穴１３ａを形成している。バンドロック部１
４は、挿通穴１３ａを通して引き出されるバンド部１２
の締め付け方向に向けて突出する片持ち梁状のロックア
ーム１４ａからなり、該ロックアーム１４ａの先端には
引き出されるバンド部１２に向けて突出するロック爪１
４ｂを形成している。一方、バンド部１２の外面ほぼ全
域には、ロック爪１４ｂに係止してバンド部１２の引き
戻しを規制する係止溝１２ａを形成している。
入する挿通穴１３ａを形成している。バンドロック部１
４は、挿通穴１３ａを通して引き出されるバンド部１２
の締め付け方向に向けて突出する片持ち梁状のロックア
ーム１４ａからなり、該ロックアーム１４ａの先端には
引き出されるバンド部１２に向けて突出するロック爪１
４ｂを形成している。一方、バンド部１２の外面ほぼ全
域には、ロック爪１４ｂに係止してバンド部１２の引き
戻しを規制する係止溝１２ａを形成している。
【００１１】また、基部１３には、バンド部１２の締め
付け経路を挟んでロック爪１４ｂに対向する状態で、該
ロック爪１４ｂよりも更に延出させた締め付け量規制部
１６を設けている。締め付け量規制部１６は片持ち梁状
に延出され、その先端部には挿通穴１３ａから引き出さ
れるバンド部１２に向けて突出する係止爪１６ａを突設
している。
付け経路を挟んでロック爪１４ｂに対向する状態で、該
ロック爪１４ｂよりも更に延出させた締め付け量規制部
１６を設けている。締め付け量規制部１６は片持ち梁状
に延出され、その先端部には挿通穴１３ａから引き出さ
れるバンド部１２に向けて突出する係止爪１６ａを突設
している。
【００１２】一方、バンド部１２には、コルゲートチュ
ーブ１の異なる外径に対応する最適な締め付け状態とな
る位置で、締め付け量規制部１６の係止爪１６ａに係止
する係止部１２ｂを形成している。この係止部１２ｂは
本実施形態では、バンドクランプ１１を巻き付けるべき
コルゲートチューブ１の外径に応じて所要間隔毎に形成
した複数の係止孔１２ｃ１、１２ｃ２…から構成してい
る。締め付け量規制部１６の係止爪１６ａは図３（Ａ）
に示すように、係止孔１２ｃとの係止状態において基部
１３側の面を係止面としてバンド部１２の引き出しを規
制するようにしている。また、各係止孔１２ｃ１、１２
ｃ２…の近傍におけるバンド部１２には、各係止孔１２
ｃ１、１２ｃ２…に対応するコルゲートチューブ１の外
径（例えばφ１０、φ１３…）を表示するマーク１２ｄ
１、１２ｄ２…を印している。
ーブ１の異なる外径に対応する最適な締め付け状態とな
る位置で、締め付け量規制部１６の係止爪１６ａに係止
する係止部１２ｂを形成している。この係止部１２ｂは
本実施形態では、バンドクランプ１１を巻き付けるべき
コルゲートチューブ１の外径に応じて所要間隔毎に形成
した複数の係止孔１２ｃ１、１２ｃ２…から構成してい
る。締め付け量規制部１６の係止爪１６ａは図３（Ａ）
に示すように、係止孔１２ｃとの係止状態において基部
１３側の面を係止面としてバンド部１２の引き出しを規
制するようにしている。また、各係止孔１２ｃ１、１２
ｃ２…の近傍におけるバンド部１２には、各係止孔１２
ｃ１、１２ｃ２…に対応するコルゲートチューブ１の外
径（例えばφ１０、φ１３…）を表示するマーク１２ｄ
１、１２ｄ２…を印している。
【００１３】また、締め付け量規制部１６の先端には、
該締め付け量規制部１６を撓ませて係止孔１２ｃとの係
止を解除させる係止解除部としての操作片１６ｂを突設
している。さらに、バンド部１２の内周には、図２に示
すように、コルゲートチューブ１の外周の谷部１ｃに嵌
入して、コルゲートチューブ１の長さ方向に対するバン
ドクランプ１１の位置ずれを防止する複数の位置ずれ防
止突起１２ｅを所要間隔毎に突設している。
該締め付け量規制部１６を撓ませて係止孔１２ｃとの係
止を解除させる係止解除部としての操作片１６ｂを突設
している。さらに、バンド部１２の内周には、図２に示
すように、コルゲートチューブ１の外周の谷部１ｃに嵌
入して、コルゲートチューブ１の長さ方向に対するバン
ドクランプ１１の位置ずれを防止する複数の位置ずれ防
止突起１２ｅを所要間隔毎に突設している。
【００１４】次ぎに、上記構成からなるバンドクランプ
１１をコルゲートチューブ１の外周に最適な締め付け状
態で巻き付け固定するには、まず、図３（Ａ）に示すよ
うに、バンド部１２の先端を基部１３の挿通穴１３ａに
挿入する。次いで、挿通穴１３ａから突出するバンド部
１２の先端部を引き出して、コルゲートチューブ１の外
径に対応するマーク１２ｄ２を目安として係止孔１２ｃ
２を係止爪１６ａに係止させることで、バンド部１２の
これ以上の引き出しを規制する。そして、この位置でバ
ンドロック部１４のロック爪１４ｂがバンド部１２の係
止溝１２ａに係止することでバンド部１２の戻りが規制
される。このようにすることでコルゲートチューブ１に
対する最適な締め付け状態を得ることができる。
１１をコルゲートチューブ１の外周に最適な締め付け状
態で巻き付け固定するには、まず、図３（Ａ）に示すよ
うに、バンド部１２の先端を基部１３の挿通穴１３ａに
挿入する。次いで、挿通穴１３ａから突出するバンド部
１２の先端部を引き出して、コルゲートチューブ１の外
径に対応するマーク１２ｄ２を目安として係止孔１２ｃ
２を係止爪１６ａに係止させることで、バンド部１２の
これ以上の引き出しを規制する。そして、この位置でバ
ンドロック部１４のロック爪１４ｂがバンド部１２の係
止溝１２ａに係止することでバンド部１２の戻りが規制
される。このようにすることでコルゲートチューブ１に
対する最適な締め付け状態を得ることができる。
【００１５】また、小径のコルゲートチューブ１Ａへの
適用に際し、バンド部１２をマーク１２ｄ１の位置まで
更に締め付け操作するには、先ず図３（Ｂ）に示すよう
に、操作片１６ｂを摘まんで締め付け量規制部１６を係
止爪１６ａの解除方向Ａに撓ませて係止部１２ｂとの係
止を解除しておく。次いで、バンド部１２を更に引き出
してマーク１２ｄ１に対応する位置の係止孔１２ｃ１に
係止させるようにすればよい。
適用に際し、バンド部１２をマーク１２ｄ１の位置まで
更に締め付け操作するには、先ず図３（Ｂ）に示すよう
に、操作片１６ｂを摘まんで締め付け量規制部１６を係
止爪１６ａの解除方向Ａに撓ませて係止部１２ｂとの係
止を解除しておく。次いで、バンド部１２を更に引き出
してマーク１２ｄ１に対応する位置の係止孔１２ｃ１に
係止させるようにすればよい。
【００１６】図４（Ａ）（Ｂ）はバンドクランプ２１の
第二実施形態を示し、締め付け量規制部２６の係止爪２
６ａとバンド部２２の係止部２２ｂに関し、上記第一実
施形態のものと異なる構造を採用したものである。な
お、その他の構成は第一実施形態と同様のため、同一符
号を付して説明を省略する。第２実施形態の締め付け量
規制部２６は、挿通穴１３ａから引き出されるバンド部
２２の側面を案内するように基部１３の側面部から延出
され、その先端方にはバンド部２２の側面側に向けて係
止爪２６ａを突設している。
第二実施形態を示し、締め付け量規制部２６の係止爪２
６ａとバンド部２２の係止部２２ｂに関し、上記第一実
施形態のものと異なる構造を採用したものである。な
お、その他の構成は第一実施形態と同様のため、同一符
号を付して説明を省略する。第２実施形態の締め付け量
規制部２６は、挿通穴１３ａから引き出されるバンド部
２２の側面を案内するように基部１３の側面部から延出
され、その先端方にはバンド部２２の側面側に向けて係
止爪２６ａを突設している。
【００１７】一方、バンド部２２の係止部２２ｂは、係
止孔ではなく係止爪２６ａに対向する係止突起２６ｃ
１、２６ｃ２…として、所要間隔毎に突設した構成とし
ている。この場合、係止爪２６ａと係止突起２６ｃ１、
２６ｃ２…とは、バンド部２２の引き出しを規制する側
の面を、互いに係合する係止面としている。第二実施形
態では、バンド部２２に係止孔が開口されないため、バ
ンド部２２の強度低下を防止できると共に、コルゲート
チューブ１の外径に対応する係止突起２６ｃ１、２６ｃ
２…の位置を確認し易い利点がある。なお、係止爪２６
ａの係止作用を解除するには、締め付け量規制部２６の
先端に突設した係止解除部としての解除片２６ｂを持っ
て解除方向Ｂに撓ませるようにすればよい。
止孔ではなく係止爪２６ａに対向する係止突起２６ｃ
１、２６ｃ２…として、所要間隔毎に突設した構成とし
ている。この場合、係止爪２６ａと係止突起２６ｃ１、
２６ｃ２…とは、バンド部２２の引き出しを規制する側
の面を、互いに係合する係止面としている。第二実施形
態では、バンド部２２に係止孔が開口されないため、バ
ンド部２２の強度低下を防止できると共に、コルゲート
チューブ１の外径に対応する係止突起２６ｃ１、２６ｃ
２…の位置を確認し易い利点がある。なお、係止爪２６
ａの係止作用を解除するには、締め付け量規制部２６の
先端に突設した係止解除部としての解除片２６ｂを持っ
て解除方向Ｂに撓ませるようにすればよい。
【００１８】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明に
係わるコルゲートチューブ用バンドククランプでは、コ
ルゲートチューブの外径に応じてバンド部に形成した係
止部が締め付け量規制部に係合して、バンド部の締め付
け過ぎを防止できる。よって、コルゲートチューブに対
するバンド部の締め付け状態を常に最適な状態とするこ
とができるため、バンド部の過度の締め付けによるコル
ゲートチューブの潰れ、およびこれに伴なうワイヤハー
ネスの損傷を防止できる。また、バンドに形成する係止
部を、コルゲートチューブの外径の種類に応じて複数箇
所に設定しておけば、外径の異なるコルゲートチューブ
へバンドクランプを共用する場合にも、各外径に最適な
締め付け状態とすることができる。
係わるコルゲートチューブ用バンドククランプでは、コ
ルゲートチューブの外径に応じてバンド部に形成した係
止部が締め付け量規制部に係合して、バンド部の締め付
け過ぎを防止できる。よって、コルゲートチューブに対
するバンド部の締め付け状態を常に最適な状態とするこ
とができるため、バンド部の過度の締め付けによるコル
ゲートチューブの潰れ、およびこれに伴なうワイヤハー
ネスの損傷を防止できる。また、バンドに形成する係止
部を、コルゲートチューブの外径の種類に応じて複数箇
所に設定しておけば、外径の異なるコルゲートチューブ
へバンドクランプを共用する場合にも、各外径に最適な
締め付け状態とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 第１実施形態のコルゲートチューブ用バンド
クランプの斜視図である。
クランプの斜視図である。
【図２】 裏面側からみたバンドクランプの斜視図であ
る。
る。
【図３】 （Ａ）（Ｂ）（Ｃ）コルゲートチューブへの
バンドクランプの締め付け工程を示す断面図である。
バンドクランプの締め付け工程を示す断面図である。
【図４】 （Ａ）は第二実施形態のバンドクランプの斜
視図、（Ｂ）は締め付け量規制部の拡大図である。
視図、（Ｂ）は締め付け量規制部の拡大図である。
【図５】 （Ａ）乃至（Ｃ）は従来例を示す図である。
１、１Ａ コルゲートチューブ １ｃ 谷部 １１、２１ バンドクランプ １２、２２ バンド部 １２ｂ、２２ｂ 係止部 １２ｅ 位置ずれ防止突起 １３ 基部 １３ａ 挿通穴 １４ バンドロック部 １６、２６ 締め付け量規制部 １６ａ、２６ａ 係止爪 １６ｂ、２６ｂ 操作片（係止解除部）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０２Ｇ 3/04 Ｆ１６Ｌ 3/12 Ｅ Ｆターム(参考） 3H023 AA05 AB01 AD08 AD19 AD54 AE08 3J022 EA42 EB14 EC13 EC22 ED28 FA05 FB07 FB17 GA03 GB43 GB45 GB59 GB77 5G357 DA06 DB03 DC12 DD01 DD05 DD10 DG10 5G363 AA16 BA02 BA07 DA15 DA16 DC02
Claims (3)
- 【請求項１】 コルゲートチューブの外周に巻き付ける
バンド部と、上記バンド部の基部に設けられ、コルゲー
トチューブに巻き付けたバンド部の先端を挿入して固定
するバンドロック部とを備え、 上記基部には上記バンド部の締め付け方向に延出する締
め付け量規制部を設ける一方、上記バンド部には上記コ
ルゲートチューブの外径に対応させて上記締め付け量規
制部に係止する係止部を形成しているコルゲートチュー
ブ用バンドクランプ。 - 【請求項２】 上記係止部は上記バンド部を巻き付ける
べき外径の異なるコルゲートチューブに対応して複数箇
所に設けると共に、上記締め付け量規制部には上記係止
部の係止状態を解除する係止解除部を設けている請求項
１に記載のコルゲートチューブ用バンドクランプ。 - 【請求項３】 上記バンド部の内周には、上記コルゲー
トチューブの外周の谷部に嵌入する位置ずれ防止突起を
突設している請求項１または請求項２に記載のコルゲー
トチューブ用バンドクランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000082153A JP3458816B2 (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | コルゲートチューブ用バンドクランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000082153A JP3458816B2 (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | コルゲートチューブ用バンドクランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001268757A true JP2001268757A (ja) | 2001-09-28 |
| JP3458816B2 JP3458816B2 (ja) | 2003-10-20 |
Family
ID=18598993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000082153A Expired - Fee Related JP3458816B2 (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | コルゲートチューブ用バンドクランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3458816B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006029566A (ja) * | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Piolax Inc | バンドクランプ |
| JP2008005581A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Nissan Motor Co Ltd | ハーネスプロテクタの取付構造 |
| JP2010032009A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Nifco Inc | 管・棒状体若しくはケーブル類の留め具 |
| JP2010151320A (ja) * | 2010-02-25 | 2010-07-08 | Piolax Inc | バンドクランプ |
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