JP7431115B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
図11の(a),(b)に示すこの種のコネクタ510は、コネクタハウジング520(第1ハウジング部材)と、コネクタハウジング520の前部に組付けられるフロントホルダ530(第2ハウジング部材)と、コネクタハウジング520に保持される端子540とを備える。
更に、フロントホルダ530がコネクタハウジング520に対して後側位置(本係止位置)に保持されているとき、図11の(b)に示すように、端子540の接点部542aが、フロントホルダ530から前方に突出する。突出した接点部542aが図示しない基板側ユニットの回路基板上の電極に押圧接触することで、コネクタ510と基板側ユニットを電気的に接続することができる。ここで、フロントホルダ530は、コネクタハウジング520側の第1係止突起525及び第2係止突起526が、フロントホルダ530側の係止孔537に係合することにより、フロントホルダ530が本係止位置に保持されることになる。
(1) 第1ハウジング部材と、
前記第1ハウジング部材に対して仮係止位置と本係止位置との間を進退移動可能に組み付けられた第2ハウジング部材と、
前記第2ハウジング部材から組み付け方向に延出する可撓壁と、
前記可撓壁に設けられた第1係合部と、
前記第1係合部より前記可撓壁の基部側で前記可撓壁に設けられた第2係合部と、
前記仮係止位置における前記第2係合部を係止して前記第2ハウジング部材が前記本係止位置へ移動するのを規制する第1係止面と、前記仮係止位置の前記第1係合部又は前記本係止位置の前記第2係合部をそれぞれ係止して前記第2ハウジング部材が前記第1ハウジング部材から離脱する方向に移動するのを規制する第2係止面とを有し、前記第1ハウジング部材に設けられた第1係止突起と、
前記仮係止位置における前記第1係合部を係止して前記第2ハウジング部材が前記本係止位置に移動するのを規制する第3係止面を有し、前記第1ハウジング部材に設けられた第2係止突起と、
を備え、
突起部である前記第1係合部と、突起部である前記第2係合部とは、前記組み付け方向に沿って互いに離間するように、前記可撓壁に設けられ、
前記第1係止突起と、前記第2係止突起とは、前記組み付け方向に沿って互いに離間するように、前記第1ハウジング部材に設けられた、ことを特徴とするコネクタ。
更に、可撓壁を撓ませて第1係合部が第2係止突起を乗り越えると共に第2係合部が第1係止突起を乗り越えることで、第2ハウジング部材は第1ハウジング部材に対して仮係止位置と本係止位置との間を進退移動することができる。この際、第2係合部は、可撓壁の自由端側に設けられた第1係合部より基部側に設けられているので、第1係止突起を乗り越えるために必要な係止力が、第2係止突起を乗り越えるために必要な第1係合部の係止力よりも大きくなる。そこで、第2ハウジング部材を本係止位置に係止する係止力を向上させることができる。従って、本係止位置の第2ハウジング部材が、外力によって不用意に第2ハウジング部材から離脱するのを防止できる。
前記第1係止突起及び前記第2係止突起が前記第1ハウジング部材の両側面にそれぞれ設けられた、
ことを特徴とする上記(1)に記載のコネクタ。
前記第2ハウジング部材が、前記端子収容室に収容された端子を二重係止するためのフロントホルダである、
ことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のコネクタ。
ことを特徴とする上記(3)に記載のコネクタ。
本実施形態係るコネクタ1は、図1~図7に示すように、第1ハウジング部材であるハウジング本体10と、ハウジング本体10に対して進退移動可能に組み付けられる第2ハウジング部材であるフロントホルダ30と、フロントホルダ30から組み付け方向に延出する可撓壁35と、可撓壁35に設けられた第1及び第2係合部である第1係合突起31及び第2係合突起33と、ハウジング本体10に設けられた第1係止突起21及び第2係止突起23とを主要な構成として有する。なお、可撓壁35に設けられる本発明の第1係合部及び第2係合部は、第1係合突起31及び第2係合突起33のような突起部に限らず、可撓壁にそれぞれ設けた開口部とすることもできる。
また、ハウジング本体10は、図1及び図2に示したように、長手方向及び上下方向に直交し、かつハウジング本体10から前方を向いたときの左右側面における後方半部が側壁15となり、前方半分が開放された側面となっている。側面が開放されたハウジング本体10は、本係止位置(図6に示す位置)に組み付けられたフロントホルダ30の可撓壁35に覆われることで端子収容室11が画成される。
また、第2係止突起23は、仮係止位置における第1係合突起31を係止してフロントホルダ30が本係止位置に移動するのを規制する前方側の第3係止面23aを有する。
前壁37に形成された開口部38は、ハウジング本体10の端子収容室11をコネク前方に表出させるための開口であり、図示しない相手コネクタの端子が挿入される。
本実施形態のコネクタ1によれば、図9に示すように、フロントホルダ30は、仮係止位置の第1係合突起31が第1係止突起21の第2係止面21bに係止されることで、ハウジング本体10から離脱する方向に移動するのが規制される。また、仮係止位置に仮係止されたフロントホルダ30は、第1係合突起31が第2係止突起23の第3係止面23aに係止されると同時に、第2係合突起33が第1係止突起21の第1係止面21aに係止されることで、ハウジング本体10に対して本係止位置へ移動するのが規制される。
[1] 第1ハウジング部材(ハウジング本体10)と、
前記第1ハウジング部材(ハウジング本体10)に対して仮係止位置と本係止位置との間を進退移動可能に組み付けられた第2ハウジング部材(フロントホルダ30)と、
前記第2ハウジング部材(フロントホルダ30)から組み付け方向に延出する可撓壁(35)と、
前記可撓壁(35)に設けられた第1係合部(第1係合突起31)と、
前記第1係合部(第1係合突起31)より前記可撓壁(35)の基部側で前記可撓壁(35)に設けられた第2係合部(第2係合突起33)と、
前記仮係止位置における前記第2係合部(第2係合突起33)を係止して前記第2ハウジング部材(フロントホルダ30)が前記本係止位置へ移動するのを規制する第1係止面(21a)と、前記仮係止位置の前記第1係合部(第1係合突起31)又は前記本係止位置の前記第2係合部(第2係合突起33)をそれぞれ係止して前記第2ハウジング部材(フロントホルダ30)が前記第1ハウジング部材(ハウジング本体10)から離脱する方向に移動するのを規制する第2係止面(21b)とを有し、前記第1ハウジング部材(ハウジング本体10)に設けられた第1係止突起(21)と、
前記仮係止位置における前記第1係合部(第1係合突起31)を係止して前記第2ハウジング部材(フロントホルダ30)が前記本係止位置に移動するのを規制する第3係止面(23a)を有し、前記第1ハウジング部材(ハウジング本体10)に設けられた第2係止突起(23)と、
を備えることを特徴とするコネクタ(1)。
[2] 一対の前記可撓壁(35)が前記第2ハウジング部材(フロントホルダ30)の両側面に沿って延出され、
前記第1係止突起(21)及び前記第2係止突起(23)が前記第1ハウジング部材(ハウジング本体10)の両側面にそれぞれ設けられた、
ことを特徴とする上記[1]に記載のコネクタ(1)。
[3] 前記第1ハウジング部材(ハウジング本体10)が、端子収容室(11)を有するハウジング本体(10)であり、
前記第2ハウジング部材(フロントホルダ30)が、前記端子収容室(11)に収容された端子(51)を二重係止するためのフロントホルダ(30)である、
ことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載のコネクタ(1)。
[4] 前記第1係合部(第1係合突起31)及び前記第2係合部(第2係合突起33)が、前記第1係止突起(21)及び前記第2係止突起(23)と対向する側に突出する突起部である、
ことを特徴とする上記[3]に記載のコネクタ(1)。
10…ハウジング本体(第1ハウジング部材)
21…第1係止突起
21a…第1係止面
21b…第2係止面
23…第2係止突起
23a…第3係止面
30…フロントホルダ(第2ハウジング部材)
31…第1係合突起(第1係合部)
33…第2係合突起(第2係合部)
35…可撓壁
Claims (4)
- 第1ハウジング部材と、
前記第1ハウジング部材に対して仮係止位置と本係止位置との間を進退移動可能に組み付けられた第2ハウジング部材と、
前記第2ハウジング部材から組み付け方向に延出する可撓壁と、
前記可撓壁に設けられた第1係合部と、
前記第1係合部より前記可撓壁の基部側で前記可撓壁に設けられた第2係合部と、
前記仮係止位置における前記第2係合部を係止して前記第2ハウジング部材が前記本係止位置へ移動するのを規制する第1係止面と、前記仮係止位置の前記第1係合部又は前記本係止位置の前記第2係合部をそれぞれ係止して前記第2ハウジング部材が前記第1ハウジング部材から離脱する方向に移動するのを規制する第2係止面とを有し、前記第1ハウジング部材に設けられた第1係止突起と、
前記仮係止位置における前記第1係合部を係止して前記第2ハウジング部材が前記本係止位置に移動するのを規制する第3係止面を有し、前記第1ハウジング部材に設けられた第2係止突起と、
を備え、
突起部である前記第1係合部と、突起部である前記第2係合部とは、前記組み付け方向に沿って互いに離間するように、前記可撓壁に設けられ、
前記第1係止突起と、前記第2係止突起とは、前記組み付け方向に沿って互いに離間するように、前記第1ハウジング部材に設けられたことを特徴とするコネクタ。 - 一対の前記可撓壁が前記第2ハウジング部材の両側面に沿って延出され、
前記第1係止突起及び前記第2係止突起が前記第1ハウジング部材の両側面にそれぞれ設けられた、
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。 - 前記第1ハウジング部材が、端子収容室を有するハウジング本体であり、
前記第2ハウジング部材が、前記端子収容室に収容された端子を二重係止するためのフロントホルダである、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。 - 前記第1係合部及び前記第2係合部が、前記第1係止突起及び前記第2係止突起と対向する側に突出する突起部である、
ことを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
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