JP7427325B2 - テープ貼着方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークにテープを貼着するテープ貼着方法に関する。
デバイスチップの製造工程においては、分割予定ライン(ストリート)によって区画された複数の領域にそれぞれデバイスが形成されたウェーハが用いられる。このウェーハを分割予定ラインに沿って分割することにより、複数のデバイスチップが得られる。
ウェーハに対しては、加工装置を用いた様々な加工が施される。例えば、研削装置でウェーハを研削して薄化する研削加工や、切削装置でウェーハを切削して分割する切削加工等が実施される。また、加工装置によってウェーハを加工する際には、ウェーハのハンドリング性の向上や、ウェーハに形成されたデバイスの保護等を目的として、ウェーハにテープが貼着される。
近年では、ウェーハへのテープの貼着を自動で行う手法が広く用いられている。例えば特許文献1には、ウェーハを保持する保持テーブルと、ウェーハにテープを貼着するための可動ローラーとを備えたテープ貼着装置が開示されている。このテープ貼着装置は、保持テーブルによって保持されたウェーハ上にテープが配置された状態で、可動ローラーをウェーハの一端側から他端側に向かって転がし、可動ローラーでテープをウェーハに向かって押圧する。これにより、テープがウェーハに自動で貼着される。
特開平6-177243号公報
ウェーハには、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を用いて構成されたデバイス(MEMSデバイス)等、微細で緻密なデバイスが形成されることがある。このようなデバイスが形成されたウェーハにテープを貼着する際に、前述のテープ貼着装置を用いると、可動ローラーの強い押圧によってデバイスが損傷してしまう恐れがある。そのため、ウェーハに形成されるデバイスの構造、性質等によっては、可能な限りウェーハに負荷がかからない方法でテープを貼着することが望まれる。
そこで、平坦に支持されたテープ上にウェーハを配置することによって、ウェーハにテープを貼着する手法が用いられることがある。この手法では、ウェーハが過度に押圧されることがないため、ウェーハに形成されたデバイスの損傷等が生じにくい。
しかしながら、テープ上にウェーハを配置する方法を用いると、ウェーハとテープとの間に気体が閉じ込められ、気泡が形成されることがある。この気泡の残留は、ウェーハとテープとの適切な密着を阻害し、ウェーハを加工する際における加工不良の発生の原因となる。例えば、気泡によってウェーハが平坦に保持されず、ウェーハに研削加工を施す際にウェーハの全体を均一に研削することが困難になる場合がある。また、ウェーハを切削して複数のデバイスチップに分割した際、デバイスチップとテープとの接着が気泡によって妨げられ、チップが飛散する恐れがある。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、デバイスが形成されたウェーハ等に代表されるワークとテープとの間に残存する気泡を容易に除去することが可能なテープ貼着方法の提供を目的とする。
本発明の一態様によれば、ワークにテープを貼着するテープ貼着方法であって、テープ貼着装置を用いて大気の平均分子量より分子量の小さい気体中で該ワークに該テープを貼着する貼着ステップと、該貼着ステップを実施した後、該ワークと該テープとの間に残存した該気体を、該テープを透過させて除去する透過ステップと、を備え、該テープは、基材及び粘着層を備え、且つ、該気体及び空気が透過可能であり、該テープ貼着装置は、該テープが保持されるテープ保持部と、該ワークが保持されるワーク保持部と、該ワーク保持部に設けられた保持テーブルと、を備え、該貼着ステップでは、該テープ保持部が該気体で満たされた状態で、該保持テーブルによって保持された該ワークと該テープとを該気体中で接触させるテープ貼着方法が提供される。
なお、好ましくは、該透過ステップでは、該テープを加熱する。また、好ましくは、該透過ステップでは、該ワークと該テープの一方又は両方に対して、該ワークと該テープとが密着する方向に圧力を付与する。また、好ましくは、該気体はヘリウムである。
本発明の一態様に係るテープ貼着方法では、大気の平均分子量より分子量の小さい気体中でワークにテープを貼着する貼着ステップと、ワークとテープとの間に残存した気体を、テープを透過させて除去する透過ステップと、を備える。このテープ貼着方法では、ワークとテープとの間に入り込む気体が、大気の平均分子量より分子量の小さい気体となるため、テープを透過しやすい。そのため、ワークとテープとの間に残存する気泡が容易に除去されやすくなる。
ワークを示す斜視図である。 図2(A)はワークにテープが貼着される様子を示す斜視図であり、図2(B)はテープが貼着されたワークを示す断面図である。 図3(A)はテープ貼着装置を示す断面図であり、図3(B)はワークにテープが貼着された状態のテープ貼着装置を示す断面図である。 図4(A)は貼着ステップ後のワーク及びテープの一部を拡大して示す断面図であり、図4(B)は透過ステップ後のワーク及びテープの一部を拡大して示す断面図である。 テープが加熱される様子を示す断面図である。 保持テーブルによって保持された状態のワークを示す断面図である。 ヒーターを備える保持テーブルによって保持された状態のワークを示す断面図である。
以下、添付図面を参照して本実施形態を説明する。まず、本実施形態に係るテープ貼着方法によってテープが貼着されるワークの構成例について説明する。図1は、ワーク11を示す斜視図である。ワーク11は、テープが貼着された状態で、加工、洗浄等の処理が施される部材(被加工物、被洗浄物)である。
ワーク11は、例えば円盤状に形成されたシリコンウェーハであり、表面11a及び裏面11bを備える。ワーク11は、互いに交差するように格子状に配列された複数の分割予定ライン(ストリート)13によって複数の領域に区画されており、この領域の表面11a側にはそれぞれ、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)デバイスによって構成されるデバイス15が形成されている。すなわち、ワーク11は複数のMEMSデバイスを備えるMEMSウェーハである。
ただし、ワーク11の材質、形状、構造、大きさ等に制限はない。例えばワーク11は、シリコン以外の半導体(GaAs、InP、GaN、SiC等)、ガラス、セラミックス、樹脂、金属等の材料によって形成されていてもよい。また、デバイス15の種類、数量、形状、構造、大きさ、配置等にも制限はない。例えば、デバイス15はIC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)等によって構成されていてもよい。また、ワーク11にはデバイス15が形成されていなくてもよい。
ワーク11を分割予定ライン13に沿って分割すると、デバイス15をそれぞれ備える複数のデバイスチップが得られる。なお、ワーク11の分割には、ワーク11を環状の切削ブレードで切削する切削装置や、レーザービームの照射によってワーク11を加工するレーザー加工装置等が用いられる。また、デバイスチップの薄型化を目的として、分割前のワーク11が薄化される場合がある。ワーク11の薄化には、ワーク11を研削砥石で研削する研削装置や、ワーク11を研磨パッドで研磨する研磨装置等が用いられる。
上記のような各種の加工装置を用いてワーク11を加工する際には、ワーク11のハンドリング性の向上や、ワーク11に形成されたデバイス15の保護等を目的として、ワーク11にテープが貼着される。例えば、ワーク11の搬送及び保持を容易にするため、ワーク11はテープを介して環状フレームによって支持されることがある。
図2(A)は、ワーク11にテープ17が貼着される様子を示す斜視図である。ワーク11には、例えばワーク11よりも直径の大きい円形のテープ17が貼付される。なお、テープ17は、気体が透過可能な高分子フィルム等でなる。
テープ17の外周部には、中央部にワーク11よりも直径の大きい円形の開口19aを備える環状フレーム19が貼付される。そして、例えばワーク11は、裏面11b側が開口19aの内側で露出するテープ17と接触するように、テープ17上に配置される。これにより、ワーク11の裏面11b側にテープ17が貼着され、ワーク11はテープ17を介して環状フレーム19によって支持される。図2(B)は、テープ17が貼着されたワーク11を示す断面図である。
ワーク11にテープ17を貼着する際、ワーク11とテープ17との間に気体が閉じ込められ、気泡が形成されることがある。例えば、テープ17の貼着を大気中で実施すると、ワーク11とテープ17との間に空気が入り込み、テープ17の貼着後、ワーク11とテープ17との間には空気を含む気泡が残留することがある。この気泡の残留は、ワーク11とテープ17との適切な密着を阻害し、ワーク11を加工する際における加工不良の発生の原因となる。
例えば、気泡によってワーク11が平坦に保持されず、ワーク11に研削加工を施す際にワーク11の全体を均一に研削することが困難になる場合がある。また、ワーク11を切削して複数のデバイスチップに分割した際、デバイスチップとテープ17との接着が気泡によって妨げられ、チップが飛散する恐れがある。そのため、ワーク11とテープ17との間に残留する気泡は除去されることが望まれる。
気泡の除去は、例えばテープ17に対して加熱処理を施し、気泡に含まれる気体のテープ17に対する透過性を上げることによって行われる。これにより、気体がテープ17を透過しやすくなり、ワーク11とテープ17との間から抜けやすくなる。ただし、気泡に含まれる気体が空気である場合、上記の加熱処理等を行っても、気泡が十分に除去されない、又は気泡の除去に長時間を要することがある。
そこで、本実施形態では、大気の平均分子量より分子量の小さい気体中でワーク11にテープ17を貼着する。なお、大気の平均分子量は、地表における大気(空気)に含まれる気体の分子量の平均値に相当する。この気体中でワーク11にテープ17を貼着すると、ワーク11とテープ17との間に気泡が残留した場合に、気泡に含まれる気体の分子量が大気の平均分子量よりも小さくなる。
大気の平均分子量より分子量の小さい気体は、空気よりもテープ17を透過しやすい。そのため、テープ17の貼着の際にワーク11とテープ17との間にこの気体が入り込んで気泡が形成されても、この気泡はワーク11とテープ17との間からテープ17を透過して抜けやすい。これにより、ワーク11とテープ17との間に残存する気体が容易に除去される。
大気の平均分子量より分子量の小さい気体の例としては、水素、ヘリウム(単原子分子)、窒素、ネオン(単原子分子)、メタン、アンモニア、フッ化水素、アセチレン、一酸化炭素、エチレン等が挙げられる。特にヘリウムは、分子量(原子量)が小さく安全性も高いため、ワーク11とテープ17との貼り合わせの際に用いる気体(雰囲気)として好ましい。
なお、ワーク11へのテープの貼着は、手作業で行ってもよいし、専用の装置(テープ貼着装置)を用いて行ってもよい。図3(A)は、テープ貼着装置2を示す断面図である。このテープ貼着装置2によって、本実施形態に係るテープ貼着方法が自動で実施される。
テープ貼着装置2は、ワーク11と、ワーク11に貼着されるテープ17とを収容可能な円筒状のチャンバー4を備える。チャンバー4は、上側が開口した円筒状の本体部6と、本体部6の開口を開閉する蓋部8とを備える。
チャンバー4の内部には、テープ17が保持されるテープ保持部4aと、ワーク11が保持されるワーク保持部4bとが形成されている。テープ保持部4aは、チャンバー4の内部に形成された円柱状の空間である。また、ワーク保持部4bは、テープ保持部4aの底から下側に向かって形成された円柱状の空間(凹部)である。なお、ワーク保持部4bの直径はテープ保持部4aの直径よりも小さく、チャンバー4内には断面視でT字状の空間が形成されている。
テープ保持部4aには、テープ17が貼着された環状フレーム19を支持する環状のフレーム支持部10が設けられている。フレーム支持部10は、その中心部にフレーム支持部10を上下に貫通する円形の開口10aを備え、開口10aがワーク保持部4bと重なるように配置されている。なお、開口10aの直径は、例えば環状フレーム19の開口19aの直径と概ね同一に設定される。
また、ワーク保持部4bには、ワーク11を保持する保持テーブル12が設けられている。保持テーブル12は、その直径がワーク保持部4bの直径と概ね同一となるように形成され、上下方向に移動可能な状態でワーク保持部4bに嵌め込まれ、チャンバー4の本体部6によって支持されている。なお、保持テーブル12の高さはワーク保持部4bの高さ未満であり、保持テーブル12の下側には隙間が確保されている。また、保持テーブル12の上面は、ワーク11を保持する保持面12aを構成する。
テープ保持部4aは、本体部6に形成された流路14aとバルブ16aとを介して、気体供給源18に接続されている。気体供給源18は、大気の平均分子量より分子量の小さい気体を、バルブ16a及び流路14aを介してテープ保持部4aに供給する。また、テープ保持部4aは、本体部6に形成された流路14bを介してバルブ16bに接続されており、バルブ16bを開くとテープ保持部4aが大気開放される。
ワーク保持部4bのうち保持テーブル12の下側の領域は、本体部6に形成された流路14cとバルブ16cとを介して、エアー供給源20と接続されている。エアー供給源20は、バルブ16c及び流路14cを介してエアーをワーク保持部4bに供給する。また、ワーク保持部4bのうち保持テーブル12の下側の領域は、本体部6に形成された流路14dを介してバルブ16dと接続されており、バルブ16dを開くとワーク保持部4bが大気開放される。
なお、テープ保持部4aと、ワーク保持部4bのうち保持テーブル12の下側の領域とは、保持テーブル12によって分離されている。そのため、この2つの領域間での気体の往来は遮断されている。
次に、ワーク11にテープ17を貼着する際のテープ貼着装置2の動作例について説明する。なお、以下では一例として、気体供給源18からヘリウムが供給される場合について説明する。ただし、気体供給源18から供給される気体(大気の平均分子量より分子量の小さい気体)は適宜変更できる。
まず、蓋部8を開け、ワーク11のテープ17が貼着される面が上方に露出するように、ワーク11を保持テーブル12で保持する。例えば、テープ17をワーク11の裏面11b側に貼着する場合は、ワーク11の表面11a側と保持面12aとが対向するように、ワーク11を保持テーブル12上に配置する。
また、テープ17が貼着された環状フレーム19を、フレーム支持部10で支持する。環状フレーム19は、テープ17が貼着されていない面がフレーム支持部10と接触するように支持される。なお、ワーク11と環状フレーム19とはそれぞれ、ワーク11の中心と環状フレーム19の開口19aの中心とが平面視で重なるように配置される。
次に、蓋部8を閉じ、テープ保持部4aを密閉する。そして、バルブ16a,16bを開き、気体供給源18からテープ保持部4aにヘリウムガスを所定の流量で供給するとともに、流路14b及びバルブ16bを介してテープ保持部4aの内部に残留する大気を排出する。これにより、テープ保持部4aがヘリウムガスで満たされる。
次に、バルブ16dを閉じた状態でバルブ16cを開き、エアー供給源20からワーク保持部4bにエアーを所定の流量で供給する。これにより、ワーク保持部4bのうち保持テーブル12の下側の領域の圧力が上昇し、保持テーブル12が上方に押し上げられる。その結果、ワーク11がテープ17に向かって移動する。そして、ヘリウムガス中でワーク11の裏面11b側とテープ17とが接触し、ワーク11にテープ17が貼着される。図3(B)は、ワーク11にテープ17が貼着された状態のテープ貼着装置2を示す断面図である。
その後、バルブ16cを閉じるとともにバルブ16dを開き、ワーク保持部4bを大気開放する。これにより、ワーク保持部4bのうち保持テーブル12の下側の領域の圧力が下がり、保持テーブル12が下降する。このときワーク11は、テープ17に貼着されて保持された状態に維持される。
なお、図3(A)及び図3(B)ではワーク保持部4bにエアー供給源20が接続された構成例を示しているが、例えば、ワーク保持部4bは流路14c及びバルブ16cを介して気体供給源18に接続されていてもよい。この場合、気体供給源18から供給される気体によって保持テーブル12の昇降が制御され、エアー供給源20を省略することができる。
上記のように、本実施形態では、大気の平均分子量より分子量の小さい気体中でワーク11にテープ17を貼着する(貼着ステップ)。図4(A)は、貼着ステップ後のワーク11及びテープ17の一部を拡大して示す断面図である。
例えばテープ17は、円形のフィルム状の基材17aと、基材17a上に形成された粘着層(糊層)17bとを備える。基材17aは、例えばポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタラート等の樹脂でなる。また、粘着層17bは、例えば紫外線の照射によって硬化する紫外線硬化型の樹脂でなる。なお、基材17aと粘着層17bとはそれぞれ、大気の平均分子量より分子量の小さい気体が透過可能な材質でなる。
ワーク11にテープ17を貼着すると、ワーク11とテープ17の粘着層17bとの間に気体が入り込んで気泡21が形成されることがある。ここで、本実施形態においては、ワーク11とテープ17との貼り合わせを大気の平均分子量より分子量の小さい気体中で行っている。そのため、気泡21に含まれる気体は、大気の平均分子量より分子量の小さい気体となる。そして、この気体は空気と比較してテープ17を透過しやすいため、ワーク11とテープ17との間から容易に除去される。
例えば、貼着ステップを実施した後、ワーク11がテープ17上に配置された状態(図2(B)参照)で、一定時間放置する。このとき、ワーク11の自重によって気泡21がテープ17に押し込まれる。そして、ワーク11とテープ17との間に残存した気体が、テープ17を透過して除去される(透過ステップ)。
図4(B)は、透過ステップ後のワーク11及びテープ17の一部を拡大して示す断面図である。気泡21に含まれる気体がテープ17を透過して除去されると、ワーク11の裏面11b側の全体がテープ17の粘着層17bに平坦に密着する。これにより、後の工程でワーク11が加工される際に、加工不良の発生が防止される。
なお、透過ステップでは、気泡21の除去を促進するため、所定の処理を実施してもよい。例えば、テープ17を加熱して、気泡21に含まれる気体がテープ17を透過しやすくしてもよい。図5は、テープ17が加熱される様子を示す断面図である。
テープ17の加熱は、例えばホットプレート30を用いて実施される。ホットプレート30は、電力の供給によって発熱するプレートであり、その上面はテープ17を保持する保持面30aを構成する。テープ17がホットプレート30の保持面30aと接触した状態でホットプレート30を発熱させることにより、テープ17が加熱される。
テープ17が加熱されると、気泡21の除去に要する時間が短縮されることが確認された。これは、テープ17の加熱によって、テープ17を構成する高分子材料の高分子鎖の隙間が広がりやすくなるとともに、気泡21が加熱されて気泡21に含まれる気体の運動が活発化し、気体がテープ17を透過しやすくなったためと推察される。
テープ17は、例えば80℃以上90℃以下程度の温度に加熱される。ただし、テープ17の加熱温度は、テープ17の材質に応じて、テープ17の変質が生じない範囲内で適宜設定できる。また、テープ17の加熱にはオーブンやヒーターを用いてもよい。
また、透過ステップでは、ワーク11とテープ17の一方又は両方に対して、ワーク11とテープ17とが密着する方向に圧力を付与してもよい。例えば、ワーク11が環状フレーム19によって支持された状態(図2(B)参照)で、ワーク11をテープ17に向かって押圧し、気泡21をテープ17に押し込んでもよい。なお、ワーク11を押圧する強さは、デバイス15の破損等が生じない範囲で設定される。
また、ワーク11への圧力の付与は、ワーク11を吸引保持する保持テーブルを用いて行うこともできる。図6は、保持テーブル40によって保持された状態のワーク11を示す断面図である。保持テーブル40は、ワーク11に吸引力を作用させて圧力を付与する。
保持テーブル40は、例えばワーク11よりも直径の大きい円柱状に形成され、その上面はワーク11を保持する保持面40aを構成する。また、保持テーブル40は、保持面40a側にポーラスセラミックス等によって構成されたポーラス部材42を備える。ポーラス部材42は、例えば保持テーブル40よりも直径の小さい円盤状に形成され、保持テーブル40の保持面40a側に嵌め込まれている。なお、ポーラス部材42の上面は、保持面40aの一部を構成する。
ポーラス部材42は、保持テーブル40の内部に形成された流路40bと、バルブ44とを介して、エジェクタ等の吸引源46に接続されている。また、保持テーブル40の周囲には、ワーク11を支持する環状フレーム19を把持して固定する複数のクランプ48が設けられている。
ワーク11は、テープ17が貼着された面側(裏面11b側)が保持面40aと対向するように、保持テーブル40上に配置される。また、環状フレーム19が複数のクランプ48によって固定される。この状態で、吸引源46の負圧をバルブ44、流路40b及びポーラス部材42を介して保持面40aに作用させると、テープ17を介してワーク11に吸引力が作用し、ワーク11に対してテープ17側(保持面40a側)に向かって圧力が付与される。
その結果、気泡21(図4(A)参照)がテープ17に押し込まれるとともに、気泡21が保持面40aに吸引される。これにより、気泡21に含まれる気体がテープ17を透過して除去されやすくなり、気泡21の除去に要する時間が短縮される。なお、上記ではワーク11に対してテープ17に向かって圧力が付与される例について説明したが、テープ17に対してワーク11に向かって圧力が付与されてもよい。
また、保持テーブル40は、テープ17を加熱するためのヒーターを更に備えていてもよい。図7は、ヒーター50を備える保持テーブル40によって保持された状態のワーク11を示す断面図である。例えばヒーター50は、その直径がワーク11以上である円盤状に形成され、保持テーブル40の内部に埋め込まれる。
保持テーブル40でワーク11を吸引保持した状態で、ヒーター50に電力を供給してヒーター50を発熱させると、テープ17が加熱される。このように、ワーク11への圧力(吸引力)の付与とテープ17の加熱との両方を実施することにより、気泡21が素早く除去される。
透過ステップを実施した後は、テープ17を介して環状フレーム19によって保持されたワーク11に対し、加工装置を用いた加工や、洗浄装置を用いた洗浄等が施される。なお、ワーク11に施される加工の内容に制限はない。例えば、環状の切削ブレードでワーク11を切削する切削装置、研削砥石でワーク11を研削する研削装置、研磨パッドでワーク11を研磨する研磨装置、レーザービームの照射によってワーク11を加工するレーザー加工装置等によって、ワーク11が加工される。
以上の通り、本実施形態に係るテープ貼着方法は、大気の平均分子量より分子量の小さい気体中でワーク11にテープ17を貼着する貼着ステップと、ワーク11とテープ17との間に残存した気体を、テープ17を透過させて除去する透過ステップと、を備える。このテープ貼着方法では、ワーク11とテープ17との間に入り込む気体が、大気の平均分子量より分子量の小さい気体となるため、テープ17を透過しやすい。そのため、ワーク11とテープ17との間に残存する気泡が容易に除去されやすくなる。
なお、透過ステップの実施後、ワーク11とテープ17との間には、ワーク11の加工や洗浄に影響がない範囲で微細な気泡21が残留していてもよい。すなわち、透過ステップでは、ワーク11の加工や洗浄に悪影響がない程度にワーク11とテープ17との間から気体が除去され、気泡21が縮小されればよい。
例えば、貼着ステップは、大気の平均分子量より分子量の小さい気体(第1の気体)のみを含む雰囲気下で実施されることが好ましい。しかしながら、実際には、第1の気体に他の気体(第2の気体)が微量に混合された雰囲気下で、ワーク11にテープ17を貼着されることがある。この場合、気泡21には第1の気体と第2の気体とが含まれることがある。しかしながら、気泡21に含まれる第2の気体が微量であれば、透過ステップで第1の気体を適切に除去することにより、気泡21のサイズを十分に縮小することができる。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 ワーク
11a 表面
11b 裏面
13 分割予定ライン(ストリート)
15 デバイス
17 テープ
17a 基材
17b 粘着層(糊層)
19 環状フレーム
19a 開口
21 気泡
2 テープ貼着装置
4 チャンバー
4a テープ保持部
4b ワーク保持部
6 本体部
8 蓋部
10 フレーム支持部
10a 開口
12 保持テーブル
12a 保持面
14a,14b,14c,14d 流路
16a,16b,16c,16d バルブ
18 気体供給源
20 エアー供給源
30 ホットプレート
30a 保持面
40 保持テーブル
40a 保持面
40b 流路
42 ポーラス部材
44 バルブ
46 吸引源
48 クランプ
50 ヒーター

Claims (4)

  1. ワークにテープを貼着するテープ貼着方法であって、
    テープ貼着装置を用いて大気の平均分子量より分子量の小さい気体中で該ワークに該テープを貼着する貼着ステップと、
    該貼着ステップを実施した後、該ワークと該テープとの間に残存した該気体を、該テープを透過させて除去する透過ステップと、を備え、
    該テープは、基材及び粘着層を備え、且つ、該気体及び空気が透過可能であり、
    該テープ貼着装置は、該テープが保持されるテープ保持部と、該ワークが保持されるワーク保持部と、該ワーク保持部に設けられた保持テーブルと、を備え、
    該貼着ステップでは、該テープ保持部が該気体で満たされた状態で、該保持テーブルによって保持された該ワークと該テープとを該気体中で接触させることを特徴とするテープ貼着方法。
  2. 該透過ステップでは、該テープを加熱することを特徴とする請求項1に記載のテープ貼着方法。
  3. 該透過ステップでは、該ワークと該テープの一方又は両方に対して、該ワークと該テープとが密着する方向に圧力を付与することを特徴とする請求項1に記載のテープ貼着方法。
  4. 該気体はヘリウムであることを特徴とする請求項1に記載のテープ貼着方法。
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