JP7400279B2 - 金銭処理機 - Google Patents

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Description

本発明は、貨幣の詰まりが発生して欲しくない運用状態である場合に貨幣の詰まりを低減することができる金銭処理機に関する。
スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗には、客さばきや現金管理の厳正化のため、自動釣銭機などの金銭処理機が用いられている。これらの金銭処理機は、有人レジであるが、近年では、有人レジに替わってお客自身に商品の登録と金銭の授受とを行わせるセルフレジや金銭の授受のみをお客自身が実施するセミセルフレジも普及しつつある。
ここで、特許文献1には、投入された硬貨を金種毎に振り分けて各々の収納庫に収納するとともに、各収納庫から硬貨を計数して払出しする硬貨処理機及びその制御方法が記載されている。この硬貨処理機では、硬貨処理機内にて硬貨を識別して再計数する精査機能を備えている。
特開2007-164752号公報
ところで、金銭処理機は、通常、店員により操作されているが、入金される紙幣や硬貨の汚損が激しかった場合、機内で詰まりが生じ、簡単に復旧できない場合、管理者や保守員により詰まりの解除操作が行われる。
しかしながら、例えば夜間においては管理者が不在であることがしばしばであり、詰まりが生じにくい金銭処理機が望まれていた。
一方、上記のように、レジ人員の合理化や調理商品作業時の衛生面の関係で、顧客自身に金銭授受を行ってもらうセミセルフレジやフルセルフレジも運用され始めており、この場合、金銭処理機になじみのない顧客が入出金操作を行うため、汚損の激しい貨幣の入金等により、詰まりが生じやすい。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、貨幣の詰まりが発生して欲しくない運用状態である場合に貨幣の詰まりを低減することができる金銭処理機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、POSレジスタ装置に接続されて金銭の入出金処理を行う金銭処理機であって、複数の運用モードに対応した入出金制御を行う複数の運用モード制御部と、各運用モードに対する排他的な適用条件を満足する場合、満足する適用条件に対応する運用モードに切り替える指示を行う切替制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記POSレジスタ装置は、各運用モードに対する排他的な適用条件を満足する場合、前記金銭処理機に対して、満足する適用条件に対応する運用モードに切り替える指示を行い、前記運用モード制御部は、指示された運用モードで入出金処理を制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記適用条件は、予め設定した時間帯であり、前記複数の運用モードは、日中運用モード及び夜間運用モードであることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記運用モード制御部は、日中運用モードである場合、入金する収納庫の限定及び/又は出金する収納庫の限定を行なわず、夜間運用モードである場合、入金する収納庫の限定及び/又は出金する収納庫の限定を行うことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記運用モード制御部は、夜間運用モード時における処理速度を日中運用モード時の処理速度より遅くすることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記複数の運用モードは、顧客に入出金を行わせるセルフレジ運用モードと店員が入出金を行う店員レジ運用モードであり、前記金銭処理機の金銭の入出金取扱い側の位置を検出する位置検出センサを備え、前記切替制御部は、前記入出金取扱い側の位置が顧客側である場合、前記セルフレジ運用モードに切り替え、前記入出金取扱い側の位置が店員側である場合、前記店員レジ運用モードに切り替え、前記運用モード制御部は、前記セルフレジ運用モード時の処理速度を前記店員レジ運用モード時の処理速度よりも遅くすることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記運用モード制御部は、店員レジ運用モードである場合、入金する収納庫の限定及び/又は出金する収納庫の限定を行なわず、セルフレジ運用モードである場合、入金する収納庫の限定及び/又は出金する収納庫の限定を行うことを特徴とする。
本発明によれば、貨幣の詰まりが発生して欲しくない運用状態、例えば夜間運用やセルフレジ運用である場合に貨幣の詰まりを低減することができる。
図1は、本発明の実施の形態である金銭処理装置の金銭処理機である自動釣銭機の構成を示す斜視図である。 図2は、自動釣銭機の制御系の構成を示すブロック図である。 図3は、図1に示した硬貨処理装置の内部構成を模式的に示す平面図である。 図4は、図1に示した紙幣処理装置の内部構成を概念的に示す側面図である。 図5は、切替制御部による運用モードの切替指示処理手順を示すフローチャートである。 図6は、運用モード制御部による運用モード制御処理手順を示すフローチャートである。 図7は、変形例2の金銭処理装置の制御系の構成を示すブロック図である。 図8は、変形例3の金銭処理装置の制御系の構成を示すブロック図である。 図9は、変形例4の金銭処理装置がレジカウンタ上に配置された状態を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
(金銭処理装置の構造)
図1は、本発明の実施の形態である金銭処理装置10の金銭処理機である自動釣銭機10aの構成を示す斜視図である。また、図2は、自動釣銭機10aの制御系の構成を示すブロック図である。ここで例示する金銭処理装置10では、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗においてPOSレジスタ装置10bに自動釣銭機10aが接続される。図1及び図2に示すように、自動釣銭機10aの上面は平坦面が形成され、この平坦面には上位装置であるPOSレジスタ装置10bが配置される。自動釣銭機10aは、硬貨の入出金を行う硬貨処理装置1と紙幣の入出金を行う紙幣処理装置2とを有する。硬貨処理装置1及び紙幣処理装置2は、直方体状を成す装置本体に覆われ、それぞれが隣接して配置される。
硬貨処理装置1は装置本体の前端上面の右側に硬貨入金口31を備える。硬貨処理装置1の装置本体の前面左側には、硬貨出金口38が形成され、硬貨出金口38から排出された硬貨は受け皿40で受け止められる。また、装置本体の前面右側には、硬貨返却口39を備える。一方、紙幣処理装置2の装置本体の前面上部には、紙幣入金口41及び紙幣出金口42が設けられる。
硬貨処理装置1は前端上面の左側に表示部3及び操作入力部4を備える。表示部3及び操作入力部4は、紙幣処理装置2の表示部及び操作入力部でもある。制御部5及び記憶部6は、自動釣銭機10a内に設けられる。
硬貨処理装置1は、各種センサ群11及びアクチュエータ群12を有する。また、紙幣処理装置2は、各種センサ群21及びアクチュエータ群22を有する。
制御部5は、入出金制御部5aを有する。入出金制御部5aは、POSレジスタ装置10bから入金許可指令が与えられた後に金銭が投入された場合に、入金許可指令に従って金銭の入金処理を行い、かつ、POSレジスタ装置10bから出金指令が与えられた場合に、出金指令に従って金銭の出金処理を行うものである。また、入出金制御部5aは、これらの入金処理及び出金処理を実行している間、実施した入金処理及び出金処理の内容を入出金情報6aとして逐次、記憶部6に格納する処理も行う。
入出金制御部5aは、運用モード制御部5bを有する。運用モード制御部5bは、複数の運用モード、すなわち日中運用モードM1と夜間運用モードM2のうち、POSレジスタ装置10bから指示された運用モードに対応した入出金制御を行う。
日中運用モードM1は、例えば、7時から19時までの時間帯に適用される運用モードであり、夜間運用モードM2は、19時から7時までの時間帯に適用される運用モードである。夜間運用モードM2時の処理速度は、日中運用モードM1時の処理速度よりも遅くする。日中運用モードM1では、日中、顧客が多いため、自動釣銭機10aを最大性能の処理速度で動作させる。一方、夜間運用モードM2では、夜間、顧客が少ないため、処理速度を遅くして貨幣の詰まりを低減する。ここで、処理速度を遅くすることは、例えば、処理する貨幣間隔を長くする。貨幣間隔を長くすることによって、搬送切換や通過監視の処理が緩和され、貨幣の詰まり発生を低減することができる。なお、運用モードとして、日中運用モードM1と夜間運用モードM2との中間の処理速度で運用するモードを設けてもよい。
また、操作入力部4は、運用モード設定部4aを有する。運用モード設定部4aは、日中運用モードM1及び夜間運用モードM2の排他的な適用条件Dの設定変更を行うことができる。また、運用モード設定部4aは、他の複数の運用モードを適用するように設定変更することができる。さらに、運用モード設定部4aは、POSレジスタ装置10b側に設けてもよい。なお、記憶部6は、入出金情報6a、ログ情報6bを有する。
POSレジスタ装置10bは、切替制御部7と適用条件Dとを有する。適用条件Dは、日中運用モードM1の時間帯であり、夜間運用モードM2の時間帯である。切替制御部7は、適用条件Dを満足する運用モードに切り替える指示を自動釣銭機10aに指示する。例えば、時刻が19時になった場合、これまでの日中運用モードM1から夜間運用モードM2に切り替える指示を自動釣銭機10aに指示する。なお、初期の運用モードの指示では、現在時刻が含まれる時間帯に対応する運用モードに設定する指示を行う。切替制御部7は、例えばPOSレジスタ装置10bのアプリケーションソフトウェアに組み込まれる金銭処理機用のOPOSドライバソフトウェアによって実現することができる。
(硬貨処理装置の内部構成)
図3は、図1に示した硬貨処理装置1の内部構成を模式的に示す平面図である。図3において、硬貨入金口31は、投入された硬貨を装置本体の内部に受け入れるための開口である。硬貨入金口31に投入された硬貨は、POSレジスタ装置10b側からの入金許可指令を受け、図示せぬ投入検出センサによって検出された後、入金搬送部32によって搬送される。入金搬送部32内に設けられた検銭部33は、識別部として機能し、硬貨の真贋及び金種を判定するとともに金種毎の枚数を計数する。搬送された硬貨が正貨である場合、一時保留部34に保留される。一方、搬送された硬貨が正貨でない場合、切換ゲートG及び硬貨出金口38を介して受け皿40に返却される。なお、POSレジスタ装置10bあるいは図示しない返却レバーからの返却指示があった場合、一時保留部34に保留された硬貨は、切換ゲートG1を介して硬貨返却口39に返却される。
その後、一時保留部34は搬送路として機能し、一時保留部34に保留された硬貨は、切換ゲートG1を介して搬送路である硬貨振分部35に出力されて搬送される。硬貨振分部35によって搬送される硬貨は、金種に応じて硬貨収納庫36に収納されることになる。この際、硬貨振分部35と各硬貨収納庫36との間には振分計数部S1が設けられる。
装置本体の内部には、硬貨収納庫36として、1円硬貨収納庫36a、50円硬貨収納庫36b、5円硬貨収納庫36c、100円硬貨収納庫36d、10円硬貨収納庫36e、500円硬貨収納庫36fの6つが設けてある。そして、各硬貨収納庫36は、投入された硬貨を金種ごとに個別に収納するようにしている。硬貨振分部35は、金種に応じた硬貨の直径に従って小さい順に各々の硬貨収納庫に収納する。1円硬貨収納庫36a、50円硬貨収納庫36b、5円硬貨収納庫36c、100円硬貨収納庫36d、10円硬貨収納庫36e、500円硬貨収納庫36fの硬貨振分部35との間には振り分けられた硬貨の計数する振分計数部S1a~S1fがそれぞれ設けられる。
各硬貨収納庫36に収納された硬貨は、出金搬送部37に繰り出されるが、この際、1円硬貨収納庫36a、50円硬貨収納庫36b、5円硬貨収納庫36c、100円硬貨収納庫36d、10円硬貨収納庫36e、500円硬貨収納庫36fと出金搬送部37との間に設けられた各繰出計数部S2a~S2fは、繰り出された硬貨を計数する。繰り出された硬貨は、切換ゲートG2を介して一時保留部34に搬送することができる。一時保留部34は、各硬貨収納庫36に格納された硬貨を一旦空にして各硬貨収納庫36の収納枚数数を再計数する精査処理のための精査庫としても機能する。なお、出金搬送部37の下流であって切換ゲートG2の手前に硬貨の金種を識別する識別センサS3を設けることが好ましい。精査処理時に識別センサS3が硬貨処理装置1内に収納しない異金種を検出した場合、この異金種の硬貨を、切換ゲートG2を介して硬貨出金口38に排出する。釣銭払出時に識別センサS3が異金種を検出した場合、この異金種の硬貨を、切換ゲートG2を介して一時保留部34に保留し、その後、硬貨返却口39、または各硬貨収納庫36、あるいは別途設けた不明庫等に排出する。
その後、POSレジスタ装置10b側からの出金指令に応じた金種の硬貨は、各硬貨収納庫36から、繰出計数部S2、出金搬送部37、及び切換ゲートG2を介して一括して搬出され、硬貨出金口38から装置本体の外部に払い出される。
(紙幣処理装置の内部構成)
図4は、図1に示した紙幣処理装置2の内部構成を概念的に示す側面図である。図4に示すように、紙幣処理装置2では、紙幣入金口41から搬送される紙幣は、識別部としての紙幣鑑別センサ44によって鑑別及び計数された後、金種に応じて紙幣収納庫51内の千円紙幣収納庫53、混合庫54に収納される。千円紙幣収納庫53には使用頻度の高い千円紙幣が収納される。混合庫54には五千円紙幣及び1万円紙幣が混合して収納される。精査庫52は、精査処理時の一時保留部として用いられる。紙幣出金口42は、千円紙幣収納庫53及び混合庫54から搬出された紙幣を装置本体の外部に払い出すための開口であり、装置本体の前面下部に設けてある。なお、回収庫55は、千円紙幣収納庫53または混合庫54の残収納枚数を超過した場合に、超過した紙幣が収納される。
ここで、千円紙幣収納庫53と精査庫52との間、及び混合庫54と精査庫52との間は、紙幣搬送路50が配置される。また、紙幣搬送路50上で、精査庫52との出入り口に切換ゲートG31、千円紙幣収納庫53との出入り口に切換ゲートG32、混合庫54との出入り口に切換ゲートG33が配置される。また、切換ゲートG31,G32,G33近傍には、紙幣の通過を検出する画像センサとしてのセンサS31,S32,S33が配置されている。また、精査庫52、千円紙幣収納庫53、混合庫54から紙幣搬送路50への繰り出しを行うモータM31,M32,M33が設けられている。また、紙幣搬送路50を搬送駆動するモータM50を有する。さらに、紙幣搬送路50上に、搬送される紙幣の金種及び通過を検出する画像センサとしてのセンサS50,S51が配置されている。センサS31,S32,S33,S50,S51は、硬貨処理装置1の振分計数部S1及び繰出計数部S2に対応する。
(切替制御部による運用モードの切替指示処理)
図5は、切替制御部7による運用モードの切替指示処理手順を示すフローチャートである。なお、初期の運用モードは、現在時刻の時間帯に応じた運用モード(日中運用モードM1又は夜間運用モードM2)が設定されている。
図5に示すように、切替制御部7は、まず、適用条件Dを参照して、時間帯が日中に移行したか否かを判定する(ステップS100)。時間帯が日中に移行した場合(ステップS100,Yes)、日中運用モードM1を自動釣銭機10aに指示し(ステップS110)、本処理を終了する。
一方、時間帯が日中に移行しない場合(ステップS100,No)には、さらに、時間帯が夜間に移行したか否かを判定する(ステップS120)。時間帯が夜間に移行した場合(ステップS120,Yes)には、夜間運用モードM2を自動釣銭機10aに指示し(ステップS130)、本処理を終了する。時間帯が夜間に移行しない場合(ステップS120,No)には、現在の運用モードを維持して本処理を終了する。
(運用モード制御部による運用モード制御処理)
図6は、運用モード制御部5bによる運用モード制御処理手順を示すフローチャートである。図6に示すように、運用モード制御部5bは、まず、運用モードの切替指示があったか否かを判定する(ステップS200)。運用モードの切替指示があった場合(ステップS200,Yes)には、さらに、切替指示された運用モードが日中運用モードか否かを判定する(ステップS210)。一方、運用モードの切替指示がない場合(ステップS200,No)には、現状の運用モードを維持して(ステップS240)、本処理を終了する。
切替指示された運用モードが日中運用モードである場合(ステップS210,Yes)には、日中運用モードに切り替えて入出金制御を行い(ステップS220)、本処理を終了する。一方、切替指示された運用モードが日中運用モードでない場合(ステップS210,No)には、夜間運用モードに切り替えて入出金制御を行い(ステップS230)、本処理を終了する。
<変形例1>
上記の実施の形態の運用モード制御部5bは、夜間運用モードM2の処理速度を日中運用モードM1の処理速度よりも遅くして貨幣の詰まりを低減するようにしていたが、本変形例1の運用モード制御部5bは、日中運用モードM1である場合、入金する収納庫の限定及び/又は出金する収納庫の限定を行なわず、夜間運用モードM2である場合、入金する収納庫の限定及び/又は出金する収納庫の限定を行うようにしている。
すなわち、日中運用モードM1では、入金した貨幣を出金用の貨幣として用いるリサイクル処理を行うが、夜間運用モードM2では、この貨幣のリサイクル処理を行わないようにしている。これにより、夜間、入金された貨幣の汚損が激しい場合であっても、搬送処理が簡素化されるため、貨幣の詰まりを低減することができる。
<変形例2>
上記の実施の形態及び変形例1では、切替制御部7をPOSレジスタ装置10b側に設けていたが、本変形例2では、図7に示すように、切替制御部7を自動釣銭機10a側も設けている。すなわち、自動釣銭機10aが運用モード切替を行う。
<変形例3>
本変形例3では、図8に示すように、日中運用モードM1に替えて店員レジ運用モードM11を設定し、夜間運用モードM2に替えてセルフレジ運用モードM12を設定している。また、本変形例3では、自動釣銭機10aの入出金取扱い側の位置を検出する位置検出センサSを備えている。
図9に示すように、自動釣銭機10aにPOSレジスタ装置10bが搭載された金銭処理装置10は、レジカウンタCの台上に配置される。金銭処理装置10は、自動釣銭機10aのみが回転可能であり、入出金取扱い側をレジ担当者側Aと顧客側Bとに向けることができる。自動釣銭機10aの入出金取扱い側がレジ担当者側Aに向いている場合には、店員レジ運用モードM11が適用され、自動釣銭機10aの入出金取扱い側が顧客側Bに向いている場合には、セルフレジ運用モードM12が適用される。
店員レジ運用モードM11及びセルフレジ運用モードM12は、それぞれ日中運用モードM1及び夜間運用モードM2に対応し、運用モード制御部5bは、セルフレジ運用モードM12の処理速度を、店員レジ運用モードM11の処理速度よりも遅くする。
<変形例4>
本変形例4は、変形例3の店員レジ運用モードM11及びセルフレジ運用モードM12に対し、変形例1を適用し、運用モード制御部5bは、店員レジ運用モードM11である場合、入金する収納庫の限定及び/又は出金する収納庫の限定を行なわず、セルフレジ運用モードM12である場合、入金する収納庫の限定及び/又は出金する収納庫の限定を行うようにしている。
上述した実施の形態及び変形例で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置及び構成要素の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1 硬貨処理装置
2 紙幣処理装置
3 表示部
4 操作入力部
4a 運用モード設定部
5 制御部
5a 入出金制御部
5b 運用モード制御部
6 記憶部
6a 入出金情報
6b ログ情報
7 切替制御部
10 金銭処理装置
10a 自動釣銭機
10b POSレジスタ装置
11,21 センサ群
12,22 アクチュエータ群
31 硬貨入金口
32 入金搬送部
33 検銭部
34 一時保留部
35 硬貨振分部
36 硬貨収納庫
37 出金搬送部
38 硬貨出金口
39 硬貨返却口
40 受け皿
41 紙幣入金口
42 紙幣出金口
44 紙幣鑑別センサ
50 紙幣搬送路
51 紙幣収納庫
52 精査庫
53 千円紙幣収納庫
54 混合庫
55 回収庫
D 適用条件
M1 日中運用モード
M2 夜間運用モード
M11 店員レジ運用モード
M12 セルフレジ運用モード
S 位置検出センサ

Claims (3)

  1. POSレジスタ装置に接続されて金銭の入出金処理を行う金銭処理機であって、
    複数の運用モードに対応した入出金制御を行う複数の運用モード制御部と、
    各運用モードに対する排他的な適用条件を満足する場合、満足する適用条件に対応する運用モードに切り替える指示を行う切替制御部と、
    を備え、
    前記複数の運用モードは、顧客に入出金を行わせるセルフレジ運用モードと店員が入出金を行う店員レジ運用モードであり、
    前記金銭処理機の金銭の入出金取扱い側の位置を検出する位置検出センサを備え、
    前記切替制御部は、前記入出金取扱い側の位置が顧客側である場合、前記セルフレジ運用モードに切り替え、前記入出金取扱い側の位置が店員側である場合、前記店員レジ運用モードに切り替え、
    前記運用モード制御部は、前記セルフレジ運用モード時の処理速度を前記店員レジ運用モード時の処理速度よりも遅くすることを特徴とする金銭処理機。
  2. 前記運用モード制御部は、店員レジ運用モードである場合、入金する収納庫の限定及び/又は出金する収納庫の限定を行なわず、セルフレジ運用モードである場合、入金する収納庫の限定及び/又は出金する収納庫の限定を行うことを特徴とする請求項に記載の金銭処理機。
  3. 前記POSレジスタ装置は、各運用モードに対する排他的な適用条件を満足する場合、前記金銭処理機に対して、満足する適用条件に対応する運用モードに切り替える指示を行い、
    前記運用モード制御部は、指示された運用モードで入出金処理を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の金銭処理機。
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