JP7399916B2 - 鞍乗り型車両の車体後部構造 - Google Patents
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Description
この構成によれば、サブフレームの後端部(シートフレームとの接続部)よりも前方に、シートフレームおよびサブフレームの間を連結する連結部材を設けることで、連結部材を含むトラス構造が形成される。このため、連結部材を小型化しながら、シートフレームおよびサブフレームの接続部を効果的に補強することができる。したがって、連結部材の重量増および取付工数を抑えることができる。また、連結部材を緩衝器の上端部の支持部材として利用し、車体後部構造の合理化を図ることができる。
また、一対の板状部材によって、連結部材を簡単かつ軽量に構成することができる。
また、連結部材の剛性をより一層を高めることができる。
また、連結部材の車両前方側で一対の板状部材同士が接続されるため、走行風の流れを阻害せず受け流しやすくすることができる(後方側が接続されて前方側が開放していると走行抵抗となりやすい)。
この構成によれば、連結部材、シートフレームおよびサブフレームに囲まれた領域を空間とすることで、リヤフレーム部の軽量化を図ることができる。
この構成によれば、同乗者用ステップに載せた足を緩衝器から遠ざけることができる。また、サブフレームは、後方側ほどシートフレームに近付くので、連結部材を後方側に配置することで、連結部材を可及的に小型化することができる。
この構成によれば、連結部材から緩衝器の上端部までの車幅方向の距離を可及的に短くすることができ、連結部材における緩衝器の支持強度を高めることができる。また、緩衝器とサブフレームとの干渉を避けやすくすることができる。
図1及び図2は、実施形態の自動二輪車(鞍乗り型車両)1の要部を示している。自動二輪車1は、バーハンドル(不図示)で操舵される前輪(不図示)と、パワーユニット4で駆動される後輪5と、を備えている。自動二輪車1は、運転者が車体を跨いで乗車する鞍乗り型車両である。
自動二輪車1は、車体の骨格となる車体フレーム6を備えている。車体フレーム6は、ヘッドパイプ7、メインフレーム(不図示)、ピボットフレーム9、左右一対のシートフレーム11、左右一対のサブフレーム12、ダウンフレーム13を備えている。
また、シートフレーム11およびサブフレーム12は、車体フレーム6におけるリヤフレーム部10Bを構成している。リヤフレーム部10Bは、メインフレーム部10Aから後方に延び、乗員の着座荷重を支持するとともに、後輪懸架装置の緩衝器29の上端部29aを支持している。
ダウンフレーム13は、ヘッドパイプ7から下方に延び、ピボットフレーム9と共にパワーユニット4を支持している。
連結部材15は、シートフレーム11とサブフレーム12との接続部6aよりも前方に離隔されている。接続部6aは、サブフレーム12の後端部12aと、シートフレーム11における後端部12aと対向する部位と、で構成されている。
連結部材15は、同乗者用ステップ26よりも後方に配置されている。シートフレームおよびサブフレームは、後方側ほど互いに近付くので、これらを連結する連結部材15は、後方側に位置するほど小型になる。
図3および図4に示すように、左右の連結部材15は、それぞれ内側板状部材(板状部材)15aおよび外側板状部材(板状部材)15bの対を備えている。
内側板状部材15aおよび外側板状部材15bは、上下方向で離隔されたシートフレーム11とサブフレーム12とを、車幅方向で挟持するように配置されている。内側板状部材15aおよび外側板状部材15bは、後述する部材間接続部15xを除き、車幅方向で互いに離隔されている。
内側板状部材15aおよび外側板状部材15bの各上縁部は、シートフレーム11に溶接にて結合され、内側板状部材15aおよび外側板状部材15bの各下縁部は、サブフレーム12に溶接にて結合されている。
支軸41は、車幅方向内側から順に、内側部41a、大径部41b、支持部41c、雄ネジ部41dを一体に備えている。
内側部41aは、車幅方向に沿う円柱状をなしている。内側部41aは、内側板状部材15aの内側平板部15cと、外側板状部材15bの外側膨出部15jと、外側膨出部15jに固定された平ワッシャ43と、を車幅方向で貫通している。内側部41aは、内側平板部15cに溶接にて結合されている。
上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
5 後輪
5a 車軸
6 車体フレーム
6a 接続部
7 ヘッドパイプ
9 ピボットフレーム
10A メインフレーム部
10B リヤフレーム部
11 シートフレーム
12 サブフレーム
15 連結部材
15a 内側板状部材(板状部材)
15b 外側板状部材(板状部材)
15k 外側面
15x 部材間接続部
23 スイングアーム
24 シート
26 同乗者用ステップ
29 緩衝器
29a 上端部
S1 閉空間(空間)
Claims (4)
- 前輪懸架装置を支持するヘッドパイプ(7)から後輪懸架装置を支持するピボットフレーム(9)に渡るメインフレーム部(10A)と、前記メインフレーム部(10A)から後方に延びるリヤフレーム部(10B)と、を備え、
前記リヤフレーム部(10B)と、前記後輪懸架装置のスイングアーム(23)と、の間に緩衝器(29)が設けられる鞍乗り型車両の車体後部構造において、
前記リヤフレーム部(10B)は、前記メインフレーム部(10A)から後方に延びるシートフレーム(11)と、前記シートフレーム(11)の下方で前記メインフレーム部(10A)から後方に延び、後方側ほど前記シートフレーム(11)に近付いて、後端部(12a)を前記シートフレーム(11)に接続するサブフレーム(12)と、前記サブフレーム(12)の後端部(12a)よりも前方で、前記シートフレーム(11)および前記サブフレーム(12)の間を連結する連結部材(15)と、を備え、
前記連結部材(15)に前記緩衝器(29)の上端部(29a)が支持されており、
前記連結部材(15)は、前記シートフレーム(11)および前記サブフレーム(12)を車幅方向で挟み込む一対の板状部材(15a,15b)を備え、
前記連結部材(15)は、一対の前記板状部材(15a,15b)同士を接続する部材間接続部(15x)を備え、
前記部材間接続部(15x)は、前記連結部材(15)の車両前方側に設けられ、一対の前記板状部材(15a,15b)の前縁同士を接続することを特徴とする鞍乗り型車両の車体後部構造。 - 前記連結部材(15)と、前記シートフレーム(11)および前記サブフレーム(12)における前記連結部材(15)よりも後方に位置する部位と、により、車両側面視で閉じた空間(S1)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の車体後部構造。
- 前記サブフレーム(12)には、同乗者用ステップ(26)が支持され、前記連結部材(15)は、前記同乗者用ステップ(26)よりも後方に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両の車体後部構造。
- 前記連結部材(15)は、車幅方向外側に前記緩衝器(29)の上端部(29a)を支持し、前記連結部材(15)の外側面(15k)は、前記サブフレーム(12)よりも車幅方向外側に配置されていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の鞍乗り型車両の車体後部構造。
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