JP2016132303A - 鞍乗り型車両のフロントサスペンション - Google Patents

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浩生 竹村
Hiroo Takemura
浩生 竹村
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Abstract

【課題】操向ハンドルが上端部に設けられるステアリングステムの下端部に、上下方向に延びる左右一対の固定アームを有する固定部が固定され、前輪の車軸を前端部で軸支する左右一対の揺動アームの後端部が固定アームの下端部に揺動自在に取付けられ、一対の揺動アームおよび固定部間に緩衝機構が設けられる鞍乗り型車両のフロントサスペンションにおいて、クッションの組立、分解を容易とするとともに軽量化を可能とした上で、部品点数を低減してコストダウンを図る。【解決手段】緩衝機構19は、固定部16に揺動可能に軸支される天秤アーム34と、左右一対の揺動アーム18の一方および天秤アーム34の一端部間を連結する連結部材35と、左右一対の揺動アーム18の他方および天秤アーム34の他端部間を連結するクッション36とを備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、操向ハンドルが上端部に設けられるステアリングステムの下端部に、上下方向に延びる左右一対の固定アームを有する固定部が固定され、前輪の車軸を前端部で軸支する左右一対の揺動アームの後端部が前記固定アームの下端部に揺動自在に取付けられ、一対の前記揺動アームおよび前記固定部間に緩衝機構が設けられる鞍乗り型車両のフロントサスペンションに関する。
左右一対の固定アームと、左右一対の揺動アームとの間にクッションがそれぞれ設けられるようにした自動二輪車のフロントサスペンションが、特許文献1で知られている。
特開昭59−34989号公報
上記特許文献1で開示されたものでは、左右一対のクッションが必要であり、部品点数を低減してコストダウンを図ることが望まれている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、クッションの組立および分解を容易とするとともに軽量化を可能とした上で、部品点数を低減してコストダウンを図った鞍乗り型車両のフロントサスペンションを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、操向ハンドルが上端部に設けられるステアリングステムの下端部に、上下方向に延びる左右一対の固定アームを有する固定部が固定され、前輪の車軸を前端部で軸支する左右一対の揺動アームの後端部が前記固定アームの下端部に揺動自在に取付けられ、一対の前記揺動アームおよび前記固定部間に緩衝機構が設けられる鞍乗り型車両のフロントサスペンションにおいて、前記緩衝機構は、前記固定部に揺動可能に軸支される天秤アームと、左右一対の前記揺動アームの一方および前記天秤アームの一端部間を連結する連結部材と、左右一対の前記揺動アームの他方および前記天秤アームの他端部間を連結するクッションとを備えることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記固定部は、左右一対の固定アームと、それらの固定アームの上端部間を連結する連結部とから成り、前記天秤アームが前記連結部に揺動可能に軸支されることを第2の特徴とする。
さらに本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前記クッションが前記固定アームと平行に延びるように配置されることを第3の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、緩衝機構は、天秤アームと、連結部材と、1つのクッションとを備えるように構成されており、路面から前輪に作用する力が大きくなると、前輪の左右一方では一方の揺動アームに連結された連結部材がクッションを圧縮する方向に天秤アームを揺動させ、前輪の左右他方では他方の揺動アームがクッションを圧縮するように揺動することで前輪からステアリングステムに作用する力を緩衝することができる。しかも固定アームの外側に連結部材およびクッションが配置されており、固定アームを小径化して軽量化を図ることが可能となるとともにクッションの組立および分解が容易となり、クッションが1つで済むので部品点数を低減してコストダウンを図ることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、左右一対の固定アームの上端部間を連結するようにして固定部の一部を構成する連結部に天秤アームが揺動可能に軸支されるので、天秤アームを揺動可能に支持する支持部の剛性を確保することが容易である。
さらに本発明の第3の特徴によれば、クッションを固定アームと平行に配置することで、天秤アームおよび固定部間の車両前後方向の間隔を小さく設定して、フロントサスペンションのコンパクト化を図ることができる。
自動二輪車の左側面図である。 フロントサスペンションの斜視図である。 フロントサスペンションの分解斜視図である。 図2の4矢視図である。 図2の5矢視図である。
本発明の実施の形態について添付の図1〜図5を参照しながら説明するが、以下の説明で前後、左右および上下は自動二輪車に乗車した乗員から見た方向を言うものとする。
先ず図1において、鞍乗り型車両であるスクータ型の自動二輪車の車体フレームFが前端に有するヘッドパイプ11には、上端部に操向ハンドル13が設けられるステアリングステム14が操向可能に支持される。
図2〜図5を併せて参照して、前記ステアリングステム14の下端部には上下方向に延びる左右一対の固定アーム15を有する固定部16が固定され、前輪WFの車軸17を前端部で軸支する左右一対の揺動アーム18の後端部が前記固定アーム15の下端部に揺動自在に取付けられ、一対の前記揺動アーム18および前記固定部16間に緩衝機構19が設けられる。
前記固定アーム15は、前記前輪WFの車軸17よりも後方に下端部が配置されるようにして前記前輪WFの左右両側で上下方向に延びるように配置されるものであり、前記固定部16は、左右一対の前記固定アーム15と、それらの固定アーム15の上端部間を連結する連結部20とを有しており、前記連結部20は、左右一対の前記固定アーム15に一体に連なって形成されて下方に開放した略U字状の湾曲部21と、左右一対の前記固定アーム15の上部内側面および前記湾曲部21の下面に溶接される補強板22とから成り、前記湾曲部21の中央部が前記ステアリングステム14の下端部に固定される。
前後方向に延びる前記揺動アーム18の前端部には、円筒状の前部ベアリングホルダ24が設けられており、この前部ベアリング保持部24が第1ベアリング25を介して前記車軸17を軸支する。また前記固定アーム15の下端部には、下方に開いた略U字状の横断面形状を有する第1ブラケット26が溶接等で固着される。一方、前記揺動アーム18の後端部には円筒状の後部ベアリング保持部27が設けられており、この後部ベアリング保持部27が、前記第1ブラケット26に挿通されるとともにナット28が螺合されるボルト29に第2ベアリング30を介して揺動自在に取付けられる。
また前記揺動アーム18の前後方向中間部には円筒状の中間部ベアリング保持部31が設けられており、この中間部ベアリング保持部31には第3ベアリング32が保持される。
前記緩衝機構19は、前記固定部16に揺動可能に軸支される天秤アーム34と、左右一対の前記揺動アーム18の一方および前記天秤アーム34の一端部間を連結する連結部材としての連結ロッド35と、左右一対の前記揺動アーム18の他方および前記天秤アーム34の他端部間を連結するクッション36とを備える。
前記天秤アーム34は、左右方向に延びるようにして前記固定部16における前記連結部20の前方に配置されるものであり、この天秤アーム34の長手方向中央部は、前記連結部20の前記補強板22に基端部が固着されて前方に延びる支持ボルト38を挿通させる支持ボス部37が一体に設けられており、前記支持ボルト38の前記支持ボス部37から前方への突出部に前記支持ボス部37との間にワッシャ40を挟むナット39が螺合される。これにより前記天秤アーム34は、前記支持ボルト38の軸線まわりに左右に揺動することを可能として、前記固定部16の前記連結部20に支持される。
前記連結ロッド35は、前記天秤アーム34の右端部と、左右一対の前記揺動アーム18のうち右側の揺動アーム18の長手方向中間部間を連結するものである。前記連結ロッド35の上端部には、円筒状の連結ロッド用ベアリング保持部41が設けられており、この連結ロッド用ベアリング保持部41が、前記天秤アーム34の右端部に締結されるボルト43に第4ベアリング42を介して揺動自在に連結される。また前記連結ロッド35の下端部には、下方に開放した略U字状の第2ブラケット44が設けられており、右側の揺動アーム18の中間部ベアリング保持部31が、前記第2ブラケット44に挿通されるとともにナット45が螺合されるボルト46に第3ベアリング32を介して揺動自在に連結される。
前記クッション36は、前記天秤アーム34の左端部と、左右一対の前記揺動アーム18のうち左側の揺動アーム18の長手方向中間部間を連結するものであり、前記固定アーム15と平行に延びるようにして左側の前記固定アーム15の前方に配置される。このクッション36の上端部には、円筒状のクッション用ベアリング保持部47が設けられており、このクッション用ベアリング保持部47が、前記天秤アーム34の左端部に締結されるボルト49に第5ベアリング48を介して揺動自在に連結される。また前記クッション36の下端部には、下方に開放した略U字状の第3ブラケット50が設けられており、左側の揺動アーム18の中間部ベアリング保持部31が、前記第3ブラケット50に挿通されるとともにナット51が螺合されるボルト52に第3ベアリング32を介して揺動自在に連結される。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、前輪WFの車軸17を前端部で軸支するようにして固定アーム15の下端部に後端部が揺動自在に取付けられる左右一対の揺動アーム18と、左右一対の前記固定アーム15を有する固定部16との間に設けられる緩衝機構19が、前記固定部16に揺動可能に軸支される天秤アーム34と、左右一対の前記揺動アーム18の一方および前記天秤アーム34の一端部間を連結する連結ロッド35と、左右一対の前記揺動アーム18の他方および前記天秤アーム34の他端部間を連結するクッション36とを備えるので、路面から前輪WFに作用する力が大きくなると、前輪WFの左右一方では一方の揺動アーム18に連結された連結ロッド35がクッション36を圧縮する方向に天秤アーム34を揺動させ、前輪WFの左右他方では他方の揺動アーム18がクッション36を圧縮するように揺動することで前輪WFからステアリングステム14に作用する力を緩衝することができる。しかも固定アーム15の外側に連結ロッド35およびクッション36が配置されており、固定アーム15を小径化して軽量化を図ることが可能となるとともにクッション36の組立および分解が容易となり、クッション36が1つで済むので、部品点数を低減してコストダウンを図ることができる。
また前記固定部16は、左右一対の固定アーム15と、それらの固定アーム15の上端部間を連結する連結部20とから成り、前記天秤アーム34が前記連結部20に揺動可能に軸支されるので、天秤アーム34を揺動可能に支持する支持部の剛性を確保することが容易である。
さらに前記クッション36が前記固定アーム15と平行に延びるように配置されるので、天秤アーム34および固定部16間の車両前後方向の間隔を小さく設定してフロントサスペンションのコンパクト化を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上述の実施の形態では自動二輪車に本発明を適用した場合について説明したが、本発明は、自動三輪車を含む鞍乗り型車両に広く適用することができる。
13・・・操向ハンドル
14・・・ステアリングステム
15・・・固定アーム
16・・・固定部
17・・・車軸
18・・・揺動アーム
19・・・緩衝機構
20・・・連結部
34・・・天秤アーム
35・・・連結部材である連結ロッド
36・・・クッション
WF・・・前輪

Claims (3)

  1. 操向ハンドル(13)が上端部に設けられるステアリングステム(14)の下端部に、上下方向に延びる左右一対の固定アーム(15)を有する固定部(16)が固定され、前輪(WF)の車軸(17)を前端部で軸支する左右一対の揺動アーム(18)の後端部が前記固定アーム(15)の下端部に揺動自在に取付けられ、一対の前記揺動アーム(18)および前記固定部(16)間に緩衝機構(19)が設けられる鞍乗り型車両のフロントサスペンションにおいて、前記緩衝機構(19)は、前記固定部(16)に揺動可能に軸支される天秤アーム(34)と、左右一対の前記揺動アーム(18)の一方および前記天秤アーム(34)の一端部間を連結する連結部材(35)と、左右一対の前記揺動アーム(18)の他方および前記天秤アーム(34)の他端部間を連結するクッション(36)とを備えることを特徴とする鞍乗り型車両のフロントサスペンション。
  2. 前記固定部(16)は、左右一対の固定アーム(15)と、それらの固定アーム(15)の上端部間を連結する連結部(20)とから成り、前記天秤アーム(34)が前記連結部(20)に揺動可能に軸支されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両のフロントサスペンション。
  3. 前記クッション(36)が前記固定アーム(15)と平行に延びるように配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両のフロントサスペンション。
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