JP7375334B2 - 電動車両の下部車体構造 - Google Patents
電動車両の下部車体構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7375334B2 JP7375334B2 JP2019092090A JP2019092090A JP7375334B2 JP 7375334 B2 JP7375334 B2 JP 7375334B2 JP 2019092090 A JP2019092090 A JP 2019092090A JP 2019092090 A JP2019092090 A JP 2019092090A JP 7375334 B2 JP7375334 B2 JP 7375334B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- cross member
- support bracket
- section
- console
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 66
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 15
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 11
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 11
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 6
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 6
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Description
このため、左右のサイドシル間を車幅方向に連結するフロアクロスメンバを、車幅方向に直線状に形成することができる一方で、コンソールの支持についてはセンタトンネル部の代わりとしてコンソール支持ブラケットを設ける必要がある。この場合、コンソール支持ブラケットの左右両下端部を、フロアパネルまで下方に延ばす構造が考えられるが、このように構成すると、重量増大を招くので、軽量化を図る構成が要求される。
しかしながら、これら特許文献1、2において、コンソール支持ブラケットを設ける場合には、その軽量化の観点で改善の余地があった。
上記構成によれば、フロアクロスメンバは、左右一対のサイドシル間を当該サイドシルの高さに合わせて車幅方向に一直線状に延びるので、側突性能の向上を図ることができる。
上記構成によれば、上方拡大断面部の稜線を、車幅方向に一直線化することができ、側突性能の向上を図ることができると共に、クロスメンバ補強部材の成形性の向上をも図ることができる。
上記構成によれば、上述の補強支持ブラケットを設けたことにより、上方拡大断面部の上下方向の剛性向上を図ることができる。
上記構成によれば、補強支持ブラケットをM字断面形状に形成することで、当該補強支持ブラケットそれ自体の剛性向上を図り、延いては、シフトレバー支持ブラケットの左右の支持部間の剛性を向上できる。
上記構成によれば、クロスメンバ補強部材と、補強支持ブラケットと、コンソール支持ブラケットと、をいわゆる共締め固定したので、補強支持ブラケットの支持部間隔を大きくとることができると共に、支持部の共通化を図ることができる。
図面は電動車両の下部車体構造を示し、図1は当該下部車体構造を示す斜視図、図2はインストルメントパネルおよびコンソールを取外した状態で示す下部車体構造の平面図、図3は電動車両の下部車体構造を車幅方向略中央で上下方向に断面して示す縦断面図である。なお、以下に述べる実施例の電動車両の下部車体構造は、左右ほぼ対称に形式されている。
図2、図3に示すように、上述のダッシュパネル1の下部後端部1aには、略平坦なフロントフロアパネル4を連設している。このフロントフロアパネル4は車室の床面を形成するものである。
図2に示すように、フロントフロアパネル4の車幅方向両サイドには、車両の前後方向に延びる閉断面構造のサイドシル10,10を接合固定している。
また、図9に示すように、フロアクロスメンバとしての前部クロスメンバ18は、その上面が車幅方向に略一直線状に形成されている。
そして、上述の中間メンバ20は板厚が1.8mmの超高張力鋼板で形成されており、上述のサイドメンバ21は板厚が1.0mmの高張力鋼板(いわゆるハイテン材)で形成されている。
図2に示すように、上述の前部クロスメンバ18に対して車両後方に離間した位置においてフロントフロアパネル4の上面には、左右一対のサイドシル10,10間を車幅方向に一直線状に延びる第2のフロアクロスメンバとしての中間部クロスメンバ(いわゆるNo.2.5クロスメンバ)23が配設されている。この中間部クロスメンバ23は上述の前部クロスメンバ18と平行になるよう設けられている。
図3に示すように、当該中間部クロスメンバ23はハット断面形状を有しており、該中間部クロスメンバ23とフロントフロアパネル4との間には、車幅方向に一直線状に延びる閉断面部24が形成されている。
図13に示すように、上述の中間部クロスメンバ23はバッテリ装置5と対応する位置の中間メンバ25と、バッテリ装置5よりも車幅方向外側に位置するサイドメンバ26と、で構成されている。
図6、図11、図12に示すように、立設ブラケット27は車両正面視でM字断面形状に形成されている。
この立設ブラケット27は、図6に×印で示す両側と中間部、詳しくは、フランジ部27h,27iと中間底壁27gとがフロントフロアパネル4にスポット溶接手段等にて接合固定されている。
図7に示すように、このキックアップ部補強部材34は、上壁34aと、上壁34aの車幅方向両サイドから下方に延びる左右の側壁34b,34bと、上壁34aの前端部から下方に延びる前壁34cと、側壁34bおよび前壁34cの下端から外方に延びるように一体形成されたフランジ部34dと、を備えている。
図3に示すように、上述のキックアップ部33は上方に延びた後に、その上端から車両後方に延びるものであって、キックアップ部33の下部には車幅方向に延びる後部クロスメンバ36(いわゆるNo.3クロスメンバ)を接合固定し、当該後部クロスメンバ36とキックアップ部33との間には、車幅方向に延びる閉断面部37を形成している。
図3に示すように、上述のキックアップ部33には後方に延びるリヤフロアパン38を連設している。
そして、上述のコンソール70はその全体が外装部材77で覆われると共に、ベースブラケット76より前側をフロントコンソール70Fに設定し、ベースブラケット76より後側をリヤコンソール70Rに設定している。
これにより、前部クロスメンバ18の基本部位の稜線X1,X2(図14参照)を車幅方向に一直線化するように構成している。
図10に示すように、この前部レイン48は、コンソール支持ブラケット40の上壁40aおよび左右の両側壁40b,40cを補強する門形断面形状に形成されている。
図11、図12に示すように、立設ブラケット27の上部は車幅方向においてコンソール支持ブラケット40の車幅方向の幅に対して幅狭に形成されている。
図1、図3、図8に示すように、フロントコンソール70Fの下部前端と、インストルメントパネル2の下部との間には、底部コンソール81を設けている。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示す。
この構成によれば、上方拡大断面部41をフロアクロスメンバ(前部クロスメンバ18)と別体に成したので、フロアクロスメンバ(前部クロスメンバ18)の基本部位の稜線X1,X2(図14参照)を、一直線化することができて、側突性能の向上を図ることができる。
この構成によれば、フロアフレーム(フロアフレームロア16)よりも車幅方向外側に位置するフロアクロスメンバ(前部クロスメンバ18)の外側部位(サイドメンバ21)で、側突エネルギの吸収を行ないつつ、左右のフロアフレーム(フロアフレームロア16)間のフロアクロスメンバ部位(中間メンバ20)つまり基本部位を一部材にて形成することで、側突性能の向上を図ることができる。
この構成によれば、上方拡大断面部41の稜線X3,X4(図14参照)を、車幅方向に一直線化することができ、側突性能の向上を図ることができると共に、クロスメンバ補強部材42の成形性の向上をも図ることができる。
この構成によれば、上述の補強支持ブラケット51を設けたことにより、上方拡大断面部41の上下方向の剛性向上を図ることができる。
この構成によれば、補強支持ブラケット51をM字断面形状に形成することで、当該補強支持ブラケット51それ自体の剛性向上を図り、延いては、シフトレバー支持ブラケット73の左右の支持部間の剛性を向上できる。
この構成によれば、クロスメンバ補強部材42と、補強支持ブラケット51と、コンソール支持ブラケット40と、をいわゆる共締め固定したので、補強支持ブラケット51の支持部間隔を大きくとることができると共に、支持部(締結部材43による共締め部位参照)の共通化を図ることができる。
この発明のフロアパネルは、実施例のフロントフロアパネル4に対応し、
以下同様に、
フロアクロスメンバは、前部クロスメンバ18(いわゆるNo.2クロスメンバ)に対応し、
フロアフレームは、フロアフレームロア16に対応し、
前席前部の固定部は、シート固定部44に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
10…サイドシル
16…フロアフレームロア(フロアフレーム)
18…前部クロスメンバ(フロアクロスメンバ)
40…コンソール支持ブラケット
40a…上壁
40b,40c…側壁
41…上方拡大断面部
42…クロスメンバ補強部材
44…シート固定部(前席前部の固定部)
51…補強支持ブラケット
70…コンソール
73…シフトレバー支持ブラケット
Claims (5)
- 電動車両の下部車体構造であって、
車室床面を形成するフロアパネルと、
前席前部下部において上記フロアパネル上方をサイドシルの高さに合わせて左右一対のサイドシル間を車幅方向に一直線状に延びるよう配設されるフロアクロスメンバと、
上記フロアクロスメンバの中央上方に配設されてコンソールを支持するコンソール支持ブラケットと、を備え、
上記フロアクロスメンバの中央部上部に、上記コンソール支持ブラケットの高さまで上方に向けて断面が拡大する上方拡大断面部を備え、
上記上方拡大断面部に対して、上壁および左右の両側壁を備えた門形状の上記コンソール支持ブラケットの側壁が固定され、
上記フロアクロスメンバは、その上面が車幅方向に略一直線状に形成されており、
上記上方拡大断面部は上記フロアクロスメンバとは別体のクロスメンバ補強部材にて形成され、
上記フロアパネル下部には車両の前後方向に延びる左右のフロアフレームが設けられており、
上記左右のフロアフレーム間のフロアクロスメンバ部位が、フロアフレームより車幅方向外側に位置する部位より高剛性で、かつ、一部材から形成された
電動車両の下部車体構造。 - 上記上方拡大断面部の車幅方向両側に、当該上方拡大断面部と同一高さで前席前部の固定部が形成された
請求項1に記載の電動車両の下部車体構造。 - 電動車両の下部車体構造であって、
車室床面を形成するフロアパネルと、
前席前部下部において上記フロアパネル上方をサイドシルの高さに合わせて左右一対のサイドシル間を車幅方向に一直線状に延びるよう配設されるフロアクロスメンバと、
上記フロアクロスメンバの中央上方に配設されてコンソールを支持するコンソール支持ブラケットと、を備え、
上記フロアクロスメンバの中央部上部に、上記コンソール支持ブラケットの高さまで上方に向けて断面が拡大する上方拡大断面部を備え、
上記上方拡大断面部に対して、上壁および左右の両側壁を備えた門形状の上記コンソール支持ブラケットの側壁が固定され、
上記フロアクロスメンバは、その上面が車幅方向に略一直線状に形成されており、
上記上方拡大断面部は上記フロアクロスメンバとは別体のクロスメンバ補強部材にて形成され、
上記フロアクロスメンバ上方の上記コンソール支持ブラケットに、シフトレバー支持ブラケットが取付けられており、
上記クロスメンバ補強部材の上面に、上記コンソール支持ブラケットの上面を下方から支持する補強支持ブラケットが立設固定された
電動車両の下部車体構造。 - 上記シフトレバー支持ブラケットが左右で上記コンソール支持ブラケットに取付けられており、
上記補強支持ブラケットは車両正面視でM字断面形状に形成された
請求項3に記載の電動車両の下部車体構造。 - 上記補強支持ブラケットが上記コンソール支持ブラケットと共に上記クロスメンバ補強部材に取付けられた
請求項3または4に記載の電動車両の下部車体構造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019092090A JP7375334B2 (ja) | 2019-05-15 | 2019-05-15 | 電動車両の下部車体構造 |
CN202010137677.5A CN111942480B (zh) | 2019-05-15 | 2020-03-02 | 电动车辆的下部车体构造 |
EP20161417.9A EP3738863B1 (en) | 2019-05-15 | 2020-03-06 | Lower vehicle-body structure of electric vehicle |
US16/833,377 US11420686B2 (en) | 2019-05-15 | 2020-03-27 | Lower vehicle-body structure of electric vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019092090A JP7375334B2 (ja) | 2019-05-15 | 2019-05-15 | 電動車両の下部車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020185902A JP2020185902A (ja) | 2020-11-19 |
JP7375334B2 true JP7375334B2 (ja) | 2023-11-08 |
Family
ID=73221267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019092090A Active JP7375334B2 (ja) | 2019-05-15 | 2019-05-15 | 電動車両の下部車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7375334B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007030761A (ja) | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Mazda Motor Corp | 車両の下部車体構造 |
WO2011013717A1 (ja) | 2009-07-28 | 2011-02-03 | 本田技研工業株式会社 | 車両を駆動する電動機のための電装部品の車両における配置構造 |
JP2019031219A (ja) | 2017-08-09 | 2019-02-28 | トヨタ自動車株式会社 | 車両側部構造 |
-
2019
- 2019-05-15 JP JP2019092090A patent/JP7375334B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007030761A (ja) | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Mazda Motor Corp | 車両の下部車体構造 |
WO2011013717A1 (ja) | 2009-07-28 | 2011-02-03 | 本田技研工業株式会社 | 車両を駆動する電動機のための電装部品の車両における配置構造 |
JP2019031219A (ja) | 2017-08-09 | 2019-02-28 | トヨタ自動車株式会社 | 車両側部構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020185902A (ja) | 2020-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7275836B2 (ja) | 電動車両の下部車体構造 | |
JP6619779B2 (ja) | 車両後部構造 | |
EP3738865B1 (en) | Lower vehicle-body structure of a vehicle, vehicle-body structure of a vehicle, and vehicle | |
US11420686B2 (en) | Lower vehicle-body structure of electric vehicle | |
JP7331448B2 (ja) | 電動車両の下部車体構造 | |
JP5548687B2 (ja) | 自動車の上部車体構造 | |
JP5560328B2 (ja) | 前部車体構造 | |
JP2019202747A (ja) | 車体下部構造体 | |
CN107097858B (zh) | 车身结构 | |
JP2016150701A (ja) | 車両の上部車体構造 | |
JP2017154514A (ja) | 自動車の車体構造 | |
JP6215979B2 (ja) | 自動車の車体構造 | |
JP6694593B2 (ja) | キャブの底面部構造 | |
JP2013010414A (ja) | 車両の前部車体 | |
JP7375334B2 (ja) | 電動車両の下部車体構造 | |
JP7238593B2 (ja) | 電動車両の下部車体構造 | |
JP7268475B2 (ja) | 車両の下部車体構造 | |
JP2016150700A (ja) | 車両の上部車体構造 | |
JP2023002335A (ja) | 運転席周辺構造 | |
CN115257958A (zh) | 车辆的下部车身结构 | |
JP2016150702A (ja) | 車両の上部車体構造 | |
JP2008105507A (ja) | 車両の下部車体構造 | |
JP2008110636A (ja) | 車両の下部車体構造 | |
JP7338231B2 (ja) | 電動車両の下部車体構造 | |
JP4080461B2 (ja) | 車体前部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220419 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230131 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20230321 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230525 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230926 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231009 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7375334 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |