JP7365213B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
従来、冷蔵庫は食品収容の用途に用いられている。ところで、冷蔵庫は、食品収容の用途以外の用途に使用できることと好ましい場合がある。特許文献1には、引き出して使用できる平板台を収容した冷蔵庫が記載されている。
特開2003-287347号公報
本発明が解決しようとする課題は、冷蔵庫を食品収容の用途以外の用途に使用することである。
実施形態の冷蔵庫は、貯蔵室を含む筐体と、前記貯蔵室を開閉可能に閉じる扉と、前記扉の前面に回転可能に取り付けられ、物を載置可能な載置面を有するテーブルと、を持つ。テーブルは、前記扉に設けられた取付部材に対して回転可能かつスライド可能に取り付けられており、物を載置面に載置可能な載置位置と、前記テーブルが前記扉の内部空間に収容される収容位置と、に移動可能である。

第1実施形態に係る冷蔵庫を示す斜視図。 同冷蔵庫の扉の側面図。 同冷蔵庫の野菜室扉の斜視図。 テーブルが載置位置にある同野菜室扉の斜視図。 テーブルが載置位置にある冷蔵庫を示す斜視図。 ステー部材を有する野菜室扉の側面図。 同野菜室扉の側面図。 同野菜室扉の側面図。 テーブルの変形例を有する野菜室扉の側面図。 テーブルの他の変形例を有する野菜室扉の側面図。 テーブルの他の変形例を有する野菜室扉の側面図。 第2実施形態に係る冷蔵庫を示す斜視図。 第3実施形態に係る冷蔵庫の正面図。
以下、実施形態の冷蔵庫を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。
本明細書では、冷蔵庫の正面に立つユーザから冷蔵庫を見た方向を基準に、左右を定義している。また、冷蔵庫から見て冷蔵庫の正面に立つユーザに近い側を「前」、遠い側を「後ろ」と定義している。本明細書において「横幅方向」とは、上記定義における左右方向を意味する。本明細書において「奥行方向」とは、上記定義における前後方向を意味する。図中において、+X方向が右方向、-X方向が左方向、+Y方向が後方向、-Y方向が前方向、+Z方向が上方向、-Z方向が下方向である。
(第1実施形態)
[1.冷蔵庫の全体構成]
図1から図5を参照し、第1実施形態の冷蔵庫1について説明する。まず、冷蔵庫1の全体構成について説明する。ただし、冷蔵庫1は、以下に説明する構成の全てを有する必要はなく、いくつかの構成が適宜省略されてもよい。
図1は、冷蔵庫1を示す斜視図である。冷蔵庫1は、例えば、筐体10、複数の扉11、テーブル60、取付部材61(図5参照)、複数の棚(不図示)、複数の容器(不図示)、流路形成部品(不図示)、冷却ユニット(不図示)、および制御基板(不図示)を有する。本実施形態では、複数の扉11以外の上記構成によって冷蔵庫本体5が形成されている。
筐体10は、図1に示すように、上壁21、下壁22、左右の側壁23,24、および後壁25を有する。上壁21および下壁22は、略水平に広がっている。左右の側壁23,24は、下壁22の左右の端部から上方に起立し、上壁21の左右の端部に繋がる。後壁25は、下壁22の後端部から上方に起立し、上壁21の後端部に繋がる。
筐体10の内部には、複数の貯蔵室27が設けられている。複数の貯蔵室27は、例えば、冷蔵室27A、野菜室27B、製氷室27C、小冷凍室27D、および主冷凍室27Eを含む。本実施形態では、最上部に冷蔵室27Aが配置され、冷蔵室27Aの下方に野菜室27Bが配置され、野菜室27Bの下方に製氷室27Cおよび小冷凍室27Dが配置され、製氷室27Cおよび小冷凍室27Dの下方に主冷凍室27Eが配置されている。ただし、貯蔵室27の配置は、上記例に限定されず、例えば、冷蔵室27Aの下方に製氷室27Cおよび小冷凍室27Dが配置され、製氷室27Cおよび小冷凍室27Dの下方に主冷凍室27Eが配置され、主冷凍室27Eの下方に野菜室27Bが配置されてもよい。筐体10は、各貯蔵室27の前面側に、各貯蔵室27に対して食材の出し入れを可能にする開口を有する。
複数の貯蔵室27の開口は、複数の扉11によって開閉可能に閉じられる。複数の扉11は、例えば、冷蔵室27Aの開口を閉じる左右の冷蔵室扉11Aa,11Ab、野菜室27Bの開口を閉じる野菜室扉11B、製氷室27Cの開口を閉じる製氷室扉11C、小冷凍室27Dの開口を閉じる小冷凍室扉11D、および主冷凍室27Eの開口を閉じる主冷凍室扉11Eを含む。
左右の冷蔵室扉11Aa,11Abは、例えば、観音開き式の扉である。左右の冷蔵室扉11Aa,11Abは、ヒンジ30によって筐体10に回動可能に支持されている。本実施形態では、右冷蔵室扉11Abの横幅方向の幅は、左冷蔵室扉11Aaの横幅方向の幅よりも大きい。
一方で、野菜室扉11B、製氷室扉11C、小冷凍室扉11D、および主冷凍室扉11Eは、例えば、引き出し式の扉である。野菜室扉11B、製氷室扉11C、小冷凍室扉11D、および主冷凍室扉11Eは、レール35(野菜室27Bおよび主冷凍室27Eにおいて左方のレール35のみ図示)によって筐体10に対して引き出し可能に支持されている。
[2.野菜室扉11Bの構成]
図2は、複数の扉11の-X方向の側面図である。図3は、野菜室扉11Bの斜視図である。図3において、テーブル60と前面板52は透過表示されている。
野菜室扉11Bは、例えば、外郭部材50と、ガスケット(不図示)と、を含む。外郭部材50は、箱状に形成されている。本明細書でいう「箱状」とは、扁平な箱状も含む。外郭部材50は、例えば、枠体51、前面板52、および後面部材53を有する。
枠体51は、矩形の枠状に形成されている。枠体51は、上辺部材51a、下辺部材51b、左辺部材51c、および右辺部材51dを含む。上辺部材51aは、横幅方向および奥行方向に沿う板状であり、野菜室扉11Bの上面を形成している。下辺部材51bは、横幅方向および奥行方向に沿う板状であり、野菜室扉11Bの下面を形成している。左辺部材51cは、鉛直方向および奥行方向に沿う板状であり、野菜室扉11Bの左側面を形成している。右辺部材51dは、鉛直方向および奥行方向に沿う板状であり、野菜室扉11Bの右側面を形成している。これら上辺部材51a、下辺部材51b、左辺部材51c、および右辺部材51dが互いに組み合わされることで、枠体51が形成されている。枠体51は、例えば合成樹脂製である。
上辺部材51aには、図3に示すように、横方向に延びる凹状の持手部51eが形成されている。使用者は、持手部51eに指を引掛けて、野菜室扉11Bを引き出すことができる。
前面板52は、枠体51に取り付けられ、野菜室扉11Bの前端部に位置する。前面板52は、鉛直方向および横幅方向に沿う板部材であり、野菜室扉11Bの前面を形成している。前面板52は、例えば合成樹脂製である。
野菜室扉11Bは、図2に示すように、前面にテーブル60を収容可能な凹部54を有する。本実施形態では、前面板52の下側を取り除くことで凹部54を形成している。なお、前面板52の前側の一部を切り抜くことで凹部54を形成してもよい。
後面部材53は、前面板52とは反対側から枠体51に取り付けられ、野菜室扉11Bの後端部に位置する。後面部材53は、野菜室扉11Bの後面を形成している。後面部材53は、例えば合成樹脂製である。ガスケット(不図示)は、後面部材53に取り付けられた緩衝部材である。
[3.テーブル60の構成]
図4は、テーブル60が載置位置にある野菜室扉11Bの斜視図である。
テーブル60は、図2から図4に示すように、板状に形成されており、板厚方向の一方の面に平坦な載置面60sを有する。載置面60sは平面でも曲面であってもよい。テーブル60の横幅方向の長さは、枠体51の左辺部材51cから右辺部材51dまでの長さよりわずかに短い。テーブル60は、二個の取付部材61により、野菜室扉11Bの前面に回転可能に取り付けられている。二個の取付部材61は左右方向に並んで配置されている。なお、テーブル60は断熱性を有してもよい。
テーブル60は、回転させることで、載置面60sに物を載置可能な載置位置と、テーブル60が凹部54に収容される収容位置とに移動させることができる。使用者は、図2に示すように、載置位置にあるテーブル60の前端60aを野菜室扉11Bの下側まで回転させて収容位置まで移動させる。テーブル60の前端60aは、野菜室扉11Bの下側まで回転したとき、野菜室扉11Bの下方に位置する他の扉(製氷室扉11Cおよび小冷凍室扉11D)の上端よりも上方にある。収容位置にあるテーブル60の載置面60sは、前方を向いている。なお、載置位置は、載置面60sが水平となる位置(水平位置)であることが望ましいが、ストッパやすべり止めを設けることで物を載置可能であれば傾いていてもよい。
載置位置にあるテーブル60の載置面60sは、図2に示すように、野菜室扉11Bの上端11aより上下方向において下方にある。載置面60sにコップ等をおいた状態で、野菜室扉11Bの上方にある左右の冷蔵室扉11Aa,11Abを開けることができる。載置位置にあるテーブル60の載置面60sは、使いやすさの観点から、冷蔵庫1の下端から85cmから90cmの位置にあることが望ましい。
テーブル60は、図1および図2に示すように、凹部54に収容されたとき、野菜室扉11Bの前面の前面板52と同一面を形成する。
取付部材61は、第一固定部材62と、第二固定部材63と、回転軸部材64と、を有する。第一固定部材62は、回転軸部材64とテーブル60とを固定する金属部材である。第一固定部材62の長手方向に垂直な断面はU字形状であり、テーブル60に接触する底面62aと、側面62bとを有する。第一固定部材62とテーブル60とは、第一固定部材62を貫通するネジ(不図示)を用いて固定されている。
第二固定部材63は、回転軸部材64と野菜室扉11Bとを固定する金属部材である。第二固定部材63の長手方向に垂直な断面はU字形状であり、テーブル60に接触する底面63aと、側面63bとを有する。第二固定部材63は、後面部材53の前面に設けられた固定板55に固定さている。第二固定部材63と固定板55とは、図4に示すように、第二固定部材63を貫通するネジ65を用いて固定されている。
回転軸部材64は、第一固定部材62と第二固定部材63とを回転可能に接続する。回転軸部材64は野菜室扉11Bの上端11aよりも下側、かつ、野菜室扉11Bの上下方向中央よりも上側に配置されている。回転軸部材64は、例えばボルトとナットであり、第一固定部材62と側面62bと第二固定部材63の側面63bとを貫通して取り付けられている。回転軸部材64の軸線方向は、野菜室扉11Bの左右方向に一致する。
回転軸部材64は、第一固定部材62と第二固定部材63とを相対移動可能であるが、任意の位置で固定される程度の強さで、第一固定部材62と第二固定部材63とを締め付けている。
次に、冷蔵庫1の作用について説明する。
使用者は、テーブル60が必要となったときに、収容位置にあるテーブル60を載置位置に移動させる。テーブル60は載置位置に固定される。図5は、テーブル60が載置位置にある冷蔵庫1を示す斜視図である。使用者は、テーブル60の載置面60sにコップ等を置く。この場合であっても、使用者は左右の冷蔵室扉11Aa,11Abや野菜室扉11Bを開けることができる。
使用者は、テーブル60が不要となったときに、載置位置にあるテーブル60を収容位置に移動させる。テーブル60を収容した冷蔵庫1の外観はテーブルを有さない冷蔵庫と同等であり、外観を損ないにくい。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、収容したテーブル60を取り出して使用でき、冷蔵庫1を食品収容の用途以外の用途(テーブル)に使用することができる。スペースが狭く調理用テーブルを十分に設置できないような狭いキッチンスペースであっても、冷蔵庫1から必要時のみテーブル60を取り出して使用することができる。また、野菜室扉11Bの前面に設けられたテーブル60の高さは、約85cmから90cmであり、一般的なテーブルを同等の高さであり、使用しやすい。
(変形例1)
上記実施形態において、取付部材61は、第一固定部材62と第二固定部材63とを接続するステー部材(接続部材)66をさらに有してもよい。図6から図8は、ステー部材66を有する野菜室扉11Bの側面図である。ステー部材66は、テーブル60を載置位置により強固に維持する部材である。ステー部材66は、公知のテーブルステー等から適宜選択したものである。使用者は、図6に示すように、収容位置から載置位置に向けてテーブル60に移動させる。使用者は、図7に示すように、テーブル60を載置位置よりも上方まで移動させる。その後、使用者は、図8に示すように、テーブル60を載置位置に移動させる。この操作により、ステー部材66は延びる方向には変形するが、縮む方向には変形しなくなる。その結果、ステー部材66は、テーブル60が載置位置より下方に移動しないように支持する。
(変形例2)
上記実施形態において、テーブル60は、収容位置にあるとき載置面60sが前方を向いていたが、テーブルの態様はこれに限定されない。図9は、変形例であるテーブル60Bを有する野菜室扉11Bの側面図である。回転軸部材64は野菜室扉11Bの下側に配置されている。使用者は、載置位置にあるテーブル60Bの前端60aを野菜室扉11Bの上側まで回転させて収容位置まで移動させる。収容位置にあるテーブル60Bの載置面60sは、後方を向いている。
(変形例3)
図10は、変形例であるテーブル60Cを有する野菜室扉11Bの側面図である。回転軸部材64は野菜室扉11Bの下端11bよりも上側、かつ、野菜室扉11Bの上下方向中央よりも下側に配置されている。使用者は、載置位置にあるテーブル60Cの前端60aを野菜室扉11Bの上側まで回転させて収容位置まで移動させる。収容位置にあるテーブル60Cの載置面60sは、後方を向いている。
(変形例4)
図11は、変形例であるテーブル60Dを有する野菜室扉11Bの側面図である。回転軸部材64は野菜室扉11Bの上端11aよりも下側、かつ、野菜室扉11Bの上下方向中央よりも上側に配置されている。テーブル60Dは、回転軸部材64に対して回転可能かつスライド可能に取り付けられている。テーブル60Dは、テーブル60は、回転させることで、載置面60sに物を載置可能な載置位置と、テーブル60Dが枠体51の内部空間に収容される収容位置とに移動させることができる。
(変形例5)
上記実施形態において、テーブル60は野菜室扉11Bに取り付けられていたが、冷蔵庫の態様はこれに限定されない。冷蔵庫は、例えばテーブル60が左右の冷蔵室扉11Aa,11Abや主冷凍室扉11E等の他の扉11に取り付けられていてもよい。
(第2実施形態)
図12を参照し、第2実施形態の冷蔵庫1Bについて説明する。第2実施形態は、貯蔵室27および扉11の配置が異なっている。以降の説明において、既に説明したものと共通する構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図12は、冷蔵庫1Bを示す斜視図である。
冷蔵庫1Bは、筐体10B、複数の扉11、テーブル60、取付部材61、複数の棚(不図示)、複数の容器(不図示)、流路形成部品(不図示)、冷却ユニット(不図示)、および制御基板(不図示)を有する。
筐体10Bの内部には、複数の貯蔵室27が設けられている。複数の貯蔵室27は、冷蔵室27A、野菜室27B、製氷室27C、小冷凍室27D、および主冷凍室27Eを含む。本実施形態では、最上部に冷蔵室27Aが配置され、冷蔵室27Aの下方に製氷室27Cおよび小冷凍室27Dが配置され、製氷室27Cおよび小冷凍室27Dの下方に野菜室27Bが配置され、野菜室27Bの下方に主冷凍室27Eが配置されている。筐体10Bは、各貯蔵室27の前面側に、各貯蔵室27に対して食材の出し入れを可能にする開口を有する。
テーブル60は、第一実施形態同様、回転させることで、載置面60sに物を載置可能な載置位置と、テーブル60が凹部54に収容される収容位置とに移動させることができる。
本実施形態に係る冷蔵庫1Bによれば、収容したテーブル60を取り出して使用でき、冷蔵庫1Bを食品収容の用途以外に使用することができる。スペースが狭く調理用テーブルを十分に設置できないような狭いキッチンスペースであっても、冷蔵庫1Bから必要時のみテーブル60を取り出して使用することができる。
(第3実施形態)
図13を参照し、第3実施形態の冷蔵庫1Cについて説明する。第3実施形態は、貯蔵室27および扉11の配置が異なっている。以降の説明において、既に説明したものと共通する構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図13は、冷蔵庫1Cの正面図である。
冷蔵庫1Cは、筐体10C、複数の扉11、テーブル60、取付部材61、複数の棚(不図示)、複数の容器(不図示)、流路形成部品(不図示)、冷却ユニット(不図示)、および制御基板(不図示)を有する。
筐体10Cの内部には、複数の貯蔵室27が設けられている。複数の貯蔵室27は、例えば、冷蔵室27A、製氷室27C、小冷凍室27D、および主冷凍室27Eを含む。本実施形態では、最上部に冷蔵室27Aが配置され、冷蔵室27Aの左下方に製氷室27Cが配置され、冷蔵室27Aおよび製氷室27Cの下方に小冷凍室27Dが配置され、小冷凍室27Dの下方に主冷凍室27Eが配置されている。冷蔵室27Aと製氷室27Cとは底面が略水平方向に並んでいる筐体10Cは、各貯蔵室27の前面側に、各貯蔵室27に対して食品の出し入れを可能にする開口を有する。
複数の貯蔵室27の開口は、複数の扉11によって開閉可能に閉じられている。複数の扉11は、例えば、冷蔵室27Aの開口を閉じる左右の冷蔵室扉11Aa,11Ab、小冷凍室27Dの開口を閉じる小冷凍室扉11D、および主冷凍室27Eの開口を閉じる主冷凍室扉11Eを含む。製氷室27Cの開口は左冷蔵室扉11Aaによって閉じられる。
筐体10Cは、第1仕切部28と第2仕切部29とを有する。第1仕切部28は、冷蔵室27Aと製氷室27Cとの間に位置し、冷蔵室27Aと製氷室27Cとの間を仕切る仕切壁である。第1仕切部28は、略L字型に屈曲する仕切壁である。一方で、第2仕切部29は、冷蔵室27Aおよび製氷室27Cと小冷凍室27Dとの間に位置し、冷蔵室27Aおよび製氷室27Cと小冷凍室27Dとの間を仕切る仕切壁である。第2仕切部29は、略水平方向に沿う仕切壁である。第1仕切部28の一部は、第2仕切部29に接続している。製氷室27Cは、第1仕切部28、第2仕切部29および左側壁23によって囲まれている。第1仕切部28および第2仕切部29は、断熱性を有する。
テーブル60は、取付部材61により小冷凍室扉11Dの前面に回転可能に取り付けられている。テーブル60は、回転させることで、載置面60sに物を載置可能な載置位置と、テーブル60が凹部54に収容される収容位置とに移動させることができる。
本実施形態に係る冷蔵庫1Cによれば、収容したテーブル60を取り出して使用でき、冷蔵庫1Cを食品収容の用途以外に使用することができる。スペースが狭く調理用テーブルを十分に設置できないような狭いキッチンスペースであっても、冷蔵庫1Cから必要時のみテーブル60を取り出して使用することができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、収容したテーブル60を取り出して使用でき、冷蔵庫1等を食品収容の用途以外に使用することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1,1B…冷蔵庫、10,10B…筐体、11…扉、11Aa…左冷蔵室扉、11Aa…冷蔵室扉、11Ab…右冷蔵室扉、11Ab…冷蔵室扉、11B…野菜室扉、11C…製氷室扉、11D…小冷凍室扉、11E…主冷凍室扉、27…貯蔵室、27A…冷蔵室、27B…野菜室、27C…製氷室、27D…小冷凍室、27E…主冷凍室、50…外郭部材、51…枠体、52…前面板、53…後面部材、54…凹部、60,60B…テーブル、60a…前端、60s…載置面、61…取付部材、62…第一固定部材、63…第二固定部材、64…回転軸部材、65…ネジ、66…ステー部材(接続部材)

Claims (9)

  1. 貯蔵室を含む筐体と、
    前記貯蔵室を開閉可能に閉じる扉と、
    前記扉の前面に回転可能に取り付けられ、物を載置可能な載置面を有するテーブルと、
    を備え、
    前記テーブルは、前記扉に設けられた取付部材に対して回転可能かつスライド可能に取り付けられており、前記物を前記載置面に載置可能な載置位置と、前記テーブルが前記扉の内部空間に収容される収容位置と、に移動可能である、
    冷蔵庫。
  2. 前記載置位置にある前記テーブルの前記載置面は、前記扉の上端より下方にある、
    請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記取付部材は、前記扉の上端よりも下側、かつ、前記扉の上下方向中央よりも上側に配置されている、
    請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記扉をスライドして前記収容位置から引き出すための開口部が、前記扉の上端部に設けられている、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記扉をスライドして前記収容位置から引き出すための開口部が、前記扉の前方側に向かって開口している、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記扉よりも上側にヒンジにより開閉されるヒンジ扉を備え、
    前記テーブルは、前記扉と前記ヒンジ扉の間に設けられた開口部をスライドして前記収容位置から引き出される、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記取付部材と前記扉よりも上側の上扉との間の間隔は、前記扉と前記扉よりも下側の下扉との間の間隔よりも大きい、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記貯蔵室は野菜室である、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記テーブルは断熱性を有する、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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