JP7349809B2 - 連結式使い捨て着用物品 - Google Patents
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<第1の態様>
前後方向中央より前側に延びる腹側部分と、
前後方向中央より後側に延びる背側部分と、
前記腹側部分の前後方向の中間から前記背側部分の前後方向の中間まで延びた、股間部を含む中間部分と、
前記中間部分よりも前側で、左右両側に突出する前ウイングと、
前記中間部分よりも後側で、左右両側に突出する後ウイングと、
前記前ウイングと、前記後ウイングとを連結する連結部と、
を有する連結式使い捨て着用物品において、
前記連結部は、前記前ウイングの内面に設けられており、
前記後ウイングは、側方に延びる第1部分と、第1部分の側縁で内面側に折り返された第2部分とを有しており、
前記前ウイングの内面の連結部は、前記後ウイングの少なくとも第2部分の外面に連結可能である、
ことを特徴とする連結式使い捨て着用物品。
本連結式使い捨て着用物品は、仰臥位の着用者に対して装着する場合、先ず、背側部分を着用者の身体の下に敷き、腹側部分を両脚の間を通して着用者の下腹部上に持ち込む。これにより、後ウイングの第2部分は着用者の両脇に露出している状態となる。この後、前ウイングを摘まんで後ウイングに向かって下降させ、連結部を第2部分に押し付けて連結し、第2部分を展開する。このようにすることで、片手で前ウイングを摘まんで操作するだけで前ウイング及び後ウイングを適切に連結することができる。さらに、連結状態では、前ウイング及び後ウイングの連結部分が着用者の側面に露出するため、仰臥位で装着後、腹臥位へ***交換した場合でも連結部を取り外すのも容易である。
連結部は、前記前ウイングの幅方向中間に設けられており、
前記前ウイングは、前記連結部よりも幅方向の外側から前記連結部よりも幅方向の中央側まで延びるカバー部と、このカバー部から幅方向の外側に折り返された摘み部とを有する、
第1の態様の連結式使い捨て着用物品。
前ウイングがこのような折り畳み構造を有していると、使用前にはカバー部により連結部がカバーされるため、連結部により肌が傷つくのを防止することができる。また、使用時には摘み部を摘まんで側方に引っ張ることにより、カバー部を開いて、そのまま前ウイングを後ウイングに押し付けて連結することができる。さらに、摘み部は、装着状態で、後ウイングから起き上がる(浮き上がる)ため、使用後に、前ウイングを片手で簡単に摘まんで連結部を取り外すことができる。
前記前ウイングの幅方向の寸法は30~60mmであり、前記連結部の幅方向寸法は7~15mmであり、幅方向に5~15mmの間隔を空けて複数設けられている、
第1又は2の態様の連結式使い捨て着用物品。
連結部を有する部分は柔軟性が低下し、比較的に硬い部分となるため、装着感に影響する。特に低出生体重児の場合は肌への影響が問題となるおそれがある。よって、連結部を細く複数設けることにより、連結の強度の低下を抑制しつつ、柔軟性の低下を抑制することが望ましい。
前記股間部を含む範囲に内蔵された吸収体を有し、
前記吸収体を有する部分から前記吸収体の両方の側縁よりも側方にそれぞれ延びる本体シートを含む、前記吸収体を有しない一対のサイドフラップを有し、
前記前ウイングは、前記サイドフラップのうち前記中間部分よりも前側に位置する前基部と、この前基部から突出する前延長シートとを有し、
前記前基部の内面に前記連結部を有し、
前記前延長シートは、前記連結部よりも幅方向の中央側まで延びるカバー部を有している、
第1~3のいずれか1つの態様の連結式使い捨て着用物品。
装着形状の安定性、及び連結部の取り外しやすさを考慮すると、連結部はサイドフラップに設けられていることが望ましい。前ウイングにより連結部をカバーすること、及び前ウイングの操作性を考慮すると、前ウイングの幅はある程度広い方が望ましい。しかし、前ウイングの大部分を、サイドフラップにおける前後方向の中間を凹状に切除することにより形成すると、廃材(切除分)が大きくなる。したがって、本態様のように構成するのは望ましい。
前記股間部を含む範囲に内蔵された吸収体を有し、
前記吸収体を有する部分から前記吸収体の両方の側縁よりも側方にそれぞれ延びる本体シートを含む、前記吸収体を有しない一対のサイドフラップを有し、
前記後ウイングは、前記サイドフラップのうち前記中間部分よりも後側に位置する後基部と、この後基部から突出する後延長シートとを有し、
前記連結部はメカニカルファスナーのフック材であり、
前記後延長シートは、繊維の連続方向が幅方向の長繊維不織布に、少なくとも幅方向に間欠的に繊維相互を溶着した溶着部を設けてなるものであり、
前記第2部分は、前記後延長シートがその幅方向中間で折り返された部分である、
第1~4のいずれか1つの態様の連結式使い捨て着用物品。
このように、後ウイングの連結領域を、別体の後延長シートで形成すると、後ウイングの連結領域を、フック材が連結しやすい柔軟な専用素材で形成することができるため、前ウイング及び後ウイングの連結の容易性及び確実性を向上することができる。
(吸収体)
吸収体56は、***液を吸収し、保持する部分であり、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。繊維目付けとしては、綿状パルプや短繊維を積繊する場合は、例えば100~300g/m2程度とすることができ、フィラメント集合体の場合は、例えば30~120g/m2程度とすることができる。合成繊維の場合の繊度は、例えば、1~16dtex、好ましくは1~10dtex、さらに好ましくは1~5dtexである。フィラメント集合体の場合、フィラメントは、非捲縮繊維であってもよいが、捲縮繊維であるのが好ましい。捲縮繊維の捲縮度は、例えば、2.54cm当たり5~75個、好ましくは10~50個、さらに好ましくは15~50個程度とすることができる。また、均一に捲縮した捲縮繊維を用いることができる。
吸収体56には、その一部又は全部に高吸収性ポリマー粒子を含有させることができる。高吸収性ポリマー粒子とは、「粒子」以外に「粉体」も含む。高吸収性ポリマー粒子としては、この種の吸収性物品に使用されるものをそのまま使用できる。高吸収性ポリマー粒子の粒径は特に限定されないが、例えば500μmの標準ふるい(JIS Z8801-1:2006)を用いたふるい分け(5分間の振とう)、及びこのふるい分けでふるい下に落下する粒子について180μmの標準ふるい(JIS Z8801-1:2006)を用いたふるい分け(5分間の振とう)を行ったときに、500μmの標準ふるい上に残る粒子の割合が30重量%以下で、180μmの標準ふるい上に残る粒子の割合が60重量%以上のものが望ましい。
高吸収性ポリマー粒子の抜け出しを防止するため、あるいは吸収体56の形状維持性を高めるために、吸収体56は包装シート58で包んでなる吸収要素50として内蔵させることができる。包装シート58としては、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等を用いることができる。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMMS(スパンボンド/メルトブローン/メルトブローン/スパンボンド)不織布が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレンなどを使用できる。繊維目付けは、5~40g/m2、特に10~30g/m2のものが望ましい。
トップシート30は液透過性を有するものであり、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを用いることができる。また、このうち不織布は、その原料繊維が何であるかは、特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維などや、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維などを例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、サーマルボンド法が、好ましい加工方法となる。
トップシート30を透過した液を速やかに吸収体へ移行させるために、トップシート30より液の透過速度が速い、中間シート(「セカンドシート」とも呼ばれている)40を設けることができる。この中間シート40は、液を速やかに吸収体へ移行させて吸収体による吸収性能を高め、吸収した液の吸収体からの「逆戻り」現象を防止するためのものである。中間シート40は省略することもできる。
液不透過性シート11は、特に限定されるものではないが、透湿性を有するものが好ましい。液不透過性シート11としては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性シートを好適に用いることができる。また、液不透過性シート11としては、不織布を基材として防水性を高めたものも用いることができる。
外装不織布12は液不透過性シート11の裏側全体を覆い、製品外面を布のような外観とするものである。外装不織布12としては特に限定されず、素材繊維としては、例えばポリエチレン又はポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができ、加工法としてはスパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、エアスルー法、ニードルパンチ法等を用いることができる。ただし、肌触り及び強度を両立できる点でスパンボンド不織布やSMS不織布、SMMS不織布等の長繊維不織布が好適である。不織布は一枚で使用する他、複数枚重ねて使用することもできる。後者の場合、不織布相互をホットメルト接着剤等により接着するのが好ましい。不織布を用いる場合、その繊維目付けは10~50g/m2、特に15~30g/m2のものが望ましい。
トップシート30上を伝わって横方向に移動する***物を阻止し、いわゆる横漏れを防止するために、表面の幅方向WDの両側には、装着者の肌側に立ち上がる起き上がりギャザー60が設けられていると好ましい。もちろん、起き上がりギャザー60は省略することもできる。
図示例のテープタイプ使い捨ておむつは、吸収体56の前側及び後側にそれぞれ延出する、吸収体56を有しない一対のエンドフラップEFと、吸収体56の両方の側縁よりも側方にそれぞれ延出する、吸収体56を有しない一対のサイドフラップSFとを有している。サイドフラップSFは、図示例のように、吸収体56を有する部分から連続する本体シート(外装不織布12等)からなるものであっても、他の素材を取り付けて形成してもよい。
各サイドフラップSFには、糸ゴム等の細長状弾性部材からなるサイド弾性部材64が前後方向LDに沿って伸長された状態で固定されており、これにより各サイドフラップSFの脚周り部分が平面ギャザーとして構成されている。サイド弾性部材64は、図示例のように、ギャザーシート62の接合部分のうち接合始端近傍の幅方向の外側において、ギャザーシート62と液不透過性シート11との間に設けるほか、サイドフラップSFにおける液不透過性シート11と外装不織布12との間に設けることもできる。サイド弾性部材64は、図示例のように各側で複数本設ける他、各側に1本のみ設けることもできる。
本テープタイプ使い捨ておむつは、股間部を含む中間部分Mよりも前側で、左右両側に突出する前ウイング80を有している。前ウイング80は、それ以外の部分と別の部材により形成することもできる。例えば、図1~図7に示す例及び図8~図10に示す例のように、サイドフラップSFの側部における前後方向LDの中間を凹状に切除することにより、前ウイング80の前基部81(サイドフラップSFの中間部分Mよりも前側に位置する突出部)の下縁から、股間部を含む中間部分Mの側縁を経て、後ウイング90の後基部91(サイドフラップSFの中間部分Mよりも後側に位置する突出部)の下縁までの凹状縁70を形成するとともに、前基部81から突出する前延長シート83により前ウイング80の幅を確保することができる。また、図11~図13に示す例のように、サイドフラップSFの側部を切除せずに前後方向LDに沿う直線状に形成し、前ウイング80の全体を、サイドフラップSFから突出する前延長シート83により形成することもできる。
本テープタイプ使い捨ておむつは、中間部分Mよりも後側で、左右両側に突出する後ウイング90を有している。後ウイング90は、それ以外の部分と別の部材により形成することもできる。例えば図1~図7に示す例及び図8~図10に示す例のように、サイドフラップSFの側部における前後方向LDの中間を凹状に切除することにより、中間部分Mの側縁から前ウイング80の前基部81(サイドフラップSFの中間部分Mよりも前側に位置する突出部)の下縁から後ウイング90の後基部91(サイドフラップSFの中間部分Mよりも後側に位置する突出部)の下縁までの凹状縁70を形成するとともに、後基部91から突出する後延長シート93により後ウイング90の幅を確保することができる。また、図11~図13に示す例のように、サイドフラップSFの側部を切除せずに前後方向LDに沿う直線状に形成し、後ウイング90のそれぞれ全体を、サイドフラップSFから突出する後延長シート93により形成することもできる。
本テープタイプ使い捨ておむつは、仰臥位の着用者に対して装着する場合、先ず、背側部分Bを着用者の身体300の下に敷き、腹側部分Fを両脚の間を通して着用者の下腹部上に持ち込む。これにより、図7(a)、図10(a)及び図13(a)にそれぞれ示すように、後ウイング90の第2部分93bは着用者の身体300の両脇に露出している状態となる。この後、前ウイング80を摘まんで後ウイング90に向かって矢印で示すように下降させ、連結部82を第2部分93bに押し付けて連結し、図7(b)、図10(b)及び図13(b)にそれぞれ示すように、第2部分93bを展開する。このようにすることで、片手で前ウイング80を摘まんで操作するだけで前ウイング80及び後ウイング90を適切に連結することができる。さらに、連結状態では、前ウイング80及び後ウイング90の連結部82分が着用者の身体300の側面に露出するため、連結部82を取り外すのも容易である。この説明からも分かるように、本テープタイプ使い捨ておむつは、きつく装着するよりも、低出生体重児向け又は簡易装着向けに、ある程度肌表面との間に隙間が形成されるような緩い装着に適している。
明細書中の以下の用語は、明細書中に特に記載が無い限り、以下の意味を有するものである。
・「前後方向」とは図中に符号LDで示す方向(縦方向)を意味し、「幅方向」とは図中にWDで示す方向(左右方向)を意味し、前後方向と幅方向とは直交するものである。
Claims (5)
- 前後方向中央より前側に延びる腹側部分と、
前後方向中央より後側に延びる背側部分と、
前記腹側部分の前後方向の中間から前記背側部分の前後方向の中間まで延びた、股間部を含む中間部分と、
前記中間部分よりも前側で、左右両側に突出する前ウイングと、
前記中間部分よりも後側で、左右両側に突出する後ウイングと、
前記前ウイングと、前記後ウイングとを連結する連結部と、
を有する連結式使い捨て着用物品において、
前記連結部は、前記前ウイングの内面に設けられており、
前記後ウイングは、側方に延びる第1部分と、第1部分の側縁で内面側に折り返された第2部分とを有しており、
前記第2部分の幅方向の寸法は、前記連結部の幅方向の寸法より大きく、
装着の際、前記前ウイングの内面の連結部の全体を、前記後ウイングにおける前記第1部分の側縁で内面側に折り返された状態の前記第2部分の外面に連結した後、前記第2部分を展開するものである、
ことを特徴とする連結式使い捨て着用物品。 - 連結部は、前記前ウイングの幅方向中間に設けられており、
前記前ウイングは、前記連結部よりも幅方向の外側から前記連結部よりも幅方向の中央側まで延びるカバー部と、このカバー部から幅方向の外側に折り返された摘み部とを有する、
請求項1記載の連結式使い捨て着用物品。 - 前記前ウイングの幅方向の寸法は30~60mmであり、前記連結部の幅方向寸法は7~15mmであり、幅方向に5~15mmの間隔を空けて複数設けられている、
請求項1又は2記載の連結式使い捨て着用物品。 - 前後方向中央より前側に延びる腹側部分と、
前後方向中央より後側に延びる背側部分と、
前記腹側部分の前後方向の中間から前記背側部分の前後方向の中間まで延びた、股間部を含む中間部分と、
前記中間部分よりも前側で、左右両側に突出する前ウイングと、
前記中間部分よりも後側で、左右両側に突出する後ウイングと、
前記前ウイングと、前記後ウイングとを連結する連結部と、
を有する連結式使い捨て着用物品において、
前記連結部は、前記前ウイングの内面に設けられており、
前記後ウイングは、側方に延びる第1部分と、第1部分の側縁で内面側に折り返された第2部分とを有しており、
装着の際、前記前ウイングの内面の連結部を、前記後ウイングの少なくとも第2部分の外面に連結した後、前記第2部分を展開するものであり、
前記股間部を含む範囲に内蔵された吸収体を有し、
前記吸収体を有する部分から前記吸収体の両方の側縁よりも側方にそれぞれ延びる本体シートを含む、前記吸収体を有しない一対のサイドフラップを有し、
前記前ウイングは、前記サイドフラップのうち前記中間部分よりも前側に位置する前基部と、この前基部から突出する前延長シートとを有し、
前記前基部の内面に前記連結部を有し、
前記前延長シートは、前記連結部よりも幅方向の中央側まで延びるカバー部を有している、
ことを特徴とする連結式使い捨て着用物品。 - 前後方向中央より前側に延びる腹側部分と、
前後方向中央より後側に延びる背側部分と、
前記腹側部分の前後方向の中間から前記背側部分の前後方向の中間まで延びた、股間部を含む中間部分と、
前記中間部分よりも前側で、左右両側に突出する前ウイングと、
前記中間部分よりも後側で、左右両側に突出する後ウイングと、
前記前ウイングと、前記後ウイングとを連結する連結部と、
を有する連結式使い捨て着用物品において、
前記連結部は、前記前ウイングの内面に設けられており、
前記後ウイングは、側方に延びる第1部分と、第1部分の側縁で内面側に折り返された第2部分とを有しており、
装着の際、前記前ウイングの内面の連結部を、前記後ウイングの少なくとも第2部分の外面に連結した後、前記第2部分を展開するものであり、
前記股間部を含む範囲に内蔵された吸収体を有し、
前記吸収体を有する部分から前記吸収体の両方の側縁よりも側方にそれぞれ延びる本体シートを含む、前記吸収体を有しない一対のサイドフラップを有し、
前記後ウイングは、前記サイドフラップのうち前記中間部分よりも後側に位置する後基部と、この後基部から突出する後延長シートとを有し、
前記連結部はメカニカルファスナーのフック材であり、
前記後延長シートは、繊維の連続方向が幅方向の長繊維不織布に、少なくとも幅方向に間欠的に繊維相互を溶着した溶着部を設けてなるものであり、
前記第2部分は、前記後延長シートがその幅方向中間で折り返された部分である、
ことを特徴とする連結式使い捨て着用物品。
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JP2019060527A JP7349809B2 (ja) | 2019-03-27 | 2019-03-27 | 連結式使い捨て着用物品 |
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