JP7324437B2 - バンドおよび時計 - Google Patents

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Description

この発明は、腕時計、鞄、バッグなどに用いられるバンドおよびそれを備えた時計に関する。
例えば、腕時計のバンドにおいては、特許文献1に記載されているように、合成樹脂製のバンドコア上にカーボン繊維の織物を積層してバンド素材を形成し、このバンド素材を繰り返し積層し、この積層された複数のバンド素材をコート層で覆った構造のものが知られている。
特開平07-136008号公報
しかしながら、このような腕時計のバンドにおいては、カーボン繊維の織物をインサート成型によってバンドコアと一体に形成する際に、カーボン繊維の織物にバンドコアと同じ樹脂または相溶性の樹脂を含浸させなければ、バンドコアとカーボン繊維の織物との密着強度を確保して、バンドコアとカーボン繊維の織物とを一体に成形することができない。
また、この腕時計のバンドでは、バンドコアにカーボン繊維の織物が積層されたバンド素材を繰り返し積層させる構造であるから、構造が複雑であるばかりか、バンド素材を繰り返し積層させる際に、プレス加工によって高い圧力で圧縮させて積層させなければならないため、製造が煩雑で面倒であるという問題もある。
この発明が解決しようとする課題は、簡単な構造で容易に製作でき、かつ耐摩耗性および装着性に優れたバンドおよびそれを備えた時計を提供することである。
この発明は、柔軟性を有する合成樹脂から形成された第1樹脂層と、前記第1樹脂層よりも硬度が低く、前記第1樹脂層の裏面に一体に形成された第2樹脂層と、を備え、前記第1樹脂層は、長手方向に沿って設けられた複数のバンド孔を備え、記バンド孔の内面全体が前記第1樹脂層により形成されていることを特徴とするバンドである。
この発明によれば、簡単な構造で容易に製作することができ、かつ耐摩耗性および装着性に優れたものを提供することができる。
この発明を腕時計に適用した一実施形態を示した分解斜視図である。 図1に示されたバンドのA-A矢視における拡大断面図である。 図1に示されたバンドのB-B矢視における要部を示した拡大断面図である。 図1に示されたバンドのC-C矢視における拡大断面図である。 この発明を適用した腕時計のバンドの第1変形例を示し、(a)はバンドの要部を示した拡大平面図、(b)は(a)のD-D矢視における拡大断面図である。 この発明を適用した腕時計のバンドの第2変形例における断面を示し、(a)は図1に示されたバンドのC-C矢視と同じ位置の断面を示した拡大断面図、(b)は図1に示されたバンドのA-A矢視と同じ位置の断面を示した拡大断面図である。
以下、図1~図4を参照して、この発明を腕時計に適用した一実施形態について説明する。
この腕時計は、図1に示すように、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1の12時側と6時側とには、一対のバンド2が取り付けられるバンド取付部3がそれぞれ設けられている。また、この腕時計ケース1の3時側には、スイッチ部4が設けられている。
一対のバンド2それぞれは、図1に示すように、合成樹脂によって帯状に形成され、一端部が腕時計ケース1の12時側と6時側との各バンド取付部3にそれぞれ第1ピン部材5によって取り付けられるように構成されている。この場合、腕時計ケース1の6時側に取り付けられる一方のバンド2には、複数のバンド孔6が長手方向に沿って等間隔で設けられている。
また、腕時計ケース1の12時側に取り付けられる他方のバンド2の他端部には、図1に示すように、一対のバンド2同士を連結するための尾錠7が第2ピン部材8によって取り付けられている。また、この他方のバンド2の他端部には、尾錠7で連結された一方のバンド2の他端部を他方のバンド2に重ね合わせるように挿入させて固定するための遊環9が設けられている。
この場合、尾錠7は、図1に示すように、他方のバンド2の他端部の両側に配置されて、一方のバンド2の他端部側が挿入するコ字形状の本体部7aと、一方のバンド2のバンド孔6に挿入するつく棒7bと、を備えている。すなわち、この尾錠7は、本体部7aの両端部と、この両端部の間に配置されたつく棒7bとが、第2ピン部材8によって他方のバンド2の他端部に取り付けられるように構成されている。
これにより、一対のバンド2は、図1に示すように、各一端部が腕時計ケース1の各バンド取付部3に取り付けられた状態で、一方のバンド2の他端部側が他方のバンド2の尾錠7の本体部7aに挿入されて、尾錠7のつく棒7bが一方のバンド2のバンド孔6に挿入され、この挿入されたつく棒7bが尾錠7の本体部7aに係止されることにより、一対のバンド2同士が連結されるように構成されている。
ところで、一対のバンド2それぞれは、図2~図4に示すように、柔軟性を有する合成樹脂製の第1樹脂層10と、この第1樹脂層10と同一系統の合成樹脂で、第1樹脂層10の裏面である下面に一体に形成された第2樹脂層11と、を備えている。第1樹脂層10は、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ウレタン樹脂などの柔軟性を有する合成樹脂で、好ましくはシリコーン樹脂によって形成されている。
この第1樹脂層10のシリコーン樹脂は、図2~図4に示すように、第2樹脂層11よりも硬度が高く、かつ耐摩耗性を備えている。第2樹脂層11は、第1樹脂層10と同じ合成樹脂、例えばシリコーン樹脂、フッ素樹脂、ウレタン樹脂などの柔軟性を有する合成樹脂で、好ましくは第1樹脂層10と同じシリコーン樹脂によって形成されている。
この場合、第2樹脂層11は、図2~図4に示すように、第1樹脂層10よりも硬度が低く、かつ第1樹脂層10よりも引張強度が高いシリコーン樹脂、つまり第1樹脂層10よりも軟らかい柔軟性を有するシリコーン樹脂で形成されている。この第2樹脂層11は、第1樹脂層10よりも厚みが厚く形成されている。
これにより、第1樹脂層10と第2樹脂層11とは、図2~図4に示すように、第1樹脂層10をインサート成型によって第2樹脂層11と一体に成形する際に、第1樹脂層10と第2樹脂層11とが特性の異なる同じシリコーン樹脂であることにより、第1樹脂層10と第2樹脂層11との境界面が融合して高い密着力で接合されるように構成されている。
この場合、第2樹脂層11は、第1樹脂層10よりも厚みが厚く形成されていることにより、バンド2全体が軟らかく、かつ引張強度が強くなるように構成されている。また、第1樹脂層10と第2樹脂層11とは、同じ色のシリコーン樹脂で形成されていても良く、また異なる色のシリコーン樹脂で形成されていても良い。
ところで、これら一対のバンド2それぞれは、図2~図4に示すように、第1樹脂層10と第2樹脂層11との剥離を防ぐ剥離防止部12を備えている。この場合、一対のバンド2のうち、腕時計ケース1の6時側のバンド取付部3に取り付けられる一方のバンド2と、腕時計ケース1の12時側のバンド取付部3に取り付けられる他方のバンド2とで、剥離防止部12の構造が少し異なっている。
すなわち、腕時計ケース1の6時側に取り付けられる一方のバンド2の剥離防止部12は、図2および図3に示すように、第1樹脂層10の外周に設けられて第2樹脂層11の外周面を覆う外周壁12aと、一方のバンド2に設けられた複数のバンド孔6にそれぞれ対応して第1樹脂層10に設けられて、複数のバンド孔6に対応する第2樹脂層11の各内周面をそれぞれ覆う複数の円筒壁12bと、を備えている。
外周壁12aは、図2および図3に示すように、第1樹脂層10とほぼ同じ肉厚で、バンド2の全長に亘る第1樹脂層10の全周囲における外周端から、バンド2の全長に亘る第2樹脂層11の全周囲における下面に亘って設けられている。これにより、外周壁12aは、第2樹脂層11の全周囲における外周面を覆うことにより、第1樹脂層10と第2樹脂層11との外周面における剥離を防止するように形成されている。
複数の円筒壁12bそれぞれは、図2および図3に示すように、第1樹脂層10とほぼ同じ肉厚で、一方のバンド2に設けられた複数のバンド孔6に対応する第1樹脂層10の下面から複数のバンド孔6に対応する第2樹脂層11の各内周における下面に亘って設けられている。これにより、複数の円筒壁12bそれぞれは、複数のバンド孔6に対応する第2樹脂層11の各内周面を覆うことにより、複数のバンド孔6に対応する第1樹脂層10と第2樹脂層11との各内周面における剥離を防止するように形成されている。
この場合、複数の円筒壁12bは、図1~図3に示すように、複数のバンド孔6がバンド2の長手方向における全長に亘って等間隔で設けられていることにより、これら複数のバンド孔6に対応してバンド2のほぼ全長に亘って等間隔で設けられている。このため、これら複数の円筒壁12bは、バンド2のほぼ全長に亘る複数のバンド孔6に対応する第1樹脂層10と第2樹脂層11との各内周面における剥離を防止するように形成されている。
一方、腕時計ケース1の12時側に取り付けられる他方のバンド2の剥離防止部12は、図4に示すように、第1樹脂層10の外周に設けられて第2樹脂層11の外周を覆う外周壁12aのみを備えた構造になっている。この外周壁12aは、上述した腕時計ケース1の6時側に取り付けられる一方のバンド2の外周壁12aと同じ構造になっている。
次に、このような腕時計における一対のバンド2の作用について説明する。
これら一対のバンド2のうち、腕時計ケース1の6時側に取り付けられる一方のバンド2を製作する場合には、第1樹脂層10をインサート成型によって第2樹脂層11と一体に成形する。この場合には、予め、剥離防止部12を備えた第1樹脂層10を第2樹脂層11よりも硬度が高く、かつ耐摩耗性を備えたシリコーン樹脂で形成する。
すなわち、腕時計ケース1の6時側に取り付けられる一方のバンド2の第1樹脂層10に剥離防止部12を形成する。この場合には、第1樹脂層10の外周に設けられて第2樹脂層11の外周面を覆うための外周壁12aと、複数のバンド孔6にそれぞれ対応して第1樹脂層10に設けられて、複数のバンド孔6に対応する第2樹脂層11の各内周面をそれぞれ覆うための複数の円筒壁12bと、を形成する。
このように形成された第1樹脂層10をインサート成型によって第2樹脂層11と一体に成形する際には、第2樹脂層11が第1樹脂層10と特性の異なる同じシリコーン樹脂であることにより、第1樹脂層10と第2樹脂層11との境界面が融合して高い密着力で確実にかつ良好に接合される。
この場合には、第2樹脂層11の全周囲における外周面が剥離防止部12の外周壁12aによって覆われているにより、第1樹脂層10と第2樹脂層11との外周面における剥離が阻止される。また、この場合には、複数のバンド孔6に対応する第2樹脂層11の各内周面が剥離防止部12の複数の円筒壁12bによってそれぞれ覆われているにより、複数のバンド孔6に対応する第1樹脂層10と第2樹脂層11との各内周面における剥離が阻止される。
この場合、複数の円筒壁12bは、バンド2の長手方向における全長に亘って等間隔で設けられた複数のバンド孔6にそれぞれ対応してバンド2のほぼ全長に亘って等間隔で設けられていることにより、バンド2のほぼ全長に亘って複数のバンド孔6に対応する第1樹脂層10と第2樹脂層11との各内周面における剥離が防止される。
一方、腕時計ケース1の12時側に取り付けられる他方のバンド2を製作する場合には、腕時計ケース1の6時側に取り付けられる一方のバンド2と同様、第1樹脂層10をインサート成型によって第2樹脂層11と一体に成形する。この場合にも、予め、剥離防止部12を備えた第1樹脂層10を第2樹脂層11よりも硬度が高く、かつ耐摩耗性を備えたシリコーン樹脂で形成する。
すなわち、腕時計ケース1の12時側に取り付けられる他方のバンド2の第1樹脂層10に剥離防止部12を形成する場合には、他方のバンド2の第1樹脂層10の外周に設けられて第2樹脂層11の外周を覆うための外周壁12aのみを形成する。この第1樹脂層10を腕時計ケース1の6時側に取り付けられる一方のバンド2と同様、インサート成型によって第2樹脂層11と一体に成形する。
このときにも、腕時計ケース1の6時側に取り付けられる一方のバンド2と同様、第2樹脂層11が第1樹脂層10と特性の異なる同じシリコーン樹脂であることにより、第1樹脂層10と第2樹脂層11との境界面が融合して高い密着力で確実にかつ良好に接合される。この状態では、バンド2の全長に亘る第2樹脂層11の全周囲における外周面が剥離防止部12の外周壁12aによって覆われていることにより、第1樹脂層10と第2樹脂層11との外周面における剥離が阻止される。
また、腕時計ケース1の12時側と6時側とに取り付けられる一対のバンド2における第1樹脂層10と第2樹脂層11とが同じ色のシリコーン樹脂で形成されている場合には、単一色のバンド2が得られる。また、一対のバンド2における第1樹脂層10と第2樹脂層11とが異なる色のシリコーン樹脂で形成されている場合には、バンド2のカラー化が図れるので、色彩に優れ、デザイン性が高められる。
このようにして製作された一対のバンド2を腕時計ケース1に取り付けて使用する場合には、一対のバンド2のうち、一方のバンド2を腕時計ケース1の6時側のバンド取付部3に第1ピン部材5によって取り付けると共に、他方のバンド2を腕時計ケース1の12時側のバンド取付部3に第1ピン部材5によって取り付ける。
この場合には、予め、腕時計ケース1の12時側に取り付けられる他方のバンド2の他端部に尾錠7を第2ピン部材8によって取り付ける。このときには、尾錠7の本体部7aの両端部と、この両端部の間に配置されたつく棒7bとを、第2ピン部材8によって他方のバンド2の他端部に取り付ける。
そして、これら一対のバンド2によって腕時計ケース1を腕に取り付ける場合には、一方のバンド2の他端部を他方のバンド2の尾錠7の本体部7aに挿入させて、尾錠7のつく棒7bを一方のバンド2のバンド孔6に挿入させ、この挿入されたつく棒7bを尾錠7の本体部7aに係止させる。これにより、一対のバンド2同士が連結されて、腕時計ケース1が腕に取り付けられる。
この状態で腕時計を携帯して使用する際には、バンド2が服や机などに擦れても、バンド2の表面側の第1樹脂層10が第2樹脂層11よりも硬度の高い耐摩耗性を備えたシリコーン樹脂で形成されていることにより、バンド2の表面側の第1樹脂層10が摩耗することがないため、耐久性が向上する。
また、このバンド2は、腕に取り付けられた際に、裏面側の第2樹脂層11が腕に接触するが、この第2樹脂層11が第1樹脂層10よりも硬度が低く、引張強度の高いシリコーン樹脂、つまり第1樹脂層10よりも柔らかい柔軟性を有するシリコーン樹脂で形成されているため、第2樹脂層11が腕にフィットして良好に装着されるので、装着性が良い。この場合、第2樹脂層11は、第1樹脂層10よりも厚みが厚いので、バンド2全体が軟らかくなり、引張強度が高められることにより、使い勝手が良くなる。
また、このバンド2は、剥離防止部12を備えているので、この剥離防止部12によって第1樹脂層10と第2樹脂層11とが剥離することがないので、バンド2を腕に装着して良好に使用することができる。すなわち、この剥離防止部12は、第1樹脂層10の外周に設けられて第2樹脂層11の外周面を覆う外周壁12aを備えていることにより、第1樹脂層10と第2樹脂層11との外周面における剥離が確実に防止される。
この場合、腕時計ケース1の6時側に取り付けられる一方のバンド2の剥離防止部12は、外周部の外周壁12aのほかに、複数のバンド孔6にそれぞれ対応して第1樹脂層10に設けられて複数のバンド孔6に対応する第2樹脂層11の各内周面をそれぞれ覆う複数の円筒壁12bを備えているので、バンド孔6に対応する円筒壁12bに尾錠7のつく棒7bが挿入されても、これら複数の円筒壁12bによってバンド孔6に対応する第1樹脂層10と第2樹脂層11との各内周面における摩耗および剥離が確実に防止される。
このように、この腕時計のバンド2によれば、柔軟性を有する合成樹脂で、硬度が高く、かつ耐摩耗性を備えた第1樹脂層10と、この第1樹脂層10よりも硬度が低く、かつ第1樹脂層10よりも引張強度が高い第1樹脂層10と同一系統の合成樹脂で、第1樹脂層10の下面である裏面に一体に形成された第2樹脂層11と、を備えていることにより、簡単な構造で容易に製作することができると共に、耐摩耗性および装着性に優れたものを提供することができる。
すなわち、このバンド2では、柔軟性を有する合成樹脂の第1樹脂層10と、この第1樹脂層10と同一系統の合成樹脂の第2樹脂層とを、インサート成型(2色成型)によって一体に成形する構造であるから、構造が簡単で容易に製作することができる。この場合、第1樹脂層10と第2樹脂層11とは、特性の異なる同じシリコーン樹脂であることにより、第1樹脂層10と第2樹脂層11との境界面を融合させて高い密着力で確実にかつ良好に接合させることができる。
また、このバンド2では、表面側の第1樹脂層10が柔軟性を有する合成樹脂で、第2樹脂層11よりも硬度が高く、かつ耐摩耗性を備えていることにより、第1樹脂層10が服や机などに擦れても、第1樹脂層10が摩耗することがないため、バンド2の耐久性を向上させることができる。
また、このバンド2では、裏面側の第2樹脂層11が第1樹脂層10よりも硬度が低く、引張強度の高いシリコーン樹脂、つまり第1樹脂層10よりも軟らかい柔軟性を有するシリコーン樹脂で形成されていることにより、腕に装着した際に、第2樹脂層11を腕にフィットさせて装着させることができるので、装着性が良い。
この場合、第2樹脂層11は、第1樹脂層10よりも厚みが厚いので、バンド2全体を軟らかくすることができると共に、バンド2全体の引張強度を高めることができ、これにより、より一層、腕にフィットさせることができるので、使い勝手の良いものを提供することができる。
この場合、このバンド2では、第1樹脂層10と第2樹脂層11とが同じ色のシリコーン樹脂で形成されていれば、単一色のバンド2を提供することができる。また、第1樹脂層10と第2樹脂層11とが異なる色のシリコーン樹脂で形成されていれば、バンド2のカラー化を図ることができるので、色彩に優れ、デザイン性の高いものを提供することができる。
また、このバンド2では、第1樹脂層10と第2樹脂層11との剥離を防ぐ剥離防止部12を備えていることにより、この剥離防止部12によって第1樹脂層10と第2樹脂層11とが剥離するのを確実に防ぐことができるので、バンド2を腕に装着して良好に使用することができる。
この場合、剥離防止部12は、第1樹脂層10の外周に設けられて第2樹脂層11の外周面を覆う外周壁12aを備えていることにより、この外周壁12aによって第1樹脂層10と第2樹脂層11との外周の剥離を確実に防ぐことができる。すなわち、この外周壁12aは、バンド2の全長における全周囲に対応する第1樹脂層10の外周に設けられていることにより、バンド2の全長に亘る全周囲における第1樹脂層10と第2樹脂層11との外周部における剥離を確実に防ぐことができる。
また、剥離防止部12は、複数のバンド孔6にそれぞれ対応して第1樹脂層10に設けられて、複数のバンド孔6にそれぞれ対応する第2樹脂層11の各内周面をそれぞれ覆う複数の円筒壁12bを備えていることにより、これら複数の円筒壁12bによってバンド孔6に対応する第1樹脂層10と第2樹脂層11との各内周面における剥離を確実に防ぐことができる。
この場合、複数の円筒壁12bは、複数のバンド孔6がバンド2の長手方向における全長に亘って等間隔で設けられていることにより、これら複数のバンド孔6にそれぞれ対応してバンド2のほぼ全長に亘って等間隔で設けられているので、バンド2のほぼ全長に亘って複数のバンド孔6に対応する第1樹脂層10と第2樹脂層11との各内周面における剥離を確実に防ぐことができる。
さらに、このバンド2では、腕時計ケース1の12時側に取り付けられる他方のバンド2の他端部に一対のバンド2同士を連結するための尾錠7が取り付けられているので、この尾錠7のつく棒7bを一方のバンド2のバンド孔6に挿入させることにより、一対のバンド2同士を確実にかつ良好に連結することができる。
この場合、このバンド2では、一対のバンド2同士を尾錠7によって連結する際に、尾錠7のつく棒7bを一方のバンド2のバンド孔6である円筒壁12bの内側に挿入させても、これら複数の円筒壁12bによってバンド孔6の摩耗を防ぐことができると共に、バンド孔6に対応する第1樹脂層10と第2樹脂層11との各内周面における剥離を確実に防ぐことができる。
なお、上述した実施形態では、剥離防止部12が、第1樹脂層10の外周に設けられた外周壁12aと、複数のバンド孔6にそれぞれ対応して第1樹脂層10に設けられた複数の円筒壁12bと、を備えている場合について述べたが、この発明は、これに限らず、例えば剥離防止部12が、図5(a)および図5(b)に示した第1変形例のような抜止め部15を備えた構造であっても良い。
すなわち、この第1変形例の抜止め部15は、図5(a)および図5(b)に示すように、第1樹脂層10よりも硬度が低く、引張強度の高いシリコーン樹脂、つまり第1樹脂層10よりも柔らかい柔軟性を有するシリコーン樹脂で形成された第2樹脂層11の上面に突出して複数設けられて、第1樹脂層10に埋め込まれるように構成されている。
この場合、抜止め部15は、図5(a)および図5(b)に示すように、バンド2のバンド孔6を避けた箇所にバンド2の長手方向に沿ってそのほぼ全長に亘って長く形成されている。また、この抜止め部15は、バンド2の長手方向と直交する幅方向における断面が逆台形状に形成されている。
すなわち、この抜止め部15は、図5(a)および図5(b)に示すように、第2樹脂層11の上面から突出した上端面におけるバンド2の長手方向と直交する幅方向の長さが、第2樹脂層11の上面との境界部に位置する箇所の下面の幅方向の長さよりも長く形成されている。
このため、第2樹脂層11は、第1樹脂層10よりも硬度が低い柔軟性を有するシリコーン樹脂で形成されているので、第2樹脂層11を成形用金型(図示せず)で成形して型抜きする際に、抜止め部15の幅方向における断面が逆台形状に形成されていても、シリコーン樹脂の柔軟性によって抜止め部15が成形用金型内から容易に抜け出せるように構成されている。
これにより、このバンド2は、図5(a)および図5(b)に示すように、予め、抜止め部15が設けられた第2樹脂層11を形成し、この第2樹脂層11を2色成形用金型(図示せず)内にインサートし、この状態で第1樹脂層10を第2樹脂層11と一体に形成することにより、抜止め部15が第1樹脂層10内に埋め込まれて形成されるように構成されている。
このように、この腕時計のバンド2によれば、第1実施形態と同様の作用効果があるほか、剥離防止部12が、第2樹脂層11の上面に突出して設けられて第1樹脂層10に埋め込まれる抜止め部15を備えていることにより、第1樹脂層10に埋め込まれた第2樹脂層11の抜止め部15によって、第1樹脂層10と第2樹脂層11とを確実にかつ強固に固定することができ、これにより第1樹脂層10と第2樹脂層11との剥離を確実に防止することができる。
この場合、抜止め部15は、バンド2のバンド孔6を避けた箇所にバンド2の長手方向に沿ってそのほぼ全長に亘って長く形成されているので、バンド2のほぼ全長に亘って第1樹脂層10と第2樹脂層11とを確実にかつ強固に固定することができる。また、この抜止め部15は、バンド2の長手方向と直交する幅方向における断面が逆台形状に形成されていることにより、第1樹脂層10に埋め込まれた抜止め部15が第1樹脂層10から抜け出すことがないので、第1樹脂層10と第2樹脂層11とを確実にかつ強固に固定することができる。
なお、上述した第1変形例では、抜止め部15を第2樹脂層11に設けて第1樹脂層10に埋め込んだ場合について述べたが、この発明は、これに限らず、例えば抜止め部15を第1樹脂層10の下面に突出させて設けて、第2樹脂層11に埋め込んだ構造であっても良い。この場合には、抜止め部15を第1樹脂層10に成形用金型で一体に形成する際に、スライドコアを用いて形成すれば良い。
また、上述した実施形態およびその第1変形例では、第1樹脂層10の外面と第2樹脂層11の外面とが外部に露出した構造である場合について述べたが、この発明は、これに限らず、例えば図6(a)および図6(b)に示す第2変形例のようにコーティング層18を設けた構造であっても良い。
すなわち、このコーティング層18は、図6(a)および図6(b)に示すように、透明な保護層であり、第1樹脂層10の上面および外周面と第2樹脂層11の下面および外周面とに設けられ、第1樹脂層10と第2樹脂層11との外面全体を覆って設けられている。この場合、コーティング層18は、第1樹脂層10の上面側の厚みが、第2樹脂層11の下面側の厚みよりも厚く形成されている。
また、このコーティング層18は、図6(b)に示すように、複数のバンド孔6に対応して第1樹脂層10に設けられた円筒壁12bの内周面にも設けられている。これにより、コーティング層18は、バンド2の第1樹脂層10の上面と第2樹脂層11の下面とのほか、第1樹脂層10の外周壁12aの外面および円筒壁12bの内周面を確実に覆って良好に保護することができるので、より一層、バンド2の耐久性を向上させることができる。
なお、上述した第2変形例では、コーティング層18によって第1樹脂層10と第2樹脂層11との外面全体を覆って保護した場合について述べたが、この発明は、これに限らず、例えば、第1樹脂層10の上面と第2樹脂層11の下面とにコーティング層18を構造であっても良い。
また、実施形態およびその各変形例では、第2樹脂層11は、第1樹脂層10よりも厚みが厚く形成されている場合について述べたが、これに限らず、第1樹脂層10と第2樹脂層11の厚さは、ほぼ同じ厚さであっても良く、第2樹脂層11は、第1樹脂層10よりも厚みが薄く形成されていても良い。
また、剥離防止部12の外周壁12aや複数の円筒壁12bは、第1樹脂層10とほぼ同じ肉厚に限らず、第1樹脂層10より厚くても薄くても良い。また、剥離防止部12の外周壁12aは、第2樹脂層11の全周囲における下面に亘って設けられている場合について述べたが、これに限らず、第2樹脂層11の下面まで至らず途中までであっても良い。つまり、第2樹脂層11の全周囲における外周面を全て覆わなくても良い。
同様に、複数の円筒壁12bについても第2樹脂層11の各内周における下面に亘って設けられている場合について述べたが、これに限らず、第2樹脂層11の下面まで至らず途中までであっても良い。つまり、第2樹脂層11の各内周面を全て覆わなくても良い。
また、上述した実施形態およびその各変形例では、腕時計のバンド2に適用した場合について述べたが、この発明は、必ずしも腕時計のバンド2である必要はなく、例えば鞄やバッグなどのバンドにも適用することができる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、柔軟性を有する合成樹脂で形成された第1樹脂層と、前記第1樹脂層よりも硬度が低く、前記第1樹脂層と同一系統の合成樹脂で、前記第1樹脂層の裏面に一体に形成された第2樹脂層と、を備え、前記第1樹脂層は、前記第2樹脂層よりも耐摩耗性が高いことを特徴とするバンドである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のバンドにおいて、前記第1樹脂層と前記第2樹脂層との剥離を防ぐ剥離防止部を備えていることを特徴とするバンドである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のバンドにおいて、前記剥離防止部は、前記第1樹脂層の外周に設けられて前記第2樹脂層の外周を覆う外周壁を備えていることを特徴とするバンドである。
請求項4に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載のバンドにおいて、前記第1樹脂層と前記第2樹脂層とは、長手方向に沿って設けられた複数のバンド孔を備え、前記剥離防止部は、前記複数のバンド孔にそれぞれ対応して前記第1樹脂層に設けられて、前記複数のバンド孔に対応する前記第2樹脂層の各内周をそれぞれ覆う複数の円筒壁を備えていることを特徴とするバンドである。
請求項5に記載の発明は、請求項2~請求項4のいずれかに記載のバンドにおいて、前記剥離防止部は、前記第1樹脂層と前記第2樹脂層との一方に設けられて、前記第1樹脂層と前記第2樹脂層との他方に埋め込まれた抜止め部を備えていることを特徴とするバンドである。
請求項6に記載の発明は、請求項1~請求項5のいずれかに記載のバンドにおいて、前記第1樹脂層の外面と前記第2樹脂層の外面とには、コーティング層が設けられていることを特徴とするバンドである。
請求項7に記載の発明は、請求項1~請求項6のいずれかに記載されたバンドを備えていることを特徴とする時計である。
1 腕時計ケース
2 バンド
3 バンド取付部
5 第1ピン部材
6 バンド孔
7 尾錠
8 第2ピン部材
9 遊環
10 第1樹脂層
11 第2樹脂層
12 剥離防止部
12a 外周壁
12b 円筒壁
15 抜止め部
18 コーティング層

Claims (9)

  1. 柔軟性を有する合成樹脂から形成された第1樹脂層と、
    前記第1樹脂層よりも硬度が低く、前記第1樹脂層の裏面に一体に形成された第2樹脂層と
    備え、
    前記第1樹脂層は、長手方向に沿って設けられた複数のバンド孔を備え、
    前記バンド孔の内面全体が前記第1樹脂層により形成されていることを特徴とするバンド。
  2. 請求項1に記載のバンドにおいて、前記バンド孔の前記長手方向と直交する方向の両側には、前記第2樹脂層が設けられていることを特徴とするバンド。
  3. 請求項1または請求項2に記載のバンドにおいて、前記バンド孔の前記長手方向の両側には、前記第2樹脂層が設けられていることを特徴とするバンド。
  4. 請求項1~請求項3のいずれかに記載のバンドにおいて、前記第1樹脂層は表面側に設けられ、前記第2樹脂層は裏面側に設けられていることを特徴とするバンド。
  5. 請求項4に記載のバンドにおいて、前記第1樹脂層は、前記第2樹脂層の前記裏面側を除く全周囲における外周面を覆っていることを特徴とするバンド。
  6. 請求項1~請求項5のいずれかに記載のバンドにおいて、前記第2樹脂層は、前記第1樹脂層と同一系統の合成樹脂であることを特徴とするバンド。
  7. 請求項1請求項6のいずれかに記載のバンドにおいて、前記第1樹脂層の外面と前記第2樹脂層の外面とには、コーティング層が設けられていることを特徴とするバンド。
  8. 請求項1~請求項のいずれかに記載のバンドにおいて、前記第1樹脂層と前記第2樹脂層とは、インサート成型によって一体成型されることを特徴とするバンド。
  9. 請求項1~請求項のいずれかに記載されたバンドを備えていることを特徴とする時計。
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