JP7322514B2 - シリンダヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、ロッカーアームをピボット支持するためのラッシュアジャスタ等のピボット部材が組み込まれるシリンダヘッドに関する。
ロッカーアーム(スイングアーム)をピボット支持するピボット部材(機構)として、従来から、油圧によりバルブクリアランスを自動的にゼロ調整する油圧作動式のラッシュアジャスタ(HLA/Hydraulic Lash Adjuster)が適用されている(例えば特許文献1)。
HLAは、シリンダヘッドの上面に形成されたカム室の側壁部に配設される。これは、当該側壁部の内部を通じてHLAに作動用の油圧を供給するためである。具体的には、カム室の側壁部(側面)に、内底部(内底面)に繋がったままでカム室の内側に迫り出す部分が形成され、この迫り出し部分に設けられた孔部にHLAが装着されている(組み込まれる)。側壁部の内部には油圧供給通路が形成されており、この油圧供給通路が前記穴部と連通している。これにより、前記孔部に装着されたHLAに対して作動用の油圧が供給される。
特開2018-059439号公報
エンジンでは、シリンダヘッドとシリンダブロックとのボルトナットによる締結位置がカム室に設定される場合がある。すなわち、カム室の内底面にボルト穴が形成され、当該ボルト穴に、カム室側からボルトが挿入されて、当該ボルトがシリンダブロックに埋設されたナット部材などに螺合挿入されるのである。
このような構造では、ボルトナットによる締結力が大きいと、これに伴いカム室の内底面が変形し、この変形に伴い、カム室の内底面と前記迫り出し部分(すなわち側壁部)との境界部分に応力が生じ、最悪の場合には当該境界部分に亀裂が生じることが考えられる。特に、高圧縮型のエンジン(ディーゼルエンジン等)では、燃焼ガスの漏れを防止するために、より高い締結力でシリンダヘッドとシリンダブロックとが締結されるため、上記のような不都合が生じることが懸念される。
このような不都合を回避するために、例えば、カム室を形成する壁部の厚みを大きくてシリンダヘッドの強度をアップすることが考えられる。しかし、これでは、シリンダヘッドの高重量化による燃費性能の低下やコスト高を伴うこととなり得策とは言えない。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、シリンダヘッドにおいて、その重量の増大を伴うことなく、当該シリンダヘッドとシリンダブロックとの締結により発生する応力を緩和することが可能な技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、シリンダブロックにボルトで締結されるとともに、ロッカーアームをピボット支持するピボット部材が組み込まれるシリンダヘッドにおいて、前記ロッカーアームが配設される空間であるカム室の内底面を形成する底壁部と、前記内底面に連続して当該内底面から立ち上がる内側面を形成する側壁部と、を含み、前記内底面には、前記ボルトが挿入されるボルト孔が形成され、前記側壁部は、前記内底面から前記内側面に沿って離間した位置において当該内側面からカム室内に向かって突出しかつ前記ピボット部材を支持可能な支持孔を備えた突出部を有しており、前記内側面のうち、前記突出部と前記内底面との間の空間に臨む部分は、それ以外の部分に対して、前記内底面に沿った方向であってかつ前記シリンダヘッドの平面視において前記ボルト孔と前記支持孔とを結ぶ直線に沿って前記ボルト孔から遠ざかる方向に向かって凹んでいるものである。
このシリンダヘッドによれば、ピボット部材が支持される部分(すなわち突出部)がカム室の内底面から切り離されているため、その分、従来のシリンダヘッドに比べて、ボルトの締結に起因した応力の発生位置がボルトの締結位置からより遠くに離れることとなる。この場合の応力の大きさは、ボルトの締結位置から応力の発生位置までの距離が短いほど大きくなる。そのため、このシリンダヘッドによれば、カム室を形成する壁部の厚みを大きくすることなく、すなわち重量の増大を伴うことなく、従来のシリンダヘッドに比べて前記応力を小さく抑える(緩和する)ことが可能となる。
この場合、前記内側面のうち前記凹んだ部分は、湾曲した断面形状を有していてもよいし、矩形の断面形状を有していてもよい。
これらの構成によれば、簡素な構成で、ボルトの締結に起因した応力の発生位置を、ボルトの締結位置から遠ざけることが可能となる。
なお、ロッカーアームをピボット支持するピボット部材としては、例えば、油圧によりバルブクリアランスを自動的にゼロ調整する油圧作動式のラッシュアジャスタが考えられる。当該ラッシュアジャスタを適用する場合には、作動用の油圧をシリンダヘッドの側壁部の内部を通じて供給する必要があり、よって、ラッシュアジャスタも当該側壁部に組み込む(支持させる)必要がある。
よって、上記のような各態様のシリンダヘッドの構成は、前記ピボット部材として、油圧作動式のラッシュアジャスタが組み込まれるシリンダヘッドに特に有用なものとなる。
また、上記各態様のシリンダヘッドにおいて、前記カム室は平面視矩形を成し、前記ボルト孔は前記内底面のほぼ中央に設けられ、前記ピポット部材は、平面視で前記カム室のコーナー部分に配置されるものである。
このように、平面視矩形のカム室(内底面)の中心でボルトが締結され、カム室のコーナー部分にピポット部材が配置される構成では、ボルト(ボルト孔)を中心として内底面が沈み込む結果、当該内底面の変形による影響がカム室のコーナー部分にも及ぶ。そのため、上記各態様のシリンダヘッドの構造は、このように、カム室の中央にボルト孔が設けられて、ピポット部材がカム室のコーナー部分に配置されるような場合にも有用なものとなる。
上記のような各態様に係るシリンダヘッドによれば、その重量の増大を伴うことなく、当該シリンダヘッドとシリンダブロックとの締結により発生する応力を緩和することが可能となる。
本発明に係るシリンダヘッドを備えたエンジンの要部断面図である。 ヘッドカバーを取り外した状態の前記エンジンの要部平面図である。 排気側カムシャフト及びロッカーアームを取り外した状態を示す前記エンジンの要部平面図である。 シリンダヘッド単体の要部平面図である。 排気側カム室内(排気側壁部)を吸気側から視た斜視図である。 排気側カム室内を示すシリンダヘッドの斜視断面図である。 実施形態に係るシリンダヘッドの断面略図(図4のVII-VII線断面図)である。 ヘッドボルトが締結された状態の実施形態に係るシリンダヘッドの断面略図である。 比較例(従来例)に係るシリンダヘッドの断面略図(図4のVII-VII線断面図に相当する断面略図)である。 ヘッドボルトが締結された状態の比較例に係るシリンダヘッドの断面略図である。 変形例に係るシリンダヘッドの断面略図(図4のVII-VII線断面図に相当する断面略図)である。 変形例に係るシリンダヘッドの断面略図(図4のVII-VII線断面図に相当する断面略図)である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
[1.エンジンの構造]
図1は、本発明に係るシリンダヘッドを備えたエンジンの要部断面図である。同図に示すエンジン1は、自動車等の車両用エンジンである。このエンジン1は、同図の紙面に直交する方向に、複数の気筒が一列に配置された直列多気筒のガソリンエンジンであり、図1は、エンジン1を気筒列方向の一方側から視たときの排気側の断面を示している。なお、以下の説明では、特に言及する場合を除き、エンジン1の気筒列方向をエンジンの前後方向、これと直交する方向(吸排気方向)をエンジンの幅方向とする。
エンジン1は、上下に連結されるヘッドカバー3、シリンダヘッド4、シリンダブロック5、クランクケース(図示省略)及びオイルパン(図示省略)を含む。シリンダブロック5には、複数のシリンダボア7が形成され、各シリンダボア7内にそれぞれピストン8が摺動可能に収容されている。これらピストン8、シリンダボア7およびシリンダヘッド4によって燃焼室11が気筒毎に形成されている。各気筒のピストン8は、コネクティングロッド(図示省略)を介して、クランクケースに回転自在に支持された図外のクランク軸に連結されている。
シリンダヘッド4には、燃焼室11に開口する2つの排気ポート12が設けられるとともに、これらの排気ポート12を開閉する2つの排気バルブ14が装備されている。
排気バルブ14は、リターンスプリング16により排気ポート12を閉止する方向(図1では上方向)に付勢されており、排気側カムシャフト18の外周に設けられたカム部18aによって押下されることで排気ポート12を開くように構成されている。詳しくは、排気側カムシャフト18の回転に伴い、カム部18aがロッカーアーム20の略中央部に設けられたカムフォロア20aを押下することで、ロッカーアーム20がその一端側に設けられた油圧ラッシュアジャスタ(Hydraulic Lash Adjuster)24の頂部を支点として揺動し、この揺動に伴い、ロッカーアーム20の他端部がリターンスプリング16の付勢力に抗して排気バルブ14を押下する。これにより排気ポート12が開く。
なお、油圧ラッシュアジャスタ24(以下、HLA24と称す)は、ロッカーアーム20をピボット支持するピボット部材(機構)の一つであり、油圧によりロッカーアーム20を押し上げることによって、当該ロッカーアーム20と排気バルブ14とのクリアランス(バルブクリアランス)を自動的にゼロ調整するものである。
図示を省略しているが、図1においてシリンダヘッド4の右方には、燃焼室11に開口する2つの吸気ポートが設けられるとともに、これらの吸気ポートを開閉する2つの吸気バルブが装備されている。吸気バルブも、排気バルブ14と同様に、ターンスプリングにより吸気ポートを閉止する方向に付勢されており、吸気側カムシャフトの回転に伴い吸気ポートを開閉する。すなわち、吸気側カムシャフトの回転に伴いそのカム部がロッカーアームのカムフォロアを押下することで、ロッカーアームがその一端側に設けられたHLAの頂部を支点として揺動し、この揺動に伴い、ロッカーアームの他端部がリターンスプリングの付勢力に抗して吸気バルブを押下する。これにより吸気ポートが開くようになっている。なお、図1では省略されているが、吸気側は、当該図1において排気側の構成と略左右対称な構成となっている。
[2.シリンダヘッド4の構造]
図2は、ヘッドカバー3を取り外した状態のエンジン1(すなわちシリンダヘッド4)の要部平面図であり、図3は、さらに排気側カムシャフト18及びロッカーアーム20を取り外した状態を示すエンジン1の要部平面図であり、図4は、シリンダヘッド単体の要部平面図である。
シリンダヘッド4は、排気ポート12及び吸気ポート(図示省略)等が形成されたヘッド本体部30(本発明の「底壁部」に相当する)を有する。ヘッド本体部30の上部には、平面視において各シリンダボア7の中心を通るように前後方向に延在する中央壁部32と、この中央壁部32から排気側に離間した位置で前後方向に延在する排気側壁部34と、中央壁部32から吸気側に離間した位置で前後方向に延在する吸気側壁部36と、ヘッド本体部30の前後方向の複数の位置で、前記各壁部34、36に亘って幅方向に各々延在する複数の仕切壁部38とが立設されている。これにより、シリンダヘッド4の上部に、前記ロッカーアーム20等が配設される空間である複数のカム室40がマス目状に形成されている。具体的には、前後方向に並ぶ平面視略正方形の複数の排気側カム室40Aと、前後方向に並ぶ平面視略正方形の複数(排気側カム室40Aと同数)の吸気側カム室40Bとが二列に形成されている。
図2に示すように、各排気側カム室40Aの上方には、前後方向に延在するように前記排気側カムシャフト18が配設されている。排気側カムシャフト18は、各仕切壁部38の上面に形成された支持凹部38aに油膜を介して支持され、カムシャフトキャップ37と仕切壁部38とにより回転自在に保持されている。
図示を省略しているが、各吸気側カム室40Bの上方には、前後方向に延在するように吸気側カムシャフトが配設されている。吸気側カムシャフトも、排気側カムシャフト18と同様に、カムシャフトキャップ37と仕切壁部38とにより回転自在に保持されている。
排気側カム室40Aの内底面42aには、ボルト孔44とバルブ孔46とが設けられている。ボルト孔44は、シリンダヘッド4とシリンダブロック5とを締結するためのヘッドボルトBが挿入される孔であり、バルブ孔46は、排気バルブ14が挿入される孔である。
ボルト孔44は、内底面42aのほぼ中央部に形成されている。ボルト孔44は、図6に示すように、ヘッド本体部30をその厚み方向(図6では上下方向)に貫通している。このボルト孔44には、排気側カム室40Aの側からヘッドボルトBが挿入されている。ヘッドボルトBは、シリンダブロック5に埋設されたナット部材又はシリンダブロック5に螺設されたねじ孔に螺合挿入されている。これにより、シリンダヘッド4とシリンダブロック5とが図外のガスケットを介して一体に締結されている。
なお、ボルト孔44の周囲には、図5及び図6に示すように、室内側に***(突出)した平面視円環状の座面部44aが設けられている。この座面部44aにより、前記ヘッドボルトBの頭部Bhが受けられている。
バルブ孔46は、排気側カム室40Aのコーナー部分、具体的には中央壁部32寄りのコーナー部分に各々設けられている。各バルブ孔46には、筒状のバルブガイド15(図1参照)を介して排気バルブ14が挿入されている。詳しくは、排気バルブ14のバルブステム14a(図1参照)が挿入されている。
なお、当該エンジン1の各気筒(シリンダボア7)の中心は、シリンダヘッド4の平面視において、中央壁部32と仕切壁部38とが交差する位置に設定されている。そのため、同一気筒の2つの排気ポート12を開閉する2つの排気バルブ14は、仕切壁部38を挟んで前後に隣接する排気側カム室40Aのバルブ孔46に挿入されている。つまり、同一の排気側カム室40Aに設けられている前後2つのバルブ孔46には、互いに隣接する気筒の排気バルブ14が挿入されている。
排気側カム室40Aのうち、排気側壁部34(本発明の「側壁部」に相当する)により形成される側面42b(本発明の「内側面」に相当する)には、図1、図5及び図6に示すように、内底面42aから上方に離間した位置において当該側面42bからカム室内部に向かって突出して前後方向に延在する突出部48が形成されている。
突出部48の前後両端、すなわち排気側カム室40Aのコーナー部分、詳しくは排気側壁部34寄りのコーナー部分にはHLA用の支持孔50が形成されている。この支持孔50は、突出部48の厚み方向(排気側壁部34の高さ方向)に貫通しており、この支持孔50に前記HLA24が嵌入されている。HLA24は、概略的には、図1に示すように、有底円筒形状のボディ24aの内部に、ロッカーアーム20からの荷重を受けるプランジャー24bが出没(スライド)自在に収容された構成を有している。そして、ボディ24aが支持孔50に嵌入されるとともに、当該ボディ24aの下端部が排気側カム室40Aの内底面42aで受けられることにより、HLA24が突出部48によって支持されている。
なお、排気側カム室40Aの内底面42aのうち、各支持孔50に対応する位置には、円形凹部からなるHLA用の座面部50aが形成されており、HLA24(ボディ24a)の下端部がこの座面部50aで受けられている。
突出部48の内部には、図1及び図6に示すように、前後方向に延在するオイル通路49が備えられている。このオイル通路49は連通路49aを通じて支持孔50と連通している。そして、HLA24のボディ24aのうち連通路49aに対応する位置に図外の油圧孔が設けられている。この構成により、突出部48により支持されたHLA24に対して作動用の油圧が供給される。なお、排気側カム室40Aの前記側面42bのうち、突出部48と内底面42aとの間の空間に臨む部分は、図1及び図6に示すように、外方、すなわち内底面42aに沿った方向であってかつボルト孔44(座面部44a)から遠ざかる方向に向かって凹んでいる。
側面42bの当該凹んだ部分(凹部421という)は、湾曲した断面形状を有しており、当例では、図1に示すように断面半円形状(円弧形状)を有している。これにより、後述する通り、ヘッドボルトBの締結に起因する応力がより緩和されるようになっている。
ここでは、シリンダヘッド4の排気側カム室40Aの構造について主に説明したが、図4に示すように、吸気側カム室40Bの構造も、中央壁部32を境にして排気側カム室40Aと左右対称であるだけで、基本的には排気側カム室40Aの構造と共通している。
すなわち、吸気側カム室40Bの内底面42aには、ヘッドボルト用のボルト孔44及び座面部44aと、吸気バルブ用の2つのバルブ孔46と、HLA24用の2つの座面部50aが設けられている。また、吸気側カム室40Bのうち吸気側壁部36(本発明の「側壁部」に相当する)により形成される側面42c(本発明の「内側面」に相当する)には、内底面42aから上方に離間した位置において当該側面42cからカム室内部に向かって突出して前後方向に延在する突出部48が形成されており、この突出部48の前後両端にHLA用の支持孔50が形成されている。そして、HLA24が支持孔50に嵌入された状態で突出部48により支持され、当該突出部48の内部に備えられたオイル通路49を通じてHLA24に作動用の油圧が供給されるようになっている。
また、吸気側カム室40Bの側面42cのうち、突出部48と内底面42aとの間の空間に臨む部分は、外方(図4では下側外方)に向かって凹んでいる。そして、当該凹んだ部分(凹部421)が湾曲した断面形状を有しており、当例では、排気側カム室40Aの凹部421と同様に、断面半円形状(円弧形状)を有している。
[3.作用効果]
上記エンジン1は、上述した通り、シリンダヘッド4がシリンダブロック5に対してヘッドボルトBで締結されており、このシリンダヘッド4に、ロッカーアーム20をピボット支持するHLA24が組み込まれているものである。
シリンダヘッド4は、排気側カム室40A(吸気側カム室40B)の内底面42aを形成するヘッド本体部30と、内底面42aに連続して当該内底面42aから立ち上がる側面42b(側面42c)を形成する排気側壁部34(吸気側壁部36)とを含んでいる。そして、内底面42aには、ヘッドボルトBが挿入されるボルト孔44が設けられている。また、シリンダヘッド4の排気側壁部34(吸気側壁部36)は、内底面42aから側面42b(側面42c)に沿って離間した位置において当該側面42b(側面42c)からカム室40A(40B)内に向かって突出する突出部48を有しており、当該突出部48に、HLA24を支持可能な支持孔50が備えられている。
このようなシリンダヘッド4の構造によれば、排気側壁部34(吸気側壁部36)のうちHLA24が支持される部分、すなわち突出部48が排気側カム室40A(吸気側カム室40B)の内底面42aから切り離されているため、その分、ヘッドボルトBの締結による内底面42aの変形に起因した応力の発生位置が、ヘッドボルトBの締結位置(ボルト孔44及び座面部44a)からより離れることとなる。よって、上記シリンダヘッド4によれば、従来構造のシリンダヘッドに比べると前記応力が緩和され、これによって、シリンダヘッド4に亀裂等が生じることが抑制される。
この点について図面を用いて詳述する。図7は、上記実施形態のシリンダヘッド4の断面図(図4のVII-VII線断面図)であり、図9は、図4のVII-VII線断面図に対応する比較例に係るシリンダヘッド4′の断面図である。
図7に示すシリンダヘッド4は、既に説明した通りの構造である。すなわち、排気側カム室40Aの内底面42aにヘッドボルトBのボルト孔44及び座面部44aが形成され、排気側壁部34(側面42b)に、HLA24を支持するための支持孔50を有する突出部48が突設されている。また、側面42bのうち、内底面42aと突出部48との間の空間に臨む部分に凹部421が設けられている。
一方、図9に示す比較例のシリンダヘッド4′は、従来構造のシリンダヘッドを想定したものである。すなわち、このシリンダヘッド4′は、突出部48が部分的に排気側カム室40Aの内底面42aに繋がっており、排気側壁部34には、図7に示すような凹部421が設けられていない。なお、それ以外のシリンダヘッド4′の構造は、図7のシリンダヘッド4と共通している。
何れのシリンダヘッド4、4′も、シリンダブロック5に対してヘッドボルトBで締結されると、その締結によって座面部44aがシリンダブロック5側に沈み込み、この沈み込みに追従して座面部44aの周囲が変形する。このような座面部44aの沈み込みは、ヘッドボルトBの締結力が相対的に大きいほど大きくなる。
ここで、突出部48が内底面42aに繋がっている比較例のシリンダヘッド4′の場合には、突出部48が排気側壁部34に拘束されるため、図10に示すように、内底面42aの変位に当該突出部48が追従できない。つまり、比較例のシリンダヘッド4′では、突出部48と内底面42aとの繋ぎ目を境界部分P2として、これらの間に剛性差が生じている。そのため、この境界部分P2に、座面部44aの沈み込み量Hと、沈み込み起点(座面部44aの周縁部)P1から前記境界部分P2までの距離Lに応じた応力が発生することとなる。
一方、実施形態のシリンダヘッド4では、突出部48が内底面42aに繋がっておらず、しかも、排気側壁部34の側面42bのうち、突出部48と側面42bとの間の空間に臨む部分には、ボルト孔44(ヘッドボルトB)から遠離る方向に凹む断面半円形状(円弧形状)の凹部421が設けられている。このような構造では、図8に示すように、前記剛性差が生じる位置(すなわち剛性差の境界部分P2)が凹部421の頂部となる。よって、沈み込み起点P1から境界部分P2までの距離Lが、比較例のシリンダヘッド4′の同距離Lよりも大きくなる。
ここで、境界部分P2に生じる応力の大きさは、前記沈み込み量Hが相対的に大きいほど大きくなり、また、前記距離Lが相対的に短いほど大きくなる。よって、ヘッドボルトBの締結トルクが同一の場合には、沈み込み起点P1から境界部分P2までの距離Lがより長くなる上記実施形態のシリンダヘッド4の方が比較例のシリンダヘッド4′に比べて境界部分P2に生じる応力が小さくなる(緩和される)。従って、実施形態のシリンダヘッド4によると、上記の通り、ヘッドボルトBの締結に起因する亀裂等の発生が従来構造のシリンダヘッドに比べて抑制されると言える。
[4.変形例等]
以上、本発明の実施形態に係るシリンダヘッド4について説明したが、上記シリンダヘッド4は、本発明に係るシリンダヘッドの好ましい実施形態の例示であって、その具体的な構造は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、シリンダヘッド4は、以下のような態様であってもよい。
(1)実施形態のシリンダヘッド4では、排気側カム室40Aを形成する排気側壁部34の側面42bのち、内底面42aと突出部48との間の空間に臨む部分に断面半円形状(円弧形状)の凹部421が形成されている。しかし、凹部421の断面形状は円弧形状に限定されるものではなく、円弧形状以外の湾曲した断面形状であってもよい。
(2)また、凹部421は、湾曲した断面形状以外の形状、具体的には、矩形や三角の断面形状(角部のある断面形状)であってもよい。例えば図11は、凹部421として、断面正方形の断面形状が採用された例である。この場合には、凹部421の奥端面と内底面42aとの繋ぎ目の部分が剛性差の境界部分P2となる。
(3)実施形態のシリンダヘッド4では、排気側カム室40Aを形成する排気側壁部34の側面42bに凹部421が形成されているが、図12に示すように、凹部421を省略した構造を採用してもよい。図12に示すシリンダヘッド4の構造によると、排気側カム室40Aの側面42bと内底面42aとの繋ぎ目の部分が剛性差の境界部分P2となる。このような構造であっても、従来のシリンダヘッド(図9、図10参照)に比べて、沈み込み起点P1から境界部分P2までの距離Lが長くなる。よって、図12に示すシリンダヘッド4の構造によってもヘッドボルトBの締結に起因する応力を緩和して、亀裂等の発生を抑制することが可能となる。
(4)実施形態では、ロッカーアーム20をピボット支持するピボット部材としてHLA24が適用されている。しかし、本発明は、HLA以外のピボット部材が組み込まれるシリンダヘッドについても適用可能であり、当該適用により、実施形態のシリンダヘッド4と同等の作用効果を奏することが期待できる。
1 エンジン
4 シリンダヘッド
5 シリンダブロック
12 排気ポート
14 排気弁
20 ロッカーアーム
20a カムフォロア
24 油圧ラッシュアジャスタ(HLA/ピボット部材)
30 ヘッド本体部(底壁部)
32 中央壁部
34 排気側壁部(側壁部)
36 吸気側壁部(側壁部)
38 仕切壁部
40A 排気側カム室
40B 吸気側カム室
42a 内底面
42b、42c 側面(内側面)
421 凹部
44 ボルト孔
44a、50a 座面部
48 突出部
50 支持孔
B ヘッドボルト
Bh 頭部

Claims (5)

  1. シリンダブロックにボルトで締結されるとともに、ロッカーアームをピボット支持するピボット部材が組み込まれるシリンダヘッドにおいて、
    前記ロッカーアームが配設される空間であるカム室の内底面を形成する底壁部と、前記内底面に連続して当該内底面から立ち上がる内側面を形成する側壁部と、を含み、
    前記内底面には、前記ボルトが挿入されるボルト孔が形成され、
    前記側壁部は、前記内底面から前記内側面に沿って離間した位置において当該内側面からカム室内に向かって突出しかつ前記ピボット部材を支持可能な支持孔を備えた突出部を有しており、
    前記内側面のうち、前記突出部と前記内底面との間の空間に臨む部分は、それ以外の部分に対して、前記内底面に沿った方向であってかつ前記シリンダヘッドの平面視において前記ボルト孔と前記支持孔とを結ぶ直線に沿って前記ボルト孔から遠ざかる方向に向かって凹んでいる、ことを特徴とするシリンダヘッド。
  2. 請求項に記載のシリンダヘッドにおいて、
    前記内側面のうち前記凹んだ部分は、湾曲した断面形状を有している、ことを特徴とするシリンダヘッド。
  3. 請求項に記載のシリンダヘッドにおいて、
    前記内側面のうち前記凹んだ部分は、矩形の断面形状を有している、ことを特徴とするシリンダヘッド。
  4. 請求項1乃至の何れか一項に記載のシリンダヘッドにおいて、
    前記ピボット部材は、油圧によりバルブクリアランスを自動的にゼロ調整する油圧作動式のラッシュアジャスタである、ことを特徴とするシリンダヘッド。
  5. 請求項1乃至の何れか一項に記載のシリンダヘッドにおいて、
    前記カム室は平面視矩形を成し、前記ボルト孔は前記内底面のほぼ中央に設けられ、前記ピポット部材は、平面視で前記カム室のコーナー部分に配置されるものである、ことを特徴とするシリンダヘッド。
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