JP7322393B2 - シート供給装置 - Google Patents

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本発明は、紙や樹脂製のフィルム等の枚葉状のシートを供給するためのシート供給装置に関する。
従来から、積層状態で載置された枚葉状のシートのうち最上層のシートのみを取り出すようなシート供給装置が広く用いられている。このようなシート供給装置では、積層された枚葉状のシートのうち最上層のシートおよび最上層から2枚目以降のシートが同時に取り出されてしまった場合には、これらのシートの搬送中に最上層から2枚目以降のシートが落下してしまうトラブルや、1枚のシートのみを供給する必要がある場合に2枚のシートを供給してしまうようなトラブルが発生してしまう。このようなトラブルを未然に防ぐため、最上層のシートと最上層から2枚目以降のシートが同時に取り出されてしまうことを防止する必要がある。
ここで、積層された枚葉状のシートのうち最上層の1枚を取り出すための装置として、特許文献1に開示されるものが知られている。より具体的には、特許文献1に開示されるシート供給装置は、折り畳まれた状態の段ボール紙を段ボール箱の製造装置に供給する際に用いられるものである。また、このシート供給装置は、積層された状態の段ボール紙が載置される載置部と、載置部に載置されたシートのうち最上層の1枚を吸着する吸着パッドと、吸着パッドに吸着された段ボール紙の側部を機械的に擦るためのブラシ等を有している。また、吸着パッドに吸着された最上層の段ボール紙が持ち上げられる際に、積層された段ボール紙の側部が上記のブラシで擦られるようになっており、このようにして最上層の1枚とそれ以外の段ボール紙を分離して段ボール紙が2枚以上同時に取り出されてしまうことを防ぐようになっている。また、載置部から最上層の段ボール紙が取り出されると、その後に載置部が上方に移動させられるようになっており、このことにより取り出されるべき最上層の段ボール紙が同じ高さに維持されるようになっている。
一方、積層された枚葉状のシートのうち最下層の1枚を取り出すための装置として、特許文献2に開示されるものが知られている。より具体的には、特許文献2に開示される装置は、リードフレーム等の薄板状の製品を直接重ねることによって製品に傷が生じてしまうことを防止するために、製品と別の製品との間にシートを配置する際に用いられるものである。また、このシート供給装置は、吸着パッドと、積層されたシートのうち最下層のシート近傍に空気を吹き付けるエアー供給部等を有している。また、積層されたシートの最下層の1枚を取り出す際に、この最下層のシートの近傍に向かってエアーを吹き付けることにより、最下層の1枚とそれ以外のシートとを分離することによってシートが2枚同時に取り出されてしまうことを防止するようになっている。
特開平10-17172号公報 特開平2-123049号公報
しかしながら、特許文献1に開示されるシート供給装置は、最上層の段ボール紙が、鉛直方向における吸着パッドによる取り出し位置と同じ高さに位置するよう載置部を段ボール紙の積層方向に移動させる必要があるため、載置部を上下させるためのリフターが必要となり装置の構成が複雑なものとなってしまうとともに製造コストが高くなってしまうという問題がある。
一方、特許文献2に開示されるシート供給装置は、積層されたシートのうち最下層のものを取り出すようになっているため、最下層のシートが取り出された後、最下層のシートと接触していた最下層から2枚目のシートは自重によって最下層のシートが位置していた箇所に自動的に移動するようになっている。しかしながら、上述したように取り出されるべき最下層のシートの近傍にエアーを供給する必要があるためエアー供給機構を設ける必要がある。この場合にも、装置の構成が複雑なものとなってしまうとともに製造コストが高くなってしまうという問題がある。また、積層されたシートのうち最下層のシートを取り出す(すなわち、吸着パッドの吸着面が上方を向いた状態でシートを取り出す)ため、単純なピックアンドプレース方式では他の装置にシートを供給することができないという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、シートの側端縁の位置決めを行う各第1位置決め部材の延びる方向に沿って移動可能となるよう設けられ、自重により載置部に載置されたシートを押さえる各押さえ部材によりシートを押さえることにより、取出部によって持ち上げられたシートの側端縁が各押さえ部材の自重によって変形するため、2枚以上のシートが同時に持ち上げられた場合であっても最上層のシートとそれ以外のシートとを分離することができ、かつリフターやエアー供給部等の設置を省略することのできるシンプルな構成のシート供給装置を提供することを目的とする。
本発明のシート供給装置は、枚葉状のシートを供給するためのシート供給装置であって、枚葉状のシートが積層状態で載置されるベース部と、前記ベース部から上方に延びるよう設けられ、当該ベース部に載置されるシートの側端縁と接触することにより当該側端縁の位置決めを行う複数の第1位置決め部材と、各前記第1位置決め部材の延びる方向に沿って移動可能となるよう当該第1位置決め部材に対応してそれぞれ設けられ、前記ベース部に載置されたシートを自重により押さえる押さえ部材と、前記ベース部に載置されたシートのうち最上層のシートを持ち上げて取り出す取出部と、を備えたことを特徴とする。
このようなシート供給装置によれば、シートの側端縁の位置決めを行う各第1位置決め部材の延びる方向に沿って移動可能となるよう設けられ、自重により載置部に載置されたシートを押さえる各押さえ部材によりシートを押さえることにより、取出部によって持ち上げられたシートの側端縁が各押さえ部材の自重によって変形するため、2枚以上のシートが同時に持ち上げられた場合であっても最上層のシートとそれ以外のシートとを分離することができ、かつリフターやエアー供給部等の設置を省略することができる。
また、本発明のシート供給装置においては、各前記第1位置決め部材は棒状部材から構成されており、各前記押さえ部材には、対応する前記第1位置決め部材を通すための通過部分が形成されており、各前記押さえ部材は、当該押さえ部材の前記通過部分に各前記第1位置決め部材が位置するよう設置されるようになっていてもよい。
また、本発明のシート供給装置においては、各前記押さえ部材は中空の円板形状のものからなっていてもよい。
また、各前記押さえ部材は、前記ベース部に積層状態で載置される複数のシートのうち最上層のシートと接触する押さえ部分を有しており、少なくとも前記取出部により前記ベース部に載置されたシートのうち最上層のシートが持ち上げられるときに各前記押さえ部材の各前記押さえ部分は前記ベース部の載置面に対して傾斜した状態となっていてもよい。
また、本発明のシート供給装置においては、各前記第1位置決め部材に対応する各前記押さえ部材の数が変更されることにより、前記ベース部に載置されたシートを各前記押さえ部材により押さえる力が調整されるようになっていてもよい。
また、各前記第1位置決め部材には、当該第1位置決め部材から各前記押さえ部材が外れないよう、各前記第1位置決め部材の延びる方向に沿った各前記押さえ部材の移動範囲を規制する抜け止め部材がそれぞれ設けられていてもよい。
本発明のシート供給装置においては、各前記第1位置決め部材は前記ベース部に載置されるシートの対向する2辺と接触するようになっており、前記ベース部に載置されるシートの対向する2辺のうち、少なくとも一方の辺に接触する前記第1位置決め部材をもう一方の辺に接触する前記第1位置決め部材に向かって近づく方向および遠ざかる方向に移動させることができるようになっていてもよい。
本発明のシート供給装置は、前記ベース部に載置された枚葉状のシートの対向する2辺のうち、各前記第1位置決め部材に接触していない2辺に接触することにより当該2辺の位置決めをそれぞれ行う第2位置決め部材を更に備えていてもよい。
この場合、前記ベース部に載置されるシートに接触する2辺のうち、少なくとも一方の辺に接触する前記第2位置決め部材をもう一方の辺に接触する前記第2位置決め部材に向かって近づく方向および遠ざかる方向に移動させることができるようになっていてもよい。
本発明のシート供給装置によれば、2枚以上のシートが同時に持ち上げられた場合であっても最上層のシートとそれ以外のシートとを分離することができ、かつリフターやエアー供給部等の設置を省略することができる。
本発明の実施の形態によるシート供給装置の外観を示す斜視図である。 図1に示すシート供給装置の上面図である。 図1等に示すシート供給装置の取出部により最上層のシートが取り出されたときの構成を示す正面図である。 図1等に示すシート供給装置の側面図である。 図1等に示すシート供給装置の制御系の構成を示す機能ブロック図である。 図1等に示すシート供給装置において、最上層のシートおよび最上層から2枚目以降のシートが持ち上げられたときに最上層のシートを他のシートから分離する動作を説明するための説明図である。 図6に示す状態に引き続く、図1等に示すシート供給装置において最上層のシートおよび最上層から2枚目以降のシートが持ち上げられたときに最上層のシートを他のシートから分離する動作を説明するための説明図である。 (a)(b)は、それぞれ、図1等に示すシート供給装置における押さえ部材の他の構成を示す上面図である。 図1等に示すシート供給装置における押さえ部材の更に他の構成を示す上面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図8は、本実施の形態によるシート供給装置を示す図である。また、図1乃至図4ならびに図6および図7において、シート供給装置の取出部により取り出されるべきシートを参照符号Sで示す。
本実施の形態によるシート供給装置1は、紙や樹脂製のフィルム等の枚葉状のシートを他の装置に供給するためのものであり、例えば、リードフレーム等の薄板状の製品を直接重ねることによって製品に傷が生じてしまうことを防止するために、製品と別の製品との間に紙や樹脂製のシートを供給する際に用いられるようになっている。より具体的には、シート供給装置1は、図1乃至図4等に示すように、枚葉状のシートが積層状態で載置されるベース部10と、ベース部10の載置面から上方に延びるよう設けられ、当該ベース部に載置されるシートの側端縁と接触することにより当該側端縁の位置決めを行う複数(具体的には、4つ)の第1位置決め部材20とを備えている。また、各第1位置決め部材20は、ベース部10の載置面と平行な平面に沿った断面が略円形形状である棒状部材から構成されている。また、各第1位置決め部材20は、ベース部10の載置面から鉛直方向における上方に向かって延びるよう配置されている。
また、各第1位置決め部材20は、ベース部10に積層状態で載置されるシートの側端縁と接触することによって積層状態のシートの側端縁の位置決めを行うようになっている。より具体的には、各第1位置決め部材20は、ベース部10に載置される枚葉状のシートの4つの辺のうち対向する2つの長辺と接触して各長辺を位置決めするようになっている(図1等参照)。また、4つの第1位置決め部材20のうち、ある2つの第1位置決め部材20がベース部10に載置される枚葉状のシートの一方の長辺に接触するとともに、他の2つの第1位置決め部材20が枚葉状のシートのもう一方の長辺に接触するよう配置されている。
また、ベース部10に載置されるシートの対向する長辺のうち、少なくとも一方の長辺(例えば、図2における上側の長辺)に接触する各第1位置決め部材20をもう一方の長辺(例えば、図2における下側の長辺)に接触する各第1位置決め部材20に向かって近づく方向および遠ざかる方向(すなわち、図2における上下方向)に移動させることができるようになっている。このことにより、ベース部10に載置される枚葉状のシートの幅(すなわち、図2における上下方向の大きさ)が異なる場合であっても、1つのシート供給装置1によって当該枚葉状のシートの対向する2辺(長辺)の位置決めを行うことができるようになる。なお、全ての第1位置決め部材20が、図2における上下方向に沿って移動可能となるよう構成されていてもよい。
また、図2等に示す例では、ベース部10に載置される枚葉状のシートの各長辺にそれぞれ接触する2つの第1位置決め部材20は、シートの長辺の長さをLと規定した場合に、当該長辺の延びる方向においてシートの中心からそれぞれL/4だけ離れた箇所に設置されている。言い換えると、一方の長辺にそれぞれ接触する2つの第1位置決め部材20は、枚葉状のシートの長辺の延びる方向において当該第1位置決め部材20の中心間の距離が互いにL/2だけ離された距離に配置されている。また、本実施の形態においては、枚葉状のシートの各長辺にそれぞれ接触する2つの第1位置決め部材20を、互いに近づく方向および遠ざかる方向(すなわち、図2における左右方向)に移動させることができるようになっている。このことにより、枚葉状のシートの長辺方向における各第1位置決め部材20および押さえ部材30(後述)の位置を調整することができるようになる。なお、各第1位置決め部材20の中心間の距離を概ね2L/5~L/2程度とし、かつ枚葉状のシートの長辺の延びる方向において当該シートの中心からそれぞれ互いに同じ距離ずつ離れた位置に各第1位置決め部材20を配置することが好ましい。
また、シート供給装置1は、各第1位置決め部材20の延びる方向(すなわち、図3および図4における上下方向)に沿って移動可能となるよう各第1位置決め部材20に対応してそれぞれ設けられ、ベース部10に載置されたシートを自重により押さえる押さえ部材30を備えている。より具体的には、各押さえ部材30は、通過部分32と押さえ部分34とを有しており、この通過部分32に、対応する各第1位置決め部材20が通されるようになっている(図2等参照)。言い換えると、各押さえ部材30は、当該押さえ部材30の通過部分32に各第1位置決め部材20が位置するよう設置されている。本実施の形態においては、各押さえ部材30は、外周縁が略円形形状である中空部分を有する円板形状の部材から構成されており、この中空部分に各第1位置決め部材20が通されるようになっている。
また、各押さえ部材30は、通過部分32の直径の大きさが各第1位置決め部材20の直径よりも所定の大きさだけ大きなものとなる(いわゆる“遊び”部分が確保される)よう構成されている(図2参照)。また、各押さえ部材30の重心が通過部分32の中心に位置しており、かつ各押さえ部材30の押さえ部分34側のみがベース部10に載置されたシートと接触するようになっている。このため、図4等に示すように、各押さえ部材30は、ベース部10の載置面に対して傾斜した状態でベース部10に載置されたシートを自重により押さえるようになる。より具体的には、各押さえ部材30の押さえ部分34は、ベース部10に積層状態で載置される複数のシートのうち最上層のシートと接触することによって自重によりシートを押さえるようになっている。このことにより、取出部50(後述)によりベース部10に載置されたシートおよび各押さえ部材30が一体的に持ち上げられているときを除いて、各押さえ部材30は常にベース部10に積層状態で載置された最上層のシートに接触するようになっている。
また、本実施の形態によるシート供給装置1では、各第1位置決め部材20に対応する各押さえ部材30の個数を変更することにより、ベース部10に載置されたシートを各押さえ部材30により押さえる力を調整することができるようになっている。例えば、ある第1位置決め部材20に2つの押さえ部材30を対応させることにより、ベース部10に載置されたシートを各押さえ部材30により押さえる力を大きくすることができる。このことにより、重さの異なる押さえ部材30や錘(図示せず)を別途用意せずに、ベース部10に載置されたシートを押さえる力を調整することができるようになる。なお、重さや大きさの異なる押さえ部材30や、第1位置決め部材20に対して着脱可能な錘等を追加的に設けるようにしてもよい。
また、各第1位置決め部材20の上端近傍の位置には、当該第1位置決め部材20から各押さえ部材30が外れないよう、各第1位置決め部材20の延びる方向(具体的には、図3における上方向)に沿った各押さえ部材30の移動範囲を規制する抜け止め部材22がそれぞれ設けられている。より具体的には、各抜け止め部材22は各例えばゴム等からなるリング形状のものであり、この抜け止め部材22の外周縁は各押さえ部材30の通過部分32の外周縁よりも大きくなるよう構成されている(図2参照)。また、各第1位置決め部材20に対応させる各押さえ部材30の個数を変更することができるよう、各抜け止め部材22は、各第1位置決め部材20に対して着脱自在に取り付けられている。なお、各抜け止め部材22がリング形状のものである構成に限定されることはなく、各第1位置決め部材20から各押さえ部材30が抜けないような形状であれば、どのような形状の抜け止め部材22を用いてもよい。
また、シート供給装置1には、ベース部10に載置された枚葉状のシートの対向する2辺のうち、各第1位置決め部材20に接触していない2辺(すなわち、短辺)に接触することにより各短辺の位置決めをそれぞれ行う板状の第2位置決め部材40が設けられている(図1等参照)。また、ベース部10に載置されるシートに接触する各短辺のうち、少なくとも一方の短辺(例えば、図2における左側の短辺)に接触する第2位置決め部材40をもう一方の短辺(例えば、図2における右側の短辺)に接触する第2位置決め部材40に向かって近づく方向および遠ざかる方向に移動させることができるようになっている。このことにより、ベース部10に載置される枚葉状のシートの長さ(具体的には、図2の左右方向における大きさ)が異なる場合であっても、1つのシート供給装置1によって当該枚葉状のシートの対向する短辺(2辺)の位置決めを行うことができるようになる。なお、各第2位置決め部材40が、互いに近づく方向および遠ざかる方向(すなわち、図2における左右方向)に移動可能となるよう構成されていてもよい。
また、シート供給装置1は、ベース部10に載置されたシートのうち最上層のシートを持ち上げて取り出す取出部50を備えている。また、取出部50は、複数(具体的には、4つ)の吸着パッド52と、各吸着パッド52に接続されたポンプ54と、各吸着パッド52を移動させるための移動機構56とを有している。また、ベース部10に載置されたシートは、吸着パッド52により真空吸着されて持ち上げられるようになっている。本実施の形態においては、枚葉状のシートと接触して当該シートを真空吸着する接触型の吸着パッド52が用いられているが、枚葉状のシートと接触せずに当該シートを真空吸着する非接触型の吸着パッドが用いられてもよい。また、他の方法によりシートを吸着する吸着パッドが用いられてもよい。
また、シート供給装置1には制御部60が設けられており、当該制御部60には上述したポンプ54、移動機構56および操作者がシート供給装置1に対して指令を入力するための操作部70が接続されている。また、操作部70を介して制御部60に対してシートを供給する旨の指令が入力されると、シート供給装置1が後述するシート供給動作を行うようになっており、このことにより図示しない他の装置の載置部等に枚葉状のシートが供給されるようになっている。
また、本実施の形態においては、ベース部10に積層状態で載置されたシートのうち最上層のシートが取出部50の吸着パッド52により吸着されて持ち上げられるときに、各第1位置決め部材20に対応して設けられた各押さえ部材30がシートと一体的に持ち上げられるような重さの各押さえ部材30が用いられるようになっている。
次に、このような構成からなるシート供給装置1により、枚葉状のシートを所定の場所(例えば、シート供給装置1とは別の装置の載置部(図示せず)等)に供給する際の動作について図1乃至図5を用いて説明する。
まず、操作者は、紙や樹脂等からなる枚葉状のシートをベース部10に積層状態で載置する。そして、ベース部10に対する各第1位置決め部材20や各第2位置決め部材40の位置を調整することにより、ベース部10に載置された枚葉状のシートの位置決めを行うようにする。なお、枚葉状のシートをベース部10に載置する際には、吸着パッド52等はベース部10の上方から退避した箇所に位置するようになっていてもよい。次に、操作者は、操作部70により、シート供給装置1の制御部60に対して所定の場所(例えば、シート供給装置1とは別の装置の載置部等)にシートを供給する旨の指令を入力する。このような指令を受けると、制御部60は、移動機構56を駆動させることにより吸着パッド52をベース部10の上方に移動させる。その後、制御部60は、ポンプ54を駆動するとともに、移動機構56を駆動させることにより吸着パッド52をベース部10に載置されたシートに向かって下降させる。このような移動機構56の下降は、ベース部10に載置されたシートが吸着パッド52により真空吸着されたと制御部60により判定されるまで吸着パッド52を下降させる。
なお、ベース部10に載置されたシートが吸着パッド52により真空吸着されたか否かは、取出部50に設けられた圧力センサや流量センサ等のセンサ(図示せず)による検知結果に基づいて判定されるようになっている。
そして、吸着パッド52によりベース部10に載置されたシートのうちの最上層のシートが吸着されたことが制御部60によって判定されると、移動機構56により各吸着パッド52が上方に移動させられ、吸着パッド52と、当該吸着パッド52により吸着されている最上層の1枚のシートが一体的に持ち上げられる。この際に、各押さえ部材30についてもシートと一体的に持ち上げられるが、持ち上げられた各押さえ部材30は、その後自重によりシートを変形させて落下し、新しく最上層のシートとなった枚葉状のシートを押さえるようになる。なお、上述したように抜け止め部材22が各第1位置決め部材20に取り付けられているため、各押さえ部材30が各第1位置決め部材20から抜けてしまうことはない。
次に、移動機構56により持ち上げられたシートを所定の場所まで移動させた後、ポンプ54を停止させ、吸着パッド52から当該シートを離間させて所定の場所にシートを配置(供給)する。このようにして、シート供給装置1により所定の場所に枚葉状のシートを供給する動作が完了する。
ここで、上述した例では、ベース部10に積層状態で載置されたシートのうち最上層の1枚のみが吸着パッド52により吸着されて持ち上げられる例を説明した。しかしながら、ベース部10に載置されるシート同士が静電気等で接着されていたり、吸着パッド52の吸引力が強すぎたりする場合には、ベース部10に載置されているシートのうち最上層のシートおよび最上層から2枚目以降のシートが同時に持ち上げられてしまうことがあるという問題がある。このような問題に対して、本実施の形態によるシート供給装置1では、上述した押さえ部材30により、複数のシートが持ち上げられた場合であっても最上層のシートおよび最上層から2枚目以降のシートを分離することができるようになっている。このことについて図6および図7を参照して説明する。
図6および図7は、それぞれ、ベース部10に載置されたシートが取出部50により取り出されるときの押さえ部材30および吸着パッド52の近傍を拡大して示す側面図である。また、図6は、各吸着パッド52によりベース部10に載置されたシートが吸着されたときの状態を示す図であり、図7は、各吸着パッド52により吸着された複数枚(具体的には、2枚)のシートおよび各押さえ部材30が一体的に持ち上げられたときの状態を示す図である。
また、シート供給装置1によるシートの供給動作において、シートが2枚同時に持ち上げられることにより図6に示す状態から図7に示す状態に移行すると、持ち上げられた2枚のシートにおける各押さえ部材30の近傍の箇所は、上述した最上層の1枚のシートのみを持ち上げる場合と同様に、各押さえ部材30の自重により変形させられる。このことにより、各シート間の接着力が弱まるため、最上層から2枚目のシートを分離させることができる。
なお、取出部50の吸着パッド52によって同時に持ち上げられた2枚のシートは、全く同じように変形するわけではない。より具体的には、各押さえ部材30に直接接触する最上層のシートは、各押さえ部材30に直接接触していない最上層から2枚目のシートよりも大きく変形する。このため、図7において参照符号Aにより示す領域に描写されるように、当該シートの端部において、吸着パッド52に直接接触する最上層のシートと、2枚目のシートとの間に重ならない部分が生じるようになる。本実施の形態においては、シートが変形させられることによって生じる、最上層から2枚目のシートが露出した箇所に各押さえ部材30が接触するようになっている。このため、最上層から2枚目のシートに対して最上層のシートから分離させるような力をより確実に与えることができるようになっている。
また、最上層から2枚目のシートは、取出部50により最上層のシートと一体的に持ち上げられてすぐに最上層のシートから分離されるため、この最上層から2枚目のシートは、各第1位置決め部材20や各第2位置決め部材40に位置決めされた状態のままベース部10の上に戻されるようになり、よってベース部10に載置されたシートの積層状態が乱れてしまうことを防止することができる。すなわち、仮に各押さえ部材30が設けられておらず、最上層から2枚目のシートがベース部10に載置されたシートから上方に大きく離れた箇所で最上層のシートから分離されてしまうと、この最上層から2枚目のシートがベース部10に向かって落下する途中に折り畳まれるように湾曲してしまったり、位置決めされていた位置からずれた状態で落下することにより、ベース部10におけるシートの積層状態が乱れてしまうことがある。しかしながら、本実施の形態によるシート供給装置1によればこのような問題は発生しない。
また、従来のシート供給装置では、最上層のシートが、鉛直方向における吸着パッドによる取り出し位置と同じ高さに位置するよう載置部を段ボール紙の積層方向に移動させる必要があるため、載置部を上下させるためのリフターが必要となり装置の構成が複雑なものとなってしまうとともに製造コストが高くなってしまうという問題があった。また、従来の他のシート供給装置では、取り出されるべき最下層のシートの近傍にエアーを供給する必要があり、エアー供給機構を設ける必要があった。この場合にも、装置の構成が複雑なものとなってしまうとともに製造コストが高くなってしまうという問題があった。これに対し、以上のような構成からなるシート供給装置1は、枚葉状のシートが積層状態で載置されるベース部10と、ベース部10から上方に延びるよう設けられ、当該ベース部10に載置されるシートの側端縁と接触することにより当該側端縁の位置決めを行う複数の第1位置決め部材20と、各第1位置決め部材20の延びる方向に沿って移動可能となるよう当該第1位置決め部材20に対応してそれぞれ設けられ、ベース部10に載置されたシートを自重により押さえる押さえ部材30と、ベース部10に載置されたシートのうち最上層のシートを持ち上げて取り出す取出部50と、を備えている。このような構成とすることにより、取出部50によって持ち上げられたシートの側端縁が各押さえ部材30の自重によって変形するため、ベース部10に積層状態で載置されたシート間の付着力が弱くなる。このため、2枚以上のシートが同時に持ち上げられた場合であっても、エアー供給部等を設置することなく最上層のシートとそれ以外のシートとを分離することができる。また、各第1位置決め部材20の延びる方向に沿って移動可能である各押さえ部材30が自重によりシートを押さえるようになっているため、各押さえ部材30が常にベース部10に積層状態で載置された最上層のシートに接触するようになり、よってベース部10を上下させるリフター等の設置を省略することができる。また、単純なピックアンドプレース方式の取出部50によってシートを供給することができる。
また、本実施の形態によるシート供給装置1においては、上述したように、各第1位置決め部材20は棒状部材から構成されており、各押さえ部材30には、対応する第1位置決め部材20を通すための通過部分32が形成されている。また、各押さえ部材30は、当該押さえ部材30の通過部分32に各第1位置決め部材20が位置するよう設置されるようになっており、各押さえ部材30は中空の円板形状のものから構成されているため、シート供給装置1の構成をシンプルなものとすることができる。また、各押さえ部材30は、ベース部10に積層状態で載置される複数のシートのうち最上層のシートと接触する押さえ部分34を有しており、少なくとも取出部50によりベース部10に載置されたシートのうち最上層のシートが持ち上げられるときに各押さえ部材30の各押さえ部分34はベース部10の載置面に対して傾斜した状態となるため、最上層のシートおよび最上層のシートと、最上層から2枚目以降のシートとをより確実に分離させることができるようになる。
また、本実施の形態によるシート供給装置1においては、上述したように、各第1位置決め部材20に対応する各押さえ部材30の数が変更されることにより、ベース部10に載置されたシートを各押さえ部材30により押さえる力が調整されるようになっているため、剛性(厚さや材質)の異なる様々なシートをシート供給装置1により供給することができる。また、各第1位置決め部材20には、当該第1位置決め部材20から各押さえ部材30が外れないよう、各第1位置決め部材20の延びる方向に沿った各押さえ部材30の移動範囲を規制する抜け止め部材22がそれぞれ設けられているため、シート供給装置1によりシートを供給する動作の最中に押さえ部材30が外れてしまうトラブルをより確実に防止することができる。
また、本実施の形態によるシート供給装置1においては、上述したように、各第1位置決め部材20はベース部10に載置されるシートの対向する2辺と接触するようになっており、ベース部10に載置されるシートの対向する2辺のうち、少なくとも一方の辺に接触する第1位置決め部材20をもう一方の辺に接触する第1位置決め部材20に向かって近づく方向および遠ざかる方向に移動させることができるようになっているため、幅(すなわち、図2における上下方向の長さ)の異なるシートの側端縁の位置決めを容易に行うことができる。また、ベース部10に載置された枚葉状のシートの対向する2辺のうち、各第1位置決め部材20に接触していない2辺に接触することにより当該2辺の位置決めをそれぞれ行う第2位置決め部材40を備えているため、各第1位置決め部材20に接触していない2辺の位置決めを容易に行うことができる。また、ベース部10に載置されるシートに接触する2辺のうち、少なくとも一方の辺に接触する第2位置決め部材40をもう一方の辺に接触する第2位置決め部材40に向かって近づく方向および遠ざかる方向に移動させることができるため、長さ(すなわち、図2における左右方向の長さ)の異なるシートの側端縁の位置決めを容易に行うことができる。
なお、本実施の形態によるシート供給装置1は、上述したような態様に限定されることはなく、様々な変更を加えることができる。
例えば、図1乃至図4ならびに図6および図7に示す押さえ部材30の代わりに、図8(a)(b)に上面図を示す押さえ部材30a、30bが用いられてもよい。より具体的には、図8(a)に示す押さえ部材30aは、通過部分32aと押さえ部分34aとを有しており、通過部分32aに上述した第1位置決め部材20が通されるようになっている。このような押さえ部材30aによっても、ベース部10に載置されたシートを自重により押さえることができるようになる。また、押さえ部材30aは、重心が通過部分32aの中心よりも押さえ部分34a側に位置するよう構成されている。このため、図8(a)に示す押さえ部材30aを用いた場合には、図4に示す各押さえ部材30とは異なり、ベース部10に載置された枚葉状のシートが取出部50により持ち上げられる前の状態では、押さえ部材30aはベース部10の載置面に対して平行に延びるようになる。一方、取出部50によりベース部10に載置されたシートのうち最上層のシートが持ち上げられるときには、各押さえ部材30aの各押さえ部分34aはベース部10の載置面に対して傾斜した状態となる。
また、図8(b)に示す形状の押さえ部材30bが用いられてもよい。より具体的には、図8(b)に示す押さえ部材30bは、通過部分32bと押さえ部分34bとを有しており、通過部分32bに上述した第1位置決め部材20が通されるようになっている。このような、中空の円板形状ではない押さえ部材30bによっても、ベース部10に載置されたシートを自重により押さえることができるようになる。
また、図9に示す形状の押さえ部材30cが用いられてもよい。より具体的には、図9に示す押さえ部材30cは、通過部分32cと押さえ部分34cとを有している。また、上述した各押さえ部材30、30a、30bとは異なり、押さえ部材30cの通過部分32cには、複数(具体的には、2つ)の第1位置決め部材20が通されるようになっている。このような押さえ部材30cによっても、ベース部10に載置されたシートを自重により押さえることができるようになる。また、図9では各抜け止め部材22の描写を省略しているが、シート供給装置1を用いてシートを供給する際には上述した抜け止め部材22が各第1位置決め部材20に取り付けられるようになっている。
また、上述したような、各第1位置決め部材20に各抜け止め部材22が設けられている構成に限定されることはない。例えば、各押さえ部材の自重によって枚葉状のシートに与えられる曲げ応力が、取出部50により持ち上げられるシートの剛性よりも大きいような各押さえ部材30が用いられてもよい。この場合には、各押さえ部材は枚葉状のシートと一体的には持ち上げられないようになるため、各第1位置決め部材20に対する各抜け止め部材22の設置を省略することができるようになる。
また、上述したシート供給装置1においては、ベース部10に載置される枚葉状のシートの対向する2つの短辺が各第2位置決め部材40により位置決めされるようになっているが、このような構成に限定されることはない。例えば、各第2位置決め部材40を設ける代わりに、各第1位置決め部材20を追加的に設置するようにしてもよい。この場合にも、ベース部10に載置される枚葉状のシートの対向する2つの短辺を各第1位置決め部材20により位置決めすることができる。
また、上述したシート供給装置1においては、ベース部10に積層状態で載置された枚葉状のシートの各長辺にはそれぞれ複数(具体的には、2つ)の第1位置決め部材20が接触するようになっているが、このような構成に限定されることはない。例えば、各長辺に接触する各第1位置決め部材20の個数は1つでもよいし、3つ以上であってもよい。また、一方の長辺に接触する第1位置決め部材20の個数と、もう一方の長辺に接触する第1位置決め部材20の個数が違っていてもよい。
なお、図2等に示す例では、各第1位置決め部材20はベース部10の載置面に平行な平面に沿った断面が略円形形状のものであるが、このような棒状部材以外のものが各第1位置決め部材として用いられるようになっていてもよい。例えば、ベース部10の載置面に平行な平面に沿った断面が略多角形形状である棒状部材が用いられてもよい。あるいは、棒状部材の延びる方向に沿って太さが変化するようなものを用いるようにしてもよい。
また、上述したシート供給装置1においては、各第1位置決め部材はベース部10の載置面から鉛直方向上方に延びるよう配置されているが、このような構成に限定されることはない。ベース部10の載置面から上方に延びるもの(言い換えると、対応する各押さえ部材30が自重によりシートを押さえることができるもの)であれば、鉛直方向に対して傾斜した方向に延びる各第1位置決め部材を用いるようにしてもよい。
また、上述した例においては、枚葉状のシートとして略長方形形状のシートを供給するシート供給装置1について上述したが、略正方形形状のシートや他の形状のシートに本実施の形態のシート供給装置1が適用されてもよい。
1 シート供給装置
10 ベース部
20 第1位置決め部材
22 抜け止め部材
30、30a、30b 押さえ部材
32、32a、32b 通過部分
34、34a、34b 押さえ部分
40 第2位置決め部材
50 取出部
52 吸着パッド
54 ポンプ
56 移動機構
60 制御部
70 操作部

Claims (8)

  1. 枚葉状のシートを供給するためのシート供給装置であって、
    枚葉状のシートが積層状態で載置されるベース部と、
    前記ベース部から上方に延びるよう設けられ、当該ベース部に載置されるシートの側端縁と接触することにより当該側端縁の位置決めを行う複数の第1位置決め部材と、
    各前記第1位置決め部材の延びる方向に沿って移動可能となるよう当該第1位置決め部材に対応してそれぞれ設けられ、前記ベース部に載置されたシートを自重により押さえる押さえ部材と、
    前記ベース部に載置されたシートのうち最上層のシートを持ち上げて取り出す取出部と、
    を備え
    各前記第1位置決め部材は棒状部材から構成されており、
    各前記押さえ部材には、対応する前記第1位置決め部材を通すための通過部分が形成されており、
    各前記押さえ部材は、当該押さえ部材の前記通過部分に各前記第1位置決め部材が位置するよう設置される、シート供給装置。
  2. 枚葉状のシートを供給するためのシート供給装置であって、
    枚葉状のシートが積層状態で載置されるベース部と、
    前記ベース部から上方に延びるよう設けられ、当該ベース部に載置されるシートの側端縁と接触することにより当該側端縁の位置決めを行う複数の第1位置決め部材と、
    各前記第1位置決め部材の延びる方向に沿って移動可能となるよう当該第1位置決め部材に対応してそれぞれ設けられ、前記ベース部に載置されたシートを自重により押さえる押さえ部材と、
    前記ベース部に載置されたシートのうち最上層のシートを持ち上げて取り出す取出部と、
    を備え、
    各前記第1位置決め部材には、当該第1位置決め部材から各前記押さえ部材が外れないよう、各前記第1位置決め部材の延びる方向に沿った各前記押さえ部材の移動範囲を規制する抜け止め部材がそれぞれ設けられている、シート供給装置。
  3. 各前記押さえ部材は中空の円板形状のものからなる、請求項1または2記載のシート供給装置。
  4. 各前記押さえ部材は、前記ベース部に積層状態で載置される複数のシートのうち最上層のシートと接触する押さえ部分を有しており、
    少なくとも前記取出部により前記ベース部に載置されたシートのうち最上層のシートが持ち上げられるときに各前記押さえ部材の各前記押さえ部分は前記ベース部の載置面に対して傾斜した状態となる、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のシート供給装置。
  5. 各前記第1位置決め部材に対応する各前記押さえ部材の数が変更されることにより、前記ベース部に載置されたシートを各前記押さえ部材により押さえる力が調整される、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のシート供給装置。
  6. 各前記第1位置決め部材は前記ベース部に載置されるシートの対向する2辺と接触するようになっており、
    前記ベース部に載置されるシートの対向する2辺のうち、少なくとも一方の辺に接触する前記第1位置決め部材をもう一方の辺に接触する前記第1位置決め部材に向かって近づく方向および遠ざかる方向に移動させることができるようになっている、請求項1乃至のいずれか一項に記載のシート供給装置。
  7. 前記ベース部に載置された枚葉状のシートの対向する2辺のうち、各前記第1位置決め部材に接触していない2辺に接触することにより当該2辺の位置決めをそれぞれ行う第2位置決め部材を更に備えた、請求項記載のシート供給装置。
  8. 前記ベース部に載置されるシートに接触する2辺のうち、少なくとも一方の辺に接触する前記第2位置決め部材をもう一方の辺に接触する前記第2位置決め部材に向かって近づ
    く方向および遠ざかる方向に移動させることができる、請求項記載のシート供給装置。
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