JP7279429B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明は、通過騒音性能とウェット操縦安定性能を改善した空気入りタイヤに関する。
近年では、タイヤ騒音規制が強化される傾向にあるため、操縦安定性能やウェット性能(例えば、前輪の横加速度による)を維持しつつ、騒音性能を向上させる技術が提案されている(特許文献1)。
特許第5947824号公報
特許文献1には、第1ミドルサイプが、センター主溝からショルダー主溝まで連通するフルオープンサイプと、一端がセンター主溝に連通しかつ他端が第1ミドル陸部内で終端する第1セミオープンサイプと、一端がショルダー主溝に連通しかつ他端が第1ミドル陸部内で終端する第2セミオープンサイプとを含み、フルオープンサイプ、第1セミオープンサイプ、及び、第2セミオープンサイプが、それぞれ、同じ向きに傾斜している、空気入りタイヤが開示されている。このようなタイヤでは、ミドル陸部及びショルダー陸部に設けられた溝及びサイプの形状を改善することを基本として、操縦安定性及びウェット性能を維持しつつ騒音性能を向上させることができる、とされている。
しかしながら、特許文献1では、第1(第2)ショルダー陸部31(32)に、タイヤ周方向の一方側に凸となる略円弧状の第1(第2)ショルダー横溝33(34)が複数設けられている。このため、これらの溝から生ずる通過騒音が相当に大きく、この点についてはさらに改良の余地がある。
また、特許文献1では、上述のとおり各ショルダー横溝33、34が設けられているため、各ショルダー陸部31、32の剛性が必ずしも高いとはいえず、故にウェット操縦安定性能についても改良の余地がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、ウェット操縦安定性能と通過騒音性能を改善した空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明に係る空気入りタイヤは、トレッド表面に少なくとも2本の周方向主溝を備え、タイヤ赤道面のタイヤ幅方向各側において、タイヤ幅方向の最外側に位置する周方向主溝よりもタイヤ幅方向外側のショルダー陸部と、タイヤ幅方向の最外側に位置する周方向主溝よりもタイヤ幅方向内側のセンター陸部と、が区画形成され、上記ショルダー陸部と上記センター陸部とのいずれにもサイプが設けられ、上記ショルダー陸部において、タイヤ幅方向に延在する第1のサイプ、及びタイヤ周方向に延在する第2のサイプのみが形成されている。
本発明に係る空気入りタイヤでは、ショルダー陸部における溝(サイプを含む)の配設態様について改良を加えている。その結果、本発明に係る空気入りタイヤによれば、ウェット操縦安定性能と通過騒音性能を改善することができる。
図1は、本実施の形態の空気入りタイヤのトレッド表面を示す平面図である。
以下に、本発明に係る空気入りタイヤの実施の形態(以下に示す、基本形態及び付加的形態1から3)を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、これらの実施の形態は、本発明を限定するものではない。また、上記実施の形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。さらに、上記実施の形態に含まれる各種形態は、当業者が自明の範囲内で任意に組み合わせることができる。
[基本形態]
以下に、本発明に係る空気入りタイヤについて、その基本形態を説明する。
以下の説明において、タイヤ径方向とは、空気入りタイヤの回転軸と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とはタイヤ径方向において回転軸に向かう側、タイヤ径方向外側とはタイヤ径方向において回転軸から離れる側をいう。また、タイヤ周方向とは、上記回転軸を中心軸とする周り方向をいう。さらに、タイヤ幅方向とは、上記回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CL(タイヤ赤道線)に向かう側、タイヤ幅方向外側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLから離れる側をいう。なお、タイヤ赤道面CLとは、空気入りタイヤの回転軸に直交するとともに、空気入りタイヤのタイヤ幅の中心を通る平面である。
図1は、本発明の実施の形態に係る空気入りタイヤのトレッド表面を示す平面図である。なお、図1の符号CLはタイヤ赤道面を示す。また、図1に示すトレッドパターンは、タイヤ赤道面CLのタイヤ幅方向両側間で対称なパターンであるが、本実施の形態の空気入りタイヤは、タイヤ赤道面CLのタイヤ幅方向両側間で対称なパターンに限られず、非対称なパターンも含む。
本実施の形態の空気入りタイヤのトレッド部10はゴム材(トレッドゴム)から構成される。タイヤ径方向最外部に位置するトレッド部10の表面(トレッド表面12)は、車両走行時に路面と接触する。また、図1に示すように、トレッド表面12には以下に詳述する所定模様のトレッドパターンが形成されている。
トレッド表面12には、図1に示すように、タイヤ周方向に延在する少なくとも2本の周方向主溝(同図に示すところでは3本の周方向主溝14a、14b、14cが形成されている。本実施の形態において、周方向主溝の幅は5~15mmであり、周方向主溝の深さは4~8mmである。
このような周方向主溝14の形成により、トレッド表面12には、タイヤ赤道面CLのタイヤ幅方向各側において、タイヤ幅方向の最外側に位置する周方向主溝(図1に示すところでは周方向主溝14a、14c)よりもタイヤ幅方向外側のショルダー陸部S1、S2と、周方向主溝14a、14cよりもタイヤ幅方向内側のセンター陸部C1、C2と、が区画形成されている。
以上のような前提の下、本実施の形態では、図1に示すように、ショルダー陸部S1、S2とセンター陸部C1、C2とのいずれにもサイプが設けられている。本実施の形態において、サイプの幅は0.2~2mmであり、サイプの深さは1~8mmである。
ショルダー陸部S1、S2には、タイヤ幅方向に延在する第1のサイプ16a、及びタイヤ周方向に延在する第2のサイプ16bのみが形成されている。即ち、ショルダー陸部S1、S2には、これらサイプ16a、16b以外に溝は形成されていない。本実施の形態では、第1のサイプ16a、及び第2のサイプ16bはいずれも、タイヤ周方向に等間隔で形成されている。
ここで、第1のサイプ16aは直線状であっても、また図1に示すように曲線状であてもよい。第1のサイプ16aはその形状に関わらず、その両端点を結んだ直線の傾きをタイヤ幅方向に対して45°以下とすることができる。なお、本実施形態において規定する傾きは、基準となる方向(例えばタイヤ幅方向)とのなす鋭角又は直角を意味する。
また、第2のサイプ16bは、図1に示すように直線状であっても、また曲線状であてもよい。第2のサイプ16bはその形状に関わらず、その両端点を結んだ直線の傾きをタイヤ周方向に対して45°以下とすることができる。
これに対し、センター陸部C1、C2には、周方向主溝14a、14cと連通し、タイヤ幅方向に対して傾斜して陸部内で終端する、第3のサイプ16cが形成されている。本実施の形態では、第3のサイプ16cは、タイヤ周方向に等間隔で形成されている。
第3のサイプ16cは、直線状であっても、また図1に示すように曲線状であてもよい。第3のサイプ16cはその形状に関わらず、その両端点を結んだ直線の傾きをタイヤ幅方向に対して45°以下とすることができる。
(作用等)
従来、ショルダー陸部の接地端付近には、タイヤ周方向の一方側に凸となる略円弧状のラグ溝が複数設けられることが多く、このラグ溝によって通過騒音の発生箇所が多数存在しており、これが優れた通過騒音性能を実現できない原因となっていた。本実施の形態の空気入りタイヤにおいては、ショルダー陸部S1、S2にサイプ16a、16b以外の溝を全く形成していないので、通過騒音の発生箇所を低減することができる(作用1)。
また、ショルダー陸部に上述のようなラグ溝が形成されていると、これらラグ溝付近において優れた剛性を得ることができなかった。これに対し、本実施の形態の空気入りタイヤにおいては、ショルダー陸部S1、S2にサイプ16a、16b以外に溝を全く形成していないので、ショルダー陸部における優れた剛性を得ることができる(作用2)。
さらに、本実施の形態では、全ての陸部(ショルダー陸部S1、S2及びセンター陸部C1、C2)に、サイプ16a、16b、16cを複数形成している。このため、ショルダー陸部にラグ溝を設けないことによる排水性能の低下を、トレッド表面12の全域にわたってサイプ16a~16cを形成することで補填しており、従来と比較して排水性能の低下を抑制することができる(作用3)。なお、本実施の形態において、センター部C1、C2における(サイプ以外の)溝形成についての限定はないが、センター部C1、C2には、図1に示す構成要素以外に、溝(サイプを除く)を形成することも可能である。このような場合には、トレッド表面12の特にセンター陸部C1、C2において優れた排水性能を担保することができる(作用3´)。
従って、本実施の形態の空気入りタイヤによれば、上記作用1によって、優れた通過騒音性能を確保しつつ、上記作用2及び上記作用3(場合によってさらに上記作用3´)が相まって、優れたウェット操縦安定性能を実現することができる。
なお、以上に示す、本実施の形態に係る空気入りタイヤは、図示しないが、従来の空気入りタイヤと同様の子午断面形状を有する。ここで、空気入りタイヤの子午断面形状とは、タイヤ赤道面と垂直な平面上に現れる空気入りタイヤの断面形状をいう。本実施の形態の空気入りタイヤは、タイヤ子午断面視で、タイヤ径方向内側から外側に向かって、ビード部、サイドウォール部、ショルダー部及びトレッド部を有する。そして、上記空気入りタイヤは、例えば、タイヤ子午断面視で、トレッド部から両側のビード部まで延在して一対のビードコアの周りで巻回されたカーカス層と、上記カーカス層のタイヤ径方向外側に順次形成された、ベルト層及びベルト補強層とを備える。
また、本実施の形態の空気入りタイヤは、通常の各製造工程、即ち、タイヤ材料の混合工程、タイヤ材料の加工工程、グリーンタイヤの成型工程、加硫工程及び加硫後の検査工程等を経て得られるものである。本実施の形態の空気入りタイヤを製造する場合には、特に、加硫用金型の内壁に、例えば、図1に示すトレッド部に形成されるサイプ、溝、及び陸部に対応する凸部及び凹部を形成し、この金型を用いて加硫を行う。
[付加的形態]
次に、本発明に係る空気入りタイヤの上記基本形態に対して、任意選択的に実施可能な、付加的形態1から3を説明する。
(付加的形態1)
基本形態においては、図1に示すように、タイヤ周方向に隣り合う第1のサイプ16a、16aのそれぞれのタイヤ幅方向中点同士間の平均寸法をL1とし、第2のサイプ16bのタイヤ周方向平均寸法をL2としたとき、L2/L1は0.3以上0.8以下であること(付加的形態1)が好ましい。
L2/L1を0.3以上とすることで、第2のサイプ16bの面積を十分に確保することができ、ウェット操縦安定性能をさらに改善することができる。これに対し、L2/L1を0.8以下とすることで、ショルダー陸部S1、S2の溝面積を過度に増大させることなく、通過騒音性能をさらに改善することができる。
なお、L2/L1を0.4以上0.7以下とした場合には、上記の各効果をそれぞれさらに高いレベルで奏することができる点で、さらに好ましい。
(付加的形態2)
基本形態等(基本形態又は基本形態に付加的形態1を組み合わせた形態)においては、図1に示すように、ショルダー陸部S1、S2のタイヤ幅方向寸法をL3とし、第1のサイプ16aからタイヤ幅方向最外側に位置する周方向主溝14cまでのタイヤ幅方向寸法をL4としたとき、L4/L3は0.4以下であること(付加的形態2)が好ましい。ここで、寸法L3は、周方向主溝14cから接地端までのタイヤ幅方向長さをいう。なお、図1では、L3とL4との関係を、タイヤ赤道面CLのタイヤ幅方向一方側のみに示しているが、同図におけるタイヤ幅方向他方側においてもこの関係は成り立つ。
L4/L3を0.4以下とすることで、第1のサイプ16aの面積を十分に確保することができ、ウェット操縦安定性能をさらに改善することができる。なお、L4/L3を0.3以下とした場合には、上記の効果をさらに高いレベルで奏することができる点で、さらに好ましい。
(付加的形態3)
基本形態等(基本形態、並びに基本形態に付加的形態1及び/又は付加的形態2を組み合わせた形態)においては、図1に示すように、センター陸部C1、C2において、溝がサイプのみからなること(付加的形態3)が好ましい。
センター陸部C1、C2において、溝がサイプのみからなることで、センター陸部C1、C2の溝面積を過度に増大させることなく、通過騒音性能をさらに高いレベルに改善することができる。
タイヤサイズを185/65R15とし、図1に示す周方向主溝14a~14c、第1のサイプ16a、第2のサイプ16b、第3のサイプ16cを備えるとともに、表1に示す各条件を満たす発明例1から発明例6の空気入りタイヤを作製した。これに対し、タイヤサイズを185/65R15とし、図1に示す周方向主溝14a~14c、第1のサイプ16a、第2のサイプ16b、第3のサイプ16cに加えて、ショルダー陸部S1、S2に図1には示さないラグ溝を備えるとともに、表1に示す各条件を満たす従来例の空気入りタイヤを作製した。
なお、表1に示す各条件における用語(ショルダー陸部S1、S2、第1のサイプ16a、第2のサイプ16b、L2、L1、L4.L3、センター陸部C1、C2)は、いずれも、図1に示す各符号により示される構成部材や寸法を示す。
そして、各供試タイヤ(各実施例及び従来例)を、サイズ5.5Jのリムに装着するとともに、空気圧を210kPaとして、これらを排気量1500CCのフロントエンジン・フロントドライブタイプの車両に装着した。これら全ての供試タイヤについて、以下のように通過騒音性能及びウェット操縦安定性能を評価した。これらの結果を表1に示す。
(通過騒音性能)
通過騒音性能は、ECE R117-02(ECE Regulation No.117 Revision 2)に定めるタイヤ騒音試験法に従って評価した。この試験では、試験車両を騒音測定区間の十分前から走行させ、当該区間の手前でエンジンを停止し、惰行走行させた時の騒音測定区間における最大騒音値(dB)を、基準速度に対し±10km/時の速度範囲をほぼ等間隔に8以上に区切った複数の速度で測定し、平均を(車外)通過騒音とした。最大騒音値dBは、騒音測定区間内の中間点において走行中心線から側方に7.5mかつ路面から1.2mの高さに設置した定置マイクロフォンを用いてA特性周波数補正回路を通して測定した音圧〔dB(A)〕である。なお、表1に示す音圧は従来例を100とした指数評価とした。表1において各数値が高いほどは音圧が低いこと、即ち、通過騒音性能が高いことを示す。
(ウェット操縦安定性能)
ウェット操縦安定性能は、屋外のタイヤ試験場の水深約1mmであるウェット路面において、半径30mの旋回路を限界速度で5周走行した際の平均横加速度を評価した。なお、表1に示す平均横加速度は従来例を100とした指数評価とした。表1において各数値が高いほどは平均横加速度が高いこと、即ち、ウェット操縦安定性能が高いことを示す。
Figure 0007279429000001
表1によれば、ショルダー陸部とセンター陸部とのいずれにもサイプが設けられ、ショルダー陸部において、タイヤ幅方向に延在する第1のサイプ、及びタイヤ周方向に延在する第2のサイプのみが形成されている、本発明の技術的範囲に属する発明例1~発明例6の空気入りタイヤについては、いずれも、本発明の技術的範囲に属しない従来例の空気入りタイヤに対して、通過騒音性能及びウェット操縦安定性能がバランス良く改善されていることが判る。
10 トレッド部
12 トレッド表面
14a、14b、14c 周方向主溝
16a、16b、16c サイプ
C1、C2 センター陸部
CL タイヤ赤道面
L1 タイヤ周方向に隣り合う第1のサイプのタイヤ幅方向中点同士間の平均寸法
L2 第2のサイプのタイヤ周方向平均寸法
L3 ショルダー陸部のタイヤ幅方向寸法
L4 第1のサイプからタイヤ幅方向最外側に位置する周方向主溝までのタイヤ幅方向寸法
S1、S2 ショルダー陸部

Claims (3)

  1. トレッド表面に少なくとも2本の周方向主溝を備え、タイヤ赤道面のタイヤ幅方向各側において、タイヤ幅方向の最外側に位置する周方向主溝よりもタイヤ幅方向外側のショルダー陸部と、タイヤ幅方向の最外側に位置する周方向主溝よりもタイヤ幅方向内側のセンター陸部と、が区画形成された空気入りタイヤであって、
    前記ショルダー陸部と前記センター陸部とのいずれにもサイプが設けられ、前記ショルダー陸部において、タイヤ幅方向に延在する第1のサイプ、及びタイヤ周方向に延在する第2のサイプのみが形成されており、
    前記ショルダー陸部のタイヤ幅方向寸法をL3とし、前記第1のサイプからタイヤ幅方向最外側に位置する前記周方向主溝までのタイヤ幅方向距離をL4としたとき、L4/L3は0.4以下(但し、L4≠0)であり、
    タイヤ赤道面のタイヤ幅方向各側において、前記センター陸部に形成されたサイプの全てについて、それらからタイヤ幅方向外側に引いた延長線上に、前記第1のサイプが延在していることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. タイヤ周方向に隣り合う前記第1のサイプのそれぞれのタイヤ幅方向中点同士間の平均寸法をL1とし、前記第2のサイプのタイヤ周方向平均寸法をL2としたとき、L2/L1は0.3以上0.8以下である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記センター陸部において、溝がサイプのみからなる、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
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