JP7276758B2 - 金型および金型を用いた加工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、板状のワークから管状に曲げ加工するための金型および金型を用いた加工方法に関する。
従来、この種の金型の加工方法としては、ワークをU字状に加工する第1工程とU字状に加工したワークをO字状に加工する第2工程とを備えたUO曲げ加工方法が知られている。この加工方法は、溝が形成されたダイス(固定部)の上にワークとしての金属板材を載置し、上方からポンチ(可動部)を用いて押圧する方法である(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1は、板材を凹型の半円筒形面を有する下型に載置し、板材を凸型半円筒形面を有する上型で押して、U字状に成形する加工方法を開示している。
また、特許文献2は、凸部を有するパンチと凹部を有するダイとにより成形する際に、制御装置によりパンチ側へ鋼板を押し付けて圧力を加えながら成形する装置を開示している。
特開昭58-107220号 特開2004-195504号
近年、アルミニウム等の金属とセラミック等とからなる板状の金属基複合材を曲げ加工して形成される曲げ加工品が知られている。このような金属基複合材のうち、特にアルミニウムとセラミックとから構成される複合材は、ワークの延展性が低いという特性を有している。このため、従来の加工方法により曲げ加工を行うと、曲げた箇所の外側に引っ張り応力(以下、張力ともいう)が作用して、破断、亀裂が発生し易かった。また、曲げた箇所の内側には、圧縮力が加わり易く、しわ等が発生し易かった。
このような金属基複合材(ワーク)をU字状に加工する場合、特許文献1に記載されている加工方法では、上方のポンチでワークを加圧する際にワークの曲げ起点から外側の側面に沿って発生した張力により、ワークが破断してしまうおそれがあった。
また、特許文献2に記載されている加工方法では、下方からの押圧により上下のパンチでワークを抑え込みながら加工することができるが、ダイの凹部端面がアール状の面でないため、ワークの曲げ起点から生じる張力がこの隙間に逃げ込み易く、ワークが破断し易いといった課題があった。
そこで、本発明は、このような課題を解決するために創作されたものであり、曲げ加工を行う際のワークの破断やしわの発生を抑制することができる金型および金型を用いた加工方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る金型は、板状のワークを曲げ加工するための金型であって、前記ワークが載置される下型と、前記ワークを前記下型に向けて押圧する押圧面が形成された上型とを備えている。前記下型は、前記上型の移動方向と同方向にスライド可能な下側可動部と、前記下側可動部を下方から弾性支持する反力発生部材と、前記下側可動部の両側部に位置する受け部材と、を備えている。前記押圧面は、前記下型に向けて凸となる断面円弧状を呈するとともに、前記ワークの長手方向に沿って延在している。前記押圧面の下端部の最大押し込み位置は、前記下型の上面から前記ワークの内径仕上げ寸法分下がった位置よりも深い位置である。前記受け部材の内縁部は、前記押圧面の半径よりも小さい半径のアール状である。
本発明では、上型を下方へ向けて移動させ、ワークを押圧面によって押圧すると、上下方向からワークに圧縮力をかけながら下型にワークが押し付けられU字状の曲げ加工が行われる。この際、押圧面の下端部が、下型の上面から前記ワークの内径仕上げ寸法分下がった位置よりも深い位置まで押し込まれるので、断面円形状の押圧面に沿ってU字状に折り曲げられる範囲の全体に亘ってワークが抱き込まれるように固定され、ワークの滑りやズレが防止されながらワークに十分な応力が加えられる。これにより、曲げ加工を行う際のワークの破断やしわの発生を抑制することができる。
また、受け部材の内縁部が、押圧面の半径よりも小さい半径のアール状であるので、曲げ加工時の応力の集中を緩和することができる。
また、前記反力発生部材は、ガススプリングであることが好ましい。ガススプリングを用いることで、バネ等の他の反力発生部材を用いた場合に比べて初期反力が強く、上型と下型とによりワークを強固に保持することができる。したがって、断面円形状の押圧面に沿ってワークが抱き込まれるように強固に保持され、ワークの滑りやズレが防止されながらワークに十分な応力が加えられる。したがって、成形性が高まる。
また、前記反力発生部材が前記下型の長手方向に沿って複数個配列されていることが好ましい。このように構成することで、ワークが長尺状を呈していても、長手方向で均一な反力を生じさせて、長手方向の各部分で同様の曲げ加工を行うことができる。そして、ガススプリングを下型の長手方向に沿って複数個、配置することにより、ワークの長手方向寸法に適応した長さの金型を構成することができる。
また、前記反力発生部材は、反力の大きさを調整可能であることが好ましい。このように構成することで、ワークの大きさや強度、上型の押圧力等に応じて、適宜、必要とされる反力を設定して、曲げ加工に必要とされる曲げ応力に対して十分な反力を発生させることができる。
また、前記下側可動部は、前記上型の前記押圧面に対向する湾曲凹状の押圧受面を備えており、前記押圧受面の径寸法と前記上型の前記押圧面の径寸法との差は、前記ワークの厚み寸法よりも小さいことが好ましい。このように構成することで、上下方向からワークに圧縮力を好適にかけながら下型にワークが押し付けられるようになり、断面円形状の押圧面に沿ってワークが抱き込まれるように強固に保持される。したがって、成形性が向上する。
また、前記上型の前記押圧面は、前記下型の長手方向に沿って延在する円筒状の芯金部材で形成されていることが好ましい。このように構成することで、押圧面を容易に形成できる。また、芯金部材を着脱可能に構成することで、ワークの板厚寸法に応じて外径の異なる芯金部材を簡単に設置できる。
また、前記下側可動部は、前記受け部材の内側に収容されており、その可動範囲は、前記反力発生部材の最大ストローク距離と同等であることが好ましい。このように構成することで、反力発生部材のフルストローク後にワークに向けて上型をさらに押し込むという加工が可能となり、ワークの成形性が向上する。
また、前記下側可動部及び前記受け部材の縁部の表面には、硬質クロムめっき層が形成されていることが好ましい。このように構成することで、金型の摩耗を防止できる。
また、加工方法は、前記下型に前記ワークをセッティングする工程と、前記上型で前記ワークを押圧する工程と、前記反力発生部材の反力で前記上型の移動方向と逆方向へ前記ワークを付勢しながら、前記下側可動部及び前記上型を下方に進行させる工程と、を備えることが好ましい。
また、加工方法は、保護シートで保護した前記ワークを前記下型にセッティングする工程と、前記上型で前記ワークを押圧する工程と、前記反力発生部材の反力で前記上型の移動方向と逆方向へ前記ワークを付勢しながら、前記下側可動部及び前記上型を下方に進行させる工程と、を備えることが好ましい。
また、加工方法は、前記金型を用いた加工を施したU字状部材を、さらにO字状に曲げ加工を行い、管材に仕上げる工程を備えることが好ましい。
本発明によれば、曲げ加工を行う際のワークの破断やしわの発生を抑制することができる金型および金型を用いた加工方法が得られる。
本発明の一実施形態に係る金型及び金型を用いた加工方法が適用される金型周りの全体構成を示す斜視図である。 金型のうち下型を示す平面図である。 下型を図2のIII-III線に沿う断面で示した全体構成の側面図である。 U字曲げ加工時の様子を示した縦断面図である。 U字曲げ加工時の要部を示した拡大縦断面図である。 U字曲げ加工時にワークを下型にセッティングする工程を示した工程図である。 U字曲げ加工時に上型でワークを押圧する工程を示した工程図である。 U字曲げ加工時に上型でワークを押圧する工程を示した工程図である。 U字曲げ加工時に反力発生部材がフルストロークした状態を示した工程図である。 U字曲げ加工時に上型を退避させる状態を示した工程図である。 O字曲げ加工時の様子を示した縦断面図である。 O字曲げ加工時にU字状部材をO字下型にセッティングする工程を示した工程図である。 O字曲げ加工時にO字上型をU字状部材に向けて下方に進行させる工程を示した工程図である。 O字曲げ加工時にO字上型をU字状部材に向けて下方に進行させる途中の工程を示した工程図である。 O字曲げ加工時にU字状部材からO字状の管材に加工された状態を示した工程図である。 O字曲げ加工時にO字上型を退避させる状態を示した工程図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は実施形態の曲げ加工機1に用いられる金型10を示す斜視図である。以下では、第1に、ワーク100をU字状部材110に加工する金型10及び加工方法について説明し、第2に、U字状部材110を管材120に加工する金型10A及び加工方法について説明する。
金型10は、板状ワーク100をU字状に曲げ加工するものである。金型10は、ワーク100を載置する下型20と、ワーク100を押圧する上型30とを備えている。
加工の対象となるワーク100は、図5に示すように、コア部101と、コア部101の表裏に設けられたスキン部102,102とから主に構成されている。コア部101は、アルミニウム粉末およびタングステン粉末、酸化ガドリニウム粉末もしくは、ホウ素(B4C)の混合材によって構成されることにより、放射線もしくは中性子線の遮蔽性能を有している。コア部101(ワーク100)は、加工前においては平板状を呈する(図6A参照)。このような複合材は、アルミニウム合金と比較して延展性が低いという特性を有している。
スキン部102は、コア部101の表裏面を略全面に亘り、それぞれ覆うように設けられている。スキン部102は、延展性の良好なアルミニウム合金によって構成されている。各スキン部102は、コア部101と比較して厚さ方向の寸法がそれぞれ小さくなるように形成されている。
上型30は、図示しない駆動機構によって、上下に移動可能に構成されている。上型30は、断面凹状の下端部30a(図5参照)を有する基部38と、基部38の下端部30aに取り付けられた芯金部材31とを備えている。芯金部材31は、下型20に対向する押圧面32を備えている。芯金部材31は、上型30の長手方向(ワーク100の延在方向)に延びる円筒状の部材である。芯金部材31は、図4に示すように、上型30の長手方向に間隔を空けて配置された複数の取付ボルト33(図では1本のみ図示)によって、基部38の下端部30aに固定されている。芯金部材31は、各取付ボルト33による螺合により着脱可能である。例えば、異なる外径の芯金部材31に変更することによって、ワーク100から形成される管材の仕上がり内径(外径)を変更することができる。
押圧面32は、下型20に向けて凸となる断面円弧状を呈しており、ワーク100の長手方向に沿って延在している。図5に示すように、このような押圧面32の下端部32aの最大押し込み位置P1は、下型20の上面20aからワーク100の内径仕上げ寸法L1分、下がった位置P2よりも深い位置である。つまり、下型20の上面20aからの押圧面32の押し込み寸法L2は、ワーク100の内径仕上げ寸法L1よりも大きく設定されている。
上型30は、上方に退避した準備位置では、下型20を構成する受け部材54の上面部54a(図5参照)よりも上方に位置し、上型30と受け部材54との間には、ワーク100を載置可能な所定の空間が確保される。また、上型30は、下方に進行した押圧位置では、押圧面32が下型20の受け部材54,54の内側に近接し、その後、受け部材54,54の間に挿入されるように構成されている。
下型20は、図1,図4に示すように、台座部40に固定される載置部50と、下側可動部60と、下側可動部60を下方から支持する反力発生部材としてのガススプリング70とを備えている。このうち、載置部50には、長手方向A(図1参照)に沿って凹状の溝部52が形成されている。溝部52の両側には、受け部材54,54が収容されている。そして、受け部材54,54は、両側部から載置部50に挿入される複数のボルト56によって載置部50に着脱可能に固定されている(図4参照)。
受け部材54は、下側可動部60を挟んで対向している。各受け部材54の内縁部54bは、芯金部材31の半径L1/2よりも小さい半径のアール状(円筒面状)に形成されている(図5参照)。
下側可動部60は、受け部材54,54の間で上下方向にスライド可能に設けられている。下側可動部60は、図5に示すように、上型30の押圧面32に対向する湾曲凹状の押圧受面62を備えている。押圧受面62の半径L3は、押圧面32の半径L1/2以上となるように設定されている。本実施形態では、押圧受面62の半径L3と上型30の押圧面32の半径L1/2との差(L3-L1/2)が、ワーク100の厚み寸法L4よりも小さく設定されている。
押圧受面62の両端部62f,62fの断面形状は、上向きに凸となる弧状を呈している。この端部62fの半径r3は、受け部材54の内縁部54bの半径r4よりも小さくなるように(r3<r4)設定されている。このようにすると、下側可動部60の端部62fと受け部材54の内縁部54bとワーク100との三部材にて挟まれて形成される空間部分を小さくすることができる。これにより、ワーク100に生じる引っ張り圧を小さくすることができ、割れを抑制することができる。
また、下側可動部60は、図4に示すように、最下端部まで進行した状態で、下型20の底部20eに当接するようになっている。つまり、下側可動部60は、下型20の底部20eに当接して、下方への進行が規制されるようになっている。下側可動部60の可動範囲は、ガススプリング70の最大ストローク距離と同等に設定されている。
ガススプリング70は、図2または図3に示すように、下側可動部60の直下で、下型20の長手方向A(ワーク100の延在方向)に沿って所定の間隔を空けて一列となるように複数個、ここでは7個、配列されている。
各ガススプリング70は、シリンダ71とピストン72とを有している。そして、ピストン72は、シリンダ71内に充填されたガスの圧力に応じて、反力を調整可能に構成されている。充填されるガスとしては、例えば窒素ガスを用いている。なお、ガスとしてはこれに限られることはなく他の種類のガスまたはこれらの混合ガスを用いてもよい。
ピストン72の上端面73は、図4に示すように、下側可動部60の最下端部の下面61に当接している。そして、ガススプリング70は、下方から下側可動部60を弾性支持するように構成されている。
次に、金型10を用いたU字状部材110の加工方法について、図6A~図6Eに示す各工程に沿って説明する。
初めに、ワーク100の下面に、保護フィルム103を貼付する。保護フィルム103は、図6Aに図示し、他の図では省略する。図6Aはワーク100を下型20にセッティングする工程を示している。この工程では、図6Aに示すように、貼付した保護フィルム103が下側となるように、ワーク100を下型20の上面に載置する。なお、下型20には、予め位置決め用治具80をボルト81によって固定しておく。このようにすると、ワーク100の位置決めを容易に行うことができる。位置決め用治具80を用いることで、下型20の幅方向(短手方向)の中心部にワーク100の幅方向(短手方向)の中心部を容易に位置決めすることができる。したがって、管材の成形性に優れるとともに加工精度が向上する。保護フィルムを貼付した面を下型20へ当接させることで、曲げ加工時にワーク100に傷が付くのを防止できる。
ワーク100を下型20の上面に載置すると、下側可動部60の両端部62f,62fと、受け部材54,54の上面部54a,54aが、ワーク100の下面に当接する。なお、上型30は退避位置にあり、図中の記載を省略している。
図6B~図6Dは上型30でワーク100を押圧する工程を示した工程図である。この工程では、図6Bに示すように、上型30を下方に進行させて、芯金部材31の押圧面32でワーク100を押圧する。この場合、上型30の押圧面32は、ワーク100を上面側から押圧して、下側可動部60の押圧受面62との間にワーク100を挟持する。このとき、ガススプリング70は、上型30の押圧力を受けて下方に移動し始める。
上型30をさらに下方に進行させると、図6Cに示すように、上型30の進行に伴って、ワーク100の両側部分が芯金部材31と受け部材54,54の間で立ち上がるように折り曲げられつつ、ワーク100の中央部周りが芯金部材31の押圧面32に沿って周方向にさらに抱き込まれるように徐々に折り曲げられる。これにより、急激な張力を発生させる変形が抑制されつつ、押圧受面62と押圧面32との湾曲形状に倣いながら、ワーク100が曲げ変形する。つまり、曲げ変形に伴い、下側可動部60の押圧受面62が当接している部分を中心としてワーク100が板厚方向に圧縮される。このため、ワーク100の下面側表面のスキン部102は、隣接するコア部101の素材とともに延展方向に移動して、張力を軽減することが出来る。したがって、ワーク100は、曲げ加工の変形に伴う張力が緩和されるため、下面側でのワーク100の破断が抑制される。また、ワーク100は、上面側での圧縮力が緩和されて、しわの発生が抑制される。
このように、上型30を下方に進行させる間は、ガススプリング70の反力が常に下側可動部60に与えられている。このため、上型30の下方への移動方向と逆方向である上方へ向けてワーク100は常に付勢されている。ここで、ガススプリング70は、バネなどの他の反力機構よりも初期反力が比較的強い。このため、下型20と上型30との間にワーク100が強固に保持される状態となる。すなわち、下型20に設置したワーク100を上型30で加圧する際、下型20からの反力を利用してワーク100を拘束している。これにより、ワーク100には、上型30で押し付けられた時点から下側可動部60が最下点に到達するまでの間、板厚方向の圧縮力が加えられている。この圧縮力により、金型10とワーク100との間の滑りが抑制され、押圧受面62が当接している部分に沿う方向の張力が軽減される。
また、曲げ加工時にワーク100を上下方向から拘束した状態が維持されるので、曲げ起点がワーク100の下面に沿って移動し、ワーク100上に発生する曲げ応力の一極集中が防止される。つまり、曲げ加工の初期の段階におけるワーク100の曲げ起点は、押圧面32がワーク100の上面に当接する箇所とワーク100が各受け部材54,54の内縁部54b,54bに接触した箇所となる。ワーク100が拘束された状態で、上型30及び下側可動部60が下方へスライド移動すると、ワーク100が内縁部54bに接触している箇所が、内縁部54b上を下側へ移動し、ワーク100上に発生する曲げ応力の一極集中が防止されることとなる。
また、各受け部材54,54の内縁部54b,54bは、芯金部材31の半径L1/2よりも小さい半径のアール状(円筒面状)に形成されているので、内縁部54b,54bに対するワーク100の接触面積を確保しつつ、内縁部54b上をワーク100が下側へスムーズに移動する。これにより、U字状に折り曲げられる範囲の全体に亘ってワーク100が芯金部材31に徐々に抱き込まれ、ワーク100の滑りやズレが防止されながらワーク100に十分な応力が加えられる。つまり、曲げが徐々に進行し、ワーク100が急激に折り曲げられることが防止されている。
その後、図6Dに示すように、上型30をさらに下方に進行させて、下側可動部60の最下端部の下面61を下型20の底部20eに当接させる。本実施形態では、図5に示すように、押圧面32の下端部32aの最大押し込み位置P1が、下型20の上面20aからワーク100の内径仕上げ寸法L1分、下がった位置P2よりも深い位置まで押し込んでいる。これにより、断面円形状の押圧面32に沿ってU字状に折り曲げられる範囲の全体に亘ってワーク100が抱き込まれるように固定され、ワーク100の滑りやズレが防止されながらワーク100に十分な応力が加えられる。なお、下型20の内側に芯金部材31の全体が挿入された状態になる。
その後、この当接させた状態から上型30で芯金部材31をさらに下方に押圧する。つまり、ワーク100に追加の荷重をかけて成形性を高める。これにより、所望のU字状に折り曲げられたU字状部材110が得られる。
図6Eは、上型30を上方へ移動させて退避位置とする工程を示している。上型30を上方へ移動させると、下型20と上型30との間に間隙が形成される。下型20の下側可動部60には、上型30による押圧力が作用しなくなるので、ガススプリング70の反力が、ワーク100を台座部40から持ち上げる力として作用する。したがって、上型30を退避させることにより、U字曲げ加工されたワーク100を曲げ加工機1から容易に取り出すことができる。
次に、U字状部材110を管材120に加工する金型10A及び加工方法について説明する。
金型10Aは、図7に示すように、U字状部材110をO字状に曲げ加工するものである。金型10Aは、U字状部材110を載置するO字下型20Aと、U字状部材110を押圧するO字上型30Aとを備えている。
O字上型30Aは、図示しない駆動機構によって、上下に移動可能に構成されており、基部37と、基部37に取り付けられる押圧部材35とを備えている。押圧部材35には、図7に示すように、下部に断面凹状の押圧面30gが形成されている。押圧部材35は、基部37の長手方向に間隔を空けて配置された複数の取付ボルト34(図では1本のみ図示)によって、基部37に固定されている。押圧部材35は、各取付ボルト34による螺合により着脱可能である。押圧面30gは、U字状部材110の長手方向に沿って延在する断面円弧状を呈する。押圧面30gの曲率半径は、U字状部材110の外径の曲率半径に対応している。
押圧面30gの両側部には、押圧面30gに連続するように断面テーパー状の傾斜面(開口面)36,36が形成されている。
O字上型30Aは、上方に退避した準備位置では、O字下型20Aの載置部55との間にU字状部材110を載置可能な所定の空間を形成する。また、O字上型30Aは、下方に進行させた押圧位置では、O字下型20Aの後記する上部両端部26,26が傾斜面36,36の内側に挿入され、傾斜面36,36に非当接状態に対向するように構成されている。
O字下型20Aは、台座部40にボルト44で固定される載置部55を備えている。載置部55は断面略台形状を呈している。載置部55の上端部には、U字状部材110を保持する湾曲凹状の押圧受面57を備えている。押圧受面57の曲率半径は、U字状部材110の外径の曲率半径に対応している。押圧受面57の両側部には、O字上型30Aの傾斜面36,36に向けて突出する上部両端部26,26が形成されている。
次に、金型10Aを用いた管材120の加工方法について、図8A~図8Eに示す各工程に沿って説明する。
図8AはU字状部材110をO字下型20Aの載置部55にセッティングする工程を示している。この工程では、図8Aに示すように、O字下型20Aの押圧受面57にU字状部材110を配置する。そして、U字状部材110の内側に、芯金として機能する円筒部材90を配置する。円筒部材90の曲率半径は、U字状部材110の内径の曲率半径と同等か若干小さく設定されている。
U字状部材110の内側に円筒部材90を配置した後、位置決め部材85を用いてU字状部材110の位置決めを行う。位置決め部材85は、略L字形状を呈しており、載置部55の外側面に対して着脱可能に取り付けられる。位置決め部材85は、U字状部材110の両端部115,115を同じ高さに位置決めするための基準板86を備えている。位置決め部材85を用いることで、載置部55上にU字状部材110が略水平に位置決めされる。位置決め後、位置決め部材85を載置部55から取り外す。なお、図示しない機構によって、O字曲げ加工時にO字上型30Aと干渉しない位置に、位置決め部材85が退避するように構成してもよい。
図8B~図8DはO字上型30AでU字状部材110を押圧する工程を示した工程図である。この工程では、まず、図8Bに示すように、O字上型30Aを下方に進行させて、押圧部材35の押圧面30gにU字状部材110の両端部115,115を近づけて当接させる。
図8Cに示すように、O字上型30Aをさらに下方に進行させると、進行に伴ってU字状部材110の両端部115,115が押圧部材35の湾曲凹状の押圧面30gに沿って内側に折り曲げられつつ、円筒部材90の外周面を抱き込むようにして湾曲する。これにより、急激な張力を発生させる変形が抑制されつつ、押圧面30gと円筒部材90の外周面の湾曲形状に倣いながら、U字状部材110の直線状の部分が曲げ変形する。
その後、図8Dに示すように、O字上型30Aをさらに下方に進行させて、曲げ変形の最終段階では、押圧面30g、押圧受面57及び円筒部材90で管材120を押圧した状態となる。これにより、O字状に折り曲げられた管材120が得られる。
図8Eは、O字上型30Aを上方へ移動させて退避位置とする工程を示している。O字上型30Aを上方へ移動させて退避させることにより、O字曲げ加工された管材120を円筒部材90とともに曲げ加工機1から容易に取り出すことができる。その後、管材120から円筒部材90を引き抜く作業を行うことで管材120の加工工程が終了する。管材120は、端部121同士が隙間を有して対向する製品として形成される。
以上説明した本実施形態の金型10では、ワーク100がU字状に折り曲げられる際、押圧面32の下端部が下型20の上面(上面部54a)からワーク100の内径仕上げ寸法L1分、下がった位置P2よりも深い位置P1まで押し込まれる。これにより、断面円形状の押圧面32に沿ってU字状に折り曲げられる範囲の全体に亘ってワーク100が抱き込まれるように固定され、ワーク100の滑りやズレが防止されながらワーク100に十分な応力が加えられる。これにより、曲げ加工を行う際のワーク100の破断やしわの発生を抑制することができる。
また、反力発生部材がガススプリング70であるので、バネ等の他の反力発生部材を用いた場合に比べて初期反力が強く、上型30と下型20とによりワーク100を強固に保持することができる。したがって、断面円形状の押圧面32に沿ってワーク100が抱き込まれるように強固に保持され、ワーク100の滑りやズレが防止されながらワーク100に十分な応力が加えられる。したがって、成形性が高まる。
また、ガススプリング70が下型20の長手方向に沿って複数個配列されているので、ワーク100が長尺状を呈していても、長手方向で均一な反力を生じさせて、長手方向の各部分で同様の曲げ加工を行うことができる。そして、ガススプリング70を下型20の長手方向に沿って複数個、配置することにより、ワーク100の長手方向寸法に適応した長さの金型10(下型20)を構成することができる。
また、ガススプリング70は、反力の大きさを調整可能であるので、ワーク100の大きさや強度、上型30の押圧力等に応じて、適宜、必要とされる反力を設定して、曲げ加工に必要とされる曲げ応力に対して十分な反力を発生させることができる。
また、下側可動部60の押圧受面62の径寸法L3と上型30の押圧面32の径寸法L1/2との差が、ワーク100の厚み寸法L4よりも小さい。これにより、上下方向からワーク100に圧縮力を好適にかけながら下型20にワーク100が押し付けられるようになり、断面円形状の押圧面32に沿ってワーク100が抱き込まれるように強固に保持される。したがって、成形性が向上する。
また、上型30の押圧面32は、下型20の長手方向に沿って延在する円筒状の芯金部材31で形成されているので、押圧面32を容易に形成できる。また、芯金部材31が着脱可能であるので、ワーク100の板厚寸法L4に応じて外径の異なる芯金部材31を簡単に設置できる。
また、下側可動部60の可動範囲は、ガススプリング70最大ストローク距離と同等であるので、ガススプリング70フルストローク後にワーク100に向けて上型30をさらに押し込むという加工が可能となる。したがって、ワーク100の成形性が向上する。
また、受け部材54の内縁部54bは、芯金部材31の半径L1/2よりも小さい半径のアール状であるので、曲げ加工時の応力の集中を好適に緩和することができる。
また、下側可動部60及び受け部材54の縁部の表面には、硬質クロムめっき層が形成されているので、下型20の摩耗を防止できる。
また、金型10を用いた加工を施したU字状部材110を、さらにO字状の曲げ加工を行って管材120に仕上げる工程を備えているので、ワーク100(U字状部材110)の破断やしわの発生を抑制した管材120が得られる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されることはなく、種々変形することが可能である。上記した実施形態は本発明を理解しやすく説明するために例示したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
例えば、前記実施形態では、反力発生部材としてガススプリング70を用いたがこれに限られることはなく、油圧シリンダ、金属製スプリングなどの他の機構により構成されるものや、ウレタン等の発泡合成樹脂材料やゴム部材等、軟質で弾性を有するものであれば、他の構成の反力を発生させる部材であってもよい。つまり、下側可動部60を下方から弾性支持するもの、特に圧縮されるにつれ、反力が上昇するものが好適であり、このような反力を発生させるものであれば、反力発生部材の形状、数量および材質は特に限定されない。
また、前記実施形態では、押圧面32を備えるものとして芯金部材31を用いたが、これに限られることはなく、下部に押圧面32が一体的に形成された他の形状を有する押圧部材を用いてもよい。
また、下側可動部60の押圧受面62の大きさ(幅や面積)は、曲げ加工時に芯金部材31との間でワーク100を十分に保持しつつ、受け部材54,54の内縁部54b,54bとの間でワーク100を芯金部材31に抱き込むように導くものであれば、種々のものを採用することができる。
10 金型
10A 金型
20 下型
20A O字下型(下型)
30 上型
30A O字上型(上型)
31 芯金部材
32 押圧面
54 受け部材
54b 内縁部
60 下側可動部
62 押圧受面
70 ガススプリング
100 ワーク
110 U字状部材
120 管材
L1 内径仕上げ寸法
P1 押圧面の下端部の最大押し込み位置
P2 内径仕上げ寸法分下がった位置

Claims (11)

  1. 板状のワークを曲げ加工するための金型であって、
    前記ワークが載置される下型と、前記ワークを前記下型に向けて押圧する押圧面が形成された上型とを備え、
    前記下型は、前記上型の移動方向と同方向にスライド可能な下側可動部と、
    前記下側可動部を下方から弾性支持する反力発生部材と、
    前記下側可動部の両側部に位置する受け部材と、を備え、
    前記押圧面は、前記下型に向けて凸となる断面円弧状を呈するとともに、前記ワークの長手方向に沿って延在しており、
    前記押圧面の下端部の最大押し込み位置は、前記下型の上面から前記ワークの内径仕上げ寸法分下がった位置よりも深い位置であり、
    前記受け部材の内縁部は、前記押圧面の半径よりも小さい半径のアール状であることを特徴とする金型。
  2. 前記反力発生部材は、ガススプリングであることを特徴とする請求項1に記載の金型。
  3. 前記反力発生部材が前記下型の長手方向に沿って複数個配列されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の金型。
  4. 前記反力発生部材は、反力の大きさを調整可能であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の金型。
  5. 前記下型の湾曲凹状の押圧受面の径寸法と前記上型の前記押圧面の径寸法との差は、前記ワークの厚み寸法よりも小さいことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の金型。
  6. 前記上型の前記押圧面は、前記下型の長手方向に沿って延在する円筒状の芯金部材で形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の金型。
  7. 前記下側可動部は、前記受け部材の内側に収容されており、その可動範囲は、前記反力発生部材の最大ストローク距離と同等であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の金型。
  8. 前記下側可動部及び前記受け部材の縁部の表面には、硬質クロムめっき層が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の金型。
  9. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の金型を用いた加工方法であって、
    前記下型に前記ワークをセッティングする工程と、
    前記上型で前記ワークを押圧する工程と、
    前記反力発生部材の反力で前記上型の移動方向と逆方向へ前記ワークを付勢しながら、前記下側可動部及び前記上型を下方に進行させる工程と、
    を備えることを特徴とする加工方法。
  10. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の金型を用いた加工方法であって、
    保護シートで保護した前記ワークを前記下型にセッティングする工程と、
    前記上型で前記ワークを押圧する工程と、
    前記反力発生部材の反力で前記上型の移動方向と逆方向へ前記ワークを付勢しながら、前記下側可動部及び前記上型を下方に進行させる工程と、
    を備えることを特徴とする加工方法。
  11. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の金型を用いた加工を施したU字状部材をさらにO字状に曲げ加工を行い、管材に仕上げる工程を備えることを特徴とする加工方法。
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