JP7274818B2 - 指紋認識モジュール及びその作製方法並びに駆動方法、表示装置 - Google Patents

指紋認識モジュール及びその作製方法並びに駆動方法、表示装置 Download PDF

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Description

本発明の実施例はディスプレイ分野に関し、特に指紋認識モジュール及びその作製方法並びに駆動方法、表示装置に関する。
OLEDディスプレイはコントラストが高く、厚さが薄く、視野角が広く、応答速度が速い等の特徴を有するため、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCDと略称)を徐々に取り代わってきている。従来のLCDは指紋認識機能をLCD内部に集積することにより、表示と指紋認識機能を同時に実現するが、OLEDディスプレイについては、指紋認識機能が集積されたものが未だにない。
指紋認識機能が集積されたOLEDディスプレイは未だにないという課題を解決するために、本発明の実施例は指紋認識モジュール及びその作製方法並びに駆動方法、表示装置を提供する。
第1態様は、本発明の実施例は指紋認識モジュールを提供し、前記指紋認識モジュールは、基板と、前記基板上に設置され、アレイ状に配置された複数の指紋認識ブロックとを備え、各前記指紋認識ブロックは下電極と、上電極と、前記上電極と前記下電極との間に接続される光電流発生ユニットとを備え、前記光電流発生ユニットはPN接合を備え、前記PN接合の一端が前記上電極に接続され、前記PN接合の他端が前記下電極に接続される。
第2態様は、本発明の実施例は、ディスプレイパネルと、前記ディスプレイパネル上に設置された前記指紋認識モジュールとを備える表示装置をさらに提供する。
第3態様は、本発明の実施例は指紋認識モジュールの作製方法をさらに提供し、前記方法は、基板を提供することと、前記基板上に下電極を形成することと、前記下電極上に光電流発生ユニットを形成することと、前記光電流発生ユニット上に上電極を形成することと、を含み、前記光電流発生ユニットはPN接合を備え、前記PN接合の一端が前記上電極に接続され、前記PN接合の他端が前記下電極に接続される。
第4態様は、本発明の実施例は前記指紋認識モジュールの駆動方法をさらに提供し、前記方法は、指紋認識段階において、プログレッシブ走査方式で前記下電極に第1指紋認識電圧を入力することと、現在走査している行における前記上電極に第2指紋認識電圧を入力し、前記光電流発生ユニットによる光電流の作用で前記第2指紋認識電圧が得たフィードバック電圧を取得することと、前記フィードバック電圧の大きさに基づいて前記下電極が指紋の谷それとも山に対応するかを判断することと、を含む。
本発明の実施例の技術案をより明瞭に説明するために、以下では実施例の説明において使用される図面を簡単に説明するが、勿論、以下で説明される図面は本発明の一部の実施例に過ぎず、本発明を制限するものではない。
本発明の実施例に係る指紋認識モジュールの構造模式図である。 本発明の実施例に係る別の指紋認識モジュールの構造模式図である。 本発明の実施例に係る指紋認識モジュールの平面図である。 本発明の実施例に係る指紋認識モジュールの平面図である。 本発明の実施例に係る指紋認識モジュールの動作模式図である。 本発明の実施例に係る別の指紋認識モジュールの構造模式図である。 本発明の実施例に係る表示装置の構造模式図である。 本発明の実施例に係る指紋認識モジュールの作製方法のフローチャートである。 本発明の実施例に係る別の指紋認識モジュールの作製方法のフローチャートである。 本発明の実施例に係る別の指紋認識モジュールの作製方法のフローチャートである。 本発明の実施例に係る指紋認識モジュールの駆動方法のフローチャートである。
本発明の実施例の目的、技術案及び利点をより明瞭にするために、以下では本発明の実施例の図面をもって、本発明の実施例の技術案を明瞭且つ完全に説明する。勿論、説明される実施例は本発明の一部の実施例に過ぎず、全部の実施例ではない。説明される本発明の実施例に基づいて、当業者が創造的な労働を払わずに得る他の実施例のすべては、本発明の保護範囲に属する。
特に断らない限り、ここで使用される技術用語又は科学技術用語は、当業者が理解できる一般的な意味を有する。本願の明細書及び特許請求の範囲に記載の「第1」、「第2」及び類似する用語は、順序、数量又は重要性を示すものではなく、異なる構成要素を区別するためのものにすぎない。「備える」又は「含む」等の類似する用語は、「備える」又は「含む」の前に記載された要素又は部材が、「備える」又は「含む」の後に挙げられる要素又は部材及びそれらと同等のものをカバーすることを指し、他の要素又は部材を排除しない。「接続」又は「連結」等の類似する用語は、物理的又は機械的な接続に限定されるのではなく、直接的又は間接的な接続にかかわらず、電気的な接続も含む。「上」、「下」、「左」、「右」等は、相対的な位置関係を指すだけであり、説明された対象の絶対的な位置が変化すると、この相対的な位置関係も対応して変化する可能性がある。
図1は本発明の実施例に係る指紋認識モジュールの構造模式図であり、この指紋認識モジュール(以下、モジュールと略称)は有機エレクトロルミネッセンスデバイスOLEDディスプレイパネルと、液晶ディスプレイパネル等に適用でき、図1に示すように、このモジュールは基板100と、基板100上に設置され、アレイ状に配置された複数の指紋認識ブロック110とを備え、各指紋認識ブロック110は、下電極101と、上電極102と、上電極101と下電極102との間に接続された光電流発生ユニット11Aとを備え、光電流発生ユニット11AはPN接合103を備え、PN接合103の一端が上電極101に接続され、PN接合103の他端が下電極102に接続される。
下電極101と上電極102はそれぞれ光電流発生ユニット11Aに第1指紋認識電圧と第2指紋認識電圧を供給するように用いられ、光電流発生ユニット11Aは光照射で光電流を発生させて第2指紋認識電圧に作用するように用いられる。
本発明は下電極と上電極によってそれぞれ光電流発生ユニットに第1指紋認識電圧及び第2指紋認識電圧を供給し、ユーザーがこのモジュールにタッチする時に、ユーザーの指で反射された光が光電流発生ユニットにおけるPN接合に照射し、PN接合が光照射で光電流を発生させて第2指紋認識電圧に作用し、指の指紋の谷と山で光電流発生ユニットに反射された光強度が異なるため、光電流発生ユニット内に発生した光電流が異なり、それにより上電極又は下電極における電圧の変化量が異なり、更に指紋の谷と山を認識することができ、この方式で指紋認識機能を有するモジュールを実現し、このモジュールをOLEDディスプレイパネルに応用すれば、指紋認識機能を有するOLEDディスプレイパネルを実現することができる。
図2aは本発明の実施例に係る別のモジュールの構造模式図であり、このモジュールはOLEDディスプレイパネルと、液晶ディスプレイパネル等に適用でき、図2aに示すように、このモジュールは基板100と、基板100上に設置され、アレイ状に配置された複数の指紋認識ブロック110とを備え、各指紋認識ブロック110は、下電極101と、上電極102と、上電極101と下電極102との間に接続された光電流発生ユニット11Bとを備える。光電流発生ユニット11Bは、上電極102と下電極101との間に設置された薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、TFTと略称)104とPN接合103とを備える。図2bと図2cは図2aが提供するモジュールの平面図であり、図2bに示すように、上記光電流発生ユニット11Bは走査線105と誘導線106とをさらに備える。
少なくともいくつかの実施例においては、上電極102が同時にTFT104のドレイン及びPN接合103の一端に接続され、PN接合103の他端が下電極101に接続され、下電極101が走査線105に接続され、走査線105は、TFT104が導通する時に下電極101に第1指紋認識電圧を入力するように用いられ、TFT104はゲート電圧の作用で間隔的に導通するように用いられ、TFT104のソースが誘導線106に接続され、誘導線106はTFT104のソースに第2指紋認識電圧を入力するように用いられる。
図2bと図2cが平面図であるため、走査線105に接続された下電極101、及び誘導線106に接続されたTFT104のソースは示しておらず、なお、図2bの走査線105と誘導線106が上電極102に接続されるわけではない。
上記構造によって、指紋認識段階において、プログレッシブ走査方式で下電極101に第1指紋認識電圧を入力し、現在走査している行における上電極102に第2指紋認識電圧を入力することを実現することができる。
図2bが提供するモジュールにおいて、各指紋認識ブロック110がそれぞれ一本の走査線105と誘導線106に接続される。図2cが提供するモジュールにおいて、各行の指紋認識ブロック110は一本の走査線105を共用し、各列の指紋認識ブロック110は一本の誘導線106を共用する。上記実現方式で、毎回一行の下電極101が接続される走査線105に第1指紋認識電圧を入力し、それに応じて、この行の上電極102が接続されるTFT104を導通するように制御し、それにより対応する上電極102が誘導線106により提供された第2指紋認識電圧を取得する。
図2bが提供するモジュールにおいて、各指紋認識ブロック110がそれぞれ一本の走査線105と誘導線106に接続されるため、この実現方式で、直接的に各本の走査線105と誘導線106の信号タイミングを制御することによって、指紋認識のプログレッシブ走査を実現することができる。したがって、少なくともいくつかの実施例においては、誘導線106と上電極102との間にTFT104を設置する必要がなく、すなわち、光電流発生ユニットはPN接合103と、走査線105と、誘導線106とのみを備えてもよい。例えば、誘導線106が上電極に直接接続される。
第1指紋認識電圧と第2指紋認識電圧は、指紋認識を行う時に、PN接合に外部電界を提供するように用いられ、この外部電界の方向がPN接合の内部電界方向に合致されるため、内部電界を強化させ、多数のキャリアの拡散運動を弱め、少数のキャリアのみのドリフト運動が逆電流を形成する。光照射がない場合に、逆電流が非常に弱く、暗電流と呼ばれ、光照射がある場合に、逆電流が数十マイクロアンペアまで急激に増加し、光電流と呼ばれる。光の強度が大きければ大きいほど、光電流が大きくなる。
図3は図2a~図2cが提供するモジュールの動作模式図であり、指紋認識モジュールがOLEDディスプレイパネルに応用されることを例として説明し、図3に示すように、ユーザーが指300でモジュールにタッチする時に、OLEDディスプレイパネル201のサブ画素領域2012から発した光がユーザーの指に照射し、ユーザーの指で反射された光が基板100を通過して指紋認識ブロック110のPN接合に照射し、指の指紋の谷と山でPN接合に反射された光強度が異なるため、PN接合内に発生した光電流が異なり、それにより誘導線における第2指紋認識電圧の変化量が異なり、更に指紋の谷と山を認識することができ、複数の指紋認識ブロック110が認識した谷と山によって指紋認識を完成ことができる。
上記指紋認識モジュールにおいて、TFTで導通する時に、ソースとドレインが導通し、ドレインが上電極を介してPN接合の一端に接続されるため、この時、PN接合の一端が第2指紋認識電圧を有し、TFTが導通する時に、走査線が下電極に第1指紋認識電圧を入力し、下電極がPN接合の他端に接続されるため、この時、PN接合の他端が第1指紋認識電圧を有し、ユーザーがこのモジュールにタッチする時に、ユーザーの指で反射された光がPN接合に照射し、PN接合が光照射で光電流を発生させて第2指紋認識電圧に作用し、指の指紋の谷と山でPN接合に反射された光強度が異なるため、PN接合内に発生した光電流が異なり、それにより誘導線における第2指紋認識電圧の変化量が異なり、更に指紋の谷と山を認識することができ、この方式で指紋認識機能を有するモジュールを実現し、このモジュールをOLEDディスプレイパネルに応用すれば、指紋認識機能を有するOLEDディスプレイパネルを実現することができる。
基板100はベース基板とも呼ばれ、少なくともいくつかの実施例においては、ベース基板は透明であり、例えば、ガラス基板、プラスチック基板、又はシリコン基板等である。
少なくともいくつかの実施例においては、下電極101は透明導電材料で製造される。透明導電材料で製造された下電極101は、光を透過させることができるため、指紋認識用電極として用いることができる。
例えば、透明導電材料は酸化インジウムスズ(Indium Tin Oxide、ITOと略称)又は酸化インジウム亜鉛(Indium Zinc Oxide、IZOと略称)を含むが、それらに制限されない。
少なくともいくつかの実施例においては、走査線105は指紋認識段階において下電極101に第1指紋認識電圧を入力し、タッチ段階において下電極101にタッチ信号を入力するように用いられる。例えば、走査線105はTFT104がオフする時に下電極101にタッチ信号を入力するように用いられる。TFT104がオフする時に、下電極101はタッチ信号の作用で自己容量によってタッチ機能を実現する。すなわち、タッチと指紋認識を時分割駆動する方式で二重機能を実現する。
少なくともいくつかの実施例においては、指紋認識とタッチ位置の特定を行いやすくするために、下電極101を矩形のブロック状電極のように設計してもよい。勿論、矩形は単に下電極101の配置と作製を容易にするためであり、下電極101の形状は、他の形状、例えば、円形、台形等々であってもよい。ここで、下電極が基板に平行する形状を指す。
例えば、ブロック状電極が行列状に分布される。指紋認識を行う時に、下電極にプログレッシブ走査方式で第1指紋認識電圧が入力され、下電極に第1指紋認識電圧が入力される時に、それに応じて、TFTがオンされ、上電極が第2指紋認識電圧を取得し、それによりこの行の指紋認識を完成する。
例えば、ブロック状電極は辺長が3-8mmの方形電極であってもよく、一例においては、辺長が5mmである。この大きさと形状の設計は、タッチの精度ニーズを満たすだけでなく、駆動回路の複雑な設計も回避できる。
それに応じて、上電極102も対応してブロック状電極のように設置されてもよく、例えば、図2bと図2cに示すように、上電極102は矩形のブロック状電極である。勿論、矩形は単に上電極102の配置と作製を容易にするためであり、上電極102の形状は他の形状、例えば、円形、台形等々であってもよい。ここで、上電極が基板に平行する形状を指す。
少なくともいくつかの実施例においては、上電極102と下電極101は基板に垂直される鉛直方向において重畳領域を有する。例えば、両者は部分的に重なってもよく、又は完全に重なってもよい。
少なくともいくつかの実施例においては、上電極102は金属電極である。例えば、アルミニウムAl、銅Cu、モリブデンMo、チタンTi、クロムCr等の金属電極である。
図4は本発明の実施例に係る別のモジュールの構造模式図であり、図4は、例えば図3に示された指紋認識モジュールの縦断面図である。図4に示すように、このモジュールにおいて、TFT104の上方に遮光層107が設けられ、表示デバイスにより提供された光源がTFT104のチャネル領域に照射して、TFT特性を損なうことを回避する。
本発明の実施例においては、遮光層107が上電極102と同じ層に設置され、例えば、この遮光層107は金属遮光層107である。遮光層107が上電極102と同じ層にされることによって、作製がしやすくなる。
本発明の実施例においては、図4に示すように、PN接合103は、順に下電極101上に設置されたP型ドーピングアモルファスシリコンa-Si層(P領域)と、ノンドーピングa-Si層(真性領域、すなわちI領域)と、N型ドーピングa-Si層(N領域)とを備える。
例えば、PN接合103の内部電界の方向はN領域からP領域に向かい、PN接合に電圧を印加し(第1指紋認識電圧が第2指紋認識電圧より小さい)、外部電界の方向を内部電界に合致させ、この時、少数のキャリアのみのドリフト運動が逆電流を形成する。光照射がない場合に、逆電流が非常に弱く、暗電流と呼ばれ、光照射がある場合に、逆電流が数十マイクロアンペアまで急激に増加し、光電流と呼ばれる。光の強度が大きければ大きいほど、光電流が大きくなる。
本発明の実施例においては、PN接合103の上電極102に接続される一端の端面に導電性薄膜層108が設けられる。導電性薄膜層108は光電流が上電極102にスムーズに入るようにガイドする。
例えば、導電性薄膜層108はITO又はIZO薄膜層であってもよい。
本発明の実施例においては、TFT104は、順に設置されたゲート1041と、ゲート絶縁層1042と、酸化インジウムガリウム亜鉛(Indium Gallium Zinc Oxide、IGZOと略称)活性層1043と、ソース1044と、ドレイン1045とを備える。
少なくともいくつかの実施例においては、TFT104のゲート1041と、ソース1044と、ドレイン1045とは金属電極であってもよく、例えばAl、Cu、Mo、Ti、Cr等の金属電極である。ゲート絶縁層1042はシリコン窒化層又はシリコン酸窒化層であってもよい。
本発明の実施例においては、モジュールは誘電体層109をさらに備え、TFT104とPN接合103が誘電体層109を介して互いに隔離することにより、TFT104とPN接合103の絶縁を確保し、短絡を回避する。
また、このモジュールは第1絶縁層111と、第2絶縁層112と、第3絶縁層113とをさらに備える。第1絶縁層111は下電極101とTFT104との間に設置され、TFT104のゲート1041は第1絶縁層111上に設置される。第2絶縁層112はTFT104とPN接合103上に設置される。第3絶縁層113は上電極102と遮光層107上に設置される。
少なくともいくつかの実施例においては、誘電体層109と、第1絶縁層111と、第3絶縁層113とはシリコン窒化層又はシリコン酸窒化層であってもよい。
少なくともいくつかの実施例においては、第2絶縁層112は樹脂層であってもよい。
本発明の実施例においては、走査線105と誘導線106はいずれもTFT104のソース1044と同じ層に設置される。走査線105と誘導線106がソース1044(ドレイン1045)と同じ層に設置されることにより、作製プロセスが少なくなる。
走査線105と誘導線106は別の位置に設置されてもよく、例えば走査線530をゲート1041と同じ層に設置し、誘導線106をソース1044と同じ層に設置する。
図4に示すように、下電極101はビア114を介して走査線105に接続されてもよい。
図5は本発明の実施例に係る表示装置の構造模式図であり、表示装置はOLED基板201と、OLED基板201上に設置される指紋認識モジュール202とを備え、この指紋認識モジュールは前のいずれかの実施例に係る指紋認識モジュールであって、例えば図1~4のいずれかが提供する指紋認識モジュールである。
本発明の実施例に係るOLEDディスプレイパネルは、携帯電話、タブレットPC、テレビ、ディスプレイ、ノートパソコン、デジタルフォトフレーム、ナビゲータ等の表示機能を有する任意の製品又は部材であってもよい。
本発明がTFTで導通する時に、ソースとドレインが導通し、ドレインが上電極を介してPN接合の一端に接続されるため、この時、PN接合の一端が第2指紋認識電圧を有し、TFTが導通する時に、走査線が下電極に第1指紋認識電圧を入力し、下電極がPN接合の他端に接続されるため、この時、PN接合の他端が第1指紋認識電圧を有し、ユーザーがこのモジュールにタッチする時に、ユーザーの指で反射された光がPN接合に照射し、PN接合が光照射で光電流を発生させて第2指紋認識電圧に作用し、指の指紋の谷と山でPN接合に反射された光強度が異なるため、PN接合内に発生した光電流が異なり、それにより誘導線における第2指紋認識電圧の変化量が異なり、更に指紋の谷と山を認識することができ、この方式で指紋認識機能を有するモジュールを実現し、このモジュールをOLEDディスプレイパネルに応用すれば、指紋認識機能を有するOLEDディスプレイパネルを実現することができる。
本発明の実施例においては、OLED基板201は複数のサブ画素領域を含み、上電極102のOLED基板100での投影は隣接するサブ画素領域の間に位置する。上電極102を隣接するサブ画素領域の間に設置することによって、OLEDサブ画素が発する光を遮ることを回避する。
図6は本発明の実施例に係る指紋認識モジュールの作製方法のフローチャートであり、図1に示された指紋認識モジュールを作製するように用いられ、図6に示すように、この方法は以下のステップを含む。
基板を提供するステップ301。
上記のように、基板はベース基板とも呼ばれ、通常、透明であり、ガラス基板、プラスチック基板、シリコン基板等であってもよい。
基板上に下電極を形成するステップ302。
例えば、下電極は酸化インジウムスズITO又は酸化インジウム亜鉛IZO材料で製造されてもよい。
下電極上に光電流発生ユニットを形成するステップ303。
光電流発生ユニット上に上電極を形成するステップ304。
少なくともいくつかの実施例においては、光電流発生ユニットはPN接合を備え、PN接合の一端が上電極に接続され、PN接合の他端が前記下電極に接続される。
下電極と上電極はそれぞれ光電流発生ユニットに第1指紋認識電圧と第2指紋認識電圧を供給し、光電流発生ユニットは光照射で光電流を発生させて第2指紋認識電圧に作用するように用いられる。
本発明は下電極と上電極によってそれぞれ光電流発生ユニットに第1指紋認識電圧と第2指紋認識電圧を供給し、ユーザーが該モジュールにタッチする時に、ユーザーの指で反射された光が光電流発生ユニットのPN接合に照射し、PN接合が光照射で光電流を発生させて第2指紋認識電圧に作用し、指の指紋の谷と山で光電流発生ユニットに反射された光強度が異なるため、光電流発生ユニット内に発生した光電流が異なり、それにより上電極又は下電極における電圧の変化量が異なり、更に指紋の谷と山を認識することができ、この方式で指紋認識機能を有するモジュールを実現し、このモジュールをOLEDディスプレイパネルに応用すれば、指紋認識機能を有するOLEDディスプレイパネルを実現することができる。
図7は本発明の実施例に係る指紋認識モジュールの作製方法のフローチャートであり、図2aと図2bに示された指紋認識モジュールを作製するように用いられ、図7に示すように、この方法は以下のステップを含む。
基板を提供するステップ401。
上記のように、基板はベース基板とも呼ばれ、通常、透明であり、ガラス基板、プラスチック基板、シリコン基板等であってもよい。
基板上に下電極を形成するステップ402。
例えば、下電極は酸化インジウムスズITO又は酸化インジウム亜鉛IZO材料で製造されてもよい。
下電極上にTFTと、PN接合と、走査線と、誘導線とを形成するステップ403。
本発明の実施例においては、PN接合は、順に下電極上に設置されたP型ドーピングアモルファスシリコンa-Si層と、ノンドーピングa-Si層と、N型ドーピングa-Si層とを備える。
少なくともいくつかの実施例においては、TFTは、順に設置されたゲートと、ゲート絶縁層と、活性層と、ソースと、ドレインとを備える。TFTのゲートと、ソースと、ドレインとは例えば金属電極であり、例えばAl、Cu、Mo、Ti、Cr等の金属電極である。ゲート絶縁層は例えばシリコン窒化層又はシリコン酸窒化層である。活性層は酸化インジウムガリウム亜鉛IGZO活性層、低温多結晶シリコン活性層、又はアモルファスシリコン活性層を含むが、それらに制限されない。
少なくともいくつかの実施例においては、走査線と誘導線はいずれもTFTのソースと同じ層に設置される。走査線と誘導線がソース(ドレイン)と同じ層に設置されることにより、作製プロセスが少なくなる。
TFTとPN接合上に上電極を形成し、上電極を同時にTFTのドレイン及びPN接合の一端に接続し、下電極を走査線に接続し、TFTのソースを誘導線に接続し、PN接合の他端を下電極に接続し、TFTはゲート電圧の作用で間隔的に導通するように用いられ、走査線はTFTが導通する時に下電極に第1指紋認識電圧を入力するように用いられ、誘導線はTFTのソースに第2指紋認識電圧を入力するように用いられるステップ404。
少なくともいくつかの実施例においては、上電極は金属電極である。例えば、アルミニウムA1、銅Cu、モリブデンMo、チタンTi、クロムCr等の金属電極である。
本発明がTFTで導通する時に、ソースとドレインが導通し、ドレインが上電極を介してPN接合の一端に接続されるため、この時、PN接合の一端が第2指紋認識電圧を有し、TFTが導通する時に、走査線が下電極に第1指紋認識電圧を入力し、下電極がPN接合の他端に接続されるため、この時、PN接合の他端が第1指紋認識電圧を有し、ユーザーがこのモジュールにタッチする時に、ユーザーの指で反射された光がPN接合に照射し、PN接合が光照射で光電流を発生させて第2指紋認識電圧に作用し、指の指紋の谷と山でPN接合に反射された光強度が異なるため、PN接合内に発生した光電流が異なり、それにより誘導線における第2指紋認識電圧の変化量が異なり、更に指紋の谷と山を認識することができ、この方式で指紋認識機能を有するモジュールを実現し、該モジュールをOLEDディスプレイパネルに応用すれば、指紋認識機能を有するOLEDディスプレイパネルを実現することができる。
図8は本発明の実施例に係る別の指紋認識モジュールの作製方法のフローチャートであり、図4に示される指紋認識モジュールを作製するように用いられ、図8に示すように、この方法は以下のステップを含む。
基板を提供するステップ501。
上記のように、基板はベース基板とも呼ばれ、通常、透明であり、ガラス基板、プラスチック基板、シリコン基板等であってもよい。
基板上に下電極を形成するステップ502。
例えば、下電極は酸化インジウムスズITO又は酸化インジウム亜鉛IZO材料で製造されてもよい。
下電極上に第1絶縁層を形成するステップ503。
第1絶縁層上にゲートを形成するステップ504。
ゲート上にゲート絶縁層を形成するステップ505。
例えば、ゲート絶縁層はシリコン窒化層又はシリコン酸窒化層であってもよい。
ゲート絶縁層上に活性層を形成するステップ506。
例えば、活性層は、酸化インジウムガリウム亜鉛IGZO活性層、低温多結晶シリコン活性層、又はアモルファスシリコン活性層を含むが、それらに制限されない。
活性層が形成されたゲート絶縁層上にソースと、ドレインと、走査線と、誘導線とを形成するステップ507。
TFTのゲートと、ソースと、ドレインとは金属電極であってもよく、例えばAl、Cu、Mo、Ti、Cr等の金属電極であり、走査線と誘導線は金属線であってもよく、例えばAl、Cu、Mo、Ti、Cr等の金属線である。
走査線が下電極に接続され、具体的には、第1絶縁層とゲート絶縁層上にビアが作製され、走査線がビアを介して下電極に接続されるようにしてもよい。
TFTのソースが誘導線に接続される。
ステップ507の後に、TFTの作製が完成し、TFTはゲート電圧の作用で間隔的に導通するように用いられ、走査線はTFTが導通する時に下電極に第1指紋認識電圧を入力するように用いられ、誘導線はTFTのソースに第2指紋認識電圧を入力するように用いられる。
ソースと、ドレインと、走査線と、誘導線との上方に誘電体層を形成するステップ508。
誘電体層と、ゲート絶縁層と、第1絶縁層とを通過するビアを作製し、ビア内にPN接合を作製するステップ509。
PN接合は、順に下電極上に設置されたP型ドーピングアモルファスシリコンa-Si層と、ノンドーピングa-Si層と、N型ドーピングa-Si層とを備える。
PN接合の頂面に導電性薄膜層を作製するステップ510。
PN接合の頂面は基板から離れる一端の端面である。
本実施例においては、PN接合の底面が下電極に接続される。
誘電体層上に第2絶縁層を作製するステップ511。
第2絶縁層は樹脂層であってもよい。
第2絶縁層上に上電極と遮光層を作製するステップ512。
上電極が同時にTFTのドレイン及びPN接合上の導電性薄膜層に接続される。
例えば、ステップ512は、第2絶縁層と誘電体層を貫通し且つドレインと連通する第1ビアを作製することと、第2絶縁層を貫通し且つ導電性薄膜層と連通する第2ビアを作製することと、次に第1ビアと第2ビアを介してそれぞれTFTのドレインとPN接合上の導電性薄膜層に接続される上電極を作製することと、を含んでもよい。
例えば、ステップ512は活性層の真上に遮光層を作製することをさらに含んでもよい。
上電極と遮光層上に第3絶縁層を作製するステップ513。
誘電体層と、第1絶縁層と、第3絶縁層とはシリコン窒化層又はシリコン酸窒化層であってもよい。
本発明がTFTで導通する時に、ソースとドレインが導通し、ドレインが上電極を介してPN接合の一端に接続されるため、この時、PN接合の一端が第2指紋認識電圧を有し、TFTが導通する時に、走査線が下電極に第1指紋認識電圧を入力し、下電極がPN接合の他端に接続されるため、この時、PN接合の他端が第1指紋認識電圧を有し、ユーザーがこのモジュールにタッチする時に、ユーザーの指で反射された光がPN接合に照射し、PN接合が光照射で光電流を発生させて第2指紋認識電圧に作用し、指の指紋の谷と山でPN接合に反射された光強度が異なるため、PN接合内に発生した光電流が異なり、それにより誘導線における第2指紋認識電圧の変化量が異なり、更に指紋の谷と山を認識することができ、この方式で指紋認識機能を有するモジュールを実現し、このモジュールをOLEDディスプレイパネルに応用すれば、指紋認識機能を有するOLEDディスプレイパネルを実現することができる。
図9は本発明の実施例に係る指紋認識モジュールの駆動方法のフローチャートであり、上記いずれかの実施例の指紋認識モジュール、例えば図1~4のいずれかに示された指紋認識モジュールに適用でき、図9に示すように、この方法は以下のステップを含む。
指紋認識段階において、プログレッシブ走査方式で下電極に第1指紋認識電圧を入力するステップ601。
例えば、指紋認識モジュールにおける下電極はブロック状電極であり、例えば、ブロック状電極は行列状に分布される。指紋認識を行う時に、下電極にプログレッシブ走査方式で第1指紋認識電圧が入力され、下電極に第1指紋認識電圧が入力される時に、それに応じて、TFTが導通し、上電極が第2指紋認識電圧を取得し、それによりこの行の指紋認識を完成する。
現在走査している行における上電極に第2指紋認識電圧を入力し、光電流発生ユニットによる光電流の作用で第2指紋認識電圧が得たフィードバック電圧を取得するステップ602。
第2指紋認識電圧は誘導線によって上電極に供給され、上電極と誘導線との間にTFTが設置され、TFTはこの行の下電極に第1指紋認識電圧が入力される時にオンされ、したがって、下電極が第1指紋認識電圧を有する場合のみに、上電極に第2指紋認識電圧を供給する。
フィードバック電圧の大きさに基づいて下電極が指紋の谷それとも山に対応するかを判断するステップ603。
指の指紋の谷と山でPN接合に反射された光強度が異なるため、PN接合内に発生した光電流が異なり、それにより誘導線における第2指紋認識電圧の変化量が異なり、更に指紋の谷と山を認識することができる。
したがって、少なくともいくつかの実施例においては、ステップ603は、フィードバック電圧が第1電圧範囲内にある場合に、下電極が指紋の谷に対応すると判断することと、フィードバック電圧が第2電圧範囲内にある場合に、下電極が指紋の山に対応すると判断することとを含んでもよい。第1電圧範囲と第2電圧範囲は実験によって事前に取得してもよく、両者は同じではない。
全ての指紋認識ユニットの走査が完成すると、完全な指紋を取得でき、更に得られた指紋に基づいて指紋認識を行うことができ、例えば得られた指紋と設定された指紋とを比較して、設定ユーザーであるか否かを判断する。
少なくともいくつかの実施例においては、この方法はさらに、タッチ感知段階において、下電極にタッチ信号を入力して、下電極の自己容量によってタッチ機能を実現することを含む。タッチ感知段階において、TFTがオフされ、上電極によるタッチ信号への影響を回避する。
以上の実施例においては、下電極と上電極との間に光電流発生ユニットを接続して設置することによって、ユーザーがこのモジュールにタッチする時に、ユーザーの指で反射された光が光電流発生ユニットのPN接合に照射し、PN接合が上電極と下電極により提供された電圧作用で光電流を発生させ、指の指紋の谷と山で光電流発生ユニットに反射された光強度が異なるため、光電流発生ユニット内に発生した光電流が異なり、それにより上電極又は下電極における電圧の変化量が異なり、更に指紋の谷と山を認識することができ、この方式で指紋認識機能を有するモジュールを実現し、このモジュールをOLEDディスプレイパネルに応用すれば、指紋認識機能を有するOLEDディスプレイパネルを実現することができる。
以上説明したのは本発明の例示的な実施形態に過ぎず、本発明の保護範囲を制限するためのものではなく、本発明の保護範囲は添付の特許請求の範囲によって決定される。
本願は2016年6月30日出願の中国特許出願第201610514151.8号に基づく優先権を主張し、ここで上記中国特許出願の全ての内容を援用する。
100 基板
101 下電極
102 上電極
103 PN接続
104 TFT
105 走査線
106 誘導線
107 遮光層
108 導電性薄膜層
109 誘電体層
110 指紋認識ブロック
111 第1絶縁層
112 第2絶縁層
113 第3絶縁層
114 ビア

Claims (11)

  1. 基板と、前記基板上に設置され、アレイ状に配置された複数の指紋認識ブロックと、を備える指紋認識モジュールであって、各前記指紋認識ブロックは第1電極と、第2電極と、前記第2電極と前記第1電極との間に接続される光電流発生ユニットと、を備え、前記光電流発生ユニットはPN接合を備え、前記PN接合の一端が前記第2電極に接続され、前記PN接合の他端が前記第1電極に接続され、
    前記第2電極が前記第1電極よりも前記基板から遠く、
    前記光電流発生ユニットは走査線と誘導線とをさらに備え、
    該指紋認識モジュールは前記第2電極と前記第1電極との間に設置された薄膜トランジスタ(TFT)をさらに備え、前記第2電極が前記TFTのドレインに接続され、前記第1電極が前記走査線に接続され、前記走査線はTFTが導通する時に前記第1電極に第1指紋認識電圧を入力するように用いられ、前記TFTはゲート電圧の作用で間隔的に導通するように用いられ、前記TFTのソースが前記誘導線に接続され、前記誘導線は前記TFTのソースに第2指紋認識電圧を入力するように用いられ、
    前記第1電極は、指紋認識段階において第1指紋認識電圧の入力と、タッチ感知段階においてタッチ信号の入力とに用いられ、
    前記TFTの上方に遮光層が設けられ、前記遮光層は前記第2電極と同じ層に設置される、指紋認識モジュール。
  2. 前記PN接合の前記第2電極に接続される一端の端面に導電性薄膜層が設けられる請求項1に記載の指紋認識モジュール。
  3. 前記第1電極は透明導電材料で製造される請求項1に記載の指紋認識モジュール。
  4. 前記第2電極は金属電極である請求項1に記載の指紋認識モジュール。
  5. 前記指紋認識モジュールはさらに誘電体層を備え、前記TFTと前記PN接合が前記誘電体層を介して互いに隔離される請求項1に記載の指紋認識モジュール。
  6. 前記走査線と前記誘導線はいずれも前記TFTのソースと同じ層に設置される請求項1に記載の指紋認識モジュール。
  7. 前記PN接合はN型領域とP型領域と真性領域とを含み、前記PN接合の一端はN型領域であり、前記PN接合の他端はP型領域である請求項1から6のいずれか一項に記載の指紋認識モジュール。
  8. ディスプレイパネルと、前記ディスプレイパネル上に設置された請求項1から7のいずれか一項に記載の指紋認識モジュールとを備える表示装置。
  9. 前記ディスプレイパネルは複数のサブ画素領域を含み、前記第2電極の前記ディスプレイパネルでの投影は隣接するサブ画素領域の間に位置する請求項8に記載の表示装置。
  10. 請求項1から7のいずれか一項に記載の指紋認識モジュールに適用する指紋認識モジュールの駆動方法であって、
    指紋認識段階において、プログレッシブ走査方式で前記第1電極に第1指紋認識電圧を入力することと、
    現在走査している行における前記第2電極に第2指紋認識電圧を入力し、前記第2指紋認識電圧と前記光電流発生ユニットによる光電流の作用で得られたフィードバック電圧を取得することと、
    前記フィードバック電圧の大きさに基づいて前記第1電極が指紋の谷それとも山に対応するかを判断することと、を含む指紋認識モジュールの駆動方法。
  11. タッチ感知段階において、前記第1電極にタッチ信号を入力することをさらに含む請求項10に記載の方法。
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