JP7258173B2 - 鞍乗り型車両の消音器構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両の消音器構造に関する。
本願は、2019年9月30日に出願された日本特許出願2019-180388号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
例えば、特許文献1には、自動二輪車の後輪の側方に、内燃機関の排気の消音を行うマフラーを配置した構成が開示されている。この構成では、車幅方向外側に張り出すマフラーを覆いつつ放熱性を確保するために、マフラー前部に第一マフラーカバーを備えるとともに、マフラー後部に第一マフラーカバーよりも幅狭の第二マフラーカバーを備えている。
特開2009-264293号公報
ところで、車幅方向外側に張り出すマフラーでは、走行風に対する対策を十分に考慮することが望ましい。走行風対策としては、空気抵抗の軽減の他、排気口への走行風の巻き込みを抑えることが考えられる。
しかし、上記従来の構造では、走行風対策については何ら記載されておらず、上記課題が残されている。また、マフラーに走行風対策の構造を設ける場合にも、自動二輪車等の鞍乗り型車両においては、マフラーも外観性が重視されるものであるため、外観への影響を低減する必要もある。
本発明は、エンジンの排気を消音する消音器周りの空気抵抗を抑えるとともに排気への影響を抑え、かつ外観への影響を抑えることができる鞍乗り型車両の消音器構造を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、内燃機関(10)から排出された排気の消音を行う消音器(42)を備える鞍乗り型車両の消音器構造において、前記消音器(42)は、消音器本体(43)と、前記消音器本体(43)に隙間(s1)を空けて取り付けられるカバー部材(51)と、を備え、前記カバー部材(51)は、前記消音器本体(43)側の裏面(51a)から前記消音器本体(43)に向けて突出し、前記隙間(s1)内を流れる走行風に乱流を生じさせるための突起(71)を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、カバー部材の裏面に、前記隙間内を流れる走行風に乱流を生じさせる突起を備えるので、突起の後方において生じる規定の乱流によって、隙間の後方に噴出した走行風のカバー部材および消音器本体からの剥離を遅らせる効果を得る。このため、消音器の後端の直後で走行風が剥離することによる空気抵抗を抑えることができる。また、消音器後端の排気口に向けた走行風の巻き込みを抑え、排気口からの排気を阻害せず、効率のよい排気を行うことができる。
そして、走行風対策となる突起をカバー部材の消音器本体側の裏面に設けることで、カバー部材の消音器本体と反対側の表面に突起を設けずに済む。このため、消音器自体も外観性が重視される鞍乗り型車両において、突起が外観上の妨げになることを抑制することができる。
上記態様において、例えば、前記突起(71)は、前記カバー部材(51)の消音器本体(43)と反対側の表面(51b)に凹部(71c)を形成している。
この構成によれば、中空の突起とすることで重量増加を抑えるとともに、カバー部材をプレス成形により製造する場合にも突起の形成が容易である。一方、カバー部材を樹脂成形により製造する場合にはカバー部材の表面におけるヒケの発生を抑える。このように、突起を有するカバー部材の製造を容易にし、製造コストを上げることなく走行風対策の効果を実現することができる。
上記態様において、例えば、前記カバー部材(51)の前記消音器本体(43)と反対側の表面(51b)に取り付けられる第二カバー部材(58)をさらに備え、前記凹部(71c)は、前記第二カバー部材(58)に覆われる部位に設けられている。
この構成によれば、カバー部材の表面に突起形成用の凹部を設ける場合にも、この凹部が第二カバー部材によって覆われるため、凹部が外観上の妨げになることを抑制するとともに、凹部に異物が入り込むことを抑制することができる。
上記態様において、例えば、前記突起(71)は、車両前後方向に沿った突起長手方向を有し、前記突起長手方向の寸法(Y1)が前記突起長手方向と直交する突起幅方向の寸法(X1)または突起高さ方向の寸法(Z1)よりも大きく、前記突起(71)は、突出頂部(Zt)と前側傾斜部と後側傾斜部とを有する山形を有し、前記前側傾斜部は、前記突出頂部(Zt)の車両前後方向前側において突起前端部(71a)から前記突出頂部(Zt)に向けて高くなり、前記後側傾斜部は、前記突出頂部(Zt)の車両前後方向後側において前記突出頂部(Zt)から突起後端部(71b)に向けて低くなる。
この構成によれば、突起の車両前後方向を向く突起長手方向の寸法に対し、突起長手方向と直交する方向の寸法を小とするので、突起の空気抵抗を軽減することができる。また、突起の車両前後方向を向く突起長手方向の寸法を大とするので、突起の長さを利用して走行風の圧力変化を緩やかにし、風切り音の発生を抑えることができる。
また、突起の前部に漸次高くなる前側傾斜部を有するとともに、突起の後部に漸次低くなる後側傾斜部を有するので、突起の空気抵抗をより軽減するとともに、走行風の圧力変化を緩やかにすることができる。
上記態様において、例えば、前記前側傾斜部は、前記後側傾斜部よりも前記突起長手方向で長い。
この構成によれば、前側傾斜部が後側傾斜部よりもなだらかなスロープ状をなすので、突起前部での空気抵抗をより軽減するとともに、後側傾斜部を急にして乱流を発生させる効果を高めることができる。
上記態様において、例えば、前記後側傾斜部は、前記前側傾斜部よりも前記突起長手方向で長い。
この構成によれば、後側傾斜部が前側傾斜部よりもなだらかなスロープ状をなすので、突起後部での空気抵抗をより軽減するとともに、突起後部で走行風の流速を高めて撹乱効果をより向上させることができる。
本発明によれば、エンジンの排気を消音する消音器周りの空気抵抗を抑えるとともに排気への影響を抑え、かつ外観への影響を抑えることができる鞍乗り型車両の消音器構造を提供することができる。
本発明の実施形態における自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車の車体後部の右側面図である。 上記自動二輪車のマフラー周辺の斜視図である。 上記マフラーのマフラーカバーの斜視図である。 図3のV-V断面図であり、マフラー軸線C1に直交する断面図である。 実施形態の作用を示す図3に相当する斜視図である。 上記マフラーカバーに設けた突起の説明図である。 上記突起の変形例を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UP、が示されている。
図1に示すように、実施形態の自動二輪車(鞍乗り型車両)1の前輪2は、左右一対のフロントフォーク4の下端部に軸支されている。フロントフォーク4の上部は、ステアリングステム5を介して車体フレーム20の前端部のヘッドパイプ21に操向可能に支持されている。ステアリングステム5の上部には、操向用のバーハンドル5aが取り付けられている。
車体フレーム20は、ヘッドパイプ21と、メインフレーム22と、ダウンフレーム23と、ハンガーブラケット24と、ピボットブラケット25と、シートレール26と、サポートパイプ27と、を備える。メインフレーム22は、ヘッドパイプ21の上部から下後方へ緩傾斜で延びた後に屈曲し、傾斜を急にして下後方へ延びている。ダウンフレーム23は、ヘッドパイプ21の下部から下後方へメインフレーム22の後部と同様の急傾斜で延びている。ハンガーブラケット24は、ダウンフレーム23の下端部に固定されている。ピボットブラケット25は、メインフレーム22の後下端部に固定されている。シートレール26は、メインフレーム22から後方へ延びている。サポートパイプ27は、ピボットブラケット25からシートレール26に向けて上後方へ延びている。
スイングアーム30は、車体後部の下方に設けられている。スイングアーム30の前端部は、車体フレーム20のピボットブラケット25に上下揺動可能に支持されている。スイングアーム30の後端部には、自動二輪車1の後輪3が軸支されている。スイングアーム30の後部とシートレール26との間にはリヤクッション31が介設されている。
車体フレーム20の内側にはエンジン10が搭載されている。エンジン10は、クランクケース11と、シリンダ12と、を備えている。クランクケース11の前端部は、ハンガーブラケット24に支持されている。クランクケース11の後端部は、ピボットブラケット25に支持されている。シリンダ12は、クランクケース11の前部から上方に起立している。
シリンダ12の前部には、排気管41が接続されている。排気管41は、エンジン10の前方および下方を通過して後方に向けて湾曲し、後端部が車体下部右側に取り回される。排気管41の後端部には、マフラー42(図2参照)が接続されている。
図中符号14はメインフレーム22の上方に支持される燃料タンク、符号15は、燃料タンク14の後方に配置されてシートレール26に支持されるシート、をそれぞれ示す。
<マフラー>
図2、図3に示すように、マフラー(消音器)42は、車体後部右側に配置されている。マフラー42は、側面視で、後輪3の前方から後輪3の車軸の後方まで延びている。マフラー42は、車体後部右側のステップホルダ28の後端部の下方に支持されている。マフラー42は、円筒状の外観をなすマフラー本体(消音器本体)43と、マフラー本体43の上方から車幅方向外側方に渡る範囲を覆うマフラーカバー(カバー部材)51と、を備えている。図示都合上、図2に示すマフラー本体43およびマフラーカバー51は細部が異なっている。
マフラー本体43は、中心軸線C1に沿って直線状に延び、後ろ上がりの傾斜姿勢で支持されている。マフラー本体43は、例えば中心軸線C1を上面視(図示せず)にて車体前後方向と平行にして配置されていてもよく、軸線C1が車体前後方向に対して傾斜して配置されてもよい。以下、軸線C1に沿う前後方向をマフラー前後方向、軸線C1と直交する上下方向をマフラー上下方向、ということがある。
マフラー本体43は、中心軸線C1に沿う筒体44と、筒体44の前端部を閉塞するフロントキャップ45と、筒体44の後端部を閉塞するエンドキャップ46と、を備えている。筒体44は、例えば内外筒を有する二重管構造とされている。フロントキャップ45は、後側ほど拡径するテーパー状をなし、前端部に排気管41を接続している。エンドキャップ46は、後側ほど縮径するテーパー状をなし、後端部にテールパイプ49を配置している。マフラー本体43は、例えば筒体44の内部空間をマフラー前後方向で複数の膨張室に区画し、かつ複数の膨張室を適宜連通させた基本構成を有している。
エンドキャップ46の前端には、筒体44の後端が接続されている。エンドキャップ46の後端には、車両前方に向けて凹む凹部46cが形成されている。凹部46cの底部中央位置には、テールパイプ49が挿通されている。テールパイプ49の後端は、エンドキャップ46の前端から後方に突出してもよい。テールパイプ49は、例えば軸線C1と概ね同軸に延びる丸パイプで構成されている。テールパイプ49の後端は、例えば軸線C1と直交する平面に沿って切断されてもよい。このテールパイプ49の後端開口が、マフラー42の排気口49aとなる。
筒体44の上部外周には、ステップホルダ28への取り付け用のマウントブラケット47aが固定されるとともに、マフラーカバー51取り付け用の二つのカバーブラケット48aが固定されている。マウントブラケット47aは、例えば車幅方向に沿うボルトを用いてステップホルダ28に取り付けられる。各カバーブラケット48aは、例えばマフラー本体43の径方向に沿う締結ネジによってマフラーカバー51を取り付け可能とする。図示都合上、カバーブラケット48aに締め込む締結ネジに符号を付することがある。
マフラー本体43ひいてはマフラー42は、前端部を排気管41に接続し、かつマウントブラケット47aをステップホルダ28に取り付けることで、軸線C1を後ろ上がりにした傾斜姿勢で車体に一体的に取り付けられる。
<マフラーカバー>
図3~図5に示すように、マフラーカバー51は、マフラー本体43の前後端に渡る長さを有して軸線C1方向に延びている。マフラーカバー51は、マフラー本体43の上方から車幅方向外側に渡る範囲を、所定の隙間s1を空けて覆っている。
マフラーカバー51は、マフラー本体43の外面に沿う湾曲形状をなしている。マフラーカバー51は、マフラー本体43を上方から覆う上面部52と、マフラー本体43を側方から覆う側面部57と、を連続的に有している。上面部52は、車幅方向内側に、概ね軸線C1に沿う内側縁部52aを形成している。側面部57は、側面視で概ね逆三角形状をなし、上下方向に浅いV字状の下縁部57aを形成している。
上面部52の後端部は、マフラー本体43の後端部(エンドキャップ46)とマフラー前後方向で重なる位置にある。上面部52の後端部には、側面視で軸線C1に対して下向きに屈曲、傾斜した後端庇部56が形成されている。側面部57の下縁部57aは、後端庇部56と連続するように、カバー外面に対してマフラー本体43側に屈曲、傾斜して形成されている。
マフラー本体43の外面とマフラーカバー51の内面(裏面)とは、隙間(空間)s1を空けて対向している。この隙間s1には、マフラー42の前端側から走行風が侵入する。この走行風は、マフラー本体43の外面およびマフラーカバー51の裏面に沿って流れた後、エンドキャップ46の周辺から隙間s1の後方に向けて吹き出す。
隙間s1内を後方に流れる走行風は、水平方向に対して後ろ上がりに流れた後、マフラーカバー51の後端庇部56に沿って後下方に流れを変化させる。その後、走行風が後端庇部56の後端縁56aで剥離し、排気口49a側に巻き込む渦流を発生することがある。
実施形態では、マフラーカバー51の裏面のエンドキャップ46近傍に、走行風を撹乱して小さな乱流を発生させるための突起71が設けられている。
<マフラーカバー突起構造>
図4、図5に示すように、突起71は、マフラーカバー51の後部の裏面(マフラー本体43とマフラーカバー51との間の空間に面する壁面)において、裏面から下方(マフラー本体43側)、つまりマフラー外面に近づく方向に突出している。突起71は、マフラー本体43の外面43bからは離間している。突起71は、隙間s1を流れる走行風に規定の乱流を生じさせるための乱流生成器として機能する。すなわち、突起71により意図的に小さな乱流を生じさせることで、マフラー本体43の後端後方における気流を制御し、マフラー42の空気抵抗を減らす等の効果を得る。
本実施形態では、マフラーカバー51の裏面に小さな突起71を設け、乱流翼の原理で安定した小渦(乱気流)を発生させる。これにより、大きく不安定な渦の発生を抑制し、マフラー42周りの空気抵抗を減らして燃費向上等を図っている。さらに、突起71は、乱流の発生により風切り音を低減する。また、突起71は、走行風の剥離を抑える(遅らせる)ことで、マフラー42後端の排気口49aに対する走行風の巻き込みの影響を抑制し、排気効率を良好に維持する。
突起71は、マフラー42の長手方向における中央位置(実施形態では断面一定の筒体44の中央位置)よりも後方に設けられている。すなわち、突起71は、マフラー42の長手方向の後半領域に設けられている。より好ましくは、突起71は、マフラー42の長手方向の後半領域の中央位置よりも後方に設けられている。すなわち、突起71は、マフラー42の長手方向の後端側1/4の領域に設けられている。
マフラーカバー51は、板金のプレス成形により製造されている。突起71は、マフラーカバー51の製造時のプレス成形により形成されている。このため、マフラーカバー51の表面における突起71の裏側となる部位には、突起71を形成するための凹部71cが形成されている。
例えば、突起71は、マフラーカバー51のマフラー本体43への締結座面を形成する凸部53の左右両側に一対設けられている。各突起71は、凸部53から離間して設けられている。二つの突起71が、走行風の流れ方向(マフラー長手方向)と交差する方向に互いに離間して配置されている。
ここで、突起71は、カバー固定用の凸部53等のように他の機能を有する構成と異なり、他部品を結合したり支持したりするものではなく、マフラーカバー51の裏面に独立して設けられている。このため、突起71は、隙間を流れる走行風に規定の乱流を生じさせるための最適設計を行うことが可能である。なお、突起71の数は一対(二つ)に限らず、一つ又は三つ以上であってもよい。また突起71の配置はマフラーカバー51の上面部52に限らず、側面部57に配置してもよい。
マフラーカバー51は、プレス成形品に限らず、例えば樹脂成形品であってもよい。この場合、突起71は、上記同様、マフラーカバー51の製造時に一体形成されてもよい。また、マフラーカバー51の表面における突起71の裏側となる部位には、上記同様、凹部71cが形成されてもよい。突起71の裏側に凹部71cを形成することで、マフラーカバー51の表面における意図せぬヒケの発生が抑えられる。
マフラーカバー51の上面部の後側には、別体の第二カバー部材58が取り付けられる。第二カバー部材58は、例えば板金のプレス成形により製造されている。第二カバー部材58は、マフラーカバー51の表面に沿うように湾曲し、表面の後部を上方から覆うように取り付けられる。第二カバー部材58は、マフラーカバー51をマフラー本体43に固定するための前後一対のカバーブラケットに対し、マフラーカバー51と共通の締結ネジにより共締め固定される。突起71は、マフラーカバー51における第二カバー部材58に覆われる部位の裏面に設けられている。このため、突起71形成用の凹部71cが第二カバー部材58によって覆われることとなる。
図7(a)は突起71を突出方向(突起高さ方向)から見た図、図7(b)は突起71を突起高さ方向および後述する突起長手方向と直交する突起幅方向から見た図である。図中矢印Zは突起高さ方向、矢印Xは突起幅方向、矢印Yは突起長さ方向をそれぞれ示す。
突起71は、マフラー長手方向(軸線C1方向、矢印Y方向)と平行な突起長手方向に沿って延びる外形状(Y方向に沿った長軸を有する翼形状(翼断面形状)を有している。図中線C2は突起長手方向に沿う軸線を示す。突起71は、図7(a)の平面視で、軸線C2に関し線対称の外形状を有している。突起71は、軸線C2に沿う前後方向から見た場合、突起高さ方向に沿う垂直線に関し線対称の外形状を有している。
突起71は、突起長手方向の最大寸法(全長)Y1が、突起幅方向の最大寸法(全幅)X1、および突起高さ方向の最大寸法(全高)Z1、の何れよりも大とされている。図中符号71aは突起71の突起長手方向の前端部、符号71bは突起71の突起長手方向の後端部をそれぞれ示す。
マフラー長手方向および突起長手方向は、車両前後方向を向いている。突起高さ方向は、マフラーカバー51の裏面の突起設置位置に垂直な方向に相当する。突起設置位置は、例えば突起71におけるマフラーカバー51の裏面への投影形状の重心位置に相当する。
突起71は、突起幅方向の全幅X1が、突起長手方向の全長Y1に対して狭く形成されている。突起71は、突起高さ方向の全高Z1が、突起長手方向の全長Y1に対して低く形成されている。これにより、車両前方からの走行風を受けた際の突起71の空気抵抗が抑えられる。
図7(a)において、突起71は、突起長手方向の中央位置Ycよりも後方に、突起幅方向の最大幅部Xmを有している。図7(a)において、突起71は、最大幅部Xmよりも前方に、前側ほど軸線側に位置するように傾斜した一対の前部側縁72を有している。図7(a)において、突起71は、最大幅部Xmよりも後方に、後側ほど軸線側に位置するように傾斜した一対の後部側縁75を有している。
図7(b)において、突起71は、突起長手方向の中央位置Ycよりも後方に、突起高さ方向の最大高部Zmを有している。最大高部Zmは、例えば前記最大幅部Xmと同一の前後方向位置にあるが、これらが前後方向でオフセットしてもよい。図中符号Ztは最大高部Zmの頂部(以下、突出頂部Ztという。)を示す。突起71は、図7(b)の突起幅方向視において、突出頂部Ztを有する山形をなしている。なお、突起71は、軸線C2に沿う前後方向から見た場合も、概略三角形状(山形)をなしている。
図7(b)において、突起71は、突出頂部Ztよりも前方に、前下がりの前側傾斜部としての第一傾斜部81を有するとともに、突出頂部Ztよりも後方に、後下がりの後側傾斜部としての第二傾斜部84を有している。突起71の高さは、突出頂部Ztの前方で漸次増加し、かつ突出頂部Ztの後方で漸次減少している。これにより、突起71がマフラーカバー51内側の隙間を流れる走行風を受けたときの空気抵抗が軽減される。また、走行風の圧縮、膨張が穏やかになり、騒音(風切り音)の発生が抑えられる。
突起71は、前側傾斜部としての第一傾斜部81が、後側傾斜部としての第二傾斜部84よりも突起長手方向で長く形成されている。すなわち、第一傾斜部81の突起長手方向の長さは、第二傾斜部84の突起長手方向の長さよりも長い。これにより、突起71は、前側傾斜部が後側傾斜部よりも緩やかな傾斜で形成されている。このため、突起71前部の空気抵抗が軽減されるとともに、突起71後部で乱流を発生しやすくなる。
図7(a)において、突起71の幅は、突出頂部Zt近傍の最大幅部Xmの前方で漸次増加し、かつ最大幅部Xmの後方で漸次減少している。これによっても、空気抵抗が軽減されるとともに、騒音(風切り音)の発生が抑えられる。
図8は、突起71の前後方向の向きを入れ替えた変形例を示している。
この変形例の突起171は、後側傾斜部としての第一傾斜部81が、前側傾斜部としての第二傾斜部84よりも突起長手方向で長く形成されている。突起171は、Y方向に沿った長軸を有する翼形状(翼断面形状)を有する。これにより、突起171は、後側傾斜部が前側傾斜部よりも緩やかな傾斜で形成されている。このため、突起171が流線形に近くなり、突出頂部Ztを過ぎた走行風が突起171後部で剥離することを抑えるとともに、突起171後部で走行風の流速が高まり、走行風の撹乱効果を向上させる。
尚、図7および図8に記載した突起71は、例えばY1=30~40mm、Z1=3~5mm程度のものが考えられる。ただし突起71の大きさはマフラーやマフラーカバーの形状、搭載位置および搭載角度等、様々な要因により適宜設定されるものである。
<作用>
次に、本実施形態の突起71の作用について図6を参照して説明する。なお、突起171も同様の作用を奏する。
自動二輪車1の走行時、マフラー42の周囲に走行風W1が流れると、マフラー42の後部下方および後端後方には負圧が生じる。マフラー42における上面側および側面側を流れた走行風W1は、マフラー42の後部下方および後端後方の負圧に吸い込まれるとともに、マフラー42の外面に沿うように湾曲し、マフラー42の後部下方および後端後方に回り込むように流れる(巻き込み風W2)。このとき、走行風がマフラー42外面から剥離することで、マフラー42周りに空気抵抗を生じさせる。また、排気口49aへの巻き込み風W2が排気に影響を与えることがある。
自動二輪車1の走行時には、マフラーカバー51およびマフラー本体43間の隙間s1にも走行風W1が入り込んで流れる。この走行風W1は、実施形態の突起71を備えない場合は、隙間s1の後方に吹き出した後、エンドキャップ46の後端を過ぎた直後に排気口49a側に巻き込むこととなる。
これに対し、実施形態の突起71を隙間s1内に備える構成では、隙間s1内の走行風W1に規定の乱流を発生させることで、排気口49aへの巻き込み風W2の発生が軽減される。
すなわち、隙間s1内の走行風W1の流れの中に突起71を設けることで、走行風W1に小さい乱流W3を発生させる。この乱流W3をマフラー本体43の後端後方まで流すことで、マフラー本体43の上面側で走行風の境界層を乱流化し、マフラー本体43後端での気流の剥離を遅らせる。これにより、走行風がマフラー本体43の後端を過ぎた直後に大きい渦を発生することを抑え、排気口49a側へ折り返す気流(巻き込み風W2)の発生を抑える。したがって、マフラー42の空気抵抗を軽減するとともに、排気効率への影響を抑止することができる。
以上説明したように、上記実施形態における鞍乗り型車両の消音器構造は、エンジン10から排出された排気の消音を行うマフラー42を備え、前記マフラー42は、マフラー本体43と、前記マフラー本体43に隙間s1を空けて取り付けられるマフラーカバー51と、を備え、前記マフラーカバー51は、前記マフラー本体43側の裏面51aから前記マフラー本体43側に突出し、前記隙間s1内を流れる走行風W1に規定の乱流を生じさせるための突起71を備えている。
この構成によれば、マフラーカバー51の裏面51aに、前記隙間s1内を流れる走行風W1に乱流を生じさせる突起71を備えるので、突起71の後方において生じる規定の乱流によって、隙間s1の後方に噴出した走行風W1のマフラーカバー51およびマフラー本体43からの剥離を遅らせる効果を得る。このため、マフラー42の後端の直後で走行風W1が剥離することによる空気抵抗を抑えることができる。また、マフラー42後端の排気口49aに向けた走行風W1の巻き込みを抑え、排気口49aからの排気を阻害せず、効率のよい排気を行うことができる。
そして、走行風対策となる突起71をマフラーカバー51のマフラー本体43側の裏面51aに設けることで、マフラーカバー51のマフラー本体43と反対側の表面に突起71を設けずに済む。このため、マフラー42自体も外観性が重視される鞍乗り型車両において、突起71が外観上の妨げになることを抑制することができる。
上記実施形態における鞍乗り型車両の消音器構造において、前記突起71は、前記マフラーカバー51のマフラー本体43と反対側の表面51bに凹部71cを形成していることを特徴とする。
この構成によれば、中空の突起71とすることで重量増加を抑えるとともに、マフラーカバー51をプレス成形により製造する場合にも突起71の形成が容易である。一方、マフラーカバー51を樹脂成形により製造する場合にはマフラーカバー51の表面51bにおけるヒケの発生を抑える。このように、突起71を有するマフラーカバー51の製造を容易にし、製造コストを上げることなく走行風対策の効果を実現することができる。
上記実施形態における鞍乗り型車両の消音器構造において、前記マフラーカバー51の前記マフラー本体43と反対側の表面51bに取り付けられる第二カバー部材58を備え、前記凹部71cは、前記第二カバー部材58に覆われる部位に設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、マフラーカバー51の表面51bに突起71形成用の凹部71cを設ける場合にも、この凹部71cが第二カバー部材58によって覆われるため、凹部71cが外観上の妨げになることを抑制するとともに、凹部71cに異物が入り込むことを抑制することができる。
上記実施形態における鞍乗り型車両の消音器構造において、前記突起71は、車両前後方向を向く突起長手方向を有し、前記突起長手方向の全長Y1が前記突起長手方向と直交する突起幅方向の寸法(全幅X1)または突起高さ方向の寸法(全高Z1)よりも大きく、前記突起71は、前記突起長手方向と直交する突起幅方向視で突出頂部Ztを有する山形をなし、前記突出頂部Ztの車両前後方向前側には、突起前端部71aから前記突出頂部Ztに向けて高くなる前側傾斜部を有し、前記突出頂部Ztの車両前後方向後側には、前記突出頂部Ztから突起後端部71bに向けて低くなる後側傾斜部を有していることを特徴とする。
この構成によれば、突起71の車両前後方向を向く突起長手方向の寸法に対し、突起長手方向と直交する方向の寸法を小とするので、突起71の空気抵抗を軽減することができる。また、突起71の車両前後方向を向く突起長手方向の寸法を大とするので、突起71の長さを利用して走行風の圧力変化を緩やかにし、風切り音の発生を抑えることができる。
また、突起71の前部に漸次高くなる前側傾斜部を有するとともに、突起71の後部に漸次低くなる後側傾斜部を有するので、突起71の空気抵抗をより軽減するとともに、走行風の圧力変化を緩やかにすることができる。
上記実施形態における鞍乗り型車両の消音器構造において、前記前側傾斜部は、前記後側傾斜部よりも前記突起長手方向で長いことを特徴とする。
この構成によれば、前側傾斜部が後側傾斜部よりもなだらかなスロープ状をなすので、突起71前部での空気抵抗をより軽減するとともに、後側傾斜部を急にして乱流を発生させる効果を高めることができる。
上記実施形態における鞍乗り型車両の消音器構造において、前記後側傾斜部は、前記前側傾斜部よりも前記突起長手方向で長いことを特徴とする。
この構成によれば、後側傾斜部が前側傾斜部よりもなだらかなスロープ状をなすので、突起71後部での空気抵抗をより軽減するとともに、突起71後部で走行風の流速を高めて撹乱効果をより向上させることができる。これにより発生する乱流により消音器後端で起こる走行風の剥離を抑制し、排気口まわりの負圧を抑え排気効率をより向上させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、鞍乗り型車両が左右二本出しの消音器を備える場合、両方の消音器に突起71を設けてもよい。
前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。また、原動機に電気モータを含む車両も含まれる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
10 エンジン(内燃機関)
42 マフラー(消音器)
43 マフラー本体(消音器本体)
51 マフラーカバー(カバー部材)
51a 裏面
51b 表面
58 第二カバー部材
71 突起
71c 凹部
s1 隙間
W1 走行風

Claims (6)

  1. 内燃機関(10)から排出された排気の消音を行う消音器(42)を備える鞍乗り型車両の消音器構造において、
    前記消音器(42)は、消音器本体(43)と、前記消音器本体(43)に隙間(s1)を空けて取り付けられるカバー部材(51)と、を備え、
    前記カバー部材(51)は、前記消音器本体(43)側の裏面(51a)から前記消音器本体(43)に向けて突出し、前記隙間(s1)内を流れる走行風に乱流を生じさせるための複数の突起(71)を備え、
    前記複数の突起(71)は、前記カバー部材(51)の前記消音器本体(43)への締結座面を形成する凸部(53)から離間して設けられ、前記走行風の流れ方向と交差する方向に互いに離間して配置されていることを特徴とする鞍乗り型車両の消音器構造。
  2. 前記複数の突起(71)は、それぞれ、前記カバー部材(51)の消音器本体(43)と反対側の表面(51b)に凹部(71c)を形成していることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の消音器構造。
  3. 前記カバー部材(51)の前記消音器本体(43)と反対側の表面(51b)に取り付けられる第二カバー部材(58)をさらに備え、

    前記凹部(71c)は、前記第二カバー部材(58)に覆われる部位に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両の消音器構造。
  4. 前記複数の突起(71)は、それぞれ、車両前後方向に沿った突起長手方向を有し、前記突起長手方向の寸法(Y1)が突起幅方向の寸法(X1)または突起高さ方向の寸法(Z1)よりも大きく、
    前記複数の突起(71)は、それぞれ、突出頂部(Zt)と前側傾斜部と後側傾斜部とを有する山形を有し、前記前側傾斜部は、前記突出頂部(Zt)の車両前後方向前側において突起前端部(71a)から前記突出頂部(Zt)に向けて高くなり、前記後側傾斜部は、前記突出頂部(Zt)の車両前後方向後側において前記突出頂部(Zt)から突起後端部(71b)に向けて低くなることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の消音器構造。
  5. 前記前側傾斜部は、前記後側傾斜部よりも前記突起長手方向で長いことを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両の消音器構造。
  6. 前記後側傾斜部は、前記前側傾斜部よりも前記突起長手方向で長いことを特徴とする請求項に記載の鞍乗り型車両の消音器構造。
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