JP7172941B2 - 車両用乗員拘束システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両用乗員拘束システムに関する。
特許文献1には、モータを駆動させることでウェビングを引き込むことが可能なシートベルト装置が開示されている。ここで、特許文献1では、舵角、舵角速度及び舵角加速度が所定の閾値を満たしたときにモータを駆動させる構成となっている。一方、特許文献2には、舵角の増減率(舵角速度)が閾値を超えるとウェビングの張力を増大させる構成が開示されている。また、特許文献3には、車両の旋回中に走行状態を安定させる旋回制御手段を備えた構成が開示されており、旋回制御手段の作動後、所定時間が経過したときにモータを駆動させてウェビングを巻き取るようになっている。
特開2007-276540号公報 特開2008-535723号公報 特開2007-237915号公報
しかしながら、車速によっては、舵角速度が大きい場合でも車両に大きな横加速度が作用しないことがある。また、旋回制御手段が作動する状況下では、スリップにより車両に大きな横加速度が作用せずかつ乗員がカウンターステア操作を行うことがある。この場合においても、舵角速度が閾値に達することでウェビングが巻き取られる可能性があり、不必要な状況でウェビングの張力が増大されるのは快適性を確保する観点で好ましくない。
本発明は上記事実を考慮し、快適性と乗員保護性能とを両立することができる車両用乗員拘束システムを得ることを目的とする。
請求項1に記載の車両用乗員拘束システムは、一端が巻取装置に巻き掛けられ他端が車両用シート又は車体に固定されたウェビングによって車両用シートに着座した乗員を拘束可能とすると共に、前記巻取装置に設けられたモータを駆動させることで前記ウェビングを巻き取り可能なシートベルト装置と、車速が所定の車速閾値以上であり、舵角速度が車速ごとに設定された所定の舵角速度閾値以上であり、かつ、車両に作用すると推定される推定横加速度が所定の加速度閾値以上となる場合に、前記モータを駆動させて前記ウェビングを所定量だけ巻き取らせる制御部と、を有する。
請求項1に記載の車両用乗員拘束システムでは、シートベルト装置のウェビングの一端が巻取装置に巻き掛けられ他端が車両用シート又は車体に固定されている。そして、このウェビングによって乗員を車両用シートに拘束できるように構成されている。また、巻取装置にはモータが設けられており、モータが駆動されることで、ウェビングが巻き取られる。これにより、車両に大きな加速度が入力された場合であっても、ウェビングの張力を増大させて乗員の慣性移動を抑制できる。
また、モータを駆動させる制御部を備えており、この制御部は、車速が車速閾値以上で、舵角速度が車速ごとに設定された舵角速度閾値以上で、かつ、推定横加速度が加速度閾値以上となる場合にモータを駆動させる。つまり、モータを駆動させる条件に設定されている舵角速度閾値が車速ごとに設定されている。このため、同じ舵角速度でも車速ごとに変化する乗員の車両幅方向における慣性移動量に対応して適切な舵角速度閾値を設定することで、乗員が車両幅方向に比較的大きく慣性移動をすると推定された場合にウェビングを巻き取らせることができる。
請求項2に記載の車両用乗員拘束システムは、請求項1において、前記制御部は、車速が小さくなるに連れて前記舵角速度閾値が大きくなるように設定されている。
請求項2に記載の車両用乗員拘束システムでは、舵角速度閾値は、車速が小さくなるに連れて大きくなるように設定されていることから、車速が小さい場合では車速が大きい場合よりも舵角速度が大きい場合にモータが駆動される。一般的に、車速が小さい場合は、車速が大きい場合と比べて舵角速度が大きくならないと乗員が慣性移動し難いことから、車速により変化する乗員の慣性移動量に合わせて適切にウェビングを巻き取らせることができる。
請求項3に記載の車両用乗員拘束システムは、請求項1及び請求項2において、前記制御部は、車速ごとに設定された前記加速度閾値を有している。
請求項3に記載の車両用乗員拘束システムでは、加速度閾値は、車速ごとに設定されていることから、同じ舵角でも車速ごとに変化する横加速度に対応して適切な加速度閾値を設定することで、車速により乗員が車両幅方向に比較的大きく慣性移動をすると推定された場合にウェビングを巻き取らせることができる。
請求項4に記載の車両用乗員拘束システムは、請求項2において、前記制御部は、車速が小さくなるに連れて前記加速度閾値が小さくなるように設定されている。
請求項4に記載の車両用乗員拘束システムでは、加速度閾値は、車速が小さくなるに連れて小さくなるように設定されている。したがって、車速が大きい場合では車速が小さい場合と比べて加速度閾値は大きくなる。一般的に、車速が大きい場合は、小さい舵角でも推定横加速度が大きくなるため、車速が小さい場合と同じ加速度閾値だと容易に加速度閾値に達してしまいウェビングが巻き取られる可能性がある。これに対し、車速が大きい場合では車速が小さい場合と比べて加速度閾値が大きく設定されていることで、車速が大きい場合に少しの操舵が入力されることですぐにウェビングが巻き取られるのを抑制することができる。
請求項5に記載の車両用乗員拘束システムは、請求項1~請求項4のいずれか一項において、前記制御部は、前記車両の走行時における横滑りが予知又は検知された場合には、前記舵角速度閾値及び前記加速度閾値を前記車両の横滑りが予知又は検知されていない場合と比べて大きくするように切り替える。
請求項5に記載の車両用乗員拘束システムでは、車両の横滑りが予知又は検知された場合にはそれ以外の場合と比べて舵角速度閾値及び加速度閾値が大きくなることから、横滑りに起因して乗員がカウンターステア操作を行う場合に舵角速度及び推定横加速度が容易に舵角速度閾値及び加速度閾値に達してすぐにウェビングが巻き取られるのを抑制することができる。
以上説明したように、請求項1に記載の車両用乗員拘束システムによれば、快適性と乗員保護性能とを両立することができる。
請求項2~4に記載の車両用乗員拘束システムによれば、車速に応じて適切なタイミングで乗員を拘束することができる。
請求項5に記載の車両用乗員拘束システムによれば、車両の横滑り時において適切なタイミングで乗員を拘束することができる。
第1実施形態に係る車両用乗員拘束システムが適用された車両用シートを車両前方側から見た概略正面図である。 第1実施形態に係る車両用乗員拘束システムが適用された車両の車室内を車両幅方向から見た概略側面図である。 第1実施形態に係る車両用乗員拘束システムのハードウェア構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る車両用乗員拘束システムを構成するECUのハードウェア構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る車両用乗員拘束システムの機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る乗員拘束処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態に係る車両用乗員拘束システムにおける舵角速度閾値と車速との関係を示すグラフである。 第1実施形態に係る車両用乗員拘束システムにおける加速度閾値と車速との関係を示すグラフである。 第2実施形態に係る車両用乗員拘束システムのハードウェア構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る車両用乗員拘束システムの機能構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る車両用乗員拘束の処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態に係る車両用乗員拘束システムの舵角速度閾値と車速との関係を示すグラフである。 第2実施形態に係る車両用乗員拘束システムの加速度閾値と車速との関係を示すグラフである。
<第1実施形態>
第1実施形態に係る車両用乗員拘束システム10について、図1~図8を参照して説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP及び矢印RHは、車両の前方向、上方向及び右方向をそれぞれ示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、車両前方向を向いた場合の左右を示すものとする。
図1に示されるように、本実施形態に係る車両用乗員拘束システム10が適用された車両12には、車両用シート14が設けられている。車両用シート14は、乗員Pの臀部及び大腿部をシート下方側から支持可能なシートクッション16と、シートクッション16の後端部に連結されて乗員Pの背部を支持可能なシートバック18とを含んで構成されている。また、シートバック18の上端部には、乗員Pの頭部を支持可能なヘッドレスト20が設けられている。
ここで、車両用シート14にはシートベルト装置22が設けられており、このシートベルト装置22は、ウェビング24、タング26、バックル28及び巻取装置としてのリトラクタ30を含んで構成されている。
ウェビング24は、長尺帯状に形成されており、このウェビング24の一端が後述するリトラクタ30のスプール30Aに巻き掛けられている。また、ウェビング24は、リトラクタ30から上方へ引き出されており、車両12に設けられたベルトガイド34に掛けられて右側の車両用シート14に着座した乗員Pの右側の肩部から左側の腰部へ向かって(左側の車両用シート14に着座した乗員Pにおいては左側の肩部から右側の腰部へ向かって)斜めに延在されている。
ここで、ウェビング24にはタング26が通されており、このタング26が乗員Pの腰部の位置で車両用シート14に設けられたバックル28に係合されている。また、ウェビング24は、タング26で折返されてシート右側へ延在されており、ウェビング24の他端が車両12の床部に設けられたアンカ32に固定されている。そして、このウェビング24によって車両用シート14に着座した乗員Pを拘束可能としている。なお、ウェビング24において、乗員Pの上体の前方を斜めに延在された部分がショルダベルト部24Aであり、乗員Pの腰部を左右に延在された部分がラップベルト部24Bとなっている。
リトラクタ30は、内部に回転可能なスプール30Aを備えており、このスプール30Aにウェビング24の一端が巻き掛けられている。また、スプール30Aは、図示しないリトラクタ用モータと接続されており、このリトラクタ用モータを駆動させることで、スプール30Aが巻取方向又は引出方向に回転される。さらに、リトラクタ30には図示しないプリテンショナが設けられており、車両の衝突時などにプリテンショナが作動することで、スプール30Aが強制的に巻取方向に回転されてウェビング24の張力を増大させるように構成されている。
図2に示されるように、本実施形態の車両用シート14は、右ハンドル車の運転席に設けられたシートであり、この車両用シート14の前方にはステアリングホイール36が設けられている。そして、乗員Pがステアリングホイール36を把持して左右に操舵することで、車両12が左右に旋回される。
図3は、車両用乗員拘束システム10のハードウェア構成を示すブロック図である。この図3に示されるように、車両用乗員拘束システム10は、制御部としてのECU(Electrical Control Unit)40を備えている。また、ECU40は、舵角センサ42、車速センサ44、リトラクタ用モータ46及びプリテンショナ48と電気的に接続されている。
舵角センサ42は、ステアリングホイール36の舵角を検知するセンサであり、車速センサ44は、車両12の速度を検知するセンサである。そして、舵角センサ42によって検知された舵角と、車速センサ44によって検知された車速とがECU40へ入力されるようになっている。
リトラクタ用モータ46は、ECU40からの信号によって駆動されることで、スプール30Aを巻取方向又は引出方向に回転させる。これにより、ウェビング24がリトラクタ30に巻き取られ、又はリトラクタ30からウェビング24が引き出される。プリテンショナ48は、ECU40からの信号によって作動することで、スプール30Aを強制的に巻取方向に回転させる。
図4は、ECU40のハードウェア構成を示すブロック図である。この図4に示されるように、ECU40は、CPU(Central Processing Unit:プロセッサ)50、ROM(Read Only Memory)52、RAM(Random Access Memory)54及びストレージ56を含んで構成されている。各構成は、バス58を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU50は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU50は、ROM52又はストレージ56からプログラムを読み出し、RAM54を作業領域としてプログラムを実行する。CPU50は、ROM52又はストレージ56に記録されているプログラムに従って、上記各構成の制御および各種の演算処理を行う。
ROM52は、各種プログラムおよび各種データを格納する。RAM54は、作業領域として一時的にプログラムまたはデータを記憶する。ストレージ56は、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、および各種データを格納する。
車両用乗員拘束システム10は、図3及び図4に示されるハードウェア資源を用いて、各種の機能を実現する。車両用乗員拘束システム10が実現する機能構成について図5を参照して説明する。
図5に示されるように、車両用乗員拘束システム10は、機能構成として、車速判断部60、直進判断部62、舵角速度判断部64、推定横加速度判断部66及びリトラクタ用モータ制御部68を備えている。各機能構成は、ECU40のCPU50がROM52又はストレージ56に記憶されたプログラムを読み出し、実行することにより実現される。
車速判断部60は、車速センサ44によって検知された車両12の車速が所定の車速閾値以上であるかについて判断する。直進判断部62は、車両12が直進しているかについて判断する。具体的には、舵角センサ42によって検知されたステアリングホイール36の舵角の絶対値が所定の閾値(直進閾値)よりも小さいかどうかについて判断する。この直進閾値については、例えば、30度から45度の間で設定される。
舵角速度判断部64は、舵角速度が所定の舵角速度閾値以上であるかについて判断する。ここで、本実施形態では、舵角速度は、舵角センサ42によって検知されたステアリングホイール36の舵角に基づいて算出される。具体的には、舵角の微分によって舵角速度が算出される。また、舵角速度判断部64における舵角速度閾値は、車速ごとに設定されている(図7参照)。具体的には、車速が小さくなるに連れて舵角速度閾値が大きくなるように設定されている。さらに、所定の車速以上では舵角速度閾値が略同一に設定されている。さらにまた、車両ごとに設定された舵角速度閾値は、一例として連続的に変化するように設定されている。
推定横加速度判断部66は、車両12に作用すると推定された推定横加速度が所定の加速度閾値以上であるかについて判断する。本実施形態では、推定横加速度は、車速センサ44で検知された車速と、舵角センサ42で検知された舵角とに基づいて算出される。具体的には、車速をVとし、舵角をθとした場合に、推定横加速度aは以下の数式(1)で算出される。なお、kは、車両12の形状によって決定される係数であり、例えばホイールベースなどによって決定される。
Figure 0007172941000001

・・・・(1)
また、推定横加速度判断部66における加速度閾値は、車速ごとに設定されている(図8参照)。具体的には、車速が小さくなるに連れて加速度閾値が小さくなるように設定されている。さらに、所定の車速以上では加速度閾値が略同一に設定されている。さらにまた、車速ごとに設定された加速度閾値は、一例として連続的に変化するように設定されている。
リトラクタ用モータ制御部68は、シートベルト装置22のリトラクタ用モータ46によるスプール30Aの回転方向及び回転量を制御する。
次に、車両用乗員拘束システム10による乗員拘束処理の流れについて、図6のフローチャートを参照して説明する。例えば、乗員拘束処理は、CPU50がROM52又はストレージ56からプログラムを読み出して、RAM54に展開して実行することによって行われる。
図6に示されるように、CPU50は、ステップS100で車速センサ44によって検知された車両12の車速Vが車速閾値Vt以上であるか否かについて判断する。そして、CPU50は、車速Vが車速閾値Vt以上であればステップS102へ移行し、車速Vが車速閾値Vt未満であれば処理を終了する。
CPU50は、ステップS102で舵角センサ42によって検知されたステアリングホイール36の舵角θ1から算出された舵角速度ωが、現在の車速Vに対応する舵角速度閾値ωt以上であるか否かについて判断する。そして、CPU50は、舵角速度ωが舵角速度閾値ωt以上であればステップS104へ移行し、舵角速度ωが舵角速度閾値ωt未満であれば処理を終了する。
CPU50は、ステップS104で車両12に作用すると推定された推定横加速度aが車速Vに対応する加速度閾値at以上であるか否かについて判断する。そして、CPU50は、推定横加速度aが加速度閾値at以上であればステップS106へ移行し、推定横加速度aが加速度閾値at未満であれば処理を終了する。なお、本実施形態では、推定横加速度aは、車速V及び舵角θ1に基づいて上記の数式(1)から算出される。
CPU50は、ステップS106でリトラクタ用モータ46を作動させる。ここでは、CPU50は、リトラクタ用モータ制御部68の機能により、スプール30Aを所定の量だけ巻取方向に回転させるようにリトラクタ用モータ46を制御する。
以上のように、本実施形態の乗員拘束処理では、車速Vが車速閾値Vt以上で、舵角速度ωが舵角速度閾値ωt以上で、かつ、推定横加速度aが加速度閾値at以上となる場合に、ウェビング24を所定量だけ巻き取らせる。これにより、ウェビング24の張力が増大されて乗員Pの慣性移動が抑制される。
(第1実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
本実施形態の車両用乗員拘束システム10では、図1及び図3に示されるように、シートベルト装置22のリトラクタ30にはリトラクタ用モータ46が設けられている。そして、リトラクタ用モータ46が駆動されることで、スプール30Aが巻取方向に回転してウェビング24が巻き取られる。これにより、車両12に大きな加速度が入力された場合にウェビング24の張力を増大させて乗員Pの慣性移動を抑制する。
ここで、車両用乗員拘束システム10は、車速Vが車速閾値Vt以上で、舵角速度ωが車速Vごとに設定された舵角速度閾値ωt(図7参照)以上で、かつ、推定横加速度aが加速度閾値at以上となる場合にリトラクタ用モータ46を駆動させる。つまり、リトラクタ用モータ46を駆動させる条件に設定されている舵角速度閾値ωtが車速Vごとに設定されている。このため、同じ舵角速度ωでも車速Vごとに変化する乗員Pの車両幅方向における慣性移動量に対応して適切な舵角速度閾値ωtを設定することで、乗員Pが車両幅方向に比較的大きく慣性移動をすると推定された場合にウェビング24を巻き取らせることができる。これにより、快適性と乗員保護性能とを両立することができる。
さらに、舵角速度閾値ωtは、車速Vが小さくなるに連れて大きくなるように設定されていることから、車速Vが小さい場合では車速Vが大きい場合よりも舵角速度ωが大きい場合にリトラクタ用モータ46が駆動される。一般的に、車速Vが小さい場合は、車速Vが大きい場合と比べて舵角速度ωが大きくならないと乗員Pが慣性移動し難いことから、車速Vにより変化する乗員Pの慣性移動量に合わせて適切にウェビング24を巻き取らせることができる。
さらにまた、図8に示されるように、加速度閾値atは、車速Vごとに設定されていることから、同じ舵角でも車速Vごとに変化する推定横加速度aに対応して適切な加速度閾値を設定することで、車速Vにより乗員Pが車両幅方向に比較的大きく慣性移動をすると推定された場合にウェビング24を巻き取らせることができる。
また、加速度閾値atは、車速Vが小さくなるに連れて小さくなるように設定されている。したがって、車速Vが大きい場合では車速Vが小さい場合と比べて加速度閾値atは
大きくなる。一般的に、車速Vが大きい場合は、小さい舵角でも推定横加速度aが大きくなるため、車速Vが小さい場合と同じ加速度閾値atだと容易に加速度閾値atに達してしまいウェビング24が巻き取られる可能性がある。これに対し、車速Vが大きい場合では車速Vが小さい場合と比べて加速度閾値atが大きく設定されていることで、車速Vが大きい場合に少しの操舵が入力されることですぐにウェビング24が巻き取られるのを抑制することができる。これらにより、車速Vに応じて適切なタイミングで乗員Pを拘束することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る車両用乗員拘束システムについて図9~図13を参照して説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態の車両用乗員拘束システム70は、基本的な構成は第1実施形態と同様とされ、車両12の横滑りを検知又は予知した時点で舵角速度閾値及び加速度閾値を変更する点に特徴がある。
すなわち、図9に示されるように、車両用乗員拘束システム70のECU40は、舵角センサ42、車速センサ44、リトラクタ用モータ46、プリテンショナ48、路面状態検出センサ72及びビークルスタビリティコントロールシステム(以下、単に「VSC」と称する。)74と電気的に接続されている。
路面状態検出センサ72は、路面の湿潤状態、圧雪状態及び凍結状態等を検知するセンサである。
VSC74は、低μ路等における車両12の横滑り等を防止するため、車両12の横滑りを予知又は検知した際にヨーレイトや操舵角に応じて車輪の回転力を制御するものである。
車両用乗員拘束システム70は、図9に示されるハードウェア資源を用いて、各種の機能を実現する。車両用乗員拘束システム70が実現する機能構成について図10を参照して説明する。
図10に示されるように、車両用乗員拘束システム70は、機能構成として、車速判断部60、直進判断部62、舵角速度判断部82、推定横加速度判断部84、横滑り判定部86及びリトラクタ用モータ制御部68を備えている。各機能構成は、ECU40のCPU50がROM52又はストレージ56に記憶された横滑り時プログラムを読み出し、実行することにより実現される。
横滑り判定部86は、路面状態検出センサ72から取得される情報や、VSC74の作動信号より車両12の横滑りを事前に予知又は早期に検知する。
舵角速度判断部82は、舵角速度が所定の舵角速度閾値以上であるかについて判断する。なお、舵角速度判断部82における舵角速度閾値は、車速ごとに設定されている(図12参照)。具体的には、車速が小さくなるに連れて舵角速度閾値が大きくなるように設定されている。また、所定の車速以上では舵角速度閾値が略同一に設定されている。さらに、車速ごとに設定された舵角速度閾値は、一例として連続的に変化するように設定されている。さらにまた、舵角速度判断部82は、横滑り判定部86より車両12の横滑りを事前に予知又は検知した情報を取得すると、舵角速度閾値を大きくするように切り替える。一例として、本実施形態では、図12に示されるように、通常時の舵角速度閾値(図中二点鎖線参照)に対して、横滑りを事前に予知又は検知した情報を取得した際にすべての車速における舵角速度閾値を所定の値だけ大きくする(図中実線参照)。なお、これに限らず、特定の車速に対応した舵角速度閾値のみ所定の値だけ大きくする構成としてもよい。
図10に示される推定横加速度判断部84は、車両12に作用すると推定された推定横加速度が所定の加速度閾値以上であるかについて判断する。推定横加速度判断部84における加速度閾値は、車速ごとに設定されている(図13参照)。具体的には、車速が小さくなるに連れて加速度閾値が小さくなるように設定されている。また、所定の車速以上では加速度閾値が略同一に設定されている。さらに、車両ごとに設定された加速度閾値は、一例として連続的に変化するように設定されている。さらにまた、推定横加速度判断部84は、横滑り判定部86より車両12の横滑りを事前に予知又は検知した情報を取得すると、加速度閾値を大きくするように切り替える。一例として、本実施形態では、図13に示されるように、通常時の加速度閾値(図中二点鎖線at参照)に対して、横滑りを事前に予知又は検知した情報を取得した際にすべての車速における加速度閾値を所定の値だけ大きくする(図中実線as参照)。なお、これに限らず、特定の車速に対応した加速度閾値のみ所定の値だけ大きくする構成としてもよい。
次に、車両用乗員拘束システム70による乗員拘束処理の流れについて、図11のフローチャートを参照して説明する。例えば、乗員拘束処理は、CPU50がROM52又はストレージ56から横滑り時プログラムを読み出して、RAM54に展開して実行することによって行われる。なお、第1実施形態と同一の処理については、同一番号を付してその説明を省略する。
図11に示されるように、CPU50は、ステップS100で車速センサ44によって検知された車両12の車速Vが車速閾値Vt以上であるか否かについて判断する。そして、CPU50は、車速Vが車速閾値Vt以上であればステップS200へ移行し、車速Vが車速閾値Vt未満であれば処理を終了する。
CPU50は、ステップS200で車両12の横滑りを事前に予知又は早期に検知されたか否かについて判定する。そして、CPU50は、車両12の横滑りを事前に予知又は早期に検知された場合はステップS202へ移行し、車両12の横滑りを事前に予知又は早期に検知されない場合はステップS102へ移行する。
CPU50は、ステップS202で後述する処理にて判定する際に用いる舵角速度閾値ωtを舵角速度閾値ωsへ切り替えて(図12参照)、ステップS204へ移行する。CPU50は、ステップS204で後述する処理にて判定する際に用いる加速度閾値atを加速度閾値asへ切り替えて(図13参照)、ステップS206へ移行する。
CPU50は、ステップS206で舵角センサ42によって検知されたステアリングホイール36の舵角θ1から算出された舵角速度ωが、現在の車速Vに対応した舵角速度閾値ωs以上であるか否かについて判断する。そして、CPU50は、舵角速度ωが舵角速度閾値ωs以上であればステップS208へ移行し、舵角速度ωが舵角速度閾値ωs未満であれば処理を終了する。
CPU50は、ステップS208で車両12に作用すると推定された推定横加速度aが現在の車速Vに対応した加速度閾値as以上であるか否かについて判断する。そして、CPU50は、推定横加速度aが加速度閾値as以上であればステップS106へ移行し、推定横加速度aが加速度閾値at未満であれば処理を終了する。
(第2実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
上記構成によっても、車両12の横滑りを検知又は予知した時点で舵角速度閾値ωtを舵角速度閾値ωsへ変更すると共に加速度閾値atを加速度閾値asへ変更する点以外は第1実施形態の車両用乗員拘束システム10と同様に構成されているので、第1実施形態と同様の効果が得られる。また、車両12の横滑りが予知又は検知された場合にはそれ以外の場合の舵角速度閾値ωt及び加速度閾値atと比べて舵角速度閾値ωs及び加速度閾値asは値が大きくなることから、横滑りに起因して乗員Pがカウンターステア操作を行う場合に舵角速度ω及び推定横加速度aが容易に舵角速度閾値ωs及び加速度閾値asに達してすぐにウェビング24が巻き取られるのを抑制することができる。これにより、車両12の横滑り時において適切なタイミングで乗員を拘束することができる。
以上、第1、第2実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、上記実施形態では、図1に示されるように、巻取装置であるリトラクタ30が車体側に設けられていたが、これに限定されない。すなわち、リトラクタ30及びベルトガイドが車両用シート14に設けられた、所謂シート付きのシートベルト装置を採用してもよい。この場合、ウェビング24の他端は車両用シート14に固定される。
また、上記実施形態でCPU50がソフトウェア(プログラム)を読み込んで実行した処理を、CPU以外の各種のプロセッサが実行してもよい。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field-Programmable Gate Array)などの製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路などが例示される。また、上記処理を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、及びCPUとFPGAとの組み合わせなど)で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた電気回路である。
さらに、上記実施形態では、ストレージ56を記録部としたが、これに限定されない。例えば、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体を記録部としてもよい。
さらにまた、舵角速度閾値ωt、ωs及び加速度閾値at、asがそれぞれ車速Vごとに設定された構成とされているが、これに限らず、どちらか一方のみが車速Vごとに設定された構成としてもよい。また、第2実施形態では、車両12の横滑りを検知又は予知した時点で舵角速度閾値ωtを舵角速度閾値ωsへ変更すると共に加速度閾値atを加速度閾値asへ変更する構成とされているが、これに限らず、舵角速度閾値ωt及び加速度閾値atの少なくとも一方のみを変更する構成としてもよい。
また、横滑り判定部86は、路面状態検出センサ72から取得される情報や、VSC74の作動信号より車両12の横滑りを事前に予知又は早期に検知するが、これに限らず、加速度センサ、ブレーキ圧センサ及びヨーレイトセンサ等から取得される情報や、車輪のスリップを検知して回転力を制御するトラクションコントロールシステム及びアンチロックブレーキシステム等の作動信号より車両12の横滑りを事前に予知又は早期に検知する構成としてもよい。
10 車両用乗員拘束システム
12 車両
14 車両用シート
22 シートベルト装置
24 ウェビング
30 リトラクタ(巻取装置)
40 ECU(制御部)
46 リトラクタ用モータ(モータ)
70 車両用乗員拘束システム
ω 舵角速度
ωs 舵角速度閾値
ωt 舵角速度閾値
P 乗員
V 車速
Vt 車速閾値
a 推定横加速度
as 加速度閾値
at 加速度閾値

Claims (5)

  1. 一端が巻取装置に巻き掛けられ他端が車両用シート又は車体に固定されたウェビングによって車両用シートに着座した乗員を拘束可能とすると共に、前記巻取装置に設けられたモータを駆動させることで前記ウェビングを巻き取り可能なシートベルト装置と、
    車速が所定の車速閾値以上であり、舵角速度が車速ごとに設定された所定の舵角速度閾値以上であり、かつ、車両に作用すると推定される推定横加速度が所定の加速度閾値以上となる場合に、前記モータを駆動させて前記ウェビングを所定量だけ巻き取らせる制御部と、
    を有する車両用乗員拘束システム。
  2. 前記舵角速度閾値は、車速が小さくなるに連れて大きくなるように設定されている、
    請求項1記載の車両用乗員拘束システム。
  3. 前記加速度閾値は、車速ごとに設定されている、
    請求項1及び請求項2記載の車両用乗員拘束システム。
  4. 前記加速度閾値は、車速が小さくなるに連れて小さくなるように設定されている、
    請求項3記載の車両用乗員拘束システム。
  5. 前記制御部は、前記車両の走行時における横滑りが予知又は検知された場合には、前記舵角速度閾値及び前記加速度閾値を前記車両の横滑りが予知又は検知されていない場合と比べて大きくするように切り替える、
    請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の車両用乗員拘束システム。
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