JP2007276540A - 車両の乗員拘束装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステアリングの急激な操作が正常範囲の時のものか、若しくは錯乱状態に陥った時のものかを判別することができない点を解決することで、ステアリングの急激な操作が正常範囲の時のものか、若しくは錯乱状態に陥った時のものかを見極めることを可能にする。
【解決手段】車両10の車速を検知する車速検知手段61と、車両10のステアリング舵角を検知する舵角検知手段62と、車両10のステアリング舵角速度を求める舵角速度検知手段63と、車両10のステアリング舵角加速度を求める舵角加速度検知手段64と、車両10の緊急時に乗員を拘束する可逆式乗員拘束手段(シートベルト装置)40と、を備えた車両の乗員拘束装置であって、舵角、舵角速度及び舵角加速度がそれぞれの所定のしきい値Th(θ),Th(V),Th(α)を満たしたときに可逆式乗員拘束手段40を作動させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、急激なステアリング操作があったときに乗員姿勢を保持することができるシートベルトなどの車両の乗員拘束装置に関するものである。
実用の車両の乗員拘束装置は、シートベルト装置が一般的であり、通常、三点式と呼ばれる方式のものが採用され、シートベルトをショルダベルト及びラップベルトから構成し、ショルダベルト及びラップベルトを着座した乗員に巻付け、衝突時若しくは衝突予測時にシートベルトをプリテンショナでロック状態にするのが一般的なものである。
近年、このような乗員拘束装置を、例えば、急激な減速があった時や急激なステアリング操作があった時など、どのタイミングで作動させることが好ましいことであるか、色々な試みがなされている。
このような車両の乗員拘束装置として、ブレーキ操作があったときに乗員の拘束力を増加するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−74957公報(第11頁、図1)
特許文献1の技術を説明する。
図11は従来の基本構成を説明する図であり、車両の乗員拘束装置200は、車速を検知する車速検知センサ201と、ブレーキペダル202の踏込み量を検知するストロークセンサ203と、ブレーキペダル202の踏込み圧を増大させるマスタシリンダ204の圧力を検知する油圧センサ205と、乗員を拘束するシートベルト装置(乗員拘束手段)206と、車速検知センサ201、ストロークセンサ203及び油圧センサ205の情報でシートベルト装置206の電動モータ207を制御するシートベルト用電子制御装置208と、から構成したものであり、ブレーキペダル202の踏込み量が所定以上あり、車速が所定以上ある場合にシートベルト装置(乗員拘束手段)を作動するものである。なお、209はホイールシリンダを示す。
車両の乗員拘束装置200は、特定の操作子の操作量に対応する値が各々どのような変化を経て乗員拘束装置の作動に至るかを考慮しておらず、例えば、ステアリング操作のように、乗員に作用する慣性加速度が小さい操作に同様の条件を適用した場合には、過激に乗員を拘束してしまう可能性がある。すなわち、作用する慣性加速度が小さいにもかかわらず強い力で拘束されたり、継続操作を行う際に拘束により操作自体が阻害されることもあり、好ましくない。
さらに、ブレーキ操作と比べてステアリング操作の場合には、操作角(操作量)が所定の舵角(値)に短期的に収束しやすいという特質を持つため、瞬間的な操作で判定ラインを超え直ちに収束してしまうために過敏な作動判定をしがちである。すなわち、速い段階で作動判定を下すことが困難であるという問題もあった。
さらに、車両の乗員拘束装置200は、車体に前後方向の加速度が加わったときに、乗員の拘束力を強めるものであり、ステアリングの急激な操作が正常範囲の素早い操作なのか、錯乱状態(パニック状態)に陥った無軌道な操作なのかを見極めることもできない。
ステアリングの急激な操作を行なった際に、操作の収束度合いから拘束が必要かどうかをより適切に判断して不必要な拘束を防ぐ一方で、必要に応じて早い段階から乗員を拘束することによって乗員の姿勢変化を的確に判断し、保護性能を向上する技術が望まれる。
本発明は、ステアリングの急激な操作を行い、乗員の運転姿勢が崩れる点を解決し、可能な限り作動のタイミングを早くすることができる技術を提供するとともに、ステアリングの急激な操作が正常範囲の時のものか、若しくは錯乱状態に陥った時のものかを判別することができない点を解決し、ステアリングの急激な操作が正常範囲の時のものか、若しくは錯乱状態に陥った時のものかを見極め、誤判定による過剰な作動を防止する技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車両の車速を検知する車速検知手段と、車両のステアリング舵角を検知する舵角検知手段と、車両のステアリング舵角速度を求める舵角速度検知手段と、車両のステアリング舵角加速度を求める舵角加速度検知手段と、車両の緊急時に乗員を拘束する可逆式乗員拘束手段と、を備えた車両の乗員拘束装置であって、舵角、舵角速度及び舵角加速度がそれぞれの所定のしきい値を満たしたときに可逆式乗員拘束手段を作動させることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、車速検知手段で検知する車速によって、所定のしきい値のうち、舵角、舵角速度及び舵角加速度の内の少なくとも一つに対応するしきい値を変更することを特徴とする。
そこで、車速検知手段で検知する車速によって、所定のしきい値のうち、舵角、舵角速度及び舵角加速度の内の少なくとも一つに対応するしきい値を変更することで、実際の運転状況に即した可逆式乗員拘束手段の制御を実現することができるという利点がある。
請求項3に係る発明は、可逆式乗員拘束手段が、運転者側の可逆式乗員拘束手段であることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、可逆式乗員拘束手段が、モータの駆動力によってベルトを引込む若しくはベルトの引出しを規制するシートベルト装置であることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、可逆式乗員拘束手段が、車両の車両用シートに設けたサイドサポートの支持力を変更するものであることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、乗員拘束装置に、舵角検知手段、舵角速度検知手段及び舵角加速度検知手段を備え、舵角、舵角速度及び舵角加速度がそれぞれの所定のしきい値を満たしたときに可逆式乗員拘束手段を作動させたので、ステアリングの急激な操作を行ったときでも、乗員の運転姿勢を保持することができる。この結果、ステアリングを的確に操舵することができるという利点がある。
例えば、緊急に車線を変更する場合(以下、「緊急レーンチェンジ」と記載する)をステアリングの急激な操作の一例とすると、ステアリングの急激な操作が正常範囲(制御された素早い操作)の場合には、ステアリングを左に操舵してから右に操舵するときの舵角加速度に類似の舵角加速度変化が現れ、ステアリングの急激な操作が錯乱状態(パニック状態)に陥った場合には、ステアリングを左右に繰返し操舵することが多く、無軌道な舵角加速度変化が現れる。
そこで、舵角、舵角速度に加えて舵角加速度を求める舵角加速度検知手段を備えたので、ステアリングの急激な操作が正常範囲の時のものか、若しくは錯乱状態に陥った時のものかを判別することができる。この結果、不必要な乗員拘束を回避することができるという利点がある。
例えば、緊急レーンチェンジをする場合に、車速が速いほど車体が不安定な状況に陥ることが多いことは一般的な事実である。
請求項2に係る発明では、車速検知手段で検知する車速によって、所定のしきい値のうち、舵角、舵角速度及び舵角加速度の内の少なくとも一つに対応するしきい値を変更するようにしたので、実際の運転状況に即した可逆式乗員拘束手段の制御を実現することができるという利点がある。
請求項3に係る発明では、例えば、すべての座席に車両の乗員拘束装置を適応することは、好ましいことであるが、可逆式乗員拘束手段を、運転者側の可逆式乗員拘束手段に限定し、運転者の運転環境を改善することで、緊急事態を未然に防ぐことができるという利点がある。
請求項4に係る発明では、可逆式乗員拘束手段を、モータの駆動力によってベルトを引込む若しくはベルトの引出しを規制するシートベルト装置とすることで、乗員の姿勢変化を的確に抑制することができるという利点がある。
特に、急操舵時には乗員に車幅方向(横方向)の加速度が作用する。
請求項5に係る発明では、可逆式乗員拘束手段を、車両の車両用シートに設けたサイドサポートの支持力を変更するものとすることで、シート幅を狭め乗員の横方向の移動(ぶれ)を抑制することができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車両の乗員拘束装置を採用する車両の側面図である。
図中、10は車両、11は車体、12は車室、14はフロントピラー、15はフロントガラス、16は前ドア、17はルーフ、18はセンタピラー、19はステアリングであり、本発明に係る車両の乗員拘束装置30(図3参照)は、可逆式乗員拘束手段としてのシートベルト装置40をステアリング19の舵角、舵角速度及び舵角加速度の情報をもとに制御する装置である。
車両用シート31は、乗員21の腰部及び脚部を支持するシートクッション32と、乗員19の背中を支持するシートバック33と、乗員21の頭部を支持するヘッドレスト34とからなる。
シートバック33は、両サイドに乗員21の横ぶれを防止するサイドサポート36,36(奥の36は不図示)を備える。図中、37はサイドサポート36のサイドサポートフレーム、38はサイドサポートフレーム37を回転させることで、乗員21の拘束力を調整するモータ(サイドサポート用電動モータ)である。
図2は本発明に係る可逆式乗員拘束手段(シートベルト装置)及び車両用シートの正面図であり、シートベルト装置(可逆式乗員拘束手段)40は、センタピラーの下方に設けたプリテンショナ(巻取り装置若しくはリトラクタ)41と、このプリテンショナ41から一端を延出自在に設けたベルトとしてのウェビング(シートベルト)42と、車室12側面の上方に設ける(センタピラー18に設ける)ことでウェビング42を案内するベルトガイド(スルーアンカ)43と、ウェビング42の中間に介在させるタング(ベルト金具)44と、このタング44を着脱自在に取付けるために車両の床に設けたバックル45と、ウェビング(シートベルト)42の他端を車体11側(センタピラー18)に固定するアンカ46と、からからなる。
プリテンショナ(巻取り装置)41は、ショルダベルト48の端部を巻取るスピンドル51と、スピンドル51の一端に設けることで緊急時にスピンドル51を駆動するモータ(電動モータ)52と、これらのスピンドル51及びモータ52を収納するケース54と、からなる。
ウェビング42は、プリテンショナ41から乗員21(図1参照)の肩口を経由させ腰部にたすきがけ状に渡すショルダベルト48と、このショルダベルト48の先端から乗員21の腹部廻りを略水平に車両用シート31に巻付けるラップベルト49と、からなる。
図3は本発明に係る車両の乗員拘束装置のブロック図であり、車両の乗員拘束装置30(以下、「乗員拘束装置30」と略記する)は、車両10(図1参照)の車速を検知する車速検知手段61と、車両のステアリング舵角を検知する舵角検知手段(舵角センサ)62と、車両10のステアリング舵角速度を求める舵角速度検知手段63と、車両10のステアリング舵角加速度を求める舵角加速度検知手段64と、車両10の緊急時に乗員21を拘束するシートベルト装置(可逆式乗員拘束手段)40と、車速検知手段61、舵角検知手段62、舵角速度検知手段63、舵角加速度検知手段64の情報及び予め設定した舵角しきい値Th(θ)、舵角速度しきい値Th(V)、舵角加速度しきい値Th(α)の情報でシートベルト装置40を制御する制御手段69と、からなる。
なお、舵角しきい値Th(θ)、舵角速度しきい値Th(V)、舵角加速度しきい値Th(α)は、車速検知手段61で検知する車速によって設定するしきい値である。
乗員拘束装置30は、可逆式乗員拘束手段が、モータ52の駆動力によってベルト(ウェビング)42を引込む若しくはベルト42の引出しを規制するシートベルト装置40である。
可逆式乗員拘束手段を、モータ52の駆動力によってベルト(ウェビング)42を引込む若しくはベルト42の引出しを規制するシートベルト装置40とすることで、乗員21(図1参照)の姿勢変化を的確に抑制することができる。
図4は本発明に係る車両の乗員拘束装置の舵角、舵角速度及び舵角加速度算出のブロック図であり、ステアリング19のステアリングシャフト19a廻りに舵角θ(t)を検出する舵角センサ(回転センサ若しくは舵角検知手段)62を設け、この舵角センサ62の信号をローパスフィルタ(LPF)を通過させることで高周波成分を除去して平滑化を行い、この高周波成分を除去して平滑化した信号を微分することで舵角速度ω(t)を算出し、この舵角速度ω(t)をさらに微分することで加速度α(t)を算出するものである。ここで、tは時間、Δtは単位時間を示す。
すなわち、図3に示す舵角速度検知手段63は舵角速度算出手段であり、舵角加速度検知手段64は舵角加速度算出手段であると言える。
図5で乗員拘束装置30での制御する対象事例を示す。
図5(a)〜(c)は本発明に係る車両の乗員拘束装置での制御する対象事例を示す説明図である。
(a)において、構造物93などで見通しの悪い交差点94で、構造物93に隠れた車両91をレーダ等で検知できない場合に、隠れた車両91が交差点94に進入したときに、衝突直前で緊急回避操舵した事例を示す。
矢印a1の如く直進していた自車90は交差点94に進入した際に交差点94左から矢印a2の如く侵入する車両91を回避するために右に急転舵し、侵入する車両91を回避する。この状態までの操作は正常範囲の素早い操作の範疇であるが、自車90aは対向車線に侵入しており、対向車92が近づいているので、この対向車92が矢印a3の如く右に操作しない限りは、パニック状態の急転舵(以下。「パニック急転舵」と記載する)に陥る可能性がある。
(b)において、凍結したカーブ96等で自車90が速度超過のために予測した進路を矢印b1の如く逸脱したときに陥りがちなパニック急転舵の事例である。
(c)において、自車90が矢印c1の如く路肩(若しくは緑地帯)97などの路外へ逸脱し、路面の滑りやすさの状態の変化のために矢印c2の如く急激に道路復帰し、自車90のコントロールを喪失したときに陥るパニック急転舵の事例である。なお、路肩97は、砂利の浮いていることが多い。
図6は本発明に係る車両の乗員拘束装置の車速−しきい値マップであり、横軸は車速(km/h)を示し、縦軸は舵角しきい値Th(θ)及び舵角速度しきい値Th(V)を示す。
舵角(deg)に関して、車速S1にて舵角しきい値Th(θ1)、車速S1よりも大きい車速S2にて舵角しきい値Th(θ2)に設定する。すなわち、車速の増加とともに舵角しきい値Th(θ)を小さく設定する。これは、車速が大きい時には大きな遠心力が作用するために乗員の姿勢変化が大きくなることに基づく。
舵角速度(deg/s)に関して、例えば、車速S1にて舵角速度しきい値Th(V1)、車速S1よりも大きい車速S2にて舵角速度しきい値Th(V2)に設定する。すなわち、車速の増加とともに舵角速度しきい値Th(V)を小さく設定する。これは、車速が大きい時には少ない操作量でも車輪の抵抗が増大しやすいために、大きな加速度が乗員に作用することに基づく。また、さらに抵抗が増大すると破綻してスリップ等の制御不能状態に陥り易いことに基づく。
図7は本発明に係る車両の乗員拘束装置の舵角加速度しきい値の設定方法を説明するグラフであり、横軸は舵角(deg)を示し、縦軸は舵角速度(deg/s)を示す。
また、Th(θ1)は車速S1で右転舵のときの舵角しきい値、Th(θ2)は車速S2で右転舵のときの舵角しきい値、Th(V1)は車速S1で右転舵のときの舵角速度しきい値、Th(V2)は車速S2で右転舵のときの舵角速度しきい値を示す。
さらに、−Th(θ1)は車速S1で左転舵のときの舵角しきい値、−Th(θ2)は車速S2で左転舵のときの舵角しきい値、−Th(V1)は車速S1で左転舵のときの舵角速度しきい値、−Th(V2)は車速S2で左転舵のときの舵角速度しきい値を示す。
例えば、舵角−舵角速度曲線をC1,C2として、舵角−舵角速度曲線C1,C2が、車速S1における舵角しきい値Th(θ1)若しくは舵角速度しきい値Th(V1)と交差する点をA,Bとするときに、点をA,Bでの操舵加速度が正であるか負であるかを判定する。なお、本図では点A,Bは舵角速度しきい値Th(V1)と交差する。
舵角加速度α>0(加速度しきい値Th(α)>0)の場合は、ステアリング操作が継続しており、ステアリングの切りすぎが予測され、コントロールを喪失したパニック急転舵の可能性が高い。そこで、乗員拘束装置30(図3参照)を作動(ON)させる。
舵角加速度α<0(加速度しきい値Th(α)<0)の場合は、ステアリング操作が収束に向かっていると判断することができ、ステアリングの急激な操作が正常範囲(制御された素早い操作)である。乗員拘束装置30(図3参照)を作動する必要ない(OFF)。
すなわち、点A,Bにおける舵角−舵角速度曲線C1,C2の傾きが舵角加速度を示し、所定の車速S1で所定の舵角しきい値Th(θ1)及び所定の舵角速度しきい値Th(V1)を超えたときに、舵角加速度>0であるか若しくは舵角加速度<0を検出することで、乗員拘束装置30(図3参照)の実情に即した適正な作動を行うことができる。なお、加速度しきい値Th(α)の値を状況に応じて変化させてもよい。
図6,図7から乗員拘束装置30は、車速検知手段61(図3参照)で検知する車速によって、所定のしきい値Th(θ),Th(V),Th(α)のうち、舵角、舵角速度及び舵角加速度の内の少なくとも一つに対応するしきい値を変更するものと言える。
車速検知手段61(図3参照)で検知する車速によって、所定のしきい値Th(θ),Th(V),Th(α)のうち、舵角、舵角速度及び舵角加速度の内の少なくとも一つに対応するしきい値を変更することで、実際の運転状況に即した図1に示す可逆式乗員拘束手段(シートベルト装置)40の制御を実現することができる。
図8は本発明に係る車両の乗員拘束装置のフローチャートである(符号は図1及び図3参照)。なお、ST××はステップ番号を示す。
ST01:車速Sを算出する。
ST02:車速Sの関数としてしきい値を設定する。例えば、車速Sで右転舵のときは、所定の舵角しきい値をTh(θ)、所定の舵角速度しきい値をTh(V)、所定の舵角加速度しきい値をTh(α)に設定する。また、車速Sで左転舵のときは、所定の舵角しきい値を−Th(θ1)、所定の舵角速度しきい値を−Th(V1)、所定の舵角加速度しきい値を−Th(α1)に設定する。
ST03:舵角θはプラス(右転舵)であるか判断する。YESの場合はST04に進み、NOの場合はST07に進む。
ST04:舵角θは所定の舵角しきい値Th(θ)を超えたか。YESならばST05に進み,NOならばST01に戻る。
ST05:舵角速度ωは所定の舵角速度しきい値Th(V)を超えたか。YESならばST06に進み,NOならばST01に戻る。
ST06:舵角加速度αは所定の舵角加速度しきい値Th(α)>0を超えたか。YESならばST10に進み,NOならばST01に戻る。
ST07:舵角θは所定の舵角しきい値−Th(θ)を超えたか。YESならばST08に進み,NOならばST01に戻る。
ST08:舵角速度ωは所定の舵角速度しきい値−Th(V)を超えたか。YESならばST09に進み,NOならばST01に戻る。
ST09:舵角加速度αは所定の舵角加速度しきい値−Th(α)<0を超えたか
。YESならばST10に進み、NOならばST01に戻る。
ST10:可逆式乗員拘束手段(シートベルト装置)40を作動する。
乗員拘束装置30は、車両10(図1参照)の車速を検知する車速検知手段61と、車両10のステアリング舵角を検知する舵角検知手段62と、車両10のステアリング舵角速度を求める舵角速度検知手段63と、車両10のステアリング舵角加速度を求める舵角加速度検知手段64と、車両10の緊急時に乗員を拘束する可逆式乗員拘束手段(シートベルト装置)40と、を備えた車両の乗員拘束装置であって、舵角、舵角速度及び舵角加速度がそれぞれの所定のしきい値Th(θ),Th(V),Th(α)を満たしたときに可逆式乗員拘束手段40を作動させるものと言える。
例えば、ステアリングの急激な操作を行ったときでも、乗員の運転姿勢を保持することができれば、ステアリングを的確に操舵することができるので好ましいことである。また、ステアリングの急激な操作が正常範囲の時のものか、若しくは錯乱状態に陥った時のものかを判別することができれば、不必要な乗員拘束を回避することができるので好ましいことである。
すなわち、乗員拘束装置30に、舵角検知手段62、舵角速度検知手段63及び舵角加速度検知手段64を備え、舵角、舵角速度及び舵角加速度がそれぞれの所定のしきい値Th(θ),Th(V),Th(α)を満たしたときに可逆式乗員拘束手段(シートベルト装置)40を作動させることで、ステアリング19(図1参照)の急激な操作を行ったときでも、乗員の運転姿勢を保持することができる。この結果、ステアリング19を的確に操舵することができる。
例えば、緊急に車線を変更する場合(緊急レーンチェンジ)をステアリングの急激な操作の一例とすると、ステアリングの急激な操作が正常範囲(制御された素早い操作)の場合には、ステアリングを左に操舵してから右に操舵するときの舵角加速度に類似の舵角加速度変化が現れ、ステアリングの急激な操作が錯乱状態(パニック状態)に陥った場合には、ステアリングを左右に繰返し操舵することが多く、無軌道な舵角加速度変化が現れる。
そこで、舵角、舵角速度に加えて舵角加速度を求める舵角加速度検知手段64を備えることで、ステアリング19の急激な操作が正常範囲の時のものか、若しくは錯乱状態に陥った時のものかを判別することができる。この結果、不必要な乗員拘束を回避することができる。
また、図1に示すように乗員拘束装置30は、可逆式乗員拘束手段(シートベルト装置)40が、運転者側の可逆式乗員拘束手段40であると言える。
例えば、すべての座席に車両の乗員拘束装置を適応することは、好ましいことであるが、可逆式乗員拘束手段40を、運転者側の可逆式乗員拘束手段40に限定し、運転者の運転環境を改善することで、緊急事態を未然に防ぐことができる。
なお、運転者側以外の乗員拘束装置を異なる態様で作動させてもよい。
図9は本発明に係る車両の乗員拘束装置のしきい値設定の妥当性の確認結果を表すブラフであり、車速40km/h、車速60km/h、及び車速80km/hでレーンチェンジを行った場合の舵角(操作角)及び操舵速度の変化例を示す。
(a)において、車速40km/hでは、速度が低いため、操作に対する抵抗が小さく、舵角及び操舵速度ともに大きくなる。二点鎖線で示すようにある一定の舵角及び操舵速度に達しない場合は操舵加速度に関わらず動作させない。なお、Th(θ4)は車速40km/hのときに設定した舵角しきい値、Th(V4)は車速40km/hのときに設定した操舵速度しきい値を示す。
(b)において、車速60km/hでは、車速40km/hに比べ、操作に対する抵抗が増加するために操作可能範囲が狭まり、舵角及び操舵速度ともに若干小さくなる。また、同程度の操作量で発生する乗員への加速度も増大する。従って、低速の場合に比べてしきい値を低く設定する必要がある。なお、Th(θ6)は車速60km/hのときに設定した舵角しきい値、Th(V6)は車速60km/hのときに設定した操舵速度しきい値を示す。
(c)において、車速80km/hでは、操作に対する抵抗が増加するため、運転者の意志に関わらず、大きな操作を行うことは困難になる一方、操作に対応して発生する加速度が増大する。なお、Th(θ8)は車速80km/hのときに設定した舵角しきい値、Th(V8)は車速80km/hのときに設定した操舵速度しきい値を示す。
なお、Th(θ4)>Th(θ6)>Th(θ8)、Th(V4)>Th(V6)>Th(V8)に設定した。
図10は本発明に係る別実施例の車両の乗員拘束装置のブロック図であり、図中、61は車速検知手段、62は舵角検知手段(舵角センサ)、63は舵角速度検知手段、64は舵角加速度検知手段、69は制御手段、Th(θ)は舵角しきい値、Th(V)は舵角速度しきい値、Th(α)は舵角加速度しきい値であり、乗員拘束装置80は、図1に示した可逆式乗員拘束手段としての車両用シート31を、車両10の緊急時に車速検知手段61、舵角検知手段62及び舵角加速度検知手段64の情報及び予め設定した舵角しきい値Th(θ)、舵角速度しきい値Th(V)、舵角加速度しきい値Th(α)の情報で制御するようにしたものである。
すなわち、乗員拘束装置80は、舵角しきい値Th(θ)、舵角速度しきい値Th(V)、舵角加速度しきい値Th(α)を超えたときに、図1に示すモータ(サイドサポート用電動モータ)38を回転させてサイドサポートフレーム37を回転(駆動)し、乗員21の拘束力(ホールド性)を強めるようにしたものである。
乗員拘束装置80は、可逆式乗員拘束手段が、車両10(図1参照)の車両用シート31に設けたサイドサポート36の支持力を変更するものであると言える。
特に、急操舵時には乗員に車幅方向(横方向)の加速度が作用する。そこで、可逆式乗員拘束手段を、車両10の車両用シート31に設けたサイドサポート36を変更することで、シート幅を狭め乗員21(図1参照)の横方向の移動(ぶれ)を抑制することができる。
尚、本発明に係る乗員拘束装置は、図3及び図10に示すように、シートベルト装置40、車両用シート31であったが、これに限るものではなく、可逆式乗員拘束手段であればよい。
舵角(操舵角)、操舵速度、操舵加速度のそれぞれについては、左右いずれかの旋回時によって左右非対称としてもよい。例えば、運転席は通常車体の左右一方側に寄って配置されており、左右のそれぞれにおいて発生する加速度の態様が異なる。また、乗員拘束装置の拘束性能についても左右非対称であることが多いため、しきい値をそれぞれ異ならせることによってさらに状況に即した適切な姿勢保持が可能となる。
本発明に係る車両の乗員拘束装置は、セダンやワゴンなどの乗用車に採用するのに好適である。
本発明に係る車両の乗員拘束装置を採用する車両の側面図である。 本発明に係る可逆式乗員拘束手段(シートベルト装置)及び車両用シートの正面図である。 本発明に係る車両の乗員拘束装置のブロック図である。 本発明に係る車両の乗員拘束装置の舵角、舵角速度及び舵角加速度算出のブロック図である。 本発明に係る車両の乗員拘束装置での制御する対象事例を示す説明図である。 本発明に係る車両の乗員拘束装置の車速−しきい値マップである。 本発明に係る車両の乗員拘束装置の舵角加速度しきい値の設定方法を説明するグラフである。 本発明に係る車両の乗員拘束装置のフローチャートである。 本発明に係る車両の乗員拘束装置のしきい値設定の妥当性の確認結果を表すブラフである。 本発明に係る別実施例の車両の乗員拘束装置のブロック図である。 従来の基本構成を説明する図である。
符号の説明
10…車両、30,80…乗員拘束装置、31…可逆式乗員拘束手段(車両用シート)、36…サイドサポート、40…可逆式乗員拘束手段(シートベルト装置)、41…ベルト(ウェビング)、52…モータ、61…車速検知手段、62…舵角検知手段、63…舵角速度検知手段、64…舵角加速度検知手段。

Claims (5)

  1. 車両の車速を検知する車速検知手段と、車両のステアリング舵角を検知する舵角検知手段と、車両のステアリング舵角速度を求める舵角速度検知手段と、車両のステアリング舵角加速度を求める舵角加速度検知手段と、車両の緊急時に乗員を拘束する可逆式乗員拘束手段と、を備えた車両の乗員拘束装置であって、
    前記舵角、舵角速度及び舵角加速度がそれぞれの所定のしきい値を満たしたときに前記可逆式乗員拘束手段を作動させることを特徴とする車両の乗員拘束装置。
  2. 前記車速検知手段で検知する車速によって、前記所定のしきい値のうち、前記舵角、舵角速度及び舵角加速度の内の少なくとも一つに対応するしきい値を変更することを特徴とする請求項1記載の車両の乗員拘束装置。
  3. 前記可逆式乗員拘束手段は、運転者側の可逆式乗員拘束手段であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両の乗員拘束装置。
  4. 前記可逆式乗員拘束手段は、モータの駆動力によってベルトを引込む若しくはベルトの引出しを規制するシートベルト装置であることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の車両の乗員拘束装置。
  5. 前記可逆式乗員拘束手段は、前記車両の車両用シートに設けたサイドサポートの支持力を変更するものであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の車両の乗員拘束装置。
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