JP7155797B2 - 弾性クローラ - Google Patents
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Description
この弾性クローラでは、前記コード層は幅方向に並列した複数のループ状のユニットを含み、それぞれのユニットは螺旋状に2巻以上巻き回された帯状体からなり、前記帯状体は少なくとも1本のスチールコードを含む。
そしてこの弾性クローラでは、前記ユニットを構成する帯状体の始端及び終端は、いずれかの芯金の直上に配置される。
図1は、クローラ式の走行装置2の一部を示す。この走行装置2としては、例えば、コンバイン、トラクター等の農業機械、及び、バックホー等の建設機械が挙げられる。この走行装置2は、弾性クローラ4、スプロケット6、アイドラ8及び転輪10を備える。
図2は、図1のII-II線に沿った、弾性クローラ4の断面を示す。この図2には、この弾性クローラ4の周方向に対して垂直な面に沿った、この弾性クローラ4の断面が示される。
図2に示された基本構成を備えた弾性クローラを製作した。この実施例1では、コード層は1本のスチールコードを含み同じ長さを有する帯状体を、2本用いて作製した。それぞれの帯状体は螺旋状に10巻ずつ巻き回され、このコード層には、幅方向に並列した2つのループ状のユニットが構成された。
1本のスチールコードを含む1本の帯状体を20巻することでコード層を構成した他は実施例1と同様にして、比較例1の弾性クローラを得た。この比較例1は従来の弾性クローラであり、この比較例1のコード層は従来のジョイントレスタイプのコード層である。このコード層には、帯状体の継ぎ目は設けられていない。この比較例1では、継ぎ目の比率は0%である。
20本のスチールコードを幅方向に並列させてコード束を構成し、このコード束の両端を接合することによりコード層を構成した他は実施例1と同様にして、比較例2の弾性クローラを得た。この比較例2は従来の弾性クローラであり、この比較例2のコード層は従来の非ジョイントレスタイプのコード層である。このコード層には、コードの継ぎ目が20か所設けられた。この比較例2では、継ぎ目の比率は100%である。
1本のスチールコードを含む5本の帯状体を用いてコード層を構成した他は実施例1と同様にして、実施例2の弾性クローラを得た。この実施例2のコード層では、それぞれの帯状体は4巻ずつ巻き回され、帯状体の継ぎ目の数が4に設定された。この実施例2では、継ぎ目の比率は20%である。
1本のスチールコードを含む10本の帯状体を用いてコード層を構成した他は実施例1と同様にして、実施例3の弾性クローラを得た。この実施例3のコード層では、それぞれの帯状体は2巻ずつ巻き回され、帯状体の継ぎ目の数が9に設定された。この実施例3では、継ぎ目の比率は45%である。
2本のスチールコードを含む2本の帯状体を用いてコード層を構成した他は実施例1と同様にして、実施例4の弾性クローラを得た。この実施例4のコード層では、それぞれの帯状体は5巻ずつ巻き回され、帯状体の継ぎ目の数が1に設定された。この実施例4では、継ぎ目の比率は10%である。なお、この実施例4では、スチールコードにより構成されるループの数は20であり、実施例1のそれと同数である。
引張試験機を用いて弾性クローラの引張破断力を評価した。その結果が下記の表1に指数で示されている。数値が大きいほど破断力は大きく好ましい。
圧縮試験機を用いて弾性クローラの曲げ剛性を評価した。弾性クローラからコード層の第一ゾーンを含む部分をサンプリングし、これを供試試料とした。スプロケットを模擬した円盤を準備した。供試試料をこの円盤に巻きかける際に要した荷重を計測し、曲げ剛性の指標としての荷重の最大値を得た。その結果が下記の表1に指数で示されている。数値が大きいほど曲げ剛性は大きく好ましい。
屈曲試験機を用いて弾性クローラにおけるスチールコードの跳ね上がりに関する評価を行った。弾性クローラからコード層の第一ゾーンを含む部分をサンプリングし、これを供試試料とした。この供試試料を繰り返し屈曲させて、スチールコードの跳ね上がりが発生するまでの時間を計測した。その結果が下記の表1に指数で示されている。数値が大きいほどスチールコードの跳ね上がりは生じにくく好ましい。
帯状体の廃棄量の目安としてのユニットの構成に必要な帯状体の長さ、及び、コード層の形成に要する時間のそれぞれを比較例1を基準とする指数で表し、合計値を算出した。この合計値の逆数を指数で表し、生産性に関する評価を行った。その結果が下記の表1に指数で示されている。数値が大きいほど生産性に優れ好ましい。なお、比較例1では、ユニットの構成に必要な帯状体の長さをコード層の構成に必要な帯状体の長さに置き換えて指数が算出された。比較例2では、ユニットの構成に必要な帯状体の長さをコード層に含まれる一本のスチールコードの長さに置き換えて指数が算出された。
各評価で得られた指数の合計を算出した。その結果が下記の表1に指数で示されている。数値が大きいほど好ましい。
4・・・弾性クローラ
6・・・スプロケット
8・・・アイドラ
10・・・転輪
12・・・穴
16・・・ラグ
18・・・ガイド
20・・・弾性部材
22・・・芯金
24、52・・・コード層
26・・・キャンバス層
28・・・鍔部
30・・・翼部
34・・・スチールコード
36、56・・・帯状体
40、54・・・ユニット
42・・・帯状体36の始端
44・・・帯状体36の終端
54・・・ユニット
58・・・帯状体56の始端
60・・・帯状体56の終端
Claims (4)
- 周方向に間隔を空けて配置される多数のプレート状の芯金と、
前記芯金の外側において周方向に延びるコード層と
を備え、
前記コード層が幅方向に並列した複数のループ状のユニットを含み、
それぞれのユニットが螺旋状に2巻以上巻き回された帯状体からなり、
前記帯状体が少なくとも1本のスチールコードを含み、
前記ユニットを構成する帯状体の始端及び終端が、いずれかの芯金の直上に配置され、
前記コード層に、当該コード層の断面に含まれる帯状体の断面の数が多い第一ゾーンと、当該断面に含まれる帯状体の断面の数が少ない第二ゾーンとが構成され、
前記第一ゾーンの周方向長さが前記第二ゾーンの周方向長さよりも短く、
前記コード層の断面に含まれる前記帯状体の断面の数が、周方向において隣り合う2つの芯金間の前記コード層の断面に含まれる前記帯状体の断面の数で表され、
一の芯金の直上において、一のユニットを構成する一の帯状体の終端と、当該一のユニットの隣に位置する他のユニットを構成する他の帯状体の始端とが、対向するように配置され、
前記第一ゾーンが、幅方向において最も内側に位置するユニットを構成する帯状体の始端から、幅方向において最も外側に位置するユニットを構成する帯状体の終端までのゾーンであり、前記第一ゾーン以外のゾーンが前記第二ゾーンであり、
前記コード層を構成する全ての帯状体の始端及び終端が前記第一ゾーンに位置する、弾性クローラ。 - 前記第二ゾーンにおけるコード層の断面に含まれる帯状体の断面の数に対する、前記一の芯金の直上において、一の帯状体の終端と、他の帯状体の始端とが対向するように配置されている箇所の数の比率が、1%以上50%以下である、請求項1記載の弾性クローラ。
- 前記芯金の周方向長さに対する、前記一の芯金の直上において、対向するように配置されている、一の帯状体の終端と、他の帯状体の始端との間の周方向長さの比率が、50%以下である、請求項1又は2に記載の弾性クローラ。
- 前記芯金の外側において、前記コード層の外側及び内側に位置し、周方向に延びる、キャンバス層をさらに備える、請求項1から3のいずれかに記載の弾性クローラ。
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