JP7310375B2 - 弾性クローラ - Google Patents

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Description

本発明は、芯材にクローラ周方向に突出する脱輪防止突起を設けた端帯状の弾性クローラに関する。
従来から、ゴム等の弾性体からなるクローラ本体内に、複数の芯材と抗張体とを埋設した弾性クローラが知られている。芯材は、クローラ幅方向の補強材として機能し、クローラ周方向に間隔を空けて配されている。又抗張体は、クローラ周方向の補強材として機能し、前記芯材よりもクローラ外周側を通ってクローラ周方向にのびるコードから構成されている。
この種の弾性クローラは、隣り合う芯材間で横ずれ(クローラ幅方向のずれ)が発生し易い。そして横ずれが原因して、芯材側のガイド突起から、車体側の転輪が外れて、脱輪を起こすという問題が生じる。
下記の特許文献1には、脱輪防止のために、芯材に、クローラ周方向の一方側に突出する一対の第1突起と、他方側に突出する一対の第2突起とを設けることが記載されている。この弾性クローラでは、クローラ周方向で隣り合う一方側の芯材の第1突起が、他方側の芯材の第2突起にクローラ幅方向の外側で重なり合うことで、芯材間の横ずれが抑制される。
特開2019-93878号公報
しかしながら、突起物への乗り上げ時や旋回時などに作用する外力により、隣り合う芯材間に屈曲や捻れ等が生じてしまうと、第1突起と第2突起との係合が外れて脱輪が発生してしまうことがある。
このような屈曲や捻れ等に起因する脱輪対策として、第1突起、第2突起を大型化すること等が案出されるが、芯材重量の増大を招くなど、改善の余地が残されている。
本発明は、芯材重量の増加を抑えながら、屈曲や捻れ等に起因する脱輪を抑制しうる弾性クローラを提供することを課題としている。
本発明は、弾性体からなる無端帯状のクローラ本体と、
前記クローラ本体にクローラ周方向に間隔を空けて埋設され、かつ前記弾性体よりも硬質の材料からなる芯材と、
前記クローラ本体に埋設され、かつ前記芯材よりもクローラ外周側を通ってクローラ周方向にのびるコードからなる抗張体とを含む弾性クローラであって、
前記芯材は、
クローラ幅方向にのびる芯材本体と、
前記芯材本体のクローラ周方向の一方側、他方側の側面からそれぞれクローラ周方向に突出する脱輪防止突起とを含み、
前記脱輪防止突起のクローラ外周側部分は、前記抗張体よりもクローラ外周側に張り出す部分を含む。
本発明に係る弾性クローラにおいて、前記脱輪防止突起のクローラ厚さ方向の中心J1と、前記抗張体のクローラ厚さ方向の中心J2とのクローラ厚さ方向の距離Lzは、前記脱輪防止突起のクローラ厚さ方向の高さhの1/2以下であるのが好ましい。
本発明に係る弾性クローラにおいて、前記脱輪防止突起の前記クローラ外周側部分は、前記芯材本体のクローラ外周側の面から***しかつクローラ周方向に沿ってのびる延長部分を含むのが好ましい。
本発明に係る弾性クローラにおいて、前記延長部分は、前記芯材本体の前記側面からのクローラ周方向長さが、前記芯材本体のクローラ周方向幅の50~60%であるのが好ましい。
本発明に係る弾性クローラにおいて、前記脱輪防止突起は、前記芯材本体の一方側の側面から突出するクローラ幅方向両側の一対の第1の脱輪防止突起と、前記芯材本体の他方側の側面から突出するクローラ幅方向両側の一対の第2の脱輪防止突起とを含み、
クローラ周方向で隣り合う一方側の前記芯材の各前記第1の脱輪防止突起は、他方側の前記芯材の各前記第2の脱輪防止突起とはクローラ幅方向の外側で重なり合うのが好ましい。
本発明に係る弾性クローラにおいて、前記第1の脱輪防止突起のクローラ幅方向の内向き面、及び前記第2の脱輪防止突起のクローラ幅方向の外向き面は、それぞれ、クローラ幅方向と直角な面からなるのが好ましい。
本発明に係る弾性クローラにおいて、前記第1の脱輪防止突起のクローラ幅方向の外向き面は、クローラ幅方向外側に向かって凸のV字状面、及び前記第2の脱輪防止突起のクローラ幅方向の内向き面は、クローラ幅方向内側に向かって凸のV字状面からなるのも好ましい。
本発明に係る弾性クローラにおいて、前記第1の脱輪防止突起のクローラ幅方向の外向き面は、クローラ幅方向外側に向かって凸の円弧面、及び前記第2の脱輪防止突起のクローラ幅方向の内向き面は、クローラ幅方向内側に向かって凸の円弧面からなるのが好ましい。
本発明に係る弾性クローラにおいて、前記芯材は、前記芯材本体のクローラ内周側の面から突出するクローラ幅方向両側の一対のガイド突起を含み、前記第1の脱輪防止突起は、前記ガイド突起のクローラ幅方向外側面よりも、クローラ幅方向内側に位置するのが好ましい。
本発明に係る芯材では、芯材本体のクローラ周方向の一方側、他方側の側面からそれぞれ突出する脱輪防止突起において、この脱輪防止突起のクローラ外周側部分が、抗張体よりもクローラ外周側に張り出す部分を含んでいる。即ち、抗張体は、脱輪防止突起のクローラ厚さ方向の中央側を通っている。
ここで、弾性クローラにおいて芯材間に屈曲や捻れ等が生じたとき、抗張体が非伸張であるため、この抗張体に近いほど変形による変位は小さくなる。即ち、脱輪防止突起が、芯材間の屈曲や捻れ等に合わせて動く範囲が小さくなり、脱輪防止突起間の外れが発生し難くなる。その結果、芯材重量の増加を抑えながら、脱輪を抑制することが可能になる。
本発明の弾性クローラの一実施形態を示す斜視図である。 芯材の斜視図である。 芯材のクローラ幅方向の半分を拡大して示す正面図である。 (a)は芯材の底面図、(b)はそのA-A線断面図である。 芯材の配列状態を概念的に示す略平面図である。 (a)、(b)は脱輪防止突起の断面形状の一例を示す断面図である。 V字状面を有する脱輪防止突起の作用図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は弾性クローラ1の斜視図である。図1に示すように、本実施形態の弾性クローラ1は、ゴム等の弾性体からなる無端帯状のクローラ本体2と、クローラ本体2に埋設される複数の芯材3と、クローラ本体2に埋設される抗張体4とを含む。
本明細書において、クローラ周方向は、弾性クローラ1の回転方向であり、図1の符号Xで示される方向に相当する。また、クローラ幅方向は、弾性クローラ1が車両に装着されるときの駆動輪の軸方向であり、図1の符号Yで示される方向に相当する。さらに、クローラ厚さ方向は、クローラ周方向X及びクローラ幅方向Yに直交する方向であり、図1の符号Zで示される方向に相当する。クローラ厚さ方向Zのうち、無端帯状の弾性クローラ1の内側はクローラ内周側Zi、外側はクローラ外周側Zoとされる。
クローラ本体2は、略一定の幅を有してクローラ周方向Xに連続してのびる。クローラ本体2のクローラ外周側Zoの面2oには、クローラ周方向Xに間隔を有して配列する複数本のラグ5が突設している。ラグ5は、クローラ幅方向Yにのび、不整地走行時のトラクション性を高める。クローラ本体2のクローラ内周側Ziの面2iには、複数の突起6aからなりクローラ周方向Xにのびる2列の突起列6が形成される。この突起列6、6間に、車体側の駆動輪、遊動輪、転輪などが案内される。なお突起6aは、芯材3に設けるガイド突起10により補強されている。
芯材3は、クローラ幅方向Yの補強材として機能し、クローラ周方向Xに間隔を隔てて配されている。芯材3は、前記弾性体よりも硬質の材料からなり、この硬質の材料として、例えば鋼、鋳鉄等の金属材料が好適に採用される。なお芯材3の全体が、クローラ本体2に埋設される必要はなく、その一部分、例えばガイド突起10がクローラ本体2から露出していても良い。
図2は芯材3の斜視図である。図2に示すように、芯材3は、クローラ幅方向Yにのびる芯材本体7と、芯材本体7のクローラ周方向Xの一方側、他方側の側面S1、S2からそれぞれクローラ周方向Xに突出する脱輪防止突起8とを含む。
芯材本体7は、クローラ幅方向Yの中央に配される係合部7Aと、この係合部7Aのクローラ幅方向Yの両外側に配される翼部7Bとを含む。係合部7Aは、例えば駆動輪の歯溝部と噛み合うように、そのクローラ内周側Ziの面は、クローラ内周側Ziに凸の円弧面20で形成される。
芯材3は、芯材本体7のクローラ内周側Ziの面7siからクローラ厚さ方向Zに突出する一対のガイド突起10、10を含む。このガイド突起10、10は、係合部7Aのクローラ幅方向Y両側で立ち上がる。そして、このガイド突起10、10間で駆動輪、遊動輪、転輪を挟んでガイドする。
次に、脱輪防止突起8は、本例では、前記一方側の側面S1から突出する一対の第1の脱輪防止突起8A、8Aと、他方側の側面S2から突出する一対の第2の脱輪防止突起8B、8Bとを含む。一対の第1の脱輪防止突起8A、8Aは、クローラ幅方向Yの両側に間隔を隔てて配される。又一対の第2の脱輪防止突起8B、8Bも、クローラ幅方向Yの両側に間隔を隔てて配される。
図5は芯材3の配列状態を概念的に示す略平面図である。この図5では、ガイド突起10が省略して描かれている。図5に示すように、弾性クローラ1において、クローラ周方向Xで隣り合う一方側の芯材3の第1の脱輪防止突起8Aは、他方側の芯材3の第2の脱輪防止突起8Bとは、クローラ幅方向Yの外側で重なり合って係合している。これにより、芯材3、3間の横ずれ(クローラ幅方向Yのずれ)が抑制される。
図2に示すように、抗張体4は、芯材3よりもクローラ外周側Zoを通ってクローラ周方向Xにのびるコード11から構成される。抗張体4としては、例えば複数本のコード11をクローラ幅方向Yに並べた帯状のコード配列体を、クローラ周方向Xに巻回することによって形成することができる。又抗張体4としては、1本又は数本のコード11を、クローラ周方向Xに螺旋状に複数回巻回することによって形成することもできる。この抗張体4は、第1の脱輪防止突起8Aよりもクローラ幅方向Yの外側に配される。
コード11としては、スチールコード等の金属コードが好適に採用しうるが、例えばアラミド、ポリエステル、ナイロン、ポリエチレンナフタレート等の有機繊維のコードも採用しうる。
図3は芯材3の一部を拡大して示す正面図である。図3に示すように、本発明において、脱輪防止突起8のクローラ外周側部分12は、抗張体4よりもクローラ外周側Zoに張り出す部分12aを含む。
クローラ外周側部分12は、脱輪防止突起8のうちで、芯材本体7のクローラ外周側Zoの面7soをクローラ外周側Zoに越える部分として定義される。又張り出す部分12aは、クローラ外周側部分12のうちで、抗張体4をクローラ外周側Zoに越える部分として定義される。
このように脱輪防止突起8が張り出す部分12aを含む場合、抗張体4は、脱輪防止突起8のクローラ厚さ方向Zの中央側を通ることになる。
ここで、弾性クローラ1において芯材3、3間に屈曲や捻れ等が生じたとき、抗張体4が非伸張であるため、この抗張体4に近いほど変形による変位は小さくなる。即ち、脱輪防止突起8が、芯材3、3間の屈曲や捻れ等に合わせて動く範囲が小さくなり、脱輪防止突起8A、8B間の係合外れが発生し難くなる。その結果、芯材重量の増加を抑えながら、脱輪を抑制することが可能になる。
このような観点から、脱輪防止突起8のクローラ厚さ方向の中心J1と、抗張体4のクローラ厚さ方向の中心J2とのクローラ厚さ方向の距離Lzは、脱輪防止突起8のクローラ厚さ方向の高さhの1/2以下で、できるだけ小さいことが好ましい。本例では、前記中心J1と面7soとが同高さ位置に配される場合が示される。しかし、中心J1が面7soよりもクローラ外周側Zoに位置することもでき、係る場合、距離Lzを0とすることも可能となる。
また脱輪防止突起8が、芯材本体7のクローラ幅方向中心Cyに近いほど、捻れによるクローラ厚さ方向Zの脱輪防止突起8のずれ量が小さくなる。その結果、脱輪防止突起8A、8B間の係合外れが発生し難くなる。このような観点から、第1の脱輪防止突起8Aは、ガイド突起10のクローラ幅方向外側面10soよりも、クローラ幅方向内側に位置するのが好ましい。なお外側面10soが傾斜する場合、ガイド突起10の前記外側面10soの延長線と、芯材本体7の前記面7siの延長線との交点位置Pよりも、第1の脱輪防止突起8Aが、クローラ幅方向内側に位置するのが好ましい。
図4(a)は芯材3の底面図であり、図4(b)はそのA-A線断面図である。図4(a)、(b)に示すように、脱輪防止突起8のクローラ外周側部分12は、芯材本体7のクローラ外周側の面7soから***しかつクローラ周方向Xに沿ってのびる延長部分12Aを含む。
この延長部分12Aにより、芯材重量の増加を抑えながら、脱輪防止突起8の強度が高められる。延長部分12Aは、芯材本体7の側面Sからのクローラ周方向長さLxが、芯材本体7のクローラ周方向幅Wxの50~60%であるのが好ましい。長さLxが幅Wxの50%を下回ると、充分な強度が得られない恐れがあり、逆に60%を越えると、芯材重量の不必要な増加を招く。
図6(a)、(b)に、第1、第2の脱輪防止突起8A、8Bの好ましい断面形状を示す。図6(a)、(b)に示すように、第1の脱輪防止突起8Aのクローラ幅方向Yの内向き面Ai、及び第2の脱輪防止突起8Bのクローラ幅方向Yの外向き面Boは、それぞれ、クローラ幅方向Yと直角な面15からなるのが好ましい。
これにより第1、第2の脱輪防止突起8A、8Bの係合を外れ難くできる。
また図6(a)に示すように、第1の脱輪防止突起8Aのクローラ幅方向Yの外向き面Aoを、クローラ幅方向外側に向かって凸のV字状面16、及び第2の脱輪防止突起8Bのクローラ幅方向Yの内向き面Biを、クローラ幅方向内側に向かって凸のV字状面16で形成するのが好ましい。
なお図6(b)に示すように、第1の脱輪防止突起8Aのクローラ幅方向Yの外向き面Aoを、クローラ幅方向外側に向かって凸の円弧面17、及び第2の脱輪防止突起8Bのクローラ幅方向Yの内向き面Biを、クローラ幅方向内側に向かって凸の円弧面17で形成するのも好ましい。
図7に代表して示すように、第1、第2の脱輪防止突起8A、8B間に係合外れれが起きた場合、第2の脱輪防止突起8BのV字状面16の斜面16sが、第1の脱輪防止突起8AのV字状面16の斜面16aに沿って移動しやすくなる。即ち、第2の脱輪防止突起8Bが第1の脱輪防止突起8Aを乗り越えて、元の係合状態に戻りやすくなるという効果が得られる。なお図6(b)の円弧面17の場合にも、同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
本発明の効果を確認するために、図1、2に示す構造を有する弾性クローラが表1の仕様に基づいて試作された。そして、各試作品をミニバックホーの走行装置に装着し、突起物への乗り上げ及び旋回を含む走行試験を行い、耐脱輪性について評価した。また実車耐久試験にて耐久性を評価した。比較例及び実施例は、それぞれ脱輪防止突起の断面形状及び断面サイズは同一であり、断面形状として図6(a)のものを使用している。
(1)耐脱輪性:
走行後、弾性クローラが転輪から外れて脱輪が発生した件数を3段階表示した。数値が大なほど優れている。
(2)耐久性:
走行後、弾性クローラを解体し、脱輪防止突起の破損数を3段階表示した。数値が大なほど優れている。
Figure 0007310375000001
表に示すように、実施例の弾性クローラは、脱輪に対する抑制効果を奏しうるのが確認できる。
1 弾性クローラ
2 クローラ本体
3 芯材
4 抗張体
7 芯材本体
8 脱輪防止突起
8A 第1の脱輪防止突起
8B 第2の脱輪防止突起
10 ガイド突起
10so 外側面
11 コード
12 クローラ外周側部分
12a 張り出す部分
12A 延長部分
15 直角な面
16V 字状面
17 円弧面
S1、S2 側面

Claims (4)

  1. 弾性体からなる無端帯状のクローラ本体と、
    前記クローラ本体にクローラ周方向に間隔を空けて埋設され、かつ前記弾性体よりも硬質の材料からなる芯材と、
    前記クローラ本体に埋設され、かつ前記芯材よりもクローラ外周側を通ってクローラ周方向にのびるコードからなる抗張体とを含む弾性クローラであって、
    前記芯材は、
    クローラ幅方向にのびる芯材本体と、
    前記芯材本体のクローラ周方向の一方側、他方側の側面からそれぞれクローラ周方向に突出する脱輪防止突起と、
    前記芯材本体のクローラ内周側の面から突出するクローラ幅方向両側の一対のガイド突起とを含み、
    前記脱輪防止突起のうちで、前記芯材本体の最もクローラ外周側の面をクローラ外周側に越える部分であるクローラ外周側部分は、前記抗張体よりもクローラ外周側に張り出す部分を含み、
    前記脱輪防止突起の前記クローラ外周側部分は、前記芯材本体のクローラ外周側の面から***しかつクローラ周方向に沿ってのびる延長部分を含み、
    前記延長部分は、前記芯材本体の前記側面からのクローラ周方向長さが、前記芯材本体のクローラ周方向幅の50~60%であり、
    前記脱輪防止突起は、前記芯材本体の一方側の側面から突出するクローラ幅方向両側の一対の第1の脱輪防止突起と、前記芯材本体の他方側の側面から突出するクローラ幅方向両側の一対の第2の脱輪防止突起とを含み、
    クローラ周方向で隣り合う一方側の前記芯材の各前記第1の脱輪防止突起は、他方側の前記芯材の各前記第2の脱輪防止突起とはクローラ幅方向の外側で重なり合い、
    前記第1の脱輪防止突起は、前記ガイド突起のクローラ幅方向外側面よりも、クローラ幅方向内側に位置し、
    前記第1の脱輪防止突起のクローラ幅方向の外向き面は、クローラ幅方向外側に向かって凸のV字状面、及び前記第2の脱輪防止突起のクローラ幅方向の内向き面は、クローラ幅方向内側に向かって凸のV字状面からなる
    弾性クローラ。
  2. 弾性体からなる無端帯状のクローラ本体と、
    前記クローラ本体にクローラ周方向に間隔を空けて埋設され、かつ前記弾性体よりも硬質の材料からなる芯材と、
    前記クローラ本体に埋設され、かつ前記芯材よりもクローラ外周側を通ってクローラ周方向にのびるコードからなる抗張体とを含む弾性クローラであって、
    前記芯材は、
    クローラ幅方向にのびる芯材本体と、
    前記芯材本体のクローラ周方向の一方側、他方側の側面からそれぞれクローラ周方向に突出する脱輪防止突起と、
    前記芯材本体のクローラ内周側の面から突出するクローラ幅方向両側の一対のガイド突起とを含み、
    前記脱輪防止突起のうちで、前記芯材本体の最もクローラ外周側の面をクローラ外周側に越える部分であるクローラ外周側部分は、前記抗張体よりもクローラ外周側に張り出す部分を含み、
    前記脱輪防止突起の前記クローラ外周側部分は、前記芯材本体のクローラ外周側の面から***しかつクローラ周方向に沿ってのびる延長部分を含み、
    前記延長部分は、前記芯材本体の前記側面からのクローラ周方向長さが、前記芯材本体のクローラ周方向幅の50~60%であり、
    前記脱輪防止突起は、前記芯材本体の一方側の側面から突出するクローラ幅方向両側の一対の第1の脱輪防止突起と、前記芯材本体の他方側の側面から突出するクローラ幅方向両側の一対の第2の脱輪防止突起とを含み、
    クローラ周方向で隣り合う一方側の前記芯材の各前記第1の脱輪防止突起は、他方側の前記芯材の各前記第2の脱輪防止突起とはクローラ幅方向の外側で重なり合い、
    前記第1の脱輪防止突起は、前記ガイド突起のクローラ幅方向外側面よりも、クローラ幅方向内側に位置し、
    前記第1の脱輪防止突起のクローラ幅方向の外向き面は、クローラ幅方向外側に向かって凸の円弧面、及び前記第2の脱輪防止突起のクローラ幅方向の内向き面は、クローラ幅方向内側に向かって凸の円弧面からなる、
    弾性クローラ。
  3. 前記脱輪防止突起のクローラ厚さ方向の中心J1と、前記抗張体のクローラ厚さ方向の中心J2とのクローラ厚さ方向の距離Lzは、前記脱輪防止突起のクローラ厚さ方向の高さhの1/2以下である、請求項1又は2に記載の弾性クローラ。
  4. 前記第1の脱輪防止突起のクローラ幅方向の内向き面、及び前記第2の脱輪防止突起のクローラ幅方向の外向き面は、それぞれ、クローラ幅方向と直角な面からなる、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の弾性クローラ。
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