JP7115275B2 - 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置に関する。
圧力室の容積を圧電素子により変化させることで圧力室内のインクをノズルから噴射する液体噴射ヘッドが知られている。例えば、特許文献1に記載のヘッドは、流路ユニットと、流路ユニットに当接固定される圧電振動子と、を有する。流路ユニットは、流路形成板を間に挟んでノズルプレートと弾性シートを両側に積層することにより構成される。ノズルプレートには、複数のノズル開口部が設けられる。流路形成板には、複数のノズル開口部にそれぞれ連通する複数の圧力室と、各圧力室に連通する共通インク室とが形成される。ここで、ノズルプレートと流路形成板とは接着される。
特開2000-6397号公報
特許文献1に記載のヘッドでは、流路形成板を貫通する孔により共通インク室が形成されるため、共通インク室の平面視での面積を大きくすると、流路形成板とノズルプレートとの接着面積が小さくなる。このため、特許文献1に記載のヘッドでは、流路形成板とノズルプレートとを接着する接着剤の接着強度が不足しやすいという課題がある。
本発明に係る液体噴射ヘッドの一態様は、複数のノズルが形成されるノズル板と、前記ノズル板の一方の面に接合され、前記複数のノズルに供給するための液体を貯留する液体貯留室を含む流路が形成される流路基板と、を有し、前記液体貯留室は、前記流路基板の前記ノズル板とは反対側の面に設けられる凹部により形成され、前記凹部の底部は、前記流路基板の厚さ方向からの平面視で、前記凹部の周縁に沿って配置される第1部分と、前記第1部分よりも内側に配置される第2部分と、を有し、前記第1部分の厚さが前記第2部分の厚さよりも厚い。
本発明に係る液体噴射装置の一態様は、前述の態様の液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドの駆動を制御する制御回路と、を有する。
第1実施形態に係る液体噴射装置を模式的に示す構成図である。 第1実施形態に係る液体噴射ヘッドの断面図である。 図2中のA-A線断面図である。 第1実施形態における流路基板の平面図である。 第2実施形態に係る液体噴射ヘッドの断面図である。 第2実施形態における流路基板の平面図である。 液体貯留室を形成する底部の第1部分を拡大して示す断面図である。 変形例1に係る液体噴射ヘッドの断面図である。 変形例2に係る液体噴射ヘッドの流路基板の平面図である。 変形例3に係る液体噴射ヘッドの流路基板の平面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態を説明する。なお、図面において各部の寸法や縮尺は実際と適宜異なり、理解を容易にするために模式的に示す部分もある。また、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られない。
1.第1実施形態
1-1.液体噴射装置の全体構成
図1は、第1実施形態に係る液体噴射装置100を模式的に示す構成図である。第1実施形態の液体噴射装置100は、液体の例示であるインクを媒体12に噴射するインクジェット方式の印刷装置である。媒体12は、典型的には印刷用紙であるが、樹脂フィルムまたは布帛等の任意の材質の印刷対象が媒体12として利用される。図1に例示される通り、液体噴射装置100には、インクを貯留する液体容器14が設置される。例えば液体噴射装置100に着脱可能なカートリッジ、可撓性のフィルムで形成される袋状のインクパック、またはインクを補充可能なインクタンクが液体容器14として利用される。
図1に例示される通り、液体噴射装置100は、制御ユニット20と搬送機構22と移動機構24と液体噴射ヘッド26とを具備する。制御ユニット20は、液体噴射ヘッド26の駆動を制御する制御回路の一例である。制御ユニット20は、例えばCPU(Central Processing Unit)またはFPGA(Field Programmable Gate Array)等の処理回路と半導体メモリー等の記憶回路とを含み、液体噴射装置100の各要素を統括的に制御する。搬送機構22は、制御ユニット20による制御のもとで媒体12をY方向に搬送する。
移動機構24は、制御ユニット20による制御のもとで液体噴射ヘッド26をX方向に往復させる。X方向は、媒体12が搬送されるY方向に交差する方向であり、典型的にはY方向に直交する。第1実施形態の移動機構24は、液体噴射ヘッド26を収容する略箱型の搬送体であるキャリッジ242と、キャリッジ242が固定される搬送ベルト244とを具備する。なお、複数の液体噴射ヘッド26をキャリッジ242に搭載する構成、または、液体容器14を液体噴射ヘッド26とともにキャリッジ242に搭載する構成も採用され得る。
液体噴射ヘッド26は、液体容器14から供給されるインクを制御ユニット20による制御のもとで複数のノズルから媒体12に噴射する。搬送機構22による媒体12の搬送とキャリッジ242の反復的な往復とに並行して各液体噴射ヘッド26が媒体12にインクを噴射することで、媒体12の表面に所望の画像が形成される。
1-2.液体噴射ヘッドの全体構成
図2は、第1実施形態に係る液体噴射ヘッド26の断面図である。図3は、図2中のA-A線断面図である。図2および図3に例示される通り、X-Y平面に垂直な方向を以下ではZ方向と表記する。各液体噴射ヘッド26によるインクの噴射方向、典型的には鉛直方向がZ方向に相当する。なお、図2は、Y-Z平面に平行な断面図であり、図3は、X-Z平面に平行な断面図である。
図2および図3に例示される通り、液体噴射ヘッド26は、ノズル板31と流路基板32と振動板33とケース34と固定部材35と複数の圧電素子36とを具備する。これらは、例えば接着剤を利用して相互に接合される。ノズル板31は、流路基板32におけるZ方向の正側の表面に接合され、振動板33は、流路基板32におけるZ方向の負側の表面に接合される。ノズル板31は、Y方向に配列する複数のノズルNが形成される板状部材である。各ノズルNは、インクが通過する貫通孔である。Y方向は、複数のノズルNが配列する方向とも換言され得る。ノズル板31は、例えばステンレス鋼等の金属材料で構成される。例えば、金属板をドライエッチングにより加工することでノズル板31を製造できる。なお、ノズル板31の構成材料および製造方法は、特に限定されず、任意である。例えば、シリコンの単結晶基板をエッチング等の半導体製造技術により加工することでノズル板31を形成してもよい。
流路基板32は、インクの流路を形成するための板状部材である。図3に例示される通り、流路基板32には、液体貯留室Rと第1流路324と圧力室Cと第2流路326とが形成される。液体貯留室Rは、流路基板32のZ方向における負側の面に設けられる凹部322により形成される。凹部322は、流路基板32におけるZ方向の負側の表面に対して窪んだ空間である。液体貯留室Rは、複数のノズルNにわたり連続する共通液室である。これに対し、第1流路324、第2流路326および圧力室Cは、それぞれ、ノズルN毎に形成される。圧力室Cは、ノズル板31と振動板33との間に位置し、当該圧力室C内に充填されるインクに圧力を付与するための空間である。第1流路324は、圧力室Cと液体貯留室Rとを連通させる絞り流路である。本実施形態の第1流路324は、流路基板32のZ方向における負側の面に設けられる凹部により形成される。液体貯留室Rに貯留されるインクは、各第1流路324に分岐して複数の圧力室Cに並列に供給および充填される。第2流路326は、圧力室CとノズルNとを連通させる貫通孔により形成される。流路基板32は、例えば、シリコン(Si)の単結晶基板をエッチング等の半導体製造技術により加工することで形成される。
ここで、液体貯留室Rを形成する凹部322の底部B、すなわち流路基板32におけるZ方向の正側の表面と凹部322の底面との間に位置する部分は、流路基板32の厚さ方向からの平面視で、凹部322の周縁に沿って設けられる第1部分B1と、第1部分B1に対して内側に設けられる第2部分B2とを有する。第1部分B1の厚さT1は、第2部分B2の厚さT2よりも厚い。厚さT1およびT2をこの大小関係とすることで、液体貯留室Rの必要な容積を確保しつつ、ノズル板31と流路基板32との接着信頼性を高めることができる。なお、底部Bについては、後述の「1-3.液体貯留室の詳細」において詳述する。
振動板33は、弾性膜331と支持板332とで構成される。弾性膜331は、流路基板32の表面に接合され、支持板332は弾性膜331に積層される。弾性膜331は、例えば、パラ系アラミド樹脂等の樹脂材料で構成される。支持板332は、例えばステンレス鋼等の金属材料で構成される。支持板332は、各圧力室Cに重なる島状部333を有する形状をなす。また、支持板332は、液体貯留室Rに重なる領域において除去される。このため、振動板33は、当該領域において、弾性膜331の単層で構成され、弾性コンプライアンスフィルム334として機能する。弾性コンプライアンスフィルム334は、液体貯留室Rを区画する壁面の一部を構成し、液体貯留室R内の圧力変動を吸収する。
ケース34は、例えば樹脂材料の射出成形で製造される構造体であり、振動板33の流路基板32とは反対側の面に接合される。図3に例示される通り、ケース34には、導入口341が形成される。導入口341は、前述の液体貯留室Rに連通する貫通孔である。導入口341は、図1に示す液体容器14からのインクを液体貯留室Rに導入する。
固定部材35は、圧電素子36をケース34に取り付けるための部材であり、ケース34に接着剤等により固定される。圧電素子36は、図示しない圧電体層と電極層とを交互に積層した縦振動型の駆動素子であり、先端部が島状部333に当接する。圧電素子36の変形に連動して島状部333が弾性膜331とともに振動すると、圧力室Cの容積が変化し、ノズルNからインクが噴射される。
図示しないが、複数の圧電素子36には、配線基板が半田等により接続される。当該配線基板は、制御ユニット20と液体噴射ヘッド26とを電気的に接続するための複数の配線が形成される実装部品である。具体的には、当該配線基板は、圧電素子36を駆動するための駆動信号を各圧電素子36に供給する。当該配線基板としては、例えばFPC(Flexible Printed Circuit)やFFC(Flexible Flat Cable)等の可撓性の配線基板が好適に採用される。
以上のように、液体噴射装置100は、液体噴射ヘッド26と、液体噴射ヘッド26の駆動を制御する制御回路である制御ユニット20と、を有する。ここで、液体噴射ヘッド26は、液体貯留室Rが凹部322により形成され、かつ、凹部322の底部Bの第1部分B1の厚さT1が第2部分B2の厚さT2よりも厚い。このため、以下に詳述するように、液体噴射ヘッド26が液体貯留室Rの必要な容積を確保しつつ、ノズル板31と流路基板32との接着信頼性を高めることができる。
1-3.液体貯留室の詳細
図4は、第1実施形態における流路基板32の平面図である。以下、液体貯留室Rについて、図3および図4を参照しつつ詳細に説明する。
図3および図4に例示される通り、液体噴射ヘッド26は、前述のように、複数のノズルNが形成されるノズル板31と、複数のノズルNに供給するための液体を貯留する液体貯留室Rを含む流路が形成される流路基板32と、を有する。ここで、図3に例示される通り、ノズル板31の一方の面には、流路基板32が接合される。当該接合は、例えば、接着剤を用いて行われる。当該接着剤としては、特に限定されないが、例えば、エポキシ系接着剤およびウレタン系接着剤等が挙げられる。当該接着剤には、例えば、シリカまたはアルミナ等のフィラーが含まれてもよい。
図3および図4に例示される通り、流路基板32におけるノズル板31とは反対側の面には、凹部322が設けられる。この凹部322により液体貯留室Rが形成される。このため、凹部322の底部Bをノズル板31との接着に利用することで、流路基板32を貫通する孔により液体貯留室Rを形成する場合に比べて、ノズル板31と流路基板32との接着面積を大きくすることができる。この結果、ノズル板31と流路基板32とを接着する接着剤の接着強度を高くすることができる。また、液体貯留室Rが凹部322により形成されると、当該接着剤が液体貯留室R内の液体に晒されないため、当該液体による当該接着剤の劣化が生じることもない。このため、使用可能な当該液体または当該接着剤の種類の選択の幅が広いという利点もある。
図4に例示される通り、凹部322の底部Bは、流路基板32の厚さ方向からの平面視で、凹部322の周縁に沿って配置される第1部分B1と、第1部分B1よりも内側に配置される第2部分B2と、を有する。本実施形態では、第2部分B2は、平面視で第1部分B1を全周にわたり包囲する。図3に例示される通り、第1部分B1の厚さT1が第2部分B2の厚さT2よりも厚い。これに伴い、底部Bのノズル板31とは反対側の面には、第1部分B1と第2部分B2との間に段差が設けられる。ここで、厚さT1は、Z方向における第1部分B1の長さの最大値である。また、厚さT2は、Z方向における第2部分B2の長さの最大値である。
このように、底部Bの厚さを部分的に厚くすることで、液体貯留室Rの必要な容積を確保しつつ、当該底部Bの機械的強度を高めることができる。この結果、ノズル板31と流路基板32との線膨張係数差に起因する熱応力等が底部Bに生じても、当該底部Bにおけるクラック等の発生を低減することができる。ここで、第2部分B2よりも厚い第1部分B1が平面視で当該凹部322の周縁に沿って配置されるため、液体貯留室Rを形成する凹部322の底部Bを第1部分B1により好適に補強することができる。このため、当該底部Bにおけるクラック等の発生を好適に低減することができる。なお、本実施形態では、平面視で凹部322の周縁と底部Bの周縁とが一致するが、これに限定されず、例えば、平面視で凹部322の周縁が底部Bの周縁よりも外側に位置してもよい。
前述のように、ノズル板31が例えばステンレス鋼等の金属材料で構成され、流路基板32が例えばシリコン(Si)の単結晶基板で構成される。ここで、例えば、ステンレス鋼であるSUS304の線膨張係数は、17.3×10-6/Kである。単結晶シリコンの線膨張係数は、2.4×10-6/Kである。このように、流路基板32の構成材料の線膨張係数は、ノズル板31の構成材料の線膨張係数よりも小さい。この場合、液体貯留室Rを形成する凹部322の底部Bに生じる熱応力が大きくなりやすい。したがって、この場合、底部Bを第1部分B1により補強することは、当該底部Bにおけるクラック等の発生を低減する上で特に有用である。なお、流路基板32の構成材料の線膨張係数は、ノズル板31の構成材料の線膨張係数と同じかまたはそれよりも大きくてもよい。また、流路基板32の構成材料の線膨張係数とノズル板31の構成材料の線膨張係数との差は、特に限定されないが、例えば、0/K以上15×10-6/K以下である。
図4に例示される通り、平面視における底部Bの周縁は、5つの角aを含む五角形をなす。そして、第1部分B1は、平面視で底部Bの周縁の全周にわたって配置される。ここで、平面視における底部Bの周縁が複数の角aを含む形状をなす場合、各角aには、底部Bのクラック等の原因となる応力集中が生じやすい。そこで、第1部分B1が平面視で底部Bの周縁のうち各角aを含む領域に沿って配置される。これにより、底部Bにおいて応力が集中しやすい箇所を第1部分B1により効果的に補強することができる。なお、第1部分B1は、例えば後述する変形例2のように、底部Bの周縁のうちの一部に配置されてもよい。
凹部322は、Y方向に延びる長手形状をなす。したがって、Y方向に沿う凹部322の長さLは、X方向に沿う凹部322の幅W0よりも大きい。このため、液体噴射ヘッド26の小型化を図りつつ、1つの液体貯留室Rから供給可能なノズルNの数を多くすることができる。長さLおよび幅W0の比L/W0は、特に限定されないが、例えば、5以上50以下の範囲内である。また、例えば、流路基板32をシリコン単結晶基板の異方性エッチングにより形成する場合、凹部322を区画する壁面は、シリコンの結晶面に沿って形成される。なお、凹部322または底部Bの平面視形状は、図4に示す形状に限定されず、例えば、五角形以外の多角形でもよい。また、ドライエッチング等を用いることで任意の形状の凹部322を形成することも可能である。また、幅W0は、平面視での凹部322の長手方向に対して直交する方向での長さの最大値とも換言される。
第1部分B1の厚さT1と第2部分B2の厚さT2との差、すなわち、第1部分B1による段差の高さHは、凹部322の深さDに対して50%以下であることが好ましく、5%以上50%以下であることがより好ましく、10%以上40%以下であることがさらに好ましい。高さHがこの範囲内であると、液体貯留室Rの大容積化を図りやすい。この観点から、具体的な高さHは、50μm以上200μm以下であることが好ましく、70μm以上150μm以下であることがより好ましい。
これに対し、高さHが大きすぎると、第1部分B1の幅W1によっては、液体貯留室Rの必要な容積を確保することが難しくなる傾向を示す。また、高さHが大きすぎると、第1部分B1と第2部分B2との境界における応力集中が生じやすくなり、当該底部Bにおけるクラック等の発生を低減する効果が低下する傾向を示す。さらに、高さHが大きすぎると、隣接する2つのノズルN間でのクロストークが生じやすくなり、この結果、画質低下をもたらす可能性が高くなる傾向を示す。一方、高さHが小さすぎると、深さDの大きさ等によっては、第1部分B1による底部Bの補強効果が不足する可能性がある。
また、第1部分B1の幅W1は、凹部322の幅W0に対して、25%以下であることが好ましく、5%以上25%以下であることがより好ましく、5%以上20%以下であることがさらに好ましい。幅W1がこの範囲内であると、液体貯留室Rの大容積化を図りやすい。この観点から、具体的な幅W1は、150μm以上400μm以下であることが好ましく、200μm以上300μm以下であることがより好ましい。
これに対し、第1部分B1の幅W1が大きすぎると、第1部分B1の厚さT1と第2部分B2の厚さT2との差、すなわち段差の高さHによっては、液体貯留室Rの必要な容積を確保することが難しくなる傾向を示す。さらに、第1部分B1の幅W1が大きすぎると、隣接する2つのノズル間でのクロストークが生じやすくなり、この結果、画質低下をもたらす可能性が高くなる傾向を示す。
また、第1部分B1の厚さT1は、50μm以上であることが好ましく、5μm以上50μm以下であることがより好ましく、10μm以上40μm以下であることがさらに好ましい。厚さT1がこの範囲内であると、底部Bにおけるクラック等の発生を低減しやすい。これに対し、厚さT1が薄すぎると、流路基板32の構成材料等によっては、底部Bの機械的強度が不足する場合がある。
また、第2部分B2の厚さT2は、50μm以上200μm以下であることが好ましく、70μm以上150μm以下であることがより好ましい。厚さT2がこの範囲内であると、液体貯留室Rの大容積化と底部Bにおけるクラック等の発生の低減との両立を図りやすい。
2.第2実施形態
本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下の各例示において機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図5は、第2実施形態に係る液体噴射ヘッド26Aの断面図である。図6は、第2実施形態における流路基板32Aの平面図である。図5に例示される液体噴射ヘッド26Aは、第1実施形態の流路基板32に代えて流路基板32Aを有する以外は、第1実施形態の液体噴射ヘッド26と同様である。流路基板32Aのノズル板31とは反対側の面には、液体貯留室Rを形成する凹部322Aが設けられる。
図6に例示される通り、凹部322Aの底部BAは、流路基板32Aの厚さ方向からの平面視で、凹部322Aの周縁に沿って配置される第1部分B1Aと、第1部分B1Aよりも内側に配置される第2部分B2と、を有する。図5に例示される通り、第1部分B1Aの厚さT1が第2部分B2の厚さT2よりも厚い。このため、前述の第1実施形態と同様の効果を奏することができる。その上で、本実施形態では、第1部分B1Aが、厚さの異なる2つの部分B1aおよびB1bからなる。
以上のように、第1部分B1Aの厚さT1は、第2部分B2に向かうに従い段階的に小さくなる。このため、第1部分B1Aの厚さT1と第2部分B2の厚さT2との差を大きくしても、第1部分B1Aと第2部分B2との境界における応力集中を低減することができる。この結果、液体貯留室Rを形成する凹部322Aの底部BAを第1部分B1Aにより好適に補強することができる。なお、図5および図6に示す例では、第1部分B1Aが厚さの異なる2つの部分B1aおよびB1bからなるが、第1部分B1Aが有する厚さの異なる部分の数は、3つ以上であってもよい。すなわち、第1部分B1Aの厚さが第1部分B1Aの外周から内周に向けて2段階以上で変化してもよい。また、後述する変形例1のように、第1部分B1Aの厚さが第1部分B1Aの外周から内周に向けて連続的に変化してもよい。
図7は、液体貯留室Rを形成する底部BAの第1部分B1Aを拡大して示す断面図である。図7に例示される通り、前述の第1部分B1Aにおいて、第1位置P1と、第1位置P1よりも第2部分B2に近い第2位置P2とを設定するとき、第1部分B1Aの第2位置P2における厚さT1bは、第1部分B1Aの第1位置P1における厚さT1aよりも薄い。このように、第1部分B1Aの厚さT1が第2部分B2に向かうに従い段階的に小さくなる場合、このような厚さT1aおよびT1bの関係を満たすといえる。また、第1部分B1Aの厚さT1が第2部分B2に向かうに従い連続的に小さくなる場合も同様に、このような厚さT1aおよびT1bの関係を満たすといえる。
3.変形例
以上の例示における各形態は多様に変形され得る。前述の各形態に適用され得る具体的な変形の態様を以下に例示する。なお、以下の例示から任意に選択される2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合され得る。
3-1.変形例1
図8は、変形例1に係る液体噴射ヘッド26Bの断面図である。図8に例示される液体噴射ヘッド26Bは、第1実施形態の流路基板32に代えて流路基板32Bを有する以外は、第1実施形態の液体噴射ヘッド26と同様である。流路基板32Bのノズル板31とは反対側の面には、液体貯留室Rを形成する凹部322Bが設けられる。
凹部322Bの底部BBは、流路基板32Bの厚さ方向からの平面視で、凹部322Bの周縁に沿って配置される第1部分B1Bと、第1部分B1Bよりも内側に配置される第2部分B2と、を有する。図8に例示される通り、第1部分B1Bの厚さT1が第2部分B2の厚さT2よりも厚い。このため、前述の第1実施形態と同様の効果を奏することができる。その上で、第1部分B1Bの厚さT1は、第2部分B2に向かうに従い連続的に小さくなる。このため、前述の第2実施形態と同様の効果を奏することができる。なお、図8に示す例では、第1部分B1Bの厚さが第2部分B2に向かうに従って変化する割合が一定であるが、これに限定されず、当該割合が増加または減少してもよい。
3-2.変形例2
図9は、変形例2に係る液体噴射ヘッド26Cの流路基板32Cの平面図である。図9に例示される液体噴射ヘッド26Cは、第1実施形態の流路基板32に代えて流路基板32Cを有する以外は、第1実施形態の液体噴射ヘッド26と同様である。流路基板32Cには、液体貯留室Rを形成する凹部322Cが設けられる。
凹部322Cの底部BCは、流路基板32Cの厚さ方向からの平面視で、凹部322Cの周縁に沿って配置される第1部分B1Cと、第1部分B1Cよりも内側に配置される第2部分B2と、を有する。第1部分B1Cの厚さは、第2部分B2の厚さよりも厚い。このため、前述の第1実施形態と同様の効果を奏することができる。本実施形態では、第1部分B1Cは、底部BCの周縁のうちの一部に配置される。より具体的には、第1部分B1Cは、長手形状をなす底部BCの両端側に偏在する2つの部分で構成される。ここで、第1部分B1Cは、平面視で底部BCの周縁のうち各角aを含む領域に沿って配置される。このため、底部BCを第1部分B1Cにより好適に補強することができる。
3-3.変形例3
図10は、変形例3に係る液体噴射ヘッド26Dの流路基板32Dの平面図である。図10に例示される液体噴射ヘッド26Dは、第1実施形態の流路基板32に代えて流路基板32Dを有する以外は、第1実施形態の液体噴射ヘッド26と同様である。流路基板32Dには、液体貯留室Rを形成する凹部322Dが設けられる。
凹部322Dの底部BDは、流路基板32Dの厚さ方向からの平面視で、凹部322Dの周縁に沿って配置される第1部分B1Dと、第1部分B1Dよりも内側に配置される第2部分B2と、を有する。第1部分B1Dの厚さは、第2部分B2の厚さよりも厚い。このため、前述の第1実施形態と同様の効果を奏することができる。本実施形態では、第1部分B1Dは、周方向にわたって幅W1が変化する形状をなす。具体的には、第1部分B1Dは、平面視で、底部BCの周縁のうち各角aを含む領域に対応する部分の幅が他の部分の幅よりも広い。このため、底部BDを第1部分B1Dにより好適に補強することができる。
3-4.その他
前述の各形態では、液体噴射ヘッド26を搭載するキャリッジ242を往復させるシリアル方式の液体噴射装置100を例示するが、複数のノズルNが媒体12の全幅にわたり分布するライン方式の液体噴射装置にも本発明を適用することが可能である。
前述の各形態で例示する液体噴射装置100は、印刷に専用される機器のほか、ファクシミリ装置やコピー機等の各種の機器に採用され得る。もっとも、本発明の液体噴射装置の用途は印刷に限定されない。例えば、色材の溶液を噴射する液体噴射装置は、液晶表示装置のカラーフィルターを形成する製造装置として利用される。また、導電材料の溶液を噴射する液体噴射装置は、配線基板の配線や電極を形成する製造装置として利用される。
前述の各形態では、圧電方式の液体噴射ヘッド26、26A、26B、26Cおよび26Dを例示するが、サーマル方式の液体噴射ヘッドにも本発明を適用することが可能である。
20…制御ユニット、26…液体噴射ヘッド、26A…液体噴射ヘッド、26B…液体噴射ヘッド、26C…液体噴射ヘッド、26D…液体噴射ヘッド、31…ノズル板、32…流路基板、32A…流路基板、32B…流路基板、32C…流路基板、32D…流路基板、100…液体噴射装置、322…凹部、322A…凹部、322B…凹部、322C…凹部、322D…凹部、B…底部、B1…第1部分、B1A…第1部分、B1B…第1部分、B1C…第1部分、B1D…第1部分、B2…第2部分、BA…底部、BB…底部、BC…底部、BD…底部、N…ノズル、R…液体貯留室、a…角。

Claims (8)

  1. 複数のノズルが形成されるノズル板と、
    前記ノズル板の一方の面に接合され、前記複数のノズルに供給するための液体を貯留する液体貯留室を含む流路が形成される流路基板と、を有し、
    前記液体貯留室は、前記流路基板の前記ノズル板とは反対側の面に設けられる凹部により形成され、
    前記凹部の底部は、前記ノズル板に接着されており、
    前記凹部の底部は、前記流路基板の厚さ方向からの平面視で、前記凹部の周縁に沿って配置される第1部分と、前記第1部分よりも内側に配置される第2部分と、を有し、
    前記第1部分の厚さが前記第2部分の厚さよりも厚い、
    液体噴射ヘッド。
  2. 前記平面視における前記底部の周縁は、角を含む形状をなし、
    前記第1部分は、前記平面視で前記底部の周縁のうち前記角を含む領域に沿って配置される、
    請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
  3. 前記第1部分の厚さは、前記第2部分に向かうに従い段階的または連続的に小さくなる、
    請求項1または2に記載の液体噴射ヘッド。
  4. 前記流路基板の構成材料の線膨張係数は、前記ノズル板の構成材料の線膨張係数よりも小さい、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッド。
  5. 前記第1部分の厚さと前記第2部分の厚さとの差は、前記凹部の深さに対して50%以下である、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッド。
  6. 前記第1部分の幅は、前記凹部の幅に対して25%以下である、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッド。
  7. 前記第1部分の厚さは、50μm以上である、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッド。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドの駆動を制御する制御回路と、を有する、
    液体噴射装置。
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