JP7098861B2 - 静電塗装に適した組成物を製造する方法 - Google Patents
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Description
・組成物の全重量に対して40~70重量%の量において、ISO1628-5に準拠してメタクレゾール中で25℃において測定される1.6~2.4の溶液相対粘度(RSV)を有するポリブチレンテレフタレート(PBT)を提供する工程;
・組成物の全重量に対して10~40重量%の量において、ISO1628-5に準拠してジクロロ酢酸中で25℃において測定される1.1~1.5の溶液相対粘度(RSV)を有するポリエチレンテレフタレート(PET)を提供する工程;
・10~30重量%の量で充填剤を提供する工程であって、充填剤は、ガラス繊維、タルク、マイカ、珪灰石、ガラスビーズおよびミルドグラスならびにその組み合わせからなる群から選択され、重量%は、組成物の全重量に対するものである、工程;
・組成物の全重量に対して2~10重量%の量で導電性添加物を提供する工程であって、導電性添加物は、カーボンブラック、炭素繊維、グラファイト、カーボンナノチューブおよびグラフェンならびにその組み合わせからなる群から選択され、導電性添加物は、8重量%の導電性添加物と、92重量%の、メタクレゾール中で2.0の溶液相対粘度を有するPBTとからなる、3mmの厚さおよび50mmの直径の射出成形試験試料でASTM D257に準拠して測定される最大で105Ω.cmの体積抵抗率を示し、重量%は、射出成形試験試料の全重量に対するものであり、射出成形試験試料は、上面および下面において金層でコーティングされている、工程;
・組成物を得るために、240~260℃の温度で少なくともPBT、PET、充填剤および導電性添加物を混合する工程
を含む方法によって達成された。
本発明による方法は、160~400Pasの溶融粘度を有する組成物を製造するものであり、溶融粘度は、組成物の固有特性であり、ISO-11443-2014に記載のようにキャピラリーレオメーターよって測定することができる。溶融粘度の決定は、実験条件の影響を受けやすいことが公知であり、ISO-11443-2014A2タイプ試験(指定の体積流量を有するキャピラリーダイ)と一致する以下のプロトコルが用いられる。オーブン直径12mmのGoettfert Rheograph 120ならびに長さ30mm、直径1mm、長さ対直径比30/1および導入角180度(フラット)のキャピラリーを用いて実験が行われ得る。圧力変換器は、最大で2000バールを有するCAN-busである。充填時間は、45~60秒であり、融解時間は、300秒であり、ピストン速度は、以下の工程:0.02、0.05、0.1、0.2、0.5、1、2、5および10mm/秒で低速から高速へと変化した。測定温度は、270℃であった。データポイント、テイクオーバー(take over):許容差1%、比較時間10秒。体積流量Qは、ピストンの面積(平方mm)が掛けられたピストン速度(mm/秒)に等しいと計算される。せん断速度は、ISO-11443-2014のセクション8.5の式12に従って計算される。バグリー(Bagley)補正は、適用されず、ISO-11443-2014のセクション8.3.2の式5に従ってせん断応力が計算される。以前に定義されているせん断応力およびせん断速度の比は、ISO-11443-2014のセクション3.10に準拠した溶融粘度である。その結果は、特定のピストン速度での溶融粘度として報告され、265 1/秒のせん断速度での外挿溶融粘度である。
ポリブチレンテレフタレート(IUPAC名ポリ(オキシ-1,4-ブタンジイルオキシカルボニル-1,4-フェニレンカルボニル);以降ではPBT)は、本発明による方法において、組成物の全重量に対して40~70重量%の量で提供される。これらの量で存在するPBTを提供する利点は、寸法安定性が高まり、水分に対して感受性が低くなることである。
ポリエチレンテレフタレート(IUPAC名ポリ(エチルベンゼン-1,4-ジカルボキシレート);以降ではPET)は、本発明による方法において、組成物の全重量に対して10~40重量%、好ましくは15~25重量%の量で提供される。
本発明による方法で提供される充填剤は、ガラス繊維、タルク、マイカ、珪灰石、ガラスビーズおよびミルドグラスならびにその組み合わせからなる群から選択される。充填剤を接着性向上剤でコーティングし得る。充填剤は、この方法において、組成物の全重量に対して10~30重量%、好ましくは15~25重量%の量で提供される。充填剤が存在する利点は、良好な補強および寸法安定性を示すことである。
本発明による方法は、カーボンブラック、炭素繊維、グラファイト、カーボンナノチューブおよびグラフェンならびにその組み合わせからなる群から選択される導電性添加物を提供し、導電性添加物は、8重量%の導電性添加物と、92重量%の、メタクレゾール中で2.0の溶液相対粘度を有するPBTとからなる、3mmの厚さおよび50mmの直径の射出成形試験試料でASTM D257に準拠して測定される最大で105Ω.cmの体積抵抗率を示し、射出成形試験試料は、上面および下面において金層でコーティングされていた。好ましくは、7重量%の導電性添加物と、93重量%の、メタクレゾール中で2.0の溶液相対粘度を有するPBTとからなる試験試料で測定される場合、導電性添加物は、最大で105Ω.cmの体積抵抗率を示し、さらに好ましくは、6重量%の導電性添加物と、94重量%の、メタクレゾール中で2.0の溶液相対粘度を有するPBTとからなる試験試料で測定される場合、導電性添加物は、最大で105Ω.cmの体積抵抗率を示し、このため、十分に低い組成物の体積抵抗率を依然として示しながら、導電性が低い添加物を用いることが可能となる。
・組成物の全重量に対して40~70重量%の量において、ISO1628-5に準拠してメタクレゾール中で25℃において測定される1.6~2.4の溶液相対粘度(RSV)を有するPBTを提供する工程;
・組成物の全重量に対して10~40重量%の量において、ISO1628-5に準拠してジクロロ酢酸中で25℃において測定される1.1~1.5の溶液相対粘度(RSV)を有するPETを提供する工程;
・10~30重量%の量で充填剤を提供する工程であって、充填剤は、タルクであり、かつ重量%は、組成物の全重量に対するものである、工程;
・組成物の全重量に対して2~5重量%の量で導電性添加物を提供する工程であって、導電性添加物は、カーボンブラックであり、導電性添加物は、6重量%の導電性添加物と、94重量%の、メタクレゾール中で2.0の溶液相対粘度を有するPBTとからなる、3mmの厚さの射出成形試験試料でASTM D257に準拠して測定される最大で105Ωの体積抵抗率を示し、重量%は、射出成形試験試料の全重量に対するものであり、射出成形試験試料は、上面および下面において金層でコーティングされており、カーボンブラックは、少なくとも450ml/100gのOANを有する、工程;
・組成物を得るために、240~260℃の温度で少なくともPBT、PET、充填剤および導電性成分を混合する工程
を含む方法。
本発明による組成物を製造する方法は、例えば、離型剤、耐衝撃性改良剤、酸化防止剤、安定剤、エステル交換反応阻害剤、難燃剤、核剤、可塑剤、着色剤、顔料等のさらなる成分を提供する工程をさらに含み得る。
本発明による方法において、少なくともPBT、PET、充填剤および導電性添加物を混合する工程は、例えば、押出機またはバスニーダーでのすべての成分の押出し成形を含む既知の手段によって行われ得、好ましくは二軸スクリュー押出機が使用される。特定の製造工程が組成物の溶融粘度にさらに影響を及ぼし得ることが当業者に公知である。好ましくは、二軸スクリュー押出機が使用され、さらに好ましくはPBTおよびPETが供給口から投入され、より高い処理量および導電性添加物の構造の保持が確実となることから、さらに好ましくは、充填剤および導電性添加物は、側方供給装置を介して溶融物に投入される。
本発明による方法により、静電塗装に非常に適した組成物が得られる。したがって、本発明は、ISO-11443-2014に準拠して270℃および265 1/秒のせん断速度で決定される160Pas~400Pasの溶融粘度と、3mmの厚さおよび50mmの直径であり、かつ上面および下面において金層でコーティングされた射出成形試験試料でASTM D257に準拠して測定された場合に最大で105Ωの体積抵抗率とを有する組成物であって、
・40~70重量%の量のPBT;
・10~40重量%の量のPET;
・10~30重量%の量の充填剤であって、ガラス繊維、タルク、マイカ、珪灰石、ガラスビーズおよびミルドグラスならびにその組み合わせからなる群から選択される充填剤;
・2~10重量%の量の導電性添加物であって、カーボンブラック、炭素繊維、グラファイト、カーボンナノチューブおよびグラフェンならびにその組み合わせからなる群から選択される導電性添加物
を含み、重量%は、組成物の全重量に対して示される、組成物にも関する。
・本発明による組成物または本発明による方法によって調製された組成物を含む部品を製造する工程;
・部品が塗料粒子を引き付けるように部品を接地または荷電する工程;
・塗料を、塗料が部品に引き寄せられるために荷電されるように吹付けるか、または荷電塗料リザーバー内に部品を浸し塗りするかのいずれかにより、塗料の少なくとも1つの層で部品をコーティングする工程;
・塗料の1つまたは複数の層を塗布した後に塗料を乾燥および/または硬化させ、それによって塗装部品を得る工程
を含む方法にも関する。
PBTのRSV(溶液相対粘度)をISO1628-5に準拠して分析した。この方法では、毛管粘度計を使用してm-クレゾール中の希釈溶液でのPBTの粘度を決定する。
m-クレゾール中の2.0の溶液相対粘度(RSV)を有するPBT、ポリブチレンテレフタレート、供給業者ランクセス(LanXess)
DCA中の1.34の溶液相対粘度(RSV)有するPET、ポリエチレンテレフタレート、供給業者DSM
充填剤:シベルコ(Sibelco)によって供給されたタルク、Tital 4591
導電性カーボンブラックCB-1:アクゾ・ノーベルによって供給されたKetjenblack EC-600 JD;OAN490ml/100グラム
導電性カーボンブラックCB-2:キャボットによって供給されたVulcan XCmax;OAN320ml/100g
エステル交換反応阻害剤:リン酸一ナトリウム、NaH2PO4、供給業者ブーデンハイム(Budenheim)
離型剤:ロンザ(Lonza)によって供給されたGlycolube P
塗料システム:水性プライマー層(BASF SecuBloc Diamantweiss FU70-0000-002548-900)、カラー層(BASF Colorbrite MB9149 polar weiss FV58-9149-0025)およびトップコート(2K-Klarlack iGloss Harter SB81-0400-0025およびiGloss FF81-0400-0025)。希釈剤として酢酸ブチルを使用して、製造元の推奨に従ってトップコートを調製した。
導電性添加物の体積抵抗率を決定するために、様々な量の導電性添加物からなる組成物から試験試料を調製し、残りの組成物は、m-クレゾール中の2.0の溶液相対粘度(RSV)を有するPBTからなる。ウェルナー&フライデラー(Werner&Pfleiderer)社製のZSK25 38D二軸スクリュー押出機で組成物を製造した。バレル温度を240~260℃に設定し、スクリュー回転数は、300RPMであった。PBTをホッパーに供給した。側方供給装置を介してカーボンブラックをポリマー溶融物中に導入した。押出されたストランドを水中で冷却し、顆粒にした。予備乾燥された(窒素フローで真空下において120℃で10時間)顆粒から、240~260℃の温度設定、90℃の金型温度でEngel EVC110射出成形機において試験試料を射出成形した。試料の形態は、3mmの厚さおよび50mmの直径のディスクであった。
ウェルナー&フライデラー社製のZSK 25 38D二軸スクリュー押出機で組成物の製造方法を実施した。バレル温度を240~260℃に設定し、スクリュー回転数は、300RPMであり、収量は、18~24kg/時であった。PBT、PET、エステル交換反応阻害剤および離型剤などの成分をプレブレンドとしてホッパーに供給した。側方供給装置を介してポリマー溶融物中にタルクおよびカーボンブラックを導入した。押出されたストランドを水中で冷却し、顆粒にした。
ISO-11443-2014に記載のように、キャピラリーレオメーターで組成物の溶融粘度を測定した。溶融粘度の決定は、実験条件の影響を受けやすいことが公知であり、ISO-11443-2014A2型試験(指定の体積流量のキャピラリーダイ)と一致する以下のプロトコルを用いた。オーブン直径12mm、長さ30mm、直径1mm、長さ対直径比30/1のキャピラリーおよび導入角180度(フラット)を用いてGoettfert Rheograph 120で実験を行った。圧力変換器は、最大2000バールのCAN-busであった。充填時間は、45~60秒であり、溶融時間は、300秒であり、ピストン速度は、低速から高速へと以下の段階:0.02、0.05、0.1、0.2、0.5、1、2、5および10mm/秒で変化した。測定温度は、270℃であった。データポイント、テイクオーバー:許容差1%、比較時間10秒。体積流量Qは、ピストンの面積(平方mm)が掛けられたピストン速度(mm/秒)に等しいと計算される。せん断速度は、ISO-11443-2014のセクション8.5の式12に従って計算される。バグリー補正は、適用されず、ISO-11443-2014のセクション8.3.2の式5に従ってせん断応力が計算される。以前に定義されているせん断応力およびせん断速度の比は、ISO-11443-2014セクションの3.10に準拠した溶融粘度である。その結果は、特定のピストン速度での溶融粘度として報告され、265 1/秒のせん断速度での外挿溶融粘度である。組成物は、すべて0.01%未満の含水率を有した。
予備乾燥された(窒素フローで真空下において120℃で10時間)顆粒から、245~265℃の温度設定、90℃の金型温度でEngel EVC110射出成形機において様々な試験試料を射出成形した。
・ISO527型1A法に準拠して引張り試験を23℃で行った。引張り試験速度5mm/分を用いた。
・シャルピー衝撃強さをISO 179/1eU法に準拠して23℃で評価した。
・抵抗率測定の方法は、均一な電場、したがって均一な電流密度を確保するために、標準スパッタリング技術を使用して、3mmの厚さおよび50mmの直径のディスク形状を有する試料が上面および下面において金でコーティングされているという差異を用いてASTM D257標準に基づく。50mmの直径および3mmの厚さの2つの電極間に試料を置いた。試料の抵抗率の範囲に応じて、測定デバイスの一方にこれらの2つの電極を接続した:Keithley 617電位計(高領域)、Fluke 179 Multimeter(中領域)またはHP 3478A Multimeter(低領域)。3mmの厚さおよび50mmの直径のディスクである試料の形状寸法を用いて体積抵抗率を計算した。23℃および50%の相対湿度で測定を行った。
PET20重量%、タルク20重量%、離型剤0.3重量%およびエステル交換反応阻害剤0.1重量%を含む組成物を調製し、試験した。残りの成分は、PBTであった。材料の特性を表2に示す。塗装性は、材料の体積抵抗率が高いためにむしろ良くない。
比較例Aと同様であるが、導電性成分CB-1 3%を使用し、残りは、PBTであった。カーボンブラックを添加した場合、材料は、より脆性であり、例えば破断ひずみおよびシャルピー衝撃強さが低い。体積抵抗率が高いため、塗装性が十分でないと考えられる。
比較例Bと同様であるが、導電性成分CB-1 4%を使用し、残りは、PBTであった。体積抵抗率が向上したため、塗装性は、良好であった。さらに、ラッカーシステムおよび導電性PBT基材の塗料付着性は、良好であった。
比較例Bと同様であるが、導電性成分CB-2 6%を使用し、残りは、PBTであった。体積抵抗率が高いため、塗装性が十分でないと考えられる。さらに、組成物の溶融粘度が高くなると塗料付着性が悪くなった。
比較例Cと同様であるが、導電性成分CB-2 8%を使用し、残りは、PBTであった。体積抵抗率が低下するにしたがって塗装性が向上したが、組成物の溶融粘度が400Pasを超えたため、得られた塗料付着性は、むしろ悪かった。
Claims (15)
- ISO-11443-2014に準拠して270℃および265 1/秒のせん断速度で決定される160Pas~400Pasの溶融粘度と、3mmの厚さおよび50mmの直径であり、かつ上面および下面において金層でコーティングされた射出成形試験試料でASTM D257に準拠して測定される最大で105Ω.cmの体積抵抗率とを有する組成物を製造する方法であって、以下の工程:
・前記組成物の全重量に対して40~70重量%の量において、ISO1628-5に準拠してメタクレゾール中で25℃において測定される1.6~2.4の溶液相対粘度(RSV)を有するポリブチレンテレフタレート(PBT)を提供する工程;
・前記組成物の全重量に対して10~40重量%の量において、ISO1628-5に準拠してジクロロ酢酸中で25℃において測定される1.1~1.5の溶液相対粘度(RSV)を有するポリエチレンテレフタレート(PET)を提供する工程;
・10~30重量%の量で充填剤を提供する工程であって、前記充填剤は、ガラス繊維、タルク、マイカ、珪灰石、ガラスビーズおよびミルドグラスならびにその組み合わせからなる群から選択され、重量%は、前記組成物の全重量に対するものである、工程;
・前記組成物の全重量に対して2~10重量%の量で導電性添加物を提供する工程であって、前記導電性添加物は、カーボンブラック、炭素繊維、グラファイト、カーボンナノチューブおよびグラフェンならびにその組み合わせからなる群から選択され、前記導電性添加物は、8重量%の導電性添加物と、92重量%の、メタクレゾール中で2.0の溶液相対粘度を有するPBTとからなる、3mmの厚さおよび50mmの直径の射出成形試験試料でASTM D257に準拠して測定される最大で105Ω.cmの体積抵抗率を示し、前記重量%は、前記射出成形試験試料の全重量に対するものであり、射出成形試験試料は、上面および下面において金層でコーティングされている、工程;
・前記組成物を得るために、240~260℃の温度で少なくとも前記PBT、PET、充填剤および導電性添加物を混合する工程
を含む方法。 - 前記導電性添加物は、7重量%の導電性添加物と、93重量%の、メタクレゾール中で2.0の溶液相対粘度を有するPBTとからなる射出成形試験試料で測定された場合に最大で105Ω.cmの体積抵抗率を示す、請求項1に記載の方法。
- 前記導電性添加物は、6重量%の導電性添加物と、94重量%の、メタクレゾール中で2.0の溶液相対粘度を有するPBTとからなる射出成形試験試料で測定された場合に最大で105Ω.cmの体積抵抗率を示す、請求項1に記載の方法。
- 前記混合の少なくとも一部は、押出機で行われる、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記充填剤および/または前記導電性添加物は、側方供給装置を介して前記押出機に提供される、請求項4に記載の方法。
- 前記充填剤は、タルクである、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記導電性添加物は、カーボンブラックである、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
- 前記カーボンブラックは、ASTM D-2414に準拠して測定される少なくとも300ml/100gの吸油量を有し、前記カーボンブラックは、3~5重量%の量で提供される、請求項7に記載の方法。
- 請求項1~8のいずれか一項に記載の方法によって製造される前記組成物を含む塗装部品を製造する方法であって、以下の工程:
・前記組成物を含む部品を製造する工程;
・前記部品が塗料粒子を引き付けるように前記部品を接地または荷電する工程;
・塗料を、前記塗料が前記部品に引き寄せられるために荷電されるように吹付けるか、または荷電塗料リザーバー内に前記部品を浸し塗りするかのいずれかにより、前記塗料の少なくとも1つの層で前記部品をコーティングする工程;
・塗料の1つまたは複数の層を塗布した後に前記塗料を乾燥および/または硬化させ、それによって塗装部品を得る工程
を含む方法。 - ISO-11443-2014に準拠して270℃および265 1/秒のせん断速度で決定される160Pas~400Pasの溶融粘度と、3mmの厚さおよび50mmの直径であり、かつ上面および下面において金層でコーティングされた射出成形試験試料でASTM D257に準拠して測定された場合に最大で105Ω.cmの体積抵抗率とを有する組成物であって、
・40~70重量%の量のPBT;
・10~40重量%の量のPET;
・10~30重量%の量の充填剤であって、ガラス繊維、タルク、マイカ、珪灰石、ガラスビーズおよびミルドグラスならびにその組み合わせからなる群から選択される充填剤;
・2~10重量%の量の導電性添加物であって、カーボンブラック、炭素繊維、グラファイト、カーボンナノチューブおよびグラフェンならびにその組み合わせからなる群から選択される導電性添加物
を含み、重量%は、前記組成物の全重量に対して示される、組成物。 - 前記充填剤は、タルクである、請求項10に記載の組成物。
- 前記タルクは、5μm~20μmの粒径D-50および20μm~70μmのD-97を有する、請求項11に記載の組成物。
- 前記導電性添加物は、カーボンブラックである、請求項10~12のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記カーボンブラックは、ASTM D-2414に準拠して測定される少なくとも300ml/100gの吸油量を有し、前記カーボンブラックは、前記組成物の全重量に対して3~5重量%の量で存在する、請求項13に記載の組成物。
- 請求項10~14のいずれか一項に記載の組成物で構成される部品。
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