JP7080564B2 - 切削装置及びノズルの高さ検査方法 - Google Patents

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Description

本発明は、切削ブレードで被加工物を切削する切削装置と、該切削装置において該切削ブレードに切削水を供給するノズルの高さ検査方法に関する。
半導体デバイスを搭載したデバイスチップは、半導体ウェーハやパッケージ基板等が分割されて形成される。交差する複数の分割予定ラインにより半導体ウェーハ等の表面を区画し、区画された各領域に半導体デバイスを形成し、その後、該半導体ウェーハ等を分割予定ラインに沿って分割すると個々のデバイスチップを形成できる。
半導体ウェーハ等の分割には、例えば、円環状の切削ブレードが装着された切削ユニットを備える切削装置が用いられる。切削装置では、切削ブレードを半導体ウェーハ等の被加工物の表面に対して垂直な面内に回転させ、切削ブレードを切り込み送り方向の所定の高さ位置に下降させ、被加工物を分割予定ラインに沿う方向に加工送りして切削ブレードで被加工物を切削する。
切削ブレードで被加工物を切削すると、被加工物に由来する切削屑が発生して被加工箇所の周囲に飛散する。また、加工熱が発生する。そこで、切削装置は、切削水を供給するノズルを切削ブレードの近傍に備え、被加工物の切削が実施される際には、該ノズルから該切削ブレード及び該被加工物に切削水が供給される。切削装置では、切削水により切削屑及び加工熱が除去されながら被加工物が切削される。
切削屑及び加工熱を効率的に除去するために、該ノズルは、切削ブレード及び被加工物に極めて近い位置に設けられるのが好ましい。そこで、直線状のパイプ部分を有するノズルの該パイプ部分が切削ブレードの側面、及び被加工物の表面に沿うように、該ノズルが切削装置に固定される。さらに、ノズルを所定の位置に高い精度で固定するために、該ノズルの位置を微調整するための専用の治具が使用される場合もある(特許文献1参照)。
特開2010-42490号公報
しかしながら、切削ブレードを交換する際、ノズルを固定する高さ位置の設定を誤る場合や、ノズルに触れてノズルを移動させてしまう場合等、該ノズルが誤った高さ位置に固定される場合がある。ノズルが誤った高さ位置に固定されると、被加工物の切削時に該ノズルが被加工物に衝突して、該ノズルや被加工物に損傷が生じるおそれがある。
従来、被加工物の切削が実施される前に、固定されたノズルの高さ位置が許容される範囲内であるか否か、切削装置の使用者(オペレータ)が目視で確認していた。また、上述の治具によりノズルの高さ位置を確認する場合もあった。しかしながら、これらの方法でノズルの高さ位置を確認するのは手間であり、また、該許容される範囲からのずれが小さい場合にノズルの高さ位置の誤りを検知できない場合があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、切削水を供給するノズルの高さ位置の誤りを容易かつ確実に検出でき、該ノズルの衝突による被加工物の損傷を防止できる切削装置及びノズルの高さ検査方法を提供することである。
本発明の一態様によると、被加工物が載せられる保持面を有し、該保持面上に載る被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を切削する切削ブレードと、該切削ブレードが装着されるスピンドルと、該切削ブレードに切削水を供給するノズルと、を有する切削ユニットと、を備える切削装置であって、さらに、該保持面と直交する高さ方向における該ノズルの位置が異常であるか否かを判定するノズル高さ判定ユニットを備え、該ノズルは、該保持面及び該切削ブレードの側面に沿って延在する直線状部分を有し、該ノズルの該直線状部分は、先端が該切削ブレードの前方側または後方側に張り出しており、該ノズル高さ判定ユニットは、該ノズルの該直線状部分の該先端が該チャックテーブルの上方に位置し、かつ、該切削ブレードの最下端が該チャックテーブルの水平方向外側に位置するように初期位置に位置付けられた該切削ユニットを下降させ、該切削ブレードの該最下端が該保持面の高さ位置より下方に達するように基準位置にまで該切削ユニットが下降した際に、該ノズルと、該チャックテーブルと、の接触の有無を検出する接触検出部と、該接触検出部が該ノズルと、該チャックテーブルと、の接触を検出した場合に該高さ方向における該ノズルの位置が異常であることを報知する報知部と、を有することを特徴とする切削装置が提供される。
好ましくは、該接触検出部は、該チャックテーブルと、該ノズルと、の電気的導通の有無によって接触の有無を検出する。
または、好ましくは、該接触検出部は、該チャックテーブルと、該ノズルと、が接触する際に発生する弾性波が発生したか否かを検出することで接触の有無を検出する。
さらに、本発明の他の一態様によると、該切削装置を用いて該ノズルの該高さ方向における位置が異常であるか否かを判定するノズルの高さ検査方法であって、該切削ユニットを該初期位置に位置付ける検査準備ステップと、該初期位置に位置付けられた該切削ユニットを該基準位置に下降させた際に、該ノズルと、該チャックテーブルと、の接触の有無を該接触検出部により検出する検出ステップと、該検出ステップにおいて、該接触検出部が該接触を検出しない場合に該高さ方向における該ノズルの位置に異常がないと判定し、該接触を検出した場合に該高さ方向における該ノズルの位置が異常であると判定する判定ステップと、該判定ステップで該高さ方向における該ノズルの位置が異常であると判定された場合、該高さ方向における該ノズルの位置に異常があることを報知する報知ステップと、を備えることを特徴とするノズルの高さ検査方法が提供される。
本発明の一態様に係る切削装置は、切削水を供給するノズルの高さ方向における位置が異常であるか否かを判定するノズル高さ判定ユニットを備える。該ノズル高さ判定ユニットは、ノズルと、チャックテーブルと、の接触の有無を検出する接触検出部を備える。
ノズルの高さ方向における位置の異常の有無をノズル高さ判定ユニットにより検出する際は、切削ユニットを初期位置から基準位置まで下降させ、該ノズルと、該チャックテーブルと、の接触の有無を該接触検出部により検出する。そして、ノズルと、チャックテーブルと、の接触が検出される場合、ノズルの高さ位置が許容される範囲よりも下方であり、ノズルが誤った高さ位置に固定されていることが検出される。
本発明の一態様に係る切削装置では、切削装置の使用者等による目視の確認等の方法に依らずノズルの高さ位置の誤りの有無を確実に検出できる。また、切削ユニットを基準位置にまで下降させるだけでノズルの高さ位置の誤りの有無を容易に検出できる。該高さ位置の誤りが検出された際は、ノズルの高さ位置を修正することにより該ノズルの衝突による被加工物の損傷を防止できる。
したがって、本発明の一態様によると、切削水を供給するノズルの高さ位置の誤りを容易かつ確実に検出でき、該ノズルの衝突による被加工物の損傷を防止できる切削装置及びノズルの高さ検査方法が提供される。
切削装置及び被加工物を模式的に示す斜視図である。 切削ユニットを拡大して示す斜視図である。 ノズル高さ判定ユニットの構成を模式的に説明する構成図である。 図4(A)は、ノズルが所定の高さ位置に取り付けられている場合におけるノズルの高さの判定の様子を模式的に示す側面図であり、図4(B)は、ノズルが所定の高さ位置よりも低い位置に取り付けられている場合におけるノズルの高さの判定の一例を模式的に示す側面図である。 ノズル高さ判定ユニットによるノズルの高さの判定の他の一例を模式的に示す側面図である。
添付図面を参照して、本発明の一態様に係る実施形態について説明する。まず、図1を用いて、本実施形態に係る切削装置と、該切削装置で切削される被加工物について説明する。図1は、切削装置及び被加工物を模式的に示す斜視図である。被加工物1は、例えば、シリコン、SiC(シリコンカーバイド)、若しくは、その他の半導体等の材料、または、サファイア、ガラス、石英等の材料からなる略円板状の基板等である。
被加工物1の表面は格子状に配列された複数の分割予定ラインで区画されており、区画された各領域にはIC等のデバイスが形成されている。最終的に、被加工物1が該分割予定ラインに沿って分割されることで、個々のデバイスチップが形成される。例えば、被加工物1は、環状のフレーム5に貼られたテープ3に保持され、フレーム5と、テープ3と、と一体となったフレームユニット7の状態で切削される。
図1に示す通り、該切削装置2は、各構成要素を支持する装置基台4を備える。装置基台4の中央上部には、X軸移動テーブル6と、該X軸移動テーブル6をX軸方向(加工送り方向)に移動させるX軸移動機構と、X軸移動機構を覆う防塵防滴カバー(不図示)と、該防塵防滴カバー上に到達した液体を受ける排水路20と、が設けられている。該X軸移動機構は、X軸方向に平行な一対のX軸ガイドレール12を備えており、X軸ガイドレール12には、X軸移動テーブル6がスライド可能に取り付けられている。
X軸移動テーブル6の下面側には、ナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、X軸ガイドレール12に平行なX軸ボールねじ14が螺合されている。X軸ボールねじ14の一端部には、X軸パルスモータ16が連結されている。X軸パルスモータ16でX軸ボールねじ14を回転させると、X軸移動テーブル6はX軸ガイドレール12に沿ってX軸方向に移動する。
X軸移動テーブル6上には、被加工物1を吸引、保持するためのチャックテーブル8が設けられている。チャックテーブル8は、モータ等の回転駆動源(不図示)に連結されており、チャックテーブル8の上面に垂直な回転軸の周りに回転可能である。また、チャックテーブル8は、上述したX軸移動機構によりX軸方向に送られる。
チャックテーブル8の表面(上面)は、被加工物1を吸引、保持する保持面8aとなる。この保持面8aは、チャックテーブル8の内部に形成された吸引路(不図示)を介して吸引源(不図示)に接続されている。該保持面8aの周囲には、テープ3を介して被加工物1を保持する環状のフレーム5を固定するためのクランプ10が配設されている。
装置基台4の上面には、被加工物1を切削する2つの切削ユニット18を支持する支持構造22が、X軸移動機構を跨ぐように配置されている。支持構造22の前面上部には、2つの切削ユニット18をそれぞれY軸方向(割り出し送り方向)及びZ軸方向に移動させる切削ユニット移動機構が設けられている。
切削ユニット移動機構は、支持構造22の前面に配置されY軸方向に平行な一対のY軸ガイドレール24を備えている。Y軸ガイドレール24には、切削ユニット18のそれぞれに対応する2つのY軸移動プレート26がスライド可能に取り付けられている。それぞれのY軸移動プレート26の裏面側(後面側)には、ナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、Y軸ガイドレール24に平行なY軸ボールねじ28が螺合されている。
Y軸ボールねじ28の一端部には、Y軸パルスモータ28aが連結されている。Y軸パルスモータ28aでY軸ボールねじ28を回転させると、対応するY軸移動プレート26は、Y軸ガイドレール24に沿ってY軸方向に移動する。Y軸移動プレート26の表面(前面)には、それぞれ、Z軸方向に平行な一対のZ軸ガイドレール30が設けられている。それぞれのZ軸ガイドレール30には、Z軸移動プレート32がスライド可能に取り付けられている。
Z軸移動プレート32の裏面側(後面側)には、ナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、Z軸ガイドレール30に平行なZ軸ボールねじ34が螺合されている。Z軸ボールねじ34の一端部には、Z軸パルスモータ36が連結されている。Z軸パルスモータ36でZ軸ボールねじ34を回転させれば、Z軸移動プレート32は、Z軸ガイドレール30に沿ってZ軸方向(切り込み送り方向)に移動する。
2つのZ軸移動プレート32のそれぞれの下部には、被加工物1を加工する切削ユニット18と、チャックテーブル8に保持された被加工物1を撮像できる撮像ユニット(カメラ)38と、が固定されている。Y軸移動プレート26をY軸方向に移動させれば、切削ユニット18及び撮像ユニット38はY軸方向(割り出し送り方向)に移動し、Z軸移動プレート32をZ軸方向に移動させれば、切削ユニット18及び撮像ユニット38はZ軸方向(切り込み送り方向)に移動する。
切削ユニット18について、図2を用いてさらに説明する。図2は、切削ユニット18を拡大して示す斜視図である。切削ユニット18は、切削ブレード18aと、先端側に切削ブレード18aが装着されるスピンドル40と、を備える。
切削ブレード18aは、円板状の基台を有する。基台の中央部には、この基台を貫通する略円形の装着穴が設けられており、該装着穴にスピンドル40の先端部が通されて切削ブレード18aがスピンドル40に固定される。基台の外周部には、被加工物1に切り込ませるための環状の切刃18bが固定される。該スピンドル40の基端側には該スピンドル40を回転させるスピンドルモータ(不図示)が装着され、該スピンドルモータはスピンドルハウジング42に収容される。
スピンドルハウジング42に収容された該スピンドルモータを作動させ該スピンドル40を回転させると、スピンドル40の先端に装着された切削ブレード18aが該スピンドル40を軸として回転する。切削ブレード18aを回転させた状態で切削ユニット18を所定の高さ位置に移動させ、被加工物1が保持するチャックテーブル8をX軸方向に沿って加工送りすると、回転する切削ブレード18aの切刃18bが接触することにより被加工物1が切削される。
被加工物1を切削ブレード18aにより切削すると、被加工物1に由来する切削屑が発生して被加工箇所の周囲に飛散して被加工物1の表面が汚染される。また、被加工物1を切削すると加工熱が発生し、該加工熱により切削ブレード18aや被加工物1に膨張や歪みが生じて切削加工の精度が低下する場合がある。そのため、被加工物1の切削を実施する間、該被加工物1及び切削ブレード18aに純水等の切削水が供給される。
切削装置2の切削ユニット18は、切削ブレード18aの近傍に切削水供給用のノズル44及び切削水供給部48を備え、被加工物1の切削が実施される際には、ノズル44及び切削水供給部48から切削ブレード18a及び被加工物1に切削水が供給される。切削水供給部48は、切削ブレード18aに主に加工送り方向(X軸方向)から切削水を供給し、ノズル44は、切削ブレード18aに主に側方から切削水を供給する。
ノズル44は、切削ブレード18aの側面及び被加工物1の表面に沿って加工送り方向に延在する一対の直線状部分44aと、該一対の直線状部分44aのそれぞれ基端側を支持する支持部44bと、を備える。該一対の直線状部分44aは、先端が切削ブレード18aの加工送り方向(X軸方向)の前方側または後方側に張り出している。該一対の直線状部分44aは、それぞれ、パイプ状の部材で形成されており、切削ブレード18aに向いた複数の噴出口(不図示)が形成されている。
また、ノズル44の支持部44bは、切削ブレード18aを覆って保護するブレードカバー46に固定される。該ブレードカバー46は、該支持部44bを固定するボルト46aが通される楕円状のねじ孔46bを備える。ノズル44の支持部44bが備える挿通穴(不図示)にボルト46aを突き通し、ボルト46aをねじ孔46bに締め込むことによりノズル44が切削ユニット18に固定される。
なお、ねじ孔46bは、ボルト46aのねじ部の直径に対応する幅を有する楕円状に形成されており、かつ、該直径よりも大きな長さに形成されている。そのため、該ねじ孔46bにおけるボルト46aの固定高さは、該ねじ孔46bの長さの範囲で任意の位置に決定できる。そして、被加工物1やテープ3の厚さ等を考慮して切削水を効率良く切削ブレード18a等に供給できるようにノズル44の高さを調整できる。
ノズル44の支持部44bの上端には、直線状部分44aから噴出される切削水の供給管路(不図示)が接続される接続部44cが設けられる。切削水供給源(不図示)から該管路を通じて切削ユニット18のノズル44に切削水を供給すると、ノズル44から切削ブレード18a及び被加工物1に切削水が供給される。
また、図1に示す通り、切削装置2は、さらに、制御ユニット56を備えている。制御ユニット56は、切削ユニット18、チャックテーブル8、各移動機構、撮像ユニット38等の切削装置2の各構成要素を制御する機能を有する。また、制御ユニット56は、後述のノズル高さ判定ユニット58を制御する機能を有する。制御ユニット56の機能は、例えば、装置制御用コンピュータのソフトウェアとして実現される。
また、切削装置2の前面には、タッチパネル付きディスプレイパネル等でなる表示部50が設けられる。該切削装置2の使用者又は管理者は該タッチパネルを用いて制御ユニット56に加工条件等の情報を入力できる。該表示部50は、情報等の入力や切削装置2の操作のためのインターフェース画像を表示する。また、表示部50は、切削装置2の稼働状況に関する情報や、各種の警告を表示できる。
さらに、切削装置2の上部には、該制御ユニット56に電気的に接続された警報ランプ52が配設される。該警報ランプ52は、例えば、緑色のランプと、赤色のランプと、を有する。制御ユニット56は、切削装置2が正常な稼働状況にあるときは該緑色のランプを点灯させて、切削装置2が正常であることを使用者又は管理者に報知する。その一方で、切削装置2に何等かの問題が生じたときには、該制御ユニットは赤色のランプを点灯させて、その旨を使用者又は管理者に報知する。
また、切削装置2は、切削ユニット18の近傍に切削ブレード18aの切刃18bの高さを検出する刃先検出ユニット54を備える。刃先検出ユニット54は、切削ブレード18aが切削ユニット18に装着された直後や、被加工物1の切削が繰り返し実施され損耗した後に、切削ブレード18aの切刃18bの高さを検出する。そして、被加工物1の切削時に切刃18bの下端が所定の高さとなるように、切削装置2は該刃先検出ユニット54で検出された切刃18bの高さに基づいて切削ユニット18の高さを調整する。
ところで、切削ユニット18のノズル44は、上述の通り、所定の高さでブレードカバー46に固定される。しかしながら、切削装置2の使用者等がノズル44の固定高さの設定を誤る場合や、切削ブレード18aの交換作業時等にノズル44に触れてノズル44の位置がずれる場合がある。また、固定が不適切であり、ノズル44が傾いた状態で固定される場合がある。これらのようにノズル44が適切に固定されていない場合、被加工物1の切削時にノズル44が被加工物1に衝突して、被加工物1に破損が生じる場合がある。
そこで、本実施形態に係る切削装置2には、ノズル高さ判定ユニットが設けられる。次に、該ノズル高さ判定ユニットについて説明する。ノズル高さ判定ユニットは、切削ユニット18を所定の位置に下降させたときのチャックテーブル8と、ノズル44と、の接触の有無を検出することにより、ノズル44の高さの適否を判定する。図3は、ノズル高さ判定ユニット58の構成の一部を模式的に説明する構成図である。図3には、切削ユニット18の側面図と、チャックテーブル8の断面図と、回路図と、が示されている。
ノズル高さ判定ユニット58は、例えば、接触検出部60と、該接触検出部60を含む接触検出回路62と、を有する。該接触検出回路62は、例えば、電源62dと、スイッチ62aと、該接触検出部60と、スイッチ62bと、を有しこれらが直列に接続されている。該接触検出部60は、スイッチ62aと、電源62dと、を介してチャックテーブル8に電気的に接続され、スイッチ62bを介して切削ユニット18のノズル44に電気的に接続されている。
ノズル高さ判定ユニット58は、切削ユニット18を下降させてチャックテーブル8と、切削ユニット18のノズル44の直線状部分44aと、の間の電気的導通の有無を検出することによりノズル44と、チャックテーブル8と、の接触の有無を判定できる。
接触の有無を判定する際には、まず、スイッチ62aと、スイッチ62bと、をオンに切り替える。そして、ノズル44の該直線状部分44aの先端がチャックテーブル8の上方に位置し、かつ、切削ブレード18aの切刃18bの最下端が該チャックテーブル8の水平方向外側に位置するように位置付ける。この位置を切削ユニット18の初期位置とする。
次に、切削ユニット18を下降させる。図4(A)は、切削ユニット18を下降させた際の様子を模式的に示す側面図である。図4(A)には、切削ユニット18と、チャックテーブル8と、の側面図が示されている。切削ユニット18を下降させる際には、切削ブレード18aの最下端がチャックテーブル8の保持面8aの高さ位置64aより下方の高さ位置64bに到達するように切削ユニット18を下降させる。
ノズル44が切削ユニット18に固定される際、ノズル44が固定される高さ位置には許容される範囲が存在する。ノズル44が該範囲中に固定されている場合、切削ブレード18aによる被加工物1の切削時にノズル44が被加工物1に衝突する等の問題は発生しない。
そこで、該高さ位置64bは、この許容される範囲の最下端にノズル44が固定されている場合において、切削ユニット18を下降させたとき該ノズル44と、チャックテーブル8と、の間の隙間が限りなく小さなくなる場合における切刃18bの下端の高さとする。そして、切刃18bの下端が該高さ位置64bに達する際の切削ユニット18の高さ位置を切削ユニット18の基準位置とする。
切削ユニット18を該基準位置に下降させた際に、ノズル44の直線状部分44aと、チャックテーブル8と、が接触しない場合、接触検出回路62には電気が流れず、接触検出部60はノズル44と、チャックテーブル8と、の接触を検出しない。
これに対して、ノズル44が許容される範囲の最下端よりも下方に固定されている場合、切削ユニット18を該基準位置に向けて下降させると、該高さ位置64bに切刃18bの最下端が到達する前にノズル44がチャックテーブル8に接触する。図4(B)は、ノズル44が許容される高さよりも低い高さ位置に固定されており、切削ユニット18を下降させた際にノズル44がチャックテーブル8に接触する様子を模式的に示す側面図である。
この場合、ノズル44と、チャックテーブル8と、が電気的に接続されるため、接触検出回路62に電気が流れ、接触検出部60では該電流が検出される。すなわち、接触検出部60は、該電流を検出することによりノズル44と、チャックテーブル8と、の接触を検出できる。
そして、ノズル高さ判定ユニット58は、切削ユニット18を下降させ該基準位置に到達するまでにノズル44と、チャックテーブル8と、の接触が接触検出部60により検出された場合、ノズル44の位置が異常であると判定する。その一方で、ノズル高さ判定ユニット58は、該基準位置に到達するまで切削ユニット18を下降させても接触検出部60により該接触が検出されない場合、ノズル44の位置が正常であると判定する。
なお、該高さ位置64bは、例えば、チャックテーブル8の保持面8aの高さ位置64aよりも1mm~2mm程度低い高さ位置とされる。すなわち、ノズル44の適切な固定高さは、例えば、切削ブレード18aの切刃18bの最下端よりも1mm~2mm以上高い位置である。
ノズル高さ判定ユニット58は、接触検出部60がノズル44と、チャックテーブル8と、の接触を検出した場合に、高さ方向における該ノズル44の位置が異常であることを報知する報知部をさらに備える。
報知部は、例えば、表示部50であり、ノズル高さ判定ユニット58がノズル44の位置の異常を検出した場合に、表示部50に異常を知らせるための警告画像が表示されてもよい。または、該報知部は警報ランプ52であり、ノズル高さ判定ユニット58がノズル44の位置の異常を検出した場合に、赤色ランプが点灯されてもよい。または、切削装置2は、報知部としてブザー(不図示)を有してもよく、該ブザーはノズル44の位置の異常が検出された場合に警告音を発してもよい。
なお、切削装置2は、刃先検出ユニット54に代替して接触検出回路62により切削ブレード18aの切刃18bの高さ位置を検出してもよい。接触検出回路62は、図3に示す通り、一端に接触検出部60が電気的に接続されたスイッチ62cを有し、スイッチ62cの他端はスピンドルハウジング42に回転可能に収容されたスピンドル40を介して切削ブレード18aに電気的に接続されている。
接触検出回路62により切削ブレード18aの切刃18bの高さを検出する際には、スイッチ62bをオフに切り替え、スイッチ62cをオンに切り替える。この場合、接触検出部60は、一端がスイッチ62b等を経て切削ブレード18aに電気的に接続され、他端がスイッチ62aを介して電源62dの一方の電極に接続される。そして、電源62dの他方の電極はチャックテーブル8に電気的に接続される。
次に、切削ブレード18aの切刃18bをチャックテーブル8の保持面8aの外周部の上方に位置付けるように切削ユニット18を移動させる。そして、切削ブレード18aを回転させながら切削ユニット18を下降させ、切削ブレード18aと、チャックテーブル8と、を接触させる。
すると、切削ブレード18aと、チャックテーブル8と、が電気的に接続され、接触検出回路62に電気が流れ、接触検出部60により接触検出回路62の電流が検出される。この際の切削ユニット18の高さ位置から切削ブレード18aの切刃18bの下端の高さ位置が検出される。このように、切削装置2は、刃先検出ユニット54によらず切削ブレード18aの切刃18bの下端の高さを検出できるため、刃先検出ユニット54を備えていなくてもよい。
次に、本実施形態に係る切削装置2を使用して実施するノズル44の高さ方向における位置が異常であるか否かを判定するノズル44の高さ検査方法について詳述する。
該高さ検査方法では、まず、切削ユニット18を該初期位置に位置付ける検査準備ステップが実施される。上述の通り、該初期位置に切削ユニット18を位置付けると、ノズル44の直線状部分44aの先端がチャックテーブル8の上方に位置付けられ、かつ、切削ブレード18aの切刃18bの最下端の水平方向位置が該チャックテーブル8の外側となる。
該高さ検査方法では、次に、該初期位置に位置付けられた切削ユニット18を該基準位置に下降させ、その際にノズル44と、チャックテーブル8と、の接触の有無を該接触検出部60により検出する検出ステップが実施される。該検出ステップでは、接触検出部60により接触検出回路62中の電流の有無を検出することでノズル44と、チャックテーブル8と、の接触の有無を検出する。
ここで、基準位置とは、上述の通り、取り付け位置の許容される範囲のうち最下端にノズル44が固定されている場合において、ノズル44と、チャックテーブル8と、の間の距離が限りなく小さくなる際の切削ユニット18の位置である。換言すると、該基準位置は、切削ブレード18aの切刃18bの最下端が上述の高さ位置64bに到達する際の切削ユニット18の位置である。
該高さ検査方法では、次に、判定ステップが実施される。該判定ステップでは、該検出ステップにおいて接触検出部60がノズル44と、チャックテーブル8と、の接触を検出しない場合、高さ方向におけるノズル44の位置に異常がないとの判定がされる。また、接触検出部60が該接触を検出した場合、高さ方向におけるノズル44の位置が異常であるとの判定がされる。
該判定ステップで高さ方向におけるノズル44の位置が異常であると判定された場合、その後、高さ方向におけるノズル44の位置に異常があることを報知する報知ステップが実施される。報知ステップでは、切削装置2の表示部50や警報ランプ52等の報知部によりノズル44の位置が異常であることが報知される。
切削装置2の管理者や使用者が報知部により発せられた警告を確認した場合、該管理者等は、切削装置2のノズル44の切削ユニット18への固定状況を確認し、ノズル44の高さ位置等を調整してもよい。
以上に説明する通り、本実施形態に係る切削装置2及び切削装置2を用いたノズル44の高さ検出方法によると、切削装置2の使用者等による目視の確認等の方法に依らずノズル44の高さ位置の誤りの有無を確実に検出できる。
また、切削ユニット18による切削を実施する前に、チャックテーブル8の外周側で切削ユニット18を該基準位置にまで下降させるだけでノズル44の高さ位置の誤りの有無を容易に検出できる。そして、ノズル44の高さ位置の誤りが検出された際は、ノズル44の高さ位置を修正することにより該ノズル44の衝突による被加工物1の損傷を防止できる。
なお、上記実施形態では、ノズル44と、チャックテーブル8と、が接触した際の電気的導通を接触検出部60により検出することでノズル高さ判定ユニット58がノズル44と、チャックテーブル8と、の接触を検出する場合について説明した。しかし、本発明の一態様に係る切削装置2及び高さ検査方法はこれに限定されない。すなわち、ノズル高さ判定ユニットは、他の方法でノズル44と、チャックテーブル8と、の接触の有無を判定してもよい。
例えば、図5に示す通り、切削装置2のチャックテーブル8には、ノズル高さ判定ユニットの構成要素として、振動を検出するAE(Acoustic Emission)センサ66bが設けられてもよい。図5は、ノズル高さ判定ユニットによるノズル44の高さの判定の他の一例を模式的に示す側面図である。
該他の一例におけるノズル高さ判定ユニットは、チャックテーブル8に固定されたAEセンサ66bと、該AEセンサ66bに電気的に接続された接触検出部66aと、を備える。
該ノズル高さ判定ユニットによりノズル44の高さが正常であるか異常であるかを判定する際は、まず、切削ユニット18を上述の初期位置に移動させる。次に、該切削ユニット18を上述の基準位置に向けて下降させる。この際、ノズル44が許容される高さ位置よりも下方に固定されている場合、ノズル44と、チャックテーブル8と、が接触したときに接触の衝撃により生じる弾性波をAEセンサ66bにより観測できる。
すなわち、接触検出部66aは、AEセンサ66bにより弾性波が観測された場合にノズル44と、チャックテーブル8と、の接触を検出する。そして、該他の一例に係るノズル高さ判定ユニットは、接触検出部66aがノズル44と、チャックテーブル8と、の接触を観測する場合、ノズル44の位置が異常であると判定する。
また、上記実施形態では、ノズル44の直線状部分44aの先端と、チャックテーブル8と、の接触の有無を検出することにより、ノズル44の高さ方向における位置の異常の有無を判定したが、本発明の一態様はこれに限定されない。本発明の一態様では、ノズル44の直線状部分44aの基端側と、チャックテーブル8と、の接触の有無を検出することにより、判定を実施してもよい。
この場合、切削ユニット18を下降させる前に該切削ユニット18を位置付ける初期位置と、切削ユニット18の下降先となる基準位置と、は上記実施形態とは異なる。すなわち、該直線状部分44aの該基端がチャックテーブル8の上方に位置し、かつ、切削ブレード18aの切刃18bの最下端がチャックテーブル8の水平方向外側に位置するように位置付けられた際の切削ユニット18の位置が初期位置となる。そして、基準位置は、該初期位置の下方となる。
さらに、本発明の一態様においては、ノズル44の直線状部分44aの先端について切削ユニット18を下降させた際のチャックテーブル8との接触の有無を検出した後又は前に該直線状部分44aの基端について同様に接触の有無を検出してもよい。このように、直線状部分44aの先端及び基端の両方において切削ユニット18を下降させた際のチャックテーブル8との接触の有無を検出すると、ノズル44の高さ方向の位置の異常をより詳細に検出でき、また、ノズル44の傾きを評価することもできる。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
1 被加工物
3 テープ
5 フレーム
7 フレームユニット
2 切削装置
4 装置基台
6 X軸移動テーブル
8 チャックテーブル
8a 保持面
10 クランプ
12,24,30 ガイドレール
14,28,34 ボールねじ
16,28a,36 パルスモータ
18 切削ユニット
18a 切削ブレード
18b 切刃
20 排水路
22 支持構造
26,32 移動プレート
38 撮像ユニット(カメラ)
40 スピンドル
42 スピンドルハウジン
44 ノズル
44a 直線状部分
44b 支持部
44c 給水口
46 ブレードカバー
46a 固定ボルト
46b ねじ穴
48 切削水供給部
50 表示部
52 警報ランプ
54 刃先検出ユニット
56 制御ユニット
58 ノズル高さ判定ユニット
60 接触検出部
62 接触検出回路
62a,62b,62c スイッチ
62d 電源
64a,64b 高さ位置
66a 接触検出部
66b AEセンサ

Claims (4)

  1. 被加工物が載せられる保持面を有し、該保持面上に載る被加工物を保持するチャックテーブルと、
    該チャックテーブルに保持された被加工物を切削する切削ブレードと、該切削ブレードが装着されるスピンドルと、該切削ブレードに切削水を供給するノズルと、を有する切削ユニットと、を備える切削装置であって、
    さらに、該保持面と直交する高さ方向における該ノズルの位置が異常であるか否かを判定するノズル高さ判定ユニットを備え、
    該ノズルは、該保持面及び該切削ブレードの側面に沿って延在する直線状部分を有し、
    該ノズルの該直線状部分は、先端が該切削ブレードの前方側または後方側に張り出しており、
    該ノズル高さ判定ユニットは、
    該ノズルの該直線状部分の該先端が該チャックテーブルの上方に位置し、かつ、該切削ブレードの最下端が該チャックテーブルの水平方向外側に位置するように初期位置に位置付けられた該切削ユニットを下降させ、該切削ブレードの該最下端が該保持面の高さ位置より下方に達するように基準位置にまで該切削ユニットが下降した際に、該ノズルと、該チャックテーブルと、の接触の有無を検出する接触検出部と、
    該接触検出部が該ノズルと、該チャックテーブルと、の接触を検出した場合に該高さ方向における該ノズルの位置が異常であることを報知する報知部と、
    を有することを特徴とする切削装置。
  2. 該接触検出部は、該チャックテーブルと、該ノズルと、の電気的導通の有無によって接触の有無を検出することを特徴とする請求項1記載の切削装置。
  3. 該接触検出部は、該チャックテーブルと、該ノズルと、が接触する際に発生する弾性波が発生したか否かを検出することで接触の有無を検出することを特徴とする請求項1記載の切削装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の切削装置を用いて該ノズルの該高さ方向における位置が異常であるか否かを判定するノズルの高さ検査方法であって、
    該切削ユニットを該初期位置に位置付ける検査準備ステップと、
    該初期位置に位置付けられた該切削ユニットを該基準位置に下降させた際に、該ノズルと、該チャックテーブルと、の接触の有無を該接触検出部により検出する検出ステップと、
    該検出ステップにおいて、該接触検出部が該接触を検出しない場合に該高さ方向における該ノズルの位置に異常がないと判定し、該接触を検出した場合に該高さ方向における該ノズルの位置が異常であると判定する判定ステップと、
    該判定ステップで該高さ方向における該ノズルの位置が異常であると判定された場合、該高さ方向における該ノズルの位置に異常があることを報知する報知ステップと、を備えることを特徴とするノズルの高さ検査方法。
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