JP7065688B2 - 無線装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線装置に関する。
スマートフォン等の無線装置において、外装である金属フレーム(金属枠)をアンテナとして使用する技術が開発されている。例えば、特許文献1には、金属フレームをアンテナとして動作させる場合に、アンテナとなる部分を他の金属フレームと分離させるために、スリットが設けられる構成が開示されている。
特開2012-235258号公報(2012年11月29日公開)
しかしながら、金属枠をアンテナとして使用する場合、当該アンテナの共振周波数を所望の値に調整することは困難である。当該アンテナの共振周波数は、主として、スリットの位置、給電位置および短絡位置によって決定されるが、これらの位置を変更することは設計上困難なことが多い。また、整合回路や補助的なアンテナエレメントなどを用いても、当該アンテナの共振周波数を十分に調整することができない場合がある。特に、当該アンテナがグランドに短絡されている状態で、その共振周波数を高くする方向に調整することは非常に難しい。
本発明の一態様は、上記課題に鑑みてなされたものであり、金属枠をアンテナとして使用する場合に、当該アンテナの共振周波数を好適に調整するための技術を提供することを主たる目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る無線装置は、無線回路部と、前記無線回路部を搭載する回路基板と、前記回路基板を収納する筺体と、前記筺体の外周に設けられ、少なくとも一つのスリットを有する金属枠と、グランドと、第1導体と、を備え、前記金属枠は、前記スリットに隣接する第1位置、および、第1位置とは異なる第2位置において前記グランドに接続されており、前記無線回路部は、前記回路基板に設けられ、第1給電部と電気的に接続されている第1給電部を介して前記金属枠の第1位置と第2位置との間の第3位置に給電するとともに、前記回路基板に設けられた第2給電部を介して第1導体の第4位置に給電し、第1導体は、第4位置とは異なる第5位置において前記グランドに接続されており、第1導体における第4位置から第5位置までの電気長が、前記金属枠における第3位置から第1位置までの電気長よりも短い。
本発明の一態様によれば、無線装置の金属枠を用いたアンテナの共振周波数を容易に調整することができる。
本発明の実施形態1に係るスマートフォンの構成を示す図である。 本発明の実施形態2に係るRF回路と、第1給電部と、第2給電部2との接続構成を示す回路図である。 本発明の実施形態3に係るスマートフォンの構成を示す図である。 本発明の実施形態1~3に係るスマートフォンの外観を示す斜視図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施形態1について、詳細に説明する。
(スマートフォン1の構成)
図1の(a)は、本実施形態に係るスマートフォン(無線装置)1の構成を示す図である。詳細には、図1の(a)は、金属枠を使用したスマートフォン1の回路基板、および、金属枠の形状を示す図である。
図1の(a)に示すように、スマートフォン1は、RF(Radio Frequency)回路(無線回路部)11と、RF回路11を搭載する回路基板CBと、回路基板CBを収納する筺体Hと、回路基板CBのグランド12と、筺体Hの外周に設けられ、少なくとも一つのスリット(S1)を有する金属枠13と、第1導体14と、キャビ板金16とを備えている。
RF回路11は、外部と無線通信を行う回路である。RF回路11は、第1経路RT1を用いて、回路基板CBに設けられた第1給電部FP1を介して金属枠13の第1位置P1と、第2位置P2との間の第3位置P3に給電するとともに、第1経路から分岐した第2経路RT2を用いて、回路基板CBに設けられ、第1給電部FP1と電気的に接続されている第2給電部FP2を介して第1導体14の第4位置P4に給電する。
回路基板は、RF回路11を含む回路が実装された基板であり、グランド12を有する。回路基板には、給電引込部17への給電点である第1給電部FP1と、先端引込部18に接続する第1短絡部SC1とが設けられている。さらに、回路基板には、第1導体14の一端への給電点である第2給電部FP2と、第1導体14の他端に接続する第2短絡部SC2とが設けられている。第2給電部FP2は、第1給電部FP1の付近に設けられている。第2短絡部SC2は、第1短絡部SC1の付近に設けられている。
金属枠は、スマートフォン1の外周を囲む筺体Hを構成する金属部品であり、筺体Hの外観として現出する。当該金属枠には、4箇所にスリットが設けられている。スリットで分離された各金属枠は、電気的に分断されることにより、それぞれがアンテナとして動作する。
図1の(a)に示すように、金属枠13は、金属枠の一つであって、第1給電部FP1と、第1短絡部SC1とを接続するものである。金属枠13の第1位置P1には、スリットS1が設けられている。金属枠13の第2位置P2には、スリットが設けられていない。金属枠13は、第3位置P3においてRF回路11から給電を受ける。
金属枠13は、第1位置P1において、第1短絡部SC1を介して回路基板CBのグランド12に短絡している。また、金属枠13は、第2位置P2において、キャビ板金16に接続されている。キャビ板金16は、回路基板のグランド12に接続されている。従って、金属枠13は、スリットS1に隣接する第1位置P1、および、第1位置P1とは異なる第2位置P2において、グランドに接続されている。
なお、金属枠13には、RF回路11から給電を行う給電引込部17と、スリットS1が設けられた側の先端をグランドに接続する先端引込部18とが設けられている。回路基板と、給電引込部17および先端引込部18との接続は、回路基板に実装されたバネを当ててもよいし、ビスを使用して共締めをしてもよいし、LDS(Laser Direct Structuring、レーザ直接構造化)配線パターン、板金等を介して接続してもよい。
第1導体14は、第2給電部FP2と、第2短絡部SC2とを接続するものであり、LDS配線パターンでもよいし、板金等でもよい。第2給電部FP2と、第2短絡部SC2とは、回路基板に設けられており、LDSホルダに生成されたLDS配線パターン、回路基板に実装されたバネ等により接続される。第1導体14は、第4位置P4においてRF回路11から給電を受けるとともに、第4位置P4とは異なる第5位置P5において、第2短絡部SC2を介して回路基板のグランド12に短絡している。回路基板のグランド12と、キャビ板金16とは、物理的に(例えば、バネ、ガスケット等により)接続されている。
なお、第1給電部FP1と、第1給電部FP1から分岐した第2給電部FP2とは、電気的に導通しており、いずれもRF回路11に接続されている。
また、回路基板のグランド12の第6位置P6が、金属枠13の第2位置P2に接続する。グランド12の第7位置P7が、第1導体14の第5位置P5に接続する。グランド12の第8位置P8が、金属枠13の第1位置P1に接続する。グランド12の縁部に、第6位置P6、第7位置P7、第8位置P8がこの順に配置されている。
(金属枠13の電気長、および、第1導体14の電気長)
第1導体14は、第1給電部FP1から第1短絡部SC1までの金属枠13の電気長よりも短くなるように設計されている。
金属枠13は、第1給電部FP1から給電されて、第1短絡部SC1において回路基板のグランド12に接続されている。この場合、金属枠13のアンテナの共振周波数は、第1給電部FP1から第1短絡部SC1までの電気長が略1/2波長になるような周波数である。仮に、共振周波数を2.4GHzとする。
第1導体14がない場合に、金属枠13は、略2.4GHzで共振するアンテナとして動作する。第1導体14がある場合に、金属枠13は、2.4GHzよりも高い周波数で共振するとともに、金属枠13のみで使用した場合と比較して広帯域なアンテナとして動作する。これは、第1導体14の電気長が金属枠13の電気長よりも短いためである。そして、第1導体14の電気長を短くすればするほど、共振周波数はさらに高くなる。
(スマートフォン1の外観)
図4は、本実施形態に係るスマートフォン1の外観を示す斜視図である。図4の(a)は、スマートフォン1の表面が視認可能な斜視図である。図4の(b)は、スマートフォン1の裏面が視認可能な斜視図である。図4の(a)、(b)に示すように、スマートフォン1は、金属枠13およびスリットSを備えている。なお、図4は、実施形態1のみでなく、実施形態2、3にも適用可能である。
(実施形態1の効果)
図1の(a)に示す構成において第1導体14を備えていない状態で、金属枠13の共振周波数を下げる場合に、第1短絡部SC1にコイル等を入れることにより、ある程度の調整は可能である。しかしながら、金属枠13の共振周波数を上げようとする場合には、特に2.4GHz等の高い周波数において、上記のような方法、つまり、短絡部、給電部等に直列にコンデンサを接続する方法では、周波数を上げることが難しく、微調整ができる程度であった。従って、アンテナの周波数を大きく上げるためには、金属枠13の電気長を変える必要があった。
しかしながら、金属枠13の電気長を変えるためには、給電引込部17、先端引込部18の位置を変える必要がある。それには、金型修正やデザイン変更が必要になり、製品として非常にインパクトが大きく、簡単に変更できるものではなかった。
上記の構成によれば、スマートフォン1において、第1導体14の電気長を調整することにより、金型の修正(給電位置および短絡位置の変更)、デザインの変更(スリット位置の変更)等を行わなくても、金属枠13を用いたアンテナの共振周波数を容易に調整することが可能であるとともに、広帯域化を実現することができる。
(変形例1)
一態様において、図1の(b)に示すように、金属枠13に設けられた先端引込部18と、第1導体14とが結合してから、接地する構成であってもよい。換言すれば、スマートフォン1において、第1短絡部SC1と、第2短絡部SC2とを、共用してもよい。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。本実施形態では、RF回路11と第1給電部FP1との間、および、RF回路11と第2給電部FP2との間の少なくとも一方にリアクタンス素子が設けられている。換言すれば、第1経路RT1における第2経路RT2との分岐点と金属枠13の第3位置P3との間、および、第2経路RT2の少なくとも一方にリアクタンス素子が設けられている。さらに、RF回路11と、上記の分岐点との間の伝送線路と、グランドとの間に、リアクタンス素子(例えば、コンデンサ、コイルなど)が設けられていてもよい。
図2は、本実施形態に係るRF回路11と、第1給電部FP1と、第2給電部FP2との接続構成を示す回路図である。図2に示すように、RF回路11と、第1給電部FP1および第2給電部FP2とは、回路基板上または回路基板内に設けられた伝送線路により、それぞれ接続される。RF回路11から延出している伝送線路は、第1給電部FP1および第2給電部FP2の付近で2つに分岐する。分岐した伝送線路のうち、一方は第1給電部FP1に接続され、他方は第2給電部FP2に接続されている。
上記の分岐点と、第1給電部FP1との間に、コンデンサである第1整合回路MC1が介設されている。上記の分岐点と、第2給電部FP2との間に、コンデンサである第2整合回路MC2が介設されている。さらに、RF回路11と、上記の分岐点との間の伝送線路と、グランドとの間に、コイルである第3整合回路MC3が介設されていてもよい。
なお、金属枠13は、回路基板CBに設けられた第1短絡部SC1を介してグランド12に接続されている。第1導体14は、回路基板CBに設けられた第2短絡部SC2を介してグランド12に接続されている。この場合、第1短絡部SC1とグランド12との間、および、第2短絡部SC2とグランド12との間の少なくとも一方にリアクタンス素子が設けられていてもよい。
(実施形態2の効果)
上記の構成によれば、整合回路としてリアクタンス素子を第1給電部FP1および第2給電部FP2の少なくとも一方に設けることにより、金属枠13を用いたアンテナの周波数が調整可能な範囲を拡張することができる。さらに、整合回路としてリアクタンス素子を第1短絡部SC1および第2短絡部SC2の少なくとも一方に設けることにより、金属枠13を用いたアンテナの周波数が調整可能な範囲を拡張することができる。
〔実施形態3〕
本発明の実施形態3について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態2、3にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。本実施形態では、複数の導体を用いる。
図3は、本実施形態に係るスマートフォン1aの構成を示す図である。図3に示すように、スマートフォン1aは、スマートフォン1に対して、第2導体15をさらに備えている。RF回路(無線回路部)11は、第1経路RT1から分岐した第3経路RT3を用いて、回路基板CBに設けられ、第1給電部と電気的に接続されている第3給電部FP3を介して第2導体15の第9位置P9に給電する。
第2導体15は、第9位置P9とは異なる第10位置P10において回路基板のグランド12に接続されている。第2導体15における第9位置P9から第10位置P10までの電気長が、金属枠13における第3位置P3から第1位置P1までの電気長よりも短い。
(実施形態3の効果)
上記の構成によれば、スマートフォン1aにおいて、第1導体14および第2導体15を備えることにより、金属枠13を用いたアンテナの周波数をさらに容易に調整することが可能である。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る無線装置(スマートフォン1)は、無線回路部(RF回路11)と、前記無線回路部を搭載する回路基板(CB)と、前記回路基板を収納する筺体(H)と、前記筺体の外周に設けられ、少なくとも一つのスリット(S1)を有する金属枠(13)と、グランド(12)と、第1導体(14)と、を備え、前記金属枠が、前記スリットに隣接する第1位置(P1)、および、第1位置とは異なる第2位置(P2)において前記グランドに接続されており、前記無線回路部が、前記回路基板に設けられた第1給電部(FP1)を介して前記金属枠の第1位置と第2位置との間の第3位置(P3)に給電するとともに、前記回路基板に設けられ、第1給電部と電気的に接続されている第2給電部(FP2)を介して第1導体の第4位置(P4)に給電し、第1導体が、第4位置とは異なる第5位置(P5)において前記グランドに接続されており、第1導体における第4位置から第5位置までの電気長が、前記金属枠における第3位置から第1位置までの電気長よりも短い。
上記の構成によれば、第1導体を備えることにより、無線装置の金属枠を用いたアンテナの共振周波数を容易に調整することができる。
本発明の態様2に係る無線装置は、上記態様1において、前記グランドの第6位置(P6)が、前記金属枠の第2位置に接続し、前記グランドの第7位置(P7)が、第1導体の第5位置に接続し、前記グランドの第8位置(P8)が、前記金属枠の第1位置に接続し、前記グランドの縁部に、第6位置、第7位置、第8位置がこの順に配置されていることとしてもよい。
本発明の態様3に係る無線装置は、上記態様1または2において、前記無線回路部と第1給電部との間、および、前記無線回路部と第2給電部との間の少なくとも一方にリアクタンス素子(第1整合回路MC1、第2整合回路MC2)が設けられていることとしてもよい。
上記の構成によれば、リアクタンス素子を設けることにより、アンテナの周波数が調整可能な範囲を拡張することができる。
本発明の態様4に係る無線装置は、上記態様1から3において、前記金属枠が、前記回路基板に設けられた第1短絡部(SC1)を介して前記グランドに接続されており、第1導体が、前記回路基板に設けられた第2短絡部(SC2)を介して前記グランドに接続されており、第1短絡部と前記グランドとの間、および、第2短絡部と前記グランドとの間の少なくとも一方にリアクタンス素子が設けられていることとしてもよい。
上記の構成によれば、リアクタンス素子を設けることにより、アンテナの周波数が調整可能な範囲を拡張することができる。
本発明の態様5に係る無線装置は、上記態様1から4において、第2導体(15)をさらに備え、前記無線回路部が、前記回路基板に設けられ、第1給電部と電気的に接続されている第3給電部を介して第2導体の第9位置(P9)に給電し、第2導体が、第9位置とは異なる第10位置(P10)において前記グランドに接続されており、第2導体における第9位置から第10位置までの電気長が、前記金属枠における第3位置から第1位置までの電気長よりも短いこととしてもよい。
上記の構成によれば、第1導体に加えて第2導体をさらに備えることにより、無線装置の金属枠を用いたアンテナの共振周波数をさらに容易に調整することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1、1a スマートフォン(無線装置)
11 RF回路(無線回路部)
12 グランド
13 金属枠
14 第1導体
15 第2導体
CB 回路基板
FP1 第1給電部
FP2 第2給電部
FP3 第3給電部
H 筺体
S1 スリット
P1 第1位置
P2 第2位置
P3 第3位置
P4 第4位置
P5 第5位置
P6 第6位置
P7 第7位置
P8 第8位置
P9 第9位置
P10 第10位置
SC1 第1短絡部
SC2 第2短絡部
MC1 第1整合回路(リアクタンス素子)
MC2 第2整合回路(リアクタンス素子)

Claims (5)

  1. 無線回路部と、
    前記無線回路部を搭載する回路基板と、
    前記回路基板を収納する筺体と、
    前記筺体の外周に設けられ、少なくとも一つのスリットを有する金属枠と、
    グランドと、
    第1導体と、を備え、
    前記金属枠は、前記スリットに隣接する第1位置、および、第1位置とは異なる第2位置において前記グランドに接続されており、
    前記無線回路部は、前記回路基板に設けられた第1給電部を介して前記金属枠の第1位置と第2位置との間の第3位置に給電するとともに、前記回路基板に設けられ、第1給電部と電気的に接続されている第2給電部を介して第1導体の第4位置に給電し、
    第1導体は、第4位置とは異なる第5位置において前記グランドに接続されており、第1導体における第4位置から第5位置までの電気長が、前記金属枠における第3位置から第1位置までの電気長よりも短く、
    前記無線回路部と、第1給電部との間には、第2給電部に分かれる分岐点があり、
    前記分岐点から前記金属枠の第3位置までの経路上、および、前記分岐点から第1導体の第4位置までの経路上の少なくとも一方にリアクタンス素子が設けられていることを特徴とする無線装置。
  2. 前記グランドの第6位置が、前記金属枠の第2位置に接続し、
    前記グランドの第7位置が、第1導体の第5位置に接続し、
    前記グランドの第8位置が、前記金属枠の第1位置に接続し、
    前記グランドの縁部に、第6位置、第7位置、第8位置がこの順に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  3. 前記分岐点と第1給電部との間、および、前記分岐点と第2給電部との間の少なくとも一方にリアクタンス素子が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の無線装置。
  4. 前記金属枠は、前記回路基板に設けられた第1短絡部を介して前記グランドに接続されており、
    第1導体は、前記回路基板に設けられた第2短絡部を介して前記グランドに接続されており、
    第1短絡部と前記グランドとの間、および、第2短絡部と前記グランドとの間の少なくとも一方にリアクタンス素子が設けられていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の無線装置。
  5. 第2導体をさらに備え、
    前記無線回路部は、前記回路基板に設けられ、第1給電部と電気的に接続されている第3給電部を介して第2導体の第9位置に給電し、
    第2導体は、第9位置とは異なる第10位置において前記グランドに接続されており、第2導体における第9位置から第10位置までの電気長が、前記金属枠における第3位置から第1位置までの電気長よりも短いことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の無線装置。
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