JP7065688B2 - 無線装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明の実施形態1について、詳細に説明する。
図1の(a)は、本実施形態に係るスマートフォン(無線装置)1の構成を示す図である。詳細には、図1の(a)は、金属枠を使用したスマートフォン1の回路基板、および、金属枠の形状を示す図である。
第1導体14は、第1給電部FP1から第1短絡部SC1までの金属枠13の電気長よりも短くなるように設計されている。
図4は、本実施形態に係るスマートフォン1の外観を示す斜視図である。図4の(a)は、スマートフォン1の表面が視認可能な斜視図である。図4の(b)は、スマートフォン1の裏面が視認可能な斜視図である。図4の(a)、(b)に示すように、スマートフォン1は、金属枠13およびスリットSを備えている。なお、図4は、実施形態1のみでなく、実施形態2、3にも適用可能である。
図1の(a)に示す構成において第1導体14を備えていない状態で、金属枠13の共振周波数を下げる場合に、第1短絡部SC1にコイル等を入れることにより、ある程度の調整は可能である。しかしながら、金属枠13の共振周波数を上げようとする場合には、特に2.4GHz等の高い周波数において、上記のような方法、つまり、短絡部、給電部等に直列にコンデンサを接続する方法では、周波数を上げることが難しく、微調整ができる程度であった。従って、アンテナの周波数を大きく上げるためには、金属枠13の電気長を変える必要があった。
一態様において、図1の(b)に示すように、金属枠13に設けられた先端引込部18と、第1導体14とが結合してから、接地する構成であってもよい。換言すれば、スマートフォン1において、第1短絡部SC1と、第2短絡部SC2とを、共用してもよい。
本発明の実施形態2について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。本実施形態では、RF回路11と第1給電部FP1との間、および、RF回路11と第2給電部FP2との間の少なくとも一方にリアクタンス素子が設けられている。換言すれば、第1経路RT1における第2経路RT2との分岐点と金属枠13の第3位置P3との間、および、第2経路RT2の少なくとも一方にリアクタンス素子が設けられている。さらに、RF回路11と、上記の分岐点との間の伝送線路と、グランドとの間に、リアクタンス素子(例えば、コンデンサ、コイルなど)が設けられていてもよい。
上記の構成によれば、整合回路としてリアクタンス素子を第1給電部FP1および第2給電部FP2の少なくとも一方に設けることにより、金属枠13を用いたアンテナの周波数が調整可能な範囲を拡張することができる。さらに、整合回路としてリアクタンス素子を第1短絡部SC1および第2短絡部SC2の少なくとも一方に設けることにより、金属枠13を用いたアンテナの周波数が調整可能な範囲を拡張することができる。
本発明の実施形態3について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態2、3にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。本実施形態では、複数の導体を用いる。
上記の構成によれば、スマートフォン1aにおいて、第1導体14および第2導体15を備えることにより、金属枠13を用いたアンテナの周波数をさらに容易に調整することが可能である。
本発明の態様1に係る無線装置(スマートフォン1)は、無線回路部(RF回路11)と、前記無線回路部を搭載する回路基板(CB)と、前記回路基板を収納する筺体(H)と、前記筺体の外周に設けられ、少なくとも一つのスリット(S1)を有する金属枠(13)と、グランド(12)と、第1導体(14)と、を備え、前記金属枠が、前記スリットに隣接する第1位置(P1)、および、第1位置とは異なる第2位置(P2)において前記グランドに接続されており、前記無線回路部が、前記回路基板に設けられた第1給電部(FP1)を介して前記金属枠の第1位置と第2位置との間の第3位置(P3)に給電するとともに、前記回路基板に設けられ、第1給電部と電気的に接続されている第2給電部(FP2)を介して第1導体の第4位置(P4)に給電し、第1導体が、第4位置とは異なる第5位置(P5)において前記グランドに接続されており、第1導体における第4位置から第5位置までの電気長が、前記金属枠における第3位置から第1位置までの電気長よりも短い。
11 RF回路(無線回路部)
12 グランド
13 金属枠
14 第1導体
15 第2導体
CB 回路基板
FP1 第1給電部
FP2 第2給電部
FP3 第3給電部
H 筺体
S1 スリット
P1 第1位置
P2 第2位置
P3 第3位置
P4 第4位置
P5 第5位置
P6 第6位置
P7 第7位置
P8 第8位置
P9 第9位置
P10 第10位置
SC1 第1短絡部
SC2 第2短絡部
MC1 第1整合回路(リアクタンス素子)
MC2 第2整合回路(リアクタンス素子)
Claims (5)
- 無線回路部と、
前記無線回路部を搭載する回路基板と、
前記回路基板を収納する筺体と、
前記筺体の外周に設けられ、少なくとも一つのスリットを有する金属枠と、
グランドと、
第1導体と、を備え、
前記金属枠は、前記スリットに隣接する第1位置、および、第1位置とは異なる第2位置において前記グランドに接続されており、
前記無線回路部は、前記回路基板に設けられた第1給電部を介して前記金属枠の第1位置と第2位置との間の第3位置に給電するとともに、前記回路基板に設けられ、第1給電部と電気的に接続されている第2給電部を介して第1導体の第4位置に給電し、
第1導体は、第4位置とは異なる第5位置において前記グランドに接続されており、第1導体における第4位置から第5位置までの電気長が、前記金属枠における第3位置から第1位置までの電気長よりも短く、
前記無線回路部と、第1給電部との間には、第2給電部に分かれる分岐点があり、
前記分岐点から前記金属枠の第3位置までの経路上、および、前記分岐点から第1導体の第4位置までの経路上の少なくとも一方にリアクタンス素子が設けられていることを特徴とする無線装置。 - 前記グランドの第6位置が、前記金属枠の第2位置に接続し、
前記グランドの第7位置が、第1導体の第5位置に接続し、
前記グランドの第8位置が、前記金属枠の第1位置に接続し、
前記グランドの縁部に、第6位置、第7位置、第8位置がこの順に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の無線装置。 - 前記分岐点と第1給電部との間、および、前記分岐点と第2給電部との間の少なくとも一方にリアクタンス素子が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の無線装置。
- 前記金属枠は、前記回路基板に設けられた第1短絡部を介して前記グランドに接続されており、
第1導体は、前記回路基板に設けられた第2短絡部を介して前記グランドに接続されており、
第1短絡部と前記グランドとの間、および、第2短絡部と前記グランドとの間の少なくとも一方にリアクタンス素子が設けられていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の無線装置。 - 第2導体をさらに備え、
前記無線回路部は、前記回路基板に設けられ、第1給電部と電気的に接続されている第3給電部を介して第2導体の第9位置に給電し、
第2導体は、第9位置とは異なる第10位置において前記グランドに接続されており、第2導体における第9位置から第10位置までの電気長が、前記金属枠における第3位置から第1位置までの電気長よりも短いことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の無線装置。
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