JP7055548B2 - ナビゲーションシステム - Google Patents
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Description
図1に、本実施形態に係るナビゲーションシステムの構成を示す。
ナビゲーションシステムは自動車に搭載される装置であり、図示するように、ナビゲーション装置1と、スピーカ2と、入力装置3と、表示装置4と、車両状態センサ5と、GPS受信機6とを備えて構成される。ここで、車両状態センサ5は、角加速度センサや、車速センサなどの、車両の各種状態を検出するセンサ群である。
図示するように、地図データは、地図データのバージョンなどを記述した管理データ、地図を表す基本地図データ、案内音声DB等を含んで構成される。
そして、案内音声DBには、各々固有の識別子である音声IDを付与された複数の音声データが格納されている。
各音声データは、交差点の通過方向を案内する音声を表しており、音声データが表す音声には、「300m先、左方向です」、「300m先、右方向です」、「300m先、斜め左です」、「300m先、斜め右です」、「300m先、左側です」、「300m先、右側です」、「まもなく、左方向です」、「まもなく、右方向です」、「まもなく、斜め左です」、「まもなく、斜め右です」、「まもなく、左側です」、「まもなく、右側です」などいった音声がある。
ここで、道路ユニットでは、交差点などの道路の連結点を表すノードと、ノード間を連結するリンクの集合として道路網を定義しており、道路ユニットは、ノード毎に設けられたノードデータを含むノードテーブルと、リンク毎に設けられたリンクデータを含むリンクテーブルとを有する。
すなわち、現在状態算出部11は、車両状態センサ5やGPS受信機6の出力から推定される現在位置に対して、記憶装置13から読み出した地図データの基本地図の道路ユニットが示す前回決定した現在位置の周辺の地図とのマップマッチング処理などを施して、現在位置として最も確からしい座標と、現在の進行方向として最も確からしい方向とを、それぞれ現在位置、現在進行方位として決定し、メモリ15に設定する。
そして、制御部16は、目的地の設定を受け付けたならば、目的地に到る誘導ルートをルート探索部12に探索させる。ルート探索部12は、必要地理的範囲の道路ユニットのデータを記憶装置13から読み出し、メモリ15に設定されている現在位置から目的地までの最小コストの経路を、距離最小などの所定のコストモデルに基づいて誘導ルートとして算出しメモリ15にセットする。
図3に、この交差点通過方向案内処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、交差点通過方向案内タイミングの到来を監視する(ステップ302)。
ここで、交差点通過方向案内タイミングとは、走行中のリンクのリンクデータの案内テーブルに、誘導ルート上の今後通過するノードのノード番号が交差点ノード番号として登録されており、かつ、誘導ルートが交差点ノード番号が示すノードを通過して進むリンクのリンク番号が脱出リンク番号として登録されている案内データである現用案内データが存在しているときに、当該現用案内データの案内座標に現在位置が合致すようになったタイミングを言う。
ここで、隣接リンクの車線数は、隣接リンクのリンクデータの車線情報から求めることができる。
そして、抽出した隣接リンクの車線数の和が4車線以上でなければ(ステップ312)、ステップ304で取得した音声データの音声を、音声出力部14にスピーカ2に出力させ(ステップ316)、ステップ302からの処理に戻る。
一方、抽出した隣接リンクの車線数の和が4車線以上であれば(ステップ312)、ステップ314に進む。
なお、ステップ312は、抽出した隣接リンクのいずれかの車線数が4車線以上であるかどうかを調べ、そうでない場合にステップ316に進み、そうである場合にステップ314に進む処理としても良い。
このような交差点通過方向案内処理によれば、図5aに示すように、案内対象交差点510に進入する道路501と案内対象交差点510から脱出する道路502の間に、4車線以上の他の道路503が存在する場合には、案内対象交差点510で道路501から道路502に進むときに案内対象交差点510の300m手前で出力すべき音声データとして予め定義されている音声データの方向を案内する部分の前に、「交差点のおく」との音声を追加した音声による交差点通過方向の案内が行われる。
ここで、このように案内対象交差点510に進入する道路501と案内対象交差点510から脱出する道路502の間にある他の道路503が、4車線未満の道路である場合に、「交差点のおく」との音声を追加しないのは、案内対象交差点510が大きな交差点ではないので、案内対象交差点510手前において、ユーザが案内対象交差点510に接続する各道路の方向や存在を把握でき、「交差点のおく」との音声を追加しない音声によっても正しく、案内対象交差点510から脱出する道路502を認識できると考えられるからである。
ここで、このように誘導ルートに沿った走行方向に見て案内対象交差点510が道路が分岐する分岐点である場合に、「交差点のおく」との音声を追加しないのは、案内対象交差点510が分岐点である場合には、交差点の比較的形状が単純でありユーザが案内対象交差点510に接続する各道路の方向や存在を把握でき、「交差点のおく」との音声を追加しない音声によっても正しく、案内対象交差点510から脱出する道路502を認識できると考えられることと、案内対象交差点510から脱出する道路502と他の道路503との間に手前、奥と認識される位置関係がないことによるものである。
ここで、このように案内対象交差点510に進入する道路501と案内対象交差点510から脱出する道路502の間にある道路503の方向が来た方向に戻る方向に進む道路である場合に、「交差点のおく」との音声を追加しないのは、この場合には、進行方向側に案内対象交差点510から脱出する道路は道路502しかなく、「交差点のおく」との音声を追加しない音声によっても正しく、案内対象交差点510から脱出する道路502を認識できると考えられることによるものである。
ところで、以上の実施形態における交差点通過方向案内処理のステップ314では、ステップ304で取得した音声データの音声の方向を案内する部分の前に、「交差点のおく」との音声を追加した音声を音声出力部14にスピーカ2に出力させるようにしたが、これは、「交差点のおく」に代えて、「交差点の向こう側」や「広い道路の向こう側」や「広い道路を過ぎて」などの、誘導ルート上の案内対象交差点に進入する道路と案内対象交差点から脱出する道路との間にある道路の向こう側、もしくは、交差点の奥側を示す、または、想記させる任意の音声をステップ304で取得した音声データの音声の方向を案内する部分の前に追加した音声を音声出力部14にスピーカ2に出力させるようにしてもよい。
Claims (6)
- 誘導ルートに沿った進行を案内するナビゲーションシステムであって、
現在位置を算出する現在位置算出手段と、
各道路の車線数の情報を含む道路地図と、前記現在位置算出手段が算出した現在位置と、前記誘導ルートに基づいて、前記誘導ルート上の交差点の手前で、当該交差点の通過方向を案内する音声メッセージを出力する音声案内手段とを有し、
前記音声案内手段は、前記誘導ルートにおいて前記通過方向を案内する交差点である案内対象交差点への進入に用いる道路である進入道路と、前記誘導ルートにおいて前記案内対象交差点からの脱出に用いる道路である脱出道路との間で前記案内対象交差点に接続している、所定の車線数より車線数が多い道路である阻害道路が存在しない場合に、前記音声メッセージとして、前記進入道路を用いて前記案内対象交差点へ進入する方向である進入方向に見た前記脱出道路の方向である進行案内方向に進むように促す第1種の音声メッセージを出力し、前記阻害道路が存在する場合に、前記音声メッセージとして、前記第1種の音声メッセージに、前記進行案内方向に進む地点が、当該阻害道路の向こう側または交差点の奥側であることを示す音声を付加した音声メッセージである第2種の音声メッセージを出力することを特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項1記載のナビゲーションシステムであって、
前記進行案内方向が左もしくは左よりの方向である場合には、前記阻害道路は、上方より下方を見て前記進入道路から時計回りに進んだときに前記脱出道路までの間にある、前記案内対象交差点に接続している前記所定の車線数より車線数が多い道路となり、前記進行案内方向が右もしくは右よりの方向である場合には、前記阻害道路は、上方より下方を見て前記進入道路から反時計回りに進んだときに前記脱出道路までの間にある、前記案内対象交差点に接続している前記所定の車線数より車線数が多い道路となることを特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項1または2記載のナビゲーションシステムであって、
前記音声案内手段は、前記阻害道路が存在する場合であっても、前記進入道路以外の前記案内対象交差点に接続する全ての道路が、前記進入方向を中心とする所定角度範囲内に存在する場合には、前記第2種の音声メッセージを出力せずに、前記第1種の音声メッセージを出力することを特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項1、2または3記載のナビゲーションシステムであって、
前記音声案内手段は、前記阻害道路が存在する場合であっても、当該阻害道路が、前記進入方向と逆の方向を中心とする所定角度範囲内に存在する場合には、前記第2種の音声メッセージを出力せずに、前記第1種の音声メッセージを出力することを特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項1、2、3または4記載のナビゲーションシステムであって、
前記第2種の音声メッセージは、前記第1種の音声メッセージの音声に「交差点のおく」または「交差点の向こう側」または「広い道路の向こう側」または「広い道路を過ぎて」の音声を付加した音声を表す音声メッセージであることを特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項1、2、3、4または5記載のナビゲーションシステムであって、
当該ナビゲーションシステムは、自動車に搭載されるナビゲーションシステムであることを特徴とするナビゲーションシステム。
Priority Applications (1)
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Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JP2007232608A (ja) | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ナビゲーション装置、方法及びプログラム |
JP2016109541A (ja) | 2014-12-05 | 2016-06-20 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 経路案内システム、方法およびプログラム |
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