JP7026657B2 - 建設機械の油圧回路 - Google Patents

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Description

本発明は、建設機械の油圧回路に関する。
この種の建設機械、例えば油圧ショベルは、クローラを備えた下部走行体上に旋回装置を介して上部旋回体が設けられ、上部旋回体には掘削用の作業フロントが備えられている。作業フロントを構成するブーム、アーム及びバケットはそれぞれ油圧シリンダにより駆動され、クローラや旋回装置は油圧モータにより駆動される。これらの油圧アクチュエータを作動させるための油圧回路には、エンジンにより駆動されるメイン油圧ポンプ及びパイロット油圧ポンプが備えられ、オペレータの操作に応じて電磁比例弁を制御して、パイロット油圧ポンプからの作動油の圧力をパイロット圧として切換制御弁に入力している。そして、パイロット圧に応じて切換制御弁によりメイン油圧ポンプからの作動油を切り換えて油圧アクチュエータを作動させている。
このような油圧ショベルの稼働を開始する場合には、まずエンジンを始動すべくスタータモータによりクランキングするが、このときにはエンジンに連結されている油圧ポンプも回転駆動される。例えば-50℃以下のような極低温環境では作動油の温度が低く、その高い粘度が回転負荷として油圧ポンプに作用しているため、エンジンを円滑にクランキングして始動することが困難になる。また、エンジンの始動後にも、極低温環境では油圧回路の作動油の昇温に時間を要し、作動油の温度が通常の温度域に達するまでは油圧回路を構成する油圧機器が正常に機能しない場合がある。例えば作動油が低温で粘度が高い場合、電磁比例弁の制御応答性が悪化し、油圧ショベルの車体全体にハンチング現象が生じる等の不具合が生じる。
作動油の昇温を促進する対策として、例えば特許文献1に記載の油圧回路では、作動油の温度が設定温度未満で、且つ油圧ロックレバーがロック操作されている場合に、メイン油圧ポンプの容量を最大にすると共に、エンジン回転数を最大にする暖気運転制御を行なっている。メイン油圧ポンプが最大吐出量に制御されることにより、最大流量の作動油が中立位置の切換制御弁を経て作動油タンクに戻される。作動油が作動油タンクに回収されるまでの管路や切換制御弁を流通する際に圧力損失を生じ、このときに発生した熱量により作動油の昇温を図っている。
特開2012-47252号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、圧力損失により昇温したメイン油圧ポンプからの作動油を作動油タンクに戻しているため、作動油タンク内の低温の作動油と混じって温度低下してしまう。また、暖気運転制御が実行される油圧ロックレバーのロック操作中には、油圧アクチュエータの作動を禁止すべくパイロット油圧ポンプからの作動油を油圧ロック切換弁により遮断している。このため、パイロット油圧ポンプからの全ての作動油も、リリーフ弁を介して作動油タンクに戻されて温度低下してしまう。従って、極低温時に作動油を迅速に昇温できず、油圧回路を構成する油圧機器が正常に機能するまでの暖機時間が長くなるという問題があった。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、極低温時に作動油を迅速に昇温して、油圧機器が正常に機能するまでの暖機時間を短縮することができる建設機械の油圧回路を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の建設機械の油圧回路は、エンジンによりメイン油圧ポンプ及びパイロット油圧ポンプを駆動してそれぞれ作動油を吐出させ、操作信号に応じて制御装置により電磁式のパイロット弁を制御して、前記パイロット油圧ポンプからポンプ管路を経て前記パイロット弁に供給される作動油の圧力をパイロット圧として切換制御弁に入力し、パイロット圧に応じて前記切換制御弁により前記メイン油圧ポンプからの作動油の方向を切り換えて油圧アクチュエータを駆動する一方、ゲートロックスイッチのオフ操作に応じて、前記パイロット油圧ポンプからの作動油の前記パイロット弁への供給をゲートロック弁により阻止するようにした建設機械の油圧回路において、前記ゲートロック弁と前記メイン油圧ポンプ及び前記パイロット油圧ポンプの吸込側とを接続するサクション管路と、前記サクション管路内の作動油を昇温する加熱装置と、前記パイロット弁の1次圧ポートに作用する作動油の圧力を検出する油圧検出部とを備え、前記ゲートロック弁は、前記ポンプ管路を経て供給される前記パイロット油圧ポンプからの作動油を前記サクション管路に案内して、前記サクション管路、前記パイロット油圧ポンプ、前記ポンプ管路及び前記ゲートロック弁からなる環状油路を循環させる作動油循環位置を有し、前記制御装置は、前記エンジンが始動操作されたときに、前記加熱装置を作動させ、前記ゲートロック弁を作動油循環位置に切り換えるように構成されると共に、前記エンジンの始動後において前記油圧検出部により検出された油圧が予め前記切換制御弁のクラッキング圧に基づき設定された圧力判定値まで低下すると、前記パイロット弁のソレノイドを励磁することを特徴とする。
本発明の建設機械の油圧回路によれば、極低温時に作動油を迅速に昇温して、油圧機器が正常に機能するまでの暖機時間を短縮することができる。
実施形態の油圧ショベルを示す側面図である。 ブームシリンダを作動させるための油圧回路を示す図である。 ゲートロック弁の切換状態を示す説明図である。 コントローラによる暖機運転制御の実行状況を示す作動説明図である。 図4の実施の形態の変形例を示す作動説明図である。
以下、本発明を鉱山等で稼働する超大型油圧ショベルに具体化した一実施形態を説明する。
図1は本実施形態の油圧ショベルを示す側面図である。
油圧ショベル1の下部走行体2にはクローラ3が備えられ、クローラ3は図示しない走行用油圧モータにより駆動されて油圧ショベル1を走行させる。下部走行体2上には旋回装置4を介して上部旋回体5が設けられ、旋回装置4の図示しない旋回用油圧モータの駆動により上部旋回体5が旋回する。上部旋回体5の旋回フレーム6上の前部にはオペレータが搭乗する運転室7が設けられ、運転室7の後側には建屋8が設けられ、建屋8の後部にはカウンタウエイト9が固定されている。
上部旋回体5の運転室7の右側には掘削用の作業フロント10が前方に向けて取り付けられ、作業フロント10はブーム11、アーム12及びバケット13から構成されている。ブーム11はブームシリンダ14(本発明の油圧アクチュエータ、油圧シリンダに相当)により角度変更され、アーム12はアームシリンダ15により角度変更され、バケット13はバケットシリンダ16により角度変更される。
建屋8内には、エンジン21により駆動される油圧ポンプ22,23(図2に示す)等の油圧回路を構成する各種油圧機器が搭載され、運転室7内には、各種操作装置(代表として図2に電気レバー29及びゲートロックスイッチ74を示す)が設けられている。操作装置がオペレータにより操作されると、油圧ポンプ22,23から吐出された作動油の流路や流量が切り換えられて走行用及び旋回用油圧モータや各油圧シリンダ14~16等に供給され、これらの油圧アクチュエータが作動する。
図2はブームシリンダ14を作動させるための油圧回路を示す図である。以下、同図に基づき油圧回路の構成を説明するが、アームシリンダ15或いはバケットシリンダ16についても同様の油圧回路が適用される。
エンジン21には可変容量型のメイン油圧ポンプ22及びパイロット油圧ポンプ23が連結され、各油圧ポンプ22,23はエンジン21により駆動されて作動油を吐出する。メイン油圧ポンプ22の吐出側にはポンプ管路24の一端が接続され、ポンプ管路24は2つに分岐して、その内の1つは、メイン油圧ポンプ22のポンプ制御用のレギュレータ25に接続され、他の1つは、ブームシリンダ制御用のコントロール弁31(本発明の切換制御弁に相当)に接続されている。ポンプ制御用のレギュレータ25は、電磁比例弁26(本発明のパイロット弁に相当)、コントロール弁27(本発明の切換制御弁に相当)及びサーボシリンダ28(本発明の油圧アクチュエータに相当)からなり、電気レバー29(本発明の操作装置に相当)の操作に応じて後述するコントローラ30から入力される制御信号に基づき、メイン油圧ポンプ22の傾転角、ひいては作動油の吐出量を制御する。
コントロール弁31には2本のシリンダ管路32,33の一端がそれぞれ接続され、両シリンダ管路32,33は再生弁34(本発明の切換制御弁に相当)を介して互いに接続されている。一方のシリンダ管路32の他端はスローリターン弁35を介してブームシリンダ14のボトム室14aに接続され、他方のシリンダ管路33の他端はブームシリンダ14のロッド室14bに接続されている。
コントロール弁31の一対の受圧室31a,31bには、後述するブームシリンダ制御用の電磁比例弁62,63からパイロット圧が入力され、それに応じてコントロール弁31がN位置、X位置及びY位置の間で切り換えられる。コントロール弁31のN位置では、メイン油圧ポンプ22からの作動油がタンク管路36を経て作動油のメインタンク37に戻され、ブームシリンダ14のボトム室14a及びロッド室14bが遮断されてブーム11が現在の位置に保持される。
コントロール弁31のX位置では、メイン油圧ポンプ22からの作動油がブームシリンダ14のボトム室14aに供給され、ロッド室14bの作動油がメインタンク37に戻され、ブームシリンダ14の伸張によりブーム11が上昇する。なお、ブームシリンダ14に供給される最大油圧はメインリリーフ弁40により制限される。
コントロール弁31のY位置では、メイン油圧ポンプ22からの作動油がブームシリンダ14のロッド室14bに供給され、ボトム室14aの作動油がメインタンク37に戻され、ブームシリンダ14の縮小によりブーム11が下降する。このとき再生弁34は、後述する再生弁制御用の電磁比例弁68からのパイロット圧が受圧室34aに入力されて開弁し、ボトム室14a内の作動油の一部をスローリターン弁35を経てロッド室14bに供給する。なお、オーバーロードリリーフバルブ38,39は作業フロント10に外力が加わった場合にブームシリンダ14への過負荷を防止する。
次いで、パイロット油圧回路の構成を説明する。
パイロット油圧ポンプ23の吐出側はポンプ管路41を介して3位置切換電磁弁であるゲートロック弁42に接続され、ポンプ管路41には、作動油を濾過するパイロットフィルタ43、最大油圧を制限するパイロットリリーフ弁44、及びパイロット油圧ポンプ23からゲートロック弁42への作動油の流れを許容し、逆方向の流れを阻止するロードチェック弁45が介装されている。
ゲートロック弁42は、サクション管路46を介して作動油のサブタンク47に接続され、サブタンク47はサクション管路48,49を介してメイン油圧ポンプ22及びパイロット油圧ポンプ23のそれぞれの吸込側に接続されている。サブタンク47にはタンク管路50を介してメインタンク37が接続され、メインタンク37内にはヒータ51が配設され、サブタンク47内にはヒータ52(本発明の加熱装置に相当)が配設されている。
ゲートロック弁42にはアキュムレータ53及び供給管路54の一端が接続され、供給管路54の他端は、ポンプ側供給管路55、コントロール弁側供給管路56及び再生弁側供給管路57の3本に分岐している。ポンプ側供給管路55はポンプ制御用のレギュレータ25に接続され、シャトル弁58が介装されている。シャトル弁58には分岐管路59の一端が接続され、分岐管路59の他端は、ポンプ管路41のパイロットリリーフ弁44とロードチェック弁45との間の箇所に接続されている。シャトル弁58の切換に応じて、ポンプ側供給管路55からの作動油または分岐管路59からの作動油がレギュレータ25に供給され、メイン油圧ポンプ22の傾点角の調整に利用される。
コントロール弁側供給管路56は、ブームシリンダ制御用の電磁比例弁ユニット61を構成する一対の電磁比例弁62,63(本発明のパイロット弁に相当)にそれぞれ接続されている。各電磁比例弁62,63には戻り管路64の一端がそれぞれ接続され、戻り管路64の他端はサブタンク47に接続されている。一方の電磁比例弁62は制御管路65を介してブームシリンダ制御用のコントロール弁31の一方の受圧室31aに接続され、他方の電磁比例弁63は制御管路66を介してコントロール弁31の他方の受圧室31bに接続されている。
ゲートロック弁42の切換状態の詳細は後述するが、パイロット油圧ポンプ23からの作動油がゲートロック弁42の切換に応じて供給管路54及びコントロール弁側供給管路56を経て各電磁比例弁62,63にそれぞれ供給される。ソレノイド62a,63aの非励磁時には、電磁比例弁62,63が図中に示す切換位置に保たれてゲートロック弁42からの作動油を遮断し、コントロール弁31の受圧室31a,31bにパイロット圧は入力されない。
電気レバー29の操作に基づきコントローラ30に操作信号が入力され、コントローラ30から各電磁比例弁62,63のソレノイド62a,63aに制御信号が入力されると、ソレノイド62a,63aが励磁されて各電磁比例弁62,63が切り換えられる。この切換状態に応じて、ゲートロック弁42を経た作動油の圧力が各電磁比例弁62,63からコントロール弁31の受圧室31a,31bにパイロット圧として選択的に入力され、上記のようにコントロール弁31が切り換えられる。結果として電気レバー29の操作に対応してブームシリンダ14が駆動され、ブーム11が昇降する。ゲートロック弁42の近傍の供給管路54の箇所には油圧センサ67(本発明の油圧検出部に相当)が設けられ、この油圧センサ67により電磁比例弁62,63の1次圧ポートに作用する作動油の圧力Psが検出される。
再生弁側供給管路57は、再生弁制御用の電磁比例弁68(本発明のパイロット弁に相当)及びブリードオフ用の電磁比例弁69(本発明のブリードオフ弁に相当)にそれぞれ接続されている。各電磁比例弁68,69には戻り管路70の一端がそれぞれ接続され、戻り管路70の他端は戻り管路64と合流してサブタンク47に接続されている。再生弁制御用の電磁比例弁68は制御管路71を介して再生弁34の受圧室34aに接続され、ブリードオフ用の電磁比例弁69は戻り管路72を介して戻り管路70に接続されている。戻り管路72には油温センサ73(本発明の油温検出部に相当)が設けられ、この油温センサ73により戻り管路72内の作動油の温度Tsが検出される。
ソレノイド68aの非励磁時には、電磁比例弁68が図中に示す切換位置に保たれてゲートロック弁42からの作動油を遮断し、再生弁34の受圧室34aにパイロット圧は入力されない。電気レバー29のブーム下げ操作に基づきコントローラ30から電磁比例弁68のソレノイド68aに制御信号が入力されると、ソレノイド68aが励磁されて電磁比例弁68が開弁される。これにより、ゲートロック弁42を経た作動油の圧力が再生弁34の受圧室34aにパイロット圧として入力され、再生弁34が開弁される。
また、ソレノイド69aの非励磁時には、電磁比例弁69が図中に示す切換位置に保たれてゲートロック弁42からの作動油を遮断している。コントローラ30から電磁比例弁69のソレノイド69aに制御信号が入力されると、ソレノイド69aの励磁により電磁比例弁69が開弁されて、ゲートロック弁42からの作動油が戻り管路72,70,64及びサクション管路46を経てサブタンク47に戻される。
以上の電磁比例弁26,62,63,68,69やゲートロック弁42等を制御するコントローラ30(本発明の制御装置に相当)は、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等)、中央処理装置(CPU)、タイマカウンタ等により構成されている。
コントローラ30の入力側には、油圧センサ67、油温センサ73、電気レバー29及びゲートロックスイッチ74等の各種センサ・スイッチ類が接続され、コントローラ30にセンサ検出情報や電気レバー29やゲートロックスイッチ74の操作情報等が入力される。また、コントローラ30の出力側には、ヒータ51,52、ポンプ制御用の電磁比例弁26、ゲートロック弁42、コントロール弁制御用の電磁比例弁62,63、再生弁制御用の電磁比例弁68、及びブリードオフ用の電磁比例弁69等の各種デバイス類が接続され、コントローラ30からの制御信号に基づき作動する。
次に、ゲートロック弁42の詳細を説明する。
図3はゲートロック弁42の切換状態を示す説明図である。
ゲートロック弁42は、ポンプ管路41を介してパイロット油圧ポンプ23の吐出側と接続されるPポート、サクション管路46を介してサブタンク47と接続されるTポート、アキュムレータ53と接続されるBポート、及び供給管路54を介して各電磁比例弁26,62,63,68,69と接続されるAポートを有し、Pポートには絞り75が備えられている。
またゲートロック弁42は、コントローラ30からの制御信号が入力されずにソレノイド42a,42bが非励磁のときには、N位置(本発明の作動油循環位置に相当)に切り換えられ、ソレノイド42aが励磁されるとX位置に切り換えられ、ソレノイド42bが励磁されるとY位置に切り換えられる。
ゲートロック弁42がN位置に切り換えられると、P,T,Aポートが互いに連通する。このとき各電磁比例弁26,62,63,68,69が図2に示すゲートロック弁42からの作動油を遮断する位置に切り換えられていると、パイロット油圧ポンプ23からPポートに供給された作動油は、Aポートから供給管路54側に流れることなく、Tポートを経てサクション管路46側へと案内される。
例えば特許文献1に記載された暖機運転制御では、パイロット油圧ポンプからの作動油を油圧ロック切換弁により遮断しているため、全ての作動油がリリーフ弁を介して作動油タンクに戻されてしまう。これに対して本実施形態では、作動油を遮断することなくゲートロック弁42を経てサクション管路46へと案内しており、且つ、サクション管路46のサブタンク47は大気開放されているため、作動油は大きな抵抗を受けることなくサクション管路46及びサブタンク47内を流通する。このため、サブタンク47からタンク管路50を経てメインタンク37に戻される作動油は僅かであり、大部分の作動油はサクション管路48を経てメイン油圧ポンプ22に戻されると共に、サクション管路49を経てパイロット油圧ポンプ23に戻される。
そして、パイロット油圧ポンプ23に戻された作動油は再びポンプ管路41へと吐出され、ポンプ管路41、ゲートロック弁42、サクション管路46、サブタンク47、サクション管路49及びパイロット油圧ポンプ23からなる環状の油路(以下、環状油路76と称する)を循環する。
一方、ゲートロック弁42がX位置に切り換えられると、P,A,Bポートが互いに連通する。このためパイロット油圧ポンプ23からPポートに供給された作動油が、Bポートを経てアキュムレータ53に蓄圧される。また、コントローラ30からの制御信号に基づき何れかの電磁比例弁26,62,63,68,69が切り換えられると、それに応じてパイロット油圧ポンプ23からの作動油がAポートを経て供給管路54側に供給されて、電磁比例弁26,62,63,68,69からコントロール弁27,31や再生弁34の受圧室27a,31a,34aにパイロット圧が入力される。従って、レギュレータ25によりメイン油圧ポンプ22の傾点角が調整されると共に、電気レバー29の操作に応じてコントロール弁31及び再生弁34が切り換えられて、ブームシリンダ14によりブーム11の昇降が行われる。
ゲートロック弁42がY位置に切り換えられると、P,Tポートが互いに連通すると共に、B,Aポートが互いに連通する。このためパイロット油圧ポンプ23からPポートに供給された作動油が、Tポートを経てサクション管路46側へと案内される。従って、N位置の場合と同様に、作動油はパイロット油圧ポンプ23とゲートロック弁42との間に形成された環状油路76を循環する。
またY位置では、アキュムレータ53がB,Aポートを経て供給管路54と接続されている。このため、コントローラ30により電磁比例弁26,62,63,68,69が切り換えられると、X位置の場合のパイロット油圧ポンプ23からの作動油に代えて、アキュムレータ53に蓄圧された作動油が供給管路54側に供給され、メイン油圧ポンプ22の傾点角の調整やブーム11の昇降が行われる。
次に、極低温環境でのエンジン始動の際にコントローラ30により実行される油圧回路の暖機運転制御について説明する。
図4は暖機運転制御の実行状況を示す作動説明図である。
極低温環境でエンジン21が始動操作されると、コントローラ30により暖機運転制御が開始される。エンジン21の始動時は図中のNo.1に示すように、油温センサ73により検出された油温Tsが-20℃(本発明の温度判定値に相当)未満、例えば-50℃であるから、パイロット油圧ポンプ23は停止しており、油圧Psは発生しない。また、ゲートロックスイッチ74はオフされ、ゲートロック弁42はN位置に保持され、ポンプ制御用の電磁比例弁26、ブームシリンダ制御用の電磁比例弁62,63、再生弁制御用の電磁比例弁68及びブリードオフ用の電磁比例弁69は全て非励磁状態であり、電気レバー29は非操作状態にある。
このような極低温環境では作動油の粘度が高いことから、エンジン21を円滑にクランキングして始動することが困難である。このときコントローラ30は、図示しない外部電源からの電力を利用してメインタンク37及びサブタンク47のヒータ51,52を作動させる。サブタンク47内のヒータ52により、サブタンク47及びサクション管路46,48,49の内部に滞留している作動油が昇温されて粘度が低下する。
エンジン21を始動できる下限温度、例えば-20℃に油温Tsが到達すると、No.2に示すようにコントローラ30は、ヒータ51,52の作動を継続しながら、エンジン21を始動すべくクランキングする。なお、このときゲートロック弁42がN位置以外の場合には、コントローラ30はN位置への切換を行う。クランキングによりエンジン21と共にメイン及びパイロット油圧ポンプ22,23も回転駆動され、サブタンク47及びサクション管路46,48,49内の粘度低下した作動油がメイン油圧ポンプ22及びパイロット油圧ポンプ23に吸い込まれる。
このため各油圧ポンプ22,23に作用する回転負荷が軽減され、起動に要するトルクも低減される。加えてN位置のゲートロック弁42は、パイロット油圧ポンプ23からの作動油を遮断することなく、パイロット油圧ポンプ23との間に形成された環状油路76を循環させている。このためパイロット油圧ポンプ23には回転負荷がほとんど発生せず、その起動トルクが一層低減される。これらの要因により、問題なくエンジン21をクランキングして始動することができる。
そして、環状油路76を循環する作動油は、サブタンク47内を流通する際にヒータ52により加熱されて次第に昇温されると共に、ゲートロック弁42に内蔵された絞り75を通過する際の圧力損失によっても昇温される。このような作動油からの受熱により、環状油路76を形成している油圧機器や油圧管路(パイロット油圧ポンプ23、ポンプ管路41、ゲートロック弁42、サクション管路46、サブタンク47及びサクション管路49)も昇温され、パイロット油圧ポンプ23は作動に伴う発熱によっても昇温される。
No.2の制御状態に移行してエンジン21が始動されると油圧Psは立ち上がるが、未だ作動油が十分に昇温されずに粘度が高いため、高い油圧Psが発生している。このときの油圧Psは、コントロール弁27,31や再生弁34のクラッキング圧P1(本発明の圧力判定値に相当)、即ちメインスプールの移動に要する下限圧力よりも高く、ゲートロック弁42のN位置では、供給管路54を介して各電磁比例弁26,62,63,68の1次圧ポートに油圧Psが作用している。従って、この状態で電磁比例弁26,62,63,68が切り換えられると、コントロール弁27,31や再生弁34が作動してしまう。
しかしながら、作動油が循環している環状油路76には大気開放されたサブタンク47が含まれるため、作動油の昇温により粘度が低下すれば、何れかの時点で油圧Psはクラッキング圧P1以下まで低下する。このときコントローラ30は、ポンプ制御用の電磁比例弁26、ブームシリンダ制御用の電磁比例弁62,63及び再生弁制御用の電磁比例弁68のソレノイド26a,62a,63a,68aに最大電流を供給する。電磁比例弁62,63のソレノイド62a,63aの通電に関しては、同時に実行しても順番に実行してもよい。コントロール弁27,31や再生弁34の受圧室31a,31b,34aにパイロット圧が入力されるが、クラッキング圧P1以下のため作動しない。そして、最大電流での通電によりソレノイド26a,62a,63a,68aが加熱され、各電磁比例弁26,62,63,68が昇温される。
電磁比例弁62,63のソレノイド62a,63aを同時に通電する場合には、油圧Psがクラッキング圧P1まで低下する以前に通電しても問題ない。パイロット圧が高くても受圧室31a,31bにそれぞれ作用して均衡することにより、コントロール弁31が作動しないためである。よって、例えばNo.2の制御状態に移行してエンジン21を始動した時点で、他の電磁比例弁26,68に先行して電磁比例弁62,63のソレノイド62a,63aを同時に通電してもよい。
以上により、環状油路76を形成する油圧機器や油圧管路と電磁比例弁26,62,63,68との暖機はほぼ完了するが、図2に示す油圧回路中の他の構成は未だ昇温されていない。そこで本実施形態では、油圧機器同士を接続する油圧管路長を短縮する対策を講じている。
詳しくは、ゲートロック弁42、ポンプ制御用のレギュレータ25、ブームシリンダ制御用の電磁比例弁ユニット61及びコントロール弁31は、油圧ショベル1の建屋8内に収容されて互いに近接しているため、油圧機器同士を接続する油圧管路長を可能な限り短く設定している。これにより、油温Tsが十分に上昇していない状態であっても実用上問題のない油圧機器の応答性を確保している。
後述のように油圧ショベル1の稼働中には、ゲートロック弁42のX位置またはY位置への切換により環状油路76での作動油の循環が中止されるため、作動油が低温のときには電磁比例弁62,63等の1次圧ポートに作用する油圧Psが高くなる。このため、コントローラ30からの制御信号に基づく電磁比例弁62,63の制御応答性が悪化して、車体全体にハンチング現象が生じる場合があるが、このような不具合を未然に防止できる。
しかしながら、ゲートロック弁42と再生弁制御用の電磁比例弁68とを接続する油圧管路(再生弁側供給管路57及び戻り管路70)については、油圧管路長を短縮する対策を適用できない。ブームシリンダ14に内蔵された再生弁34の近接位置に電磁比例弁68が配置されるため、必然的にゲートロック弁42と電磁比例弁68とが大きく離間し(図2中にAで示す分断箇所)、互いを接続する油圧管路57,70を長くせざるを得ないためである。
そこで、別の対策としてブリードオフ用の電磁比例弁69が設けられている。
油圧ショベル1の作業を開始すべくオペレータによりゲートロックスイッチ74がオン操作されると、No.3に示すようにコントローラ30は、ヒータ51,52の作動を中止した上でゲートロック弁42をX位置に切り換え、ブリードオフ用の電磁比例弁69のソレノイド69aを励磁して開弁する。ゲートロック弁42のX位置では、パイロット油圧ポンプ23からの作動油が供給管路54側に供給されており、その作動油は既に昇温されている。電磁比例弁69が開弁することにより、作動油は供給管路54、再生弁側供給管路57、電磁比例弁69及び戻り管路72,70を経てゲートロック弁42へと戻される。
作動油からの受熱により、長い管路長を有する再生弁側供給管路57及び戻り管路70が昇温される。これと並行して、パイロット油圧ポンプ23からの作動油の一部はアキュムレータ53に畜圧される。結果として、No.3の制御状態の時点で油圧回路全体の暖機が完了し、油圧回路を構成する油圧機器が正常に機能する状態となる。
そして、ブーム11を昇降させるべくオペレータにより電気レバー29が操作されると、コントローラ30はブリードオフ用の電磁比例弁69を閉弁し、No.4及びNo.5の制御状態に移行する。これらの制御状態は、油圧ショベル1の稼働中に油圧Psとフルストローク圧P2との比較に基づき交互に実行される。フルストローク圧P2とは、コントロール弁27,31や再生弁34のメインスプールをフルストロークさせることができる圧力である。なお、No.4及びNo.5の制御状態が継続される何れかの時点で、油温Tsは通常の温度域である20℃以上に到達する。
No.4の制御状態では、ゲートロック弁42のX位置への切換により、パイロット油圧ポンプ23からの作動油が供給管路54側に供給されており、この作動油により電気レバー29の操作に応じてブーム11の昇降が行われる。これと並行して作動油の一部がアキュムレータ53に畜圧され、次第に上昇する畜圧力が油圧Psとして油圧センサ67により検出される。
油圧Psがフルストローク圧P2未満のときには、アキュムレータ53に畜圧された作動油でコントロール弁27,31や再生弁34を作動させることができない。このためアキュムレータ53へのさらなる畜圧が継続され、油圧Psがフルストローク圧P2に達すると、コントローラ30はNo.5の制御状態として、ゲートロック弁42をY位置に切り換える。パイロット油圧ポンプ23からの作動油に代えて、アキュムレータ53内の作動油が放圧されて供給管路54側に供給され、この作動油により電気レバー29の操作に応じてブーム11の昇降が行われる。アキュムレータ53からの放圧により油圧Psが低下してフルストローク圧P2未満になると、コントローラ30は再びNo.4の制御状態に切り換わってアキュムレータ53を畜圧する。
No.4及びNo.5の何れの制御状態でも、電気レバー29の操作に応じてブーム11を昇降できる。そしてNo.5の制御状態では、Y位置のゲートロック弁42を経て作動油が環状油路76を循環することから、パイロット油圧ポンプ23がアンロード状態となる。従って、パイロット油圧ポンプ23を駆動するエンジン負荷を軽減して、燃料消費量を節減することができる。
なお、作業を中断または終了すべくゲートロックスイッチ74がオフ操作されると、ゲートロック弁42がY位置に切り換えられる。パイロット油圧ポンプ23からの作動油の各電磁比例弁26,62,63,68,69への供給が阻止され、意図しないブームシリンダ14等の作動が防止される。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、油圧ショベル1の作業フロント10のブームシリンダ14を作動させるための油圧回路として具体化したが、これに限るものではなく、例えばアームシリンダ15やバケットシリンダ16の油圧回路に適用したり、油圧ショベル1以外の建設機械に備えられた油圧アクチュエータの油圧回路に適用したりしてもよい。
さらに実施の形態の変形例として、コントローラ30による暖機運転制御中にオペレータが誤って電気レバー29を操作してしまう事態に備えて、図5に示すようにNo.3以前の制御状態では電気レバー29の操作信号をコントローラ30が無効化するようにしてもよい。
1 油圧ショベル(建設機械)
10 作業フロント
14 ブームシリンダ(油圧アクチュエータ、油圧シリンダ)
14a ボトム室
14b ロッド室
21 エンジン
22 メイン油圧ポンプ
23 パイロット油圧ポンプ
26,62,63,68 電磁比例弁(パイロット弁)
26a,62a,6a,68a ソレノイド
27,31 コントロール弁(切換制御弁)
28 サーボシリンダ(油圧アクチュエータ)
29 電気レバー(操作装置)
30 コントローラ(制御装置)
31a,31b 受圧室
34 再生弁(切換制御弁)
41 ポンプ管路
42 ゲートロック弁
46,48,49 サクション管路
52 ヒータ(加熱装置)
67 油圧センサ(油圧検出部)
69 電磁比例弁(ブリードオフ弁)
74 ゲートロックスイッチ
73 油温センサ(油温検出部)
76 環状油路

Claims (6)

  1. エンジンによりメイン油圧ポンプ及びパイロット油圧ポンプを駆動してそれぞれ作動油を吐出させ、操作信号に応じて制御装置により電磁式のパイロット弁を制御して、前記パイロット油圧ポンプからポンプ管路を経て前記パイロット弁に供給される作動油の圧力をパイロット圧として切換制御弁に入力し、パイロット圧に応じて前記切換制御弁により前記メイン油圧ポンプからの作動油の方向を切り換えて油圧アクチュエータを駆動する一方、ゲートロックスイッチのオフ操作に応じて、前記パイロット油圧ポンプからの作動油の前記パイロット弁への供給をゲートロック弁により阻止するようにした建設機械の油圧回路において、
    前記ゲートロック弁と前記メイン油圧ポンプ及び前記パイロット油圧ポンプの吸込側とを接続するサクション管路と、
    前記サクション管路内の作動油を昇温する加熱装置と
    前記パイロット弁の1次圧ポートに作用する作動油の圧力を検出する油圧検出部と
    を備え、
    前記ゲートロック弁は、前記ポンプ管路を経て供給される前記パイロット油圧ポンプからの作動油を前記サクション管路に案内して、前記サクション管路、前記パイロット油圧ポンプ、前記ポンプ管路及び前記ゲートロック弁からなる環状油路を循環させる作動油循環位置を有し、
    前記制御装置は、前記エンジンが始動操作されたときに、前記加熱装置を作動させ、前記ゲートロック弁を作動油循環位置に切り換えるように構成されると共に、前記エンジンの始動後において前記油圧検出部により検出された油圧が予め前記切換制御弁のクラッキング圧に基づき設定された圧力判定値まで低下すると、前記パイロット弁のソレノイドを励磁す
    ことを特徴とする建設機械の油圧回路。
  2. 前記ゲートロック弁の作動油循環位置には、前記環状油路を循環する作動油を圧力損失させる絞りが設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の建設機械の油圧回路。
  3. 作動油の温度を検出する油温検出部をさらに備え、
    前記制御装置は、前記油温検出部により検出された油温が予め前記エンジンを始動できる下限温度として設定された温度判定値未満のときには、前記エンジンを始動する前に前記加熱装置を作動させ、油温が前記温度判定値に達したときに前記エンジンを始動すべくクランキングする
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の建設機械の油圧回路。
  4. 前記切換制御弁は一対の受圧室を有し、各受圧室にそれぞれ接続されたパイロット弁からパイロット圧を入力されて切り換えられ、
    前記制御装置は、前記エンジンの始動後において前記各パイロット弁のソレノイドを同時に励磁する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の建設機械の油圧回路。
  5. 前記油圧アクチュエータとして、油圧ショベルの作業フロントを駆動する油圧シリンダを備えると共に、前記切換制御弁として、前記油圧シリンダの縮小時にボトム室内の作動油をロッド室に供給する再生弁を備え、
    前記再生弁にパイロット圧を入力する再生弁制御用のパイロット弁に、前記パイロット油圧ポンプから前記再生弁制御用のパイロット弁に供給される作動油をタンク側に戻すブリードオフ弁を併設し、
    前記制御装置は、前記ゲートロックスイッチがオン操作されたときに前記ブリードオフ弁を作動させる
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の建設機械の油圧回路。
  6. 前記制御装置は、オペレータにより操作される操作装置からの操作信号に基づき前記パイロット弁を制御し、前記ゲートロック弁を作動油循環位置に切り換えているときには、前記操作装置からの操作信号を無効化する
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の建設機械の油圧回路。
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