JP2005233284A - 建設機械のパイロット油圧回路 - Google Patents

建設機械のパイロット油圧回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2005233284A
JP2005233284A JP2004042284A JP2004042284A JP2005233284A JP 2005233284 A JP2005233284 A JP 2005233284A JP 2004042284 A JP2004042284 A JP 2004042284A JP 2004042284 A JP2004042284 A JP 2004042284A JP 2005233284 A JP2005233284 A JP 2005233284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pilot
control valve
line
passage
port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004042284A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3866722B2 (ja
Inventor
Yoshinobu Suzuki
義信 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2004042284A priority Critical patent/JP3866722B2/ja
Publication of JP2005233284A publication Critical patent/JP2005233284A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3866722B2 publication Critical patent/JP3866722B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

【課題】メインコントロール弁とリモコン弁との間にスパイロット制御弁を介装した建設機械の油圧回路にて、パイロットラインの暖機機能を向上させる。
【解決手段】パイロット制御弁25は、メインコントロール弁22のパイロットポートへ接続されるパイロット通路26とアクチュエータ21のリターンライン27から分岐した入替え油供給ライン28へ接続されるヒートアップ通路26cが配設されたパイロット式切換弁26を備え、リモコン弁24の中立位置復帰時はパイロット制御弁25を構成する切換弁26も中立位置に復帰し、リターンライン27から入替え油供給ライン28に流入した作動油がRポートから絞りd2を介してタンクライン32のTポートに連通し、リモコン弁24の操作時は操作位置に切換わり、リターンライン27から入替え油供給ライン28に流入した作動油がRポートからパイロットライン23のAポート又はCポートへ連通する。
【選択図】図3

Description

本発明は建設機械のパイロット油圧回路に関するものであり、特に、パイロットラインの暖機機能の改善を図ったパイロット油圧回路に関するものである。
従来、此種建設機械のパイロット油圧回路の一例を図10及び図11にて説明する。図10に示すように、アクチュエータ1へ作動油を給排制御するメインコントロール弁2と、該メインコントロール弁2のスプールを移動させるためのパイロットポート2a、2bへパイロットライン3を経てパイロット油を給排制御するリモコン弁4とを備え、該リモコン弁4と前記メインコントロール弁2との間に、パイロット制御弁5を介装してある。
ここで、前記パイロット制御弁5は6ポート3位置のパイロット式切換弁5aと、リモコン弁4からパイロットライン3へ導出されるパイロット圧により絞り位置から開放位置へ切り換わる絞り付切換弁5b1、5b2とから構成されている。この絞り付切換弁5b1、5b2の絞りによってパイロットライン3のパイロット油の流れを制御し、メインコントロール弁2のスプールの緩衝戻し機能を具備すると共に、急逆操作時は前記メインコントロール弁2のパイロットポート2a、2bに接続される一方のパイロットライン3を前記パイロット式切換弁5aからタンクライン12に連通させ、緩衝戻しキャンセル機能を具備させている。
尚、同図に示したパイロット油圧回路は、複数のアクチュエータ1、1を別々に制御するために、メインコントロール弁2とリモコン弁4とパイロット式切換弁5a及び絞り付切換弁5b1、5b2を複数組配置してある。
前記リモコン弁4の中立位置復帰時は、図10に示すように、前記パイロット式切換弁5aも中立位置に復帰し、且つ、前記絞り付切換弁5b1、5b2が絞り位置に切り換わり、前記メインコントロール弁2に接続されるパイロットラインのパイロット圧が緩やかに抜けるため、メインコントロール弁2のスプールも緩やかに切り換わり、中立位置に復帰する。
前記リモコン弁4の操作時は、図11に示すように、例えばパイロット制御弁5のCポートへパイロット圧が導出されると、前記パイロット制御弁5の一方の絞り付切換弁5b1が開放位置に切り換わるとともに、Cポート側のパイロット式切換弁5aが一方の操作位置に切り換わる。
然るときは、パイロット圧がCポート側のパイロットライン3からDポート側のパイロットライン3へ導出され、前記メインコントロール弁2の一方のパイロットポート2aにパイロット圧がかかってスプールが同図中左方向へ移動し、他方のパイロットポート2bのパイロット油は前記パイロット制御弁5のBポートからパイロット式切換弁5aを経てタンクライン12へ流出し、Tポートからタンク11に戻される。
前記メインコントロール弁2のスプールが同図中左方向へ移動したことにより、メインポンプ6から吐出された作動油がメインコントロール弁2を経てアクチュエータ1の一方のポート1aへ供給され、該アクチュエータ1の他方のポート1bから排出された作動油は、前記メインコントロール弁2を経てリターンライン7へ流出することにより、該アクチュエータ1は一方向へ駆動される。リターンライン7へ流出した作動油の一部がリターンライン7から分岐した入れ替え油供給ライン8に流入し、リターンライン7の作動油の圧力が所定圧以上になった場合にリターンライン7に配設したリターンチェック弁9又は10を介して作動油の一部がタンク11に戻る。前記入れ替え油供給ライン8に流入した作動油は、前記パイロット制御弁5のRポートから左右のパイロット式切換弁5a、5aに分岐され、一方は図中左側のパイロット式切換弁5aの操作位置及び絞り付切換弁5b2を経て、Aポートからリモコン弁4のパイロットライン3へ流入し、他方は図中右側のパイロット式切換弁5aの中立位置を経てタンクライン12へ流出し、Tポートからタンク11に戻される。
ここで、前記パイロットライン3はオペレータがリモコン弁4を操作して前記メインコントロール弁2を切り換えない限り、積極的なパイロット油の流れが生じないため、パイロット油の油温が上昇するのに時間がかかり、パイロット油が温まり難い傾向にある。そして、油温が低いとパイロット油の粘度が高くなり、リモコン弁4を操作したときに圧力損失による作動遅れが生じ、前記メインコントロール弁2の切り換え動作の応答性が悪化することになる。
前述した従来のパイロット油圧回路では、リモコン弁4を操作したときにパイロット制御弁5を切り換えて、リターンライン7に排出される比較的暖かい油温の作動油を入れ替え油供給ライン8を介してパイロットライン3へ導出して暖機を図っているが、図11に示したように、一方のリモコン弁4を操作したときに、リターンライン7の作動油が入れ替え油供給ライン8を介して前記パイロット制御弁5のRポートから、図中左側のパイロット式切換弁5a及び絞り付切換弁5b2を経て、Aポートからパイロットライン3へ導入しようとするが、絞り付切換弁5b2に設けられているスプール緩衝戻し用の絞りαが前記RポートからAポートへの流れを抑制するため、十分な暖機機能が得られないという不具合があった。また、図示したように、他方のリモコン弁4を同時に操作していない場合は、リターンライン7の作動油が入れ替え油供給ライン8を介して前記パイロット制御弁5のRポートから、流れを抑制する要素のない図中右側のパイロット式切換弁5aの中立位置を経てタンクライン12へ殆どの量が流出するので、更に、暖機機能を不十分なものとしていた。
このほか、パイロット油圧回路の暖機装置としては、油圧パイロット弁とコントロール弁を接続する一対のパイロットラインに入れ替え油供給源からの分岐ラインをドレンライン又は一方のパイロットラインに選択的に切換接続可能な切換弁を夫々設け、操作レバーの操作により作動する一対の油圧パイロット弁のうち、一方の油圧パイロット弁の作動により非操作側の前記切換弁を切り換え、前記入れ替え油供給源からの高温油をパイロットラインに供給することにより、パイロットラインの暖機を図る油圧回路及び油圧パイロット弁とコントロール弁を接続する一対のパイロットラインに入れ替え油供給源からの分岐ラインをドレンライン又は一方のパイロットラインに選択的に切換接続可能な単一の切換弁を設け、油圧パイロット弁の作動により該切換弁を切り換え、前記入れ替え油供給源からの高温油をパイロットラインに供給することにより、パイロットラインの暖機を図る油圧回路が存在する(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第2513795号公報(第1〜3頁、図1、図4)
図10及び図11に示した従来のパイロット油圧回路は、前述したように、暖機機能が不十分であった。
また、特許文献1記載の考案のうち第1図に示される考案は、一方の油圧パイロット弁の作動により非操作側の切換弁を切り換えるので非操作側のパイロットラインと入れ替え油供給源が接続され、入れ替え油供給源の高温油が非操作側のパイロットラインに供給され、該非操作側パイロットラインは操作側切換弁のパイロット制御部に接続されていると共に、非操作側の油圧パイロット弁を介してタンクにも連通しているため、供給された入れ替え供給源からの高温油は非操作側切換弁のパイロット制御部に作用せずタンクに流れてしまい、その結果、操作側の切換弁は切り換わらずに入れ替え油供給源はドレンラインに連通し、操作側のパイロットラインに高温油を十分に供給することができないという問題がある。また、特許文献1記載の考案のうち第4図に示される考案は、一方の油圧パイロット弁の作動により単一の切換弁を切り換えるため、図1に示される考案と異なり、入れ替え油供給源の高温油がタンクに流れることはなく、何れかのパイロットラインに入れ替え油供給源の高温油が供給されるが、油圧パイロット弁、コントロール弁、切換弁を具備する油圧回路が複数あり、これらの油圧回路が夫々前記入れ替え油供給源に接続されている場合において、操作されている油圧パイロット弁と操作されていない油圧パイロット弁が混在する場合には、前記入れ替え油供給源の高温油は操作されていない切換弁の中立流路を介してタンクに流れてしまい、操作されている前記油圧回路のパイロットラインに高温油が十分供給されないという問題がある。
そこで、メインコントロール弁とリモコン弁との間にスプール緩衝戻し機能乃至パイロットライン暖機機能付きのパイロット制御弁を介装した建設機械の油圧回路に於いて、低コストにてパイロットラインの暖機機能を向上させるために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、アクチュエータへ作動油を給排制御するメインコントロール弁と、該メインコントロール弁のスプールを移動させるためのパイロットポートへパイロットラインを経てパイロット油を給排制御するリモコン弁とを備え、該リモコン弁と前記メインコントロール弁との間に、前記メインコントロール弁スプールの緩衝戻し用並びにパイロットライン暖機用のパイロット制御弁を介装した建設機械の油圧回路に於いて、前記パイロット制御弁には、前記メインコントロール弁の夫々のパイロットポートへ接続されるパイロット通路と、入れ替え油供給ラインへ接続されるヒートアップ通路が配設されており、前記リモコン弁の中立位置復帰時は、前記パイロット制御弁も中立位置に復帰し、前記メインコントロール弁の夫々のパイロットポートが前記パイロット通路に設けられた絞りを介して前記リモコン弁の夫々のパイロットラインに連通するとともに、前記入れ替え油供給ラインがヒートアップ通路に設けられた絞りを介してタンクラインに連通し、前記リモコン弁の操作時は、前記パイロット制御弁が操作位置に切り換わって、前記メインコントロール弁の一方のパイロットポートが絞りのない前記パイロット通路を介して前記リモコン弁の一方のパイロットラインに連通するとともに、前記メインコントロール弁の他方のパイロットポートが絞りのない前記パイロット通路を介して前記タンクラインに連通し、これと同時に、前記入れ替え油供給ラインが絞りのない前記ヒートアップ通路を介して前記リモコン弁の他方のパイロットラインに連通するように構成された建設機械のパイロット油圧回路を提供するものである。
この構成によれば、前記リモコン弁の中立位置復帰時は、前記パイロット制御弁も中立位置に復帰し、パイロットラインはパイロット通路に設けられた絞りを介して連通し、入れ替え油供給ラインはヒートアップ通路に設けられた絞りを介してタンクラインに連通する。このため、入れ替え油供給ラインに流入した作動油はヒートアップ通路の絞りによってタンクラインへの流れが抑制される。また、リモコン弁操作時においては入れ替え油供給ラインに流入した作動油は絞られることなく前記ヒートアップ通路からリモコン弁に接続されるパイロットラインに連通し、パイロットラインへの流れは抑制されない。
一方、前記リモコン弁の操作時は、パイロット制御弁が中立位置から操作位置に切り換わり、リモコン弁から一方のパイロットラインに導出されたパイロット圧が、前記パイロット制御弁のパイロット通路を介して前記メインコントロール弁の一方のパイロットポートにかかるとともに、前記メインコントロール弁の他方のパイロットポートは前記パイロット制御弁のパイロット通路を介してタンクラインに連通する。従って、前記メインコントロール弁のスプールが移動して中立位置から操作位置に切り換わり、メインポンプから吐出された作動油がアクチュエータの一方のポートに供給されてアクチュエータが駆動される。アクチュエータの他方のポートから排出される比較的暖められた作動油の一部が入れ替え油供給ラインに流入し、前記パイロット制御弁の絞りのないヒートアップ通路を介して前記リモコン弁の他方のパイロットラインに導入される。
請求項2記載の発明は、アクチュエータへ作動油を給排制御するメインコントロール弁と、該メインコントロール弁のスプールを移動させるためのパイロットポートへパイロットラインを経てパイロット油を給排制御するリモコン弁とを備え、該リモコン弁と前記メインコントロール弁との間に、前記パイロットライン暖機用のパイロット制御弁を介装した建設機械の油圧回路に於いて、前記パイロット制御弁には、前記メインコントロール弁の夫々のパイロットポートへ接続されるパイロット通路と、入れ替え油供給ラインへ接続されるヒートアップ通路が配設されており、前記リモコン弁の中立位置復帰時は、前記パイロット制御弁も中立位置に復帰し、前記メインコントロール弁の夫々のパイロットポートが絞りのない前記パイロット通路を介して前記リモコン弁の夫々のパイロットラインに連通するとともに、前記入れ替え油供給ラインがヒートアップ通路に設けられた絞りを介してタンクラインに連通し、前記リモコン弁の操作時は、前記パイロット制御弁が操作位置に切り換わって、前記メインコントロール弁の一方のパイロットポートが絞りのない前記パイロット通路を介して前記リモコン弁の一方のパイロットラインに連通するとともに、前記メインコントロール弁の他方のパイロットポートが絞りのない前記パイロット通路を介して前記タンクラインに連通し、これと同時に、前記入れ替え油供給ラインが絞りのない前記ヒートアップ通路を介して前記リモコン弁の他方のパイロットラインに連通するように構成された建設機械のパイロット油圧回路を提供する。
この構成によれば、前記リモコン弁の中立位置復帰時は、前記パイロット制御弁も中立位置に復帰し、パイロットラインは絞りのない前記パイロット通路を介して連通し、入れ替え油供給ラインはヒートアップ通路に設けられた絞りを介してタンクラインに連通する。このため、入れ替え油供給ラインに流入した作動油はヒートアップ通路の絞りによってタンクラインへの流れが抑制される。また、リモコン弁操作時においては入れ替え油供給ラインに流入した作動油は絞られることなく前記ヒートアップ通路からリモコン弁に接続されるパイロットラインに連通し、パイロットラインへの流れは抑制されない。
請求項3記載の発明は、上記メインコントロール弁とリモコン弁とパイロット制御弁とを複数組配置し、入れ替え油供給ラインを夫々のパイロット制御弁のヒートアップ通路へ接続させた建設機械のパイロット油圧回路を提供する。
この請求項3記載の発明のうち請求項1を前提とした構成によれば、リモコン弁の中立位置復帰時は複数組配置された夫々のパイロット制御弁も中立位置に復帰するため、パイロットラインはパイロット通路に設けられた絞りを介して連通し、入れ替え油供給ラインはヒートアップ通路に設けられた絞りを介してタンクラインに連通する。このため、入れ替え油供給ラインに流入した作動油はヒートアップ通路の絞りによってタンクラインへの流れが抑制される。一方、リモコン弁操作時においては、パイロット制御弁は操作位置に切り換わり、入れ替え油供給ラインに流入した作動油は該パイロット制御弁の絞りのないヒートアップ通路を介して他方のパイロットラインに流入する。特に、複数組配置されたパイロット制御弁に操作状態のものと非操作状態のものがある場合、非操作状態のパイロット制御弁は中立位置にあり、入れ替え油供給ラインに流入した作動油はヒートアップ通路に設けられた絞りで絞られるため、入れ替え油供給ラインに流入した作動油の殆どが操作状態のパイロット制御弁の絞りのないヒートアップ通路を介してリモコン弁に接続されるパイロットラインに流入する。
また、請求項3記載の発明のうち請求項2を前提とした構成によれば、リモコン弁の中立位置復帰時は複数組配置された夫々のパイロット制御弁も中立位置に復帰するため、パイロットラインは絞りのないパイロット通路を介して連通し、入れ替え油供給ラインはヒートアップ通路に設けられた絞りを介してタンクラインに連通する。このため、入れ替え油供給ラインに流入した作動油はヒートアップ通路の絞りによってタンクラインへの流れが抑制される。一方、リモコン弁操作時はパイロット制御弁は操作位置に切り換わり、入れ替え油供給ラインに流入した作動油は該パイロット制御弁の絞りのないヒートアップ通路を介して他方のパイロットラインに流入する。この請求項2を前提とした構成においても、複数組配置されたパイロット制御弁に操作状態のものと非操作状態のものがある場合、請求項1を前提とした構成と同様、入れ替え油供給ラインに流入した作動油の殆どがパイロット制御弁の絞りのないヒートアップ通路を介してリモコン弁に接続されるパイロットラインに流入する。
請求項1記載の発明は、メインコントロール弁とリモコン弁との間に介装されたパイロット制御弁にパイロット通路及びヒートアップ通路を配設し、該パイロット制御弁の中立位置には前記パイロット通路及びヒートアップ通路に夫々絞りを設け、該パイロット制御弁の操作位置では絞りのないヒートアップ通路を介して入れ替え油供給ラインとリモコン弁のパイロットラインとを連通させるため、リモコン弁の操作時は入れ替え油供給ラインに流入した暖められた作動油がパイロットラインへ導出されて、パイロットラインの暖機を十分に行うことができる。
請求項2記載の発明は、メインコントロール弁とリモコン弁との間に介装されたパイロット制御弁にパイロット通路及びヒートアップ通路を配設し、該パイロット制御弁の中立位置は絞りのないパイロット通路と絞りを有するヒートアップ通路で構成し、該パイロット制御弁の操作位置では絞りのないヒートアップ通路を介して入れ替え油供給ラインとリモコン弁のパイロットラインとを連通させるため、リモコン弁の操作時は入れ替え油供給ラインに流入した暖められた作動油がパイロットラインへ導出されて、パイロットラインの暖機を十分に行うことができる。
請求項3記載の発明は、メインコントロール弁とリモコン弁とパイロット制御弁とを複数組配置し、入れ替え油供給ラインを夫々のパイロット制御弁のヒートアップ通路へ接続させたことにより、一方のリモコン弁のみを操作して他方のリモコン弁を操作しない場合であっても、前記入れ替え油供給ラインに流入した暖かい作動油を操作している側のリモコン弁のパイロットラインに効率良く導入でき、請求項1及び2記載の発明と同様に、パイロットラインの暖機を十分に行うことができる。
以下、本発明に係る建設機械のパイロット油圧回路について、好適な実施例をあげて説明する。メインコントロール弁とリモコン弁との間にパイロット制御弁を介装した建設機械の油圧回路に於いて、低コストにてパイロットラインの暖機機能を向上させるという目的を、前記パイロット制御弁にパイロット通路及びヒートアップ通路を配設し、該パイロット制御弁の中立位置には該パイロット通路及びヒートアップ通路の何れにも絞りを設けることにより、又は、該パイロット制御弁の中立位置には該ヒートアップ通路にのみ絞りを設けることにより、更に、前記パイロット制御弁の操作位置では絞りのないヒートアップ通路を介して前記リターンラインから分岐した入れ替え油供給ラインとリモコン弁のパイロットラインとを連通させることにより実現した。
図1は建設機械の一例として油圧ショベル13を示し、下部走行体14の上に上部旋回体15が旋回自在に載置されている。上部旋回体15にはその前方一側部にキャブ16が設けられ、且つ、前方中央部にブーム17が俯仰可能に取り付けられている。更に、ブーム17の先端にアーム18が上下回動自在に取り付けられ、該アーム18の先端にバケット19が取り付けられている。
図2及び図3は前記油圧ショベル13に設けられたパイロット回路の第1実施例を示し、メインポンプ20から吐出する作動油をアクチュエータ21へ給排制御するメインコントロール弁22と、該メインコントロール弁22のスプールを移動させるためのパイロットポート22a、22bへパイロットライン23を経てパイロット油を給排制御するリモコン弁24とを備え、前記メインコントロール弁22と前記リモコン弁24との間に、パイロット制御弁25を介装してある。
前記パイロット制御弁25には6ポート3位置のパイロット式切換弁26が設けられており、該パイロット式切換弁26の中立位置及び操作位置には、前記メインコントロール弁22の夫々のパイロットポート22a、22bへ接続されるパイロット通路26a、26bと、前記アクチュエータ21のリターンライン27から分岐した入れ替え油供給ライン28へ接続されるヒートアップ通路26cが夫々配設されている。また、該パイロット式切換弁26の中立位置のパイロット通路26a、26bには夫々メインコントロール弁22のスプールの緩衝戻し機能用の絞りd1、d1が設けられ、ヒートアップ通路26cにはパイロットライン暖機用の絞りd2が設けられている。尚、該パイロット式切換弁26は急逆操作時の緩衝戻しキャンセル機能も有している。
同図に示したパイロット油圧回路は、複数のアクチュエータ21、21を別々に制御するために、メインコントロール弁22とリモコン弁24とパイロット式切換弁26を複数組配置したものであり、夫々のアクチュエータ21、21のリターンライン27は所定圧以上で連通するリターンチェック弁29、30を介してタンク31に接続されている。また、左右のアクチュエータ21、21のリターンライン27から分岐した入れ替え油供給ライン28は前記パイロット制御弁25のRポートから左右のパイロット式切換弁26、26に分岐されている。
前記リモコン弁24の中立位置復帰時は、図2に示すように、前記パイロット式切換弁26も中立位置に復帰し、パイロット通路26a、26bに設けた絞りd1、d1によりメインコントロール弁22に接続されるパイロットライン23、23のパイロット圧が緩やかに抜けるため、メインコントロール弁22のスプールも緩やかに切り換わり、中立位置に復帰する。また、前記リターンライン27から分岐した入れ替え油供給ライン28はヒートアップ通路26cの絞りd2を介してタンクライン32に連通し、Tポートからタンク31に連通している。
ここで、前記リモコン弁24の操作時は、図3に示すように、例えば図中左側のリモコン弁24を操作して、パイロット制御弁25のCポートへパイロット圧が導出されると、左側のパイロット式切換弁26が操作位置に切り換わり、パイロット圧がCポート側のパイロットライン23からDポート側のパイロットライン23へ導出され、前記メインコントロール弁22の一方のパイロットポート22aにパイロット圧がかかってスプールが同図中左方向へ移動し、他方のパイロットポート22bのパイロット油は前記パイロット制御弁25のBポートからパイロット式切換弁26を経てタンクライン32へ流出し、Tポートからタンク31に戻される。
前記メインコントロール弁22のスプールが同図中左方向へ移動したことにより、メインポンプ20から吐出された作動油がメインコントロール弁22を経てアクチュエータ21の一方のポート21aへ供給され、該アクチュエータ21の他方のポート21bから排出された作動油は、前記メインコントロール弁22を経てリターンライン27へ流出することにより、該アクチュエータ21は一方向へ駆動される。リターンライン27へ流出した作動油の一部は入れ替え油供給ライン28を介して前記パイロット制御弁25のRポートから左右のパイロット式切換弁26、26に分岐され、一方は図中左側のパイロット式切換弁26の操作位置に配置された前記ヒートアップ通路26cを経て、Aポートからリモコン弁24のパイロットライン23へ流入し、他方は図中右側のパイロット式切換弁26の中立位置を経てタンクライン32へ連通し、Tポートからタンク31に戻される。
しかし、図中右側のパイロット式切換弁26の中立位置にはヒートアップ通路26cに絞りd2が設けられているため、リターンライン27から入れ替え油供給ライン28に流入した作動油はRポートからTポートへの流れが抑制される。これに対して、左側のパイロット式切換弁26の操作位置にはヒートアップ通路26cに絞りが設けられていないため、リターンライン27から入れ替え油供給ライン28に流入した作動油の殆どの量がRポートからAポートへ導入される。従って、比較的暖かい油温である入れ替え油供給ライン28の作動油がリモコン弁24に接続されるパイロットライン23へ導入されて十分な暖機を図ることができる。
図4及び図5は前記パイロット制御弁25の第2実施例を示し、基本的には第1実施例と同様の構成であるが、該パイロット制御弁25を構成するパイロット式切換弁26の中立位置のパイロット通路26a、26bにメインコントロール弁22のスプールの緩衝戻し機能用の絞りd1、d1を設けていない点で第1実施例と異なるのみで、他の構成については第1実施例と全く同じである。従って、比較的暖かい油温であるリターンライン27から入れ替え油供給ライン28に流入した作動油がリモコン弁24に接続されるパイロットライン23へ導入されて十分な暖機を図ることができる点についても第1実施例と何ら異なることはない。
図6及び図7は前記パイロット制御弁25の第3実施例を示し、該パイロット式制御弁25以外の回路構成は前述の第1実施例及び第2実施例(図2〜図5)に示したものと全く同一であるため、回路構成の図示及び重複説明を省略するものとする。このパイロット制御弁25には6ポート3位置のパイロット式切換弁36が設けられており、該パイロット式切換弁36の中立位置には、パイロットラインを遮断するパイロット通路36a、36bと、絞りeを介して前記入れ替え油供給ライン28に接続されるヒートアップ通路36cが配設されている。また、該パイロット式切換弁36をバイパスしてパイロットラインを連通するバイパスライン37、38に、夫々メインコントロール弁22のスプール緩衝戻し機能用の絞りfが介装されている。
前記リモコン弁24の中立位置復帰時は、図6に示すように、前記パイロット式切換弁36も中立位置に復帰し、前記パイロットライン23、23はパイロット通路36a、36bにて遮断され、前記入れ替え油供給ライン28はヒートアップ通路36cの絞りeを介してタンクライン39に連通し、Tポートからタンク31に連通している。
ここで、例えば前記左側のリモコン弁24を操作して、図7に示すように、パイロット制御弁25のCポートへパイロット圧が導出されると、左側のパイロット式切換弁36が操作位置に切り換わり、パイロット圧がCポートからパイロット式切換弁36を経てDポートへ連通し、前記メインコントロール弁22の一方のパイロットポート22aにパイロット圧がかかって、前述と同様に、メインコントロール弁22が操作位置に切り換わり、アクチュエータ21が駆動される。
アクチュエータ21からリターンライン27を介して入れ替え油供給ライン28へ排出された作動油は、前記Rポートから左右のパイロット式切換弁36に分岐されるが、図中右側のパイロット式切換弁36の中立位置にはヒートアップ通路36cに絞りeが設けられているため、入れ替え油供給ライン28の作動油はRポートからTポートへの流れが抑制される。これに対して、左側のパイロット式切換弁36の操作位置にはヒートアップ通路36cに絞りが設けられていないため、入れ替え油供給ライン28の作動油はRポートからAポートへ殆どの量が流入する。従って、比較的暖かい油温であるリターンライン27から入れ替え油供給ライン28へ流入した作動油がパイロットライン23へ導入されて十分な暖機を図ることができる。
図8及び図9は前記パイロット制御弁25の第4実施例を示し、該パイロット式制御弁25以外の回路構成は前述の第1実施例及び第2実施例(図2〜図5)に示したものと全く同一であるため、回路構成の図示及び重複説明を省略するものとする。このパイロット制御弁25には6ポート3位置のパイロット式切換弁46が設けられており、該パイロット式切換弁46の中立位置には、パイロットラインを遮断するパイロット通路46a、46bと、前記リターンライン27から分岐した入れ替え油供給ライン28に接続されるヒートアップ通路46cが配設されている。また、該パイロット式切換弁46をバイパスしてパイロットラインを連通するバイパスライン47、48に、夫々メインコントロール弁22のスプール緩衝戻し機能用の絞りgとチェック弁hが並列に介装されている。更に、パイロット式切換弁46からTポートに接続されるタンクライン49に絞りiが介装されている。
前記リモコン弁24の中立位置復帰時は、図8に示すように、前記パイロット式切換弁46も中立位置に復帰し、前記パイロットライン23、23はパイロット通路46a、46bにて遮断され、前記入れ替え油供給ライン28はヒートアップ通路46cを経てタンクライン49に設けられた絞りiを介して、Tポートからタンク31に連通している。
ここで、例えば前記左側のリモコン弁24を操作して、図9に示すように、パイロット制御弁25のCポートへパイロット圧が導出されると、左側のパイロット式切換弁46が操作位置に切り換わり、パイロット圧がCポートからパイロット式切換弁46を経てDポートへ連通し、前記メインコントロール弁22の一方のパイロットポート22aにパイロット圧がかかって、前述と同様に、メインコントロール弁22が操作位置に切り換わり、アクチュエータ21が駆動される。
アクチュエータ21からリターンライン27を介して入れ替え油供給ライン28へ排出された作動油は、前記Rポートから左右のパイロット式切換弁46に分岐されるが、図中右側のパイロット式切換弁46の中立位置のヒートアップ通路46cに接続するタンクライン49には絞りiが設けられているため、入れ替え油供給ライン28の作動油はRポートからTポートへの流れが抑制される。これに対して、左側のパイロット式切換弁46の操作位置にはヒートアップ通路46cに絞りが設けられていないため、入れ替え油供給ライン28の作動油はRポートからAポートへ殆どの量が流入する。従って、比較的暖かい油温であるリターンライン27から入れ替え油供給ライン28へ流入した作動油がパイロットライン23へ導入されて十分な暖機を図ることができる。
斯くして、図2乃至図9に示したメインコントロール弁22とリモコン弁24とパイロット制御弁25とを複数組配置したパイロット油圧回路に於いて、前記パイロット制御弁25にパイロット通路26a、26b及びヒートアップ通路26cを配設し、該パイロット制御弁25の中立位置には該パイロット通路26a、26b及びヒートアップ通路26cの何れにも絞りを設けることにより、又は、該パイロット制御弁25の中立位置には該ヒートアップ通路26cにのみ絞りを設けることにより、更に、前記パイロット制御弁25の操作位置では絞りのないヒートアップ通路26cを介して前記リターンライン27から分岐した入れ替え油供給ライン28とリモコン弁24のパイロットライン23とを連通させることにより、また、前記パイロット式切換弁36のバイパスライン37、38に夫々スプール緩衝戻し機能用の絞りfを設けることにより、更に、前記パイロット式切換弁46とタンク31を接続するタンクライン49に絞りiを介装することにより、リモコン弁24の操作側はRポートからAポートへの流量を増加させるように構成したので、パイロットライン23の暖機機能を向上させることができる。
上記各実施例においては、リターンラインから入れ替え油供給ラインに暖められた作動油が流入する場合について説明したが、入れ替え油供給ラインに流入する作動油はこれに限定されず、例えば、メインポンプやパイロットポンプの吐出ラインから絞りや切換弁等を介して入れ替え油供給ラインに作動油が流入する場合やリリーフバルブからリリーフした作動油が入れ替え油供給ラインに流入する場合も適用される。
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
図1乃至図9は本発明の実施例を示し、
油圧ショベルの側面図 (a)本発明の第1実施形態に係るリモコン弁中立位置復帰時の油圧回路図、(b)パイロット式切換弁の拡大図。 (a)本発明の第1実施形態に係るリモコン弁操作時の油圧回路図、(b)パイロット式切換弁の拡大図。 (a)本発明の第2実施形態に係るリモコン弁中立位置復帰時の油圧回路図、(b)パイロット式切換弁の拡大図。 (a)本発明の第2実施形態に係るリモコン弁操作時の油圧回路図、(b)パイロット式切換弁の拡大図。 本発明の第3実施形態に係るリモコン弁中立位置復帰時の油圧回路図。 本発明の第3実施形態に係るリモコン弁操作時の油圧回路図。 本発明の第4実施形態に係るリモコン弁中立位置復帰時の油圧回路図。 本発明の第4実施形態に係るリモコン弁操作時の油圧回路図。 従来のリモコン弁中立位置復帰時の油圧回路図。 従来のリモコン弁操作時の油圧回路図。
符号の説明
13 油圧ショベル
21 アクチュエータ
22 メインコントロール弁
23 パイロットライン
24 リモコン弁
25 パイロット制御弁
26 パイロット式切換弁
26a パイロット通路
26b パイロット通路
26c ヒートアップ通路
27 リターンライン
28 入れ替え油供給ライン
31 タンク
32 タンクライン
36 パイロット式切換弁
36a パイロット通路
36b パイロット通路
36c ヒートアップ通路
39 タンクライン
46 パイロット式切換弁
46a パイロット通路
46b パイロット通路
46c ヒートアップ通路
49 タンクライン
d1、d2、e、f、g、i 絞り

Claims (3)

  1. アクチュエータへ作動油を給排制御するメインコントロール弁と、該メインコントロール弁のスプールを移動させるためのパイロットポートへパイロットラインを経てパイロット油を給排制御するリモコン弁とを備え、該リモコン弁と前記メインコントロール弁との間に、前記メインコントロール弁スプールの緩衝戻し用並びにパイロットライン暖機用のパイロット制御弁を介装した建設機械の油圧回路に於いて、
    前記パイロット制御弁には、前記メインコントロール弁の夫々のパイロットポートへ接続されるパイロット通路と、入れ替え油供給ラインへ接続されるヒートアップ通路が配設されており、
    前記リモコン弁の中立位置復帰時は、前記パイロット制御弁も中立位置に復帰し、前記メインコントロール弁の夫々のパイロットポートが前記パイロット通路に設けられた絞りを介して前記リモコン弁の夫々のパイロットラインに連通するとともに、前記入れ替え油供給ラインがヒートアップ通路に設けられた絞りを介してタンクラインに連通し、
    前記リモコン弁の操作時は、前記パイロット制御弁が操作位置に切り換わって、前記メインコントロール弁の一方のパイロットポートが絞りのない前記パイロット通路を介して前記リモコン弁の一方のパイロットラインに連通するとともに、前記メインコントロール弁の他方のパイロットポートが絞りのない前記パイロット通路を介して前記タンクラインに連通し、これと同時に、前記入れ替え油供給ラインが絞りのない前記ヒートアップ通路を介して前記リモコン弁の他方のパイロットラインに連通するように構成されたことを特徴とする建設機械のパイロット油圧回路。
  2. アクチュエータへ作動油を給排制御するメインコントロール弁と、該メインコントロール弁のスプールを移動させるためのパイロットポートへパイロットラインを経てパイロット油を給排制御するリモコン弁とを備え、該リモコン弁と前記メインコントロール弁との間に、前記パイロットライン暖機用のパイロット制御弁を介装した建設機械の油圧回路に於いて、
    前記パイロット制御弁には、前記メインコントロール弁の夫々のパイロットポートへ接続されるパイロット通路と、入れ替え油供給ラインへ接続されるヒートアップ通路が配設されており、
    前記リモコン弁の中立位置復帰時は、前記パイロット制御弁も中立位置に復帰し、前記メインコントロール弁の夫々のパイロットポートが絞りのない前記パイロット通路を介して前記リモコン弁の夫々のパイロットラインに連通するとともに、前記入れ替え油供給ラインがヒートアップ通路に設けられた絞りを介してタンクラインに連通し、
    前記リモコン弁の操作時は、前記パイロット制御弁が操作位置に切り換わって、前記メインコントロール弁の一方のパイロットポートが絞りのない前記パイロット通路を介して前記リモコン弁の一方のパイロットラインに連通するとともに、前記メインコントロール弁の他方のパイロットポートが絞りのない前記パイロット通路を介して前記タンクラインに連通し、これと同時に、前記入れ替え油供給ラインが絞りのない前記ヒートアップ通路を介して前記リモコン弁の他方のパイロットラインに連通するように構成されたことを特徴とする建設機械のパイロット油圧回路。
  3. 上記メインコントロール弁とリモコン弁とパイロット制御弁とを複数組配置し、入れ替え油供給ラインを夫々のパイロット制御弁のヒートアップ通路へ接続させた請求項1または2記載の建設機械のパイロット油圧回路。
JP2004042284A 2004-02-19 2004-02-19 建設機械のパイロット油圧回路 Expired - Fee Related JP3866722B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004042284A JP3866722B2 (ja) 2004-02-19 2004-02-19 建設機械のパイロット油圧回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004042284A JP3866722B2 (ja) 2004-02-19 2004-02-19 建設機械のパイロット油圧回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005233284A true JP2005233284A (ja) 2005-09-02
JP3866722B2 JP3866722B2 (ja) 2007-01-10

Family

ID=35016457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004042284A Expired - Fee Related JP3866722B2 (ja) 2004-02-19 2004-02-19 建設機械のパイロット油圧回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3866722B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020159465A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 日立建機株式会社 建設機械の油圧回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020159465A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 日立建機株式会社 建設機械の油圧回路
JP7026657B2 (ja) 2019-03-26 2022-02-28 日立建機株式会社 建設機械の油圧回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP3866722B2 (ja) 2007-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4232784B2 (ja) 作業機械の油圧制御装置
JP4151597B2 (ja) 油圧制御回路および建設機械
JP4879551B2 (ja) 作業機械のブームエネルギの回生装置及びエネルギの回生装置
KR20100016317A (ko) 유압 밸브 장치
CN105705706A (zh) 用于具有浮动功能的工程设备的流量控制阀
JP4642269B2 (ja) 建設機械の油圧回路
JPWO2018021288A1 (ja) ショベル、ショベル用コントロールバルブ
JP2006292068A (ja) 油圧作業機
US11692332B2 (en) Hydraulic control system
JP3866722B2 (ja) 建設機械のパイロット油圧回路
KR100915934B1 (ko) 유압구동식 밸브의 유압제어시스템
JP4020325B2 (ja) 建設機械のパイロット油圧回路
JP5481853B2 (ja) 建設機械の油圧回路
JP2005265080A (ja) 建設機械のパイロット油圧回路
JP4859783B2 (ja) 中立カット弁を用いた制御装置
US8820345B2 (en) Construction equipment machine with hydraulic pressure controlled selecting system
KR102500484B1 (ko) 방향 전환 밸브
JP5768181B2 (ja) パワーショベルの制御弁装置
JP4578207B2 (ja) 弁装置
JP6455156B2 (ja) クレーン車の油圧回路装置
JP2009041711A (ja) 制御装置
JP3965379B2 (ja) 油圧制御装置
JP2005076826A (ja) 流体圧駆動回路
JPH0468413B2 (ja)
JP3805877B2 (ja) アクチュエータ作動回路

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3866722

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091013

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091013

Year of fee payment: 3

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091013

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091013

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091013

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101013

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111013

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121013

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131013

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees