JP6994087B2 - 飛行装置、飛行制御方法及びプログラム - Google Patents

飛行装置、飛行制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6994087B2
JP6994087B2 JP2020121881A JP2020121881A JP6994087B2 JP 6994087 B2 JP6994087 B2 JP 6994087B2 JP 2020121881 A JP2020121881 A JP 2020121881A JP 2020121881 A JP2020121881 A JP 2020121881A JP 6994087 B2 JP6994087 B2 JP 6994087B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flight
captured image
obstacle
route
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020121881A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020187779A (ja
Inventor
正之 立岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2020121881A priority Critical patent/JP6994087B2/ja
Publication of JP2020187779A publication Critical patent/JP2020187779A/ja
Priority to JP2021200671A priority patent/JP7047180B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6994087B2 publication Critical patent/JP6994087B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

本発明は、飛行装置、飛行制御方法及びプログラムに関する。
ドローン等の飛行装置では、ユーザが地図上にway pointを指定することによって飛行ルートを設定するのが一般的である。このような技術の中には、地図に反映されないような障害物をドローンで撮像し、その撮像画像を用いてユーザが飛行ルートを指定するものも存在する(例えば、特許文献1)。
特許第6138326号公報
しかしながら、特許文献1に記載された方法では、障害物の情報と障害物の回避手法を対応付けて管理されておらず、飛行管理が不十分であった。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、障害物の回避手法を管理するための技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様の飛行装置は、飛行位置を示す飛行位置情報を取得し、第1飛行ルートを飛行中に、物体を障害物として検知し、前記飛行中に、前記物体を含む撮像画像と前記飛行位置からの前記撮像画像の撮像の方角を取得し、前記障害物を回避するために前記飛行位置情報及び前記撮像画像に基づき生成された第2飛行ルートを取得し、前記第2飛行ルート、前記撮像画像、及び前記撮像画像の撮像の方角を記憶する。
前記飛行装置は、前記飛行位置情報及び前記撮像画像に基づいて、前記第2飛行ルートを生成してもよい。
前記障害物の位置と大きさを認識し、認識した前記障害物の位置及び大きさに基づいて、前記第2飛行ルートが生成されてもよい。
前記障害物の水平方向、鉛直方向及び奥行き方向の前記大きさを認識し、認識した前記障害物の水平方向、鉛直方向及び奥行き方向の前記大きさに基づいて、前記第2飛行ルートが生成されてもよい。
前記第2飛行ルートは、前記飛行装置が前記障害物から一定の距離以上を保つように生成されたルートであってもよい。
前記第2飛行ルートは、前記障害物から一定の距離以上を保ちつつ、飛行距離が最短になるように前記障害物を回避するルートであってもよい。
前記第2飛行ルートは、前記第1飛行ルートから分岐して前記障害物を回避し、前記第1飛行ルートに合流するルートであってもよい。
前記障害物を検知した場合にホバリングし、ホバリングした後に前記第2飛行ルートを飛行してもよい。
前記飛行装置が前記第1飛行ルートを飛行する場合に、前記飛行装置と接触すると予想される物体を前記障害物として検知してもよい。
前記第1飛行ルート上又は前記第1飛行ルートから所定の範囲にある物体を前記障害物として検知してもよい。前記第2飛行ルートを飛行する場合に、前記第2飛行ルート上の飛行位置において前記障害物の撮像画像を取得してもよい。前記第2飛行ルート上の飛行位置における前記障害物の撮像画像の撮像の方角を取得してもよい。3D地図を示す地図情報を記憶し、前記障害物と検知した物体が、前記3D地図上に示されているか否かを判定し、前記3D地図上に示されていないと判定した場合に、前記物体の位置を示す位置情報を記憶してもよい。
本発明の第2の態様の飛行制御方法は、コンピュータが実行する飛行装置の飛行制御方法であって、飛行位置を示す飛行位置情報を取得するステップと、第1飛行ルートを飛行中に、物体を障害物として検知するステップと、前記飛行中に、前記物体を含む撮像画像と前記飛行位置からの前記撮像画像の撮像の方角を取得するステップと、前記障害物を回避するために前記飛行位置情報及び前記撮像画像に基づき生成された第2飛行ルートを取得するステップと、前記第2飛行ルート、前記撮像画像、及び前記撮像画像の撮像の方角を記憶するステップと、を有する。
本発明の第3の態様のプログラムは、コンピュータに、飛行装置の飛行位置を示す飛行位置情報を取得するステップと、前記飛行装置が第1飛行ルートを飛行中に、物体を障害物として検知するステップと、前記飛行中に、前記物体を含む撮像画像と前記飛行位置からの前記撮像画像の撮像の方角を取得するステップと、前記障害物を回避するために前記飛行位置情報及び前記撮像画像に基づき生成された第2飛行ルートを取得するステップと、前記第2飛行ルート、前記撮像画像、及び前記撮像画像の撮像の方角を記憶するステップと、を実行させる。
本発明によれば障害物の回避手法を管理することができるという効果を奏する。
実施の形態に係る地図管理システムの構成を示す図である。 飛行装置の構成を示す図である。 管理装置の構成を示す図である。 地図表示部が表示装置に表示させる3D地図の表示画像の例を示す。 飛行装置の動作の一例を示したフローチャートである。 管理装置の動作の一例を示したフローチャートである。
[地図管理システムSの構成]
図1は、本実施の形態に係る地図管理システムSの構成を示す図である。地図管理システムSは、飛行装置100の飛行する空域における障害物の情報を示す3D地図を管理する。この3D地図は、高度を示す情報を含む。
地図管理システムSは管理装置200を備える。飛行装置100は、飛行中に撮像画像を取得可能であり、例えば、ドローンである。飛行装置100は、無線通信により管理装置200と通信することにより、飛行装置100が飛行開始位置から飛行終了位置まで飛行するための第1飛行ルートを示す第1経路情報を管理装置200から受信する。図1において第1飛行ルートを破線で示す。飛行装置100は、管理装置200から受信した第1飛行ルートに沿って移動する。
また、飛行装置100は、第1飛行ルート上において障害物Aを検知した場合には、障害物Aを回避するための第2飛行ルートを生成し、生成した第2飛行ルートに沿って移動する。図1において第2飛行ルートを実線で示す。第2飛行ルートは、第1飛行ルートから分岐して障害物Aを回避した後、元の第1飛行ルートに合流するまでの経路である。障害物Aは、例えば、避雷針又は建設中のビルであり、図1の例では、ビルの屋上に設置された避雷針である。飛行装置100は、第2飛行ルートに沿って移動する場合には、障害物Aの撮像画像を取得し、取得した撮像画像を管理装置200へ送信する。
管理装置200は、3D地図を示す地図情報を記憶している。管理装置200は、地図情報を参照して、地図情報において記録されている各障害物に飛行中の飛行装置100が接触しないように、第1飛行ルートを生成する。また、管理装置200は、飛行装置100が第2飛行ルートを移動する場合に、障害物Aの撮像画像を飛行装置100から受信する。
管理装置200は、地図情報において記録されている障害物に飛行中の飛行装置100が接触しないように、第1飛行ルートを生成する。ただし、本実施の形態の例では、障害物Aが地図情報作成時より後に設置された等の事情により、障害物Aに関する情報が含まれていない地図情報に基づき第1飛行ルートが生成されているものとする。管理装置200は、飛行装置100が検知した障害物Aの情報を記憶する。
[飛行装置100の構成]
図2は、飛行装置100の構成を示す図である。飛行装置100は、GPS受信部11、検知部12、距離測定部13、撮像部14、通信部15、記憶部16及び制御部17を有する。GPS受信部11は、複数のGPS衛星からの信号を受信する。
検知部12は、第1飛行ルート上を含む所定の領域の障害物Aを検知する。所定の領域は、GPS受信部11による測位の測定誤差を考慮した許容値であり、例えば、第1飛行ルートから20メートル以内の範囲である。障害物Aは、第1飛行ルート上または第1飛行ルートから所定の範囲にある物体である。また障害物Aは、飛行装置100が第1飛行ルートを飛行する場合に、飛行装置100と接触すると予想される物体、または、飛行装置100と近接することで飛行装置100に対して通信障害等の障害をもたらすと予想される物体であってもよい。
検知部12は、例えば、ステレオカメラである。ステレオカメラは、第1飛行ルートを飛行中に連続的にまたは断続的に起動しており、第1飛行ルート上の被写体を複数の異なる方向から同時に撮像した複数の画像を取得し、取得した複数の画像のマッチングにより障害物Aを検知する。飛行装置100からの距離が近い物体ほど、複数の異なる方向から撮像したときの視差が大きくなる。一方、撮像対象となる所定の位置に物体が存在しない場合には視差は生じない。このため、ステレオカメラは、飛行装置100の進行方向において複数の異なる方向から撮像したときの視差が一定値以上である物体を障害物Aと検知する。一定値は、例えば、ステレオカメラにより検知可能な視差の最小値である。また、検知部12は、超音波センサ又は赤外線式の測距センサであってもよい。超音波センサは、超音波を対象に向け発信し、その反射波を受波器で受信することにより、障害物Aを検知する。赤外線式の測距センサは、赤外線を対象に照射し、反射光を受光することにより、障害物Aを検知する。
また、検知部12は、障害物Aの水平方向、鉛直方向及び奥行き方向の位置及び大きさを特定するための検知情報を取得する。例えば、検知部12がステレオカメラの場合、検知部12は、被写体を複数の異なる方向から同時に撮像した複数の画像を取得し、取得した画像を多数の小区画に分割する。検知部12は、複数の画像を小区画ごとにマッチングすることにより視差を求める。更に、検知部12は、求めた視差により障害物Aまでの距離を小区画ごとに計算することによって、障害物Aの水平方向、鉛直方向及び奥行き方向の位置及び大きさを特定する。検知部12は、障害物Aの検知の有無及び検知情報を認識部174に通知する。
距離測定部13は、飛行装置100の飛行位置から障害物Aまでの距離を測定する。距離測定部13は、例えば、超音波センサであり、障害物Aへ向け超音波を発信し、その反射波を受信することにより飛行位置から障害物Aまでの距離を測定する。また、距離測定部13は、ステレオカメラ又は赤外線式の測距センサであってもよい。また、検知部12と距離測定部13とが同一のセンサであってもよい。
撮像部14は、光学素子により撮像画像を取得するためのカメラである。通信部15は、無線通信のための通信インターフェースである。記憶部16は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等の記憶媒体である。記憶部16は、揮発性メモリであってもよく、不揮発性メモリであってもよい。記憶部16は、制御部17が実行するプログラムを記憶している。
制御部17は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部17は、記憶部16に記憶されたプログラムを実行することにより、位置情報取得部171、飛行制御部172、生成部173、認識部174、撮像画像取得部175及び通信制御部176として機能する。
撮像画像取得部175は、撮像部14を制御することにより撮像画像を取得する。撮像画像取得部175は、検知部12が障害物Aを検知した場合に、障害物Aの撮像画像を取得する。また、撮像画像取得部175は、障害物Aの撮像画像の撮像日時及び撮像の方角を取得する。
位置情報取得部171は、GPS受信部11が受信したGPS衛星からの信号により、飛行装置100の飛行位置を示す飛行位置情報を取得している。また、位置情報取得部171は、飛行装置100の下方に設置したステレオカメラや超音波センサ、気圧計等により、飛行装置100の飛行高度を示す飛行高度情報を取得する。例えば、位置情報取得部171は、撮像画像取得部175による撮像画像の取得時の飛行位置情報及び飛行高度情報を取得する。
認識部174は、検知部12が取得した検知情報と、距離測定部13が取得した飛行位置から障害物Aまでの距離情報と、撮像画像取得部175が取得した撮像画像とを解析することにより、障害物Aの水平方向、鉛直方向及び奥行き方向の位置及び大きさを認識する。例えば、認識部174は、検知部12が取得した検知情報に基づいて、障害物Aの奥行き方向の位置及び大きさを認識する。また、認識部174は、撮像画像取得部175が取得した撮像画像に基づいて、障害物Aの水平方向の位置及び大きさ、並びに鉛直方向の位置及び大きさをそれぞれ認識する。
生成部173は、障害物Aを回避するための第2飛行ルートを生成する。生成部173は、検知部12が障害物Aを検知した場合に、認識部174が認識した障害物Aの水平方向、鉛直方向及び奥行き方向の位置及び大きさを参照することにより、第2飛行ルートを生成する。
例えば、生成部173は、飛行装置100が障害物Aから一定の距離以上を保つように、障害物Aの周囲を旋回する第2飛行ルートを生成する。一定の距離は、例えば、2メートルである。生成部173は、第1飛行ルート及び現在の飛行位置を参照して、第1飛行ルートから分岐して障害物Aを回避した後、第1飛行ルートに再度合流するまでの第2飛行ルートを生成する。なお、生成部173は、障害物Aから一定の距離以上を保ちつつ、飛行距離が最短になるように障害物Aを回避する第2飛行ルートを生成してもよい。
飛行制御部172は、飛行を制御する。例えば、飛行制御部172は、図示しない複数のロータの回転数等をそれぞれ指定することにより、飛行装置100の移動方向及び移動速度を指定する。飛行制御部172は、第1飛行ルートを示す第1経路情報を通信部15により管理装置200から取得する。飛行制御部172は、取得した第1経路情報が示す第1飛行ルートに沿って、移動するように飛行を制御する。
飛行制御部172は、取得した第1経路情報と、位置情報取得部171が取得した飛行位置情報とを比較することにより、第1飛行ルートに対応する移動方向を指定する。また、飛行制御部172は、検知部12が第1飛行ルート上に障害物Aを検知した場合には、ホバリングし、生成部173が第2飛行ルートを生成した後、第2飛行ルートに沿って移動する飛行制御を行う。飛行制御部172は、第2飛行ルートが第1飛行ルートに合流した後、再度第1飛行ルートに沿って移動する飛行制御を行う。
通信制御部176は、通信部15を介して管理装置200と通信する。通信制御部176は、飛行装置100が第2飛行ルートを飛行する場合に、(1)飛行装置100を識別するための装置IDと、(2)距離測定部13が測定した飛行装置100の飛行位置から障害物Aまでの距離を示す距離情報と、(3)撮像部14が取得した障害物Aの撮像画像及びこの撮像画像の撮像日時を示す撮像日時情報と、(4)位置情報取得部171において撮像画像の取得時に取得した飛行位置情報及び飛行高度情報と、(5)撮像画像の撮像の方角を示す方角情報と、(6)認識部174が認識した障害物Aの水平方向、鉛直方向及び奥行き方向の位置及び大きさを示す三次元情報を、記憶部16に記憶するとともに、管理装置200へ送信する。また、通信制御部176は、第2飛行ルートから第1飛行ルートに合流した後に、(7)第2飛行ルートを示す第2経路情報を管理装置200へ送信する。
[管理装置200の構成]
図3は、管理装置200の構成を示す図である。管理装置200は、通信部21、記憶部22及び制御部23を備える。通信部21は、ネットワークを介して各種の情報を送受信するための通信インターフェースである。記憶部22は、ROM及びRAM等の記憶媒体である。記憶部22は、揮発性メモリであってもよく、不揮発性メモリであってもよい。記憶部22は、例えば、3D地図を示す地図情報を記憶している。また、記憶部22は、制御部23が実行するプログラムを記憶している。
制御部23は、例えばCPUである。制御部23は、記憶部22に記憶されたプログラムを実行することにより、管理情報取得部231、特定部232、地図表示部233、予定取得部234及び通知部235として機能する。管理情報取得部231は、(1)装置IDと、(2)距離情報と、(3)障害物Aの撮像画像及び撮像日時情報と、(4)位置情報取得部171において撮像画像の取得時に取得した飛行位置情報及び飛行高度情報と、(5)方角情報と、(6)三次元情報とを通信部15により取得する。また、管理情報取得部231は、(7)第2経路情報を通信部21により取得する。管理情報取得部231は、取得した(1)~(7)の情報を記憶部22に記憶させる。
特定部232は、管理情報取得部231が取得した撮像画像において撮像されている障害物Aの位置を特定する。特定部232は、例えば、障害物Aの位置を経度及び緯度により特定する。例えば、特定部232は、撮像画像の撮像時の飛行位置から撮像の方角に距離測定部13が測定した距離だけ移動した位置を障害物Aの位置と特定する。なお、特定部232は、認識部174が認識した障害物Aの水平方向、鉛直方向及び奥行き方向の位置及び大きさに基づいて、障害物Aの中心付近を障害物Aの位置と特定してもよい。
また、特定部232は、障害物Aの撮像画像に基づいて、障害物Aの種別を特定する。障害物Aの種別は、例えば、避雷針、クレーン又は建築中の高層ビル等である。特定部232は、障害物Aの撮像画像から障害物Aの特徴情報を抽出し、抽出した特徴情報を記憶部22が障害物の種別ごとに記憶している特徴情報と比較することにより、障害物Aの種別を特定する。
地図表示部233は、通信部21により、記憶部22が記憶している地図情報を表示装置(不図示)へ送信し、地図情報が示す3D地図を表示装置のディスプレイに表示させる。また、地図表示部233は、管理情報取得部231が取得した障害物Aの情報を記憶部22の地図情報に追加する。地図表示部233は、特定部232が特定した障害物Aの位置に対応する3D地図上の位置に障害物Aのアイコンを表示する。また、地図表示部233は、障害物Aの撮像画像及び撮像日時を障害物Aのアイコンに関連付けて表示させる。例えば、地図表示部233は、表示装置において障害物Aのアイコンを選択する操作を受け付けたときに、障害物Aの撮像画像及び撮像日時を表示させる。
[3D地図の表示画像の例]
図4を参照して、地図表示部233の動作について説明する。図4は、地図表示部233が表示装置に表示させる3D地図の表示画像の例を示す。図4に示すように、地図表示部233は、3D地図においてビル等の障害物に対応するアイコンを表示させる。図4の複数の直方体のアイコンは、それぞれビルを示す。また、地図表示部233は、管理情報取得部231が取得した障害物Aのアイコンを特定部232が特定した位置に対応する位置に表示させる。障害物Aのアイコンにハッチングを付して示す。
地図表示部233は、管理情報取得部231が取得した障害物Aの水平方向、鉛直方向及び奥行き方向の大きさに基づくアイコンを表示させる。例えば、地図表示部233は、管理情報取得部231が取得した障害物Aの水平方向、鉛直方向及び奥行き方向を所定の縮小率で縮小したアイコンを表示させる。所定の縮小率は例えば、1000分の1である。また、地図表示部233は、表示装置において障害物Aのアイコンを選択する操作を受け付けたときに、図4の右下の領域に示すように、障害物Aの撮像画像及び撮像日時を表示させる。
図3の説明に戻る。予定取得部234は、他の飛行装置を管理する1又は複数の装置(不図示)から、他の飛行装置の飛行予定を通信部21により取得する。予定取得部234は、取得した他の飛行装置の飛行予定を参照して、障害物Aから所定距離以内のエリアを移動する予定がある飛行装置を特定する。所定距離は、GPS衛星からの信号の測位の誤差又は風の影響により、他の飛行装置が障害物Aに接触する可能性が想定される程度の距離であり、例えば、障害物Aから20メートル以内である。
障害物Aとの接触を抑制するという観点から、障害物Aの周辺を移動する予定がある他の飛行装置にとって障害物Aに関する情報は有益である。障害物Aに関する情報は、例えば、障害物の撮像画像、種別、位置又は高度である。そこで、通知部235は、障害物Aから所定距離以内のエリアを移動する予定があると予定取得部234において特定した飛行装置を管理する1又は複数の装置に対し、管理情報取得部231が取得した障害物Aに関する情報又は障害物Aを回避するための新たな飛行ルートを通信部21により通知する。
[飛行装置100の処理手順]
図5は、飛行装置100の動作の一例を示したフローチャートである。図5の処理手順は、検知部12が、第1飛行ルート上を含む所定の領域の障害物Aを検知したときに開始する。
まず、飛行制御部172は、ホバリングを開始し(ステップS101)、距離測定部13は、飛行装置100の飛行位置から障害物Aまでの距離を測定する(ステップS102)。さらに、撮像画像取得部175は、障害物Aの撮像画像を取得する(ステップS103)。また、撮像画像取得部175は、撮像画像の取得日時及び撮像の方角を取得する(ステップS104)。位置情報取得部171は、撮像画像取得部175による撮像画像の取得時の飛行位置情報及び飛行高度情報を取得する(ステップS105)。
生成部173は、障害物Aを回避するための第2飛行ルートを生成する(ステップS106)。通信制御部176は、(1)装置IDと、(2)距離測定部13が測定した距離情報と、(3)障害物Aの撮像画像及び撮像日時情報と、(4)撮像画像の取得時に取得した飛行位置情報及び飛行高度情報と、(5)方角情報と、(6)認識部174が認識した三次元情報とを管理装置200へ送信する(ステップS107)。
その後、飛行制御部172は、生成部173が生成した第2飛行ルートに沿って、飛行する飛行制御を行う(ステップS108)。さらに、通信制御部176は、飛行装置100が第2飛行ルートに沿って第1飛行ルートに復帰した後、第2飛行ルートを示す第2経路情報を管理装置200へ送信する(ステップS109)。通信制御部176は、飛行装置100が第2飛行ルートを飛行する前または飛行中に、第2経路情報を管理装置200へ送信してもよい。
[管理装置200の処理手順]
図6は、管理装置200の動作の一例を示したフローチャートである。図6の処理手順は、飛行装置100の通信制御部176が、図5のステップS107の(1)~(6)に示す各種の情報を管理装置200に送信したときに開始する。
まず、管理情報取得部231は、図5のステップS107の(1)~(6)に示す各種の情報を飛行装置100から取得する(ステップS201)。また、管理情報取得部231は、第2経路情報を通信部15により取得する(ステップS202)。特定部232は、管理情報取得部231が取得した撮像画像において撮像されている障害物Aの位置を特定する(ステップS203)。地図表示部233は、特定部232が特定した障害物Aの位置に対応する3D地図上の位置に障害物Aのアイコンを表示する(ステップS204)。さらに、地図表示部233は、障害物Aの撮像画像及び撮像日時を障害物Aのアイコンに関連付けて表示させる(ステップS205)。
また、予定取得部234は、他の飛行装置を管理する1又は複数の装置から、他の飛行装置の飛行予定を通信部21により取得する(ステップS206)。予定取得部234は、取得した他の飛行装置の飛行予定を参照して、障害物Aから所定距離以内を移動する予定がある飛行装置を特定する。さらに、通知部235は、障害物Aから所定距離以内を移動する予定があると予定取得部234において特定した飛行装置を管理する1又は複数の装置に対し、管理情報取得部231が取得した障害物Aに関する情報を通信部21により通知する(ステップS207)。
[本発明による効果]
本実施の形態によれば、生成部173は、位置情報取得部171が取得した飛行位置情報と、撮像画像取得部175が取得した障害物Aの撮像画像とに基づいて、第2飛行ルートを生成する。このため、飛行制御部172は、検知部12が第1飛行ルート上を含む所定の領域に障害物Aを検知した場合に、第2飛行ルートに沿って、障害物Aを回避することができる。
また、本実施の形態によれば、管理情報取得部231は、撮影画像の撮影日時を飛行装置100から取得し、特定部232は、撮像画像の撮像時の飛行位置情報、この撮像画像の撮像の方角、及び飛行位置から障害物までの距離に基づいて、撮像画像において撮像されている障害物の位置を特定する。更に、地図表示部233は、特定部232が特定した障害物Aの位置に対応する地図情報の地図上の位置に障害物Aのアイコンを表示し、且つ当該障害物Aの撮像画像及び撮像日時を当該障害物Aのアイコンに関連付ける。このため、ユーザは、地図において障害物Aの位置、撮像画像及び撮像日時を容易に把握することができる。
また、本実施の形態によれば、地図表示部233は、特定部232が特定した障害物Aの大きさを障害物Aのアイコンに関連付ける。このため、ユーザは、地図において障害物Aの大きさを容易に把握することができる。
また、本実施の形態によれば、通知部235は、障害物Aから所定距離以内のエリアを飛行する飛行予定がある飛行装置を管理する装置に対し、障害物Aに関する情報又は第2飛行ルートを通知する。このため、他の飛行装置を管理する装置は、障害物Aを回避する飛行ルートを事前に設定することができる。
[変形例1]
なお、本実施の形態では、通信制御部176は、飛行装置100が第2飛行ルートを飛行する場合に、飛行位置情報、障害物Aの撮像画像、方角情報及び第2経路情報を管理装置200へ送信する場合の例について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されない。例えば、飛行装置100が第2飛行ルートを飛行する場合に、飛行位置情報、撮像画像、方角情報及び第2経路情報を管理装置200に送信することなく、記憶部16に記憶しておき、飛行装置100の飛行終了後にこれらの情報を記憶部16から飛行装置100の外部に読み出してもよい。このような構成を採用することにより、飛行装置100と管理装置200間で通信不良が生じても、検知部12が検知した障害物Aの撮像画像等を読み出し、利用することができる。
[変形例2]
また、本実施の形態では、検知部12が、第1飛行ルート上を含む所定の領域の障害物Aを検知する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されない。例えば、検知部12は、所定の領域外の物体を検知してもよい。
例えば、飛行装置100の記憶部16は、管理装置200の記憶部22と同じ3D地図を示す地図情報を記憶している。認識部174は、検知部12が所定の領域外の物体を検知した場合に、例えば管理装置200の特定部232が障害物Aの位置を特定する方法と同じ方法により、物体の位置を特定する。認識部174は、記憶部22が記憶する地図情報を参照し、特定した位置に対応する3D地図上の位置に障害物等の物体が示されているか否かを判定する。認識部174は、特定した位置に対応する3D地図上の位置に物体が示されていない場合に、検知部12が検知した物体が3D地図に示されていない新規の物体であると判定する。一方、認識部174は、特定した位置に対応する3D地図上の位置に物体が示されている場合に、検知部12が検知した物体が3D地図に示されている既知の物体であると判定する。
通信制御部176は、検知部12が検知した物体が3D地図に示されていない新規の物体であると認識部174において判定した場合に、(1)飛行装置100を識別するための装置IDと、(2)距離測定部13が測定した飛行装置100の飛行位置から物体までの距離を示す距離情報と、(3)撮像部14が取得した物体の撮像画像及び撮像画像の撮像日時を示す撮像日時情報と、(4)位置情報取得部171において撮像画像の取得時に取得した飛行位置情報及び飛行高度情報と、(5)撮像画像の撮像の方角を示す方角情報と、(6)認識部174が認識した物体の水平方向、鉛直方向及び奥行き方向の位置及び大きさを示す三次元情報と、(7)認識部174が特定した物体の位置を示す位置情報とを管理装置200へ送信する。
また、通信制御部176は、(1)~(7)の情報を管理装置200へ送信することなく、これらの情報を記憶部22に記憶させてもよい。また、地図表示部233は、認識部174が特定した物体の位置に対応する3D地図上の位置に物体のアイコンを表示する。このような構成を採用することにより、記憶部16が記憶している地図情報に記憶されていない物体に関する情報を他の飛行装置の飛行のために共有することができる。
[変形例3]
なお、検知部12は、記憶部16が記憶している地図情報において示されている物体が存在しないことを検知してもよい。例えば、認識部174は、地図情報において飛行装置100の飛行位置から一定の範囲内に存在する物体を読み出し、検知部12がこれらの物体を検知したか否かを判定する。一定の範囲は、例えば、検知部12による物体の検出が可能な範囲である。
通信制御部176は、地図情報において飛行装置100の飛行位置から一定の範囲内に存在することが示されている物体が存在しないと認識部174が判定した場合に、地図情報においてこの物体を特定する特定情報と、この物体が存在しないことを示す情報とを管理装置200へ送信する。管理情報取得部231は、特定情報と、物体が存在しないことを示す情報とを通信部21により取得し、記憶部22が記憶している地図情報において特定情報により特定される物体を消去することにより、地図情報を更新する。また、通信制御部176は、これらの情報を管理装置200へ送信する代わりに、記憶部16に記憶させてもよい。
このような構成を採用することにより、検知部12が地図情報において示されている物体が存在しないことを検知した場合に、この物体が存在しないことを他の飛行装置の飛行のために共有することができる。
[変形例4]
また、本実施の形態では、飛行装置100の生成部173が第2飛行ルートを生成する場合の例について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されない。例えば、管理装置200の特定部232において飛行装置100が障害物Aを回避するための第2飛行ルートを生成してもよい。
飛行装置100の通信制御部176は、検知部12が障害物Aを検知した場合に、(1)装置IDと、(2)距離測定部13が測定した距離情報と、(3)障害物Aの撮像画像及び撮像日時情報と、(4)撮像画像の取得時に取得した飛行位置情報及び飛行高度情報と、(5)方角情報と、(6)認識部174が認識した障害物Aの水平方向、鉛直方向及び奥行き方向の位置及び大きさを示す三次元情報とを管理装置200へ送信する。
特定部232は、撮像画像及びこの撮像画像の撮像時の飛行位置から障害物Aまでの距離を示す距離情報に基づいて、障害物Aの大きさを特定する。また、特定部232は、生成部173と同じ方法により、第2飛行ルートを生成する。記憶部22は、前述の(1)~(6)に関する情報及び第2飛行ルートをそれぞれ対応つけて記憶する。この場合、通知部235は、特定部232が生成した第2飛行ルートを飛行装置100に通知する。また、地図表示部233は、特定部232が特定した障害物Aの大きさを障害物Aのアイコンに関連付ける。
このような構成を採用することにより、管理装置200の特定部232内のプロセッサによって第2飛行ルートを生成することができる。管理装置200内のプロセッサは、設計の制約が小さいため、飛行装置100内のプロセッサに比べて処理能力を高くすることが可能である。このため、第2飛行ルートを生成するためにかかる時間を短縮することができる。
[変形例5]
また、特定部232が、認識部174と同じ方法により、障害物Aの水平方向、鉛直方向及び奥行き方向の位置及び大きさを示す三次元情報を認識してもよい。この場合、飛行装置100内の認識部174は不要であり、飛行装置100が取得した障害物Aの水平方向、鉛直方向及び奥行き方向の位置及び大きさを示す三次元情報を管理装置に送信し、特定部232は、生成部173と同様に、特定部232が認識した障害物Aの水平方向、鉛直方向及び奥行き方向の位置及び大きさを参照することにより、第2飛行ルートを生成してもよい。
[変形例6]
また、撮像画像取得部175は、ホバリング中に障害物Aの撮像画像を取得する場合の例について説明した。しかしながら、本発明は、これに限定されない。例えば、撮像画像取得部175は、第2飛行ルート上の複数の飛行位置において障害物Aの撮像画像を取得してもよい。
この場合、距離測定部13は、撮影画像を取得する飛行位置ごとに、距離情報を測定し、撮像画像取得部175は、各撮像画像の撮像日時情報及び方角情報を取得し、位置情報取得部171は、各撮像画像の取得時の飛行位置情報及び飛行高度情報を取得する。通信制御部176は、飛行装置100の装置ID及び認識部174が認識した障害物Aの三次元情報に加え、これらの距離情報、撮像日時情報、方角情報、飛行位置情報及び飛行高度情報をそれぞれ管理装置200に送信する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
11 GPS受信部
12 検知部
13 距離測定部
14 撮像部
15 通信部
16 記憶部
17 制御部
21 通信部
22 記憶部
23 制御部
100 飛行装置
171 位置情報取得部
172 飛行制御部
173 生成部
174 認識部
175 撮像画像取得部
176 通信制御部
200 管理装置
231 管理情報取得部
232 特定部
233 地図表示部
234 予定取得部
235 通知部

Claims (18)

  1. 飛行位置を示す飛行位置情報を取得し、
    第1飛行ルートを飛行中に、物体を障害物として検知し、
    前記第1飛行ルートの前記飛行中に、前記物体を含む第1撮像画像と前記飛行位置からの前記第1撮像画像の撮像の方角を取得し、
    前記障害物を回避するために前記飛行位置情報及び前記第1撮像画像に基づき生成された第2飛行ルートを取得し、当該第2飛行ルートを飛行する場合に、前記第2飛行ルート上の飛行位置において前記物体を含む第2撮像画像を取得し、
    取得した前記第2飛行ルート、前記第1撮像画像、前記第2撮像画像及び前記第1撮像画像の撮像の方角を記憶し、
    取得した前記第1撮像画像及び前記第2撮像画像を、管理装置に送信する、
    ことを特徴とする飛行装置。
  2. 飛行高度を示す飛行高度情報を取得し、
    前記第1撮像画像及び前記第2撮像画像の取得時の前記飛行位置情報及び前記飛行高度情報を前記管理装置に送信する、
    請求項1に記載の飛行装置。
  3. 前記飛行装置に割り当てられた固有の装置識別情報を前記管理装置に送信する、
    請求項1又は2に記載の飛行装置。
  4. 前記第2飛行ルートの飛行中に前記障害物の三次元位置を示す三次元情報を取得し、
    取得した前記三次元情報を前記管理装置に送信する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の飛行装置。
  5. 前記第2飛行ルートの飛行中に、前記飛行装置から障害物までの距離を示す距離情報、前記第2撮像画像を取得した日時を示す撮像日時情報、前記第2飛行ルート上の飛行位置からの前記第2撮像画像の撮像の方角を示す方角情報、のうちのいずれか一つを取得し、
    取得した前記距離情報、前記撮像日時情報、前記第2撮像画像の撮像の方角を示す方角情報のうちのいずれか一つを前記管理装置に送信する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の飛行装置。
  6. 前記飛行位置情報及び前記第1撮像画像に基づいて、前記第2飛行ルートを生成する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の飛行装置。
  7. 前記障害物の位置と大きさを認識し、認識した前記障害物の位置及び大きさに基づいて、前記第2飛行ルートが生成される、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の飛行装置。
  8. 前記障害物の水平方向、鉛直方向及び奥行き方向の前記大きさを認識し、認識した前記障害物の水平方向、鉛直方向及び奥行き方向の前記大きさに基づいて、前記第2飛行ルートが生成される、
    請求項に記載の飛行装置。
  9. 前記第2飛行ルートは、前記飛行装置が前記障害物から一定の距離以上を保つように生成されたルートである、
    請求項1からのいずれか一項に記載の飛行装置。
  10. 前記第2飛行ルートは、前記障害物から一定の距離以上を保ちつつ、飛行距離が最短になるように前記障害物を回避するルートである、
    請求項に記載の飛行装置。
  11. 前記第2飛行ルートは、前記第1飛行ルートから分岐して前記障害物を回避し、前記第1飛行ルートに合流するルートである、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の飛行装置。
  12. 前記障害物を検知した場合にホバリングし、ホバリングした後に前記第2飛行ルートを飛行する、
    請求項1から11のいずれか一項に記載の飛行装置。
  13. 前記飛行装置が前記第1飛行ルートを飛行する場合に、前記飛行装置と接触すると予想される物体を前記障害物として検知する、
    請求項1から12のいずれか一項に記載の飛行装置。
  14. 前記第1飛行ルート上又は前記第1飛行ルートから所定の範囲にある物体を前記障害物として検知する、
    請求項1から13のいずれか一項に記載の飛行装置。
  15. 前記第2飛行ルート上の飛行位置における前記障害物の前記第2撮像画像の撮像の方角を取得する、
    請求項1から14のいずれか一項に記載の飛行装置。
  16. 3D地図を示す地図情報を記憶し、
    前記障害物と検知した物体が、前記3D地図上に示されているか否かを判定し、
    前記3D地図上に示されていないと判定した場合に、前記物体の位置を示す位置情報を記憶する、
    請求項1から15のいずれか一項に記載の飛行装置。
  17. コンピュータが実行する飛行装置の飛行制御方法であって、
    飛行位置を示す飛行位置情報を取得するステップと、
    第1飛行ルートを飛行中に、物体を障害物として検知するステップと、
    前記第1飛行ルートの前記飛行中に、前記物体を含む第1撮像画と前記飛行位置からの前記第1撮像画像の撮像の方角を取得するステップと、
    前記障害物を回避するために前記飛行位置情報及び前記第1撮像画像に基づき生成された第2飛行ルートを取得するステップと、
    前記第2飛行ルートを飛行する場合に、前記第2飛行ルート上の飛行位置において前記物体を含む第2撮像画像を取得するステップと、
    取得した前記第2飛行ルート、前記第1撮像画像、前記第2撮像画像、及び前記第1撮像画像の撮像の方角を記憶するステップと、
    取得した前記第1撮像画像及び前記第2撮像画像を、管理装置に送信するステップと、を有する、
    飛行制御方法。
  18. コンピュータに、
    飛行装置の飛行位置を示す飛行位置情報を取得するステップと、
    前記飛行装置が第1飛行ルートを飛行中に、物体を障害物として検知するステップと、
    前記第1飛行ルートの前記飛行中に、前記物体を含む第1撮像画像と前記飛行位置からの前記第1撮像画像の撮像の方角を取得するステップと、
    前記障害物を回避するために前記飛行位置情報及び前記第1撮像画像に基づき生成された第2飛行ルートを取得するステップと、
    前記第2飛行ルートを飛行する場合に、前記第2飛行ルート上の飛行位置において前記物体を含む第2撮像画像を取得するステップと、
    前記第2飛行ルート、前記第1撮像画像、前記第2撮像画像及び前記第1撮像画像の撮像の方角を記憶するステップと、
    取得した前記第1撮像画像及び前記第2撮像画像を、管理装置に送信するステップと、
    を実行させるための、
    プログラム。
JP2020121881A 2020-07-16 2020-07-16 飛行装置、飛行制御方法及びプログラム Active JP6994087B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020121881A JP6994087B2 (ja) 2020-07-16 2020-07-16 飛行装置、飛行制御方法及びプログラム
JP2021200671A JP7047180B2 (ja) 2020-07-16 2021-12-10 管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020121881A JP6994087B2 (ja) 2020-07-16 2020-07-16 飛行装置、飛行制御方法及びプログラム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017176921A Division JP6737751B2 (ja) 2017-09-14 2017-09-14 飛行装置、管理装置、飛行管理方法及びプログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021200671A Division JP7047180B2 (ja) 2020-07-16 2021-12-10 管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020187779A JP2020187779A (ja) 2020-11-19
JP6994087B2 true JP6994087B2 (ja) 2022-01-14

Family

ID=73221921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020121881A Active JP6994087B2 (ja) 2020-07-16 2020-07-16 飛行装置、飛行制御方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6994087B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112317A (ja) 2005-10-21 2007-05-10 Fujitsu Ten Ltd 接触回避支援装置
JP2012037204A (ja) 2010-08-11 2012-02-23 Yasuaki Iwai 地雷探索装置、地雷探索方法
JP2016082441A (ja) 2014-10-17 2016-05-16 ソニー株式会社 制御装置、制御方法及びコンピュータプログラム
JP2017501475A (ja) 2014-09-05 2017-01-12 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd 状況に基づく飛行モード選択
JP2017501484A (ja) 2014-09-05 2017-01-12 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd ある環境内で可動物体を制御する方法、ある環境内で可動物体を制御するシステム、ある環境内で無人航空機を制御する方法、及び、ある環境内で無人航空機を制御するシステム
JP2017509520A (ja) 2014-10-27 2017-04-06 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd 飛行情報を提供する方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112317A (ja) 2005-10-21 2007-05-10 Fujitsu Ten Ltd 接触回避支援装置
JP2012037204A (ja) 2010-08-11 2012-02-23 Yasuaki Iwai 地雷探索装置、地雷探索方法
JP2017501475A (ja) 2014-09-05 2017-01-12 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd 状況に基づく飛行モード選択
JP2017501484A (ja) 2014-09-05 2017-01-12 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd ある環境内で可動物体を制御する方法、ある環境内で可動物体を制御するシステム、ある環境内で無人航空機を制御する方法、及び、ある環境内で無人航空機を制御するシステム
JP2016082441A (ja) 2014-10-17 2016-05-16 ソニー株式会社 制御装置、制御方法及びコンピュータプログラム
JP2017509520A (ja) 2014-10-27 2017-04-06 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd 飛行情報を提供する方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020187779A (ja) 2020-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6737751B2 (ja) 飛行装置、管理装置、飛行管理方法及びプログラム
CN108496129B (zh) 一种基于飞行器的设施检测方法及控制设备
US20230236611A1 (en) Unmanned Aerial Vehicle Sensor Activation and Correlation System
JP6210522B2 (ja) 無人航空機の飛行制御方法、飛行データ処理方法、無人航空機、およびサーバ
US10498955B2 (en) Commercial drone detection
US11531340B2 (en) Flying body, living body detection system, living body detection method, program and recording medium
EP3012659A2 (en) Surveying areas using a radar system and an unmanned aerial vehicle
JP6889046B2 (ja) 飛行体、集荷支援装置、集荷制御方法、集荷支援方法、プログラム、及び記録媒体
KR101651152B1 (ko) 공간 모델과 결합하는 드론의 영상영역 모니터링 시스템
KR101767648B1 (ko) 한국형 수심측량장비의 데이터 전처리를 위한 데이터 처리 소프트웨어가 탑재된 드론 비행 장치
KR20180127568A (ko) 지형정보를 반영한 3차원 비행경로 생성방법 및 시스템
KR102112340B1 (ko) 근거리용 드론 감지 장치
JP2018070010A (ja) 無人航空機制御システム、その制御方法、及びプログラム
KR101877900B1 (ko) 배터리 소모량 예측을 통한 3차원 비행경로 생성 시스템 및 방법
JP2018070011A (ja) 無人航空機制御システム、その制御方法、及びプログラム
JP6994087B2 (ja) 飛行装置、飛行制御方法及びプログラム
JP7047180B2 (ja) 管理装置
JP6775981B2 (ja) 監視システム及び物体検知装置
JP7226586B2 (ja) 移動体制御システム、移動体制御装置、及び移動体制御方法
JP7437930B2 (ja) 移動体及び撮像システム
KR102237342B1 (ko) 비행 계획 정보 생성 장치 및 방법
CN109774705A (zh) 基于自动化车辆控制的人类超控的物体检测器配置
US20220100211A1 (en) Information processing apparatus and method
JP7057468B1 (ja) 管理システム、管理方法及びプログラム
JP7228077B1 (ja) 制御装置、制御方法、及び無人航空機探索システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210615

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210601

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20210608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210816

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6994087

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150