JP7226586B2 - 移動体制御システム、移動体制御装置、及び移動体制御方法 - Google Patents

移動体制御システム、移動体制御装置、及び移動体制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、移動体の制御を行う移動体制御システム、移動体制御装置、及び移動体制御方法に関する。
近年、ドローンなどの無人航空機の研究開発が活発に行われている。例えばドローンは、上空からの映像を撮影すること、測量などの用途に利用されている。ドローンを用いて写真測量を行うためには、ドローンの位置座標を高い精度で取得する必要がある。
特許文献1には、ドローンに装着されたプリズムを、自動追跡機能を備えるトータルステーションにより追跡することにより、ドローンの位置座標を取得することが開示されている。
特開2018-119882号公報
例えば、上述した特許文献1に記載されているように、移動体に装着されたターゲット(例えばプリズム)をトータルステーションにより追跡する場合、トータルステーションから見えるターゲットの向きは、移動体の移動に伴って変化する。このような環境においてトータルステーションがターゲットを追跡するためには、視準可能範囲の広いターゲットが必要となる。
一般的に、自動追跡トータルステーション用のプリズムは、水平方向の視準可能角が広い一方で、鉛直方向の視準可能角は狭い。
しかしながら、ドローンなどの移動体は、水平方向だけでなく鉛直方向にも移動する。とりわけ、ドローンなどの移動体は、機体の姿勢を傾けて移動しうる。このため、移動体の移動時に、自動追跡トータルステーションの照射光がターゲットの視準可能範囲から外れてしまう場合がある。このような場合には、自動追跡トータルステーションが、移動体に装着されたターゲットを見失ってしまい、移動体の位置座標を取得できなくなってしまう。このため、自動追跡トータルステーションが移動体の位置座標を取得し続けるためには、移動体の移動時に、自動追跡トータルステーションの照射光がターゲットの視準可能範囲に収まるように、移動体を移動させる必要がある。
本発明の目的は、移動体が備えるターゲットを見失うことなく、移動体の位置情報を継続的に取得することが可能な移動体制御システム、移動体制御装置、及び移動体制御方法を提供することにある。
本発明の一つの態様によれば、移動体制御システムは、ターゲットを備える移動体と、上記ターゲットに対して光波を照射し、上記ターゲットによって反射された上記光波に基づいて上記ターゲットの位置情報を特定する位置情報特定手段と、上記移動体の移動のための移動制御命令に応じて予測される、上記ターゲットと上記位置情報特定手段との位置関係に基づいて、上記移動制御命令に応じて移動した上記ターゲットの位置情報の特定が可能であるかどうかの判定を行う判定部と、上記判定の結果に基づいて、上記移動制御命令を変更する変更部と、を備える。
本発明の一つの態様によれば、移動体制御装置は、ターゲットを備える移動体の移動のための移動制御命令に応じて予測される、上記ターゲットと上記ターゲットに対して光波を照射し上記ターゲットによって反射された上記光波に基づいて上記ターゲットの位置情報を特定する位置情報特定手段との位置関係に基づいて、上記移動制御命令に応じて移動した上記ターゲットの位置情報の特定が可能であるかどうかの判定を行う判定部と、上記判定の結果に基づいて、上記移動制御命令を変更する変更部と、を備える。
本発明の一つの態様によれば、移動体制御方法は、ターゲットを備える移動体の移動のための移動制御命令に応じて予測される、上記ターゲットと上記ターゲットに対して光波を照射し上記ターゲットによって反射された上記光波に基づいて上記ターゲットの位置情報を特定する位置情報特定手段との位置関係に基づいて、上記移動制御命令に応じて移動した上記ターゲットの位置情報の特定が可能であるかどうかの判定を行うことと、上記判定の結果に基づいて、上記移動制御命令を変更することと、を備える。
本発明の一つの態様によれば、移動体が備えるターゲットを見失うことなく、移動体の位置情報を継続的に取得することが可能になる。なお、本発明により、当該効果の代わりに、又は当該効果とともに、他の効果が奏されてもよい。
図1は、トータルステーション20と、移動体10に取り付けられたプリズム10aの視準可能範囲との位置関係について説明するための図である。 図2は、第1の実施形態に係る移動体制御システム1aの概略的な構成の一例を示す説明図である。 図3は、第1の実施形態に係る移動体100のハードウェア構成の例を示すブロック図である。 図4は、移動体100により実現される機能的な構成の例を示すブロック図である。 図5は、位置情報送信装置200から照射された電磁波がターゲット100aに入射する入射角について説明するための図である。 図6は、制御命令変更部111により行われる制御パラメータの変更に関する具体例を説明するための図である。 図7は、位置情報送信装置200が移動体100を見失うことなく移動体100が移動するための制御命令実行処理の例を説明するためのフローチャートである。 図8は、第2の実施形態に係る移動体制御システム1bの概略的な構成の一例を示す説明図である。 図9は、第2の実施形態に係る移動体100のハードウェア構成の例を示すブロック図である。 図10は、移動体100により実現される機能的な構成の例を示すブロック図である。 図11は、第2の実施形態に係る移動体制御装置400のハードウェア構成の例を示すブロック図である。 図12は、第2の実施形態に係る移動体制御装置400の機能的な構成の例を示すブロック図である。 図13は、位置情報送信装置200が移動体100を見失うことなく移動体100が移動するために、移動体制御装置400により行われる制御命令実行処理の例を説明するためのフローチャートである。 図14は、第3の実施形態に係る移動体制御システム1cの概略的な構成の一例を示す説明図である。 図15は、第3の実施形態に係る移動体制御装置500により行われる処理の流れを説明するための図である。 図16は、第1乃至第3の実施形態に係る移動体制御システムを農業に適応した例を説明するための図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、同様に説明されることが可能な要素については、同一の符号を付することにより重複説明が省略され得る。
説明は、以下の順序で行われる。
1.本発明の実施形態の概要
2.第1の実施形態
2.1.移動体制御システム1aの構成
2.2.移動体100の構成
2.3.動作例
3.第2の実施形態
3.1.移動体制御システム1bの構成
3.2.移動体100の構成
3.3.移動体制御装置400の構成
3.4.動作例
4.第3の実施形態
4.1.移動体制御システム1cの構成
4.2.動作例
5.適用例
6.他の実施形態
<<1.本発明の実施形態の概要>>
まず、本発明の実施形態の概要を説明する。
(1)技術的課題
近年、ドローンなどの無人航空機の研究開発が活発に行われている。例えばドローンは、上空からの映像を撮影すること、測量などの用途に利用されている。ドローンを用いて写真測量を行うためには、ドローンの位置座標を高い精度で取得する必要がある。
例えば、移動体に装着されたターゲット(例えばプリズム)をトータルステーションにより追跡する場合、トータルステーションから見えるターゲットの向きは、移動体の移動に伴って変化する。このような環境においてトータルステーションがターゲットを追跡するためには、視準可能範囲の広いターゲットが必要となる。
一般的に、自動追跡トータルステーション用のプリズムは、水平方向の視準可能角が広い一方で、鉛直方向の視準可能角は狭い。
しかしながら、ドローンなどの移動体は水平方向だけでなく、鉛直方向にも移動する。とりわけ、ドローンなどの移動体は、機体の姿勢を傾けて移動しうる。図1は、トータルステーション20と、移動体10に取り付けられたプリズム10aの視準可能範囲との位置関係について説明するための図である。図1を参照すると、移動体10の姿勢が傾いていない場合、トータルステーション20の照射光は、プリズム10aの視準可能範囲30aの範囲内に収まる。一方、移動体10の姿勢が傾いている場合、トータルステーション20の照射光は、プリズム10aの視準可能範囲30bの範囲から外れてしまう。
図1の例で説明したように、移動体10の移動時に、自動追跡のトータルステーション20の照射光がターゲットの視準可能範囲(例えば視準可能範囲30b)から外れてしまう場合がある。このような場合には、自動追跡トータルステーションが、移動体に装着されたターゲットを見失ってしまい、移動体の位置座標を取得できなくなってしまう。このため、自動追跡トータルステーションが移動体の位置座標を取得し続けるためには、移動体の移動時に、自動追跡トータルステーションの照射光がターゲットの視準可能範囲内に収まるように、移動体が移動する必要がある。
そこで、本実施形態では、移動体が備えるターゲットを見失うことなく、移動体の位置情報を継続的に取得することを目的とする。
(2)動作例
本発明の実施形態では、例えば、ターゲットを備える移動体の移動のための移動制御命令に応じて予測される上記移動体の傾きに基づいて、上記ターゲットの追跡に基づいて上記ターゲットの位置情報を送信する位置情報送信装置と上記ターゲットとを結ぶ直線が上記ターゲットに入射する入射角が、所定の範囲内かどうかの判定を行い、上記判定の結果に基づいて、上記移動制御命令を変更する。
これにより、例えば、移動体が備えるターゲットを見失うことなく、移動体の位置情報を継続的に取得することが可能になる。なお、上述した動作例は本発明の実施形態の具体的な一例であり、当然ながら、本発明の実施形態は上述した動作例に限定されない。
<<2.第1の実施形態>>
図1~図7を参照して、第1の実施形態を説明する。
<2.1.移動体制御システム1aの構成>
まず、図2を参照して、第1の実施形態に係る移動体制御システム1aの構成の例を説明する。図2は、第1の実施形態に係る移動体制御システム1aの概略的な構成の一例を示す説明図である。
図2を参照すると、移動体制御システム1aは、ターゲット100aを備える移動体100、位置情報送信装置200、及び通信ネットワーク300を備える。
また、移動体100及び位置情報送信装置200は、通信ネットワーク300を介して互いに通信可能に接続されている。
移動体100は、例えばドローンなどの無人航空機である。なお、移動体100は、無人航空機に限定されず、例えば無人搬送車などであってもよい。
また、図2に示すように、ターゲット100aは、移動体100に取り付けられている。ターゲット100aは、例えばプリズム10aである。ターゲット100aは、位置情報送信装置200から照射された電磁波の入射角が視準可能範囲内であれば電磁波を位置情報送信装置200に向けて反射する。視準可能範囲は、ターゲット100aの性能、及び移動体100におけるターゲット100aの装着状況などに応じて決定される。例えば、移動体100にターゲット100aと撮影用カメラとが搭載される場合、カメラが電磁波を遮ってしまうため、ターゲット100aの視準可能範囲はカメラによる遮蔽範囲を除いた範囲となる
位置情報送信装置200は、ターゲット100aの位置情報を特定し、ターゲット100aを追跡する。位置情報送信装置200は、具体的には、ターゲット100aに対して光波(電磁波)を照射するトータルステーションである。位置情報送信装置200から照射された電磁波がターゲット100aに反射することにより、位置情報送信装置200に返ってきた場合、位置情報送信装置200はターゲット100aの位置座標を測定し、ターゲット100aを追跡することができる。一方、電磁波が位置情報送信装置200に返ってこない場合、位置情報送信装置200は、移動体100の位置座標を測定することができず、ターゲット100aを追跡することができない。
<2.2.移動体100の構成>
図3は、第1の実施形態に係る移動体100のハードウェア構成の例を示すブロック図である。図3を参照すると、移動体100は、駆動部21、無線通信部22、演算処理部23、メインメモリ24、及び記憶部25を備える。
駆動部21は、例えば、モータなど移動体100を移動させるための駆動力を発生させるための手段を含む。例えば、移動体100がドローンなどの無人航空機である場合には、駆動部21による駆動力によってロータを回転することにより、移動体100の飛行が行われる。
無線通信部22は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部22は、通信ネットワーク300を介して位置情報送信装置200からの信号を受信し、通信ネットワーク300を介して位置情報送信装置200への信号を送信する。
演算処理部23は、例えばCPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)等である。メインメモリ24は、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等である。
記憶部25は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、またはメモリカード等である。また、記憶部25は、RAMやROM等のメモリであってもよい。具体的に、記憶部25は、移動体100の動作のためのプログラム(命令)及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。当該プログラムは、移動体100の動作のための1つ以上の命令を含む。
移動体100では、例えば記憶部25に記憶された移動体制御用プログラムをメインメモリ24に読み出して演算処理部23により実行することにより、図4に示すような機能部が実現される。これらのプログラムをメインメモリ24上に読み出してから実行してもよいし、メインメモリ24上に読み出さずに実行してもよい。また、メインメモリ24や記憶部25は、移動体100が備える構成要素が保持する情報やデータを記憶する役割も果たす。
また、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD-ROM(Compact Disc-ROM)、CD-R(CD-Recordable)、CD-R/W(CD-ReWritable)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAMを含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
図4は、移動体100により実現される機能的な構成の例を示すブロック図である。
図4を参照すると、移動体100は、位置情報受信部101、移動計画取得部103、制御命令生成部105、傾き情報測定部107、視準可否判定部109、制御命令変更部111、及び駆動制御部113を備える。なお、移動体100及び位置情報送信装置200は、図4に示す構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。
<2.3.動作例>
次に、第1の実施形態の動作例を説明する。
(1)ターゲットの位置情報の送受信
位置情報送信装置200が移動体100のターゲット100aの位置座標を取得できた場合、ターゲット100aの位置座標が、位置情報送信装置200から移動体100に送信される。移動体100(位置情報受信部101)は、位置情報送信装置200からターゲット100aの位置情報を受信する。
(2)移動計画の取得
移動体100(移動計画取得部103)は、移動体100の移動計画に関する情報を取得する。例えば移動体100の記憶部25に予め移動体100のための移動計画に関する情報を記憶している場合には、移動体100(移動計画取得部103)は、記憶部25にアクセスして、移動計画に関する情報を取得する。ここで、移動計画は、移動体100が移動するための経路情報などである。なお、移動経路に関する情報は、記憶部25に記憶されている場合に限らず、例えば移動体100が通信可能な管理装置などから移動体100に逐次送信されてもよい。
(3)移動制御命令の生成
移動体100(制御命令生成部105)は、位置情報受信部101により受信されたターゲット100aの位置情報と、移動計画取得部103により取得された移動計画に関する情報とを用いて、駆動部21を動作させるための移動制御命令を生成する。
(4)傾き情報の測定
移動体100(傾き情報測定部107)は、移動体100の傾き情報を取得する。例えば傾き情報は、移動体100に取り付けられたジャイロセンサーなどのより測定される。
(5)視準範囲に関する判定
移動体100(視準可否判定部109)は、位置情報送信装置200から照射された電磁波が、移動体100が備えるターゲット100aの視準可能範囲内であるかどうかの判定を行う。具体的には、移動体100(視準可否判定部109)は、移動制御命令に応じて予測される移動体100の傾きに基づいて、位置情報送信装置200からターゲット100aに照射される電磁波がターゲット100aに入射する入射角が、所定の範囲内かどうかの判定を行う。
図5は、位置情報送信装置200から照射された電磁波がターゲット100aに入射する入射角について説明するための図である。図5を参照すると、入射角は、位置情報送信装置200の位置座標と、移動体100の位置座標と、移動体100の姿勢情報とから算出される。
ターゲット100aと位置情報送信装置200との間の水平方向の距離及び垂直方向の距離を、それぞれL及びzとし、移動体100の傾き(姿勢)をθとすると、入射角φは、下記式で算出することができる。
φ=-θ-arctan(z/L)
移動体100(視準可否判定部109)は、予め位置情報送信装置200の位置座標と、ターゲット100aの視準可能範囲と、ターゲット100aの装着位置と移動体100の重心位置との位置関係に関する情報とを取得し、位置情報送信装置200から送信されるターゲット100aの位置座標を受信することで、ターゲット100aが位置情報送信装置200へ電磁波を反射可能な移動体の傾きの範囲を算出する。
そして、移動体100(視準可否判定部109)は、制御命令生成部105の生成した移動制御命令に従って移動した後の移動体100の傾きを予測する。次に、移動体100(視準可否判定部109)は、移動制御命令に応じて予測される移動体100の傾きに基づいて、照射光がターゲット100aに入射する入射角が、所定の範囲内かどうかの判定を行う。具体的には、移動体100(視準可否判定部109)は、予測結果に応じて傾いた移動体100の姿勢が、ターゲット100aが位置情報送信装置200へ電磁波を反射可能な移動体の傾きの範囲にあるかどうかを判定する。
(6)移動制御命令の変更
移動体100(制御命令変更部111)は、視準可否判定部109による判定の結果に基づいて、移動制御命令を変更する。具体的には、移動体100(制御命令変更部111)は、視準可否判定部109による判定の結果に基づいて、移動体100の姿勢が予測結果に応じて傾いた状態で、位置情報送信装置200から照射される電磁波の入射角が、ターゲット100aの視準可能範囲から外れてしまう場合に、位置情報送信装置200が追跡可能な範囲内に移動体100の姿勢を収めることが可能な移動制御命令に変更する。
駆動制御部113は、制御命令変更部111によって変更された移動制御命令に従って、駆動部21を制御する。移動体100(駆動制御部113)が変更された移動制御命令に従って駆動部21を制御することで、位置情報送信装置200は、移動体100に搭載されたターゲット100aを見失うことなく継続して追跡することができる。
移動体100(制御命令変更部111)は、例えば、移動体100の高度のための制御パラメータと移動体100の傾きのための制御パラメータとの少なくとも1つの制御パラメータを変更することにより、移動制御命令を変更する。
(高度を制御する例)
例えば、高度を制御する例としては、次の通りである。すなわち、高度を上げると位置情報送信装置200から照射される電磁波がターゲット100aの視準可能範囲から外れてしまう。このため、移動体100(制御命令変更部111)は、視準可能範囲内の最高地点までしか移動体100(ドローン)が上がらないように、移動制御命令を変更する。
(傾きを制御する例)
図6は、制御命令変更部111により行われる、移動体100の傾きを制御するための制御パラメータの変更に関する具体例を説明するための図である。
図6を参照すると、例えば、位置情報送信装置200から照射される電磁波は、速度が3m/sで移動体100が飛行する場合に予測されるターゲット100aの視準可能範囲61から外れてしまう(図6の左図)。一方、位置情報送信装置200から照射される電磁波は、速度が1.5m/sで移動体100が飛行する場合に予測されるターゲット100aの視準可能範囲62に収まる(図6の右図)。これは、移動体100の移動速度に応じて移動体100の傾きが変化し、当該傾きに応じてターゲット100aの視準可能範囲が変化するからである。
したがって、移動体100(制御命令変更部111)は、移動体100の移動速度を増加もしくは減少させることにより、移動体100の高度のための制御パラメータと移動体100の傾きのための制御パラメータとを変更することができる。
なお、移動体100(制御命令変更部111)は、移動体100の移動経路を変更して迂回ルートで移動させてもよいし、風など周囲の環境が変化するまで待機させてもよいし、他の変更を行うようにしてもよい。
(7)処理の流れ
次に、図7を参照して、移動体100により行われる処理の流れについて詳細に説明する。図7は、位置情報送信装置200が移動体100を見失うことなく移動体100が移動するための制御命令実行処理の例を説明するためのフローチャートである。
最初に、移動体100(視準可否判定部109)は、移動体100の位置情報を取得する(ステップS701)。具体的に、移動体100(視準可否判定部109)は、位置情報送信装置200から移動体100の位置情報を受信してもよいし、位置情報受信部101により受信されるターゲット100aの位置情報を基に移動体100の位置情報を算出してもよいし、位置情報受信部101により既に受信されたターゲット100aの位置情報を基に現在の移動体100の位置情報を推定してもよい。
次に、移動体100(視準可否判定部109)は、位置情報送信装置200の設置された位置の情報と、ステップS701で取得した移動体100の位置情報と、ターゲット100aの視準可能範囲を基に、位置情報送信装置200からターゲット100aに向かって電磁波が照射された場合に、ターゲット100aが位置情報送信装置200に対して電磁波を反射可能な、移動体100の傾きの範囲を算出する(ステップS703)。
次に、移動体100(傾き情報測定部107)は、移動体100の傾き情報を取得する(ステップS705)。
次に、移動体100(制御命令生成部105)は、移動計画取得部103により取得された移動計画に基づいて、次に駆動制御部113に指示するための移動制御命令を生成する(ステップS707)。
次に、移動体100(視準可否判定部109)は、ステップS701で取得した移動体100の位置情報と、ステップS703で取得した位置情報送信装置200に電磁波を反射可能な移動体100の傾きの範囲とを基に、ステップS707で生成された移動制御命令を駆動制御部113に指示した場合に予測される移動体100の傾きが、ステップS703で算出された傾きの範囲内であるかを判定する(ステップS709)。範囲内であった場合(S709:Yes)は、ステップS711に進むことなく、ステップS713の処理を行う。そうでない場合(S709:No)、ステップS711の処理を行う。
ステップS711において、移動体100(制御命令変更部111)は、移動体100の傾きを、ステップS703で算出された傾きの範囲内に収めるために、ステップS707により生成された移動制御命令を変更する(ステップS711)。
例えば、ステップS703により算出されたピッチ方向の傾きの範囲の最小値がΦmin、その最大値がΦmaxであり、制御命令生成部105により生成された移動制御命令を実行した場合に予測される移動体100のピッチ方向の傾きΦがΦmin未満だった場合には、移動体100(制御命令変更部111)は、移動制御命令を変更して、移動体100のピッチ方向の傾きΦをΦminに変更する。
最後に、移動体100(駆動制御部113)は、移動制御命令に従って駆動部21を駆動させ、処理を終了する(ステップS713)。
上記図7に示す処理によれば、位置情報送信装置200が、移動体100に取り付けられたターゲット100aを見失うことにより、ターゲット100aの位置情報を取得できない確率を低減することができる。
(8)変形例
なお、位置情報送信装置200がターゲット100aを見失うことにより、ターゲット100aの位置情報の送信がない場合、移動体100(制御命令生成部105)は、現在位置に待機するような移動制御命令を生成してもよいし、位置情報送信装置200が見失う前の位置に戻るための移動制御命令を生成してもよいし、現在位置に着陸するための移動制御命令を生成してもよい。
<<3.第2の実施形態>>
図8~図13を参照して、第2の実施形態を説明する。
<3.1.移動体制御システム1bの構成>
図8を参照して、第2の実施形態に係る移動体制御システム1bの構成の例を説明する。図8は、第2の実施形態に係る移動体制御システム1bの概略的な構成の一例を示す説明図である。
図8を参照すると、移動体制御システム1bは、ターゲット100aを備える移動体100、位置情報送信装置200、通信ネットワーク300、及び移動体制御装置400を備える。
また、移動体100と移動体制御装置400とは、通信ネットワーク300を介して互いに通信可能に接続されている。また、位置情報送信装置200と移動体制御装置400とは、通信ネットワーク300を介して互いに通信可能に接続されている。
移動体100は、例えばドローンなどの無人航空機である。なお、移動体100は、無人航空機に限定されず、例えば無人搬送車などであってもよい。
また、図に示すように、ターゲット100aは、移動体100に取り付けられている。ターゲット100aは、例えばプリズムである。ターゲット100aは、位置情報送信装置200から照射された電磁波の入射角が視準可能範囲内であれば電磁波を位置情報送信装置200に向けて反射する。視準可能範囲は、ターゲット100a自体の性能、及び移動体100におけるターゲット100aの装着状況などに応じて決定される。例えば、移動体100にターゲット100aと撮影用カメラとが搭載される場合、カメラが電磁波を遮ってしまうため、ターゲット100aの視準可能範囲はカメラによる遮蔽範囲を除いた範囲となる
位置情報送信装置200は、ターゲット100aの位置情報を特定し、ターゲット100aを追跡する。位置情報送信装置200は、具体的には、ターゲットに対して光波(電磁波)を照射するトータルステーションである。位置情報送信装置200から照射された電磁波がターゲット100aに反射することにより、位置情報送信装置200に返ってきた場合、位置情報送信装置200はターゲット100aの位置座標を測定し、ターゲット100aを追跡することができる。一方、電磁波が位置情報送信装置200に返ってこない場合、位置情報送信装置200は、移動体100の位置座標を測定することができず、ターゲット100aを追跡することができない。
移動体制御装置400は、位置情報送信装置200および移動体100から収集する位置情報に基づいて、移動体100を制御する。詳細については、後述する。
<3.2.移動体100の構成>
図9は、第2の実施形態に係る移動体100のハードウェア構成の例を示すブロック図である。図9を参照すると、移動体100は、駆動部21、無線通信部22、演算処理部23、メインメモリ24、及び記憶部25を備える。
駆動部21は、例えば、モータなど移動体100を移動させるための駆動力を発生させるための手段を含む。例えば、移動体100がドローンなどの無人航空機である場合には、駆動部21による駆動力によってロータを回転することにより、移動体100の飛行が行われる。
無線通信部22は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部22は、通信ネットワーク300を介して移動体制御装置400からの信号を受信し、通信ネットワーク300を介して移動体制御装置400への信号を送信する。
演算処理部23は、例えばCPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)等である。メインメモリ24は、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等である。
記憶部25は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、またはメモリカード等である。また、記憶部25は、RAMやROM等のメモリであってもよい。具体的に、記憶部25は、移動体100の動作のためのプログラム(命令)及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。当該プログラムは、移動体100の動作のための1つ以上の命令を含む。
移動体100では、例えば記憶部25に記憶された移動体制御用プログラムをメインメモリ24に読み出して演算処理部23により実行することにより、図10に示すような機能部が実現される。これらのプログラムをメインメモリ24上に読み出してから実行してもよいし、メインメモリ24上に読み出さずに実行してもよい。また、メインメモリ24や記憶部25は、移動体100が備える構成要素が保持する情報やデータを記憶する役割も果たす。
また、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD-ROM(Compact Disc-ROM)、CD-R(CD-Recordable)、CD-R/W(CD-ReWritable)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAMを含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
図10は、移動体100により実現される機能的な構成の例を示すブロック図である。
図10を参照すると、移動体100は、傾き情報測定部151、傾き情報送信部153、制御命令受信部155、及び駆動制御部157を備える。なお、移動体100は、図10に示す構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。
<3.3.移動体制御装置400の構成>
図11は、第2の実施形態に係る移動体制御装置400のハードウェア構成の例を示すブロック図である。図11を参照すると、移動体制御装置400は、無線通信部41、操作入力部42、演算処理部43、メインメモリ44、記憶部45、及び表示装置46を備える。
無線通信部41は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部41は、通信ネットワーク300を介して移動体100及び位置情報送信装置200からの信号を受信し、通信ネットワーク300を介して移動体100及び位置情報送信装置200への信号を送信する。
操作入力部42は、移動体制御装置400の操作を行うユーザからの操作要求の入力処理を行う入力インターフェースである。
演算処理部43は、例えばCPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)等である。メインメモリ44は、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等である。
記憶部45は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、またはメモリカード等である。また、記憶部45は、RAMやROM等のメモリであってもよい。具体的に、記憶部45は、移動体制御装置400の動作のためのプログラム(命令)及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。当該プログラムは、移動体制御装置400の動作のための1つ以上の命令を含む。
移動体制御装置400では、例えば記憶部45に記憶された移動体制御用プログラムをメインメモリ44に読み出して演算処理部43により実行することにより、図12に示すような機能部が実現される。これらのプログラムをメインメモリ44上に読み出してから実行してもよいし、メインメモリ44上に読み出さずに実行してもよい。また、メインメモリ44や記憶部45は、移動体制御装置400が備える構成要素が保持する情報やデータを記憶する役割も果たす。
また、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD-ROM(Compact Disc-ROM)、CD-R(CD-Recordable)、CD-R/W(CD-ReWritable)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAMを含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
表示装置46は、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、モニターのような、演算処理部23により処理された描画データに対応する画面を表示する装置である。
図12は、第2の実施形態に係る移動体制御装置400の機能的な構成の例を示すブロック図である。図12を参照すると、移動体制御装置400は、位置情報受信部401、移動計画取得部403、制御命令生成部405、傾き情報受信部407、視準可否判定部409、制御命令変更部411、及び制御命令送信部413を備える。なお、移動体制御装置400は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。
<3.4.動作例>
次に、第2の実施形態の動作例を説明する。
(1)ターゲットの位置情報の送受信
位置情報送信装置200が移動体100のターゲット100aの位置座標を取得できた場合、ターゲット100aの位置座標が、位置情報送信装置200から移動体制御装置400に送信される。移動体制御装置400(位置情報受信部401)は、位置情報送信装置200からターゲット100aの位置情報を受信する。
(2)移動計画の取得
移動体制御装置400(移動計画取得部403)は、移動体100の移動計画に関する情報を取得する。例えば移動体制御装置400の記憶部45に予め移動体100のための移動計画に関する情報を記憶している場合には、移動体制御装置400(移動計画取得部403)は、記憶部45にアクセスして、移動計画に関する情報を取得する。ここで、移動計画は、移動体100が移動するための経路情報などである。なお、移動経路に関する情報は、記憶部45に記憶されている場合に限らず、例えば移動体制御装置400が通信可能な管理装置などから移動体制御装置400に逐次送信されてもよい。
(3)移動制御命令の生成
移動体制御装置400(制御命令生成部405)は、位置情報受信部401により受信されたターゲット100aの位置情報と、移動計画取得部403により取得された移動計画に関する情報とを用いて、移動体100の移動を制御するための移動制御命令を生成する。
(4)傾き情報の測定および送受信
移動体100(傾き情報測定部151)は、移動体100の傾き情報を取得する。例えば傾き情報は、移動体100に取り付けられたジャイロセンサーなどのより測定される。そして、移動体100の傾き情報は、移動体100(傾き情報送信部153)により送信され、移動体制御装置400(傾き情報受信部407)により受信される。
(5)視準範囲に関する判定
移動体制御装置400(視準可否判定部409)は、位置情報送信装置200から照射された電磁波が、移動体100が備えるターゲット100aの視準可能範囲内であるかどうかの判定を行う。具体的には、移動体制御装置400(視準可否判定部409)は、移動制御命令に応じて予測される移動体100の傾きに基づいて、位置情報送信装置200からターゲット100aに照射される電磁波がターゲット100aに入射する入射角が、所定の範囲内かどうかの判定を行う。
位置情報送信装置200から照射された電磁波がターゲット100aに入射する入射角の算出については、図5を参照した第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
移動体制御装置400(視準可否判定部409)は、位置情報送信装置200の位置座標と、ターゲット100aの視準可能範囲と、ターゲット100aの装着位置と移動体100の重心位置との位置関係とを予め取得し、位置情報送信装置200から送信されるターゲット100aの位置座標を受信することで、ターゲット100aが位置情報送信装置200へ電磁波を反射可能な移動体の傾きの範囲を算出する。
そして、移動体制御装置400(視準可否判定部409)は、制御命令生成部405の生成した移動制御命令に従って移動した後の移動体100の傾きを予測する。次に、移動体制御装置400(視準可否判定部409)は、移動制御命令に応じて予測される移動体100の傾きに基づいて、照射光がターゲット100aに入射する入射角が、所定の範囲内かどうかの判定を行う。具体的には、移動体制御装置400(視準可否判定部409)は、予測結果に応じて傾いた移動体100の姿勢が、ターゲット100aが位置情報送信装置200へ電磁波を反射可能な移動体の傾きの範囲にあるかどうかを判定する。
(6)移動制御命令の変更
移動体制御装置400(制御命令変更部411)は、視準可否判定部409による判定の結果に基づいて、移動制御命令を変更する。具体的には、移動体制御装置400(制御命令変更部411)は、視準可否判定部409による判定の結果に基づいて、移動体100の姿勢が予測結果に応じて傾いた状態で、位置情報送信装置200から照射される電磁波の入射角が、ターゲット100aの視準可能範囲から外れてしまう場合に、位置情報送信装置200が追跡可能な範囲内に移動体100の姿勢を収めることが可能な移動制御命令に変更する。変更された移動制御命令は、移動体制御装置400(制御命令送信部413)により送信され、移動体100(制御命令受信部155)により受信される。
駆動制御部157は、制御命令変更部111によって変更された移動制御命令に従って、駆動部21を制御する。移動体100(駆動制御部157)が変更された移動制御命令に従って駆動部21を制御することで、位置情報送信装置200は、移動体100に搭載されたターゲット100aを見失うことなく継続して追跡することができる。
移動体制御装置400(制御命令変更部411)は、例えば、移動体100の高度のための制御パラメータと移動体100の傾きのための制御パラメータとの少なくとも1つの制御パラメータを変更することにより、移動制御命令を変更する。
制御命令変更部411により行われる制御パラメータの変更の具体例については、図6などを参照した第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
なお、移動体制御装置400(制御命令変更部411)は、移動体100が進む経路を変更し迂回ルートで移動させてもよいし、風など周囲の環境が変化するまで待機させてもよいし、他の変更を行うようにしてもよい。
(7)処理の流れ
次に、図13を参照して、移動体制御装置400により行われる処理の流れについて詳細に説明する。図13は、位置情報送信装置200が移動体100を見失うことなく移動体100が移動するために、移動体制御装置400により行われる制御命令実行処理の例を説明するためのフローチャートである。
最初に、移動体制御装置400(視準可否判定部409)は、移動体100の位置情報を取得する(ステップS1301)。具体的に、移動体制御装置400(視準可否判定部409)は、位置情報送信装置200から移動体100の位置情報を受信してもよいし、位置情報受信部401により受信されるターゲット100aの位置情報を基に移動体100の位置情報を算出してもよいし、位置情報受信部401により既に受信されたターゲット100aの位置情報を基に現在の移動体100の位置情報を推定してもよい。
次に、移動体制御装置400(視準可否判定部409)は、位置情報送信装置200の設置された位置の情報と、ステップS1301で取得した移動体100の位置情報と、ターゲット100aの視準可能範囲を基に、位置情報送信装置200からターゲット100aに向かって電磁波が照射された場合に、ターゲット100aが位置情報送信装置200に対して電磁波を反射可能な、移動体100の傾きの範囲を算出する(ステップS1303)。
次に、移動体制御装置400(傾き情報受信部407)は、移動体100から、移動体100の傾き情報を受信する(ステップS1305)。
次に、移動体制御装置400(制御命令生成部405)は、移動計画取得部403により取得された移動計画に基づいて、移動体100に送信予定の移動制御命令を生成する(ステップS1307)。
次に、移動体制御装置400(視準可否判定部409)は、ステップS1301で取得した移動体100の位置情報と、ステップS1303で取得した位置情報送信装置200に電磁波を反射可能な移動体100の傾きの範囲とを基に、ステップS1307で生成された移動制御命令を移動体100に指示した場合に予測される移動体100の傾きが、ステップS1303で算出された傾きの範囲内であるかを判定する(ステップS1309)。範囲内であった場合(S1309:Yes)は、ステップS1311に進むことなく、ステップS1313の処理を行う。そうでない場合(S1309:No)、ステップS1311の処理を行う。
ステップS1311において、移動体制御装置400(制御命令変更部411)は、移動体100の傾きを、ステップS1303で算出された傾きの範囲内に収めるために、ステップS1307により生成された移動制御命令を変更する(ステップS1311)。
例えば、ステップS1303により算出されたピッチ方向の傾きの範囲の最小値がΦminであり、その最大値がΦmaxであり、制御命令生成部405により生成された移動制御命令を実行した場合に予測される移動体100のピッチ方向の傾きΦがΦmin未満だった場合には、移動体制御装置400(制御命令変更部411)は、移動制御命令を変更して、移動体100のピッチ方向の傾きΦをΦminに変更する。
最後に、移動体制御装置400(制御命令送信部413)は、移動制御命令を移動体100に送信して、処理を終了する(ステップS1313)。
上記図13に示す処理によれば、位置情報送信装置200が、移動体100に取り付けられたターゲット100aを見失うことにより、ターゲット100aの位置情報を取得できない確率を低減することができる。
(8)変形例
なお、位置情報送信装置200がターゲット100aを見失うことにより、ターゲット100aの位置情報の送信がない場合、移動体制御装置400(制御命令生成部405)は、現在位置に待機するような移動制御命令を生成してもよいし、位置情報送信装置200が見失う前の位置に戻るための移動制御命令を生成してもよいし、現在位置に着陸するための移動制御命令を生成してもよい。
<<4.第3の実施形態>>
続いて、図14乃至図16を参照して、本発明の第3の実施形態を説明する。上述した第1及び第2の実施形態は、具体的な実施形態であるが、第3の実施形態は、より一般化された実施形態である。
<4.1.移動体制御システム1cの構成>
まず、図14を参照して、第3の実施形態に係る移動体制御システム1cの構成の例を説明する。図14は、第3の実施形態に係る移動体制御システム1cの概略的な構成の一例を示す説明図である。
図14を参照すると、移動体制御システム1cは、ターゲット100aを備える移動体100、位置情報特定装置250、及び移動体制御装置500を備える。
移動体制御システム1cでは、位置情報特定装置250は、ターゲット100aの位置情報を特定し、ターゲット100aを追跡する。例えば、位置情報特定装置250は、移動体100が備えるターゲット100aの追跡に基づいて、ターゲット100aの位置情報を、例えば移動体制御装置500に送信する。
移動体制御装置500は、例えば移動体100の内部、位置情報特定装置250の内部に実装される。なお、移動体制御装置500は、移動体100及び位置情報特定装置250と通信可能な、外部装置であってもよい。
移動体制御装置500は、判定部501及び変更部503を備える。判定部501及び変更部503は、1つ以上のプロセッサと、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスクとにより実装されてもよい。判定部501及び変更部503は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリは、上記1つ以上のプロセッサ内に含まれていてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。
<4.2.動作例>
第3の実施形態に係る動作例を説明する。図15は、第3の実施形態に係る移動体制御装置500により行われる処理の流れを説明するための図である。
第3の実施形態によれば、移動体制御装置500(判定部501)は、移動体100の移動のための移動制御命令に応じて予測される、ターゲット100aと位置情報特定装置250との位置関係に基づいて、移動制御命令に応じて移動したターゲット100aの位置情報の特定が可能であるかどうかの判定を行う(ステップS1501)。
具体的に、移動体制御装置500(判定部501)は、例えば、位置情報特定装置250に対するターゲット100aの傾き、又は位置情報特定装置250に対するターゲット100aの高度、又は位置情報特定装置250に対するターゲット100aの距離など、位置関係に関する情報が所定の条件を満たすかどうかに基づいて、移動制御命令に応じて移動したターゲット100aの位置情報の特定が可能であるかどうかの判定を行う。
次に、移動体制御装置500(変更部503)は、ステップS1501による判定の結果に基づいて、移動制御命令を変更する(ステップS1503)。
-第1及び第2の実施形態との関係
一例として、移動体制御装置500が備える判定部501は、第1の実施形態において移動体100が備える視準可否判定部109又は第2の実施形態において移動体制御装置400が備える視準可否判定部409の動作を行ってもよい。また、移動体制御装置500が備える変更部503は、第1の実施形態において移動体100が備える制御命令変更部111又は第2の実施形態において移動体制御装置400が備える制御命令変更部411の動作を行ってもよい。この場合に、第1又は第2の実施形態についての説明は、第3の実施形態にも適用されうる。
なお、第3の実施形態は、この例に限定されない。
以上、第3の実施形態を説明した。第3の実施形態によれば、例えば、移動体100が備えるターゲットを見失うことなく、移動体の位置情報を継続的に取得することが可能となる。
<<5.適用例>>
図16を参照して、第1乃至第3の実施形態に係る移動体制御システムを農業に適応した例を説明する。図16は、第1乃至第3の実施形態に係る移動体制御システムを農業に適応した例を説明するための図である。
図16を参照すると、移動体600は、農作物の上空を飛行し、移動体600に装備されたカメラ等を用いて、農作物900の生育状況を確認するための情報を取得する(以降、農作物900を監視する、と記載することもある)。移動体600は、トータルステーション700から移動体600の位置情報を取得することで、撮像対象となる農作物900の上空を飛行するように、移動体600自身の飛行位置を制御する。
次に、図16(A)を参照して、移動体600の姿勢が傾いていない場合について説明する。移動体600の姿勢が傾いていない場合、トータルステーション700の照射光は、移動体600が備えるプリズム600aの視準可能範囲800aの範囲内に収まる。このため、移動体600は、トータルステーション700から移動体600の位置情報を取得し、移動体600の位置を制御することで、農作物900を監視する。
次に、図16(B)を参照して、移動体600の姿勢が傾いている場合について説明する。移動体600の姿勢が傾いている場合とは、例えば、移動体600が急旋回する場合や、移動体600の飛行速度が速い場合等である。このような場合には、移動体600の自動追跡を行うトータルステーション700が、移動体600に装着されたプリズム600a(ターゲット)を見失ってしまい、移動体600の位置座標を取得できなくなってしまう。このため、移動体600は、移動体600が移動制御命令に従って移動した後の移動体600の傾きを予測し、予測結果に応じて傾いた移動体600の姿勢が、プリズム600a(ターゲット)がトータルステーション700へ電磁波を反射可能な移動体600の傾きの範囲になるように、移動制御命令を変更する。
上記の例は、移動体600が傾くことによってトータルステーション700の照射光がプリズム600aの視準範囲から外れる場合であるが、この場合に限定されるものではない。例えば、トータルステーション700に対する移動体600の高度が所定の高さよりも高い場合や、トータルステーション700と移動体600との間の距離が所定の距離よりも遠い場合であってもよい。
なお、図16において移動体制御システムを農業に適応した例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本発明の移動体制御システムを林業における林木の生育状況の確認や、畜産業における家畜の行動監視、イベント会場における防犯のための監視に適応してもよい。
<<6.他の実施形態>>
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。これらの実施形態は例示にすぎないということ、及び、本発明のスコープ及び精神から逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当業者に理解されるであろう。
例えば、本明細書に記載されている処理におけるステップは、必ずしもフローチャートに記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、処理におけるステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。また、処理におけるステップの一部が削除されてもよく、さらなるステップが処理に追加されてもよい。
また、本明細書において説明した移動体制御システムの構成要素の処理を含む方法が提供されてもよく、上記構成要素の処理をプロセッサに実行させるためのプログラムが提供されてもよい。また、当該プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体(Non-transitory computer readable medium)が提供されてもよい。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
ターゲットを備える移動体と、
前記ターゲットに対して光波を照射し、前記ターゲットによって反射された前記光波に基づいて前記ターゲットの位置情報を特定する位置情報特定手段と、
前記移動体の移動のための移動制御命令に応じて予測される、前記ターゲットと前記位置情報特定手段との位置関係に基づいて、前記移動制御命令に応じて移動した前記ターゲットの位置情報の特定が可能であるかどうかの判定を行う判定部と、
前記判定の結果に基づいて、前記移動制御命令を変更する変更部と、を備える移動体制御システム。
(付記2)
前記判定部は、前記位置情報特定手段から照射された光波が、前記ターゲットの視準可能範囲内であるかどうかの判定を行う、付記1記載の移動体制御システム。
(付記3)
前記移動体は、無人航空機である、付記1又は2記載の移動体制御システム。
(付記4)
前記変更部は、前記移動体の高度を制御するための制御パラメータを変更することにより、前記移動制御命令を変更する、付記1乃至3のうち何れか1項記載の移動体制御システム。
(付記5)
前記変更部は、前記移動体の傾きを制御するための制御パラメータを変更することにより、前記移動制御命令を変更する、付記1乃至3のうち何れか1項記載の移動体制御システム。
(付記6)
ターゲットを備える移動体の移動のための移動制御命令に応じて予測される、前記ターゲットと前記ターゲットに対して光波を照射し前記ターゲットによって反射された前記光波に基づいて前記ターゲットの位置情報を特定する位置情報特定手段との位置関係に基づいて、前記移動制御命令に応じて移動した前記ターゲットの位置情報の特定が可能であるかどうかの判定を行う判定部と、
前記判定の結果に基づいて、前記移動制御命令を変更する変更部と、を備える移動体制御装置。
(付記7)
前記判定部は、前記位置情報特定手段から照射された光波が、前記ターゲットの視準可能範囲内であるかどうかの判定を行う、付記6記載の移動体制御装置。
(付記8)
前記移動体は、無人航空機である、付記6又は7記載の移動体制御装置。
(付記9)
前記変更部は、前記移動体の高度を制御するための制御パラメータを変更することにより、前記移動制御命令を変更する、付記6乃至8のうち何れか1項記載の移動体制御装置。
(付記10)
前記変更部は、前記移動体の傾きを制御するための制御パラメータを変更することにより、前記移動制御命令を変更する、付記6乃至8のうち何れか1項記載の移動体制御装置。
(付記11)
ターゲットを備える移動体の移動のための移動制御命令に応じて予測される、前記ターゲットと前記ターゲットに対して光波を照射し前記ターゲットによって反射された前記光波に基づいて前記ターゲットの位置情報を特定する位置情報特定手段との位置関係に基づいて、前記移動制御命令に応じて移動した前記ターゲットの位置情報の特定が可能であるかどうかの判定を行うことと、
前記判定の結果に基づいて、前記移動制御命令を変更することと、を備える移動体制御方法。
(付記12)
前記判定は、前記位置情報特定手段から照射された光波が、前記ターゲットの視準可能範囲内であるかどうかの判定である、付記11記載の移動体制御方法。
(付記13)
前記移動体は、無人航空機である、付記11又は12記載の移動体制御方法。
(付記14)
前記移動制御命令を変更することは、前記移動体の高度を制御するための制御パラメータを変更することにより、前記移動制御命令を変更することを含む、付記11乃至13のうち何れか1項記載の移動体制御方法。
(付記15)
前記移動制御命令を変更することは、前記移動体の傾きを制御するための制御パラメータを変更することにより、前記移動制御命令を変更することを含む、付記11乃至13のうち何れか1項記載の移動体制御方法。
(付記16)
ターゲットを備える移動体の移動のための移動制御命令に応じて予測される、前記ターゲットと前記ターゲットに対して光波を照射し前記ターゲットによって反射された前記光波に基づいて前記ターゲットの位置情報を特定する位置情報特定手段との位置関係に基づいて、前記移動制御命令に応じて移動した前記ターゲットの位置情報の特定が可能であるかどうかの判定を行うことと、
前記判定の結果に基づいて、前記移動制御命令を変更することと、をコンピュータに実行させるための移動体制御プログラム。
移動体の移動を制御する移動体制御システムにおいて、移動体が備えるターゲットを見失うことなく、移動体の位置情報を継続的に取得することが可能になる。
1a、1b、1c 移動体制御システム
10、100、600 移動体
20、700 トータルステーション
200 位置情報送信装置
250 位置情報特定装置
300 通信ネットワーク
400、500 移動体制御装置
101、401 位置情報受信部
103、403 移動計画取得部
105、405 制御命令生成部
107、151 傾き情報測定部
109、409 視準可否判定部
111、411 制御命令変更部
113、157 駆動制御部
153 傾き情報送信部
155 制御命令受信部
407 傾き情報受信部
413 制御命令送信部
501 判定部
503 変更部

Claims (10)

  1. ターゲットを備える移動体と、
    前記ターゲットに対して光波を照射し、前記ターゲットによって反射された前記光波に基づいて前記ターゲットの位置情報を特定する位置情報特定手段と、
    前記移動体の移動のための移動制御命令に応じて予測される、前記ターゲットと前記位置情報特定手段との位置関係に基づいて、前記移動制御命令に応じて移動した前記ターゲットの位置情報の特定が可能であるかどうかの判定を行う判定手段と、
    前記判定の結果に基づいて、前記移動制御命令を変更する変更手段と、を備える移動体制御システム。
  2. 前記判定手段は、前記位置情報特定手段から照射された光波が、前記ターゲットの視準可能範囲内であるかどうかの判定を行う、請求項1記載の移動体制御システム。
  3. 前記移動体は、無人航空機である、請求項1又は2記載の移動体制御システム。
  4. 前記変更手段は、前記移動体の高度を制御するための制御パラメータを変更することにより、前記移動制御命令を変更する、請求項1乃至3のうち何れか1項記載の移動体制御システム。
  5. 前記変更手段は、前記移動体の傾きを制御するための制御パラメータを変更することにより、前記移動制御命令を変更する、請求項1乃至3のうち何れか1項記載の移動体制御システム。
  6. ターゲットを備える移動体の移動のための移動制御命令に応じて予測される、前記ターゲットと前記ターゲットに対して光波を照射し前記ターゲットによって反射された前記光波に基づいて前記ターゲットの位置情報を特定する位置情報特定手段との位置関係に基づいて、前記移動制御命令に応じて移動した前記ターゲットの位置情報の特定が可能であるかどうかの判定を行う判定手段と、
    前記判定の結果に基づいて、前記移動制御命令を変更する変更手段と、を備える移動体制御装置。
  7. 前記判定手段は、前記位置情報特定手段から照射された光波が、前記ターゲットの視準可能範囲内であるかどうかの判定を行う、請求項6記載の移動体制御装置。
  8. 前記移動体は、無人航空機である、請求項6又は7記載の移動体制御装置。
  9. ターゲットを備える移動体の移動のための移動制御命令に応じて予測される、前記ターゲットと前記ターゲットに対して光波を照射し前記ターゲットによって反射された前記光波に基づいて前記ターゲットの位置情報を特定する位置情報特定手段との位置関係に基づいて、前記移動制御命令に応じて移動した前記ターゲットの位置情報の特定が可能であるかどうかの判定を行うことと、
    前記判定の結果に基づいて、前記移動制御命令を変更することと、を備える移動体制御方法。
  10. 前記判定は、前記位置情報特定手段から照射された光波が、前記ターゲットの視準可能範囲内であるかどうかの判定である、請求項記載の移動体制御方法。
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