JP6989576B2 - 鞍乗り型車両のインナーカバー締結構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両のインナーカバー締結構造に関する。
従来、鞍乗り型車両のインナーカバーとして、メンテナンスリッドが一体となったインナーロアカバーを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第6133338号公報
特許文献1において、インナーカバーは一体に形成されているため、例えば、フロントカウルに灯火器を備え、灯火器の光源となるバルブをメンテナンスする際に、灯火器の後方に位置するインナーカバーを取外してバルブメンテンナンスを行うことになる。インナーカバーは大型であるため、インナーカバーの取外し作業が煩雑となる。
本発明の目的は、バルブメンテナンス時の作業性を向上できる鞍乗り型車両のインナーカバー締結構造を提供することにある。
鞍乗り型車両のインナーカバー締結構造は、車体前部に備える灯火器としてのフロントウインカー(74)のバルブメンテナンスのためのメンテナンスリッド(112,113)と、前記メンテナンスリッド(112,113)の下方に位置するインナーロアカバー(111a)と、前記インナーロアカバー(111a)の上方に位置するインナーアッパーカバー(115)とを含むインナーカバー(54)を備える鞍乗り型車両のインナーカバー締結構造において、前記メンテナンスリッド(112,113)と前記インナーロアカバー(111a)と前記インナーアッパーカバー(115)とを別体とし、前記メンテナンスリッド(112,113)は、前記メンテナンスリッド(112,113)の前側に配置されたインナーベースカバー(111)と、前記メンテナンスリッド(112,113)の後側に配置された前記インナーアッパーカバー(115)との間で締結されることを特徴とする。
上記構成において、前記メンテナンスリッド(112,113)は、前記メンテナンスリッド(112,113)の前側に配置されたインナーベースカバー(111)と、前記メンテナンスリッド(112,113)の後側に配置された前記インナーアッパーカバー(115)との間で締結されるようにしても良い。
また、上記構成において、前記メンテナンスリッド(112,113)は、前記インナーベースカバー(111)に締結される被締結部(112c,113c)を備え、前記被締結部(112c,113c)は、前記メンテナンスリッド(112,113)の内側縁部に設けられた内側ベース面(112h)よりも後方に突出していても良い。
また、上記構成において、前記メンテナンスリッド(112,113)の前記被締結部(112c,113c)は、前輪(13)を操舵するハンドル(34)を覆うハンドルカバー(53)よりも下方で、乗員が座るシート(22)よりも上方に位置するようにしても良い。
また、上記構成において、前記インナーアッパーカバー(115)は、前記インナーベースカバー(111)に着脱可能に取付けられていても良い。
また、上記構成において、前記メンテナンスリッド(112,113)は、前記被締結部(112c,113c)と、前記インナーアッパーカバー(115)に係合される被係合部(133a,133b)とを備えるようにしても良い。
また、上記構成において、前記インナーアッパーカバー(115)は、前記メンテナンスリッド(112,113)に係合する左右一対の係合部(137a,137b)を備え、前記被締結部(112c,113c)は、左右一対設けられ、左右の前記係合部(137a,137b)よりも車幅方向内側に配置されていても良い。
また、上記構成において、前記係合部(137a,137b)は、上下に隔てて一対設けられ、前記被締結部(112c,113c)は、前記係合部(137a,137b)の一方の近傍に配置されていても良い。
また、上記構成において、前記インナーベースカバー(111)は、前記被締結部(112c,113c)を締結するベースカバー締結部(111t,111t)を備え、前記被締結部(112c,113c)は、前記ベースカバー締結部(111t,111t)の背面に対して垂直に指向するようにしても良い。
また、上記構成において、前記インナーロアカバー(111a)は、上縁(111b)が上方に凸となるように湾曲していても良い。
鞍乗り型車両のインナーカバー締結構造は、メンテナンスリッドとインナーロアカバーとインナーアッパーカバーとを別体としたので、バルブメンテナンスの際に、インナーロアカバーを外すことなくメンテナンスリッドを外すだけでバルブメンテナンス作業ができるため、作業性を向上できる。
上記構成において、メンテナンスリッドは、メンテナンスリッドの前側に配置されたインナーベースカバーと、メンテナンスリッドの後側に配置されたインナーアッパーカバーとの間で締結されるので、メンテナンスリッドの締結部をインナーアッパーカバーにて後方から覆うことができ、締結部が外部に露出しないため、外観性を高めることができる。
また、上記構成において、メンテナンスリッドは、インナーベースカバーに締結される被締結部を備え、被締結部は、メンテナンスリッドの内側縁部に設けられたベース面よりも後方に突出しているので、メンテナンスリッドを組付けるときに、被締結部の位置が確認しやすくなり、組付性を向上できる。
また、上記構成において、メンテナンスリッドの被締結部は、前輪を操舵するハンドルを覆うハンドルカバーよりも下方で、乗員が座るシートよりも上方に位置するので、メンテナンスリッドの締結作業を容易に行うことができる。
また、上記構成において、インナーアッパーカバーは、インナーベースカバーに着脱可能に取付けられているので、工具を必要とせずにインナーアッパーカバーをインナーベースカバーに対して容易に着脱することができ、バルブメンテナンス時の作業性を高めることができる。
また、上記構成において、メンテナンスリッドは、被締結部と、インナーアッパーカバーに係合される被係合部とを備えるので、被締結部と被係合部という異なる構造を設けることで、組付けミスを防げるとともに、締結箇所を少なくして組付作業の簡素化を図ることができる。また、インナーアッパーカバーとメンテナンスリッドとの係合により、インナーアッパーカバー自体のがたつきとメンテナンスリッドのがたつきとを抑制できる。
また、上記構成において、インナーアッパーカバーは、メンテナンスリッドに係合する左右一対の係合部を備え、被締結部は、左右一対設けられ、左右の係合部よりも車幅方向内側に配置されているので、インナーアッパーカバーの組付性を向上させることができる。
また、上記構成において、係合部は、上下に隔てて一対設けられ、被締結部は、係合部の一方の近傍に配置されているので、被係合部と係合部の一方とを強固に係合できる。
また、上記構成において、インナーベースカバーは、被締結部を締結するベースカバー締結部を備え、被締結部は、ベースカバー締結部の背面に対して垂直に指向するので、メンテナンスリッドの締結時の作業性を向上できる。
また、上記構成において、インナーロアカバーは、上縁が上方に凸となるように湾曲しているので、インナーロアカバーに荷掛けフックを設ける場合に、荷掛けフックをより高く配置でき、より大きな荷物を掛けやすくできる。
本発明の一実施形態のインナーカバー締結構造を採用した自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車を示す正面図である。 ハンドルカバー、フロントインナーカバー及びそれらの周囲を示す背面図である。 フロントインナーカバーからインナーアッパーカバーを外した状態を示す背面図である。 図3の状態を示す左側面図である。 車体前部の車体カバーを示す斜視図である。 図6の状態からインナーアッパーカバーを外した斜視図である。 図7の状態から左右のメンテナンスリッドを外した斜視図である。 メンテナンスリッドを示す背面図である。 メンテナンスリッドを示す右側面図である。 インナーアッパーカバーを示す正面図である。 インナーアッパーカバーを示す左側面図である。 インナーベースカバーの上部を示す背面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右及び上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明の一実施形態のインナーカバー締結構造を採用した自動二輪車10の左側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11の前端部にフロントフォーク12を介して前輪13が取付けられ、車体フレーム11の下部にリンク(不図示)を介してパワーユニット16が連結され、パワーユニット16の後端部に後輪17が取付けられている。
また、自動二輪車10は、車体フレーム11の後部上部に収納ボックス(不図示)が設けられ、この収納ボックスの上部に取付けられたシート22に跨って座る鞍乗り型車両である。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ24、ダウンフレーム25、左右一対のロアフレーム26、左右一対のリアフレーム27を備える。
ヘッドパイプ24は、車体フレーム11の前端部を構成している。ダウンフレーム25は、ヘッドパイプ24から下方斜め後方に延びている。左右のロアフレーム26は、ダウンフレーム25の左右に前端部が連結されるとともに後方に延びている。左右のリアフレーム27は、左右のロアフレーム26の後端からそれぞれ一体に後方斜め上方に延びている。
車体フレーム11の大部分は、車体カバー31で覆われている。
フロントフォーク12は、下端部に車軸33を介して前輪13が取付けられ、上端部にハンドル34が取付けられている。
パワーユニット16は、左右のロアフレーム26にリンクを介して上下揺動可能に連結されている。パワーユニット16は、前部を構成するエンジン36と、エンジン36の後部に一体的に設けられた無段変速機37とから構成される。
エンジン36は、クランクケース38と、クランクケース38から前方に延びるシリンダ部(不図示)とを備え、シリンダ部に備えるシリンダヘッド(不図示)にエアクリーナ41を含む吸気装置42が接続されている。
無段変速機37は、後端部に設けられた出力軸44に後輪17が取付けられている。また、無段変速機37の後端部とリアフレーム27の後部とにはリアクッションユニット46が渡されている。
車体カバー31は、フロントカバー51、ハンドルカバー53、フロントインナーカバー54、フロアステップ57、左右一対のフロアサイドスカート58、左右一対のリアサイドスカート59を備える。
更に、車体カバー31は、センタカバー61、左右一対のボディサイドカバー62、リアセンタカバー63を備える。
フロントカバー51は、フロントフォーク12の上部の前方を覆っている。ハンドルカバー53は、ハンドル34の中央部を覆っている。
フロントインナーカバー54は、フロントカバー51の後方及び後方の下方に配置され、フロントフォーク12を後方から覆い、フロントカバー51の左右端に接続されて運転者の脚部を前方から覆う。
フロアステップ57は、フロントインナーカバー54の下端部から下方及び後方に延びて運転者の足載せとされる。左右のフロアサイドスカート58は、フロアステップ57の左右縁部から下方に延びている。左右のリアサイドスカート59は、左右のフロアサイドスカート58のそれぞれの後端に連続するように設けられている。
センタカバー61は、フロアステップ57からシート22の前端部下方まで延びる。左右のボディサイドカバー62は、それぞれフロアステップ56及びセンタカバー61からシート22の側縁下方を車体後方に延びている。リアセンタカバー63は、シート22の後方で左右のボディサイドカバー62の後端部間を覆っている。
前輪13は、上方からフロントフェンダー65に覆われ、後輪17は、上方からリアフェンダー66に覆われている。
ハンドルカバー53には、前部にヘッドライト71、上部にウインドスクリーン72、左右端部の上部に左右一対のバックミラー73が設けられている。フロントカバー51には、左右一対のフロントウインカー74及びポジションライト75が設けられている。
左右一側(左側)のロアフレーム26にはサイドスタンド77が設けられ、クランクケース38の下部にはメインスタンド78が設けられている。
左右のリアフレーム27の後部には、同乗者が掴むグラブレール81が取付けられ、グラブレール81の後部には、ラゲッジボックス82が取付けられている。
図2は、自動二輪車10を示す正面図である。
フロントカバー51は、左右一対の下部カバー85と、左右の下部カバー85の上部間に位置するフロントライトアッシー86の上方に設けられた上部カバー87とから構成される。
左右の下部カバー85及びフロントライトアッシー86は、開口部88を形成している。
開口部88からは、フロントフォーク12の下部、前輪13及びフロントフェンダー65等が外部に突出している。
フロントライトアッシー86は、正面視V字形状に形成され、左右に隔てて配置された左右一対のフロントウインカー74と、左右のフロントウインカー74の間に配置されたポジションライト75とからなる。
左右のフロントウインカー74は、正面視V字形のフロントライトアッシー86の上部の両端部に位置する。
ポジションライト75は、左右のフロントウインカー74に隣接してフロントライトアッシー86の中央部に設けられ、光源からの光をポジションライト75の車幅方向中央側(左右方向中央側)及びポジションライト75の下部に導く導光部材91を内部に備える。
フロントライトアッシー86には、左右のフロントウインカー74とポジションライト75とに共用する一体のレンズ93が設けられている。レンズ93は、左右のフロントウインカー74及びポジションライト75の前面を形成する。
ハンドル34の両端部は、前方から左右一対のハンドルガード95で覆われている。
図3は、ハンドルカバー53、フロントインナーカバー54及びそれらの周囲を示す背面図である。
ハンドルカバー53は、ハンドル34に備える左右一対のハンドルグリップ97,98の車幅方向内側に配置された左右一対のハンドルサイドカバー103,104と、左右のハンドルサイドカバー103,104の車幅方向内側に配置されたハンドルセンターカバー105とを備える。
左右のハンドルサイドカバー103,104には、それぞれ複数のスイッチ類が設けられている。ハンドルセンターカバー105には、上部の中央にメーター106が設けられている。
フロントインナーカバー54は、インナーベースカバー111、左右一対のメンテナンスリッド112,113、ポケットリッド114、インナーアッパーカバー115を備える。
インナーベースカバー111は、フロントカバー51(図2参照)の左右の下部カバー85に取付けられ、インナーベースカバー111の下部を形成する後方に膨出したベースカバー下部111aのみが後方に露出している。
ベースカバー下部111aの上縁111bは、上方に凸となるように湾曲し、ベースカバー下部111aには、その上縁111bの近傍で上縁111bよりも下方に、荷物を掛ける荷掛けフック116が取付けられている。荷掛けフック116の上端116aは、ベースカバー下部111aの上縁111bよりも下方に配置されている。
左右のメンテナンスリッド112,113は、左右のフロントウインカー74(図2参照)のそれぞれの光源である電球101(図2参照)をメンテナンスするメンテナンス開口(不図示)を後方から覆う部品である。左右のメンテナンスリッド112,113は、左右の下部カバー85及びインナーベースカバー111に着脱可能に取付けられている。
ポケットリッド114は、一側(左側)のメンテナンスリッド112の下方に配置されてインナーベースカバー111に設けられた収納部(不図示)を開閉可能に覆う部品である。ポケットリッド114の下端部は、インナーベースカバー111に揺動可能且つ着脱可能に支持され、ポケットリッド114の上端部は、インナーベースカバー111側に係合可能である。
メンテナンスリッド112の下端部及びポケットリッド114の上端部には、それぞれポケットリッド114を手で開ける際に手を挿入する空間を形成するためにメンテナンスリッド112に形成された上側凹部112aと、ポケットリッド114に形成された下側凹部114aとを備える。
上側凹部112aは、前方に凹んだ部分であり、手との干渉を抑制する部分である。下側凹部114aは、後方に凹んだ部分であり、ポケットリッド114を開ける際に手を掛ける部分である。
インナーアッパーカバー115は、メンテナンスリッド112及びポケットリッド114と、メンテナンスリッド113との間、即ち、フロントインナーカバー54の車幅方向中央に配置されている。また、インナーアッパーカバー115は、ベースカバー下部111aの上方に位置している。
インナーアッパーカバー115は、インナーベースカバー111及び左右のメンテナンスリッド112,113に着脱可能に取付けられている。
図4は、フロントインナーカバー54からインナーアッパーカバー115を外した状態を示す背面図、図5は、図3の状態を示す左側面図である。
図4に示すように、他側(右側)のメンテナンスリッド113には、開口113aが開けられている。開口113aは、メインスイッチ117及びサブスイッチ118が取付けられたスイッチ支持部121を露出させる部分である。
自動二輪車10は、スマートキーシステムを備え、スマートキーを所持した乗員が乗車したときにメインスイッチ117を操作することで、エンジン36(図1参照)の始動等を行うことが可能である。サブスイッチ118は、メインスイッチ117の側方に設けられ、例えば、燃料の給油口を覆うフューエルリッド(不図示)やシート22(図1参照)を開けるスイッチである。
インナーアッパーカバー115(図3参照)を外すと、インナーベースカバー111に左右のメンテナンスリッド112,113のそれぞれの内端部を締結する左右一対の締結部123が現われる。このように、左右の締結部123は、インナーアッパーカバー115によって後方から覆われるため、外観性を向上できる。
図5に示すように、左右の締結部123は、ハンドルカバー53の後部の直下で、インナーベースカバー111(図4参照)の上端部に設けられる。これらの締結部123は、シート22(図1参照)、詳しくは、シート22の前部を構成する運転者用シートの座面よりも高い位置に設けられている。これにより、メンテナンスリッド112,113(一方のメンテナンスリッド112のみ図示)を左右の締結部123で締結する又は締結を外すときに、シート22が邪魔にならず、作業性を向上できる。
図6は、車体前部の車体カバー31を示す斜視図、図7は、図6の状態からインナーアッパーカバー115を外した斜視図、図8は、図7の状態から左右のメンテナンスリッド112,113を外した斜視図である。図6〜図8では、ポケットリッド114を開けた状態にある。
図6に示すように、フロントカバー51(図2参照)の上部カバー87、インナーベースカバー111、左右のメンテナンスリッド112,113のそれぞれの上端部は、フロントフォーク12(図1参照)の上部を貫通させるカバー上部開口125を形成している。カバー上部開口125は、上方からハンドルカバー53(図5参照)で覆われて、外部に露出しにくい。
メンテナンスリッド112,113のそれぞれの内側縁部112b,113bと、インナーアッパーカバー115の両側の外側縁部115a,115bとは前後方向に重なっている。
この状態から、インナーアッパーカバー115を外すと、図7に示すように、インナーベースカバー111の上部に、メンテナンスリッド112,113の内側縁部112b,113bにそれぞれ設けられた被締結部112c,113cがビス等の締結部材127にて締結されているのが視認される。
被締結部112c,113cは、ハンドルカバー53(図5参照)よりも下方で、シート22(詳しくは、運転者が座るシート22の前部)よりも上方に位置する。
更に、締結部材127を外すなどして、左右のメンテナンスリッド112,113を外すと、図8に示すように、インナーベースカバー111の上部の左右に形成された左右一対のメンテナンス開口111cが露出する。
この状態で、左右のメンテナンス開口111cを通じて左右のフロントウインカー74(図2参照)の電球101(図2参照)を出し入れしてメンテナンスすることができる。
図6〜図8において、上記したベースカバー下部111aを含むインナーベースカバー111と、左右のメンテナンスリッド112,113と、インナーアッパーカバー115とは、別体である。
図9は、メンテナンスリッド112を示す背面図、図10は、メンテナンスリッド112を示す右側面図である。
メンテナンスリッド112,113(図4参照)は、下部カバー85(図8参照)、インナーベースカバー111(図7参照)及びインナーアッパーカバー115(図6参照)に対する取付部(締結部及び係合部)の形状がほぼ同一であるため、ここでは、一方のメンテナンスリッド112のみ説明する。
図9及び図10に示すように、メンテナンスリッド112は、上側凹部112a、内側縁部112b、被締結部112c、傾斜部112d、内方延出部112eを一体に備える。
傾斜部112dは、車幅方向内側が車幅方向外側よりも後方に位置するように傾斜する傾斜面を有する。上側凹部112aは、傾斜部112dの下端部に設けられている。内側縁部112bは、傾斜部112dの車幅方向内側に配置されてインナーアッパーカバー115(図6参照)の前方に重なる。内方延出部112eは、内側縁部112bよりも前方に配置されて傾斜部112dの上端部から車幅方向内側に延びている。
メンテナンスリッド112は、下部カバー85に係合する下部カバー係合部131と、インナーベースカバー111に係合する外側ベースカバー係合部132と、インナーアッパーカバー115に係合する外側アッパーカバー係合部133とを備える。
下部カバー係合部131は、傾斜部112dの外縁部にそれぞれ間隔を置いて形成された複数の大係合部131a及び複数の小係合部131bを備える。大係合部131a及び小係合部131bは、メンテナンスリッド112の内面112fに形成され、大係合部131aと小係合部131bとは交互に配置されている。
図8〜図10において、複数の大係合部131aは、下部カバー85の上部の側縁に形成された複数の縦長縁部85aの車幅方向内側(下部カバー85の内面)にそれぞれ係合する。複数の小係合部131bは、下部カバー85の上部の側縁に形成された複数の側縁係合穴85bにそれぞれ係合する。
図7、図9及び図10において、外側ベースカバー係合部132は、内面112fの上部に前方に突出するように形成された内側上部係合部132aと、内面112fの下部に前方に突出するように形成された内側下部係合部132bとを備える。
内側縁部112bは、上部に被締結部112cを備え、外側アッパーカバー係合部133は、被締結部112cの上部に隣接して形成された縁部上部被係合部133aと、被締結部112cから下方に隔てて内側縁部112bに形成された縁部下部被係合部133bとを備える。被締結部112cには、締結部材127(図7参照)を通す締結部材挿通穴112gが開けられている。縁部上部被係合部133a及び縁部下部被係合部133bは、インナーアッパーカバー115(図6、図11参照)によって係合される部分である。
内側縁部112bは、後方に指向する縦長の内側ベース面112hを備え、内側ベース面112hに、後方に突出するように被締結部112cが形成されている。
また、メンテナンスリッド112は、内方延出部112eの先端部に、フロントカバー51(図2参照)の上部カバー87(図2参照)の上部の側縁部に係合する上部カバー係合部134を備える。
図11は、インナーアッパーカバー115を示す正面図、図12は、インナーアッパーカバー115を示す左側面図である。
図11及び図12に示すように、インナーアッパーカバー115は、後壁115c、上壁115d、左右一対の側壁115eを一体に備える。
後壁115cの背面115xは、後方斜め下方を指向している。上壁115dは、後壁115cの上縁から前方斜め上方に延びている。
左右の側壁115eは、後壁115cの左右の側縁から前方に向かうにつれて次第に開くように形成され、それぞれ上部に形成された上部前縁部115fと下部に形成された下部前縁部115gとを一体に備える。上部前縁部115fと下部前縁部115gとの境界には、前方に尖った縁部角部115hが形成されている。
また、インナーアッパーカバー115は、インナーベースカバー111(図6参照)に係合する内側ベースカバー係合部136と、左右のメンテナンスリッド112,113(図6参照)に係合する内側メンテナンスリッド係合部137とを備える。
内側ベースカバー係合部136は、前側上部係合部136a、前側下部係合部136b、左右一対の前側下縁係合部136cを備える。
前側上部係合部136aは、後壁115cの前面115jの上部であって車幅方向中央部に形成されている。前側下部係合部136bは、後壁115cの前面115jの下部であって車幅方向中央部に形成されている。左右の前側下縁係合部136cは、前側下部係合部136bよりも下方であって後壁115cの下縁115k寄りの前面115jに形成されている。
内側メンテナンスリッド係合部137は、後壁115cと左右の側壁115eとの隅部であって上壁115d寄りに形成された左右一対の上部隅部係合部137aと、後壁115cと左右の側壁115eとの隅部であって左右の上部隅部係合部137aよりも下方に形成された左右一対の下部隅部係合部137bとを備える。
上部隅部係合部137aと下部隅部係合部137bとは、上下に隔てて設けられている。
上記した被締結部112c,113c(図4参照)は、上部隅部係合部137aの近傍に配置されている(図9も参照)。
左右の上部隅部係合部137a及び左右の下部隅部係合部137bは、左右のメンテナンスリッド112,113の縁部上部被係合部133a(図9参照)、縁部下部被係合部133b(図9参照)にそれぞれ係合するとともに左右のメンテナンスリッド112,113の内側縁部112b,113b(図7参照)を押えて、がたつきを抑制する部分である。
図4及び図11において、上記した左右の被締結部112c,113cは、左右の上部隅部係合部137a及び左右の下部隅部係合部137bよりも車幅方向内側に配置されている。
図13は、インナーベースカバー111の上部を示す背面図である。
図3及び図13において、インナーベースカバー111は、左右のメンテナンスリッド112,113を配置する左右一対のメンテナンスリッド配置部111D,111Eと、ポケットリッド114を配置するポケットリッド配置部111Fと、インナーアッパーカバー115を配置するアッパーカバー配置部111Gとを備える。
左右のメンテナンスリッド配置部111D,111Eは、それぞれメンテナンスリッド112,113の内側上部係合部132a(図10参照)及び内側下部係合部132b(図10参照)が係合される左右一対の係合穴111h,111jと、メンテナンスリッド112,113(詳しくは、被締結部112c,113c(図7参照))を締結する左右一対の締結座111tとを備える。
左右の締結座111tは、締結部材127(図7参照)がねじ結合される左右一対のねじ穴111sがそれぞれ形成された部分である。
図5において、締結座111tの背面は、側面視で上下方向に延びる面に対して後傾し、被締結部112c(及び被締結部113c(図4参照))の平面は、後方斜め下方に指向している。即ち、被締結部112c,113cは、締結座111tの背面に対して垂直に指向している。
図3及び図13において、メンテナンスリッド112,113をインナーベースカバー111に締結する締結部123(図4参照)は、左右の締結座111t、被締結部112c,113c及び左右の締結部材127から構成される。
ポケットリッド配置部111Fは、ポケットリッド114の揺動軸(不図示)を支持する揺動軸支持部111kと、ポケットリッド114の上部を着脱可能に係合するリッド上部係合部141(図8参照)が取付けられる係合部取付穴111mと、収納部(不図示)の開口となる収納部開口111nとを備える。
アッパーカバー配置部111Gは、インナーアッパーカバー115の前側上部係合部136a(図11参照)、前側下部係合部136b(図11参照)及び左右の前側下縁係合部136c(図11参照)がそれぞれ係合される係合穴111p,111q,111r,111rを備える。
図8〜図10、図13において、左右のメンテナンスリッド112,113を、下部カバー85とインナーベースカバー111とに複数箇所で係合しながらインナーベースカバー111の一箇所に締結する構造としたことで、メンテナンスリッド112,113を堅固にがたつきなく取付けができるとともに、取付けが容易になって組付作業性を向上できる。更に、左右のメンテナンスリッド112,113をインナーアッパーカバー115によって係合して押えることで、メンテナンスリッド112,113のがたつきを更に抑制できる。
また、図11及び図13において、インナーアッパーカバー115を、インナーベースカバー111に複数箇所で係合するとともにメンテナンスリッド112,113に係合させて着脱可能にすることで、インナーアッパーカバー115のがたつきを抑制でき且つ容易に着脱できる。
図2及び図3に示したように、鞍乗り型車両としての自動二輪車10は、車体前部に備える灯火器としての左右のフロントウインカー74のバルブメンテナンスのためのメンテナンスリッド112,113と、メンテナンスリッド112,113の下方に位置するインナーロアカバーとしてのベースカバー下部111aと、ベースカバー下部111aの上方に位置するインナーアッパーカバー115とを含むインナーカバーとしてのフロントインナーカバー54を備える。メンテナンスリッド112,113とベースカバー下部111aとインナーアッパーカバー115とは別体とされている。
この構成によれば、バルブメンテナンスの際に、ベースカバー下部111aを外すことなくメンテナンスリッド112,113を外すだけでバルブメンテナンス作業ができるため、作業性を向上できる。
図3、図4、図6〜図8に示したように、メンテナンスリッド112,113は、メンテナンスリッド112,113の前側に配置されたインナーベースカバー111と、メンテナンスリッド112,113の後側に配置されたインナーアッパーカバー115との間で締結される。
この構成によれば、メンテナンスリッド112,113の締結部123をインナーアッパーカバー115にて後方から覆うことができ、締結部123が外部に露出しないため、外観性を高めることができる。
また、図6、図7及び図9に示したように、左右のメンテナンスリッド112,113は、インナーベースカバー111にそれぞれ締結される被締結部112c,113cを備え、左右の被締結部112c,113cは、メンテナンスリッド112,113の内側縁部112b,113bに設けられたベース面としての内側ベース面112hよりも後方に突出しているので、メンテナンスリッド112,113を組付けるときに、被締結部112c,113cの位置が確認しやすくなり、組付性を向上できる。
図1及び図5に示したように、メンテナンスリッド112,113の被締結部112c,113cは、前輪13を操舵するハンドル34を覆うハンドルカバー53よりも下方で、乗員が座るシート22よりも上方に位置する。
この構成によれば、メンテナンスリッド112,113の締結作業を容易に行うことができる。
図11及び図13に示したように、インナーアッパーカバー115は、インナーベースカバー111に着脱可能に取付けられている。
この構成によれば、工具を必要とせずにインナーアッパーカバー115をインナーベースカバー111に対して容易に着脱することができ、バルブメンテナンス時の作業性を高めることができる。
図6、図7、図9及び図10に示したように、メンテナンスリッド112,113は、被締結部112c,113cと、インナーアッパーカバー115に係合される被係合部としての縁部上部被係合部133a及び縁部下部被係合部133bとを備える。
この構成によれば、被締結部112c,113cと、縁部上部被係合部133a及び縁部下部被係合部133bという異なる構造を設けることで、組付けミスを防げるとともに、締結箇所を少なくして組付作業の簡素化を図ることができる。また、インナーアッパーカバー115とメンテナンスリッド112,113との係合により、インナーアッパーカバー115自体のがたつきとメンテナンスリッド112,113のがたつきとを抑制できる。
また、図6、図7、図9及び図11に示したように、インナーアッパーカバー115は、メンテナンスリッド112,113に係合する左右一対の係合部としての上部隅部係合部137a及び下部隅部係合部137bを備え、被締結部112c,113cは、左右一対設けられ、左右の上部隅部係合部137a及び下部隅部係合部137bよりも車幅方向内側に配置されている。
この構成によれば、インナーアッパーカバー115の組付性を向上させることができる。
また、図7、図9及び図11に示したように、上部隅部係合部137a及び下部隅部係合部137bは、上下に隔てて一対設けられ、被締結部112c,113cは、上部隅部係合部137a及び下部隅部係合部137bの一方の近傍に配置されている。
この構成によれば、被締結部112c,113cと、上部隅部係合部137a及び下部隅部係合部137bの一方とを強固に係合できる。
また、図5、図7及び図13に示したように、インナーベースカバー111は、被締結部112c,113cを締結するベースカバー締結部としての締結座111t,111tを備え、被締結部112c,113cは、締結座111t,111tの背面に対して垂直に指向する。
この構成によれば、メンテナンスリッド112,113の締結時の作業性を向上できる。
また、図3及び図7に示したように、ベースカバー下部111aは、上縁111bが上方に凸となるように湾曲している。
この構成によれば、ベースカバー下部111aに荷掛けフック116を設けた場合に、荷掛けフック116をより高く配置でき、より大きな荷物を掛けやすくできる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
本発明は、自動二輪車10に適用する場合に限らず、自動二輪車10以外も含む鞍乗り型車両にも適用可能である。なお、鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車10(原動機付き自転車も含む)のみならず、ATV(不整地走行車両)に分類される三輪車両や四輪車両を含む車両である。
10 自動二輪車(鞍乗り型車両)
13 前輪
22 シート
34 ハンドル
53 ハンドルカバー
54 フロントインナーカバー(インナーカバー)
74 フロントウインカー(灯火器)
111 インナーベースカバー
111a ベースカバー下部(インナーロアカバー)
111b 上縁
111t 締結座(ベースカバー締結部)
112,113 メンテナンスリッド
112c,113c 被締結部
112h 内側ベース面
115 インナーアッパーカバー
133a 縁部上部被係合部(被係合部)
133b 縁部下部被係合部(被係合部)
137a 上部隅部係合部(係合部)
137b 下部隅部係合部(係合部)

Claims (10)

  1. 車体前部に備える灯火器としてのフロントウインカー(74)のバルブメンテナンスのためのメンテナンスリッド(112,113)と、前記メンテナンスリッド(112,113)の下方に位置するインナーロアカバー(111a)と、前記インナーロアカバー(111a)の上方に位置するインナーアッパーカバー(115)とを含むインナーカバー(54)を備える鞍乗り型車両のインナーカバー締結構造において、
    前記メンテナンスリッド(112,113)と前記インナーロアカバー(111a)と前記インナーアッパーカバー(115)とを別体とし、前記メンテナンスリッド(112,113)は、前記メンテナンスリッド(112,113)の前側に配置されたインナーベースカバー(111)と、前記メンテナンスリッド(112,113)の後側に配置された前記インナーアッパーカバー(115)との間で締結されることを特徴とする鞍乗り型車両のインナーカバー締結構造。
  2. 前記フロントウインカー(74)は、フロントカバー(51)に左右一対に設けられており、前記インナーベースカバー(111)の上部には、前記フロントウインカー(74)のバルブメンテナンスのためのメンテナンス開口(111c)が左右一対に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両のインナーカバー締結構造。
  3. 前記メンテナンスリッド(112,113)は、前記インナーベースカバー(111)に締結される被締結部(112c,113c)を備え、前記被締結部(112c,113c)は、前記メンテナンスリッド(112,113)の内側縁部に設けられた内側ベース面(112h)よりも後方に突出していることを特徴とする請求項に記載の鞍乗り型車両のインナーカバー締結構造。
  4. 前記メンテナンスリッド(112,113)の前記被締結部(112c,113c)は、前輪(13)を操舵するハンドル(34)を覆うハンドルカバー(53)よりも下方で、乗員が座るシート(22)よりも上方に位置することを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両のインナーカバー締結構造。
  5. 前記インナーアッパーカバー(115)は、前記インナーベースカバー(111)に着脱可能に取付けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の鞍乗り型車両のインナーカバー締結構造。
  6. 前記メンテナンスリッド(112,113)は、前記被締結部(112c,113c)と、前記インナーアッパーカバー(115)に係合される被係合部(133a,133b)とを備えることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のインナーカバー締結構造。
  7. 前記インナーアッパーカバー(115)は、前記メンテナンスリッド(112,113)に係合する左右一対の係合部(137a,137b)を備え、前記被締結部(112c,113c)は、左右一対設けられ、左右の前記係合部(137a,137b)よりも車幅方向内側に配置されていることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のインナーカバー締結構造。
  8. 前記係合部(137a,137b)は、上下に隔てて一対設けられ、前記被締結部(112c,113c)は、前記係合部(137a,137b)の一方の近傍に配置されていることを特徴とする請求項7に記載の鞍乗り型車両のインナーカバー締結構造。
  9. 前記インナーベースカバー(111)は、前記被締結部(112c,113c)を締結するベースカバー締結部(111t,111t)を備え、前記被締結部(112c,113c)は、前記ベースカバー締結部(111t,111t)の背面に対して垂直に指向することを特徴とする請求項3乃至8のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のインナーカバー締結構造。
  10. 前記インナーロアカバー(111a)は、上縁(111b)が上方に凸となるように湾曲しており、前記上縁(111b)よりも下方に、荷物を掛ける荷掛けフック(116)が取付けられていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のインナーカバー締結構造。
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