JP6982151B1 - エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
〈第1実施形態によるエレベータ制御装置を用いたエレベータの構成〉
本発明の第1実施形態によるエレベータ制御装置を用いたエレベータの構成について、図1を参照して説明する。
本実施形態によるエレベータ1Aの動作について説明する。図3は、エレベータ1Aの動作中にエレベータ制御装置5Aで実行される処理を示すフローチャートである。
〈第2実施形態によるエレベータ制御装置を用いたエレベータの構成〉
本発明の第2実施形態によるエレベータ1Bの構成は、第1実施形態で説明したエレベータ1Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。本実施形態においてエレベータ制御装置5Bの次停止階判定部56Bは、第1実施形態と同様に運転切替階床を認識し、乗りかご3が運転切替階床に停止したことを検知すると、残りの停止候補階床のうち、最も早くホール呼びが登録された階床との間のホール呼びに応答しないようにして乗りかご3の次停止階を判定する。
本実施形態によるエレベータ1Bの動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。本実施形態において、ステップS1〜S7で実行する処理は、第1実施形態で説明した処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
〈第3実施形態によるエレベータ制御装置を用いたエレベータの構成〉
本発明の第3実施形態によるエレベータ1Cの構成は、第1実施形態で説明したエレベータ1Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。本実施形態においてエレベータ制御装置5Cの次停止階判定部56Cは、第1実施形態と同様に運転切替階床を認識し、乗りかご3が運転切替階床に停止したことを検知したときに、残りの停止候補階床の中に、この時点のかご内利用者数とホール利用者数との合計が第1かご内人数閾値を超えない状態になった階床があると判断すると、該当する階床のうち、最も乗りかご3に近い階床を次停止階として判定する。
本実施形態によるエレベータ1Cの動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。本実施形態において、ステップS1〜S7で実行する処理は、第1実施形態で説明した処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
〈第4実施形態によるエレベータ制御装置を用いたエレベータの構成〉
本発明の第4実施形態によるエレベータ1Dの構成は、第1実施形態で説明したエレベータ1Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。本実施形態においてエレベータ制御装置5Dの閾値情報記憶部51Dは、さらに、予め設定された最大定員よりも少ないが実利用上で満員状態となるかご内利用者数の最小値を第2かご内人数閾値として記憶する。また、かご内利用者数が第1かご内人数閾値よりも多い場合にホールから乗り込みが期待できる人数の最大値を乗り込み人数閾値として記憶する。ここで、「実利用上で満員状態となるかご内利用者数」とは、最大定員より少ないが、新たに利用者が乗り込んだ実績がないかご内利用者数である。
本実施形態によるエレベータ1Dの動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。
〈第5実施形態によるエレベータ制御装置を用いたエレベータの構成〉
本発明の第5実施形態によるエレベータ1Eは、図7に示すように、エレベータ制御装置5Eが非乗り込み回数計数部58を有する他は、第1実施形態で説明したエレベータ1Aと同様の構成を有するため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態によるエレベータ1Eの動作について、図8のフローチャートを参照して説明する。本実施形態において、ステップS21〜S27で実行する処理は、第4実施形態で説明した処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。ステップS27において次停止階判定部56Cが、停止候補階床のうち、ホール利用者数検出部54で検出されたホール利用者数が乗り込み人数閾値以下の階床があると判定すると(S27の「YES」)、該当する階床のうち、非乗り込み回数計数部58で計数された値が所定値未満の階床があるか否かを判定する(S29)。
Claims (6)
- 建物に設置されたエレベータの乗りかごに関して、予め設定された最大定員よりも少なく、新たに乗り込む人数が1人以上且つ所定の乗り込み人数閾値以下となる可能性が所定値以上となるかご内利用者数の最小値を第1かご内人数閾値として記憶する閾値情報記憶部と、
前記乗りかご内のかご内利用者数を検出するかご内利用者数検出部と、
前記建物内の各階床のエレベータホールのホール利用者数を検出するホール利用者数検出部と、
前記かご内利用者数検出部で検出されたかご内利用者数が前記第1かご内人数閾値未満であるときに、現在の乗りかごの運転方向側にあり運転方向と同方向のホール呼びが登録されている階床を停止候補階床として認識し、当該かご内利用者数と、全停止候補階床のホール利用者数との合計が前記第1かご内人数閾値以上であるときに、前記停止候補階床のホール呼びに順次応答した場合にかご内利用者数が前記第1かご内人数閾値を超えない、現在の前記乗りかご位置から最も離れた階床を運転切替階床として認識し、前記乗りかごが前記運転切替階床に停止したことを検知すると、残りの停止候補階床のうち、ホール利用者数が最大の階床との間のホール呼びに応答しないようにして前記乗りかごの次停止階を判定する次停止階判定部と
を備えることを特徴とするエレベータ制御装置。 - 建物に設置されたエレベータの乗りかごに関して、予め設定された最大定員よりも少なく、新たに乗り込む人数が1人以上且つ所定の乗り込み人数閾値以下となる可能性が所定値以上となるかご内利用者数の最小値を第1かご内人数閾値として記憶する閾値情報記憶部と、
前記乗りかご内のかご内利用者数を検出するかご内利用者数検出部と、
前記建物内の各階床のエレベータホールのホール利用者数を検出するホール利用者数検出部と、
前記かご内利用者数検出部で検出されたかご内利用者数が前記第1かご内人数閾値未満であるときに、現在の乗りかごの運転方向側にあり運転方向と同方向のホール呼びが登録されている階床を停止候補階床として認識し、当該かご内利用者数と、全停止候補階床のホール利用者数との合計が前記第1かご内人数閾値以上であるときに、前記停止候補階床のホール呼びに順次応答した場合にかご内利用者数が前記第1かご内人数閾値を超えない、現在の前記乗りかご位置から最も離れた階床を運転切替階床として認識し、前記乗りかごが前記運転切替階床に停止したことを検知すると、残りの停止候補階床のうち、最も早くホール呼びが登録された階床との間のホール呼びに応答しないようにして前記乗りかごの次停止階を判定する次停止階判定部と
を備えることを特徴とするエレベータ制御装置。 - 前記次停止階判定部は、前記かご内利用者数検出部で検出されたかご内利用者数が前記第1かご内人数閾値未満であるときに、現在の乗りかごの運転方向側にあり運転方向と同方向のホール呼びが登録されている階床を停止候補階床として認識し、前記かご内利用者数検出部で検出されたかご内利用者数と、全停止候補階床のホール利用者数との合計が前記第1かご内人数閾値以上であるときに、前記停止候補階床のホール呼びに順次応答した場合にかご内利用者数が前記第1かご内人数閾値を超えない、現在の前記乗りかご位置から最も離れた階床を運転切替階床として認識し、前記乗りかごが前記運転切替階床に停止したことを検知したときに、残りの停止候補階床の中に、この時点のかご内利用者数とホール利用者数との合計が前記第1かご内人数閾値を超えない状態になった階床があると判断すると、該当する階床のうち、最も前記乗りかごに近い階床を次停止階として判定する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ制御装置。 - 前記閾値情報記憶部は、さらに、予め設定された最大定員よりも少ないが実利用上で満員状態となるかご内利用者数の最小値を第2かご内人数閾値として記憶し、前記かご内利用者数が前記第1かご内人数閾値よりも多い場合にホールから乗り込みが期待できる人数の最大値を乗り込み人数閾値として記憶し、
前記次停止階判定部は、前記かご内利用者数検出部で検出されたかご内利用者数が前記第2かご内人数閾値以上のときには、登録されたホール呼びに応答せず、当該かご内利用者数が前記第2かご内人数閾値よりも少なく、前記第1かご内人数閾値以上であるときに、現在の乗りかごの運転方向側にあり運転方向と同方向のホール呼びが登録されている階床を停止候補階床として認識し、認識した停止候補階床のうち、前記ホール利用者数検出部で検出されたホール利用者数が前記乗り込み人数閾値以下であり現在の前記乗りかご位置から最も近い階床を前記乗りかごの次停止階として判定する
ことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のエレベータ制御装置。 - 前記次停止階判定部は、前記かご内利用者数検出部で検出されたかご内利用者数が前記第2かご内人数閾値よりも少なく、前記第1かご内人数閾値以上であるときに、認識した停止候補階床のうち、前記ホール利用者数検出部で検出されたホール利用者数が前記乗り込み人数閾値以下であり、所定時間内に、前記乗りかごが戸開しても利用者が乗り込まなかった回数が所定値未満の階床であり、現在の前記乗りかご位置から最も近い階床を前記乗りかごの次停止階として判定する
ことを特徴とする請求項4に記載のエレベータ制御装置。 - 建物に設置されたエレベータの乗りかごに関して、予め設定された最大定員よりも少なく、新たに乗り込む人数が1人以上且つ所定の乗り込み人数閾値以下となる可能性が所定値以上となるかご内利用者数の最小値を第1かご内人数閾値として記憶する閾値情報記憶ステップと、
前記乗りかご内のかご内利用者数を検出するかご内利用者数検出ステップと、
前記建物内の各階床のエレベータホールのホール利用者数を検出するホール利用者数検出ステップと、
前記かご内利用者数検出部で検出されたかご内利用者数が前記第1かご内人数閾値未満であるときに、現在の乗りかごの運転方向側にあり運転方向と同方向のホール呼びが登録されている階床を停止候補階床として認識し、当該かご内利用者数と、全停止候補階床のホール利用者数との合計が前記第1かご内人数閾値以上であるときに、前記停止候補階床のホール呼びに順次応答した場合にかご内利用者数が前記第1かご内人数閾値を超えない、現在の前記乗りかご位置から最も離れた階床を運転切替階床として認識し、前記乗りかごが前記運転切替階床に停止したことを検知すると、残りの停止候補階床のうち、ホール利用者数が最大の階床との間のホール呼びに応答しないようにして前記乗りかごの次停止階を判定する次停止階判定ステップと
を有することを特徴とするエレベータ制御方法。
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