JP6404406B1 - エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の一態様としてのエレベータ制御装置は、運転制御部と、区間決定部と、を備える。運転制御部は、エレベータの利用の停止中に、エレベータの定格速度よりも遅い第1速度による第1運転診断を行うようにエレベータを制御する。区間決定部は、第1運転診断においてエレベータの異常が検知されなかった階床間を示す第1正常区間から、エレベータの利用が再開された時のエレベータのかごが昇降する階床間を示す利用再開区間を決定する。そして、運転制御部は、エレベータの利用が再開された場合に、利用再開区間において、かごが昇降するようにエレベータを制御する。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の一実施形態に係るエレベータの一例を示す図である。図1の例では、エレベータ制御装置100と、かご201と、釣合い重り202と、主ロープ203と、巻上機204と、そらせ車205と、昇降ケーブル206と、情報提供器207と、乗り場208と、ドア209と、昇降路210と、状況情報提供機(地震感知器)211と、位置情報提供機(位置検知機)212と、が示されている。
図3は、診断前確認のフローチャートである。地震時管制運転によりかご201が停止した後に、利用者が救出されていることが確認された場合(S201のYES)は、次の確認に移る。当該確認は、監視員からの確認結果を状況情報取得部101などが受け付けることにより、行われてもよい。あるいは、かご201内のカメラによる画像、かご201内のセンサによる温度などの計測値から、かご201内の人の有無が判断されてもよい。
図4は、低速運転診断のフローチャートである。まず、運転制御部104は、かご201が昇降路210の終端階、つまり、最下階または最上階に移動するように制御する(S301)。その際、着床に問題ないことが確認されてもよい。なお、昇降路210の終端階に移動せず、その場から低速運転診断が行われてもよい。つまり、終端階ではない階床から自動運転診断が行われてもよい。
図6は、高速運転診断のフローチャートである。低速運転診断の終了時には、かご201は低速運転正常区間の一方の終端階に位置する。運転制御部104は、かご201が低速運転正常区間を高速で往復するように制御する(S401)。異常が検知されずに、かご201が往復した場合(S402のNO)は、区間決定部107が低速運転正常区間を高速運転正常区間と決定する(S403)。
図8は、ドア開閉診断のフローチャートである。高速運転診断が終了時には、かご201は低速運転正常区間の一方の終端階に位置する。その階床から他方の終端階に向かう方向にある次の階床にかご201が移動するよう制御する(S501)。エレベータのかご201が目的の階床にて停止し、当該階床のドア209の開閉が確認される(S502)。
図9は、仮復旧運転のフローチャートである。所定の自動運転診断が完了し、仮復旧運転を行うことができる場合に当該処理が行われる。ここでは、図2に示した通り、低速運転正常区間がある場合に、仮復旧運転が可能としている。まず、利用範囲決定部105が自動診断運転の結果に基づき利用範囲を決定する(S601)。具体的には、区間決定部107が、低速運転正常区間から利用再開区間を決定する。なお、利用再開階床は、ドア開閉診断により、既に決定されている。
Claims (10)
- エレベータの運転を制御する運転制御部と、
前記エレベータのかごが昇降する階床間を決定する区間決定部と、
を備え、
前記運転制御部が、前記エレベータの定格速度よりも遅い第1速度による第1運転診断を行うように前記エレベータを制御し、
前記運転制御部が、前記第1運転診断において前記エレベータの異常が検知されなかった階床間を示す第1正常区間において、前記第1速度よりも速い第2速度による第2運転診断を行うように前記エレベータを制御し、
前記第2運転診断にて異常が検知された場合に、前記区間決定部が、前記第1運転診断において前記エレベータの異常が検知されなかった階床間を示す第1正常区間のうち、前記第2運転診断において前記エレベータの異常が検知されなかった階床間を示す第2正常区間を、前記エレベータのかごが昇降する階床間を示す利用区間と決定し、
前記運転制御部が、前記利用区間において、前記かごが昇降するように前記エレベータを制御する
エレベータ制御装置。 - エレベータの運転を制御する運転制御部と、
前記エレベータのかごが昇降する階床間を決定する区間決定部と、
を備え、
前記運転制御部が、前記エレベータの定格速度よりも遅い第1速度による第1運転診断を行うように前記エレベータを制御し、
前記運転制御部が、前記第1運転診断において前記エレベータの異常が検知されなかった階床間を示す第1正常区間において、前記第1速度よりも速い第2速度による第2運転診断を行うように前記エレベータを制御し、
前記第2運転診断にて異常が検知された場合に、前記区間決定部が、前記第1正常区間を前記エレベータのかごが昇降する階床間を示す利用区間と決定し、
前記運転制御部が、前記エレベータの利用の再開時において、前記第1正常区間のうち、前記第2運転診断において前記エレベータの異常が検知されなかった階床間を示す第2正常区間においては前記第2速度にて、前記第1正常区間のうちの前記第2正常区間以外の階床間においては前記第1速度にて、前記エレベータが運転するように制御する
エレベータ制御装置。 - 前記第1正常区間における前記第2運転診断にて異常が検知されなかった場合に、前記区間決定部が、前記第1正常区間を前記利用区間とする
請求項1または2に記載のエレベータ制御装置。 - 前記運転制御部が、少なくとも、前記かごが定格速度よりも遅い速度にて運転している旨または前記かごが速度を切り替えて運転している旨に関する情報を出力するように、前記エレベータを制御する
請求項2に記載のエレベータ制御装置。 - 前記エレベータの利用が再開された時の利用可能な階床を示す利用再開階床を決定する階床決定部
をさらに備え、
前記運転制御部が、前記利用区間の各階床において、ドア開閉診断を行うように前記エレベータを制御し、
前記階床決定部が、前記利用区間における前記ドア開閉診断の結果に基づき、前記利用再開階床を決定する
請求項1ないし4のいずれか一項に記載のエレベータ制御装置。 - エレベータの運転を制御する運転制御部と、
前記エレベータのかごが昇降する階床間を決定する区間決定部と、
を備え、
前記運転制御部が、前記エレベータの定格速度よりも遅い第1速度による第1運転診断を行うように前記エレベータを制御し、
前記区間決定部が、前記第1運転診断において前記エレベータの異常が検知されなかった階床間を示す第1正常区間から、前記エレベータのかごが昇降する階床間を示す利用区間を決定し、
前記運転制御部が、前記利用区間において、前記かごが昇降するように前記エレベータを制御する
エレベータ制御装置であって、
前記エレベータ制御装置が少なくとも第1エレベータおよび第2エレベータを制御している場合において、前記第1エレベータの利用再開階床と前記第2エレベータの利用再開階床に共通する階床があるときは、
前記運転制御部が、前記第1エレベータおよび前記第2エレベータの利用の再開時において、前記第1エレベータおよび前記第2エレベータの乗り換えを前記共通する階床において行うことができる旨の情報を出力するように、前記第1エレベータおよび前記第2エレベータを制御する
エレベータ制御装置。 - 前記かごの位置に関する情報を取得する位置情報取得部と、
前記エレベータの状態に関する情報から、前記エレベータの異常を検知する異常検知部と、
をさらに備える請求項1ないし6のいずれか一項に記載のエレベータ制御装置。 - エレベータの定格速度よりも遅い第1速度による第1運転診断を行うステップと、
前記第1運転診断において前記エレベータの異常が検知されなかった階床間を示す第1正常区間において、前記第1速度よりも速い第2速度による第2運転診断を行うステップと、
前記第2運転診断にて異常が検知された場合に、前記第1正常区間のうち、前記第2運転診断において前記エレベータの異常が検知されなかった階床間を示す第2正常区間を、前記エレベータの利用が再開された時の前記エレベータのかごが昇降する階床間を示す利用区間と決定するステップと、
前記エレベータの利用が再開された場合に、前記利用区間において、前記かごが昇降するように前記エレベータを制御するステップと、
を備えるエレベータ制御方法。 - エレベータの定格速度よりも遅い第1速度による第1運転診断を行うステップと、
前記第1運転診断において前記エレベータの異常が検知されなかった階床間を示す第1正常区間において、前記第1速度よりも速い第2速度による第2運転診断を行うステップと、
前記第2運転診断にて異常が検知された場合に、前記第1正常区間を前記エレベータの利用が再開された時の前記エレベータのかごが昇降する階床間を示す利用区間と決定するステップと、
前記エレベータの利用が再開された場合に、前記第1正常区間のうち、前記第2運転診断において前記エレベータの異常が検知されなかった階床間を示す第2正常区間においては前記第2速度にて、前記第1正常区間のうちの前記第2正常区間以外の階床間においては前記第1速度にて、前記エレベータが運転するように制御するステップと、
を備えるエレベータ制御方法。 - エレベータの定格速度よりも遅い第1速度による第1運転診断を行うように前記エレベータを制御するステップと、
前記第1運転診断において前記エレベータの異常が検知されなかった階床間を示す第1正常区間から、前記エレベータのかごが昇降する階床間を示す利用区間を決定するステップと、
前記利用区間において、前記かごが昇降するように前記エレベータを制御するステップと、
を備えるエレベータ制御方法であって、
少なくとも第1エレベータおよび第2エレベータを制御している場合において、前記第1エレベータの利用再開階床と前記第2エレベータの利用再開階床に共通する階床があるときは、
前記第1エレベータおよび前記第2エレベータの利用の再開時において、前記第1エレベータおよび前記第2エレベータの乗り換えを前記共通する階床において行うことができる旨の情報を出力するステップ
をさらに備えるエレベータ制御方法。
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